JP4190475B2 - 電子レンジ用調理容器 - Google Patents

電子レンジ用調理容器 Download PDF

Info

Publication number
JP4190475B2
JP4190475B2 JP2004276012A JP2004276012A JP4190475B2 JP 4190475 B2 JP4190475 B2 JP 4190475B2 JP 2004276012 A JP2004276012 A JP 2004276012A JP 2004276012 A JP2004276012 A JP 2004276012A JP 4190475 B2 JP4190475 B2 JP 4190475B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
heating
tray
heat
placing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004276012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006087632A (ja
Inventor
義人 福田
克明 速水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2004276012A priority Critical patent/JP4190475B2/ja
Publication of JP2006087632A publication Critical patent/JP2006087632A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4190475B2 publication Critical patent/JP4190475B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

本発明は、電子レンジで使用される電子レンジ用調理容器に関する。
従来は、内部に水を収容する高周波透過材の下部容器と、前記下部容器の底部から離隔されるように前記下部容器の上端に外縁部が載置され、蒸気が透過するように多数の小孔が形成された高周波遮断材の飲食物支持板と、前記下部容器を覆うように構成され、蒸気排出孔が形成された高周波遮断材の上部カバーとを含んでなり、前記上部カバーの下端が前記飲食物支持板の縁部から所定間隔だけ離隔されて所定量の高周波が前記間隔を通して前記上部カバー内に流入するように、前記上部カバーの下端は前記下部容器の上端に載置される電子レンジ用調理容器が良く知られている(特許文献1参照)。
かかる構成において、電子レンジの加熱室内部に照射されるマイクロ波を用いて蒸気を発生させることができるものである。
また、マイクロ波を透過する耐熱性誘電体材料によって形成され且つその底部に貯水可能な容器と、この容器の開口部を着脱自在に閉塞するマイクロ波を透過する耐熱性誘電体で形成した蓋と、前記容器の底部外表面に配置されマイクロ波を吸収して発熱する発熱体と、前記容器内の底部に設けられ食品が載置される多数の通気穴を有する仕切板とを有する電子レンジ用調理容器も、既に知られている(特許文献2参照)。
かかる構成により、発熱体で発生した熱により容器の底部に貯水した水を加熱し、蒸気を発生させて食品に湿りを与えることができるものである。
特開2004−167208 実開昭48−34944号公報
しかしながら、マイクロ波を吸収して発熱する発熱体は200度以上の高温となるため、周辺の構成部品の耐熱温度を高く設計する必要がある。特に、例えば特許文献2に記載の仕切板のような食品を載置する食品載置板が変形してしまうと、食品が載置できず容器の機能自体を失うことになる。
このため、変形しないようにリブを多く設けたり、食品載置板の肉厚を厚くしたり、または材料を金属にしたりすることが考えられるが、このような構成では、食品載置板の重量が重くなってしまう。
調理容器は、使用者が食品を載置した後に、持ち上げて加熱室内に収納したり、調理終了後、加熱室内から取り出したりするため、軽量化が求められている。
本発明はかかる課題を解決するためになされたものである。
