JP4188328B2 - 二輪車ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼板 - Google Patents

二輪車ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼板 Download PDF

Info

Publication number
JP4188328B2
JP4188328B2 JP2005043264A JP2005043264A JP4188328B2 JP 4188328 B2 JP4188328 B2 JP 4188328B2 JP 2005043264 A JP2005043264 A JP 2005043264A JP 2005043264 A JP2005043264 A JP 2005043264A JP 4188328 B2 JP4188328 B2 JP 4188328B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel
less
weather resistance
stainless steel
hardness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005043264A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006225740A (ja
Inventor
宜治 井上
正夫 菊池
明彦 高橋
治彦 梶村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel and Sumikin Stainless Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel and Sumikin Stainless Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel and Sumikin Stainless Steel Corp filed Critical Nippon Steel and Sumikin Stainless Steel Corp
Priority to JP2005043264A priority Critical patent/JP4188328B2/ja
Publication of JP2006225740A publication Critical patent/JP2006225740A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4188328B2 publication Critical patent/JP4188328B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Description

本発明は、二輪車のディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼板に関し、特に、ディスクブレーキに加工後、焼入れままで、ディスクブレーキとして必要な硬さが安定して得られ、耐銹性に優れ、かつ、使用時の軟化抵抗にも優れた、二輪車のディスクブレーキに好適なマルテンサイト系ステンレス鋼板に関するものである。
二輪車のディスクブレーキは、耐磨耗性、耐銹性、靭性等の特性が要求される。耐磨耗性は一般に硬さが高いほど大きくなる。一方、硬さが高すぎるとディスクブレーキとパッドの間でいわゆるブレーキの鳴きが生じるため、ブレーキの硬さは、32〜38HRC(ロックウェル硬さCスケール)が求められる。これらの要求特性から、二輪車ディスクブレーキ材料にはマルテンサイト系ステンレス鋼板が用いられている。
従来、SUS420J2を焼入れ焼き戻しして所望の硬さに調節し、ディスクブレーキとしていいたが、この場合、焼入れと焼き戻しの2つの熱処理工程を要する。特許文献1において、従来鋼より広い焼入れ温度域で、安定して所望の硬さを得る鋼組成を特徴とする低炭素マルテンサイト系ステンレス鋼オートバイディスクブレーキ用材料に関する発明が開示された。これは、低C,N化し、かつ、それによるオーステナイト温度域の縮小、つまり、焼入れ温度域が狭くなることをオーステナイト形成元素であるMn添加で補ったものである。
これに対し、特許文献2において、低Mn鋼で焼入れままで使用できるオートバイディスクブレーキ用鋼板に関する発明が開示されている。この鋼板は、Mnを低下させる代わりに、オーステナイト形成元素として同様の効果を持つ、NiおよびCuを添加したものである。
しかしながら、上記特許文献1に記載の発明は、多量のMnSを形成するため耐銹性に劣ってしまうという問題があった。また、特許文献2に記載の発明は、Mnと比較して高価なNi,Cuを必須の成分とするため、コスト上昇は避けられないという問題があった。
特開昭57−198249号公報 特開平08−060309号公報
そこで、本発明は、CおよびN添加量を限定し、かつMnを主体とするオーステナイト形成元素およびフェライト系形成元素の含有量を限定し、S量とAl量、Ca量を限定することにより、安価で焼入れ安定性、耐銹性に優れた、焼入れままで使用する二輪車ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼板を提供することを目的とするものである。
