JP4177257B2 - 不揮発性メモリ用の昇圧器 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に集積回路半導体デバイスに関し、特に高電圧スイッチに関する。
一般に集積回路では、入力信号に応答して電圧源から出力に電圧を供給する回路が必要である。一例が不揮発性メモリにおけるワードライン選択回路である。このような回路では、デバイス間論理レベルでの入力信号に応答して比較的高いプログラミング電圧がワードラインに供給される。例えば、NORタイプのFLASHメモリ向けのまさに標準的な値では、接地から3〜5Vの入力が「HIGH」の値になるのに応答して、8〜10Vがワードラインに供給される。回路の動作を向上させるため、入力がHIGHになるのに応答して、ワードライン上の電圧が規定(フル)の値に直ちに達することが重要である。
このようなスイッチ用に多くの設計が存在する。一般的な設計の多くはトランジスタをオンに転換するために用いられるゲート電圧値を高め、電圧源からの高電圧を出力へと通すためにNMOSトランジスタおよび局部チャージポンプを使用している。NMOSトランジスタの本体バイアスおよびチャージポンプのランプ速度に起因して、これらのスイッチは一般に、規定の高電圧を通すのに必要な通過電圧レベルに達するに比較的長い時間を有する。これらの問題点はより高いプログラミング電圧レベルが必要であること、およびデバイスの供給電圧がより低いことの双方によって悪化する。というのは、これらが複合して、チャージポンプ内のNMOSトランジスタの本体作用により効率的かつタイムリーに加圧することが困難になるからである。
米国特許出願第09/893,277号
本発明は、低電圧設計で高電圧を供給するのに特に有利な設計内のスイッチ動作を改良するブートストラップ方式を採用している。本発明は、高電圧源と出力との間に直列接続されたNMOSトランジスタと、PMOSトランジスタ、およびコンデンサとを使用する。第一の実施形態では、ネーティブNMOSトランジスタは電圧源と第1のノードとの間に接続され、PMOSデバイスは第1のノードと第2のノードとの間に接続され、コンデンサは第2のノードと出力との間に接続されている。入力信号は真性NMOSを経てネーティブNMOSデバイスのゲート、およびコンデンサの出力側に供給され、遅延入力がコンデンサとPMOSとの間のノードに、また反転した形でPMOSのゲートに供給される。
入力信号がHIGHになるのに応答して、遅延によりコンデンサをプリチャージし、ネーティブNMOSデバイスを部分的にオンに転換する初期化段階が可能になる。遅延後、PMOSはオンに転換され、さらにコンデンサによってゲートが昇圧されることによりネーティブNMOSがオンに転換されて、電圧源からの電圧が出力を昇圧させることが可能になる。コンデンサをプリチャージするために遅延を利用することによって、出力がプリチャージされ、規定のHIGH論理レベルに近づくことが可能になる。昇圧段階の間に、所定の昇圧率に起因して、出力は高電圧源の値以上に上昇する。高圧供給電圧よりも高いこの電圧によって、本体バイアスがかかるネーティブNMOSトランジスタのしきい値電圧を越えるより良好なオーバードライブが可能になる。
第一の例示の実施形態では、非遅延入力がネーティブNMOSのゲートに供給され、遅延入力がPMOS間のノードに供給される。これらの第一の実施形態の1つの変化形では、入力はネーティブNMOSデバイスのゲートに、また反転した遅延の形で入力を受けるようにゲートが接続されている第2のネーティブNMOSデバイスを経てコンデンサの出力側に供給される。第2のネーティブNMOSのしきい値電圧は初期化段階で第1のNMOSのゲートにより高い電圧を供給するので、第2のネーティブNMOSを使用することによって、より良好なオーバードライブが可能になる。
さらに別の例示の実施形態は、ネーティブNMOSとPMOSとの間のノードから出力までの付加的な経路を追加し、入力信号に加えてイネーブル信号を使用する。入力信号がアサートされるとイネーブル信号は入力信号に対して遅延されたバージョンであり、入力信号がデアサートされるとイネーブル信号は入力と同一である。初期化段階では、入力信号はHIGHになったがイネーブル信号が未だLOWである場合は、初期化段階のネーティブNMOSのゲートとドレイン間を平衡にするために付加的な経路が利用され、それ以外の場合は遮断される。この実施形態のさらに別の態様では、入力をPMOSトランジスタのゲートに供給するのではなく、ゲートがチップ電圧電源にダイオード接続され、そのレベルはソース−ドレイン接合部とそのチャネル間の結合を介して変更され得る。この実施形態およびその他の実施形態の双方とも、PMOSはその酸化物の両端にわたって高電圧を許容するように設計されている。
本発明の追加の態様、特徴および利点は、添付図面を参照した以下の特定の代表的な実施形態の説明に記載されている。
図1は、背景技術の欄で記載した問題点の多くを解決する別の従来の設計を示している。スイッチ100は入力信号Vinに応答して電圧源Vp から得た電圧を、この場合は電圧Vp をワードラインWL143に供給するトランジスタ141のゲートに供給する。スイッチは、直列接続されたネーティブNMOSトランジスタ103とPMOSトランジスタ105とを経て、電圧Vp を出力に供給する。PMOSトランジスタ105は、インバータ107を経て入力Vinに接続されている。ゲートがVddに接続されているトランジスタ109は、入力電圧Vinと、NMOS103のゲートにも接続されている出力ノードZとの間に接続されている。
ワードライン選択回路としての用途の場合、Vp は通過電圧であり、NANDメモリ構成の場合には、20Vまたはそれ以上の値を有することがある。以下の例では、Vp =24Vが用いられている。低電圧回路では、Vinの「LOW」の値は接地電位と見なされ、Vddの「HIGH」の値は2Vまたはそれ未満、例えば1.6Vである。ここに記載しているような高電圧スイッチを使用できる不揮発性メモリの例は、「多重データ状態で動作される不揮発性メモリの記憶素子間の結合の作用を軽減するための動作技術」という2001年6月27日出願の米国特許出願第09/893,277号(特許文献1)に記載されている。この特許出願は、その全体が参照により本願明細書において援用されている。
図1の回路の機能を理解するために、ワードライン143が非選択状態にされ、スイッチ100がスタンバイ・モードにある場合のように、入力がLOW、すなわちVin=0Vである状態からその動作が開始されるものと見なす。PMOSのしきい値電圧は−1Vと見なされる。インバータ107によって、PMOS105のゲートはHIGHのVddに保たれ、その結果、PMOSはオフに転換される。NMOS103のゲートは0Vであり、その結果、これもオフに転換される。NMOS103はネーティブ・デバイスであるので、負のしきい値、例えば−0.8Vを有し、ノードXは約0.8Vになる。ノードZは接地にあり、トランジスタ141はオフになるので、ワードライン143は電圧源から遮断される。
inが接地からVdd=1.6Vへと上昇すると、トランジスタ109が0.8Vのしきい値電圧を有するものとすると、Vz は0.8Vで充電され、NMOS103はオンへの転換を開始する。PMOS105のゲートの電圧は0Vに降下し、これによってオンに転換される。その結果、ノードXにおける電圧は0.8Vから1.6Vになる。その結果、ノードZおよびNMOS103のゲートにおける電圧は、Vp に達するまで上昇する。ネーティブNMOS103は、Vp の値が高いことによって本体バイアスの作用があっても、そのしきい値電圧が0V未満であるように選択される。Vin=Vddである場合は、トランジスタのゲートがVddに保たれているので、トランジスタ109はダイオード接続され、また電荷がNMOS109を経てノードZから漏出することはない。
次に電圧Vz =Vp がトランジスタ141の制御ゲートに印加され、高電圧がワードラインWL143に印加される。しかし、プログラム電圧の規定の値は通されない。例えば0.8VでよいパスゲートVthのしきい値電圧は、Vp ≒24Vのような電圧がゲートにかけられた場合、本体バイアスによって約2Vまで上昇することがある。その結果、ワードラインはVp −Vth≒22V、または規定のプログラミング電圧よりやや低い電圧を受ける。このように、VWLがワードラインWL143上で所望の電圧であるならば、通過電圧Vp はVp =VWL+Vth(VWL)まで昇圧されなければならない。
図1の回路は、背景技術の欄で説明したように、デバイス上で使用される面積がより小さいことで従来技術よりも改良されている。前述したように、ワードラインWL143に電圧VWLを供給するために、パスゲート141にさらに高い電圧Vp =VWL+Vth(VWL)が印加される必要があり、この付加的な高電圧はシステムに過剰なストレスを加える。加えて、ワードライン上の電圧に対するトランジスタのしきい値電圧の依存性は本体バイアスVth=f(VWL)によって非直線的であるので、チャージポンプによって供給される必要がある正確な電圧を正確に決定することが困難である。
図1の回路によって改良できる別の領域は、入力に応答して出力を接地から高いVp へと上昇させる速度である。ノードZでの電圧が上昇すると、ネーティブ・デバイス103のゲート上の電圧は上昇し、ゲート上の電圧はさらに上昇する。この場合も、本体バイアスによって、トランジスタ103のしきい値電圧は上昇し始めるので、Vz の上昇速度は著しく低下し、〜24VのVp に非対称に接近すると、例えば15V以上の長いテール領域を生成する。その結果、図1の回路の標準的な値の成分の場合、ワードライン選択トランジスタのゲートへの規定の通過電圧を得るのに数ミリ秒で済むようにできる。後述するように、図3、4および9の例示の実施形態によって通過電圧に達する速度をより速くすることができる。
本発明は、出力と電圧源との間にトランジスタ103および105と直列のコンデンサを追加し、コンデンサの出力側をプリチャージすることによって、図1のデバイスの速度をさらに高めるものである。パスゲート141上のゲート電圧も上昇する。これらの変化は、様々な入力およびノードと共に電圧源と出力との間の回路素子を示す図2に関連して説明される。
図2は、電圧源Vp とノードXとの間に接続され、ゲートがノードZに接続されているネーティブNMOSトランジスタ203を示している。ノードXとノードZにおける出力との間にPMOSトランジスタ205が接続され、ゲートへの入力はbで示されている。コンデンサ211がノードZにおける出力と、PMOSトランジスタ205の下のノードYとの間に追加されている。この場合も出力はプログラミング電圧をワードラインWL243に供給するためにトランジスタ241のゲートに接続されていることが示されている。
本発明は、コンデンサの下板をプリチャージすることによって回路を初期化する点で、図1の実施形態とは異なっている。この相違は、PMOS205のゲートへの入力を遅延させること、およびコンデンサ211の導入でノードZと異なっている形のノードYによるものである。初期化はノードYをほぼ0Vに保ちつつ、ノードZをVddに充電することによって行われる。加えてコンデンサをプリチャージすることによって、パスゲートの本体バイアスの克服を補助するために供給電圧以上の超過電圧を供給することができる。
特定の例が図3、4、および9の実施形態に示されているが、図2には、ノードZおよびYへの初期化回路は示されていない。これらの回路は、ノードYが0Vに保たれている間にノードZをVddにプリチャージすることによって、昇圧前にコンデンサ211を初期化する。昇圧中は、ノードZは浮動状態に留められ、ノードYはPMOS205から充電される。
より詳細には、Vin=LOW(0V)であり、ワードラインWL243が非選択状態にあるスタンバイ・モードでは、出力ノードZおよびトランジスタ203のゲート上の電圧もLOWであり、Vz =0Vである。入力は反転した形でPMOS205に供給されるので、Vb ≒Vddである。ノードXでの電圧はネーティブNMOSトランジスタ203の、例えば−0.8Vであるしきい値電圧によって設定され、Vx ≒−Vth,203≒0.8Vである。所与のあらゆる条件下で、ネーティブNMOSトランジスタ203およびPMOS205は双方ともオフである。
入力信号がHIGHになると、Vin=Vddであり、遷移/初期化段階が開始される。入力はノードZに供給されるので、Vz ≒Vddである。(図3および4に関連して後述するように、これらの値はトランジスタ、すなわち図3ではNMOSトランジスタ321、また図4ではネーティブNMOS421を経て供給されるのに起因して、Vddとは異なっている。)その結果、NMOS203は幾分オンへの転換を開始する。それによってノードXはVx ≒Vdd+(−Vth,203)≒Vdd+0.8Vになる。PMOS205のゲートとノードYへの遅延は遅延されるので、これらはそれぞれVb =〜VddとVy =0Vに留まる。
システムの初期化がなされると、このシステムはbに反転した形の遅延入力を供給することによって完全にイネーブルにされるので、Vb =0Vであり、かつPMOSはオンに転換される。図1の場合のように、双方のトランジスタともオンであるので、ノードXおよびYは、ノードZにおける出力と同様に電圧源の値、Vx =Vy =Vp になる。しかし、初期化であるため、この遷移はブートストラップ作用の遷移状態でノードZを充電することによってより迅速に行われる。図4に関連して後述するように、トランジスタ421を介してノードZにVddをプリチャージすることによって、これらの電圧の出力をVp 以上に上昇させて(Vdd<Vz <Vp +Vdd)、本体バイアス作用を相殺することができ、ノードXがより迅速にVp に達することが可能になり、さらに規定のプログラミング電圧がより迅速にワードラインに達することが可能になる。初期化後にノードYおよびZ上の電荷を保持するために、プリチャージ・デバイスは電荷の漏出を防止するためにダイオード接続される。
図3は、図2に関連して説明したプロセスを実施するための本発明の第一の例示の実施形態を示している。この回路は図1の回路と同様ではあるが、図2に関連して説明したプロセスを実施する幾つかの追加素子を有している。ネーティブNMOSトランジスタ303はノードXを経て、Vp にある電圧源とノードZにおける出力との間でPMOS305と直列に接続される。コンデンサ311がPMOSの下のノードYとノードZとの間に追加される。ブートストラップ作用のためにコンデンサを初期化するために、この場合は入力はノードWと、コンデンサ311の下板、並びにノードYを励起する。(説明を簡略化するために、ノードWはノードZとは別個に示されている。)トランジスタ321のゲートはVddに接続されているので、入力がHIGHになると、このトランジスタはダイオードとして機能して、高電圧が入力に逆流することを防止する。ノードYおよびPMOS305のゲートへのVinの遅延は一対のインバータ325aと325b、および323aと323bによってそれぞれなされる。インバータ307およびトランジスタ309は図1の対応する素子と同じ機能を果たす。
図4は、第2の例示の実施形態を示す。図4の実施形態は、通常のNMOSではなくネーティブNMOSデバイスであるトランジスタ421が、遅延した反転入力を受けるためにそのゲートと接続されている点で図3の実施形態と異なっている。図2の回路では、初期化中のノードZ上の電圧が高いほど、規定のプログラミング電圧がワードラインWL243に供給される速度は迅速になる。というのは、コンデンサ211の出力側の電圧がより高いこと、トランジスタ203のゲート上の電圧がより高いこと、およびトランジスタ203および241がVp に近づくとともにこれらのトランジスタのゲート上の超過電圧が本体バイアスの相殺を補助することに起因する。図4の実施形態では、Vth≒−0.8VであるネーティブNMOSデバイス421は、Vth≒+0.8Vである図3の非ネーティブ・トランジスタ321に置き換えられる。ネーティブ・デバイス421の負のしきい値は初期化段階中にノードW上に超過電圧を発生する。その結果、図4の実施形態は、図3の実施形態と比較して複雑さがやや加わるが性能は向上する。
トランジスタ421のゲートは遅延した反転出力を受けるように接続されている。Vin=0Vであるスタンバイ中に、NMOS421のゲートはVddにあり、トランジスタ421はオンである。Vinが最初にHIGHになると、トランジスタ421はインバータ431a、431b、および431cからの遅延によってオン状態に留まり、ノードWはVddに近づく。遅延後、NMOS421のゲートはLOWになり、PMOS405がオンに転換されるのと同時にトランジスタをオフに転換することによって、電荷をノードWおよびZ上にトラップし、電荷が入力から逆流することを防止する。
図3および図4の双方で、インバータを使用して遅延が実施される。より一般的には、この機能を実施するために他の回路素子を使用することも可能である。さらに、これらの図の双方で、初期化段階でノードYおよびZのプリチャージを可能にし、昇圧中に電荷が漏出するのを防止するために、一対のトランジスタ(309と321、および409と421)が使用される。より一般的には、これらの機能を実施するために他の回路素子を使用することも可能である。
図5〜8は、Vdd=1.6V、およびVp =24Vの値を用いた図4の例示の実施形態の動作を実証するシミュレーションである。図5は、入力がVin=0VであるLOWの値からVin=V dd であるHIGHの値になる選択プロセスを示している。初期化段階中に、入力がコンデンサの出力側に供給されるのでVz は接地からVddの近くまで上昇し、一方、コンデンサとPMOSの間のレベルはLOW、すなわちVY =0Vに留まる。遅延後、VY とVz はそれぞれVp 、およびVp +Vdd−Δの近くまで急激に上昇する。但し、Δは設計に依存し、昇圧コンデンサと出力ノードの装荷キャパシタンスと間の比率に依存する。ワードラインWL443上の電圧VWLは選択ゲート441上の電圧Vz に追従して、初期化中はVddの近くまで、また遅延後はVp の近くまで上昇する。イネーブル段階中、Vz はVY 以上になり、ゲート上の超過電圧を供給してトランジスタ441の本体バイアスを相殺し、VWLがVp に近づくことができるようになることに留意されたい。VWL曲線のテール部も、ワードラインに24Vを通すのに通常3〜4μsを要するであろう図1の実施形態tと比較して短縮されている。
図6は、図5の詳細図である。スタンバイ状態はノードXの充電が完了すると約2nsで開始される。この段階で、PMOS405のゲート(Vb )とトランジスタ421のゲート(Vg,T2)は双方ともVddにある。VX の値はNMOS403の負のしきい値に起因する。約9nsで、入力はHIGHになり、Vin=Vdd、出力Vz はVddの近くまで上昇し始め、それをVWLが追従する。VW =Vz であるので、VX も上昇し、トランジスタ403を部分的にオンに転換させる。遅延後、トランジスタ421のゲート上の電圧(Vg,T2)はLOWになって、電圧をノードZ上にトラップし、トランジスタ409はダイオード接続されているので、ノードY上ではそれ以上のプルダウンはなく、これも上昇し始め、VbはLOWになり、PMOS403をオンに転換させ、この時点で時間VX とVY は全てVp に近づき、Vz はVp +Δになり、それをVWLが追従する。
対応する非選択状態プロセスが図7に示され、この図の遅延部分の細部が図8に示されている。内部ノードは、トランジスタ421および409によって放電される。
本発明のPMOSトランジスタ(図4の405)は24Vまたはそれ以上である電圧Vp を導通させる。ソースの電圧はノードXの電圧Vs =VX であり、ドレイン上の電圧はノードYの電圧Vd =VY であり、ウェル(すなわち、本体)電圧VW はこれらのうちの高いほうに結合され、ゲートにおける電圧はVg =Vb である。数値の例を用いると、スタンバイ中は、Vg =Vdd、Vs =Vb ≒0.8V、Vd =0Vであり、初期化中は、Vg =Vdd、Vs =Vb ≒Vdd+0.8V、Vd =0Vであり、イネーブル中は、Vg =0V、Vs =Vb =Vd =Vp である。このように、例えばVdd=1.6Vである低電圧デバイスの場合、ソースとドレインの間の電圧は、図6のVX の曲線とVY の曲線とを比較すれば分かるように約2.4Vを超えない。
しかし、ゲートとチャネルとの電圧差はイネーブル段階中には規定プログラミング電圧Vp である。その結果、本発明は、図3および図4のそれぞれのPMOSトランジスタ305および405用に厚いゲート酸化膜を使用している。最終の出力電圧はコンデンサのサイズによるので、所望の出力を保持するのに充分なサイズを有している必要がある。これについては図9の実施形態に関連してさらに後述するが、この図では図9のトランジスタ852に起因して寄生キャパシタンスC2 内の項が欠如している。
図9は、第3の例示の実施形態を示している。この実施形態は幾つかの側面で図4の実施形態とは異なっている。第1は、ノードXとノードZにおける出力との間に経路が追加されていることである。第2は、ノードXおよびYとノードYに接続されているトランジスタの左側接続部との間のPMOSトランジスタのゲートがもはやVinを受けるように接続されていないことである。
入力信号は、この場合も、ネーティブNMOSデバイスであることが好ましいトランジスタ821を経てノードWだけに印加され、また反転して遅延の形でトランジスタ821および追加のPMOSトランジスタ851のゲートに印加される。入力信号の遅延と反転は、この場合もインバータ831a〜cの組によって実施される。ノードWはこの場合もネーティブNMOS803に接続されている。この実施形態では、トランジスタ803の下端のノードXは、PMOS851と、好ましくはこれもネーティブ・デバイスまたはしきい値電圧が低いNMOSであるダイオード接続されたNMOS852とを経たノードZへの新たな接続を有している。
PMOS805のゲートは、ダイオード接続されたトランジスタ853を経てVddに接続されている。PMOS853の動作は、入力信号の遅延された反転バージョンによってオンに転換されるのではなく、この場合は後述するようにノードXとYおよびそのゲートでの相対レベルによって決定される。
NMOSトランジスタ809は、一対のインバータを経てVinではなく信号Venableの遅延バージョンを受けることを除けば、以前と同様に接続されている。以下により詳細に説明するように、イネーブル信号は立上がり波形上の入力信号の遅延バージョンであり、立下り波形上の入力信号と同一である。コンデンサ811は、ここでは数値が異なっているが、他の実施形態と同様に接続されている。出力ノードZも、他の用途でも容易に使用できるが、プログラミング電圧をワードラインWL843に供給するために選択トランジスタ841のゲートに接続されていることが示されている。
他の実施形態と比較して、ノードXからトランジスタ851および852を経て出力ノードへの電流経路が追加されている。トランジスタ821がオフに転換されると、PMOSトランジスタ851はオンに転換される。NMOSトランジスタ852はダイオード接続され、ネーティブ・デバイスであることが好ましい。それによって、イネーブル信号がアサートされる前のプリチャージ段階中に、Vddよりも高い電圧がノードXからノードZに印加されることが可能になる。
図9の設計は出力ノードZで最高供給電圧Vp よりも高い電圧を達成するためにブートストラップ方式を採用している。昇圧されたこの電圧がパスゲート841のゲートに印加されると、高電圧Vp をWL843に通す場合にトランジスタ841のしきい値電圧の相殺がなされる。
図9の回路の動作を検討するために、この場合も最高供給電圧が常に例えばVp =24ボルトであり、高い論理レベルがVddであり、低いレベルが0ボルトであるものと想定する。2つの入力制御、すなわち順次オンに転換されるVinput およびVenableがある。トランジスタ841のゲートに向かうこの局部的ポンプの出力はVz である。
スタンバイ段階で、Vp =24ボルト、Vinput =Venable=0Vである。ノードVの場合はトランジスタ821および851のゲートに接続され、Vv =Vddである。同様に、Vz =0V、VX =abs(Vth,803)、Va =Vdd、およびVY =0Vであり、但し、abs(Vth,803)はネーティブNMOS803のしきい値電圧の絶対値である。841のような高電圧パスゲート・トランジスタのゲートに向かう昇圧されるノードZは0Vに保たれるので、高電圧が通過することはない。スタンバイ状態中に、PMOS805は遮断領域にあるので、高電圧Vp からVY への電流の流れはない。
input がイネーブルにされ、0VからVddに切り換わると、VW はVddまで充電され、VX はVdd+=abs(Vth,803)まで充電される。VV 上の信号はVinput に対して遅延、および反転され、インバータ831a〜cを通過した後に接地に向かう。次に、トランジスタ851および852はイネーブルにされ、それによってVX とVz は同じ電位まで平衡化される。トランジスタ803のしきい値電圧がVz −VX 未満である限りは、Vp における電圧源はVX 、および851および852を経て平衡状態に達するまでVz を継続的に充電する。平衡状態はトランジスタ803のプルアップ、およびトランジスタ805、トランジスタ809、およびインバータ825bの複合プルダウンによって決定される。これらの素子の値が標準的である場合、この電圧レベルは約10ボルトでよい。
先行の全ての動作中、ノードXから以後の昇圧がノードZにより良好に伝達されることができるように、VY は低い電圧レベルの近くに、ここでは接地に保たれなければならない。この段階中に、PMOS805は僅かにオンに転換されるが、VY はトランジスタ809によって強く0V近くに保たれる。
PMOS851、およびダイオード接続されたNMOS852に素子を導入する目的は、ノードZをチップ電源Vddより高いレベルまでプリチャージできるようにすることである。このプリチャージ段階中、PMOS805のゲート上の電圧は、ノードXとYの間での漏出を軽減するためにVX によって結合される。
例えば、グローバル・クロックによって定められたある所定の時点で、ブートストラップ・プロセスがイネーブルされる。VenableはLOWからHIGHに切り換えられ、トランジスタ809への入力を上昇させる。ノードYはもはやLOWに保たれず、Xによって迅速に充電される。次に、Vz はVX の一定の比率まで昇圧される。805、853、および809は、VenableがHIGHになる時点の前に805が僅かな電流を導通できるような比率にされている。ブートストラップ段階中に、トランジスタ852はPMOS851とノードZとの間にダイオード接続される。PMOS851とNMOS852との間のノードはVX にあるので、PMOS851とVz との間の経路は遮断され、よってZ上の電荷は損失されず、逆漏出は生じない。
ブートストラップ・コンデンサ811のサイズは、第一段階のプリチャージ中(Vinput =HIGH、Venable=LOW)、および出力ノード上での容量性負荷中にVz のプリチャージ・レベルに応じて調整できる。Vz をより高いレベルにプリチャージできるほど、811のキャパシタンスは小さくてよい。
放電段階中、Vinput およびVenableはともにVddから0Vへと切り換えられ、回路はスタンバイ状態に戻る。
図3および4の実施形態とは異なり、図9の実施形態は別個ではあるが関連する2つの入力信号Vinput およびVenableを用いている。VenableはLOWからHIGHへのエッジの場合はVinput の遅延バージョンであり、HIGHからLOWへのエッジの場合はVinput と同一である。例えば、この遅延はVinput がイネーブルにされ、HIGHに切り換わった後に、回路800の外部のグローバル・クロック(図示せず)、またはその他のメカニズムによって制御可能である。Vinput が0nsの時点で0VからVddに切り換わると、Venableは、グローバル・クロックがLOWからHIGHに切り換わる例えば50nsの時点で0VからVddに切り換わる。Venableがアサートされる前にノードVY が0Vの近くに保たれるので、Venableは装荷を軽減するためにインバータ825a〜bを経てトランジスタ809に供給される。
前述したように、図9の実施形態は、ノードXとZの間の新たな経路も導入している。プリチャージ段階中に、ネーティブ・デバイスのしきい値により、ノードVZ 上でのノードVx からの電圧降下が最小限になるように、ダイオード接続されたトランジスタ852はネーティブ・デバイスであることが好ましい。あるいは、852は他のいずれかのNMOSタイプのデバイスでもよいが、しきい値が低いほど、VZ の値は高くVx に近い。異なるタイプのデバイスと、これに対応するしきい値電圧がノードZ上の初期のプリチャージ・レベルを決定し、結果として811の昇圧コンデンサのサイズを決定する。
本体作用に起因するトランジスタ852を経たしきい値電圧の降下がより低減され得ると、プリチャージ段階中のVZ 電圧の値はより高くなり、よってコンデンサ811に必要なサイズも小さくなる。図3および図4の実施形態では、ノードZは最良の場合でもVddレベルまでしかプリチャージされず、後続の昇圧はこのレベルからしか始まらない。この低レベルによってより大型の昇圧コンデンサ311または411が必要になる。図9の実施形態によって、ノードZは、VZ が例えば8ボルトのようなVddより大幅に高い平衡点までプリチャージされることができる。平衡点で、NMOS852は初期化状態中のVx とVZ との間の平衡状態に起因するしきい値電圧の本体作用によって遮断されるか、あるいは遮断に近い状態にされる必要がある。
トランジスタ851は、PMOSデバイスである。スタンバイ中、Vx =Vth,803、およびVZ =0Vである。PMOS851は、そのゲートがVddにあるので、ノードXとZとの間の電流の流れを阻止する。回路がイネーブルにされると、851と852はプリチャージ段階だけで使用される。ノードXとZとの間の電圧降下がより低減されるほど、ノードZ上のプリチャージは高くなる。平衡点は、電圧VZ とVx 、およびトランジスタ805と809によって決定される。
Z がHIGHに昇圧される昇圧段階中に、ノードZとXとの間の経路は遮断される必要がある。851と852との間のノードはプリチャージ中に852を遮断するに充分に高く、ノードZ上の電荷がノードX上に漏出しないように保持するので、NMOS852がこの機能を果たす。
ノードZはコンデンサ811を経てノードYの片側に容量性結合される。トランジスタ852と852の接合キャパシタンス、トランジスタ803のゲート・キャパシタンス、および何らかの装荷キャパシタンス、この場合はトランジスタ841のゲート・キャパシタンスに起因して、ノードZも反対側に幾つかの寄生キャパシタンスを有している。コンデンサ811のキャパシタンスをC2 とし、組み合わせた寄生キャパシタンスをC1 =Cj,852 +Cj,821 +Cgate,803+Cgate,841とすると、ノードZ上の最終電圧Vfinal は電荷の保存により以下の式によって得られる。

final =Vprecharge +(C2 /C1 +C2 ))Vp

ここで、Vprecharge は初期化段階でのノードZ上のレベルである。よって、Vfinal は、Vprecharge 、C1 、C2 、およびVp に依存している。C1 およびVppがほぼ固定されているので、Vfinal の値はVprecharge を上昇させるか、C2 をC1 よりも大幅に大きくするかのいずれかによって最も容易に変更される。キャパシタンスを増大させるには一般に高いコストがかかるので、所定のVfinal の値を得るには一般にVprecharge を上昇させることが好ましい。前述したように、図9の実施形態のPMOS851およびNMOS852を経たノードZとXとの間の経路によってこの初期値をより高く設定し、結果としてコンデンサ811のサイズを縮小できる。
図2に戻ってこれを参照すると、図4の実施形態と同様に、図9の実施形態もVinput が最初にアサートされると入力信号をノードaおよびノードZに印加する。これまでの実施形態とは異なり、遅延後、ノードXとYとの間の経路は、初期化段階中、Vprecharge のより高い値を得るために開かれる。次に、この経路はVenableがアサートされた後、イネーブル段階で再度閉じられる。さらにこれまでの実施形態とは異なり、ノードbにおける電圧レベルはVinput によって直接供給されない。
PMOS805のゲートはダイオード接続されたトランジスタ853を経てVddに接続される。スタンバイ中、PMOS805のゲート上の電圧はVb =(Vdd−Vth,853)によって与えられる。但し、NMOS853のしきい値電圧Vth,853は0Vに近いことが好ましい。その結果、ノードXからノードYまでの経路は遮断され、VX =(Vdd−Vth,803)であり、VY =0Vである。プリチャージ段階の初期化中に、VX およびVY は、例えば8Vの平衡レベルまで上昇する。805のゲートはゲート−ソースの重複キャパシタンスCjoを経て結合されるので、ゲート上のレベルはこの例示の実施形態では、例えば4Vの値を有する結合率に依存する。それによってPMOS805は弱くオンに転換され、ゲートがVddに固定されている場合よりもプルアップ強度が低減する。しかし、VY はVenableをLOWに保持することによって0V近くに保たれる。VY ≒0VおよびVZ ≒8Vを保つために、トランジスタ809とインバータ825bの強力なプルダウンが用いられる。これはブートストラップ・プロセスをセットアップするための前提条件である。ノードY上の強力なプルダウンと、ノードZ上の強力なプルアップとの組合せが初期化段階でのこの平衡をセットアップするために利用される。イネーブル信号がアサートされ、Venable=Vddである場合、トランジスタ803、805、809とインバータ825Bとの平衡状態は破壊され、ノードZは、例えばVZ =26Vまで昇圧される。
より一般的には、PMOS805の動作のための図9の構成は、図3および図4の第一と第2の例示の実施形態の対応素子(305、405)でも使用することができる。逆に、図9の回路800では、PMOSのゲートは、代わりに適宜に遅延されたイネーブル信号、または入力信号を反転することによって制御されることも可能である。図9のようなPMOS805のゲート上の電圧の昇圧によって、Vp にある電圧源からの電力消費が低減される。
回路800の動作が図10に示されている。これは出力における2つの異なる負荷レベルおよびPMOS805のゲート上の電圧レベルに対するVZ およびVY の値を示している。負荷のレベルは、上記Vfinal の式のC2 のCgate,841の項に対応する。ライン901および902はそれぞれより高い負荷用のVZ およびVY に対応し、ライン911および912はより少ない負荷用の同じノードに対応し、ライン920はPMOS805のゲート上の電圧である。これまでの図と同様に、図10もVdd=1.6V、およびVp =24Vの例示の数値を用いる。底部に沿ったタイムスケールで、初期化段階は0から始まって400nsにまで及び、およびイネーブル段階が400nsから3μsまで続き、3μs後にシステムはスタンバイ状態に戻る。
スタンバイ・モード中、図に示すように0の時点で双方の負荷(901および911)に対するVZ および双方の負荷(902および912)に対するVY は0Vの低い論理レベルにあり、一方、PMOS805(920)のゲートは853の両端間の電圧降下だけ低いVddにある。0の時点で、VinがHIGHになると初期化段階が開始される。ノードZは、先ずトランジスタ821を通過してノードWへと向かう入力信号に起因して、急激に上昇し、その後、ノードXからノードZまでの経路が開かれる。数値の例として、VY を約9Vにし、より高い負荷(901)の値はより低い負荷(911)の場合よりもやや高い。その重複キャパシタンスによる結合によって、PMOS805のゲートは約8V(920)の値を取り、一方VY (902および912)はプルダウンによって接地に近い値に保たれる。
400nsで、VenableはHIGHになり、回路はイネーブル段階に入る。PMOS805のゲート電圧は約20Vまでジャンプし、次に約6V(920)まで再度減衰する。VY はちょうどVp =24Vの下まで上昇し、より高い負荷(902)の値はより低い負荷(912)の値のやや上にある。ノードZ上の出力電圧は、電圧源の値の上まで上昇する。数値の例として、負荷がより高い場合(901)はVZ ≒26.5Vであり、負荷がより低い場合(911)はVZ ≒25Vである。双方の場合とも、VZ はVppの値以上に昇圧され、パスゲート841での本体作用を相殺する。
3μsで、入力およびイネーブル信号の双方がデアサートされる。PMOS805(920)のゲート上の電圧は接地以下に急降下し、Vddの近くまで戻る。VY (902、912)は急激に接地に向かい、すぐにVZ (901、911)が続いて、回路をスタンバイ状態に戻す。
例示の実施形態をワードライン選択回路の文脈に沿って説明してきたが、本発明の使用はより広い用途に拡張される。Vp とVinの値はそれぞれ記載したような高さと低さである必要はなく、本発明はこれらのより困難な範囲で動作し、また必要ならば高電圧スイッチの遷移時間をスピードアップすることができる。
本発明の様々な態様を特定の例示の実施形態で説明してきたが、本発明は添付の特許請求の範囲の最大の範囲内で権利が保護されるべきである。
トランジスタのゲートに高圧を供給するためにネーティブNMOSおよびPMOSを使用したスイッチを示す。 電圧源と出力との間の本発明の素子を示す。 本発明の第1の例示の実施形態である。 本発明の第2の例示の実施形態である。 本発明の第2の例示の実施形態の選択応答を示す。 図5の拡大詳細図である。 本発明の第2の例示の実施形態の非選択応答を示す。 図7の拡大詳細図である。 本発明の第3の例示の実施形態である。 本発明の第3の例示の実施形態の応答を示す。

Claims (46)

  1. 入力信号に応答して、電圧源から得た電圧を出力に供給する回路において、
    電圧源と第1のノードとの間に接続され、入力信号を受信するように接続された第3のノードを介して出力に接続される制御ゲートを有するネーティブNMOSトランジスタと、
    第1のノードと第2のノードとの間に接続されたPMOSトランジスタと、
    第2のノードと前記第2のノードで遅延入力を受信するように接続された出力との間に接続されたコンデンサと、
    を備える回路。
  2. PMOSトランジスタのゲートは、反転した遅延入力信号を受信するように接続されている請求項1記載の回路。
  3. 入力と第3のノードとの間に接続されることによって、前記第3のノードが入力信号を受信するようにする第1のトランジスタと、
    入力と第2のノードとの間に接続され、高い入力値に対応する電圧を受けるように接続されたゲートを有することによって、第2のノードが遅延入力を受けるようにする第2のトランジスタと、
    をさらに備える請求項2記載の回路。
  4. 第1のトランジスタのゲートは、高い入力値に対応する電圧を受けるように接続される請求項3記載の回路。
  5. 第1のトランジスタは、ネーティブNMOSトランジスタである請求項3記載の回路。
  6. 第1のトランジスタのゲートは、反転した遅延入力信号を受信するように接続される請求項5記載の回路。
  7. 入力を受けるように直列に接続されることによって、第1のトランジスタのゲートに反転した遅延入力が供給されるようにする3個のインバータをさらに備える請求項6記載の回路。
  8. 入力を受けるように直列に接続されることによって、第2のトランジスタに遅延入力が供給されるようにする1対のインバータをさらに備える請求項3記載の回路。
  9. 入力を受けるように直列に接続されることによって、PMOSトランジスタのゲートに反転した遅延入力が供給されるようにする3個のインバータをさらに備える請求項2記載の回路。
  10. 電圧源は、20ボルト以上の電圧値を有する請求項2記載の回路。
  11. 高い入力値と低い入力値との電圧差は、1.6ボルト〜4ボルトの範囲にある請求項2記載の回路。
  12. 回路は不揮発性メモリシステムの一部であり、回路の出力はトランジスタのゲートに接続されることによって、不揮発性メモリの1個以上のメモリ素子にプログラミング電圧が供給される請求項2記載の回路。
  13. 入力信号に応答して、電圧源から得た電圧を出力に供給する回路において、
    電圧源と第1のノードとの間に接続され、入力信号を受信するように接続された第3のノードを介して出力に接続される制御ゲートを有するネーティブNMOSトランジスタと、
    第1のノードと第2のノードとの間に接続されたPMOSトランジスタと、
    第2のノードと前記第2のノードで遅延イネーブル信号を受信するように接続された出力との間に接続されたコンデンサであって、イネーブル信号は入力信号から導出されるとともに、第1のノードと出力とは、遅延入力信号に応答して電流が第1のノードから出力へと流れるように接続されるコンデンサと、
    を備える回路。
  14. 入力信号がアサートされるとイネーブル信号は入力信号に対して遅延され、入力信号がデアサートされるとイネーブル信号は入力信号と同一である請求項13記載の回路。
  15. 回路はクロックを含むシステムの一部であり、入力信号がアサートされると、前記入力信号に対するイネーブル信号の遅延はクロックによって決定される請求項14記載の回路。
  16. 第1のノードと中間ノードとの間に接続された第1のトランジスタと、
    中間ノードと出力との間に接続された第2のトランジスタであって、第1のトランジスタのゲートが遅延した反転入力を受けるように接続されるPMOSトランジスタであり、第2のトランジスタのゲートが中間ノードに接続されるNMOSトランジスタであることによって、第1のノードと出力とは、遅延入力信号に応答して電流が第1のノードから出力へと流れるように接続される第2のトランジスタと、
    をさらに備える請求項14記載の回路。
  17. 第2のトランジスタは、ネーティブNMOSトランジスタである請求項16記載の回路。
  18. PMOSトランジスタのゲートと高レベルの入力との間に接続されたダイオード接続されたトランジスタをさらに備える請求項16記載の回路。
  19. 入力と第3のノードとの間に接続されることによって、前記第3のノードが入力信号を受信するようにする第3のトランジスタと、
    入力と第2のノードとの間に接続され、高い入力値に対応する電圧を受けるように接続されたゲートを有することによって、第2のノードが遅延入力を受けるようにする第4のトランジスタと、
    をさらに備える請求項16記載の回路。
  20. 第3のトランジスタは、ネーティブNMOSトランジスタである請求項19記載の回路。
  21. 第3のトランジスタのゲートは、反転した遅延入力信号を受信するように接続される請求項20記載の回路。
  22. 入力を受けるように直列に接続されることによって、第1のトランジスタのゲートと第3のトランジスタのゲートとに反転した遅延入力が供給されるようにする3個のインバータをさらに備える請求項20記載の回路。
  23. 入力を受けるように直列に接続されることによって、第4のトランジスタに遅延入力が供給されるようにする1対のインバータをさらに備える請求項19記載の回路。
  24. 電圧源は、20ボルト以上の電圧値を有する請求項14記載の回路。
  25. 高い入力値と低い入力値との電圧差は、1.6ボルト〜4ボルトの範囲にある請求項14記載の回路。
  26. 回路は不揮発性メモリシステムの一部であり、回路の出力はトランジスタのゲートに接続されることによって、不揮発性メモリの1個以上のメモリ素子にプログラミング電圧が供給される請求項14記載の回路。
  27. 出力で電圧を発生する方法において、
    出力と電圧源との間に接続された回路を準備するステップであって、
    ネーティブNMOSトランジスタと、
    PMOSトランジスタと、
    コンデンサであって、ネーティブ・トランジスタと、PMOSトランジスタと、コンデンサとは直列に接続され、ネーティブNMOSトランジスタは電圧源とPMOSトランジスタとの間に、PMOSトランジスタはネーティブNMOSトランジスタとコンデンサとの間に、また前記コンデンサはPMOSトランジスタと出力との間に接続されるコンデンサと、を備える回路を準備するステップと、
    入力を受けるステップと、
    前記入力をネーティブNMOSトランジスタのゲートに供給するステップと、
    入力を出力に接続されたコンデンサの端子に供給するステップと、
    入力をネーティブNMOSトランジスタのゲートに供給する前記ステップと、入力を出力に接続されたコンデンサの端子に供給するステップの後で実行する入力をPMOSトランジスタに接続されたコンデンサの端子に供給するステップと、
    を含む方法。
  28. 出力と電圧源との間に接続された回路を準備するステップは、
    入力をネーティブNMOSトランジスタのゲートに供給する前記ステップと、入力を出力に接続されたコンデンサの端子に供給する前記ステップの後で実行する反転入力をPMOSトランジスタのゲートに供給するステップをさらに含む請求項27記載の方法。
  29. 入力をネーティブNMOSトランジスタのゲートに供給するステップの後で、ネーティブNMOSトランジスタのゲートに入力をトラップするステップと、
    入力を出力に接続されたコンデンサの端子に供給するステップの後で、出力に接続されたコンデンサの端子に入力をトラップするステップと、
    をさらに含む請求項28記載の方法。
  30. 入力をPMOSトランジスタに接続されたコンデンサの端子に供給するステップの後で、PMOSトランジスタに接続されたコンデンサの端子に入力をトラップするステップをさらに含む請求項28記載の方法。
  31. ネーティブNMOSトランジスタのゲートおよび出力に接続されたコンデンサの端子への入力は、受けられた入力電圧値を超える値に昇圧された電圧値で供給される請求項30記載の方法。
  32. 高い入力値と低い入力値との電圧差は、1.6ボルト〜4ボルトの範囲にある請求項28記載の方法。
  33. 電圧源は、20ボルト以上の電圧値を有する請求項28記載の方法。
  34. 出力は、不揮発性メモリ内のワードライン選択回路のパスゲートに供給される請求項28記載の方法。
  35. 出力で電圧を発生する方法において、
    出力と電圧源との間に接続された回路を準備するステップであって、
    ネーティブNMOSトランジスタと、
    PMOSトランジスタと、
    コンデンサであって、第1のトランジスタと、PMOSトランジスタと、コンデンサとは直列に接続され、ネーティブNMOSトランジスタは電圧源とPMOSトランジスタとの間に、PMOSトランジスタはネーティブNMOSトランジスタとコンデンサとの間に、また前記コンデンサはPMOSトランジスタと出力との間に接続され、ネーティブNMOSトランジスタとPMOSトランジスタとの間のノードは出力に接続されたコンデンサの端子に接続可能であるコンデンサと、を備える回路を準備するステップと、
    入力を受けるステップと、
    前記入力をネーティブNMOSトランジスタのゲートに供給するステップと、
    入力を出力に接続されたコンデンサの端子に供給するステップと、
    入力がアサートされ、入力から得た信号がデアサートされる場合だけ、ノードは出力に接続されたコンデンサの端子に接続される入力から得た信号をPMOSトランジスタに接続されたコンデンサの端子に供給するステップと、
    を含む方法。
  36. 入力から得た信号は、入力信号がアサートされた場合は遅延バージョンの入力であり、それ以外の場合は非遅延バージョンである請求項35記載の方法。
  37. 入力をネーティブNMOSトランジスタのゲートに供給するステップの後で、ネーティブNMOSトランジスタのゲートに入力をトラップするステップと、
    入力を出力に接続されたコンデンサの端子に供給するステップの後で、出力に接続されたコンデンサの端子に入力をトラップするステップと、
    をさらに含む請求項36記載の方法。
  38. 入力をPMOSトランジスタに接続されたコンデンサの端子に供給するステップの後で、PMOSトランジスタに接続されたコンデンサの端子に入力をトラップするステップをさらに含む請求項36記載の方法。
  39. ネーティブNMOSトランジスタのゲートおよび出力に接続されたコンデンサの端子への入力は、受けられた入力電圧値を超える値に昇圧された電圧値で供給される請求項38記載の方法。
  40. 高い入力値と低い入力値との電圧差は、1.6ボルト〜4ボルトの範囲にある請求項36記載の方法。
  41. 電圧源は、20ボルトより大きい電圧値を有する請求項36記載の方法。
  42. 出力は、不揮発性メモリ内のワードライン選択回路のパスゲートに供給される請求項36記載の方法。
  43. 前記ノードは、遅延入力に応答して出力に接続されたコンデンサの端子に接続される請求項36記載の方法。
  44. 前記ノードが出力に接続されたコンデンサの端子に接続されると、出力に接続されたコンデンサの端子へノードから供給される電圧は、ノードの電圧値を超える値に昇圧される請求項36記載の方法。
  45. PMOSトランジスタのゲートは、ダイオード素子を介して高い入力値に接続される請求項35記載の方法。
  46. 不揮発性メモリにおいて、
    記憶素子と、
    電圧源と、
    記憶素子を電圧源に接続するためのスイッチと、
    スイッチを制御するように接続された出力を有し、電圧源に接続され、入力信号を受信するように接続される回路と、を備え、前記回路は、
    電圧源と第1のノードとの間に接続され、入力信号を受信するように接続された第3のノードを介して出力に接続される制御ゲートを有するネーティブNMOSトランジスタと、
    第1のノードと第2のノードとの間に接続されたPMOSトランジスタと、
    第2のノードと第2のノードで入力信号から得た信号を受信するように接続された出力との間に接続されたコンデンサと、
    を備える不揮発性メモリ。
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