JP4177141B2 - 収納部材の脱着構造及び収納部材付き自転車 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納部材の脱着構造及び収納部材の脱着構造付き自転車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自転車の荷台に対して取り付けた荷かご(収納部材)を、必要に応じて着脱自在にしたものが知られている(例えば特許文献1)。
この場合、荷かごを荷台へ固定する構造としては、荷かごの底部に係合片を設けると共に、荷台には、この係合片を嵌合可能な係合孔を設けておき、且つこの係合孔は、係合片を上から嵌合させた状態で前後方向へ移動させることができてこの移動後には係合片を上方へ移動させること(引き上げること)はできないようにしたものを採用している。
【0003】
すなわち、自転車の荷台に対し、係合孔へ係合片を合致させるように留意しつつその上方から荷かごを載せた後、この荷かご自体を前後方向へ移動させることで、荷かごの係合片を荷台の係合孔へ係止させるというものであった。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−230737号公報
【特許文献2】
特開平11−180369号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
荷かごを荷台へ固定するうえで係合片と係合孔とを位置合わせしようとする場合、その様子は荷かご自体が邪魔になって操作者には見えないため、非常に面倒で且つやりにくい(難しい)ということがあった。
また、係合片を係合孔へ係止させたり、反対にこの係止状態を解除させたりするうえで荷かご自体を前後に移動させる場合、荷かごに既に物品が入っていれば、当然に荷かごが重いという不具合があり、しかも荷かごが自転車の荷台上で高背になっていることも相まって、特に主婦などには非常に操作しにくいということがあった。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑み、自転車等に対する荷かご等の収納部材の着脱が容易且つ軽快に行えるようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決する本発明の技術手段は、フレーム側に固定されるキャリヤ7を有する荷台4に、収納部材16を着脱自在に載置固定するようにした収納部材16の取付構造において、
荷台4に収納部材16を載置したときにキャリヤ7上面より下方に突出するように、係合部21が、収納部材16側に突設され、係合部21をキャリヤ7上面より下方に突出した状態にロックするロック部材17が設けられ、ロック部材17は、荷台4に、係合部21をキャリヤ7上面から下方突出した状態にロックするロック位置Aとそのロックを解除するロック解除位置Bとに、移動自在に保持され、
ロック部材17をロック位置Aに移動したとき、ロック部材17がロック位置Aからロック解除位置Bに移動不能となるように、ロック部材17を係脱自在に係合する係合機構46が設けられている
点にある。
【0008】
本発明の他の技術手段は、前記荷台4のキャリヤ7は、収納部材16を載置可能な板状に形成され、該板状のキャリヤ7に、荷台4に収納部材16を載置した際に係合部21が上側から挿脱自在に挿通される挿通孔67が設けられている点にある。
本発明の他の技術手段は、前記荷台4は、キャリヤ枠8を有するキャリヤ7の他に、板状の補助台71を有し、補助台71は、キャリヤ7のキャリヤ枠8に面一になるように内嵌固定されている点にある。
【0009】
本発明の他の技術手段は、前記荷台4は、キャリヤ枠8を有するキャリヤ7の他に、キャリヤ枠8に面一になるように内嵌状に配置される板状の補助台71を有し、補助台71は前記ロック部材17と一体に構成され、補助台71は、ロック部材17と共に前記ロック位置Aとロック解除位置Bとに移動自在となるようにキャリヤ7に対して前後摺動自在に保持されている点にある。
本発明の他の技術手段は、前記補助台71に、荷台4に収納部材16を載置した際に前記係合部21が上側から挿脱自在に挿通される挿通孔67が設けられている点にある。
【0010】
本発明の他の技術手段は、荷台4に、収納部材16を着脱自在に載置固定するようにした収納部材の脱着構造において、
前記荷台4は、フレームに固定されるキャリヤ7と、収納部材16が載置される板状の補助台71とを有し、キャリヤ7は、左右一対の側部杆8aを有し、補助台71の左右両側部に、一端が開口した前後方向の嵌合孔80が設けられ、補助台71は、キャリヤ7に対して、一対の側部杆8aに嵌合孔80を介して外嵌するように前後方向に差し込んで止められ、収納部材16側に係合部21が下方突設され、補助台71に、荷台4に収納部材16を載置したとき係合部21が上側から挿脱自在に挿通される挿通孔67が設けられ、
係合部21を補助台71の挿通孔62に挿通した状態にロックするロック部材17が設けられ、ロック部材17は、荷台4に、係合部21を補助台71の挿通孔67に挿通した状態にロックするロック位置Aとそのロックを解除するロック解除位置Bとに、移動自在に保持され、
ロック部材17をロック位置Aに移動したとき、ロック部材17がロック位置Aからロック解除位置Bに移動不能となるように、ロック部材17を係脱自在に係合する係合機構46が設けられている点にある。
【0011】
本発明の他の技術手段は、荷台4に載置した収納部材16の移動を規制するように、前記係合部21がキャリヤ7に係合されている点にある。
本発明の他の技術手段は、荷台4に載置した収納部材16の移動を規制するように、前記係合部21が補助台71又はキャリヤ7の挿通孔67の開口縁部に係合されている点にある。
本発明の他の技術手段は、前記ロック部材17は、係合部21が荷台4側から上方に抜脱不能になるように係合部21を係脱自在に係合するロック片33を有し、ロック部材17を前記ロック位置Aに移動することにより、ロック片33が係合部21に係合すると共に、ロック部材17を前記ロック解除位置Bに移動したとき、ロック片33が係合部21から外れるように構成されている点にある。
【0012】
本発明の他の技術手段は、前記係合部21は、下方突出した一対の突出片22と該一対の突出片22の下端間を連結する連結片23とを有するコの字状に形成され、ロック部材17をロック位置Aに移動したとき、ロック片33が係合部21の連結片23の上側であって一対の突出片22間に嵌合するように突出し、前記ロック部材17をロック解除位置Bに移動したとき、前記一対の突出片22間から後退するように構成されている点にある。
本発明の他の技術手段は、前記係合機構46は、荷台4側に設けられた係止片42と、係止片42に係脱自在に係合するように、ロック部材17に設けられた係合片38とを備え、係合片38が係止片42から外れるように操作するための操作部39が設けられている点にある。
【0013】
本発明の他の技術手段は、前記収納部材の脱着構造を装備して成る収納部材の脱着構造付き自転車である点にある。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に従って説明する。
図1〜図10は本発明の一実施の形態を示している。図1において、1は自転車で、左右一対のハンドル2、サドル3、後部荷台4、前部荷台5を有している。
図2〜図7において、後部荷台4は、自転車1のフレーム側に固定される後キャリヤ7を有している。後キャリヤ7は、長方形状に形成されたキャリヤ枠8と、キャリヤ枠8の後部を左右に連結する後連結杆9と、キャリヤ枠8の前部側を左右に連結する前連結杆10と、キャリヤ枠8の左右中央部を前後に連結する連結板11とを有している。キャリヤ枠8は、左右一対の側部杆8aと、側部杆8aの前端部同士を連結する前部杆8bと、側部杆8aの後端部同士を連結する後部杆8cとを具備している。
【0015】
後キャリヤ7の前端は左右一対の前支持杆13を介して自転車1のサドル3下方のフレームに連結固定され、後キャリヤ7の後部は、左右一対の後支持杆14を介して、自転車1の後ハブ等に連結固定されている。
後キャリヤ7により構成された後部荷台4に、荷かご(収納部材)16が載置固定され、この載置固定した荷かご16を、ロック部材17により後部荷台4上から不測に外れないようにロックしている。
荷かご16及びロック部材17は、それぞれ合成樹脂又は金属等により構成されている。荷かご16は、例えばスーパー等の店内に備え付けられている買い物かご又はかご部を有するカートに随伴可能な大きさとされている。また、図1に示すように、荷かご16の上縁部寄りには、持ち運びに使用する一対の把持18が上下揺動自在に設けられている。
【0016】
荷かご16の底部下面に、下方に突出した係合部21が4個設けられ、これら係合部21は荷かご16の底部下面に前後左右に配置されている。各係合部21は、左右一対の突出片22と該一対の突出片22の下端間を連結する連結片23とを有し、コの字状に形成されている。また、各係合部21は、前後幅及び左右幅が下方に向けて徐々に小さくなるように先細り状に形成されている。荷かご16を後部荷台4に載置したとき、荷かご16の各係合部21が、後キャリヤ7のキャリヤ枠8と連結板11と後連結杆9と前連結杆10とで囲まれる左右一対の開口部25に挿通されて、各係合部21が後キャリヤ7上面より下方に突出するようになっている。このとき、前側の2個の係合部21は、後キャリヤ7の前連結杆10に後側から接当乃至近接し、後側の2個の係合部21は、後キャリヤ7の後連結杆9に前側から接当乃至近接し、これにより、後部荷台4に載置した荷かご6の前後移動を規制するように、各係合部21が後キャリヤ7に係合される。また、係合部21は、キャリヤ枠8の側部杆8aに左右方向内方から接当乃至近接し、これにより、後部荷台4に載置した荷かご6の左右移動を規制するように、各係合部21が後キャリヤ7に係合される。
【0017】
ロック部材17は、係合部21を後キャリヤ7上面より下方に突出した状態にロックするためのものであり、ロック部材17は、後部荷台4の下面側を該下面に沿って前後移動するロック部材本体27と、ロック部材本体27の一端(後端)からから下方に屈曲された把持部30とを備える。
ロック部材17のロック部材本体27が、スペーサ台31を介して後キャリヤ7の連結板11に下側から接当するように配置され、スペーサ台31はロック部材本体27の上面に固着され、ロック部材17及びスペーサ台31は、連結板11の下面に前後一対のリベット32により前後移動自在に保持されている。一対のリベット32は連結板11に下方突出状に取付られ、これらリベット32にスペーサ台31及びロック部材本体27は前後方向の長孔28,29を介して前後方向に摺動自在に嵌合保持され、これにより、ロック部材17が、後部荷台4に、図5及び図6に矢印で示すロック位置Aとロック解除位置Bとに前後移動自在に支持されている。即ち、ロック部材17の前方移動により、図5及び図6に実線で示す如くロック部材17がロック位置Aにセットされ、ロック部材17の後方移動により、図5に鎖線で示す如くロック部材17がロック解除位置Bにセットされることになる。
【0018】
ロック部材17のロック部材本体27に、前記係合部21に対応して4個のロック片33が設けられ、ロック部材17をロック位置Aに移動したとき、各ロック片33が、対応する係合部21の連結片23の上側であって一対の突出片22間に位置するように嵌合して、係合部21に係合し、また、ロック部材17をロック解除位置Bに移動したとき、各ロック片33が、対応する係合部21の突出片22間から後退して、係合部21から外れるように構成されている。
ロック部材本体27の後端部であって把持部30の左右方向中央部に、操作用開口部35が設けられ、ロック部材本体27から、弾性突出片36が操作用開口部35に対応する位置に突設されている。弾性突出片36の基部側に、上方に突出した係合片38が設けられ、弾性突出片36の先端側が、押圧操作部39とされている。
【0019】
連結板9の後端部下面には、下方突出した係止片42が設けられ、係合片38の前面側に傾斜面45が形成されており、ロック部材17をロック解除位置Bからロック位置Aに前方移動したとき、係合片38の傾斜面45が係止片42に接当摺動して、弾性突出片36が下方に弾性変形することにより、係合片38が係止片42を後側から前側に乗り越えて、係合片38が係止片42に前側から係合し、これによりロック部材17をロック位置Aで後方移動を規制するようになっている。
【0020】
従って、ロック部材17をロック位置Aに移動したとき、ロック部材17がロック位置Aからロック解除位置Bに移動不能となるように、ロック部材17を後キャリヤ7(後部荷台4)に係脱自在に係合する係合機構46が、係止片42と係合片38とにより構成されている。
図8〜図10において、一対のハンドル2は、ヘッドパイプ49の上方で支持体50を介してU字状に連結され、この一対のハンドル2間に前部荷台5が配置されている。前部荷台5は、自転車1のフレーム側に固定される前キャリヤ51(図8に示す)と、前キャリヤ51の上面に固定される板状の補助台(台座)52(図9に示す)とを有している。前キャリヤ51は、止めねじ等の締結具53により支持体50上に締め付け固定されると共に、支持腕55を介して止めねじ等の固定具56によりハンドル2に連結固定されている。
【0021】
補助台52は前キャリヤ51上に配置されて、取付金具59を介して止めねじ等の締結具58により前キャリヤ51に締め付け固定されている。この前部荷台5にペットかご(収納部材)61が載置固定されている。
ペット用かご61側に図示省略の係合部が、前記荷かご16におけるの係合部21と同様に、下方突設され、補助台52に、前部荷台5にペット用かご61を載置したときペット用かご61の係合部が上側から挿脱自在に挿通される挿通孔62が設けられ、係合部を補助台52の挿通孔62に挿通した状態にロックするロック部材63が設けられ、ロック部材63は、前部荷台5に、係合部を補助台52の挿通孔62に挿通した状態にロックするロック位置とそのロックを解除するロック解除位置とに、前後移動自在に保持され、ロック部材63は、ペット用かご61の係合部に係脱自在に係合するロック片64を有している。
【0022】
上記実施の形態によれば、荷かご16を自転車1の後部荷台4に取り付ける場合、まず、ロック部材17をロック解除位置Bに移動しておき、この状態で、荷かご16を後部荷台4に対して上側から降ろして、各係合部21を後キャリヤ7の左右一対の開口部25に挿通させると、各係合部21が後キャリヤ7の後連結杆9及び前連結杆10に係合して荷かご16の前後移動が規制されると共に、各係合部21が後キャリヤ7のキャリヤ枠8(側部杆8a)に係合して、荷かご16の左右移動が規制される。
【0023】
次に、ロック部材17の把持部30を把持してロック部材17を前方に移動させると、ロック部材17がロック解除位置Bからロック位置Aに移動し、各ロック片33が、対応する各係合部21の連結片23の上側であって一対の突出片22間に嵌合するように突出し、係合部21が後キャリヤ7に対して上方側に抜脱不能になる。このとき、係合機構46の係合片38が、係止片42を後側から前側に乗り越えて、係合片38が係止片42に前側から係合し、これによりロック部材17がロック位置Aからロック解除位置Bに移動不能となり、ロック部材17は、係合部21を後キャリヤ7上面より下方に突出した状態にロックする。
【0024】
従って、後部荷台4に荷かご16を載せた後、ロック部材17を移動操作するだけで荷かご16を簡単かつ確実に固定ができ、荷かご16が相当に重くても固定しずらいということもなくなる。
また、このロック状態では、荷かご16の各係合部21が後キャリヤ7の開口部25に嵌合し、しかも、ロック部材17の各ロック片33が、対応する各係合部21の突出片22間に嵌合した状態になるため、後部荷台4(後キャリヤ7)に対して荷かご16が前後及び左右にガタ付いたりするおそれなく確実かつ安定に載置固定される。
【0025】
また、このとき、ロック部材17の係合片38が後キャリヤ7の係止片42に前側から係合した状態になり、また、ロック部材17の各ロック片33が、対応する各係合部21の突出片22間に嵌合した状態になるため、ロック部材17も後キャリヤ7に対してガタ付いたりしないように安定に固定される。
また、荷台4に収納部材16を載置したときに、係合部21がキャリヤ7上面より下方に突出するようにし、ロック部材17により、係合部21をキャリヤ7上面より下方に突出した状態にロックするようにしているので、上記の如く後キャリヤ7を、荷かご16が前後及び左右に移動するのを規制するための規制部材として兼用することができるし、また、上記の如く後キャリヤ7を、ロック部材17がガタ付かないように係合するための係合機構46の一部として利用することができ、後キャリヤ7を有効に利用して、後部荷台4を極力薄くコンパクトに形成することが可能になる。
【0026】
そして、自転車1の後部荷台4から荷かご16を取り外すには、まず、操作部39を下方に押圧操作して、係合片38を係止片42から外し、この状態で、ロック部材17の把持部30を持ってロック部材17を後方に引き、ロック部材17をロック位置Aからロック解除位置Bに移動する。すると、ロック部材17の各ロック片33が係合していた係合部21から外れ、各係合部21が後キャリヤ7に対して上側に抜脱可能になるため、その後は、荷かご16を後部荷台4に対して上方に持ち上げればよく、荷かご16を自転車1から簡単に取り外して、持ち運ぶことができる。
【0027】
図11〜図16は他の実施の形態を示し、後部荷台4の後キャリヤ7は、荷かご(収納部材)16を載置可能な板状に形成されている。ロック部材17のロック部材本体27は、後キャリヤ7に下側から接当するように配置され、ロック部材17は、後キャリヤ7の下面に前後一対のねじ軸65により前後移動自在に保持されている。一対のねじ軸65は後キャリヤ7の下面に下方突設され、これらねじ軸65にロック部材本体27は前後方向の長孔29を介して前後方向に摺動自在に嵌合保持され、ねじ軸65の下端部に螺合したナット66により抜け止めされている。これにより、ロック部材17が、後部荷台4に、図14及び図15に矢印で示すロック位置Aとロック解除位置Bとに前後移動自在に支持されている。
【0028】
また、板状の後キャリヤ7に、前後左右の4個の挿通孔67が設けられている。これら挿通孔67は各係合部21に対応するように配置されており、後部荷台4に荷かご16を載置した際に、各係合部21が対応する各挿通孔67に上側から挿脱自在に挿通(嵌合)するようになっている。後部荷台4に載置した荷かご16の前後移動及び左右移動を規制するように、前記各係合部21が後キャリヤ7の挿通孔67の開口縁部に係合されている。また、係合機構46の係止片42は、板状の後キャリヤ7の後端部に設けた貫通孔の開口縁部により構成されている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
【0029】
図17〜図22は他の実施の形態を示し、後部荷台4は、後キャリヤ7の他に板状の補助台71を有し、後キャリヤ7は、長方形状に形成されたキャリヤ枠8と、キャリヤ枠8の後部を左右に連結する後連結杆9と、キャリヤ枠8の前部側を左右に連結する前連結杆10と、後連結杆9と前連結杆10とを前後に連結する一対の前後杆72とを有し、前後杆72の後端同士は互いに連結され、前後杆72の前端は一対の前支持杆13にそれぞれに連結されており、一対の前後杆72及び一対の前支持杆13は、一体に形成されている。補助台71の前端下面に係合突片73が突設され、キャリヤ枠8に補助台71が内嵌固定され、係合突片73は、キャリヤ枠8に下側から係合されている。
【0030】
ロック部材17のロック部材本体27は、補助台71に下側から接当するように配置され、ロック部材17は、補助台71と、後キャリヤ7の後連結杆9及び前連結杆10との間に、前後移動自在に保持されて、これにより、ロック部材17が、後部荷台4に、図20及び図21に矢印で示すロック位置Aとロック解除位置Bとに前後移動自在に支持されている。
また、補助台71に、前後左右の4個の挿通孔67が設けられている。これら挿通孔67は各係合部21に対応するように配置されており、後部荷台4に荷かご16を載置した際に、各係合部21が対応する各挿通孔67に上側から挿脱自在に挿通(嵌合)するようになっている。後部荷台4に載置した荷かご16の前後移動及び左右移動を規制するように、前記各係合部21が補助台71の挿通孔67の開口縁部又はキャリヤ枠8に係合されている。また、係合機構46の係止片42は、補助台71に設けた凹部の後縁部により構成されている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
【0031】
図23〜図28は他の実施の形態を示し、後部荷台4は、後キャリヤ7の他に板状の補助台71を有し、後キャリヤ7は、前記図17〜図22の実施の形態の場合と同様にキャリヤ枠8と後連結杆9と前連結杆10と一対の前後杆72とを有している。補助台71はロック部材17と一体に構成され、補助台71は、キャリヤ枠8に面一になるように内嵌状に配置されて、ロック部材17と共に後キャリヤ7に対して前後摺動自在に保持されている。
ロック部材17及び補助台71にコの字状の支持部材75が設けられている。支持部材75は左右一対の係合爪76を有し、この一対の係合爪76をロック部材17及び補助台52に左右一対の取付孔77を介して係合することにより、支持部材75は、ロック部材17及び補助台71に下方突出状に固着され、キャリヤ7の一対の連結杆72に前後摺動自在に外嵌され、これにより、ロック部材17は補助台71と共にロック位置Aとロック解除位置Bとに前後移動自在に支持されている。
【0032】
また、補助台71に、前後左右の4個の挿通孔67が設けられている。これら挿通孔67は各係合部21に対応するように配置されており、後部荷台4に荷かご16を載置した際に、各係合部21が対応する各挿通孔67に上側から挿脱自在に挿通(嵌合)するようになっている。また、後部荷台4に載置した荷かご16の左右移動を規制するように、各係合部21が補助台71の挿通孔67の開口縁部に係合されている。各挿通孔67は、各係合部21に比べて前後方向に長く形成されており、補助台71をロック部材17と共に前側(ロック位置A)に移動したとき、各係合部21が各挿通孔67の後側に位置(挿通)して、各ロック片33が、対応する係合部21に係合し、補助台71をロック部材17と共に後側(ロック解除位置B)に移動したとき、各係合部21が各挿通孔67の前側に位置(挿通)して、各ロック片33が、係合部21から外れるようにようになっている。
【0033】
また、荷かご16を後部荷台4に載置したとき、荷かご16の各係合部21が、後キャリヤ7のキャリヤ枠8と後連結杆9と前連結杆10と前後杆72とで囲まれる左右一対の開口部25に挿通されて、各係合部21が後キャリヤ7上面より下方に突出するようになっている。このとき、前側の2個の係合部21は、後キャリヤ7の前連結杆10に後側から接当乃至近接し、後側の2個の係合部21は、後キャリヤ7の後連結杆9に前側から接当乃至近接し、これにより、後部荷台4に載置した荷かご6の前後移動を規制するように、各係合部21が後キャリヤ7に係合される。また、係合機構46の係止片42を、キャリヤ枠8の前部杆8cで兼用している。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
【0034】
図29及び図30は他の実施の形態を示し、後部荷台4は、後キャリヤ7と補助台71とを有し、後キャリヤ7は、キャリヤ枠8と後連結杆9と前連結杆10と一対の前後杆72とを有し、キャリヤ枠8は、左右一対の側部杆8aと前部杆8bとを有し、一対の側部杆8aの後端間を連結する後部杆が省略されていて一対の側部杆8aの後端側は開放状に形成されている。
補助台71の左右両側部に、一端が開口した前後方向の嵌合孔80が設けられ、補助台71は、後キャリヤ7に対して、一対の側部杆78に嵌合孔80を介して外嵌するように前後方向に差し込んで、一対の止めねじ81等により止められている。止めねじ81は、補助台71の後端部に下方突出状に螺合され、止めねじ81の下方突出部が後連結杆9に前側から係合されて、補助台71が後側に抜けないように抜け止めされている。荷かご16側に係合部21が下方突設され、補助台71に、後部荷台4に荷かご16を載置したとき係合部21が上側から挿脱自在に挿通される挿通孔67が設けられ、係合部21を補助台71の挿通孔67に挿通した状態にロックするロック部材17が設けられ、ロック部材17は、後部荷台4に、係合部21を補助台71の挿通孔67に挿通した状態にロックするロック位置Aとそのロックを解除するロック解除位置Bとに、移動自在に保持されている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成であり、ロック部材17は、係合部21に係脱自在に係合するロック片33を有している。
【0035】
なお、荷かご16を、スーパー等の店内に備えられている買い物かご又はかご部を有するカートに随伴可能な大きさとするうえで、スーパーなどで備え付けの買い物かごとこの荷かご16とを同一規格に統一しておけば、スーパーと顧客との間で次のようなシステムを組むことができる。
すなわち、顧客が自転車1でスーパーへ行ってこの荷かご16により買い物を済ませ、精算カウンター(レジ)での精算時に、この荷かご16から商品を次々にスーパー側の空の買い物かごへと移し替えた後、今度は、この移し替えた買い物かご自体をそのまま自転車1に載せて帰宅するというものである。
【0036】
このようなシステムでは、顧客は精算の終わった商品をいちいち買い物袋などへ移し替える手間が不要であり、一方、スーパー側では買い物袋を不要化できると共に客の回転が早くなって売り上げ増に繋がり、更に買い物袋の不要化は環境問題、或いは省エネ化などの面からも有益となり、このシステムにより得られる効果は甚大なものととなる。
また、前記実施の形態における自転車1には、2輪、3輪、4輪のものはもとより、モーターその他の原動機乃至補助駆動機を備えたものを含むものとする。
【0037】
また、前記実施の形態では、本発明の収納部材の脱着構造を、自転車1の後部荷台4に実施し、後部荷台4に荷かご16を着脱自在に載置固定するようにしているが、これに代え、本発明の収納部材の脱着構造を、前部荷台5に適用実施し、自転車1の前部荷台5に荷かご16を着脱自在に載置固定するようにしてもよい。
また、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、細部の構造や部材形状、部材材質等において、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
【0038】
また、前記実施の形態では、ロック部材17は、ロック位置Aとそのロックを解除するロック解除位置Bとに、前後移動自在に保持されているが、これに代え、ロック部材17を、ロック位置Aとそのロックを解除するロック解除位置Bとに、左右に移動自在に保持するようにしてもよい。また、この場合、各係合部21を、下方突出した前後一対の突出片22と該一対の突出片22の下端間を前後に連結する連結片23とを有するコの字状に形成してもよい。
また、前記実施の形態では、収納部材として、荷台4に荷かご16を載置固定するようにしているが、荷台4に載置固定する収納部材は、荷かご16に限定されず、ペットかご、スポーツバック、幼児座席その他の収納部材であってもよい。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、自転車等に対する荷かご等の収納部材16の着脱を容易且つ軽快に行うことができる。
また、荷台4に収納部材16を載置したときに、係合部21がキャリヤ7上面より下方に突出するようにし、ロック部材17により、係合部21をキャリヤ7上面より下方に突出した状態にロックするようにしているので、キャリヤ7を、荷かご16が前後左右に移動するのを規制するための規制部材として兼用することが可能になるし、また、キャリヤ7を、ロック部材17がガタ付かないように係合するための係合機構の一部として利用することができ、キャリヤ7を有効に利用して、荷台4を極力薄くコンパクトに形成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す収納部材の脱着構造を具備した自転車の側面図である。
【図2】 同後キャリヤの分解斜視図である。
【図3】 同後部荷台の斜視図である。
【図4】 同収納部材台及びロック部材の底面図である。
【図5】 同図4のA−A線断面図である。
【図6】 同図4のB−B線断面図である。
【図7】 同図4のC−C線断面図である。
【図8】 同自転車の前部荷台部分の斜視図である。
【図9】 同前部荷台の分解斜視図である。
【図10】 同前部荷台の側断面図である。
【図11】 他の実施の形態を示す後キャリヤの斜視図である。
【図12】 同ロック部材の斜視図である。
【図13】 同後部荷台の斜視図である。
【図14】 同図13のD−D線断面図である。
【図15】 同図13のE−E線断面図である。
【図16】 同図13のF−F線断面図である。
【図17】 他の実施の形態を示す後部荷台の分解斜視図である。
【図18】 同ロック部材の斜視図である。
【図19】 同後部荷台の斜視図である。
【図20】 同図19のG−G線断面図である。
【図21】 同図19のH−H線断面図図である。
【図22】 同図19のI−I線断面図である。
【図23】 他の実施の形態を示す後キャリヤの斜視図である。
【図24】 同ロック部材及び補助台の斜視図である。
【図25】 同後部荷台の斜視図である。
【図26】 同図25のJ−J線断面図である。
【図27】 同図25のK−K線断面図である。
【図28】 同図25のL−L線断面図である。
【図29】 他の実施の形態を示す後部荷台の分解斜視図である。
【図30】 同後部荷台の斜視図である。
【符号の説明】
1 自転車
4 後部荷台
7 後キャリヤ
8 キャリヤ枠
16 荷かご(収納部材)
17 ロック部材
21 係合部
22 突出片
23 連結片
33 ロック片
38 係合片
39 押圧操作部
42 係止片
46 係合機構
67 挿通孔
71 補助台
Claims (12)
- フレーム側に固定されるキャリヤ(7)を有する荷台(4)に、収納部材(16)を着脱自在に載置固定するようにした収納部材(16)の取付構造において、
荷台(4)に収納部材(16)を載置したときにキャリヤ(7)上面より下方に突出するように、係合部(21)が、収納部材(16)側に突設され、係合部(21)をキャリヤ(7)上面より下方に突出した状態にロックするロック部材(17)が設けられ、ロック部材(17)は、荷台(4)に、係合部(21)をキャリヤ(7)上面から下方突出した状態にロックするロック位置Aとそのロックを解除するロック解除位置Bとに、移動自在に保持され、
ロック部材(17)をロック位置Aに移動したとき、ロック部材(17)がロック位置Aからロック解除位置Bに移動不能となるように、ロック部材(17)を係脱自在に係合する係合機構(46)が設けられていることを特徴とする収納部材の脱着構造。 - 前記荷台(4)のキャリヤ(7)は、収納部材(16)を載置可能な板状に形成され、該板状のキャリヤ(7)に、荷台(4)に収納部材(16)を載置した際に係合部(21)が上側から挿脱自在に挿通される挿通孔(67)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の収納部材の脱着構造。
- 前記荷台(4)は、キャリヤ枠(8)を有するキャリヤ(7)の他に、板状の補助台(71)を有し、補助台(71)は、キャリヤ(7)のキャリヤ枠(8)に面一になるように内嵌固定されていることを特徴とする請求項1に記載の収納部材の脱着構造。
- 前記荷台(4)は、キャリヤ枠(8)を有するキャリヤ(7)の他に、キャリヤ枠(8)に面一になるように内嵌状に配置される板状の補助台(71)を有し、補助台(71)は前記ロック部材(17)と一体に構成され、補助台(71)は、ロック部材(17)と共に前記ロック位置Aとロック解除位置Bとに移動自在となるようにキャリヤ(7)に対して前後摺動自在に保持されていることを特徴とする請求項1に記載の収納部材の脱着構造。
- 前記補助台(71)に、荷台(4)に収納部材(16)を載置した際に前記係合部(21)が上側から挿脱自在に挿通される挿通孔(67)が設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の収納部材の脱着構造。
- 荷台(4)に、収納部材(16)を着脱自在に載置固定するようにした収納部材の脱着構造において、
前記荷台(4)は、フレームに固定されるキャリヤ(7)と、収納部材(16)が載置される板状の補助台(71)とを有し、キャリヤ(7)は、左右一対の側部杆(8a)を有し、補助台(71)の左右両側部に、一端が開口した前後方向の嵌合孔(80)が設けられ、補助台(71)は、キャリヤ(7)に対して、一対の側部杆(8a)に嵌合孔(80)を介して外嵌するように前後方向に差し込んで止められ、収納部材(16)側に係合部(21)が下方突設され、補助台(71)に、荷台(4)に収納部材(16)を載置したとき係合部(21)が上側から挿脱自在に挿通される挿通孔(67)が設けられ、
係合部(21)を補助台(71)の挿通孔(62)に挿通した状態にロックするロック部材(17)が設けられ、ロック部材(17)は、荷台(4)に、係合部(21)を補助台(71)の挿通孔(67)に挿通した状態にロックするロック位置Aとそのロックを解除するロック解除位置Bとに、移動自在に保持され、
ロック部材(17)をロック位置Aに移動したとき、ロック部材(17)がロック位置Aからロック解除位置Bに移動不能となるように、ロック部材(17)を係脱自在に係合する係合機構(46)が設けられていることを特徴とする収納部材の脱着構造。 - 荷台(4)に載置した収納部材(16)の移動を規制するように、前記係合部(21)がキャリヤ(7)に係合されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の収納部材の脱着構造。
- 荷台(4)に載置した収納部材(16)の移動を規制するように、前記係合部(21)が補助台(71)又はキャリヤ(7)の挿通孔(67)の開口縁部に係合されていることを特徴とする請求項2又は5に記載の収納部材の脱着構造。
- 前記ロック部材(17)は、係合部(21)が荷台(4)側から上方に抜脱不能になるように係合部(21)を係脱自在に係合するロック片(33)を有し、ロック部材(17)を前記ロック位置Aに移動することにより、ロック片(33)が係合部(21)に係合すると共に、ロック部材(17)を前記ロック解除位置Bに移動したとき、ロック片(33)が係合部(21)から外れるように構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の収納部材の脱着構造。
- 前記係合部(21)は、下方突出した一対の突出片(22)と該一対の突出片(22)の下端間を連結する連結片(23)とを有するコの字状に形成され、ロック部材(17)をロック位置Aに移動したとき、ロック片(33)が係合部(21)の連結片(23)の上側であって一対の突出片(22)間に嵌合するように突出し、前記ロック部材(17)をロック解除位置Bに移動したとき、前記一対の突出片(22)間から後退するように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の収納部材の脱着構造。
- 前記係合機構(46)は、荷台(4)側に設けられた係止片(42)と、係止片(42)に係脱自在に係合するように、ロック部材(17)に設けられた係合片(38)とを備え、係合片(38)が係止片(42)から外れるように操作するための操作部(39)が設けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の収納部材の脱着構造。
- 請求項1〜11のいずれかに記載の収納部材の脱着構造を装備して成ることを特徴とする収納部材の脱着構造付き自転車。
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