本発明は、水が溜められる発熱トレーと、前記発熱トレーに載置され、前記発熱トレー内の水から発生する蒸気を通過可能とし、内部に食品を収納可能とするすのこと、前記すのこの上部を覆って前記すのこ内に収納した前記食品を蒸し調理する上蓋と、を備え、前記発熱トレーは、マイクロ波を吸収して発熱する発熱体と、前記発熱体を裏面に配置した金属材料からなる発熱平面部と、下端を前記発熱平面部の周囲に接続し、前記発熱平面部より所定の高さを有して設けた下段周壁と、前記下段周壁の上端全周に設け、前記すのこを載置する段部と、前記段部の周囲に接続して上方に立設させた上段周壁と、前記上段周壁から外方に延設させた鍔部と、前記鍔部に設けられ、前記発熱トレーを電子レンジの加熱室に載置する際に、電子レンジの加熱室との間で放電が発生するのを防止する樹脂ガードと、前記樹脂ガードに設けられ、下方に突出した脚部となる凸部と、を有し、また前記すのこは、前記食品を載置すると共に、蒸気が通過可能な貫通穴が穿設された食品載置面と、前記食品載置面の周囲下部に、全周にわたって前記段部と接触する脚部を有し、前記発熱トレーの前記発熱平面部と前記下段周壁とは、前記発熱体の熱により加熱して蒸気を発生させるために水溜め可能な容器部を形成し、前記容器部で発生した蒸気は、蒸し調理を実行するために前記段部に載置した前記すのこの貫通穴から食品に到達させることを特徴とする。
また、前記段部の所定の高さは、前記容器部に供給される水の量に対応した高さであることを特徴とする。
また、前記発熱トレーは金属材料から形成され、また前記発熱体はフェライトで構成されることを特徴とする。
さらに、前記発熱トレーは、前記加熱室の下面とほぼ同じ大きさに形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、調理容器の重量の軽量化が図れ、使用者の使い勝手が向上できるものである。
図1、図2及び図3において、1はフレーム1aで覆われた電子レンジ本体、2は食品を収納する加熱室、3は加熱室2の前面開口を開閉するドア、4はオーブンレンジ1に加熱条件の設定や加熱開始の指示を行う設定入力部4aや設定条件や残り加熱時間などを表示する表示部4bを有するコントロールパネルである。
前記加熱室2は、上面2a、下面2b、左側面2c、右側面2d及び後面2eから構成されている。
また、下面2bには、例えばセラミックなどのマイクロ波を透過する材料から形成された食品載置板5が配置されている。食品載置板5の下方には、加熱室2の底板201が下方に段押しされて形成された凹部202が配置され、該凹部202内には回転アンテナ203が回転自在に配置されている。
凹部203の下部には導波管204の一端側が接続されている。該導波管204の他端側には、マイクロ波を発振し、導波管204内にマイクロ波を供給するマグネトロン205が接続されている。導波管204の他端側の下部にはモータ206が固定され、該モータ206から延設される回転軸207が導波管204を貫通し、凹部202内の回転アンテナ203と接続され、回転アンテナ203を回転させている。
前記マグネトロン205は、そのマグネトロンアンテナ208を導波管204の他端側内部に突設させ、マグネトロン205で発振したマイクロ波をマグネトロンアンテナ208から導波管204内に供給している。
導波管204内に供給されたマイクロ波は、導波管204の一端側に存在するモータ206の回転軸207を伝わって、回転アンテナ203に到達し、回転アンテナ203をモータ206で回転させながら、マイクロ波を凹部202内に放射している。凹部202内に放射されたマイクロ波は、食品載置台5を貫通して加熱室2内に供給されるのである。
なお、図3中の209は、すのこ7内に配置された、例えば容器に収納された茶碗蒸しなどの食品、210は加熱室2の右側面2dの上部中央付近の外壁に設けられ、検出管211を介して加熱室2内の温度分布を検出する赤外線センサを示している。赤外線センサ210は、センサモータ212が接続され、該センサモータ212の駆動により赤外線センサ210が首振り駆動することで、加熱室2内の温度分布を検出している。
6は底部の外壁面にマイクロ波を吸収して発熱する発熱体を有する本発明の発熱トレーに相当する角皿、7は角皿に載置される蒸し調理用のすのこ、8はすのこ7の上面開口を閉塞するすのこ蓋である。9は加熱室2の左側面2c及び右側面2dの上部に配置した角皿6の載置用上部レール、10は同じく加熱室2の左側面2c及び右側面2dの中央よりやや下部に配置した角皿6の載置用中央レール、11は加熱室2の左側面2c及び右側面2dの下部に配置した角皿6の載置用下部レールである。つまり、載置用上部レール9に角皿6を載置したときは上面2a近くに角皿6が配置されることになり、載置用中央レール10に角皿6が載置されたときは、角皿6は加熱室2内の中央と食品載置板5との中間位置に配置され、さらに載置用下部レール11に角皿6が載置されたときは、載置用中央レール10の少し下部で、開放したドア3に角皿6を載置し加熱室3内に押し込んだとき、自動的にレール上に導かれる高さ、すなわちほぼ食品載置板5の直上付近に角皿6が配置される。
図4乃至図9において、前記角皿6、すのこ7及びすのこ蓋8は、角皿6内に水を貯留し、後述する発熱体15の熱により加熱して蒸気を発生させ、すのこ7内に蒸気を供給して、すのこ7内の食品を蒸し調理するための本発明の調理容器12を構成している。
