JP4175637B2 - ゴム栓挿入機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車のエンジンルーム内に配置される防水コネクタ等に挿入される細径の電線にゴム栓を装着させるのに用いられるゴム栓挿入機に関する。
従来のゴム栓挿入機のゴム栓ホールド方法の一例としては、シールホルダが、接離操作自在に二分割状とされた対のホルダ分割体を備え、各ホルダ分割体の対向面に、それぞれゴム栓の端子圧着部が遊嵌状に保持される小径側半分割保持凹部と、ゴム栓のシール部が遊嵌状に保持される大径側半分割保持凹部とが形成され、両ホルダ分割体の閉状態で、ゴム栓を収容保持する保持凹部を構成するようにしたゴム栓挿入機を用いたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
また、各大径側半分割保持凹部の内周面には、両ホルダ分割体の当接状態、即ち閉状態で、保持凹部内に収容保持されるゴム栓のシール基部の外周面と僅かの間隙を有して各環状シール体間に嵌合される周方向に連続状とされた環状仕切壁が、それぞれ軸心方向に離隔して径内方に突設されている。
さらに、各ホルダ分割体における一側面には、電線挿入ガイド分割体がそれぞれ一体的に装着されており、両電線挿入ガイド分割体の対向面部には、互いに協働して、シールホルダに収容保持されたゴム栓の軸心と合致して電線の端末部を案内する電線挿通孔およびテーパ状の電線ガイドが備えられている。
特開2000−021536号公報(第3−4頁、第1図)
ところで、通常、ゴム栓挿入機のゴム栓ホールド方法においては、ゴム栓の端部より突出する電線の突出長さを安定して得るようにすること、電線の挿入作業を円滑に行えるようにすること、ゴム栓に電線を確実に挿入できるようにすること、が要求されている。
しかし、上記特許文献1に開示されたゴム栓挿入機のゴム栓ホールド方法では、電線の挿入作業を円滑に行えるようにすることはできるものの、ゴム栓に作用する負荷を、小径側半分割保持凹部と大径側半分割保持凹部との相互間における段差部で支承し、さらに、各環状仕切壁でも支承する構造であるため、ゴム栓が、近年増加しているように、例えば小径であったり、薄肉であったり、径に対して長さの割合が大きくなっていたり、外径に段差がなかったりした場合に対応できずにゴム栓を保持できなくなり、それによって、電線を確実に挿入させることができない。
また、上記特許文献1に開示されたゴム栓挿入機のゴム栓ホールド方法では、特に、ゴム栓の外径に大きな突起がない場合に、シールホルダにゴム栓の突起に合わせた凹凸を形成することができず、それによって、ゴム栓と電線とに位置ずれが生じて、ゴム栓の端部より突出する電線の突出長さを安定して得ることができない。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ゴム栓の端部より突出する電線の突出長さを安定して得られるとともに、電線の挿入作業を円滑に行え、ゴム栓に電線を確実に挿入できるゴム栓挿入機を提供することにある。
1)本発明のゴム栓挿入機は、ゴム栓挿入機に有する二分割されたゴム栓ホルダに、該ゴム栓ホルダに備えた戻しばねによる所定の押圧力で当該ゴム栓ホルダとは独立して電線の進行方向に直交する方向に進退移動してゴム栓を保持するゴム栓押え駒を備え、
前記ゴム栓に電線を挿入する際に、前記ゴム栓押え駒が前記ゴム栓の保持位置に移動し、前記ゴム栓押え駒により当該ゴム栓を保持するように構成されたことを特徴としている。
ここで、ゴム栓としては、可撓性のある、例えば、合成樹脂、ゴム、ゴムを含有する合成樹脂、等の高分子材料を素材として成形されたものを例示できる。
前記構成のゴム栓挿入機によれば、ゴム栓ホルダとは独立して電線の進行方向に直交する方向に進退移動してゴム栓を保持するゴム栓押え駒が、戻しばねにより定められた押圧力でもってゴム栓を保持している状態で、ゴム栓に電線が挿入される。
従って、このゴム栓挿入機においては、ゴム栓が、小径であったり、薄肉であったり、径に対して長さの割合が大きくなっていたり、外径に段差がなかったり、或いは、ゴム栓の外径に大きな突起がない場合に対しても、ゴム栓押え駒がゴム栓ホルダとは独立して電線の進行方向に直交する方向に進退移動し、押圧機構により定められた押圧力でもってゴム栓を把持することにより対応することができるので、ゴム栓の端部より突出する電線の突出長さを安定して得られるとともに、電線の挿入作業を円滑に行え、ゴム栓に電線を確実に挿入できる。これらにより、従来のような、電線を確実に挿入させることができない、ゴム栓の端部より突出する電線の突出長さを安定して得ることができない、という問題を解消できることになる。
2)本発明のゴム栓挿入機は、前記1)に記載したゴム栓挿入機において、前記ゴム栓押え駒が、前記ゴム栓を軸方向に保持する複数の凹凸からなる半円状の凹凸溝を当該ゴム栓の軸方向に有することを特徴としている。
前記構成のゴム栓挿入機によれば、ゴム栓押え駒に有する複数の凹凸からなる半円状の凹凸溝がゴム栓を軸方向に保持するため、ゴム栓と電線との位置ずれが生じなくなり、ゴム栓の端部より突出する電線の突出長さを、より一層安定して得ることができる。
3)本発明のゴム栓挿入機は、前記1)に記載したゴム栓挿入機において、前記ゴム栓押え駒が、前記ゴム栓を軸方向に保持する角形状のV字溝を当該ゴム栓の軸方向に有することを特徴としている。
前記構成のゴム栓挿入機によれば、ゴム栓押え駒に有する角形状のV字溝がゴム栓を軸方向に保持するため、ゴム栓と電線との位置ずれが生じなくなり、ゴム栓の端部より突出する電線の突出長さを、より一層安定して得ることができる。
4)本発明のゴム栓挿入機は、前記1)〜3)のいずれか一項に記載したゴム栓挿入機において、前記ゴム栓ホルダが、前記ゴム栓押え駒および前記戻しばねを収容するための駒収容部を有することを特徴としている。
前記構成のゴム栓挿入機によれば、ゴム栓押え駒および戻しばねがゴム栓ホルダの駒収容部に収容されるため、ゴム栓ホルダの外部にゴム栓押え駒や戻しばねを配することがなくなり、それによって、外形をコンパクトにして工程内の省スペース化を図ることができる。
5)本発明のゴム栓挿入機は、前記1)〜4)のいずれか一項に記載したゴム栓挿入機において、前記ゴム栓ホルダが、合体した際に、前記ゴム栓の軸方向への移動を規制されるために、一方の前記ゴム栓ホルダに設けられた凸部と、他方の前記ゴム栓ホルダに設けられ前記凸部と嵌合する凹部とからなる移動規制機構を有することを特徴としている。
前記構成のゴム栓挿入機によれば、各ゴム栓ホルダが合体した際に、移動規制機構により各ゴム栓ホルダの、ゴム栓の軸方向への移動が規制されるため、各ゴム栓ホルダが、ゴム栓の軸方向へ移動することがなくなり、それによって、ゴム栓を、所定の位置で確実に保持することができる。
本発明によれば、従来のような、電線を確実に挿入させることができない、及びゴム栓の端部より突出する電線の突出長さを安定して得ることができないという問題を解消できる。これにより、ゴム栓の端部より突出する電線の突出長さを安定して得られるとともに、電線の挿入作業を円滑に行え、ゴム栓に電線を確実に挿入できる。
以下、本発明に係る複数の好適な実施の形態例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るゴム栓挿入機の第1実施形態を示す第1工程の断面図、図2は図1に示すゴム栓挿入機に用いられるゴム栓押え駒の単体外観斜視図、図3は図1に示すゴム栓挿入機に用いられる別構成のゴム栓押え駒の単体外観斜視図、図4は図1に示すゴム栓挿入機の第2工程の断面図、図5は図1に示すゴム栓挿入機の第3工程の断面図、図6は図1に示すゴム栓挿入機の第4工程の断面図、図7は図1に示すゴム栓挿入機の第5工程の断面図である。
また、図8は本発明に係るゴム栓挿入機の第2実施形態を示す第1工程の断面図、図9は図8に示すゴム栓挿入機の第2工程の断面図、図10は図8に示すゴム栓挿入機の第3工程の断面図、図11は図8に示すゴム栓挿入機の第4工程の断面図である。
また、図12は本発明の参考例に係るゴム栓挿入機を示す外観斜視図、図13は図12に示すゴム栓挿入機のゴム栓ホールド時の断面図である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態であるゴム栓挿入機10は、ゴム栓挿入機10に有する二分割されたゴム栓ホルダ(第1,第2ゴム栓ホルダ)11,12に、押圧機構(戻しばね)15,16により定められた押圧力でもってゴム栓ホルダ11,12とは独立して電線2の進行方向に直交する方向に進退移動してゴム栓1を保持するゴム栓押え駒(第1,第2ゴム栓押え駒)13,14を配し、ゴム栓1に電線2を挿入する際に、ゴム栓押え駒13,14によりゴム栓1を保持する。
また、ゴム栓挿入機10は、ゴム栓押え駒13,14が、ゴム栓1を軸方向に保持する複数の凹凸からなる半円状の凹凸溝17,18をゴム栓1の軸方向に有し、ゴム栓ホルダ11,12が、ゴム栓押え駒13,14および押圧機構15,16を収容するための駒収容部19,20を有する。また、ゴム栓ホルダ11,12が、合体した際に、互いに嵌合してゴム栓1の軸方向への移動を規制する移動規制機構(凸部,凹部)21,21,22,22を有する。
第1ゴム栓ホルダ11は、本体23と、バックプレート24、とから構成されている。本体23は、第2ゴム栓ホルダ12との合体側端部に、一対の凸部21,21が形成されている。一対の凸部21,21は、ゴム栓1を保持する際に第1ゴム栓ホルダ11が第2ゴム栓ホルダ12に合体される時、第2ゴム栓ホルダ12の第1ゴム栓ホルダ11側端面に形成された一対の凹部22,22に嵌挿されることによって、第1,第2ゴム栓ホルダ11,12をゴム栓1の軸方向に移動不能に組み付ける。
本体23の中央部には、駒収容部19が形成されている。駒収容部19は、第1ゴム栓ホルダ11の進退方向に沿って形成された四角形の貫通穴であって、この駒収容部19内に第1ゴム栓押え駒13と戻しばね15とが収容されている。駒収容部19には、第1ゴム栓押え駒13および戻しばね15が収容されるため、第1ゴム栓ホルダ11の外部に第1ゴム栓押え駒13や戻しばね15を配することがなくなり、それによって、第1ゴム栓ホルダ11の外形をコンパクトにして工程内の省スペース化を図ることができる。本体23は、第2ゴム栓ホルダ12との合体側端部において駒収容部19の両側に、端部に行くに従って内径が大きくなるテーパ面25,26が形成されている。
バックプレート24は、第1ゴム栓ホルダ11の背面に組み付けられており、駒収容部19内に収容された戻しばね15の後端部が係止されている。
第1ゴム栓押え駒13は、四角柱形状に形成されており、第1ゴム栓ホルダ11の駒収容部19内に、電線2の進行方向に直交する方向であって第1ゴム栓ホルダ11の進退方向に第1ゴム栓ホルダ11とは独立してスライド移動可能に収容されている。第1ゴム栓押え駒13は、中央部に後端部を開口させたばね収容部27が形成されており、このばね収容部27内に戻しばね15が収容されている。第1ゴム栓押え駒13は、ばね収容部27の端面が戻しばね15の前端部に係止されているため、戻しばね15の弾性反発力により第1ゴム栓ホルダ11の進行方向へ付勢されている。このとき、第1ゴム栓押え駒13は、後端部に突出形成された一対のフランジ28,28が駒収容部19に形成された一対のフランジ受29,29に衝突することによって、第1ゴム栓ホルダ11の前端部からの飛び出しを規制される。また、第1ゴム栓押え駒13は、戻しばね15の弾性反発力に抗して第1ゴム栓ホルダ11の後退方向へスライド移動される。戻しばね15の弾性反発力は、ゴム栓1の外径やゴム栓1の素材に応じて設定されている。
第1ゴム栓押え駒13は、その先端部に、半円状の複数(図1では6個)の凹凸を有する凹凸溝17が形成されている。凹凸溝17は、ゴム栓1の外径に対応しており、戻しばね15の弾性反発力によって第1ゴム栓ホルダ11の進行方向へ押圧されることにより当接されてゴム栓1の外径を把持する。このとき、凹凸溝17は、ゴム栓1の軸方向に沿って形成されているため、ゴム栓1の軸方向への位置ずれを防止してゴム栓1を所定の位置に保持する。
第2ゴム栓ホルダ12は、第1ゴム栓ホルダ11と同様の構造にされており、第2ゴム栓押え駒14および戻しばね16を収容する駒収容部20を有し、テーパ面30,31を有する本体32と、バックプレート33とを備えており、第1ゴム栓ホルダ11の一対の凸部21,21が嵌挿される一対の凹部22,22を有する。テーパ面30と、第1ゴム栓ホルダ11のテーパ面25と、により電線案内部を形成する。
第2ゴム栓押え駒14は、第1ゴム栓押え駒13と同一の構造にされており、ばね収容部34と、駒収容部20に形成されたフランジ受36,36に衝突するフランジ35,35と、凹凸溝18とを有する。
ゴム栓1は、可撓性のある、例えば、合成樹脂、ゴム、ゴムを含有する合成樹脂、等の高分子材料を素材として円筒形状に成形されており、外径面に凹凸がなく、小径の薄肉であり、径に対して長さの割合が大きくなっており、外径に大きな突起や段差がない形状にされている。ゴム栓1は、電線2への装着時にフィードピン37が挿入された状態で搬送される。
電線2は、防水コネクタに収容されている端子(不図示)の数に対応した数の導体(不図示)をシース3により被覆している。
図2(a)に示すように、第1,第2ゴム栓押え駒13,14は、ばね収容部27,34が、開口された後端部から凹凸溝17,18に向けて切除された丸孔形状にされている。また、フランジ28,28,35,35が、後端部の側部に突出形成されている。そして、凹凸溝17,18が、複数(図2では7個)の凹凸を有して半円状に形成されている。凹凸溝17,18の複数の凹凸は、適宜選択される。
なお、ゴム栓1の外径寸法に差が有る場合、即ちゴム栓1に細部と太部が有る場合は、図2(b)に示すように、第1,第2ゴム栓押え駒13a,14aの凹凸溝の溝径を変化させ、ゴム栓細部に対応する凹凸溝17a,18aの溝径Aに対して、ゴム栓太部に対応する凹凸溝17b,18bの溝径Bを溝径Aより大径(A<B)にする場合がある。
また、図3に示すように、前記ゴム栓押え駒13,14とは別構成の第1,第2ゴム栓押え駒43,44は、ゴム栓を軸方向に保持する角形状のV字溝47,48をゴム栓の軸方向に有している。そして、第1,第2ゴム栓押え駒43,44の溝径を変化させ、ゴム栓細部に対応するV字溝47a,48aの溝径Cに対して、ゴム栓太部に対応するV字溝47b,48bの溝径Dを溝径Cより大径(C<D)に形成されている。
このようなゴム栓挿入機10は、図1に示す第1工程、図4に示す第2工程、図5に示す第3工程、図6に示す第4工程、図7に示す第5工程からなるゴム栓挿入機10のゴム栓ホールド方法を用いてゴム栓1に電線2を装着する。
まず、第1工程において、第1,第2ゴム栓ホルダ11,12が開成され、フィードピン37によって、ゴム栓1が第1,第2ゴム栓押え駒13,14に対応した所定の位置まで搬送されてくる。このとき、電線2は、フィードされずに、ゴム栓1から離れた位置に待機している。第1,第2ゴム栓押え駒13,14は、フランジ28,28,35,35がフランジ受け29,29,36,36に衝突しているため、凹凸溝17,18が第1,第2ゴム栓ホルダ11,12の前端面に対応して配置されている。
次に、第2工程において、第1,第2ゴム栓ホルダ11,12が対向して進行されて閉成合体され、第1,第2ゴム栓押え駒13,14の凹凸溝17,18が、戻しばね15,16の弾性反発力によりゴム栓1の外径面に当接される。このとき、第1,第2ゴム栓押え駒13,14は、ゴム栓1の外径面に応じ、戻しばね15,16の弾性反発力に抗して第1,第2ゴム栓ホルダ11,12の後退方向へスライド移動することにより、ゴム栓1に対して適当な把持力を与える。第1,第2ゴム栓ホルダ11,12は、一対の凸部21,21および一対の凹部22,22が、第1,第2ゴム栓ホルダ11,12のゴム栓1に対する軸方向への移動を規制するため、ゴム栓1の軸方向へ移動することがなくなり、それによって、ゴム栓1を、所定の位置で確実に保持することができる。そして、凹凸溝17,18が対向位置に当接したゴム栓1は、凹凸溝17,18によって確実に把持される。
次に、第3工程において、電線2が第1,第2ゴム栓ホルダ11,12のテーパ面25,30内を通ってフィードピン37の先端部に向けて搬送され、電線2がフィードピン37とゴム栓1との間に圧入される。そして、フィードピン37は、電線2の圧入による進行に反して後退する。このとき、第1,第2ゴム栓押え駒13,14は、電線2が内側に挿入されることによって外径が大きくなる分に対応して、戻しばね15,16の弾性反発力に抗して第1,第2ゴム栓ホルダ11,12の後退方向へスライド移動することにより、ゴム栓1に対して適当な把持力を与え続ける。第3工程では、電線2をゴム栓挿入機10側に搬送するのに代えて、ゴム栓挿入機10を電線2側に移動させるようにしても良い。
次に、第4工程において、電線2は、圧入され続け、ゴム栓1の端部から、所定の長さL1だけ突出した位置で圧入が終了される。このとき、ゴム栓1は、第1,第2ゴム栓押え駒13,14の凹凸溝17,18によって軸方向に保持され続けるため、ゴム栓1と電線2との位置ずれが生じなくなり、ゴム栓1の端部より突出する電線2の突出長さL1を安定して定めることができる。
次に、第5工程において、第1,第2ゴム栓ホルダ11,12が開成されることにより、ゴム栓1の端部より、長さL1だけ突出した電線2を得ることができる。これにより、ゴム栓1が、小径であったり、薄肉であったり、径に対して長さの割合が大きくなっていたり、外径に大きな突起や段差がなくても、第1,第2ゴム栓押え駒13,14が第1,第2ゴム栓ホルダ11,12とは独立して進退移動し、戻しばね15,16により定められた押圧力でもってゴム栓1を把持することにより、ゴム栓1の端部より突出する電線2の突出長さL1を安定して得られるとともに、電線2の挿入作業を円滑に行え、ゴム栓1に電線2を確実に挿入することができる。
上述したゴム栓挿入機10によれば、第1,第2ゴム栓ホルダ11,12とは独立して進退移動してゴム栓1を保持する第1,第2ゴム栓押え駒13,14が、戻しばね15,16により定められた押圧力でもってゴム栓1を保持している状態で、ゴム栓1に電線2が挿入される。
従って、ゴム栓1が、小径であったり、薄肉であったり、径に対して長さの割合が大きくなっていたり、外径に段差がなかったり、或いは、ゴム栓の外径に大きな突起がない場合に対しても、第1,第2ゴム栓押え駒13,14が第1,第2ゴム栓ホルダ11,12とは独立して進退移動し、戻しばね15,16により定められた押圧力でもってゴム栓1を把持することにより対応することができるので、ゴム栓1の端部より突出する電線2の突出長さL1を安定して得られるとともに、電線2の挿入作業を円滑に行え、ゴム栓1に電線2を確実に挿入することができる。
また、ゴム栓挿入機10によれば、第1,第2ゴム栓押え駒13,14に有する複数の凹凸からなる半円状の凹凸溝17,18がゴム栓1を軸方向に保持するため、ゴム栓1と電線2との位置ずれが生じなくなり、ゴム栓1の端部より突出する電線2の突出長さL1を、より一層安定して得ることができる。
また、ゴム栓挿入機10によれば、第1,第2ゴム栓押え駒13,14および戻しばね15,16が第1,第2ゴム栓ホルダ11,12の駒収容部19,20に収容されるため、第1,第2ゴム栓ホルダ11,12の外部にゴム栓押え駒や戻しばねを配することがなくなり、それによって、外形をコンパクトにして工程内の省スペース化を図ることができる。
また、ゴム栓挿入機10によれば、第1,第2ゴム栓ホルダ11,12が合体した際に、一対の凸部21,21および一対の凹部22,22により第1,第2ゴム栓ホルダ11,12の、ゴム栓1の軸方向への移動が規制されるため、第1,第2ゴム栓ホルダ11,12が、ゴム栓1の軸方向へ移動することがなくなり、それによって、ゴム栓1を、所定の位置で確実に保持することができる。
次に、図8〜図11を参照して、本発明に係るゴム栓挿入機の第2実施形態を説明する。尚、第2実施形態以下の各実施形態において、既に説明した部材等と同様な構成・作用を有する部材等については、図中に同一符号または相当符号を付することにより、説明を簡略化或いは省略する。
図8に示すように、本発明の第2実施形態に係るゴム栓挿入機40では、第1実施形態でのフィードピン37を用いずに、ゴム栓1に電線2を装着させている。
このようなゴム栓挿入機40は、図8に示す第1工程、図9に示す第2工程、図10に示す第3工程、図11に示す第4工程からなるゴム栓挿入機のゴム栓ホールド方法を用いてゴム栓1に電線2を装着する。
まず、第1工程において、第1,第2ゴム栓ホルダ11,12が開成され、ゴム栓1が第1,第2ゴム栓押え駒13,14に対応した所定の位置に配置される。この配置作業は手作業であっても自動作業であっても良く、ゴム栓1を第2ゴム栓押え駒14の凹凸溝18上に載置するようにしても良い。
次に、第2工程において、第1,第2ゴム栓ホルダ11,12が対向して進行されて閉成合体され、第1,第2ゴム栓押え駒13,14の凹凸溝17,18が、戻しばね15,16の弾性反発力によりゴム栓1の外径面に当接される。このとき、第1,第2ゴム栓押え駒13,14は、ゴム栓1の外径面に応じ、戻しばね15,16の弾性反発力に抗して第1,第2ゴム栓ホルダ11,12の後退方向へスライド移動することにより、ゴム栓1に対して適当な把持力を与える。
次に、第3工程において、電線2が第1,第2ゴム栓ホルダ11,12のテーパ面25,30内を通ってゴム栓1に向けて搬送され、電線2がゴム栓1の内周に圧入される。このとき、第1,第2ゴム栓押え駒13,14は、電線2が内側に挿入されることによって外径が大きくなる分に対応して、戻しばね15,16の弾性反発力に抗して第1,第2ゴム栓ホルダ11,12の後退方向へスライド移動することにより、ゴム栓1に対して適当な把持力を与え続ける。そして、電線2は、圧入され続け、ゴム栓1の端部から、所定の長さL1だけ突出した位置で圧入が終了される。
次に、第4工程において、第1,第2ゴム栓ホルダ11,12が開成されることにより、ゴム栓1の端部より、長さL1だけ突出した電線2を得ることができる。これにより、ゴム栓1が、小径であったり、薄肉であったり、径に対して長さの割合が大きくなっていたり、外径に大きな突起や段差がなくても、第1,第2ゴム栓押え駒13,14が第1,第2ゴム栓ホルダ11,12とは独立して進退移動し、戻しばね15,16により定められた押圧力でもってゴム栓1を把持することにより、ゴム栓1の端部より突出する電線2の突出長さL1を安定して得られるとともに、電線2の挿入作業を円滑に行え、ゴム栓1に電線2を確実に挿入することができる。
次に、図12および図13を参照して、本発明の参考例に係るゴム栓挿入機を説明する。
図12に示すように、本発明の参考例に係るゴム栓挿入機50は、ゴム栓挿入機50に有する二分割されたゴム栓ホルダ(第1,第2ゴム栓ホルダ)51,52のそれぞれに、ゴム栓1の細部4を把持する細部把持部53,54と、細部把持部53,54に連接され、ゴム栓1の太部5を把持する太部把持部55,56とを、角形状の溝状に形成して配し、ゴム栓1に電線2を挿入する際に、各細部把持部53,54と、各太部把持部55,56と、によりゴム栓1を保持する。
また、ゴム栓挿入機50は、細部把持部53,54と、太部把持部55,56とが、ゴム栓1を軸方向に保持する段部57,58を介して連接されており、各細部把持部53,54の内接円が、ゴム栓1の細部4の外径よりも小さく設定され、各太部把持部55,56の内接円が、ゴム栓1の太部5の外径よりも小さく設定されている。
第1ゴム栓ホルダ51は、本体59の第2ゴム栓ホルダ52との合体側端面の中央部に、半円形状のテーパ面60と、直角三角形状の溝状をなす太部把持部55と、直角三角形状の溝状をなす細部把持部53と、半円形状のフィードピン遊挿部61と、が連続して形成されており、太部把持部55と、細部把持部53と、が段部57を介して連接されている。
第2ゴム栓ホルダ52は、本体62の第1ゴム栓ホルダ51との合体側端面の中央部に、半円形状のテーパ面63と、直角三角形状の溝状をなす太部把持部56と、直角三角形状の溝状をなす細部把持部54と、半円形状のフィードピン遊挿部64と、が連続して形成されており、太部把持部56と、細部把持部54と、が段部58を介して連接されている。尚、各細部把持部53,54と、各太部把持部55,56とは、直角三角形状の溝状をなすものに限らず、台形の溝状に形成したり、合体した際に菱形になるようにしたりしても良い。
図13に示すように、各細部把持部53,54は、第1,第2ゴム栓ホルダ51,52が閉成合体されることにより、各細部把持部53,54の内接円の直径D1がゴム栓1の細部4の外径D2よりも小さくなるため、ゴム栓1の細部4を、各細部把持部53,54の四隅へと僅かに弾性変形させることによって確実に把持することができる。
また、各細部把持部53,54と同様にして、各太部把持部55,56は、第1,第2ゴム栓ホルダ51,52が合体閉塞されることにより、各太部把持部55,56の内接円の直径がゴム栓1の太部の外径よりも小さくなるため、ゴム栓1の太部5を、各太部把持部55,56の四隅へと僅かに弾性変形させることによって確実に把持することができる。尚、各細部把持部53,54および各太部把持部55,56の面は、ゴム栓1との大きな摩擦力を生ずるように、例えば荒仕上げや、或いは凹凸仕上げにしても良い。
段部57は、細部把持部53と太部把持部55との間に、また、段部58は、細部把持部54と太部把持部56との間に配されているため、ゴム栓1が軸方向に移動しようとする応力を阻止して保持するため、ゴム栓1と電線2との位置ずれを無くして、ゴム栓1の端部より突出する電線2の突出長さを安定して得ることができる。
このようなゴム栓挿入機50では、第1工程において、第1,第2ゴム栓ホルダ51,52が開成され、フィードピン65によって、細部4が細部把持部53,54に、太部5が太部把持部55,56に対応した所定位置にゴム栓1が搬送されてくる。このとき、電線2は、フィードされずに、ゴム栓1から離れた位置に待機している。
次に、第2工程において、第1,第2ゴム栓ホルダ51,52が対向して進行されて閉成合体され、細部4が細部把持部53,54に、太部5が太部把持部55,56により把持される。
次に、第3工程において、電線2が第1,第2ゴム栓ホルダ51,52のテーパ面60,63内を通ってフィードピン65の先端部に向けて搬送され、電線2がフィードピン65とゴム栓1との間に圧入される。そして、フィードピン65は、電線2の圧入による進行に反して後退する。電線2は、圧入され続け、ゴム栓1の端部から、所定の長さだけ突出した位置で圧入が終了される。
次に、第4工程において、第1,第2ゴム栓ホルダ51,52が開成されることにより、ゴム栓1の端部より、所定の長さだけ突出した電線2を得ることができる。
上述したゴム栓挿入機50によれば、ゴム栓1が、小径であったり、薄肉であったり、径に対して長さの割合が大きくなっていたり、外径に大きな突起や段差がなくても、第1,第2ゴム栓ホルダ51,52の各細部把持部53,54が形成する対向配置された二面同士と、各太部把持部55,56が形成する対向配置された二面同士と、によりゴム栓1が保持されながらゴム栓1に電線2が挿入される。そのため、第1,第2ゴム栓ホルダ51,52の各細部把持部53,54と各太部把持部55,56とがゴム栓1を確実に保持して対応することができるので、ゴム栓1の端部より突出する電線2の突出長さを安定して得られるとともに、電線2の挿入作業を円滑に行え、ゴム栓1に電線2を確実に挿入することができる。
また、ゴム栓挿入機50によれば、段部57,58がゴム栓1を軸方向に保持するため、ゴム栓1と電線2との位置ずれが生じなくなり、ゴム栓1の端部より突出する電線2の突出長さを、安定して得ることができる。
また、ゴム栓挿入機50によれば、第1,第2ゴム栓ホルダ51,52が閉じられることにより、各細部把持部53,54の内接円がゴム栓1の細部4の外径よりも小さくなるとともに、各太部把持部55,56の内接円がゴム栓1の太部5の外径よりも小さくなるため、ゴム栓1の細部4および太部5を確実に把持することができる。
尚、本発明のゴム栓挿入機は、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、両ゴム栓ホルダを合体させる手段としては、流体を用いた駆動手段や、電気的に発生する動力を用いたボールねじ機構等の駆動手段を適用することができる。
また、凹凸溝や、細部把持部、太部把持部の内径は、装着するゴム栓および電線の外径に対応して適宜選択される。
本発明に係るゴム栓挿入機の第1実施形態を示す第1工程の断面図である。 図1に示したゴム栓挿入機に用いられるゴム栓押え駒の単体外観斜視図であり、(a)は凹凸溝の溝径が一定な場合のゴム栓押え駒であり、(b)は凹凸溝の溝径が異なる場合のゴム栓押え駒である。 図1に示したゴム栓挿入機に用いられる別構成のゴム栓押え駒の単体外観斜視図である。 図1に示したゴム栓挿入機の第2工程の断面図である。 図1に示したゴム栓挿入機の第3工程の断面図である。 図1に示したゴム栓挿入機の第4工程の断面図である。 図1に示したゴム栓挿入機の第5工程の断面図である。 本発明に係るゴム栓挿入機の第2実施形態を示す第1工程の断面図である。 図8に示したゴム栓挿入機の第2工程の断面図である。 図8に示したゴム栓挿入機の第3工程の断面図である。 図8に示したゴム栓挿入機の第4工程の断面図である。 本発明の参考例に係るゴム栓挿入機を示す外観斜視図である。 図12に示したゴム栓挿入機のゴム栓ホールド時の断面図である。
符号の説明
1 ゴム栓
2 電線
4 細部
5 太部
10,40,50 ゴム栓挿入機
11,51 第1ゴム栓ホルダ(ゴム栓ホルダ)
12,52 第2ゴム栓ホルダ(ゴム栓ホルダ)
13 第1ゴム栓押え駒(ゴム栓押え駒)
14 第2ゴム栓押え駒(ゴム栓押え駒)
15,16 戻しばね(押圧機構)
17,18 凹凸溝
19,20 駒収容部
21 凸部(移動規制機構)
22 凹部(移動規制機構)
34 第1ゴム栓押え駒(ゴム栓押え駒)
44 第2ゴム栓押え駒(ゴム栓押え駒)
53,54 細部把持部
55,56 太部把持部
57,58 段部

Claims (5)

  1. ゴム栓挿入機に有する二分割されたゴム栓ホルダに、該ゴム栓ホルダに備えた戻しばねによる所定の押圧力で当該ゴム栓ホルダとは独立して電線の進行方向に直交する方向に進退移動してゴム栓を保持するゴム栓押え駒を備え、
    前記ゴム栓に電線を挿入する際に、前記ゴム栓押え駒が前記ゴム栓の保持位置に移動し、前記ゴム栓押え駒により当該ゴム栓を保持するように構成されたことを特徴とするゴム栓挿入機。
  2. 前記ゴム栓押え駒が、前記ゴム栓を軸方向に保持する複数の凹凸からなる半円状の凹凸溝を当該ゴム栓の軸方向に有することを特徴とする請求項1に記載したゴム栓挿入機。
  3. 前記ゴム栓押え駒が、前記ゴム栓を軸方向に保持する角形状のV字溝を当該ゴム栓の軸方向に有することを特徴とする請求項1に記載したゴム栓挿入機。
  4. 前記ゴム栓ホルダが、前記ゴム栓押え駒および前記戻しばねを収容するための駒収容部を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載したゴム栓挿入機。
  5. 前記ゴム栓ホルダが、合体した際に、前記ゴム栓の軸方向への移動を規制されるために、一方の前記ゴム栓ホルダに設けられた凸部と、他方の前記ゴム栓ホルダに設けられ前記凸部と嵌合する凹部とからなる移動規制機構を有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載したゴム栓挿入機。
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