JP4183559B2 - クレセント受け、およびこれを備えたサッシ窓 - Google Patents

クレセント受け、およびこれを備えたサッシ窓 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クレセント受け、およびこれを備えたサッシ窓に関する。詳しくは、サッシ窓の内召合せ框に回動自在に設けられたクレセントに係合してサッシ窓を施錠するクレセント受け、およびこれを備えたサッシ窓に関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、引違い窓や片引き窓、上げ下げ窓等の、窓枠内部に可動障子が設けられ、この可動障子が見付け方向に沿って開閉可能に支持されたサッシ窓がある。このようなサッシ窓において、可動障子を閉じた状態で施錠する施錠手段として、内外の召合せ框に設けられ、互いに係合することで障子を開閉不能にするクレセントおよびクレセント受けが一般的に利用されている。
このようなクレセントおよびクレセント受けでは、内召合せ框にクレセントが回動自在に取り付けられ、外召合せ框にクレセント受けが取り付けられている。そして、クレセントを回動し略半円形状に形成されたフックを、クレセント受けに設けられた受けフックに係合することで、可動障子の移動を規制して、施錠できるように構成されている。
【0003】
このようなクレセントおよびクレセント受けにおいて、窓枠および障子の加工、組立精度や建物開口部への建て付け状態等に応じて、施錠状態における障子のがたつきが生じないようにするために、係合するフックの位置を調整可能に構成されたクレセント受けが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
【0004】
特許文献1、2に記載されたクレセント受け(クレセント受金具)は、いずれも一端側に受けフックを備え、他端側に長孔を備えており、他端側を外召合せ框の室内側面に沿って外召合せ框内に挿入し、長孔に挿通したビスを外召合せ框内に固定された裏金具(裏板)に螺合することで、外召合せ框に取り付けられている。そして、特許文献1のクレセント受けは、一端から他端へ向かう方向に平行な二辺が、裏金具に形成された2つの突片に沿って取り付けられ、これらの突片に案内されるようになっている。また、特許文献2のクレセント受けには、一端から他端へ向かう方向に延びた打出部が形成され、この打出部が裏板に設けられた凹溝に嵌合して、クレセント受けが打出部の延出方向に案内されるようになっている。
このような特許文献1、2のクレセント受けでは、ビスを緩めることで、長孔に沿った方向にクレセント受けを移動させ、外召合せ框に対して進退移動させることができ、クレセント受けの位置調整が可能になっている。
【0005】
【特許文献1】
実開昭60−82065号公報
【特許文献2】
実開昭55−51946号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1、2に記載されたクレセント受けは、いずれもクレセント受けを裏金具(裏板)に固定するビスが、外召合せ框の室内側面、すなわち、内召合せ框との対向側面位置に設けられており、サッシ窓を閉じた状態において、ビスの頭部が内召合せ框に覆われるので、室内側から締め付け、または緩める操作をすることができなくなっている。
このため、クレセント受けの位置調整を実行するためには、引違い窓においては、室外側の障子の召合せ框を、室内側の障子の反対側(戸先框側)まで移動させるか、室外側の障子を外さなければならない。また、片引き窓においては、障子を移動させてもビスを操作できず、障子を外してクレセント受けの位置調整を実行しなければならない。従って、クレセント受けの位置調整作業に手間が掛かるという問題がある。
【0007】
本発明の目的は、サッシ窓を閉じた状態で位置調整することができ、調整にかかる作業手間の軽減を図ることができるクレセント受け、およびこれを備えたサッシ窓を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のクレセント受けは、サッシ窓の内召合せ框に回動自在に設けられたクレセントに係合して当該サッシ窓を施錠するクレセント受けであって、外召合せ框に固定された固定部材と、この固定部材に対して見付け方向に位置調整可能に固定され、かつ前記クレセントに係合する係合フックを有した受け部材とを備え、前記受け部材を前記固定部材に固定する固定手段は、2箇所に設けられており、一方の固定手段は、施錠位置に回動された前記クレセントに対して見込み方向に重なる位置に設けられ、他方の固定手段は、開錠位置に回動された状態の前記クレセントに対して見込み方向に重なる位置に設けられ、当該一方および他方の固定手段は、前記サッシ窓を閉じた状態において、室内側に露出し、かつ室内側から操作可能な位置に設けられていることを特徴とする。
