JP4190705B2 - 腿肉分離方法とその装置 - Google Patents

腿肉分離方法とその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4190705B2
JP4190705B2 JP2000197936A JP2000197936A JP4190705B2 JP 4190705 B2 JP4190705 B2 JP 4190705B2 JP 2000197936 A JP2000197936 A JP 2000197936A JP 2000197936 A JP2000197936 A JP 2000197936A JP 4190705 B2 JP4190705 B2 JP 4190705B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thigh
bone
thigh meat
separator
meat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000197936A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002010732A (ja
Inventor
昭三 神津
武 池谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mayekawa Manufacturing Co
Original Assignee
Mayekawa Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mayekawa Manufacturing Co filed Critical Mayekawa Manufacturing Co
Priority to JP2000197936A priority Critical patent/JP4190705B2/ja
Publication of JP2002010732A publication Critical patent/JP2002010732A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4190705B2 publication Critical patent/JP4190705B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry
    • A22C21/0069Deboning poultry or parts of poultry
    • A22C21/0076Deboning poultry legs and drumsticks

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食肉用屠体、特に食鶏の骨付き腿肉の足首を支持して脱骨手段や人手により、脛骨、膝関節の脱骨についで大腿骨の脱骨と腿肉を大腿骨末端より分離する骨付き腿肉の腿肉分離方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、食用鳥獣の飼育、屠殺、及び屠体の処理は著しく大規模となり、製品の無菌化と低温処理が要求されるなかで、各種作業の自動化が進められている。
食鶏においての屠体処理は、屠鳥から放血、脱羽を経てブロイラー屠体までの1次解体工程と、前記ブロイラー屠体の冷却後、各部位別に分割及び脱骨を行なうことにより、正肉や副産物を生産し包装保管する2次解体工程とに大きく分けることができる。
前記1次解体工程は屠鳥から脱羽、洗浄まで自動化が行なわれ、その間は殆ど無人で処理されている。
また、2次解体工程では、搬送用コンベアを除いて包丁と俎による人手による労働集約的処理が行なわれてきたが、最近は屠体の上下半身の分離より、腿肉部の取り外しや胸肉部の取り外し等の各部位別の分割や、分割した各部位の脱骨の自動化が進められている。
【0003】
前記屠体より分離した腿肉の脱骨については、好適な脱骨方法とその装置が本発明者等により夙に提案され屠体処理の自動化に貢献している。
前記脱骨装置は、図8に示す骨付き腿肉10より脛骨11の脱骨E、膝関節12の脱骨F、大腿骨13の脱骨Gを足首筋入れカット位置11a、膝関節12の上部の腱カット位置12a、膝関節12の下部の腱カット位置12bを介在させた中で行なうようにしたものである。
なお、脱骨完了線13b付近では、腿肉が大腿骨頭13aに図示しない筋接続部位で付着しているため、前処理または後処理として別に処理されている。
【0004】
その構造は、図9(A)の模式的平面図、及び(B)の模式的側面図に示す実施例に見るように、ベーステーブル51の中心に中心軸52が設けられ、該中心軸の周りにステーションS1〜S7が配設され、各ステーションには脱骨挟叉手段を形成するミートセパレータ56、及びカッタ54、55、54a、54bの少なくとも何れか一方が配設されている。