まず前記角皿6は、金属材料、例えば全体をアルミニウムを主成分とする材料で形成され、底面に食品を載置する食品載置部13と、該食品載置部13に食品を載置したとき食品と接触するとともに、食品から染み出た油を食品と接触させずに下方に貯める複数の食品支持凸部14と、食品載置部13の外壁面に貼り付けなどにより配置されたマイクロ波を吸収して発熱するフェライトからなる発熱体15、食品載置部13の周囲から上方に延設された下段周壁16、該下段周壁16の上端から略水平方向で調理容器12の外方に延設させた段部17、該段部17の周囲から上方に立設し、延設させた上段周壁18、該上段周壁18の上端から調理容器12の外方に延設させた鍔部19とから構成されている。
また、鍔部19には、耐熱温度が140度程度のポリプロピレンなどの樹脂から形成され、角皿6を加熱室2の載置用レール9、10、11に載置するときに、それぞれのレールと接触し、レールと角皿6の鍔部19との間で放電が発生しないような距離に保つための樹脂ガード20を有している。該樹脂ガード20は、角皿6を台所の調理台などの上に載置する際に、脚部となる下方に突出した凸部21も設けている。
前記食品載置部13と下段周壁17で形成された部分は、本発明の容器部に相当し、下段周壁17の高さは、蒸し調理を実行する際に、必要な水の量の相当する高さとしている。つまり、水を段部18付近まで注いで蒸し調理を実施するので、使用者は分量を計ることなく、容易に適量の供給を判断できるのである。
また、角皿6の大きさは、図6に示すように、加熱室2の下面2b(点線で示した大きさ)と比較すると、角皿6のコーナー部分が円弧を描いている関係で、隙間が開いている以外は、ほぼ同じ大きさで形成されている。
マグネトロンから加熱室2内に供給されたマイクロ波は、角皿6下面と食品載置板5との間の空間に供給され、その一部は角皿6と加熱室2の各側壁との隙間、例えばコーナー部などから角皿6の上部に回りこみ、すのこ7やすのこ蓋8を貫通して食品に届き、食品を加熱する。しかし、ほとんどのマイクロ波は、角皿6が金属製であるため、角皿6下面と食品載置板5との間で反射を繰り返して存在することになり、その一部が発熱体15に吸収され、熱に返還されるのである。
蒸し調理は、蒸気で加熱することが必要であり、マイクロ波が食品に多く届くと、マイクロ波による加熱が進んで、例えば茶碗蒸しなら巣が入ったりして、食品から水分が蒸発する加熱が先行してしまい、調理失敗の原因となる恐れがあります。このため、蒸し調理を行なう際には、マイクロ波が食品に届く量を制限する必要があるので、本実施の形態では角皿6を金属製としている。
次にすのこ7は、前記樹脂ガードと同じ材料で形成され、蒸気が通過可能な貫通穴22が複数個穿設された食品載置面23と、該食品載置面23の下方全周囲に設けられた高さ5mm程度のすのこ脚部24と、前記食品載置面23の周囲上方に立設され、延設されたすのこ側壁25と、該すのこ側壁25の上端からすのこ7の外方に延設されたすのこ段部26と、該すのこ段部26の周囲から上方に立設した立設壁27を介して側方に延設したすのこ縁部28とから構成されている。
前記すのこ脚部24は、角皿6の段部17上の全周に接触して載置される。この構成により、角皿6の食品載置部13と下段周壁16とすのこ脚部24と食品載置面23とで、食品載置面23に穿設された貫通穴22以外で閉塞された空間が形成される。
すのこ脚部24が段部17に全周に渡って接触しているので、角皿6で発生する蒸気がすのこ7内にほとんど供給され、外部に漏れにくくなるので、加熱室2内に拡散する水蒸気が減少し、加熱室2内の壁面への結露やドア3の曇りにより、ドア3を通して中が見えなくなることを防止できるものである。また、加熱室2から外部に漏れる熱気にも水分の含有量が減少でき、電子レンジ本体1近傍の壁などに結露して、カビを発生させてしまうことなどを抑制することができる。
さらにすのこ蓋8は、すのこ7と比べて耐熱温度の低いポリプロピレンなどの樹脂材料から形成され、すのこ7の縁部28上に接触して載置される蓋縁部29と、該蓋縁部29の内周全周に下方へ突出し、すのこ7の立設壁27に係合する蓋リブ30と、前記蓋縁部29の内周から上方に、断面円弧形状に膨出させ、中央部を平面に維持させた蓋本体部31と、該蓋本体部31の断面円弧形状に膨出させた部分に設けた取手とから構成されている。
また、蓋縁部29の下部には、すのこ蓋8の耐熱温度より高い耐熱温度を有する樹脂で形成された蓋ガード33が着脱自在に取り付けられている。該蓋ガード33は、前記蓋リブ30の外周面に沿って全周に、蓋リブ30より高い蓋ガードリブ34を備えている。前記蓋リブ30の高さは、少なくとも蓋縁部29の下面と蓋ガード33との隙間から、蓋本体部31の裏面に結露した水滴が侵入することを阻止できる高さがあればよい。
これは、使用者が加熱中または加熱終了後にすのこ蓋8を持ち上げたときに、蓋本体部31の裏面に結露した熱い水滴が、蓋縁部29の下面と蓋ガード33との隙間から、使用者の腕にかかることを防止するためである。
かかる構成において、蒸し調理を実行する手順を説明する。
