JP4193498B2 - 密封装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば高圧燃料噴射ポンプ用シール等の環境下でもシール性を発揮する密封装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ディーゼルエンジンやガソリンエンジン等において、低燃費や高出力等の性能向上を図るために、シリンダ内に高圧の燃料を直接噴射して燃焼させる筒内直接噴射方式のものが開発されている。
【0003】
そして、この様な筒内直接噴射方式のエンジンでは、燃料を高圧力に加圧するための高圧燃料ポンプが必要であり、この高圧燃料ポンプに高圧なシール性が要求される往復動用密封装置が使用されている。
【0004】
従来の密封装置としては、図4に示すようなものがある。図4に示す密封装置100は、燃料噴射を行うエンジンに使用される高圧燃料ポンプから軸方向に往復動する軸120の密封対象側である高圧側に供給される高圧燃料のシールを目的として採用されるものである。
【0005】
同図4に示すように、密封装置100は、軸部材120の外周面121に周設された環状溝122に収容され、この環状溝122の底面122aと、外郭部材130の筒状の内周面131との間で押しつぶされることによって発生する面圧により、両部材120,130の隙間を封止する。
【0006】
ここで、密封装置100の形状や大きさは、当該密封装置100が軸部材(環状溝の底面)および外郭部材(内周面)に対し所定の面圧を発生させるように、所定のつぶし代を見込んで設計される。
【0007】
このような密封装置100では、長期に亘る使用により、つぶし代が低下(クリープ)し、シール性が低下するといった問題があった。
【0008】
また、例えば図5に示すように、軸部材120の環状溝122と外郭部材130の内周面131とによって形成される空間S100で密封装置200にある程度の動きが許容されるような構造も知られている。このような構造では、軸部材120および外郭部材130の隙間に軸方向に沿って流体圧P100又は流体圧P200が付与されると、その流体圧の付与方向に向かって密封装置200が移動し、両部材120,130の隙間を封止するようになる(図5(a)および図5(b)を参照)。一般にこのような密封構造は、軸方向に沿って相対的に異なる運動をする軸部材120および外郭部材130の隙間を封止するために用いられる。ところが、この密封構造を、軸部材120および外郭部材130の軸方向に沿って両側から交互に流体圧が付与される条件下で採用すると、流体圧の付与される方向が切り替わる際に流体の漏れが発生する(図5(c)を参照。なお、図中の点線は、付与される流体圧がP100方向からP200方向に切り替わる際に発生する漏れの流路を示す)。すなわち、この場合も十分な密封性を確保するのが困難となっていた。
【0009】
このような問題に対し、例えば特許文献1には、図6(a)および図6(b)に示すように、軸方向に沿ってテーパ面を有する2つの環状部材を、各々のテーパ面を対峙させた状態で重ね合わせた密封装置が記載されている。
【0010】
このような密封装置300では、軸部材120および外郭部材130の隙間に、軸方向に沿って流体圧P100又は流体圧P200が付与されると、当該密封装置を構成する各環状部材340,350に対して軸部材120の径方向に力F10,F20が働くことで、密封装置300を構成する2つの環状部材340,350のうち一方の環状部材350の一部が、他方の環状部材340と外郭部材130の内周面131との間に適度に食い込む。これにより、密封装置300および軸部材120(環状溝122の底面122a)の間、また、密封装置300および外郭部材130(内周面131)の間に高い面圧が発生し、軸部材120および外郭部材130の隙間に高い密封性が確保される。
【0011】
【特許文献1】
実開昭63−008476号公報
【特許文献2】
実開昭56−101258号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図6に示すような密封装置300では、一方の環状部材350の一部が他方の環状部材340と外郭部材130の内周面131との間に食い込むようになるまで、軸部材120および外郭部材130が軸方向に沿った相対運動を暫し繰り返す必要がある。言い換えれば、密封装置300を軸部材120および外郭部材130の隙間に装着した後、使用初期の段階でその隙間に高い密封性を期待することができない。更に、環状部材350は環状溝122から突出する所定のつぶし代を有しているため、固定用シール部材以外(例えば回転用、往復動用、揺動用)に用いた場合、その使用に伴い徐々につぶし代が摩耗する。この結果、長期にわたって密封性を確保することができない。
【0013】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ゴムなどの低強度材が使用できないような環境下においてでも、環状隙間に、装着初期の段階から、長期に亘って高い密封性を保証することのできる密封装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、外郭部材と該外郭部材の筒状孔に装着される軸部材との環状隙間を封止すべく、前記外郭部材及び軸部材の一方に設けられた環状溝に装着される密封装置であって、いずれも前記環状隙間内において軸方向に移動可能に設けられ、かついずれも金属材料或いは樹脂材料からなる第1環状部材及び第2環状部材から構成され、これら第1環状部材と第2環状部材はそれぞれに設けられたテーパ状周面の一部が互いに接した状態で軸方向に並べて配置されると共に、第1環状部材における軸方向の両端面のうち第2環状部材が配置されている側の端面と第2環状部材に設けられたテーパ状周面の一部と封止面との間に隙間を有し、かつ、第2環状部材における軸方向の両端面のうち第1環状部材が配置されている側の端面と第1環状部材に設けられたテーパ状周面の一部と封止面との間に隙間を有した状態で、これら第1環状部材と第2環状部材が配置されることを要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨ではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限りはじめの説明と同様のものである。
【0016】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明にかかる密封装置の好適な第1の実施の形態について、その一部断面を示す略図である。すなわち、本形態の密封装置10は、例えば内燃機関に搭載される高圧燃料ポンプのシール部位に用いられ、図1に示されるように、軸部材20と、この軸部材20の外周面21を取り囲む筒状の内周面31を有する外郭部材30との隙間において、軸部材20の外周面21に形成された環状溝22に配置される。
【0017】
密封装置10は、第1環状部材40と第2環状部材50からなる。第1環状部材40は、内周面42、外周面41、テーパ状周面43を有する。第2環状部材50は、外周面52、内周面51、テーパ状周面53を有する。テーパ状周面43の一部(当接面)43Aと、テーパ状周面53の一部(当接面)53Aとは互いに当接する。第1環状部材40の端面44と、軸部材20の環状溝底22aと、第2環状部材50のテーパ状周面53の一部(当接面53Aを除いた部分)53Bとによって、隙間S1が周方向に形成される。また、第2環状部材50の端面54と、外郭部材30の内周面31と、第1環状部材40のテーパ状周面53の一部(当接面43Aを除いた部分)43Bとによって、隙間S2が周方向に形成される。
【0018】
第1環状部材40及び第2環状部材50は、金属(例えば銅、アルミ等)或いは樹脂(例えばPTFE、ETFE、PEEK、ナイロン等)等を主材料とする高剛性材料によって形成される。なお、これら材料の硬度は、使用条件(圧力等)や寸法使用(環状溝や環状部材の寸法、部材を軸方向に互いにオーバーラップさせる量等)によって適宜選択するのが好ましい。
【0019】
ここで、図2(a)、図2(b)及び図2(c)に示すように、軸部材20の軸方向(以下、単に軸方向という)に沿って第1環状部材40又は第2環状部材50に対し、流体圧P1若しくは流体圧P2が、又は流体圧P1と流体圧P2とが交互に、又は流体圧P1と流体圧P2の両方が付与されると、第1環状部材40および第2環状部材50が各々のテーパ面(当接面)43A,53Aにおいて接触し、相互に押し合うことになる。すると、第1環状部材40には環状溝22の底面22aに向かう力F1が作用し、当該第1環状部材40は速やかにその頂角部分の隙間S1に(矢印D1の方向に)食い込む。また、第2環状部材50には外郭部材30の内周面31に向かう力F2が作用し、当該第2環状部材50は、これも速やかにその頂角部分の隙間S2に(矢印D2の方向に)食い込む。
【0020】
従って、使用初期の段階から、第1環状部材40によるその頂角部分の隙間への食い込みと、第2環状部材50によるその頂角部分への食い込みが発生する。故に、使用初期の段階から軸部材20および外郭部材30の環状隙間において、高い密封性を確保できる。
【0021】
さらに、上記密封装置10によれば、このような食い込み現象により密封装置10(環状部材40,50の組み合わせ)自体が塑性変形することで、密封装置10の形状や大きさの設定に際し、つぶし代を設ける必要がなくなる。従って、シールの装着性が向上し、また固定用シール以外の用途、例えば回転用、往復動用、揺動用など低摺動抵抗を求められる様なあらゆる運動条件下での使用が長期に渡って可能になる。
【0022】
また、本実施の形態にかかる密封装置10において、第1環状部材40の軸方向断面の形状および大きさは、第2環状部材50の軸方向断面を180度回転したものと略同一である。
【0023】
このため、軸方向に沿って第1環状部材40および第2環状部材50のうち何れの側に流体圧が付与される場合であれ、軸部材20および外郭部材30の環状隙間に同等の密封性を保証することができる。
【0024】
ここで、第1環状部材40のテーパ状周面43と前記第2環状部材50のテーパ状周面53とが対峙して当接面43A(53A)を形成し、その当接面43A(53A)の軸方向長さH1と、第1環状部材40のテーパ状周面43の軸方向長さH2とが、「H1≧(1/2)×H2」なる関係を有し、且つ、第1環状部材40のテーパ状周面43および第2環状部材53のテーパ状周面53Aのテーパ角θは45°以下に設定するのが好ましい。
【0025】
同構成によれば、付与される流体圧P1、流体圧P2が個別に作用する場合や、流体圧P1と流体圧P2とが同時に作用する場合に高い密封性能が保証されることはもちろん、流体圧P1と流体圧P2とが交互に作用する(交互作用)場合にも、流体圧P1(P2)から流体圧P2(P1)へ切り替わる瞬間に、第1環状部材40と第2環状部材50との食い込み現象によって塑性変形後の形状が安定に保持されるため、高い密封性能が確保できる。
【0026】
また、前記接触面の軸方向長さH1と、前記第1環状部材のテーパ状周面の軸方向長さH2とは、「(2/3)×H2≧H1≧(1/3)×H2」なる関係を有して、且つ、当接面43A(53A)のテーパ角θは30°以上60°以下であるのが一層好ましい。
【0027】
同構成によれば、付与される流体圧P1、流体圧P2が個別に作用する場合や、流体圧P1と流体圧P2とが同時に作用する場合に高い密封性能が保証されることは勿論、流体圧P1と流体圧P2とが交互に作用する(交互作用)場合にも、流体圧P1(P2)から流体圧P2(P1)へ切り替わる瞬間に、第1環状部材40と第2環状部材50との食い込み現象によって変形後の形状が安定に保持されるといった効果が得られるばかりでなく、長期使用に際しての形状の安定性や耐久性とが両立して図られ、もって、密封性能が一層向上する。
【0028】
なお、本実施の形態において説明した他、密封装置10は、各種態様で使用され得る。
【0029】
(第2の実施の形態)
例えば、図3(a)に示すように、軸部材20の外周面において軸方向に沿って2つの環状溝23,24を並設し、一方の環状溝23に密封装置10を装着し、他方の環状溝にゴム状弾性体(パッキン:本実施の形態ではゴムを使用)等、他の密封装置60を装着することもできる。このような構造によれば、密封装置10が、図中の左側から付与される流体圧(P10)をカットすることにより、他の密封装置60に対する負担を効果的に低減する。
【0030】
(第3の実施の形態)
また、図3(b)に示すように、軸部材20の外周面に設けられる一つの環状溝25に、密封装置10と、他の密封装置60とを並べて装着することもできる。このような構造によれば、密封装置10が、軸方向に沿って図中の左側から付与される流体圧(P10)をカットし、他の密封装置60に対する負担を効果的に低減する他、他の密封装置60のはみ出しを防止するバックアップリングとしての機能も果たす。
【0031】
(第4の実施の形態)
また、図3(c)に示すように、軸部材20の外周面において軸方向に沿って3つの環状溝26,27,28を並設し、両側の環状溝26,28に密封装置10を装着し、中央の環状溝27に他の環状密封装置60を装着することもできる。このような構造によれば、密封装置10が、軸方向に沿って何れの側から付与される流体圧(P30,P40)をもカットし、他の密封装置60に対する負担を効果的に低減する。
【0032】
(第5の実施の形態)
さらに、図3(d)に示すように、軸部材20の外周面に設けられる一つの環状溝29において、2つの密封装置10の間に他の密封装置60を挟持するように配置することもできる。このような構造によれば、密封装置10が、軸方向に沿って何れの側から付与される流体圧(P50,P60)をもカットすることにより、他の密封装置60に対する負担を効果的に低減する他、他の密封装置60のはみ出しを防止するバックアップリングとしての機能も果たす。
【0033】