また、前記ベーステーブル51の一端にワークである骨付き腿肉10を搬入するコンベア63及び脱骨された腿肉を搬出する図示しないコンベア63aが設けられ、また、前記各ステーションS1〜S7に対応させて図の(B)に示すようにクランパ57が設けられ、骨付き腿肉10の足首部を把持または放出できる構造にしてあるとともに、昇降ロッド58を介して矢印j方向に昇降可能に構成され、且つ中心軸52を回動中心として45度づつ間欠的に回動可能の構造にしてある。
【0005】
前記ミートセパレータ56は、図10の模式図に示すように、枢支軸56aに傾動可能に枢支された1対のアーム56b、56cよりなり、該アーム56b、56cの自由端には肉押し板56d、56eを固着させるとともに、スプリングspにより前記固着した肉押し板56d、56eを上下に挟叉させ、該肉押し板に設けてある半円状切り欠きを介して骨付き腿肉10のくるぶし付近の骨部を押圧可能に挟持できる構造にしてある。
そこで、骨付き腿肉10の足首を挟持した前記クランパ57を上昇させれば、前記肉押し板56d、56eに設けた半円状切り欠きにより骨部より肉部を剥ぎ落とすことができ、所用の脱骨を可能とする構造にしてある。
【0006】
上記構成の脱骨装置により、ステーションS1で搬入コンベア63により供給された骨付き腿肉10をクランパ57にセットするとともに、縦方向の筋入れを行なう。ついで、S2で骨付き腿肉のくるぶし付近に輪状の切れ目を入れる。ついで、S3でひ骨に付着した腱を切断する。ついでS3〜S4の間でミートセパレータ56を介して脛骨11より肉部を引き剥がす脱骨Eを行い、腱カット位置12aを露出させる。ついで、S6で露出した膝関節12の上部の腱カット位置12aを切断するとともに、膝関節12付近の肉部を引き剥がす脱骨Fを行なう。ついで、S7で膝関節12の下部の腱カット位置12bの切断とともに大腿骨より肉部を引き剥がす脱骨Gを行なう。
引き剥がしを完了した骨と腿肉にはその間を結ぶ筋接続部位の切断を行なわずに腿肉分離処理未了のまま搬出コンベア63aより搬出する。
【0007】
上記したように、大腿骨末端よりの腿肉分離の問題は未だ未解決で、脱骨解体から整形処理への円滑な移行を妨げる一因を形成し、何らかの解決が望まれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、大腿骨末端よりの腿肉分離を可能とすべく、腿肉引き剥がしが終了した時点における腿肉引き剥がし終了位置の正確な位置決めと、該位置の安定した検出を可能とした、大腿骨末端の腿肉分離方法とその装置の提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明の腿肉分離方法は、
骨付き腿肉の脛骨と大腿骨の間の膝関節より下側に位置する腿肉の引き剥がしと分離を行なう腿肉分離方法において、
膝関節を形成する脛骨骨頭と大腿骨骨頭の付け根部位を夫々把持する2つの凹部を備え、前記凹部により、膝関節の上下に位置する脛骨骨頭と大腿骨骨頭の付け根部位を一体的に把持する膝関節把持工程と、
膝関節上下把持部の把持中心をよぎる鉛直軸芯と交叉する方向であって、骨面よりの離接方向に固定である固定セパレータと、該固定セパレータと挟叉する方向に可動な可動セパレータとからなるセパレート手段を用意し、
前記固定セパレータに設けた切り欠きと可動セパレータに設けた切り欠きとにより骨付き腿肉の骨部を、前記膝関節下側で挟持させた後、前記骨部位とセパレータの両者を骨面に沿って相対移動させながら腿肉の引き剥がしを行なう腿肉引き剥がし工程と、
前記セパレート手段と骨部位間の骨軸方向の相対移動により前記大腿骨頭の膨らみに追従させて前記可動セパレータを揺動させて、その揺動変位を利用して腿肉引き剥がし終了位置を検出する位置検出工程と、を含むことを特徴とする。
【0010】
本発明は、既設の脱骨手段または手作業を介して、
脛骨の脱骨、膝関節の脱骨の終了したワークに対して行なうようにした、大腿部の腿肉引き剥がしについで大腿骨頭末端の筋切断により腿肉の大腿骨頭より完全分離をさせる、腿肉分離方法に関するものである。
【0011】
前記大腿骨末端の腿肉分離のために行なう大腿骨頭末端と腿肉との間を結ぶ筋切断を正確且確実に行なうためには、筋切断位置の位置決めを正確に行なう必要がある。そのためには、ミートセパレート手段による大腿骨頭末端にいたる腿肉の引き剥がし終了位置の位置決めを正確に行なう必要がある。
則ち、前記ミートセパレート手段による大腿骨よりの腿肉引き剥がしは、膝関節上部の骨部位とミートセパレート手段との骨面に沿っての相対的位置関係の移動により行なわれるが、大腿骨頭の膨らみにおける腿肉の引き剥がしに際しての、ミートセパレータ手段により与えられる引き剥がし抵抗の増大により惹起される膝関節部の伸縮、延いては脱臼等の変位を皆無とする必要がある。
【0012】
そこで、本発明では、前記膝関節における変位を皆無とする膝関節の上下を一体把持する膝関節把持工程と、
前記一体把持した膝関節の上部骨部位と骨部に沿ってのミートセパレート手段との相対的位置関係の移動により、腿肉の骨部よりの刮ぎ落としを行なう腿肉引き剥がし工程と、
前記引き剥がしの大腿骨末端における前記腿肉の引き剥がし終了位置の設定のための、ミートセパレート手段が引き剥がしの終了間際の大腿骨頭の膨らみより、惹起される可動セパレータの揺動変化を利用して前記終了位置の位置検出をする位置検出工程と、
を設けるようにしたものである。
【0013】