まず、使用者は角皿6内の食品載置部13に水を注ぐ、水の注ぐ量は、段部18付近の高さまで注げば適量となる。次に、段部18上にすのこ7を載置し、食品載置面23上に、茶碗蒸しなどの蒸し調理用食品209を載置する。最後に、すのこ蓋8ですのこ7の上面開口を閉塞する。
次に、使用者は、電子レンジ1のドア3を開放し、調理容器12を持ち上げ、開放したドア3上に一旦載置する。そして、角皿6をスライドさせて加熱室2内に押し込み、載置用下部レール11上を摺動させて、加熱室2内に収納する。その後、ドア3を閉塞してコントロールパネル4の設定部4aを操作して、蒸し調理を実行するのである。
蒸し調理が開始すると、加熱室2内にはマグネトロンからのマイクロ波が供給され、該マイクロ波を発熱体15が吸収して発熱し、この熱で角皿6内の水を加熱し、蒸気を発生させる。発生した蒸気は、図3中のすのこ7内に記載した矢印のように、すのこ7の食品載置面23の貫通孔22を貫通し、載置された食品を蒸気加熱する。設定された時間蒸気加熱を行うと蒸し調理は終了するのである。
蒸し調理終了後は、ドア3を開放し、調理容器12をドア3上まで引き出し、そして、角皿6を持ち上げて、加熱室2から取り出すのである。
なお、角皿6は蒸し調理以外に、発熱体15の熱により食品に焦げ目をつけながら調理する焼き調理にも使用できる。例えば、焼き餃子やハンバーグなどが調理としてあげられる。
この焼き調理を行う際は、角皿6の鍔部19にすのこ蓋8の蓋縁部29を載置することで、すのこ蓋8が焼き調理時の角皿6の蓋を兼用している。かかる構成により、食品から蒸発する水分で蒸らしつつ、食品内まで早く加熱する焼き調理を実行することができるのである。この焼き調理中、角皿6は200度以上の高温となるため、載置するすのこ蓋8がこの熱により変形しないように、角皿6の鍔部19に接触する部分には蓋本体31とは異なる耐熱温度の高い樹脂材料の蓋ガード33を設けているのである。
耐熱温度の高い樹脂は、耐熱温度の低い樹脂に比べて、ガラス繊維量など耐熱温度を高くするための材料を多く混入しているため、その分重量が重くなる。しかし、すのこ蓋8の大部分を占める蓋本体31は耐熱温度の低い樹脂で形成し、角皿6と接触する部分のみ耐熱温度の高い樹脂を使用することで、少しでも軽量化を図っているのである。
また、蓋ガード33の蓋ガードリブ34の所々には、図10に示すように、すのこ蓋8の蓋リブ30に接触している部分に、断面コ字形状のフック部35を設け、蓋リブ30に係合している。かかるフック部35は、熱によりすのこ蓋8が変形させず、形状を保持させるためのものである。
以上のことより、発熱平面部13の温度が発熱体15の発熱により230度程度上昇しているのに対し、すのこ7が載置される段部17は、発熱平面部13と下段周壁16を介して接続されているため、発熱体15と距離があけられ、水が角皿6内に注がれていない状態で130度から150度程度の温度上昇に抑えられることができ、角皿6内に水が注がれた状態でも、水が100度に達していたとしても90度程度に抑えられ、すのこ7の材料を耐熱温度が低い樹脂で形成することを可能とし、コストアップを抑制すると共に、すのこ7自体の重量も軽量化を図ることが可能となる。
また、角皿6の下段周壁16の高さは、角皿6に注がれる蒸し調理用の水の水面が、角皿6の段部17の面より下方となるような高さとされ、またすのこ脚部24は角皿6の段部17上の全周に接触して載置されているため、角皿6に注がれた水がすのこ7のすのこ脚部24内側に配置されるようになるので、発生した蒸気が全てすのこ7内を通過させることができるようになる。
さらに、角皿6は金属材料で形成されており、また加熱室2の下面2bとほぼ同じ大きさの形状であるため、加熱室2の下面2b下方から供給されるマイクロ波は、角皿6により反射され、角皿6の上部側にほとんど供給されない構成となっている。このため、発熱体15に吸収されるマイクロ波がほとんどで、他のマイクロ波によりすのこ7内の食品の加熱に寄与しない。このような構成とすることで、蒸気による蒸し調理を実現していることになる。従って、すのこ7やすのこ蓋8は、樹脂で形成しても良くなり、この点でも調理容器の軽量化を図ることができる。
本発明の電子レンジの外観図である。 図1の正面外観斜視図である。 図1中のZ−Z断面図である。 本発明の電子レンジ用蒸し調理容器の外観斜視図である。 蒸し調理容器の角皿、すのこ及びすのこ蓋の外観斜視図である。 蒸し調理容器の上面図であり、加熱室の下面との大きさを比較した図である。 図6中のA−A断面図である。 図7中のW部分の拡大図である。 図8中のX部分の拡大図である。 蓋ガードリブを説明するために、蓋ガードリブが存在する部分において図9と同方向に切断したの断面拡大図である。
符号の説明
1 電子レンジ本体
2 加熱室
6 角皿
7 すのこ
8 すのこ蓋
12 調理容器
13 発熱平面部
14 食品支持凸部
15 発熱体
16 下段周壁
17 段部
18 上段周壁
23 食品載置面
24 すのこ脚部