【0009】
ここで、受け部材が位置調整される見付け方向とは、室内外方向(見込み方向)に直交する方向であって、障子の開閉方向(引違い窓や片引き窓における水平方向、上げ下げ窓における垂直方向)に沿った方向であることが望ましい。また、障子開閉方向の交差方向(引違い窓や片引き窓における垂直方向、上げ下げ窓における水平方向)について、位置調整可能に受け部材を構成してもよい。
また、室内側に露出した位置とは、内召合せ框に対して見込み方向に重ならない位置を意味する。
【0010】
このような構成によれば、サッシ窓を閉じた状態で、室内側から受け部材の固定手段を操作することで、固定部材に対して受け部材の位置調整を実行することができる。従って、障子を移動させたり、窓枠から取り外したりする必要がなく、サッシ窓を閉じたままの状態で位置調整作業を実施できるので、位置調整にかかる作業手間の軽減を図ることができる。
ここで、クレセントは、通常、略半円形状(三日月形状)のフックと、このフックの円弧一端側に固定され、回動軸から離れる方向に延びたレバーとを備えて構成されており、引違い窓や片引き窓では、水平な回動軸回りに縦方向に回動操作され、上げ下げ窓では、垂直な回動軸回りに横方向に回動操作される。このようにクレセントが回動操作された施錠位置または開錠位置において、レバーは、障子の開閉方向に沿った回動軸と交差する一方側(引違い窓や片引き窓では、上方または下方、上げ下げ窓では、左右いずれかの側)に位置することとなる。従って、固定手段を、施錠または開錠位置に回動されたクレセントのレバーに対して見込み方向に重なる位置に設けるように構成してもよい。
このような構成によれば、固定手段を施錠位置または開錠位置に回動されたクレセントに対して見込み方向に重なる位置、すなわち、室内側から見てクレセントによって隠される位置に設けた。これにより、障子の開閉方向について召合せ框に近く、かつクレセントの回動方向についても回動軸に近い位置に設けた固定手段で、受け部材を固定することができ、受け部材および固定部材を必要最小限の大きさで形成することができる。さらに、受け部材の固定手段のうちの一方が、施錠位置または開錠位置に回動されたクレセントに隠されることで、室内側からの内観上、固定手段が目立たず、意匠性を向上させることができる。
また、クレセントを施錠位置または開錠位置に回動すれば、2箇所の固定手段のうちの一方または他方がクレセントに重ならず、室内側から操作可能に構成できるので、クレセントが位置調整操作の邪魔にならず、調整作業を容易に実行することができる。
【0011】
また、本発明のクレセント受けは、サッシ窓の内召合せ框に回動自在に設けられたクレセントに係合して当該サッシ窓を施錠するクレセント受けであって、外召合せ框に固定された固定部材と、この固定部材に対して見付け方向に位置調整可能に固定され、かつ前記クレセントに係合する係合フックを有した受け部材とを備え、前記固定部材は、前記外召合せ框に固定される固定面部と、この固定面部から突出して前記外召合せ框の長手方向に沿った2箇所に設けられた一対の案内面部と、これら一対の案内面部間に設けられて前記外召合せ框に向かって凹んだ凹部とを備えて形成され、前記受け部材は、前記一対の案内面部間に渡って当該案内面部の室外側面に固定手段を介して固定され、前記係合フックは、前記固定部材の凹部に対応した位置に設けられ、前記受け部材を前記固定部材に固定する固定手段は、前記サッシ窓を閉じた状態において、室内側に露出し、かつ室内側から操作可能な位置に設けられていることを特徴とした構成が採用できる。
【0017】
一方、本発明のサッシ窓は、前記したいずれかのクレセント受けと、上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内側に開閉自在に支持された室内側および室外側の引違い形式の障子とを備え、前記クレセント受けが、前記室外側の障子を構成する外召合せ框に取り付けられていることを特徴とする。
【0018】