請求項1記載の位置検出工程は、その検出信号に基づいて前記セパレート手段と骨部位間の相対移動を停止させた後、前記大腿骨頭末端に接続されている腿肉の筋接続部位を切断するカッタの挿入と切断操作をさせて大腿骨末端より腿肉の分離を行なうようにさせたことを特徴とする。
【0014】
上記請求項2記載の発明により、前記位置検出工程により終了位置の検出信号を介して前記腿肉引き剥がしを停止させ、ついで引き剥がしにより露出した大腿骨頭末端と腿肉との間を結ぶ筋接続部位の切断を、付隋するカッタの挿入と切断操作により行うようにしたものである。
【0015】
また、請求項1記載の位置検出工程は、その検出信号に基づいて前記セパレート手段の揺動部位に一体構造に付設したカッタを介して、前記大腿骨頭末端に接続されている腿肉の筋接続部位を切断させ、セパレート手段と骨部位間の相対移動を停止させることなく、大腿骨末端より腿肉の分離を行なうようにさせたことを特徴とする。
【0016】
上記請求項3記載の発明により、前記位置検出工程により引き剥がし終了位置の検出信号を介してセパレート手段の揺動部位に一体構造に付設したカッタを駆動させ、前記揺動部位の揺動に基づいて露出した大腿骨頭末端と腿肉との間を結ぶ筋接続部位の切断を、セパレート手段と骨部位間の相対移動を停止することなく行うようにしたものである。
【0017】
また、請求項1記載の位置検出工程は、その検出信号に基づいて作動するデジタル制御機構を介して、前記セパレート手段と骨部位間の相対移動の停止と、前記大腿骨頭末端に接続されている腿肉の筋接続部位を切断するカッタの挿入と切断操作とを行なわせて、大腿骨末端より腿肉の分離を行なうようにさせたことを特徴とする。
【0018】
上記請求項4記載の発明により、前記位置検出工程により得られた可動セパレータの傾動角の変位をパルス信号で入力させ、引き剥がし終了位置に基づいて作動するようにしたデジタル制御機構により、前記腿肉引き剥がしの停止と、露出した大腿骨頭末端と腿肉との間を結ぶ筋接続部位の切断を別途設けたカッタによる切断位置への挿入と切断動作と、を正確に行うようにしたものである。
【0019】
請求項5記載の発明は、前記腿肉引き剥がし工程が、前記固定セパレータに設けた切り欠きと可動セパレータに設けた切り欠きとにより骨付き腿肉の骨部の挟持中心が前記膝関節上下把持部の把持中心と一致する一定加圧のもとに挟持させた後、前記骨部位とセパレータの両者を骨面に沿って相対移動させながら腿肉の引き剥がしを行なう腿肉引き剥がし工程であることを特徴とする。
【0020】
上記発明により、骨部より腿肉の引き剥がしに際し、骨部位に掛かる張力により惹起される膝関節の伸縮及び横方向のずれ、脱臼等の変位を皆無とするため、膝関節の上下の脛骨の骨部と大腿骨の骨部を確実に把持するようにしてある。
【0021】
また、前記請求項1記載の腿肉引き剥がし終了位置の位置検出が、前記セパレート手段に設けた変位増幅手段により形成された増幅変位の検出であり、該変位の増幅は腿肉引き剥がしが大腿骨頭末端より筋接続部位に移行する過程で行なわれることを特徴とする。
【0022】
上記請求項6記載の発明により、大腿部の腿肉引き剥がし終了間際に際して、ミートセパレート手段が受ける大腿骨頭末端部位に差し掛る過程での揺動変位を拡大増幅するようにしたもので、特にその拡大増幅は大腿骨頭の末端より筋接続部位への移行に伴い起きる顕著な直径の減少を利用したものである。
【0023】
そして、上記発明の腿肉分離方法を使用した請求項7記載の腿肉分離装置は、
骨付き腿肉の脛骨と大腿骨の間の膝関節より下側に位置する腿肉の引き剥がしを行なうセパレート手段と引き剥がし後の腿肉分離を行なうカッタとを備えた腿肉分離装置において、
膝関節を形成する脛骨骨頭と大腿骨骨頭の付け根部位を夫々把持する2つの凹部を備え、前記凹部により、膝関節の上下に位置する脛骨骨頭と大腿骨骨頭の付け根部位を一体的に把持する膝関節把持手段と、
膝関節上下把持部の把持中心をよぎる鉛直軸芯と交叉する方向であって、骨面よりの離接方向に固定である固定セパレータと、該固定セパレータと挟叉する方向に可動な可動セパレータとからなるセパレート手段と、
前記固定セパレータに設けた切り欠きと可動セパレータに設けた切り欠きとにより骨付き腿肉の骨部を、前記膝関節下側で挟持させた後、前記骨部位とセパレータの両者を骨面に沿って相対移動させながら腿肉の引き剥がしを行なう移動手段と、
前記セパレート手段と骨部位間の骨軸方向の相対移動により前記大腿骨頭の膨らみに追従させて前記可動セパレータを揺動させて、その揺動変位を利用して腿肉引き剥がし終了位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段による検出信号に基づき前記大腿骨頭末端に接続されている腿肉の筋接続部位を切断するカッタの挿入切断操作により大腿骨末端よりの腿肉分離を行なうカッタ駆動手段と、
を含むことを特徴とする。
【0024】
また、請求項7記載の位置検出手段は、可動セパレータの傾動角の変位量により引き剥がし終了位置を検出するデジタル制御機構を設けるとともに、前記可動セパレータは奥側に凹状通路とそれに繋がる***を有する切り欠きを設け、前記凹状通路幅が、大腿骨径より小で筋接続部位より大であり、大腿部の脱骨終了時に大腿骨頭下部と腿肉とを結ぶ筋接続部位が、前記傾動する可動セパレータの凹状通路に誘導され***に収納させる構造にしてあることを特徴とする。
【0025】
上記請求項8記載の発明により、請求項7記載の腿肉分離装置の位置検出手段による可動セパレータの傾動角の変位量をパルス入力させ、該パルス量の変化により引き剥がし終了位置を検出するようにしたデジタルサーボ制御機構を設け、該機構を介して前記腿肉引き剥がしを行なう移動手段の停止と腿肉の筋接続部位をカットするカッタの挿入と切断操作をデジタル制御して正確に行なうようにしたものである。
【0026】
【0027】
前記発明により、膝関節には膝関節部を挟む脛骨と大腿骨のそれぞれの骨部を把持する上下二段把持手段を設け、その下部にミートセパレート手段の引き剥がし面を当接させ、その当接位置を腿肉引き剥がし工程の初期引き剥がし開始位置としたものである。
【0028】
【0029】
又上記請求項8記載の発明により、セパレート手段を構成する固定セパレータ及び可動セパレータにはそれぞれ切り欠きを設け、腿肉引き剥がしの際互いに挟叉する固定セパレータと可動セパレータの切り欠きにより骨部を挟み腿肉を刮ぎ落とすようにしてあるが、その切り欠きの奥に前記固定セパレータないし可動セパレータの何れかに凹状通路を設け、その幅を大腿骨の径より小さく筋接続位より大きくして、大腿骨を挟持する間は入り口の切り欠きでその挟持を行い、筋接続部位に移行した後はその挟持部が前記凹状通路に移行するようにしてある。
【0030】
【0031】
上記請求項8記載の発明により、ミートセパレータは大腿骨面に対し固定させ、可動セパレータを固定セパレータの反対方向に可動するように設け、該可動セパレータには切り欠きの奥に凹状通路を形成するスリットを介して***を設け、筋接続部位の挟叉時には挟持する筋接続部位を切り欠きの奥深く誘導して***に収納するまで深く傾動させ、増幅したその揺動変位をセンサにより確実且安定した検出を可能としたものである。
【0032】
前記請求項7記載の可動セパレータとカッタとを一体的に骨軸方向に移動可能に構成し、前記***に筋接続部位を収納させた状態で、カッタを侵入させて大腿骨末端より腿肉の分離を可能とする構成としたことを特徴とする。
【0033】
上記請求項9記載の発明により、前記可動セパレータとカッタとを一体構造にして骨軸方向に一体に移動する構造にしたため、前記対向部位の移動は、センサを介して引き剥がし終了信号を出力するが、該出力信号によりカッタの切断操作は作動し、作動したカッタは前記可動セパレータと一体に動くため、カッタのカット位置を移動させることなく自動的に前記筋接続部位の切断ができる。そして前記自動的切断は、前記検出信号による骨部位と腿肉との間の相対移動を停止させることなく行なうことができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置などは特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は本発明の腿肉分離装置の概略の構成を示す図で、図2は図1の膝関節上下把持部の概略の構成を示す図で、図3は図1のミートセパレータの概略の構成を示す図で、(A)は斜視図で、(B)は可動セパレータの切り欠き部を示す図である。図4は図1の示す腿肉分離装置において、可動セパレータの傾動角の変位量をパルスジェネレータのカウント値により引き剥がし終了位置を検出するデジタル制御機構を設け、該機構を介して、引き剥がしの停止をさせるクランパ昇降用サーボモータの制御、停止と同時に行われるカッタの挿入用サーバモータ制御と、カット用モータの制御の状況を示すブロック図である。図5は図4のデジタル制御に使用する構成要素の配置状況を示す図である。図6は図1の可動セパレータに切断用カッタを一体構造に設けた状況を示す図である。
【0035】
図1に見るように、本発明の腿肉分離装置は、既設の脱骨手段によりワークである骨付き腿肉10の足首先端をクランパ57により支持して行なった脛骨、膝関節の脱骨についで、共用する前記クランパ57を介して行なう大腿骨の腿肉引き剥がしと引き剥がした大腿骨末端より腿肉を分離をする腿肉分離装置であって、昇降可能な膝関節上下把持部15と、固定セパレータ20とその対向部材である可動セパレータ22とよりなるミートセパレータ23と、引き剥がし終了位置の位置検出センサ30と、筋切断カッタ31と、より構成する。
なお、この場合の腿肉引き剥がしに使用する移動手段は、クランパ57の図示しない昇降機構と後記する引き上げガイドシャフト16とにより構成する。
【0036】
図2には図1の膝関節上下把持部15の概略の構成が示してある。
図に見るように、膝関節上下把持部15は、引き上げガイドシャフト16と該シャフトに昇降可能の摺動部に設けた筐体17と膝関節12を形成する脛骨骨頭12cと大腿骨骨頭12dの付け根部位を把持する凹部18a、18bを備えた二段把持部材18よりなり、前記二段把持部材18は前記凹部18a、18bを介して脛骨骨頭12c及び大腿骨骨頭12dの付け根の小径部を把持して筐体17に嵌合ロックする構成とし、膝関節の外力による伸縮や左右前後のずれ、ねじれ、脱臼等の変位を防止する構成にしてある。
そして前記膝関節12を収納した筐体17はガイドシャフト16の摺動体16aに固着されている。また、ガイドシャフト16は、膝関節の上部足首を支持するクランパ57の昇降につれ膝関節上下把持部15が正しく鉛直運動するように構成にしている。
【0037】
図3には図1の前記ミートセパレート手段を構成するミートセパレータ23の概略の構成が示され、(A)には斜視図が示されてある。
前記ミートセパレータ23は固定セパレータ20とその対向部材である可動セパレータ22とよりなる。
固定セパレータ20は骨軸方向に押圧自在に設けた取り付け部材21を介して図示しない構造部材を介して水平に設けるとともに、その水平軸心Y−Yは前記膝関節上下把持部15の把持中心をよぎる鉛直軸芯と交叉するように設け、前記水平軸芯Y−Y上にV字型切り欠きを設け、後記する可動セパレータ22に設けたV字型切り欠き22aとによりワーク10の骨部を一定加圧のもとに挟持させ、挟持中心が前記膝関節上下把持部15の把持中心と一致する構成にしてある。
【0038】
前記可動セパレータ22は回動軸芯Z−Zを介して矢印A方向に傾動可能に設け、スプリング29b及び作動アーム29aを介して前記矢印A方向に付勢して、前記固定セパレータの下部で挟叉し、上記したようにワーク10の骨部を前記V字型切り欠き20a、22aとにより挟叉し、それぞれに設けた切り欠きにより骨部を挟持しクランパ57の上昇に伴い腿肉を骨部より刮ぎ落とし、脱骨を行なうようにしてある。
【0039】
前記V字型切り欠き22aには、図3(B)に示すように、その軸芯Y−Y上にスリット22bとそれに繋がる***22cを設け、大腿部の脱骨終了時に大腿骨頭下部と腿肉とを結ぶ筋接続部位が、前記スプリングの付勢力により傾動する可動セパレータ22のスリット22bに誘導され***22cに収納させる構造にしてある。そして前記収納により、可動セパレータの揺動変位は増幅され、腿肉引き剥がし終了位置の検出を正確に行なう構造にしてある。
則ち、前記可動セパレータの***22cへの筋接続部位の誘導により大きな傾動角の変位を惹起させ、大きく回動した検出ドック25の先端は引き剥がし終了位置検出センサ30により検出される。該センサよりの検出信号により腿肉と可動セパレータとの間の相対移動は停止させるとともに、筋切断カッタ31は切断位置への挿入と切断操作の作動により、筋接続部位13cを正確に切断できるようにしてある。
【0040】
図4には、図1に示す腿肉分離装置において、可動セパレータの傾動角の変位量をパルスジェネレータのカウント値により引き剥がし終了位置を検出するデジタル制御機構を設け、該機構を介して、引き剥がしの停止をさせるクランパ昇降用サーボモータの制御、停止と同時に行われるカッタの挿入用サーボモータ制御と、カット用モータの制御の状況を示すブロック図が示してあり、図5には図4のデジタル制御に使用する構成要素の配置状況を示す図である。
前記図4に示すように、前記引き剥がし終了位置検出センサ30の代りに可動セパレータ22の傾動角を検出するパルスジェネレータ32を設け、該パルスジェネレータ32のパルス信号により作動するディジタル制御機構36を設け、該制御機構36の出力により、クランパ57のクランパ昇降用サーボモータ35及びカッタ挿入用サーボモータ34、カット用モータ33の作動制御をして、大腿骨の脱骨終了位置の検出、前記筋接続部位13cの切断を可能とし、高効率の腿肉分離を行なうようにしても良い。
【0041】
なお、前記筋切断カッタの切断位置への移動は、図5に示すように回動アーム37を介してカッタ挿入用サーボモータ34、ギヤ連34a、37aの駆動によるか、または図6に示すように切断用カッタ31aを傾動する可動セパレータ22に一体構造に設けても良い。
この場合は、可動セパレータ22の***22cへの筋接続部位13cの誘導により大きな傾動角の変位を惹起させたとき、前記一体構造の筋切断カッタ31aは自動的に切断位置に挿入されカット用モータ33の駆動を介してカットできる構造にしてある。そして、切断時には前記腿肉と可動セパレータとの間の相対移動を停止することなく前記筋接続部位13cの前記***22cへの誘導とともに前記筋接続部位の切断を行なうことができる。
【0042】
図7には、図1に示す腿肉分離装置により腿肉と骨の分離の状況を示してある。
図に示す工程(1)において、既設脱骨手段の前工程の膝関節脱骨が終了した ワーク10をクランパ57により搬入させ、搬入された骨付き腿肉10の膝関節1 2を膝関節上下把持部15へ導入する。
ついで、工程(2)で膝関節12を膝関節上下把持部15で関節上下の骨部を把持して、脱骨時の膝関節脱臼、伸縮、ねじれ等の変位を防止可能の状態にする。
ついで、工程(3)で可動セパレータ22を固定セパレータ20に挟叉させ、骨付き腿肉10の膝関節下にその引き剥がし面を当接させ、腿肉引き剥がし開始位置を設定させるとともにクランパ57を上昇させ、大腿部の脱骨を開始して、大腿骨頭下端の筋接続部位の露出部まで脱骨させる。
ついで、工程(4)で前記筋接続部位13cは***22cにスリット22bに誘導され収納される。
その結果、可動セパレータ22は大きく傾動し、引き剥がし終了位置検出センサ30は可動セパレータの検出ドック25を検出し、筋切断カッタ31の切断位置への挿入と切断操作は作動し筋接続部位の切断は正確に行なわれる。
ついで、工程(5)で骨部10dと肉部10eは完全に分離する。
【0043】
【発明の効果】
腿肉の大腿骨よりの腿肉分離に際して、膝関節上下把持部により腿肉引き剥がし終了位置の正確な位置決めを可能とし、可動セパレータに設けた誘導スリットとそれに繋がる***により筋接続部位を収納するようにしたため、安定した検出を可能とした、腿肉分離方法とその装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の腿肉分離装置の概略の構成を示す図である。
【図2】 図1の膝関節上下把持部の概略の構成を示す図である。
【図3】 図1のミートセパレータの概略の構成を示す図で、(A)は斜視図で、(B)は可動セパレータの切り欠き部を示す図である。
【図4】 図1の示す腿肉分離装置において、可動セパレータの傾動角の変位量をパルスジェネレータのカウント値により引き剥がし終了位置を検出するデジタル制御機構を設け、該機構を介して、引き剥がしの停止をさせるクランパ昇降用サーボモータの制御、停止と同時に行われるカッタの挿入用サーボモータ制御とカット用モータの制御の状況を示すブロック図である。
【図5】 図4のデジタル制御に使用する構成要素の配置状況を示す図である。
【図6】 図1の可動セパレータに切断用カッタを一体構造に設けた状況を示す図である。
【図7】 図1の示す腿肉分離装置による腿肉と骨の分離の状況を示す図である。
【図8】 骨付き腿肉の骨部の構造と脱骨のための筋入れ等の切断箇所を示す図である。
【図9】 従来の骨付き腿肉の脱骨処理装置の概略の構成を示す図で、(A)は模式的平面図で、(B)は同じく側面図である。
【図10】 従来のミートセパレータの概略の構成を示す図である。
【符号の説明】
10 骨付き腿肉
10d 骨部
10e 肉部
11 脛骨
12 膝関節
13 大腿骨
13a 大腿骨頭
13c 筋接続部位
15 膝関節上下把持部
16 引き上げガイドシャフト
17 筐体
18 二段把持部材
20 固定セパレータ
22 可動セパレータ
23 ミートセパレータ
25 検出ドック
30 引き剥がし終了位置検出センサ
31、31a 筋切断カッタ
32 パルスジェネレータ
33 カット用モータ
34 カッタ挿入用サーボモータ
35 クランパ昇降用サーボモータ
36 デジタル制御機構
37 回動アーム

Claims (9)

  1. 骨付き腿肉の脛骨と大腿骨の間の膝関節より下側に位置する腿肉の引き剥がしと分離を行なう腿肉分離方法において、
    膝関節を形成する脛骨骨頭と大腿骨骨頭の付け根部位を夫々把持する2つの凹部を備え、前記凹部により、膝関節の上下に位置する脛骨骨頭と大腿骨骨頭の付け根部位を一体的に把持する膝関節把持工程と、
    膝関節上下把持部の把持中心をよぎる鉛直軸芯と交叉する方向であって、骨面よりの離接方向に固定である固定セパレータと、該固定セパレータと挟叉する方向に可動な可動セパレータとからなるセパレート手段を用意し、
    前記固定セパレータと前記可動セパレータとにより骨付き腿肉の骨部を、前記膝関節下側で挟持させた後、前記骨部位とセパレータの両者を骨面に沿って相対移動させながら腿肉の引き剥がしを行なう腿肉引き剥がし工程と、
    前記セパレート手段と骨部位間の骨軸方向の相対移動により前記大腿骨頭の膨らみに追従させて前記可動セパレータを揺動させて、その揺動変位を利用して腿肉引き剥がし終了位置を検出する位置検出工程と、を含むことを特徴とする腿肉分離方法。
  2. 前記位置検出工程は、その検出信号に基づいて前記セパレート手段と骨部位間の相対移動を停止させた後、前記大腿骨頭末端に接続されている腿肉の筋接続部位を切断するカッタの挿入と切断操作をさせて大腿骨末端より腿肉の分離を行なうようにさせたことを特徴とする請求項1記載の腿肉分離方法。
  3. 前記位置検出工程は、その検出信号に基づいて前記セパレート手段の揺動部位に一体に付設したカッタを介して、前記大腿骨頭末端に接続されている腿肉の筋接続部位を切断させ、セパレート手段と骨部位間の相対移動を停止させることなく、大腿骨末端より腿肉の分離を行なうようにさせたことを特徴とする請求項1記載の腿肉分離方法。
  4. 前記位置検出工程は、その検出信号に基づいて作動するデジタル制御機構を介して、前記セパレート手段と骨部位間の相対移動の停止と、前記大腿骨頭末端に接続されている腿肉の筋接続部位を切断するカッタの挿入と切断操作を行なわせて、大腿骨末端より腿肉の精密分離を行なうようにさせたことを特徴とする請求項1記載の腿肉分離方法。
  5. 前記腿肉引き剥がし工程が、前記固定セパレータに設けた切り欠きと可動セパレータに設けた切り欠きとにより骨付き腿肉の骨部の挟持中心が前記膝関節上下把持部の把持中心と一致する一定加圧のもとに挟持させた後、前記骨部位とセパレータの両者を骨面に沿って相対移動させながら腿肉の引き剥がしを行なう腿肉引き剥がし工程であることを特徴とする請求項1記載の腿肉分離方法。
  6. 前記腿肉引き剥がし終了位置の位置検出が、前記セパレート手段に設けた変位増幅手段により形成された増幅変位の検出であり、該変位の増幅は大腿骨末端より筋接続部位に移行する過程で行なわれることを特徴とする請求項1記載の腿肉分離方法。
  7. 骨付き腿肉の脛骨と大腿骨の間の膝関節より下側に位置する腿肉の引き剥がしを行なうセパレート手段と引き剥がし後の腿肉分離を行なうカッタとを備えた腿肉分離装置において、
    膝関節を形成する脛骨骨頭と大腿骨骨頭の付け根部位を夫々把持する2つの凹部を備え、前記凹部により、膝関節の上下に位置する脛骨骨頭と大腿骨骨頭の付け根部位を一体的に把持する膝関節把持手段と、
    膝関節上下把持部の把持中心をよぎる鉛直軸芯と交叉する方向であって、骨面よりの離接方向に固定である固定セパレータと、該固定セパレータと挟叉する方向に可動な可動セパレータとからなるセパレート手段と、
    前記固定セパレータと前記可動セパレータとにより骨付き腿肉の骨部を、前記膝関節下側で挟持させた後、前記骨部位とセパレータの両者を骨面に沿って相対移動させながら腿肉の引き剥がしを行なう移動手段と、
    前記セパレート手段と骨部位間の骨軸方向の相対移動により前記大腿骨頭の膨らみに追従させて前記可動セパレータを揺動させて、その揺動変位を利用して腿肉引き剥がし終了位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段による検出信号に基づき前記大腿骨頭末端に接続されている腿肉の筋接続部位を切断するカッタの挿入切断操作により大腿骨末端よりの腿肉分離を行なうカッタ駆動手段と、を含むことを特徴とする腿肉分離装置。
  8. 前記位置検出手段は、前記可動セパレータの傾動角の変位量により引き剥がし終了位置を検出するデジタル制御機構を設けるとともに、前記可動セパレータは奥側に凹状通路とそれに繋がる***を有する切り欠きを設け、前記凹状通路幅が、大腿骨径より小で筋接続部位より大であり、大腿部の脱骨終了時に大腿骨頭下部と腿肉とを結ぶ筋接続部位が、前記傾動する可動セパレータの凹状通路に誘導され***に収納させる構造にしてあることを特徴とする請求項7記載の腿肉分離装置。
  9. 前記可動セパレータとカッタとを一体的に骨軸方向に移動可能に構成し、前記***に筋接続部位を収納させるとともに一体構造のカッタによる大腿骨末端より腿肉の切断分離を可能とする構成としたことを特徴とする請求項8記載の腿肉分離装置。
JP2000197936A 2000-06-30 2000-06-30 腿肉分離方法とその装置 Expired - Lifetime JP4190705B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000197936A JP4190705B2 (ja) 2000-06-30 2000-06-30 腿肉分離方法とその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000197936A JP4190705B2 (ja) 2000-06-30 2000-06-30 腿肉分離方法とその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002010732A JP2002010732A (ja) 2002-01-15
JP4190705B2 true JP4190705B2 (ja) 2008-12-03

Family

ID=18696193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000197936A Expired - Lifetime JP4190705B2 (ja) 2000-06-30 2000-06-30 腿肉分離方法とその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4190705B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170019421A (ko) * 2014-06-18 2017-02-21 마렐 스토크 폴트리 프로세싱 비.브이. 가금류의 다리로부터 넓적다리 살코기와 함께 무릎 살코기를 수확하는 방법 및 시스템
KR20190108419A (ko) * 2018-03-14 2019-09-24 주식회사 태진 도계의 장각 발골시스템
WO2023120419A1 (ja) 2021-12-20 2023-06-29 株式会社前川製作所 食鳥腿肉脱骨装置及び食鳥腿肉脱骨方法

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2546456A1 (en) 2003-06-20 2004-12-29 Mayekawa Mfg. Co., Ltd. Method and apparatus for separating thigh meat and oyster meat
WO2006080085A1 (ja) * 2005-01-25 2006-08-03 Mayekawa Mfg.Co., Ltd. 食肉ブロックの脱骨方法及び脱骨装置
NL1030388C2 (nl) * 2005-11-10 2007-05-16 Systemate Group Bv Ontbener.
WO2008096459A1 (en) 2007-02-06 2008-08-14 Mayekawa Mfg. Co., Ltd. Method and apparatus for deboning arm or leg part
ES2432181T3 (es) * 2008-05-12 2013-12-02 Mayekawa Mfg. Co., Ltd. Procedimiento de deshuesado y dispositivo de deshuesado para pata delantera o trasera
DE202009017070U1 (de) * 2009-12-17 2010-04-22 Janssen, Jörg Vorrichtung zum Entfernen eines Geflügelbrustknorpels
WO2011121899A1 (en) 2010-03-30 2011-10-06 Mayekawa Mfg. Co., Ltd. Method and device for deboning bone-in leg
US9326527B2 (en) 2014-03-06 2016-05-03 Mayekawa Mfg. Co., Ltd. Device and method for deboning bone-in leg
ES2675217T3 (es) * 2014-04-23 2018-07-09 Mayekawa Mfg. Co., Ltd. Dispositivo y método para deshuesar carne sobre hueso
CN107156257B (zh) * 2015-06-04 2019-05-07 山东鸿毅食品有限公司 鸡爪脱骨装置及其工作方法
KR102248591B1 (ko) 2019-05-14 2021-05-06 고석종 발골용 오리발 고정장치 및 이를 이용한 오리발 발골방법

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170019421A (ko) * 2014-06-18 2017-02-21 마렐 스토크 폴트리 프로세싱 비.브이. 가금류의 다리로부터 넓적다리 살코기와 함께 무릎 살코기를 수확하는 방법 및 시스템
KR102401029B1 (ko) 2014-06-18 2022-05-24 마렐 폴트리 비.브이. 가금류의 다리로부터 넓적다리 살코기와 함께 무릎 살코기를 수확하는 방법 및 시스템
KR20190108419A (ko) * 2018-03-14 2019-09-24 주식회사 태진 도계의 장각 발골시스템
KR102121650B1 (ko) 2018-03-14 2020-06-10 주식회사 태진 도계의 장각 발골시스템
WO2023120419A1 (ja) 2021-12-20 2023-06-29 株式会社前川製作所 食鳥腿肉脱骨装置及び食鳥腿肉脱骨方法
KR20230160339A (ko) 2021-12-20 2023-11-23 가부시끼가이샤 마에가와 세이사꾸쇼 가금류 다릿살 탈골 장치 및 가금류 다릿살 탈골 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002010732A (ja) 2002-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4190705B2 (ja) 腿肉分離方法とその装置
JP5331244B2 (ja) 骨付き腿肉の脱骨方法及び装置
EP2356907B1 (en) Device and method for processing a slaughtered animal
US5062820A (en) Automatic animal processing
EP0590733A1 (en) Method and device for deboning leg pieces of slaughtered animals
WO2009139031A1 (ja) 骨付き肉の載架方法及び装置、並びに載架用動作プログラム
KR102166227B1 (ko) 동물 사지로부터 고기를 자동으로 제거하기 위한 방법 및 시스템
JP4908148B2 (ja) 骨付き肉の自動脱骨装置
WO2009139032A1 (ja) うで部位又はもも部位の脱骨方法及び装置
US5542879A (en) Method and apparatus for detaching the meat from the bones of the extremities of animals
JPWO2004112489A1 (ja) 腿肉とオイスタミートの分離方法とその装置
JPH07506480A (ja) 脚肉剥し器を備えた黒身肉用骨除去器
JPH0748975B2 (ja) 家禽肢部処理方法
US20220167635A1 (en) Automated Chicken Deboner System and Method
JP4908147B2 (ja) 骨付き肉の脱骨方法及び装置
US5195923A (en) Automatic animal processing
CA3105929C (en) Support for carrying a chicken through a deboning process
WO1992001385A1 (en) Boning method and apparatus
WO1997005782A1 (en) Head meat recovery
US10602747B2 (en) Method, a guide assembly and a system for separating viscera sets eviscerated from slaughtered poultry
KR20230088463A (ko) 가금류 몸통을 처리하기 위한 장치 및 방법
JPH0467937B2 (ja)
JPH10150912A (ja) 屠体処理装置のレッグプロセッサー
KR20230020357A (ko) 도축된 가금류의 몸통 부분을 처리하기 위한 방법 및 장치
AU645320B2 (en) poning method and apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080425

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080912

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080917

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4190705

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130926

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term