Claims (4)

  1. 水が溜められる発熱トレーと、
    前記発熱トレーに載置され、前記発熱トレー内の水から発生する蒸気を通過可能とし、内部に食品を収納可能とするすのこと、
    前記すのこの上部を覆って前記すのこ内に収納した前記食品を蒸し調理する上蓋と、を備え、
    前記発熱トレーは、
    マイクロ波を吸収して発熱する発熱体と、
    前記発熱体を裏面に配置した金属材料からなる発熱平面部と、
    下端を前記発熱平面部の周囲に接続し、前記発熱平面部より所定の高さを有して設けた下段周壁と、
    前記下段周壁の上端全周に設け、前記すのこを載置する段部と、
    前記段部の周囲に接続して上方に立設させた上段周壁と、
    前記上段周壁から外方に延設させた鍔部と、
    前記鍔部に設けられ、前記発熱トレーを電子レンジの加熱室に載置する際に、電子レンジの加熱室との間で放電が発生するのを防止する樹脂ガードと、
    前記樹脂ガードに設けられ、下方に突出した脚部となる凸部と、
    を有し、
    また前記すのこは、
    前記食品を載置すると共に、蒸気が通過可能な貫通穴が穿設された食品載置面と、
    前記食品載置面の周囲下部に、全周に渡って前記段部と接触する脚部とを有し、
    前記発熱トレーの前記発熱平面部と前記下段周壁とは、前記発熱体の熱により加熱して蒸気を発生させるために水溜め可能な容器部を形成し、前記容器部で発生した蒸気は、蒸し調理を実行するために前記段部に載置した前記すのこの貫通穴から食品に到達させることを特徴とする電子レンジ用調理容器。
  2. 前記段部の所定の高さは、前記容器部に供給される水の量に対応した高さであることを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ用調理容器。
  3. 前記発熱体は、フェライトで構成されることを特徴とする請求項1または請求項2のうちいずれか1つに記載の電子レンジ用調理容器。
  4. 前記発熱トレーは、前記加熱室の下面とほぼ同じ大きさに形成されていることを特徴とする請求項3に記載の電子レンジ用調理容器。
JP2004276012A 2004-08-23 2004-09-22 電子レンジ用調理容器 Expired - Fee Related JP4190475B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004276012A JP4190475B2 (ja) 2004-08-23 2004-09-22 電子レンジ用調理容器

