JP4188038B2 - 粉体集塵装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、貯槽、ホッパー等の容器に粉体を投入する口用の集塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種樹脂製袋など、いわゆる可撓性を有する袋状のフレキシブルコンテナバッグ(以下、フレコンバッグと略すことがある。)内に小麦粉、セメント、タルクなどの粉粒体を充てんして遠隔地に輸送することが従来からおこなわれている。フレコンバッグの利点とするところは、使い捨て式或はリサイクル式いずれの場合でも、可撓性を有するので、輸送現地で開袋後かさ張らず、粉粒体を取り出した後の容器の処分、或は処理が非常に楽である。
【0003】
従来、一般にフレコンバッグからセメントなどの粉粒体を取り出す開袋作業は特に密閉空間でおこなわれていないのが実状であり、したがってこの開袋作業に長期間たずさわっていると、粉塵の吸い込みによって、周囲環境をも汚染して粉塵公害を発生するという問題があった。これらの解決手段の一つとして、例えば、特開2002−145224号公報、特開平9−272629号公報、特開平6−329135号公報、特開平4−57728号公報には、粉塵を飛散させずにフレコンバックの開袋作業ができる装置が記載されている。
【0004】
また、特開平5−269336号公報には、容器の開口部から放出される気体状放出物を収集するための装置であって、容器の開口部の近くに取り付けることができる収集装置本体で、前記収集装置本体が、全体として中空内部を形成する内壁、外壁、上壁、底壁および対向する端壁を備え、前記内壁が、前記端壁の一方から他方への方向で互いに間隔を置いて配置された入り口開口部を備え、前記収集装置本体が真空源と接続することができる出口を備え、その真空源が前記中空内部に負圧を発生させ、容器の開口部を横切り、前記収集装置本体内の入り口開口部に向けて空気流を吸引する収集装置本体と、容器から放出される気体状放出物が前記空気流中に取り込まれ、本質的に薄層状の流れの中で前記入り口開口部を通り、前記収集装置本体の中に円滑に吸引される様に、前記空気流を前記入り口開口部中に向けるための、前記収集装置本体の内壁により支持された第一の気流をそらせるための板手段と、および前記入り口開口部から離れ、前記上壁に向かう方向に流れる気体状物質の経路内で、その様な気体状物質を、前記入り口開口部に入る前記薄層状空気流中に向けるための、前記収集装置本体により支持された第二の気流をそらせるための板手段を特徴とする装置が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、いずれのフレコンバックの開袋装置も複雑、かつ高価であり、密閉系で作業するためフレコンバックをカッター等により切り裂くためフレコンバックの再利用ができないという問題があった。
また、特開平5−269336号公報の装置は、気体上放出物の収集装置であり、粉塵を必ずしも効率的に集塵できるとは限らなかった。
本発明は、簡便な構造で、効率よく粉塵の飛散を防止できる集塵装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、吸引装置に連結された中空構造を有する集塵装置本体において、その内壁の適当な位置にスリットの入口開口部を配置することにより上記課題を解決することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち、本発明は、
(1)粉体投入口周辺に設置され、中空内部を形成する内壁、外壁、上壁、底壁および対向する端壁からなる本体、内壁に配置された入り口開口部、及び内壁底部に沿って開放された入口開口部、吸引装置と接続することができる出口、及び上壁またはその近傍に可撓性を有する板状部材を備えた粉体投入口用の集塵装置であって、内壁に配置された入口開口部が、端壁の一方から他方への方向で互いに間隔を置いて配置された縦形スリットと、上壁またはその近傍に可撓性を有する板状部材の下部近傍に内壁に沿って配置された横形スリットからなることを特徴とする粉体投入口用の集塵装置に関し、
(2)横形スリットが、内壁に沿って連通して設けられていることを特徴とする(1)に記載の粉体投入口用の集塵装置、
(3)吸引装置と接続することができる出口が、中空内部を形成する内壁、外壁、上壁、底壁および対向する端壁からなる本体全体に均等に複数配置されていることを特徴とする(1)または(2)に記載の粉体投入口用の集塵装置、
(4)中空内部を形成する内壁、外壁、上壁、底壁および対向する端壁からなる本体が、粉体投入口周縁部に、少なくとも粉体の出し入れが横方向から可能な開放部を設けて設置されていることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の粉体投入口用の集塵装置、
(5)粉体投入口が、フレキシブルコンテナバックに収納された粉体の投入口であることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の粉体投入口用の集塵装置に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい一実施形態を、図1〜3に示す。
本発明の集塵装置は、フレコンバックに収納された粉体の投入口に設けられるのが好ましい。集塵装置の大きさは、投入口の大きさに合わせて自由に設計できるため、取り扱うフレコンバックの大きさに特に制限されず、通常の20〜25Kg程度でも、大容量であっても構わない。また、図1〜3の集塵装置本体は、馬蹄形であるが、粉体投入口周縁部に取り付けられる形状であれば、特に制限されない。また、投入口周縁部をすべて囲繞することも可能であるが、フレコンバックの移動操作、開袋操作を容易に行うため、また、フレコンバック以外の粉体を取り扱うためにも、粉体の出し入れを容易とするための横方向の開放部を設けておくのが好ましい、
【0009】
図1〜3には図示していないが、フレコンバックを釣り上げ移動させる手段として使用される。例えばホイストクレーン等が設置されている。出口(14)は別途に設置されている吸引設備から吸引配管部材で連結されている分岐配管3本にに接続されている。出口(14)は、集塵装置本体に、複数設けるのが好ましく、その位置は本体全体から、均等に吸引可能な位置が好ましい。また、図1〜3において、出口(14)は、別途吸引部材(15)を介して設けられているが、本体の直接取り付けることも可能である。粉体投入ロ(1)には、異物の混入を防ぐために格子状スリットが設置されている。
【0010】
板状部材(11)は、本体上壁またはその近傍に取り付けられ、フレコンバックから粉体を投入する際、粉体の舞い上がりを防止するため設置されている。その長さは、フレコンバック等の粉体を収納した容器と密着できる長さであれば、特に制限されず、また、あらゆる形の収納容器に対応して密着できるように、可撓性を有する材質が好ましい。
【0011】
縦形スリット(10)の間隔、また、大きさは特に制限されないが、内壁に均等に配置するのが好ましく、また、その形状は、図示したように縦に連通した形状でも、短いスリットを縦方向に複数配置することもできる。スリット幅は特に制限されないが、5〜20mmの範囲が好ましい。
【0012】
本発明の設備の特徴である横形スリット(9)は、上記した板状部材(11)の下部近傍に設けるのが好ましい。この位置に設けることにより、粉体投入時に舞い上がり、板状部材(11)により飛散されるのが防止されると共に、板状部材(11)によって飛散防止された粉塵が横形スリット(9)によりすばやく吸引されるため、他の部分からの漏洩を効果的に防止することができる。
横形スリット(9)の形状は、図示したように内壁に沿って横に連通した形状でも、短いスリットを横方向に複数配置することもできる。スリット幅は特に制限されないが、5〜20mmの範囲が好ましい。
【0013】
次に、本発明の装置を用いた粉体投入の手順について説明する。
別途に設置してある吸引設備を運転し、集塵装置本体の内部中空構造部分を減圧吸引する。減圧度は、投入する粉体の容量、投入速度等により自由に設定が可能であるが、150mmH20程度の減圧度で十分である。この際、吸引装置を粉体投入口の設けられた容器に接続し、同時に吸引を行うのが好ましい。このようにすることで、粉塵の飛散がより防止でき、さらに、図示したように、粉体を横方向から移動できる開放部分を設けても、粉塵の飛散を効果的に抑えることができる。
【0014】
ホイスト・クレーン等の移動手段を用いてフレコンバックを粉体投入口上部に移動させる。このとき、フレコンバックを集塵装置本体に若干重力がかかる状態、つまり寄りかかったような状態で密着させて吊るすことによって粉体投入時、隙間からの粉塵の飛散防止がはかれる。
【0015】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の装置は、その構造が至って簡便であるにもかかわらず、従来の密閉型の装置と比較しても、同様に粉塵の飛散防止が可能となった。また、その構造が簡単であるため、あらゆる形状、場所の粉体投入口に対応することができるものである。粉塵問題は、製造工場の作業環境問題上、非常に重要な問題であり、本発明の装置を用いることにより、容易にその問題を解決することができ、産業上の利用価値は高いといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一実施形態を表す全体斜視図を示す。
【図2】図1に示す全体斜視図の正面図を示す。
【図3】図1に示す全体斜視図の平面図を示す。

Claims (5)

  1. 粉体投入口周辺に設置され、中空内部を形成する内壁、外壁、上壁、底壁および対向する端壁からなる本体、内壁に配置された入り口開口部、及び内壁底部に沿って開放された入口開口部、吸引装置と接続することができる出口、及び上壁またはその近傍に可撓性を有する板状部材を備えた粉体投入口用の集塵装置であって、内壁に配置された入口開口部が、端壁の一方から他方への方向で互いに間隔を置いて配置された縦形スリットと、可撓性を有する板状部材の下部近傍に内壁に沿って配置された横形スリットからなることを特徴とする粉体投入口用の集塵装置。
  2. 横形スリットが、内壁に沿って連通して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の粉体投入口用の集塵装置。
  3. 吸引装置と接続することができる出口が、中空内部を形成する内壁、外壁、上壁、底壁および対向する端壁からなる本体全体に均等に複数配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の粉体投入口用の集塵装置。
  4. 中空内部を形成する内壁、外壁、上壁、底壁および対向する端壁からなる本体が、粉体投入口周縁部に、少なくとも粉体の出し入れが横方向から可能な開放部を設けて設置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の粉体投入口用の集塵装置。
  5. 粉体投入口が、フレキシブルコンテナバックに収納された粉体の投入口であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の粉体投入口用の集塵装置。
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