また、本発明のサッシ窓は、前記したいずれかのクレセント受けと、上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠に固定された固定面材と、この固定面材の室外側または室内側において開閉自在に前記窓枠内側に支持された片引き形式の可動障子とを備え、前記クレセント受けが、前記固定面材または可動障子を構成する外召合せ框に取り付けられていることを特徴とする構成を採用することができる。
【0019】
ここで、室内外の障子、または可動障子の開閉方向を水平にすれば、通常の引違い窓、または片引き窓が構成され、開閉方向を垂直にすれば、引違い形式の上げ下げ窓、または片引き形式の上げ下げ窓が構成されるようになっている。
【0020】
このような構成によれば、上述したクレセント受けが奏する作用効果と同様の作用効果を有したサッシ窓としての引違い窓、片引き窓、および上げ下げ窓を構成することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材、および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。また、各図においては、主要構成部品の断面を示すハッチングが省略されている。
【0022】
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態に係るサッシ窓としての片引き窓について、図1ないし図6に基づいて説明する。
図1、図2は、本実施形態の片引き窓10を示す縦断面図、および横断面図である。図3、図4は、片引き窓10の召合せ部27を拡大して示す横断面図、および縦断面図である。図5は、片引き窓10に設けられたクレセント受け31を示す側面図である。図6(A),(B)は、クレセント受け31の位置調整手順を示す側面図である。
【0023】
図1および図2において、建物の室内外空間を仕切る片引き窓10は、それぞれアルミ押出形材製の上枠11、下枠12、および左右の縦枠13を四周枠組みした窓枠14と、この窓枠14の内側に開閉自在に支持された可動障子15と、窓枠14の内側に固定された固定面材としての固定障子22とを備えて構成されている。窓枠14は、建物の外壁や柱等の躯体に固定されている。可動障子15は、それぞれアルミ押出形材製の上框16、下框17、左右の縦框18,19、および縦框18,19同士を連結する中桟20を略日字形に框組みした内部に、ガラスパネル21を嵌め込んで構成されている。ガラスパネル21は、単板ガラスからなり、上框16、下框17、左右の縦框18,19、および中桟20に対してガスケット21Aを介して固定されている。
【0024】
可動障子15は、固定障子22の室外側面に沿って開閉移動可能に支持されている。すなわち、可動障子15は、上枠11の長手方向に沿って形成されたガイド片111に上框16が案内され、下枠12の上面に立設されたガイドレール121に下框17の戸車171が案内されて、窓枠14の水平見付け方向(図2中、左右方向)に開閉可能に構成されている。
【0025】
固定障子22は、左右の縦框23,24、および縦框23,24同士を連結する中桟25を備え、上枠11、下枠12、縦框23,24、および中桟25で囲まれた内部にガラスパネル26を嵌め込んで構成されている。ガラスパネル26は、単板ガラスからなり、上枠11、下枠12、縦框23,24、および中桟25に対してシール材26Aを介して固定されている。固定障子22の縦框23は、上枠11および下枠12間に架設され、上下端部が上枠11および下枠12に固定されている。縦框24は、縦枠13に沿って設置され、縦枠13にビス止め固定されている。すなわち、固定障子22の縦框23,24、中桟25、およびガラスパネル26は、窓枠14に対して移動不能に構成されている。
【0026】
片引き窓10は、可動障子15が窓枠14の見付け方向略中央位置の召合せ部27で固定障子22に重なって、閉じるようになっている。この召合せ部27には、可動障子15を閉じた状態で、可動障子15の縦框19と、固定障子22の縦框23とが、室内外方向(見込み方向)に対向して配置された召合せ框が構成されている。すなわち、縦框19で外召合せ框が構成され、縦框23で内召合せ框が構成されている。
また、召合せ部27の縦框19,23同士の間には、室内空間の気密性を確保する気密材(AT材)28が設けられている。このAT材28は、可動障子15の縦框19室内側面に形成された凹溝状の取付部に係合され、先端部を固定障子22の縦框23室外側面に当接するようになっている。
【0027】
図3および図4において、固定障子22の縦框(内召合せ框)23には、クレセント30が設けられ、可動障子15の縦框(外召合せ框)19には、クレセント30に係合するクレセント受け31が設けられている。クレセント30は、固定障子22の水平見付け方向外側、すなわち、可動障子15を閉じた状態で可動障子15の内方側となる、縦框23の見込み方向に沿った側面に取り付けられている。また、クレセント受け31は、可動障子15の縦框19から水平見付け方向内側に突出して、縦框19に取り付けられている。
【0028】
クレセント30は、固定障子22の縦框23に固定されたベース部材301と、このベース部材301に回動軸Aを中心として回動自在に取り付けられた回動部材302とを備えて構成されている。回動部材302は、回動軸A回りに略半円形状に形成された半円形フック303と、回動軸Aから半円形フック303の一端部を超えて延出するレバー304とから一体に形成されている。そして、クレセント30は、レバー304を回動軸Aを中心とした縦方向(図4中、矢印で示す方向)に略180度回動することで、半円形フック303がクレセント受け31に係合する施錠位置、および係合が解除される開錠位置間を操作可能に構成されている。
【0029】
図5をも参照して、クレセント受け31は、可動障子15の縦框19室内側面にビス止め固定された固定部材32と、この固定部材32に対して水平見付け方向(図5中、矢印で示す方向、可動障子15の開閉方向)に位置調整可能に取り付けられた受け部材33とを備えて構成されている。これらの固定部材32および受け部材33は、それぞれSUS製やアルミ製の板材から折り曲げ加工により形成されている。
固定部材32は、縦框19に固定される固定面部321と、この固定面部321よりも室外側にセットバックし、かつ上下2箇所に設けられた案内面部322と、2つの案内面部322間に設けられた凹部323とを備えて形成されている。2つの案内面部322には、水平見付け方向(位置調整方向)に沿って長く形成された長孔324が設けられている。これらの長孔324には、室内側からビス34が挿通されており、これらのビス34は、受け部材33に螺合されている。
【0030】
受け部材33は、固定部材32の案内面部322間に渡って上下に延び、案内面部322の室外側面にビス34で取り付けられている。受け部材33の上下方向中間位置で、縦框19の反対側の位置には、クレセント30の半円形フック303に係合する係合フック331が設けられている。この係合フック331は、受け部材33の板材を曲げ加工により室内側に折り曲げるとともに、縦框19側に折り曲げて、断面略L字形に形成されている。そして、係合フック331は、固定部材32の凹部323に対応した位置に設けられており、半円形フック303を係合する際に、半円形フック303が固定部材32に当たらないようになっている。また、受け部材33の上下端部には、室内側に折り曲げられた折曲部332が形成されており、これらの折曲部332は、固定部材32の案内面部322上下端縁に摺動可能に当接している。
【0031】
また、受け部材33は、ビス34を締め付けた状態において、ビス34の頭部と長孔324周辺の案内面部322との間、および案内面部322と受け部材33との間の摩擦抵抗により、固定部材32に対する移動が規制されている。一方、ビス34を緩めることで、受け部材33は、固定部材32に対して長孔324の長手方向に沿って移動可能になっている。すなわち、受け部材33を位置調整可能に固定する固定手段35が、長孔324およびビス34で構成されている。また、受け部材33を位置調整方向に沿って移動させる際、折曲部332が案内面部322上下端縁に沿って摺動することで、受け部材33が傾かないようになっている。
【0032】
以上のように長孔324およびビス34で構成された固定手段35は、図3に示すように、召合せ部27の縦框(内召合せ框)23と見込み方向に重ならない位置、すなわち、縦框23の水平見付け方向外側面よりも外側に設けられており、室内側に露出して室内側からビス34が操作可能になっている。また、2箇所の固定手段35の水平見付け方向位置は、クレセント30のレバー304と略同一位置、すなわち、レバー304に対して見込み方向に重なる位置となっている。さらに、図4に示すように、施錠位置または開錠位置に回動されたクレセント30のレバー304(図中、二点鎖線で示す)に対して、2箇所の固定手段35のうち、上側の固定手段35は、施錠位置のレバー304と見込み方向に重なり、下側の固定手段35は、開錠位置のレバー304と見込み方向に重なるようになっている。
【0033】
次に、建物に窓枠14を固定し、固定障子22および可動障子15を建て込んだ状態における、クレセント受け31の位置調整手順を図6に基づいて説明する。クレセント30の回動部材302を施錠位置に回動させた施錠状態が図6(A)に示され、開錠位置に回動させた開錠状態が図6(B)に示されている。
先ず、図6(A)に示すように、施錠状態において、スクリュードライバを用いて、下側のビス34を緩める。これに続いて、図6(B)に示すように、開錠状態において、スクリュードライバを用いて、上側のビス34を緩める。この際、ビス34をクレセント受け31から外す必要はなく、受け部材33と固定部材32およびビス34の頭部との摩擦抵抗が小さくなり、受け部材33を移動できる程度にビス34を緩めるだけでよい。
次に、上下のビス34を長孔324(図5)に沿って移動させ、受け部材33の水平見付け方向に沿った位置を調整する。受け部材33の位置が決まったら、上記と逆の手順で、上側および下側のビス34を締め付け、上下の固定手段35により受け部材33の移動を規制する。
以上により、クレセント受け31の位置調整が完了する。
【0034】
なお、以上の本実施形態では、固定障子22を備えた片引き窓10について説明したが、固定障子22に代えて可動障子が窓枠14内側に開閉可能に支持された引違い窓であっても、上述した構成と略同様の構成を採用できる。すなわち、上記縦框(内召合せ框)23を室内側の可動障子を構成する内召合せ框に置き換えることで、引き違い窓を構成できる。そして、引き違い窓において、室内外の可動障子を閉じた状態で、縦框(外召合せ框)19に取り付けられたクレセント受け31の位置調整を実行することができる。
【0035】
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1) 可動障子15を閉じた状態で、室内側からビス34を緩めて、受け部材33を長孔324に沿って移動可能にすることで、固定部材32に対して受け部材33を可動障子15の開閉方向に沿って位置調整することができる。従って、可動障子15を移動させたり、窓枠14から取り外したりする必要がなく、可動障子15を閉じたままの状態でクレセント受け31の位置調整作業を実施できるので、位置調整にかかる作業手間の軽減を図ることができる。
【0036】
(2) さらに、可動障子15を閉じたままの状態でクレセント受け31の位置調整作業を室内側から実施できるので、片引き窓10が高所に取り付けられていても、足場等を用意する必要がなく、また悪天候時であっても位置調整作業を実行することができる。
【0037】
(3) また、受け部材33に螺合されたビス34が長孔324の長手方向に沿って案内されるとともに、折曲部332が固定部材32の案内面部322上下端縁に沿って摺動することで、ビス34を緩めて受け部材33の移動の規制を解除しても、受け部材33がずれたりすることなく、可動障子15の開閉方向に沿って案内できるので、位置調整作業を迅速、かつ確実に実施することができる。
【0038】
(4) また、長孔324および長孔324に挿通されたビス34によって、受け部材33を長孔324の長手方向に沿って案内することができるとともに、ビス34を締め付ければ受け部材33を固定部材32に固定することができる。従って、長孔324およびビス34によって、受け部材33を位置調整方向に沿って移動自在にするとともに、固定部材32に固定する固定手段35を構成することができる。
【0039】
(5) さらに、受け部材33を固定部材32に固定する場合には、ビス34を締め付けるだけでよく、また、位置調整する場合には、ビス34を緩めるだけでよいため、複雑な手順や工具が不要で、簡単に操作でき、位置調整作業を容易に実行することができる。また、位置調整時に、ビス34を取り外す必要がないため、受け部材33が脱落することなく、作業を容易かつ確実に実行することができる。
【0040】
(6) また、固定手段35を施錠位置または開錠位置に回動されたクレセント30に対して見込み方向に重なる位置に設けたので、可動障子15の開閉方向について縦框(召合せ框)19,23に近く、クレセント30の回動方向についても回動軸Aに近い位置に、固定手段35を設けることができ、受け部材33および固定部材32を必要最小限の大きさで形成することができる。さらに、クレセント30に対して見込み方向に重なる位置に固定手段35を設けたことで、室内側からの内観上、固定手段35(ビス34)が目立たず、意匠性を向上させることができる。
【0041】
(7) また、クレセント30を施錠位置または開錠位置に回動すれば、上下2箇所の固定手段35のうちの一方または他方はクレセント30に重ならず、室内側から操作可能になるので、クレセント30が位置調整操作の邪魔にならず、調整作業を容易に実行することができる。
【0042】
(8) また、受け部材33の係合フック331に対応して固定部材32に凹部323を形成したので、受け部材33を位置調整して係合フック331が縦框(召合せ框)19,23に近い位置になっても、半円形フック303を係合する際に、半円形フック303が固定部材32に当たらず、施錠操作をスムーズに実行できる。
【0043】
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係るクレセント受けについて、図7に基づいて説明する。
図7は、第2実施形態のクレセント受け31Aを示す側面図である。
本実施形態のクレセント受け31Aは、固定部材32に設けられた長孔324の形態が前述の第1実施形態と相違し、それ以外の構成は略同様である。以下、相違点について詳しく説明する。
【0044】
図7において、クレセント受け31Aの固定部材32Aは、前述の第1実施形態と同様に、縦框19に固定される固定面部321と、上下2箇所に設けられた案内面部322とを備えて形成されている。2つの案内面部322には、水平見付け方向(位置調整方向)に沿って長く形成された長孔324が設けられている。これら2箇所の長孔324のうち、上側の長孔324の内周上下面には、下方または上方に向かって突出する複数(本実施形態において、上下それぞれに3箇所ずつ)の突起324Aが形成されている。これらの突起324Aは、長孔324の内周上下面の対向位置に形成されており、上下に対向する突起324Aの先端同士間は、ビス34が挿通(通過)不能な間隔寸法になっている。すなわち、上側のビス34は、長孔324に挿通された状態で、突起324A部分を通過して長孔324の長手方向に沿った移動が規制され、突起324Aによって複数段階(本実施形態では、4段階)に位置決めされるようになっている。
【0045】
このようなクレセント受け31Aでは、次の手順で位置調整が実施される。
先ず、施錠状態において、スクリュードライバを用いて、下側のビス34を緩める。これに続いて、開錠状態において、スクリュードライバを用いて、上側のビス34を緩めて取り外す。この際、下側のビス34をクレセント受け31から外す必要はない。
次に、下側のビス34を長孔324に沿って移動させ、受け部材33の水平見付け方向に沿った位置を調整する。受け部材33の位置が決まったら、上側のビス34を突起324A間または突起324Aおよび長孔324端部間に形成された4つの位置決め箇所のいずれかに挿通し、受け部材33に螺合する。そして上下のビス34を締め付け、上下のビス34により受け部材33を固定部材32Aに固定する。
以上により、クレセント受け31Aの位置調整が完了する。
【0046】
このような本実施形態によれば、前述の効果に合わせて以下のような効果がある。
(9) 長孔324の内周面に設けられた突起324Aによりビス34を位置決めすることで、受け部材33を固定部材32Aに対して複数段階に位置決めできるので、位置調整作業をさらに容易に実行することができる。
【0047】
(10) また、上側の長孔324に位置決め用の突起324Aを形成し、下側の長孔324に突起を形成しないことで、位置調整時に、下側のビス34を取り外す必要がないため受け部材33が脱落することなく、下側のビス34を緩めるだけで位置調整できるので、作業を容易かつ確実に実行することができる。
【0048】
(11) さらに、ビス34の締め代によらず、突起324Aで位置決めすることで、通常使用時における移動を規制した状態では、受け部材33をずれにくくすることができ、調整位置を良好に維持することができる。
【0049】
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態に係るサッシ窓としての片引き窓40について、図8に基づいて説明する。
図8は、第3実施形態の片引き窓40の召合せ部47を拡大して示す横断面図である。
本実施形態の片引き窓40は、前述の第1実施形態における可動障子15および固定障子22とガラスパネル21,26との構成が相違し、それ以外の構成は略同様である。以下、相違点について詳しく説明する。
【0050】
図8において、片引き窓40は、水平見付け方向(図8中、左右方向)に開閉移動可能な室外側の可動障子41と、開閉移動不能に固定された室内側の固定障子44とを備えて構成されている。可動障子15は、図示しない上框、下框、戸先側の縦框と、縦框(外召合せ框)42と、ガラスパネル43とを備えて構成されている。ガラスパネル43は、複層ガラスからなり、上框、下框、左右の縦框42に対してシール材43Aおよびバックアップ材43Bを介して固定されている。固定障子44は、縦框45と、ガラスパネル46とを備えて構成されている。ガラスパネル46は、複層ガラスからなり、図示しない上枠、下枠、および縦框45に対してシール材46Aおよびバックアップ材46Bを介して固定されている。
【0051】
召合せ部47の縦框(外召合せ框)42において、ガラスパネル43がシール材43Aおよびバックアップ材43Bに支持されているため、ガラスパネル43が縦框42にのみ込まれる見付け方向に沿ったのみ込み寸法が、前述の第1実施形態のようにガスケット21Aで支持された場合よりも大きくなっている。このため、クレセント受け31の固定部材32Bを縦框42にビス止め固定する位置が、召合せ部47の水平見付け方向奥側(図8中、右側)になっている。すなわち、固定部材32Bの固定面部321は、シール材43Aおよびバックアップ材43Bを避けた位置でビス止め固定され、受け部材33から離れた方向へ長く延びて形成されている。この際、固定部材32Bの案内面部322、固定手段35の構成、および位置調整手順は、第1実施形態と同様であり、また受け部材33、およびクレセント30は、第1実施形態と同一の部材となっている。
【0052】
このような本実施形態によれば、前述の効果に合わせて以下のような効果がある。
(12) 縦框(外召合せ框)42におけるガラスパネル43の支持構造等の要因で、固定部材32の固定位置が水平見付け方向に沿って変更された場合でも、固定部材32の固定面部321を延長するだけで対応することができる。従って、固定手段35、受け部材33、およびクレセント30等の部品の共通化、および位置調整手順の共通化を図ることができる。
【0053】
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記各実施形態では、可動障子15,41が水平見付け方向に沿って開閉操作される片引き窓10,40(または引違い窓)について説明したが、可動障子の開閉方向は水平見付け方向に限らず、垂直見付け方向としてもよい。このようにすれば、前述した作用効果を有する上げ下げ窓を構成することができる。この際、上げ下げ窓は、可動障子が室内外に設けられた引違い形式のものでもよく、固定障子と可動障子とから構成された片引き形式のものでもよい。
【0054】
また、前記各実施形態の片引き窓10,40では、固定障子22,44を室内側に設け、この固定障子22,44の室外側に可動障子15,41を開閉可能に設けたが、これに限らず、室外側に固定障子を設け、その室内側に可動障子を設けてもよい。この際、クレセントを室内側の可動障子を構成する内召合せ框に取り付け、クレセント受けを室外側の固定障子を構成する外召合せ框に取り付ければよい。このような構成でも、室内側の可動障子を閉じた状態で、外召合せ框に取り付けられたクレセント受けの受け部材が位置調整可能となり、上述と同様の効果を得ることができる。
【0055】
また、前記各実施形態の片引き窓10,40では、固定面材として、縦框23,24,45およびガラスパネル26,46から構成された固定障子22,44を採用したが、これに限らず、壁パネル等から構成された壁体を固定面材として採用してもよい。この際、壁体の側端縁に内または外の召合せ框としての縦材を配置すればよく、また、壁体の室内側または室外側に可動障子を開閉可能に設ければよい。
【0056】
また、本発明の固定手段の構成は、前記各実施形態に限定されるものではない。すなわち、固定手段は、ビスおよび長孔から構成されるものに限らず、例えば、互いに係合する溝および係合フック等から構成してもよい。さらに、固定手段を、室内側から操作可能な位置に設けた係合部(例えば、係合ピン)と、固定部材および受け部材を互いに摺動自在に係合する案内溝とで構成することができる。この際、案内溝は必ずしも室内側に露出した位置に設けられていなくてもよく、召合せ框の対向面間に位置していてもよい。
【0057】
さらに、前記各実施形態では、クレセント30を施錠位置および開錠位置間に回動させて、いずれかの位置におけるクレセント30のレバー304と、見込み方向に重なる位置に固定手段35が設けられていたが、これに限らず、固定手段は、室内側から操作可能で、かつ召合せ框に対して見込み方向に重ならない位置に設けられていればよい。ただし、回動させたクレセント30と見込み方向に重なる位置に固定手段を設けることで、クレセント受けが目立たず、外観の意匠性を向上させることができるという、前述の作用効果を得ることができる。
【0058】
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
【0059】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明のクレセント受け、およびこれを備えたサッシ窓によれば、サッシ窓を閉じた状態で位置調整することができ、調整にかかる作業手間の軽減を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る片引き窓を示す縦断面図である。
【図2】前記片引き窓を示す横断面図である。
【図3】前記片引き窓の召合せ部を拡大して示す横断面図である。
【図4】前記召合せ部を拡大して示す縦断面図である。
【図5】前記片引き窓に設けられたクレセント受けを示す側面図である。
【図6】 (A),(B)は、前記クレセント受けの位置調整手順を示す側面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係るクレセント受けを示す側面図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係る片引き窓の召合せ部を拡大して示す横断面図である。
【符号の説明】
10…サッシ窓である片引き窓、11…上枠、12…下枠、13…縦枠、14…窓枠、15,41…可動障子、19,42…外召合せ框である縦框、22,44…固定面材である固定障子、23,45…内召合せ框である縦框、30…クレセント、31,31A…クレセント受け、32,32A,32B…固定部材、33…受け部材、34…ビス、35…固定手段、324…長孔、324A…突起。

Claims (4)

  1. サッシ窓の内召合せ框に回動自在に設けられたクレセントに係合して当該サッシ窓を施錠するクレセント受けであって、
    外召合せ框に固定された固定部材と、この固定部材に対して見付け方向に位置調整可能に固定され、かつ前記クレセントに係合する係合フックを有した受け部材とを備え、
    前記受け部材を前記固定部材に固定する固定手段は、2箇所に設けられており、
    一方の固定手段は、施錠位置に回動された前記クレセントに対して見込み方向に重なる位置に設けられ、他方の固定手段は、開錠位置に回動された状態の前記クレセントに対して見込み方向に重なる位置に設けられ、当該一方および他方の固定手段は、前記サッシ窓を閉じた状態において、室内側に露出し、かつ室内側から操作可能な位置に設けられているクレセント受け。
  2. サッシ窓の内召合せ框に回動自在に設けられたクレセントに係合して当該サッシ窓を施錠するクレセント受けであって、
    外召合せ框に固定された固定部材と、この固定部材に対して見付け方向に位置調整可能に固定され、かつ前記クレセントに係合する係合フックを有した受け部材とを備え、
    前記固定部材は、前記外召合せ框に固定される固定面部と、この固定面部から突出して前記外召合せ框の長手方向に沿った2箇所に設けられた一対の案内面部と、これら一対の案内面部間に設けられて前記外召合せ框に向かって凹んだ凹部とを備えて形成され、
    前記受け部材は、前記一対の案内面部間に渡って当該案内面部の室外側面に固定手段を介して固定され、前記係合フックは、前記固定部材の凹部に対応した位置に設けられ、
    前記受け部材を前記固定部材に固定する固定手段は、前記サッシ窓を閉じた状態において、室内側に露出し、かつ室内側から操作可能な位置に設けられているクレセント受け。
  3. 請求項1または請求項2に記載のクレセント受けと、上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠内側に開閉自在に支持された室内側および室外側の引違い形式の障子とを備え、
    前記クレセント受けが、前記室外側の障子を構成する外召合せ框に取り付けられているサッシ窓。
  4. 請求項1または請求項2に記載のクレセント受けと、上枠、下枠、および左右の縦枠を有する窓枠と、この窓枠に固定された固定面材と、この固定面材の室外側または室内側において開閉自在に前記窓枠内側に支持された片引き形式の可動障子とを備え、
    前記クレセント受けが、前記固定面材または可動障子を構成する外召合せ框に取り付けられているサッシ窓。
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