本発明の要旨は以下の通りである。
(1)質量%で、
C :0.02〜0.06%、 Si:0.02〜0.4%、
Mn:1.4〜2.0%、 P :0.04%以下、
S :0.001〜0.010%、 N :0.010〜0.025%、
Cr:10〜15%、 Ni:0.2%以下、
Cu:0.2%以下、 Al:0.001%超0.02%以下、
Ca:0.0001〜0.0010%
を含有し、さらに、C,N,Al,Sが、
C+N:0.05〜0.08%、 9×Al+19×S≦0.199
の関係を満たし、かつ、下記(1)式で表されるγpが90以上を満足し、残部Feおよび不可避的不純物からなることを特徴とする、二輪車ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼板。
γp=420[%C]+470[%N]+23[%Ni]+9[%Cu]+7[%Mn] −11.5[%Cr]−11.5[%Si]−52[%Al]+189 (1)(2)前記Cu量に替えて、質量%で、
Cu:0.2%超0.7%以下
を含有することを特徴とする、上記(1)に記載の二輪車ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼板。
本発明により、安価で焼入れ安定性、耐銹性に優れた、焼入れままで使用する二輪車ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼板を提供することができ、製造者のみならず本鋼板を利用する者にとっても多大な利益を得ることができ、工業的価値は極めて高い。
本発明を実施するための最良の形態と限定条件について詳細に説明する。
本発明者らは、焼入れままで使用できる二輪車ディスクブレーキ材料について、詳細な検討を行ってきた。その中で、耐銹性については、最近、二輪車が販売されるまでに発銹してしまう場合が散見され、これまで以上の耐銹性が求められるようになってきた。しかし、ディスクブレーキ材料には、オーステナイト形成元素であるMnが必須であり、そのMnが耐銹性を劣化させると言われていて、改善は困難と思われていた。
ところが、本発明者らは、そのMnによる耐銹性の劣化機構を検討したところ、耐銹性に有害であるMnSの影響は小さく、水溶性のCaSが形成されていることが、耐銹性を最も劣化させる原因であることを見出した。さらに、CaSが生成させない条件の検討を進めた結果、Al,Ca,Sを一定範囲に限定することがCaSを生成させないことを見出し、これにより、耐銹性を改善できることが判明した。
発明者らは、以上の知見を基に詳細な検討を進め、発明を完成した。
初めに各成分に関する限定条件を述べる。
Cは、焼入れ後所定の硬さを得るためには必須の元素であり、所定の硬度レベルになるようにNと組み合わせて添加する。しかし、0.06%を超えて添加すると硬度が硬すぎて、ブレーキの鳴き、靭性劣化等の不具合を生じることから、0.06%を上限とする。また、0.02%未満では、硬さを得るためにNを過大に添加しなければならないことから0.02%を下限とする。
Nは、Cと同様に焼入れ後に所定の硬度を得るためには必須の元素であり、所定の硬度レベルになるようにCと組み合わせて添加する。しかし、0.025%を超えて添加するとブレーキ制動時の加熱で微細な窒化物が形成されるために、0.025%を上限する。また、Nを0.010%未満とすることは製鋼コストの増大になるため、0.010%を下限とする。
C+Nは、焼入れ後の硬さに直接関係する量であり、所定の硬さレベルに調整するためには、0.05%以上0.08%以下とする必要がある。
Siは、脱酸成分として有効であり、同じく脱酸成分であるAl量の制限が耐銹性確保のために必須であるので、本発明では脱酸を助けるために添加する。しかし、Siはフェライト形成元素として非常に強力であり、この点では抑制する必要がある。よって、その好適範囲は、0.02%以上0.4%以下とする。
Mnは、鋼中に不可避的に含まれる成分であるが、オーステナイト形成元素であり、他のオーステナイト形成元素(NiやCu)と比較して安価なため、本発明では、非常に重要である。高温でのオーステナイト相を確保して焼入れ性を確保するため、1.4%以上の添加を必要とする。しかし、2.0%を超えると、本発明を持ってしても、耐銹性の劣化が見られるため、2.0%を上限とする。
Pは、鋼中に不可避的に含まれる成分であるが、0.04%を超えて含有すると靭性が低下するために0.04%を上限とした。
Crは、二輪ディスクブレーキ材料として必要な耐銹性を確保するための必要な基本元素であり、その含有量が10%未満では十分な耐銹性を得ることができない。また、Crはフェライト形成元素であるため、15%を超えて添加すると、オーステナイト相生成温度域が縮小し、焼入れ温度域でマルテンサイト相に変態しないでフェライト相が生成・混入するようになり、焼入れ後の硬さを満足することができなくなる。よって、Cr添加量は、10%以上15%以下とする。
Niは、Mnと同じくオーステナイト形成元素であり、高温でオーステナイト相を確保して焼入れ性を確保するために有効な元素であるが、非常に高価なため本発明では、不可避的に含まれる程度とし、0.2%以下とする。
Cuは、Mn,Niと同じく、高温でオーステナイト相を確保して焼入れ性を確保するために有効な元素であるが、Ni同様高価なため本発明では、不可避的に含まれる程度とし、0.2%以下とする。しかし、Cuは、ブレーキ制動発熱によるディスクの軟化を抑制することに効果的であり、大型バイク向け用途等でディスクの制動発熱が高くなるような場合は、0.2%超0.7%以下の添加が好ましい。0.7%を超えると靭性が劣化するため好ましくない。
Alは、脱酸剤として非常に有用であり、特許文献1に記載の発明においても、0.05%以下になるようにAlを使用して脱酸することが好ましいと記載されている。ところが、本発明者らの詳細な検討により、Alを過大に添加した場合、溶湯中にCaSが発生しやすい傾向があることが判明した。これは、3CaO+3S+2Al→3CaS+Alという反応が起きているためと推定している。この反応が実質的に起こらない条件を検討した結果、AlとSとCaを一定範囲に制限することで可能となることを見出した。具体的には、Alは、0.001%超0.02%以下とする。0.001%以下ではSiの効果を加味しても脱酸が不十分となりやすいため好ましくなく、0.02%を超えるとCaSが生成しやすくなり、耐銹性が劣化するからである。
Sは、鋼中に不可避的に含まれる成分であるが、本発明では0.010%を超えて含有すCaSが生成しやすいため、0.010%を上限とする。また、Sを0.001%未満とすることは製鋼コストの非常な増大を招くため、0.001%を下限とする。
さらに、AlとSは、9×Al+19×S≦0.199を満足する必要がある。これを満足しない場合もCaSが生成しやすくなり、耐銹性が劣化するからである。
Caは、その好適範囲を0.0001%以上0.0010%以下とする。0.0010%超であると、本発明を持ってしても、CaSの生成を防止できず、耐銹性が劣化するからである。また、0.0001%未満の場合、本発明でなくとも、CaSは生成せず、耐銹性は十分なためである。しかし、0.0001%未満とするためには、製鋼コストの非常な増大を伴う。
さらに、これら述べてきた各元素は、その成分範囲の中で、900〜1050℃の温度範囲で安定して焼入れを行えるために、次式(1)で表されるγpが90以上を満足するよう相互に調整される必要がある。γpが90未満であると、焼入れしてもフェライト相が残る場合があり、所定の硬度レベルに達しない場合があるからである。
γp=420[%C]+470[%N]+23[%Ni]+9[%Cu]+7[%Mn] −11.5[%Cr]−11.5[%Si]−52[%Al]+189(1)
次に製造方法について詳細に説明する。
以上述べてきた成分と残部Feおよび不可避的不純物を含むスラブ、インゴット等の鋼片(以下、単にスラブともいう。)を溶製し、熱間圧延(以下、熱延ともいう。)によって、2〜8mm程度の熱延板とした後、焼鈍を行って軟化させ、酸洗して製品とする。酸洗せずにショットブラストによる仕上げでもよい。
酸洗仕上げまたはショットブラスト仕上げされた熱延板は、ディスク製造工程において、ディスク形状に加工された後、900〜1100℃に加熱されてから焼き入れられ、両面が研磨されて、ブレーキディスクとなる。
以下、実施例に従って、さらに詳細に本発明を説明する。
表1に示す化学成分を有する厚み200mmの鋼片を溶製した後、熱間圧延によって、厚さ6mmの熱延板を得た。さらに、850℃まで加熱して徐冷する軟化焼鈍を施した後、950℃で10分間保持後、水冷する焼入れ処理を行った。これら鋼板から、各種試験片を採取し、評価試験を行った。焼入れ材の硬さ試験は、JIS Z 2245に準拠した、ロックウェル硬さ試験(HRC)で行った。HRCで32から38が合格である。また、耐銹性試験は、試験片両面を#240研磨し、240時間の塩水噴霧試験(JIS Z 2371準拠)を行い、発銹程度を調査した。発銹しないものを合格、発銹したものを不合格とした。また、焼き戻し軟化特性に関しては、550℃、1時間の焼き戻しを行った後、焼入れ材の硬さ試験と同様にロックウェル試験で評価した。これらの結果を表2に示す。
A鋼からD鋼は、12%Cr−1.5%Mn−0.1%Cu系で、Al,Sを変化させたものである。A鋼はSが多く、かつ、9×Al+19×Sも0.199を超えるため、耐銹性が十分でない。また、D鋼は、Alが多く、かつ、9×Al+19×Sも0.199を超えるため、耐銹性が十分でない。B,C鋼は、本発明を満足する成分系であり、焼入れ後の硬さも合格であり、耐銹性も合格である。E鋼は、Ca量が多い例であり、耐銹性が十分でない。
F鋼からJ鋼は、A鋼からE鋼に対してCuが高い場合である。この場合、焼き戻し後の硬さが低Cu鋼よりも高くなっており、焼き戻し軟化抵抗が高いことを示している。しかし、F鋼は、Sが高く、I鋼はAlが高く、J鋼はCaが高いため、いずれも耐銹性が不合格である。本発明鋼である、G,H鋼は、焼入れ後の硬さ、耐銹性は合格で、かつ、焼き戻し軟化抵抗も高く、非常に優れている。
K鋼からL鋼は他の成分を変化させたもので、本発明鋼であるK鋼,L鋼は、焼入れ後の硬さおよび耐銹性は合格であり、かつ、Cuを多く含むL鋼は焼き戻し軟化特性に優れている。M鋼,N鋼はMnが低いために、γpが90以下となるため、焼入れ性が不十分となり、焼入れ後の硬さが低く、不合格である。また、Cが少ないO鋼、P鋼は、C+Nも少なくなっているため、十分焼きが入った状態でも硬さが不足している。
以上から、本発明鋼がディスクブレーキ用材料として優れた特性を有していることは明らかである。また、本発明鋼は、オーステナイト形成元素として、主としてMnを使用し、特に高価なNiをほとんど含有しないため、安価である。
Figure 0004188328
Figure 0004188328

Claims (2)

  1. 質量%で、
    C :0.02〜0.06%、
    Si:0.02〜0.4%、
    Mn:1.4〜2.0%、
    P :0.04%以下、
    S :0.001〜0.010%、
    N :0.010〜0.025%、
    Cr:10〜15%、
    Ni:0.2%以下、
    Cu:0.2%以下、
    Al:0.001%超0.02%以下、
    Ca:0.0001〜0.0010%
    を含有し、さらに、C,N,Al,Sが、
    C+N:0.05〜0.08%、
    9×Al+19×S≦0.199
    の関係を満たし、かつ、下記(1)式で表されるγpが90以上を満足し、残部Feおよび不可避的不純物からなることを特徴とする、二輪車ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼板。
    γp=420[%C]+470[%N]+23[%Ni]+9[%Cu]+7[%Mn] −11.5[%Cr]−11.5[%Si]−52[%Al]+189 (1)
  2. 前記Cu量に替えて、質量%で、
    Cu:0.2%超0.7%以下
    を含有することを特徴とする、請求項1に記載の二輪車ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼板。

JP2005043264A 2005-02-18 2005-02-18 二輪車ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼板 Active JP4188328B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005043264A JP4188328B2 (ja) 2005-02-18 2005-02-18 二輪車ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005043264A JP4188328B2 (ja) 2005-02-18 2005-02-18 二輪車ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006225740A JP2006225740A (ja) 2006-08-31
JP4188328B2 true JP4188328B2 (ja) 2008-11-26

Family

ID=36987358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005043264A Active JP4188328B2 (ja) 2005-02-18 2005-02-18 二輪車ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4188328B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006225740A (ja) 2006-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5191679B2 (ja) 耐銹性に優れたディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼
US8607941B2 (en) Steel sheet for brake disc, and brake disc
JP2009256787A (ja) 耐銹性に優れたディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼
TWI390051B (zh) Cr-containing low-carbon terrestrial steel
WO2015129403A1 (ja) 高強度ばね用圧延材および高強度ばね用ワイヤ
JP6786418B2 (ja) ブレーキディスク用マルテンサイト系ステンレス鋼、およびブレーキディスク
JP5700172B2 (ja) ステンレス鋼板
WO2020039697A1 (ja) 高強度鋼板及びその製造方法
KR100382212B1 (ko) 뜨임 연화 저항이 우수한 브레이크 디스크용 스테인레스강
JP3315974B2 (ja) 焼戻し軟化抵抗の高いディスクブレーキ用ステンレス鋼
JP4832834B2 (ja) 焼き入れ性に優れた耐熱ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼板
US20180179606A1 (en) Duplex stainless steel having excellent corrosion resistance and method for manufacturing the same
JP7300859B2 (ja) ブレーキマルテンサイト系ステンレス鋼板およびその製造方法、ブレーキディスク、ならびにマルテンサイト系ステンレス鋼スラブ
JP4496908B2 (ja) 耐焼戻し軟化性に優れるブレーキディスクおよびその製造方法
JP5489497B2 (ja) 焼入性に優れたボロン鋼鋼板の製造方法
JP5553651B2 (ja) 耐熱ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼
JP2001316767A (ja) 特に自動車用車両部品を製造するために有用な極めて高い弾性限度及び機械的強度を有している熱間圧延鋼
JP4188328B2 (ja) 二輪車ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼板
JP5278889B2 (ja) ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼
JP2006009150A (ja) 浸炭用鋼およびその製造方法
JP3900169B2 (ja) ディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼
WO2017208329A1 (ja) 低温靭性に優れた高張力鋼板
JP5287183B2 (ja) 浸炭用鋼の製造方法
KR20090066864A (ko) 마르텐사이트계 스테인리스강의 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070301

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080909

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080910

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4188328

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250