なお、第1の実施の形態(図1、図2)、第2の実施の形態(図3(a))、第4の実施の形態(図3(c))のように、密封装置10と他の密封装置60とは、別個の環状溝に収容する方が、相互間の干渉による摩耗や変形によるシール性の低下を抑制するといった点では有利である。しかし、密封装置10及び他の密封装置60の装着スペースのコンパクト化を図るといった点では、第3の実施の形態(図3(b))や第5の実施の形態(図3(d))のように、一つの環状溝に密封装置10と他の密封装置60とを収容する構造に優位性が認められる。
【0034】
また、上記各実施の形態にかかる密封装置10は、軸方向に沿って、密封装置10自体に外部から流体圧が付与される場合、軸部材20と外郭部材30とが軸方向に沿って相対的に異なる運動する場合、軸部材20と外郭部材30とが軸周りの方向に沿って相対的に異なる回転運動をする場合、軸部材20又は外郭部材30が軸周りの方向に沿って他方の部材(20又は30)に対し揺動運動をする場合の何れにおいても、密封性能を発揮する。すなわち、軸部材20および外郭部材30の間隙において、軸方向に沿って一方向又は両方向から付与される流体圧、或いは両方から交互に付与される流体圧を、当該密封装置10の装着部位において装着初期から長期に亘り効果的に封止することができる。
【0035】
また、上記各実施の形態にかかる密封装置10は、軸部材20と、この軸部材20の外周面21を取り囲む筒状の内周面31を有する外郭部材30との隙間において、軸部材20の外周面21に形成された環状溝22に配置され、軸部材20および外郭部材30の隙間(環状の隙間)を封止するものであった。これに対し、本発明の密封装置は、軸部材と、この軸部材の外周面を取り囲む筒状の内周面を有する外郭部材との隙間において、外郭部材の内周面に形成された環状溝に配置され、軸部材および外郭部材の隙間(環状の隙間)を封止する実施の形態として具体化することも容易である。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、当該密封装置の密封対象、すなわち軸部材および外郭部材を含む装置の使用初期の段階から、第1環状部材によるテーパ状周面の内縁部分の隙間への食い込みと、第2環状部材によるテーパ状周面の外縁部分への食い込みが発生する。この食い込み現象により、ゴムなどの低強度材が使用できないような環境下であれ、軸部材および前記外郭部材の環状隙間において、装着初期段階から長期に渡って高い密封性を安定して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる密封装置の一部断面を示す略図。
【図2】同実施の形態にかかる密封装置の作用を示す略図。
【図3】他の実施の形態にかかる密封装置の作用を説明する略図。
【図4】従来の密封装置の一例について、その一部断面を示す略図。
【図5】従来の密封装置の一例について、その一部断面を示す略図。
【図6】従来の密封装置の一例について、その一部断面を示す略図。
【符号の説明】
10 密封装置
20 軸部材
21 外周面
22 環状溝
30 外郭部材
31 内周面
40 第1環状部材
41 外周面
42 内周面
43 テーパ状周面(テーパ面)
43A テーパ状周面の一部(当接面)
44 端面
50 第2環状部材
51 内周面
52 外周面
53 テーパ状周面
53A テーパ状周面の一部(当接面)
54 端面
H1 第1環状部材と第2環状部材の当接面の軸方向長さ
H2 第1環状部材のテーパ状周面の軸方向長さ
S1,S2 隙間
θ テーパ角

Claims (1)

  1. 外郭部材と該外郭部材の筒状孔に装着される軸部材との環状隙間を封止すべく、前記外郭部材及び軸部材の一方に設けられた環状溝に装着される密封装置であって、
    いずれも前記環状隙間内において軸方向に移動可能に設けられ、かついずれも金属材料或いは樹脂材料からなる第1環状部材及び第2環状部材から構成され、
    これら第1環状部材と第2環状部材はそれぞれに設けられたテーパ状周面の一部が互いに接した状態で軸方向に並べて配置されると共に、
    第1環状部材における軸方向の両端面のうち第2環状部材が配置されている側の端面と第2環状部材に設けられたテーパ状周面の一部と封止面との間に隙間を有し、
    かつ、第2環状部材における軸方向の両端面のうち第1環状部材が配置されている側の端面と第1環状部材に設けられたテーパ状周面の一部と封止面との間に隙間を有した状態で、これら第1環状部材と第2環状部材が配置されることを特徴とする密封装置。
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