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004242767 2004-08-23
JP2004276012A JP4190475B2 (ja) 2004-08-23 2004-09-22 電子レンジ用調理容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006087632A JP2006087632A (ja) 2006-04-06
JP4190475B2 true JP4190475B2 (ja) 2008-12-03

Family

ID=36229142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004276012A Expired - Fee Related JP4190475B2 (ja) 2004-08-23 2004-09-22 電子レンジ用調理容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4190475B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006087632A (ja) 2006-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5202507B2 (ja) マイクロ波蒸気調理容器システム
EP2133013B1 (en) Multi-purpose cooking appliance
JP2022010420A (ja) 炊飯器
WO2016199462A1 (ja) 加熱調理器
JP2000041838A (ja) 電気鍋
JP4033778B2 (ja) 蒸し調理具
JP2006087843A (ja) 電子レンジ用調理容器
JP4190475B2 (ja) 電子レンジ用調理容器
JP2014234932A (ja) 加熱調理器
CN210124637U (zh) 一种烘烤烹饪器具
JP3678214B2 (ja) 電気調理器
JP7079824B2 (ja) 加熱調理器
JP2008022908A (ja) 加熱調理器用食材支持ユニット及びそれを備える加熱調理器
JP5732427B2 (ja) 加熱調理器
JP2006087842A (ja) 電子レンジ用調理容器
JP5630054B2 (ja) 蒸し器
JP2017000392A (ja) 加熱調理器
JP2014224636A (ja) 加熱調理器
JP6561025B2 (ja) 炊飯器
CN213248349U (zh) 烹饪器具
JPS6135847Y2 (ja)
JP3960880B2 (ja) 高周波加熱調理器用食品載置皿
JP3103627U (ja) 電磁調理器に載置して炊飯可能な電磁調理器用炊飯器と電磁調理器
KR200353646Y1 (ko) 전자렌지용 구이용기
KR200266915Y1 (ko) 전기레인지용 쿠커

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051226

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080916

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees