JP4196291B2 - トンネル先受け工法 - Google Patents
トンネル先受け工法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4196291B2 JP4196291B2 JP2004168385A JP2004168385A JP4196291B2 JP 4196291 B2 JP4196291 B2 JP 4196291B2 JP 2004168385 A JP2004168385 A JP 2004168385A JP 2004168385 A JP2004168385 A JP 2004168385A JP 4196291 B2 JP4196291 B2 JP 4196291B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground
- pipe
- freezing
- injection
- tunnel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
AGF工法は、汎用機械であるドリルジャンボで削孔して、側部に注入孔を備える複数のAGF鋼管を切羽前方にアーチを構成するように挿入し、AGF鋼管から地山に注入材を注入して、AGF鋼管の周囲の地山に対して改良体を形成するものである。
AGF工法は、比較的安価に施工できるものの、軟弱な地山に対しては、均質的な改良体を形成できない場合があり、そのために隣接する鋼管の間で小規模の崩落現象を起こす場合があった。
そのような問題を改善するため、例えば、特許文献1には、鋼管から地山へシールドグラウトを注入して改良体を形成し、その後、シールドグラウトを破りながら、浸透注入用グラウトを注入し、均質な改良体を造成するAGF工法が記載されている。
特許文献1に記載の技術では、複数回、注入材を注入することで、均質的な改良体を形成できるものの、改良体がAGF鋼管の周囲に限られるため、大規模な地盤改良はできないため、地山に湧水性地盤が含まれる場合には止水困難となるという問題がある。したがって、別途湧水対策を施す必要があるという問題がある。
近年、地下の有効利用のため、沖積層、洪積層が複雑に入り組んだ都市部の地下に山岳トンネルを構築する要求が強まっていることから、このような都市部地下の施工で湧水性地盤に遭遇することが多くなっている。そのため、湧水対策を行うにも、地上には幹線道路や密集した建物があるので、地上からの対策工が困難であることが多い。
したがって、湧水性地盤に遭遇した場合にも有効な湧水対策を行うことができるトンネル先受け工法が強く求められている。
この発明によれば、地盤改良のために注入材を地山に注入する管部材に、湧水性地盤である領域では、冷凍手段を挿入し地盤を凍結する。そのため、非湧水性地盤の地山領域では、注入材による地盤改良を行って天端安定対策を行い、湧水性地盤の地山領域では、凍結工法により湧水を阻止する湧水対策を行うことができる。その際、冷凍手段を管部材内に挿入して凍結を行うので、それぞれの施工をトンネル内部から連続的に行うことができる。
この発明によれば、地山に挿入する管部材を地盤の湧水性に応じて、注入孔を有する注入管と注入孔を有しない凍結管とを選択的に継ぎ代えて挿入するので、地盤凍結が必要な範囲に安価な凍結管を用いることができる。
この発明によれば、湧水性地盤に配置された凍結管内に、冷却材流路から冷却材を送り込んで循環させ、凍結管を介して周囲の地盤を冷却・凍結することができる。
また、その凍結管以外の管部材に対しては、断熱部材で冷却材流路を断熱するので、冷却効率を高めることができ、管部材が長尺であっても、施工が容易となる。また、凍結完了後、その後方の管部材内は冷却されないので、続けて地盤改良を行うことができ、効率的な施工が行える。
この発明によれば、冷凍手段が、冷却材を内部に循環する吸熱ユニットを管部材内に移動可能に設けるから、管部材内の適宜の位置に吸熱ユニットを配置することで管部材を冷却し、その周囲の湧水性地盤の冷却・凍結を行うことができる。
また冷却材が吸熱ユニットの内部で循環するので、回収が容易となり、残存する冷却材の後処理が不要となるので、次工程への切替を迅速に行うことができる。
また、その凍結管以外の管部材に対しては、断熱部材で冷却材流路を断熱するので、冷却効率を高めることができ、管部材が長尺であっても、施工が容易となる。また、凍結完了後、その後方の管部材内は冷却されないので、続けて地盤改良を行うことができ、効率的な施工が行える。
この発明によれば、注入材を注入した管部材の少なくとも後端側を充填材で閉塞するので、冷凍手段を挿入する管部材の先端側を閉じることができ、必要な範囲の地盤を効率的に凍結することができる。
本発明の実施形態に係るトンネル先受け工法について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るトンネル先受け工法で施工中のトンネル切羽前方の様子を模式的に示すトンネル延設方向に沿った断面図である。図2(a)、(b)は、それぞれ図1におけるA−A、B−B断面図である。
本工法により形成された先受け工の一例について説明する。
本工法が適用できる地山は、図1に示すように、例えば、既設トンネル先端部3の切羽3aの前方(図示左側)に、上総層群からなり土質が安定した非湧水性地盤1と、地下水水位の下方に位置する沖積層、洪積層などの軟弱な地盤からなる湧水性地盤2が入り組んで分布している。
そのため、既設トンネル先端部3からトンネル5(図示破線)を延設する際に、一部のトンネル掘削領域が湧水性地盤2を横断することになる。このような状況は、例えば、都市部の地下にトンネルや地下構造物を設ける場合に遭遇しやすいものである。そして、ボーリング調査などによって、湧水性地盤2の位置は正確に把握できるものの、地上部にはすでに道路や建物が密集していることが多く、地上からの湧水対策施工が困難である場合が多い。
またトンネルの延設方向に直交する断面には、有孔鋼管4A、凍結管4Bが、それぞれ図2(a)、(b)に示すように、トンネル5の天端をアーチ状に適宜のピッチで覆うように並列して配置され、それらの間に隙間なく改良体6、凍土7が形成されている。
ここで、区間L1、L3は、非湧水性地盤1の範囲内に設けられる。一方、凍結管4Bが挿入され凍土7が形成される区間L2は、湧水性地盤2を横断して、両端がわずかに非湧水性地盤1にかかるように設定される。その結果、湧水性地盤2から発生する湧水が凍土7で凍結するので下方へ浸透することがなくなり、トンネル5の施工時の湧水が防止される。
本工法の概略工程は、管部材打設工程、改良体造成工程、凍結前処理工程、および凍結工程からなる。
図3(a)、(b)、(c)は、本発明の実施形態に係るトンネル先受け工法の各工程を順次説明するためのトンネル延設方向に沿う断面説明図である。図4(d)、(e)は、同じく図3に続く工程を説明するための断面説明図である。また図4(f)は、図4(e)におけるC−C断面図である。
なお、図3(a)、(b)、(c)、図4(d)、(e)において、図示の左右方向は、図1の左右方向と一致している。すなわち、図示では省略しているが、図示右側に図1の既設トンネル先端部3が設けられている。
まず切羽3aから、トンネル5の掘削領域の上方に有孔鋼管4Aを長さL1だけ打設し、それに継ぎ代えて凍結管4Bを長さL2だけ打設し、それに継ぎ代えて有孔鋼管4Aを長さL3だけ打設することにより、1本の先受け工を地山に挿入する。そして、切羽3aにおいて最初の打設位置から適宜間隔を開けて、同様に他の先受け工を打設し、図2(a)に示すように、トンネル5の天端側にアーチを形成するように順次打設していく。
また打設長さは、通常、従来のAGF工法で用いられる長さと同等以上とする。例えば、50〜100m程度とすることができる。ただし、湧水性地盤2を横切る場合には、図1に示すように、少なくとも先端部が非湧水性地盤1の領域に達する長さとすることが好ましい。
また打設角度は、図1ではトンネル延設方向にわずかに上向きの浅い角度としているが、従来のAGF工法でも行われるように、次の管部材打設工程の作業スペースを確保するためにより大きな傾斜角度としてもよい。
このような打設は、既設トンネル先端部3から、例えばドリルジャンボなどを配置して行うことができる。すなわち、例えばPCD(Pipe Casting Drill)ビットなどで削孔しつつ、削孔部に管部材を挿入し、打設終了後、PCDビットを閉じて、管部材内を通じてビットを回収する。ただし、例えば超長尺の場合など、必要に応じて専用の打設機械を用いてもよいことは言うまでもない。
なお、注入孔4aは、貫通孔であってもよいが、有孔鋼管4Aの外周の地山側からの流体の逆流を防止できるように逆流防止弁などを設けておいてもよい。
一方、端部には、有孔鋼管4Aおよび他の凍結管4Bと接続可能な接続部4bが設けられており、有孔鋼管4Aと同様に継ぎ足し、継ぎ代えを行うことができる。
まず、有孔鋼管4Aの先端開口から前方の地山に注入材9を注入して改良体6を造成する(図3(a)参照)。この造成は、適宜に注入手段により行うことができる。例えば、管部材打設工程で用いるドリルジャンボなどの先端に注入孔を備えるようにして、削孔完了後、機械を入れ替えずに注入材9を注入してもよいし、後述する注入手段8の先端に制御可能な弁付きの注入孔を設けておいてもよい。
この工程は、アーチ状に打設されたすべての区間L1の有孔鋼管4Aに対して順次または同時に行う。
パッカー8a、8bは、その間に注入孔4aを挟むことができるように所定距離だけ離して平行に設けられ、それぞれ有孔鋼管4Aの内径部に液密に摺接することにより、パッカー8a、8b、有孔鋼管4Aとで囲まれた空間である内室20を形成する部材である。
内管8cは、注入材圧送装置から供給される注入材9を送出する管路を形成するもので、先端がパッカー8aに接続されて閉塞され、パッカー8bの中間部を貫通する状態でパッカー8bと固定され、有孔鋼管4A、凍結管4B内を通って既設トンネル先端部3まで延されている。
内管8cのうち、内室20の部分には、注入材9を吐出するための吐出口8dが設けられている。
注入材9は、非湧水性地盤1の土質や必要な強度に応じて、適宜の地盤改良材を用いることができる。例えば、セメント系やウレタン系の注入材が採用できる。
このため、注入手段8が固定された位置では、内管8cを通して圧送された注入材9が吐出口8dから内室20に吐出され、注入孔4aを通して、非湧水性地盤1に注入される。非湧水性地盤1に注入された注入材9は、注入圧に応じて非湧水性地盤1内に浸透し改良体6が造成される。
この注入手段8は、2重管ダブルパッカー方式のため部分注入を行うので、有孔鋼管4Aが長尺となっても注入圧を制御しやすいという利点がある。
また、注入量や注入材9の種類などを、有孔鋼管4Aの長手方向に沿って可変することもできる。そうすれば、例えば、有孔鋼管4Aの長手方向に沿って土質などが変化する場合など、その変化に応じて良質の改良体6を造成することが可能となるという利点がある。
そして、次工程で凍結管4B内を閉空間とするために、図4(d)に示すように有孔鋼管4Aの後端部または凍結管4Bの先端部に、例えばグラウトなどからなる充填材10を充填して、有孔鋼管4Aの後端部または凍結管4Bの先端部を閉塞する。
ここで、充填材10は、いったん注入手段8を撤去してから、充填装置を導入して充填するようにしてもよいし、注入手段8の前方に制御可能な弁付きの吐出口を備える場合には、注入手段8により充填することができる。
あるいは、注入手段8を鋼管内に残すことで閉塞し、パッカー8bの後方の内管8cのみ撤去するようにしてもよい。
本工程により、凍土7で覆われた複数の凍結管4Bによるルーフが形成されるため、凍結管4Bと凍結した地山と一体化して強度を発揮し天端を安定させることができるとともに、凍土7の上方の地下水が凍土7の下方に浸透できなくなるため、凍結管4Bの下方への湧水を防止することができる。
なお、湧水性地盤2は、砂質土であれば凍結強度が大きくて好ましいが、粘性土であっても、例えば凍結管4Bの配設ピッチや凍結範囲などを適切に設定することにより十分な凍結強度が期待できる。
そして、冷却材15を凍結管4B内部に送る側の内管13Aの先端は、充填材10の近傍に配置され、凍結管4B内部の冷却材15を回収する戻り側の内管13Bの先端は、パッカー12の近傍に設けられる。
このように配置することにより、冷却材15が、図示矢印のように、充填材10で形成される壁体に向けて送り出され、その壁体に沿って放射状に凍結管4Bの内周面に向い、凍結管4Bの内周面に沿って凍結管4Bの長手方向に流れて、内管13Bの先端開口に吸い込まれる効率的な定常流を形成できるようになっている。
冷却材15は、例えば、不凍液(ブライン)などを好適に採用できる
そこで、有孔鋼管4A前方への注入は省略し、注入孔4aからの注入から開始する。
このようにして、既設トンネル先端部3まで改良体造成工程を行うことにより、本実施形態に係るトンネル先受け工法が終了する。
そして、以上により設けた改良体6、凍土7がそれぞれ十分な強度が発現するタイミングで、トンネル5を掘削していくことで、天端安定対策と湧水対策とが施された状態で、安全にトンネル掘削を進めることができる。
図5は、本発明の実施形態の変形例に係るトンネル先受け工法の凍結工程について説明するための断面説明図である。
本変形例では、上記実施形態の凍結工程に冷凍装置11に代えて、冷凍装置16(冷凍手段)を用いる。
冷凍装置16は、冷凍装置11のパッカー12に代えて、凍結管4Bの内面に近接して挿入可能な円筒状で、内部に冷却材15を液密に保持する吸熱ユニット17を備え、吸熱ユニット17の円筒底部に内管13A、13Bを挿入して固定したものである。そして、吸熱ユニット17から既設トンネル先端部側に延びる内管13A、13Bは、冷凍装置11と同様に断熱材14で覆われている。
吸熱ユニット17は、熱伝導性のよい金属で構成される。
このような構成により、吸熱ユニット17内部に冷却材15を循環させ、吸熱ユニット17の表面から吸熱することができる。したがって、吸熱ユニット17を凍結管4Bの適宜位置に配置して吸熱を続けることで、凍結管4Bおよびその周囲を冷凍することができる。そして、吸熱ユニット17を移動させれば、冷凍範囲を移動させることができる。また、冷却材15が吸熱ユニット17内に封止されているから、冷凍装置16の撤去後に冷却材15を除去するといった手間を省くことができる。
まず管部材打設工程、改良体造成工程を上記と同様に行う。
凍結前処理工程は、必要に応じて、前工程で凍結管4B、有孔鋼管4A内に残存する注入材9などを洗浄・除去するのみで、充填材10による閉塞は行わない。
吸熱ユニット17により、残存する注入材9が冷却材15に混入する恐れはないから、注入材9の洗浄・除去は、吸熱ユニット17を移動設置できる程度に行えば十分である。
吸熱ユニット17の周囲は、空気や水で覆われていてもよい。ただし、凍結管4Bと吸熱ユニット17とを一体化しておけば、熱伝導性および強度の面で有利である。この場合は、吸熱ユニット17の外周面からグラウト注入できるようにグラウト管を設けておくとよい。
凍結終了後、冷却材15を回収して、冷凍装置16を撤去するか、または吸熱ユニット17のみ残存させて、次の改良体造成工程を行う。
例えば、注入孔に圧力または温度に応じて開閉する弁が設けられ、改良体造成工程では、注入材により押し開かれ、凍結工程では、冷却材の圧力または温度では、管部材外部に漏出しないようになっていれば、注入孔を設けた管部材を湧水性地盤2の領域に用いることができる。
この場合、1種類の管部材のみでよいので簡素な施工となり、改良体造成工程、凍結工程を行う範囲を、管部材の打設後に可変できるという利点がある。
また、冷却手段として上記の変形例の吸熱ユニットを備えるものを採用する場合には、冷却材が外部に漏れないので、どのような注入孔を備えた管部材を用いることができる。
また、打設の支障とならなければ、例えば外周部に放熱フィンなどの付加形状を有する管部材としてもよい。
いずれの場合でも、効果的に冷却することができるので、施工効率を向上することができる。
2 湧水性地盤
4A 有孔鋼管(注入管)
4B 凍結管
4a 注入孔
4b 接続部
6 改良体
7 凍土
8 注入手段
8a、8b、12 パッカー
8c 内管
9 注入材
10 充填材
11、16 冷凍装置(冷凍手段)
13A、13B 内管(冷却材流路)
14 断熱材(断熱部材)
15 冷却材
17 吸熱ユニット
Claims (5)
- トンネル掘削領域の近傍に管部材を挿入し、該管部材の側部から地盤改良のための注入材を地山に注入して、天端を安定させるトンネル先受け工法であって、
前記管部材の挿入される地盤が湧水性地盤である地山領域では、前記注入材を注入する代わりに、前記管部材に地盤を凍結する冷凍手段を挿入して、地盤の凍結を行うことを特徴とするトンネル先受け工法。 - 前記管部材を地盤に挿入する際、該管部材の設置位置での地盤の湧水性に応じて、側部に前記注入材の注入孔を設けた注入管と、側部に前記注入孔を有しない凍結管とを選択的に継ぎ代えて挿入し、
先端側から順に、前記注入管が配置された領域に対しては、前記注入材を地山に注入し、前記凍結管が配置された領域に対しては、前記冷凍手段により地盤の凍結を行うことを特徴とする請求項1に記載のトンネル先受け工法。 - 前記冷凍手段が、前記凍結管内で冷却材を循環させる冷却材流路と、該冷却材流路を前記凍結管以外の前記管部材に対して断熱する断熱部材とを備えることを特徴とする請求項2に記載のトンネル先受け工法。
- 前記冷凍手段が、冷却材が内部に循環し前記管部材内を移動可能とされた吸熱ユニットと、該吸熱ユニット内で前記冷却材を循環させる冷却材流路と、該冷却材流路を前記管部材に対して断熱する断熱部材とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載のトンネル先受け工法。
- 前記冷凍手段の挿入に先立って、前記注入材を注入した管部材の少なくとも後端側を充填材で閉塞することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のトンネル先受け工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004168385A JP4196291B2 (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | トンネル先受け工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004168385A JP4196291B2 (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | トンネル先受け工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005344460A JP2005344460A (ja) | 2005-12-15 |
JP4196291B2 true JP4196291B2 (ja) | 2008-12-17 |
Family
ID=35497094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004168385A Expired - Fee Related JP4196291B2 (ja) | 2004-06-07 | 2004-06-07 | トンネル先受け工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4196291B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101929150A (zh) * | 2010-04-28 | 2010-12-29 | 中十冶集团有限公司 | 一种用于地基回填的冻结土融冻处理方法 |
CN105649000A (zh) * | 2016-01-13 | 2016-06-08 | 大连市市政设计研究院有限责任公司 | 隧道下穿冲沟反压回填浅埋暗挖施工方法 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103147453B (zh) * | 2013-03-22 | 2015-08-19 | 中交第一公路勘察设计研究院有限公司 | 多年冻土隧道边仰坡及路堑边坡截排水***及其施工方法 |
JP6594003B2 (ja) * | 2015-03-05 | 2019-10-23 | 西松建設株式会社 | シールドトンネル施工の凍結方法、及び凍結装置 |
JP7220959B2 (ja) * | 2020-04-01 | 2023-02-13 | 株式会社精研 | 地盤凍結工法、凍結管ユニット |
JP7398740B2 (ja) * | 2020-04-20 | 2023-12-15 | 大成建設株式会社 | 地盤改良方法と地盤改良システム |
CN112031814B (zh) * | 2020-09-17 | 2022-07-29 | 攀钢集团工程技术有限公司 | 一种穿越浅层大载荷公路的进洞施工方法 |
CN114198121B (zh) * | 2021-12-15 | 2023-12-19 | 中国电建集团贵阳勘测设计研究院有限公司 | 一种隧道施工用注浆装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS488083Y1 (ja) * | 1969-09-09 | 1973-03-02 | ||
JP2676013B2 (ja) * | 1989-06-09 | 1997-11-12 | 建設省土木研究所長 | トンネル掘削における地盤改良方法 |
JP2676012B2 (ja) * | 1989-06-09 | 1997-11-12 | 建設省土木建設所長 | トンネルの構築方法 |
JP2875091B2 (ja) * | 1992-02-20 | 1999-03-24 | 株式会社精研 | 限定凍結工法及びそれに使用する凍結管 |
JP2817085B2 (ja) * | 1993-09-03 | 1998-10-27 | 株式会社南工業 | 凍結工法 |
JP2000337078A (ja) * | 1999-05-28 | 2000-12-05 | Raito Kogyo Co Ltd | トンネル地山先受け工法 |
JP3602998B2 (ja) * | 2000-01-07 | 2004-12-15 | 鹿島建設株式会社 | トンネルの構築方法およびトンネル |
-
2004
- 2004-06-07 JP JP2004168385A patent/JP4196291B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101929150A (zh) * | 2010-04-28 | 2010-12-29 | 中十冶集团有限公司 | 一种用于地基回填的冻结土融冻处理方法 |
CN105649000A (zh) * | 2016-01-13 | 2016-06-08 | 大连市市政设计研究院有限责任公司 | 隧道下穿冲沟反压回填浅埋暗挖施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005344460A (ja) | 2005-12-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9708885B2 (en) | System and method for extracting energy | |
US9611608B2 (en) | Zone freeze pipe | |
KR100936471B1 (ko) | 배수 구조를 갖는 세그먼트에 의한 원형 지보공 구조체 및 이를 이용한 실드터널을 시공하는 방법 | |
JP4196291B2 (ja) | トンネル先受け工法 | |
KR101580961B1 (ko) | 터널 보강용 직천공 강관 동시 주입장치 및 주입공법 | |
KR20120004672A (ko) | 관형상 부재와, 이를 이용한 약액주입장치 및 약액주입방법 | |
CN105239606A (zh) | 一种深层地下空间的桩间冻结结构及施工方法 | |
KR100803351B1 (ko) | 지열에너지 이용을 위한 지중 열교환 시스템 | |
JP4296549B2 (ja) | 地中支保構造体およびその施工方法ならびにトンネル工法 | |
KR101088440B1 (ko) | 지열교환 파이프, 지열교환 시스템 및 그 시공방법 | |
JP3902515B2 (ja) | 熱交換井戸の掘削及び地中熱交換システムとその設置方法 | |
KR101807366B1 (ko) | 논리턴밸브조립체 삽입유도관 일체형의 오버랩 원통부재와 이를 이용한 주열식 차수벽 시공방법 | |
JP6587921B2 (ja) | 凍結管の施工方法 | |
JP5807096B2 (ja) | 地下構造物および地下構造物の断面構造 | |
JP4986031B2 (ja) | 低温岩盤貯槽 | |
KR101802597B1 (ko) | 공급관 결합챔버를 구비한 개방형 지중 열교환기 | |
JP2011231457A (ja) | 集水ボーリング孔の遮水方法とこれに用いる遮水具 | |
JP4536476B2 (ja) | 隔壁及び隔壁の構築方法 | |
KR102151268B1 (ko) | 지하수정호 결합 복합 지열시스템 및 그 성능 평가방법 | |
JP2008063787A (ja) | 液状化防止構造 | |
KR101714709B1 (ko) | 지열정 열교환시스템 및 그의 시공방법 | |
JP4442882B2 (ja) | エレメント管及び地中構造物の構築方法 | |
JP6775414B2 (ja) | 地盤掘削方法 | |
JP4511624B1 (ja) | 地中蓄熱装置造成工法、地中蓄熱装置及び地中蓄熱方法 | |
JP7041575B2 (ja) | 地下構造体の施工方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080812 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080819 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080917 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |