JP4175429B1 - 折り畳み式携帯端末装置および、折り畳み式携帯電話機 - Google Patents

折り畳み式携帯端末装置および、折り畳み式携帯電話機 Download PDF

Info

Publication number
JP4175429B1
JP4175429B1 JP2007228533A JP2007228533A JP4175429B1 JP 4175429 B1 JP4175429 B1 JP 4175429B1 JP 2007228533 A JP2007228533 A JP 2007228533A JP 2007228533 A JP2007228533 A JP 2007228533A JP 4175429 B1 JP4175429 B1 JP 4175429B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
magnet
housing
hinge portion
longitudinal direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007228533A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009060558A (ja
Inventor
義明 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007228533A priority Critical patent/JP4175429B1/ja
Priority to EP08163582A priority patent/EP2034701A1/en
Priority to US12/204,721 priority patent/US20090061961A1/en
Priority to CNA2008101466677A priority patent/CN101383857A/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP4175429B1 publication Critical patent/JP4175429B1/ja
Publication of JP2009060558A publication Critical patent/JP2009060558A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
    • H04M1/0214Foldable telephones, i.e. with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
    • H04M1/0222Foldable in two directions, i.e. using a two degree of freedom hinge
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0241Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings using relative motion of the body parts to change the operational status of the telephone set, e.g. switching on/off, answering incoming call
    • H04M1/0245Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings using relative motion of the body parts to change the operational status of the telephone set, e.g. switching on/off, answering incoming call using open/close detection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】長手方向と短手方向に開閉可能な携帯電話機では、着信時に長手方向に筐体を開いたときに自動的に回線を接続する機能を搭載すると、着信時に筐体を短手方向に開いたときに誤って回線を接続してしまうことがあった。
【解決手段】第一の筐体1と第二の筐体2とをヒンジ部3を介して連結した折り畳み式携帯端末装置において、第一の筐体1に対してヒンジ部3を長手方向に開閉する第一回動軸9と、ヒンジ部3に対して第二の筐体2を短手方向に開閉する第二回動軸10と、第一の筐体1とヒンジ部3と間の開閉状態を検出する長手方向開閉検出手段と、ヒンジ部3と第二の筐体2との間の開閉状態を検出する短手方向開閉検出手段とを設け、ヒンジ部3を長手方向に開閉したときは、長手方向開閉検出手段が開閉を検出し、第二の筐体2を短手方向に開閉したときは、短手方向開閉検出手段が開閉を検出するように構成して誤検出をなくした。
【選択図】図1

Description

本発明は、2つの回動軸を備え長手方向と短手方向に開閉可能に構成した折り畳み式携帯端末装置に関し、特に長手方向と短手方向に開閉可能に構成した折り畳み式携帯電話機に関する。
2つの筐体を折り畳んで収納できるようにした折り畳み式携帯電話機では、テンキーなどの操作部のある第一の筐体を手に持って、第二の筐体にある表示部を見るという使い方が一般的である。そのため、表示部は長手方向に伸ばして用いられることが多い。
ところが最近、テレビジョン放送を受信して表示する携帯電話機が実用化され、普及し始めている。横長のテレビジョン放送画面を見るには、表示部を短手方向に90度回転させたほうが見やすい。そのため、表示部のある第二の筐体を機械的に回転させて、表示部の方向を長手方向から短手方向に切り替える構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
従来から提案されている折り畳み式携帯電話機の一例を図13から図15に示す。図13の携帯電話機60は、操作部71を有する第一の筐体61と、表示部72を有する第二の筐体62と、ヒンジ部63の3つの筐体で構成されている。そして、第一の筐体61に設けた第一回動軸61aにヒンジ部63を矢印A方向に回動自在に支持し、ヒンジ部63の上端に設けた第二回動軸63aの周りに、表示部72を有する第二の筐体62を回動自在に支持している。このため、携帯電話機60は、図14に示すようにヒンジ部63を第一の筐体61に対して垂直に立てた状態で、第二の筐体62をヒンジ部63の第二回動軸63aの周りに矢印Bの方向に回転することができる。この状態で、第二の筐体62をヒンジ部63とともに矢印Cの方向に倒すと、携帯電話機60は、図15に示すように第二の筐体62の表示部72を短手方向に開いた形で使用することができる。
このように、従来の携帯電話機60では、表示部72を長手方向の状態から短手方向の状態にするために、図13から図15に示したように、矢印Aの回転操作、矢印Bの回転操作、矢印Cの回転操作という3段階の回転操作を行なっている。そして、回転操作による筐体の機械的な動きを検出して、表示する画像の表示方向を筐体の動きに連動して切り替えている。
ここで従来の携帯電話機60の変形例として、図16に示すように、第二の筐体62を第一の筐体61の上に重ねた状態から矢印Dの方向に開くとすれば、一度の操作で表示部72を短手方向の状態に設定することができて便利である。この場合、第二の筐体62を折り畳んだ状態から開いたときに、長手方向に開かれたのか、短手方向に開かれたのかを適切に判定して表示部の表示方向を正しく決定することが必要になる。
また、折り畳み式携帯電話機の中には、着信があったときに筐体が開くと自動的に回線を接続し、回線接続後に筐体が閉じると自動的に回線を切断する回線接続制御機能を搭載したものが実用化されている。この携帯電話機によれば、筐体が開いただけで、通話開始ボタンを押さずに直ぐに通話できるので便利である。また筐体を閉じただけで、通話終了ボタンを押さずに簡単に終話できるので便利である。
前記携帯電話機60に、筐体の開閉に応じて自動的に回線を接続、あるいは切断する回線接続制御機能を搭載した場合、第二の筐体62が長手方向に開いたのか、短手方向に開いたのかを正しく識別することが重要になる。すなわち、従来の携帯電話機60に回線接続制御機能を搭載した場合、図13のように、携帯電話機60が長手方向に開かれたことを検出して回線を接続すれば問題なく通話できる。ところが、図16のように、携帯電話機60を短手方向に開いた状態で回線を接続してしまうと、マイクロフォンとスピーカの位置が人間の口と耳の位置関係と合致しないので通話することができない。あわてて第二の筐体62を図15の矢印Dと逆向きに一旦閉じてから、図13のように長手方向に開きなおす動作をしたときには、第二の筐体62が一度閉じたことにより回線が切断される。そのため、第二の筐体62を長手方向に開きなおしたときは、もはや通話することができない。
特開2006−22899号公報
本発明は、携帯電話機、ゲーム機やテレビ受信機能をもったPDA(Personal Digital Assistants)など、2つの回動軸を備え長手方向と短手方向に開閉可能に構成した折り畳み式携帯端末装置で、第二の筐体を折り畳んだ状態から開いたときに、長手方向に開かれたのか、短手方向に開かれたのかを適切に判定して表示部の表示方向を正しく決定することを第一の課題としている。
そして、2つの回動軸を備え長手方向と短手方向に開閉可能にした構成に無線電話通信手段を更に設け、着信時に筐体が開いたときに自動的に回線を接続し、回線接続後に筐体が閉じれば回線を切断する機能を搭載したときに、着信時に筐体を長手方向に開いたときには回線を接続するが、短手方向に開いたときには回線を接続してしまうことのない使い勝手の良い折り畳み式携帯電話機を実現することを第二の課題としている。
本発明は、第一の筐体と第二の筐体とをヒンジ部を介して連結した折り畳み式携帯端末装置において、前記第一の筐体に設けた前記ヒンジ部を前記第二の筐体とともに長手方向に開閉する第一回動軸と、前記ヒンジ部に前記第一回動軸に直交するように設けられ、前記第二の筐体を短手方向に開閉する第二回動軸と、前記第二の筐体の前記ヒンジ部と連結された箇所の近傍に設けた第一の磁石と、前記ヒンジ部に設けた第二の磁石と、前記第一の筐体に、前記第二の筐体を閉じた状態で前記第一の磁石と対向する位置に設けた第一の磁気検出手段と、前記第二の筐体に、前記第二の筐体を閉じた状態で前記第二の磁石と対向する位置に設けた第二の磁気検出手段と、を有し、前記第一の磁気検出手段は、前記第一の磁石の発生する磁気の検出に基づいて、前記第二の筐体の長手方向の開閉を検出し、前記第二の磁気検出手段は、前記第二の磁石の発生する磁気の検出に基づいて、前記第二の筐体の短手方向の開閉を検出するように構成している。
本発明は、第一の筐体と第二の筐体とをヒンジ部を介して連結した折り畳み式携帯端末装置において、前記第一の筐体と複数の軸受け部で連結された前記ヒンジ部を前記第二の筐体とともに長手方向に開閉する第一回動軸と、前記ヒンジ部の、前記複数の軸受け部のうちの前記ヒンジ部の片隅に設けられた軸受け部に、前記第一回動軸に直交するように設けられ、前記第二の筐体を短手方向に開閉する第二回動軸と、前記第二の筐体の前記ヒンジ部と連結された箇所の近傍に設けた第一の磁石と、前記ヒンジ部の前記第二回動軸の反対側に設けた第二の磁石と、前記第一の筐体に、前記第二の筐体を閉じた状態で前記第一の磁石と対向する位置に設けた第一の磁気検出手段と、前記第二の筐体に、前記第二の筐体を閉じた状態で前記第二の磁石と対向する位置に設けた第二の磁気検出手段と、を有し、前記第一の磁気検出手段は、前記第一の磁石の発生する磁気の検出に基づいて、前記第二の筐体の長手方向の開閉を検出し、前記第二の磁気検出手段は、前記第二の磁石の発生する磁気の検出に基づいて、前記第二の筐体の短手方向の開閉を検出するように構成している。
本発明は、第一の筐体と第二の筐体とを前記第一の筐体の短手方向に略平行な一端辺部に沿って配設したヒンジ部を介して連結した折り畳み式携帯端末装置において、前記第一の筐体に設けた前記ヒンジ部を前記第二の筐体とともに長手方向に開閉する第一回動軸と、前記ヒンジ部の片隅に前記第一回動軸に直交するように設けられ、前記第二の筐体を短手方向に開閉する第二回動軸と、前記第二の筐体の前記ヒンジ部と連結された箇所の近傍に設けた第一の磁石と、前記ヒンジ部の前記第二回動軸の反対側に設けた第二の磁石と、前記第一の筐体に、前記第二の筐体を閉じた状態で前記第一の磁石と対向する位置に設けた第一の磁気検出手段と、前記第二の筐体に、前記第二の筐体を閉じた状態で前記第二の磁石と対向する位置に設けた第二の磁気検出手段と、を有し、前記第一の磁気検出手段は、前記第一の磁石の発生する磁気の検出に基づいて、前記第二の筐体の長手方向の開閉を検出し、前記第二の磁気検出手段は、前記第二の磁石の発生する磁気の検出に基づいて、前記第二の筐体の短手方向の開閉を検出するように構成している。
本発明は、第一の筐体と第二の筐体とをヒンジ部を介して連結した折り畳み式携帯端末装置において、前記第一の筐体に設けた前記ヒンジ部を前記第二の筐体とともに長手方向に開閉する第一回動軸と、前記ヒンジ部の片隅に前記第一回動軸に直交するように設けられ、前記第二の筐体を短手方向に開閉する第二回動軸と、前記第一の筐体に設けた係合ピンと、前記第二の筐体に設けた係合部と、前記第二の筐体の前記ヒンジ部と連結された箇所の近傍に設けた第一の磁石と、前記ヒンジ部の前記第二回動軸の反対側に設けた第二の磁石と、前記第一の筐体に、前記第二の筐体を閉じた状態で前記第一の磁石と対向する位置に設けた第一の磁気検出手段と、前記第二の筐体に、前記第二の筐体を閉じた状態で前記第二の磁石と対向する位置に設けた第二の磁気検出手段と、を有し、前記係合ピンと前記係合部とは、前記第二の筐体が短手方向に開くときに、第二の筐体の回動を支える支持部として機能し、前記第一の磁気検出手段は、前記第一の磁石の発生する磁気の検出に基づいて、前記第二の筐体の長手方向の開閉を検出し、前記第二の磁気検出手段は、前記第二の磁石の発生する磁気の検出に基づいて、前記第二の筐体の短手方向の開閉を検出するように構成している。
本発明によれば、携帯電話機、ゲーム機やテレビ受信機能をもったPDAなど、2つの回動軸を備え長手方向と短手方向に開閉可能に構成した折り畳み式携帯端末装置において、第二の筐体を折り畳んだ状態から開いたときに、長手方向に開かれたのか、短手方向に開かれたのかを適切に判定することができる。
また、長手方向と短手方向の両方向に同時に開くことにより第二回動軸に過大な負荷がかかる使い方がされたことを検出して警告することができる。
そして、2つの回動軸を備え長手方向と短手方向に開閉可能にした構成に無線電話通信手段を更に設け、着信時に筐体が開いたときに自動的に回線を接続する機能を搭載したときに、着信時に筐体を長手方向に開いたときには回線を接続するが、短手方向に開いたときには回線を接続してしまうことのない使い勝手の良い折り畳み式携帯電話機を実現することができる。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1では、第一の筐体と第二の筐体とをヒンジ部で連結し、長手方向に開閉したときは第一の筐体とヒンジ部と間に設けた長手方向開閉検出手段が開閉を検出し、短手方向に開閉したときはヒンジ部と第二の筐体との間に設けた短手方向開閉検出手段が開閉を検出するように構成して課題を解決している。
図1に、本発明の実施の形態1に係る折り畳み式携帯電話機100の第二の筐体2を長手方向に開いた状態を斜視図として示す。また図2に、本発明の実施の形態1に係る折り畳み式携帯電話機100の第二の筐体2を短手方向に開いた状態を斜視図として示す。
図1において、操作部51のある第一の筐体1は、軸受部1a、1bで、第一回動軸9を支持し、ヒンジ部3は軸受部3a、3bにより第一回動軸9の周りに回動自在に取り付けられている。ヒンジ部3の片隅には、破線で示す第二回動軸10が第一回動軸9に直交するように設けてあり、第二回動軸10には第二の筐体2が回動自在に取り付けられている。第二の筐体2には表示部52を設けている。
ヒンジ部3には磁石6aと磁石6bを埋め込んでいる。第一の筐体1には、ヒンジ部3が第一の筐体上に折り畳まれたときに磁石6aが対向する位置に磁力検出手段であるホール素子5を埋め込んでいる。ホール素子5と磁石6aとで、第一の筐体1とヒンジ部3との開閉状態を検出する長手方向開閉検出手段を形成している。
また第二の筐体2には、ヒンジ部3と第二の筐体2が閉じたときにヒンジ部3の磁石6bに対向する位置に同じく磁力検出手段であるホール素子7を埋め込んでいる。ホール素子7と磁石6bとで、ヒンジ部3と第二の筐体2との開閉状態を検出する短手方向開閉検出手段を形成している。
ホール素子5は、ヒンジ部3が第一回動軸9について長手方向に開き、ヒンジ部3に埋め込んだ磁石6aが離れると、磁石6aの磁力が失われたことによりヒンジ部3が長手方向に開いたことを検出する。そして、ヒンジ部3が閉じてホール素子5が磁石6aに接近し、磁石6aの磁力を検出したときにヒンジ部3が長手方向に閉じたことを検出する。
ホール素子7は、第二の筐体2が第二回動軸10について短手方向に開き、ヒンジ部3に埋め込んだ磁石6bが離れると、磁石6bの磁力が失われたことにより第二の筐体2が短手方向に開いたことを検出する。そして、第二の筐体2が閉じてホール素子7が磁石6bに接近し、磁石6bの磁力を検出したときに第二の筐体2が短手方向に閉じたことを検出する。
図1のように、ヒンジ部3が第二の筐体2とともに第一の筐体1に対して長手方向に開閉すると、ホール素子5が長手方向の開閉を検出する。このとき、ホール素子7は磁石6bの磁力を検出して、ヒンジ部3と第二の筐体2が閉じていることを検出する。
図2において、各部分の配置は図1と同じであるが、第二の筐体2が閉じた状態から、第二回動軸10の周りに回動して、第二の筐体2が第一の筐体1に対して短手方向に開いている。図2のように、第二の筐体2がヒンジ部3に対して短手方向に開閉すると、ホール素子7が短手方向の開閉を検出する。このとき、ホール素子5は磁石6aの磁力を検出し、ヒンジ部3が第一の筐体1に対して閉じていることを検出する。
このように、折り畳み式携帯電話機100では、ヒンジ部3が第二の筐体2とともに第一の筐体1に対して長手方向に開閉すると、ホール素子5が長手方向の開閉を検出する。このとき、ホール素子7はヒンジ部3と第二の筐体2が閉じていることを検出している。また、第二の筐体2がヒンジ部3に対して短手方向に開閉すると、ホール素子7が第二の筐体2の短手方向の開閉を検出する。このとき、ホール素子5はヒンジ部3と第一の筐体1が閉じていることを検出している。
なお、折り畳み式携帯電話機100では、開閉時に第二回動軸10に過大な曲げ応力がかからないようにする配慮として、第一の筐体1に対してヒンジ部3を閉じると、第一の筐体1の中から磁力により係合ピン20が突出するようにしている。第一の筐体1に対してヒンジ部3とともに第二の筐体2を閉じると、係合ピン20が第二の筐体2の端部近くに設けた係合部21にはまる。
また、第二の筐体2の端部近くには係合突起23を設け、第二の筐体2を閉じたときにヒンジ部3に設けた係合溝22にはまるようにしている。係合ピン20と係合部21がはまっている状態で第二の筐体2を短手方向に開けると、係合ピン20と係合部21は第二回動軸10とともに第二の筐体2の回動を支える支持部として機能する。
また、係合溝22と係合突起23がはまっている状態で第二の筐体2を長手方向に開けると、係合溝22と係合突起23は第二回動軸10とともに第二の筐体2とヒンジ部3を一体的に開閉させるためのロック機構として機能する。
図3に、本発明の実施の形態1に係る折り畳み式携帯電話機100の第二の筐体2を長手方向に開いたときの側面図を示す。なお、図中の「R」は磁石6aと磁石6bの磁力が及ぶ距離を模式的に示し、二点鎖線の円は磁石6aと磁石6bの磁力が及ぶ範囲を模式的に示すとして説明する。
図3(a)は、ヒンジ部3が第二の筐体2とともに長手方向に少し開いたときの状態を示している。この時点で、ホール素子5とホール素子7は、それぞれ磁石6aと磁石6bの磁力を検出している。その後、ヒンジ部3が長手方向に大きく開き、図3(b)のようになると、ホール素子5には磁石6aの磁力が及ばずヒンジ部3が長手方向に開いたことを検出する。一方、ホール素子7は磁石6bの磁力を検出し続けている。
図4に、本発明の実施の形態1に係る折り畳み式携帯電話機100の第二の筐体2をヒンジ部3に対して短手方向に開閉するときの正面図を示す。なお図3と同様に、図中の「R」は磁石6aと磁石6bの磁力が及ぶ距離を示し、二点鎖線の円は磁石6aと磁石6bの磁力が及ぶ範囲を示すとして説明する。
図4(a)は、第二の筐体2が閉じた状態を示す。図4(b)は、第二の筐体2が短手方向に少し開いたときの状態を示す。この時点で、ホール素子7は、第二の筐体2が開いて磁石6bの磁力が失われたことにより、第二の筐体2が短手方向に開いたことを検出する。一方、ホール素子5は磁石6aの磁力を検出し続けている。第二の筐体2が更に開いて図4(c)のようになると、ホール素子7に磁石6bの磁力が全く及ばないが、ホール素子5は磁石6aの磁力を検出し続けている。
このように、折り畳み式携帯電話機100では、ヒンジ部3を第二の筐体2とともに第一の筐体1に対して長手方向に開閉すると、ホール素子5が第二の筐体2の長手方向の開閉を検出する。このとき、ホール素子7はヒンジ部3と第二の筐体2とが閉じていることを検出している。また、第二の筐体2をヒンジ部3に対して短手方向に開閉すると、ホール素子7が第二の筐体2の短手方向の開閉を検出する。このとき、ホール素子5はヒンジ部3と第一の筐体1とが閉じていることを検出している。
そのため、本発明によれば、折り畳み式携帯電話機をはじめとする、2つの回動軸を備え長手方向と短手方向に開閉可能に構成した折り畳み式携帯端末装置において、第二の筐体を折り畳んだ状態から開いたときに、長手方向に開かれたか、短手方向に開かれたかを適切に判定して表示部の表示方向を決定することができる。
なお上記では、長手方向開閉検出手段を構成する磁石6aをヒンジ部3に設けた例を説明したが、図5に示すように磁石6aをホール素子5に対応するように第二の筐体2に設けた場合であっても同様の効果を有する。
また上記では、長手方向開閉検出手段や短手方向開閉検出手段として、磁石と磁力検出手段の組合せによる構成を用いた例を示したが、長手方向開閉検出手段や短手方向開閉検出手段のいずれかまたは両方に、突起と、突起で押されることにより接点が接触する機械的スイッチを用いたり、遮蔽部材と光センサーを組み合わせて用いたりしても良い。
(実施の形態2)
本発明によれば、長手方向の開閉状態と短手方向の開閉状態を同時に検出することができる。そこで、本発明の実施の形態2では、長手方向か短手方向かのどちらか一方向に択一的に開く使い方を正常な使い方と定め、長手方向と短手方向の両方同時に開く使い方を誤った使い方と定めておき、長手方向と短手方向の両方同時に開かれたことを検出したときは、不適切な使い方がされているとしてランプ表示やブザー音声などで警告する警告動作をするようにしている。
すなわち、実施の形態1の図1と図2を用いて説明したように、係合ピン20と係合部21を係合させて、係合ピン20と係合部21を第二回動軸10とともに第二の筐体2の回動を支える支持部として機能させている。あるいは、係合溝22と係合突起23を係合させて、係合溝22と係合突起23を第二回動軸10とともに第二の筐体2とヒンジ部3を一体的に開閉させるためのロック機構として機能させているのは、開閉時に第二回動軸10に過大な曲げ応力がかからないようにするためである。
例えば、ヒンジ部3を第一の筐体1に対して長手方向に開いた状態のまま、更にヒンジ部3に対して第二の筐体2を短手方向に開く動作をしたときは、第二の筐体2を支える第二回動軸10に負荷がかかる。また、ヒンジ部3に対して第二筐体2を短手方向に開いた状態のままヒンジ部3を第一の筐体1に対して長手方向に開く動作をしたときも、第二の筐体2を支える第二回動軸10に負荷がかかる。
そこで、本発明の実施の形態2に係る折り畳み式携帯電話機200では、図6にフローチャートを示すように制御している。図6のフローチャートとともに以下、説明する。図6において、折り畳み式携帯電話機200に電源が入り、着信待ち受け状態にあるとき(ステップS1)、長手方向に開かれると(ステップS2のYES)、長手方向に表示を行なう。
もしその状態で更に、短手方向に開かれると(ステップS4のYES)、表示部52に警告文を表示したり、図示しないスピーカにブザー音を出力したりして警告動作をする。ブザー音声の代わりに「筐体を一旦閉じ、その後開いてください。」という音声メッセージを出力しても良い(ステップS5)。閉じれば(ステップS6)、開閉状態を確認する(ステップS2)。もし、長手方向に開き長手方向の表示をした後、ステップS4で更に短手方向に開かれなければ(ステップS4のNO)、閉じるまで、長手方向の表示を継続する。
着信待ち受け状態にあるとき(ステップS1)、長手方向でなく(ステップS2のNO)、短手方向に開かれると(ステップS7のYES)、短手方向に表示を行なう(ステップS8)。もしその状態で更に、長手方向に開かれると(ステップS9のYES)、警告動作をする(ステップS5)。もし、短手方向に開き短手方向に表示をした後、ステップS9で更に長手方向に開かれなければ(ステップS9のNO)、閉じるまで、短手方向の表示を継続する。
このように、本発明の実施の形態2に係る折り畳み式携帯電話機200では、ヒンジ部3を第一の筐体1に対して長手方向に開いた状態で、更にヒンジ部3に対して第二の筐体2を短手方向に開いたときは警告する。また、ヒンジ部3に対して第二筐体2を短手方向に開いた状態で更に、ヒンジ部3を第一の筐体1に対して長手方向に開いたときも警告する。このことにより、第二回動軸10に過大な曲げ応力をかけるような使い方を警告して、中止させることができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3を説明する。本発明の実施の形態3にかかる携帯電話機300は、ヒンジ部に開閉検出用の一つの磁石を設け、第一の筐体と第二の筐体にそれぞれ、磁力検出手段を設けている。そして、ヒンジ部の磁石と第一の筐体の磁力検出手段で長手方向開閉検出手段を構成し、ヒンジ部の磁石と第二の筐体の磁力検出手段で短手方向開閉検出手段を構成することにより、ヒンジ部を第一の筐体に対して長手方向に開いたこと、第二の筐体をヒンジ部に対して開いたことをそれぞれ検出している。
図7に、本発明の実施の形態3に係る折り畳み式携帯電話機300の第二の筐体2を長手方向に開いた状態を斜視図として示す。基本的には既に説明した実施の形態1の図1の構成と似ているが、ヒンジ部3に一つの磁石6cを埋め込んだ点が大きく異なる。ホール素子5はヒンジ部3を閉じたときに磁石6cに対向する第一の筐体1の位置に設けてある。また、ホール素子7は、ヒンジ部3に対して第二の筐体2が閉じたときに磁石6cに対向する位置に設けている。
図7のようにヒンジ部3を第二の筐体2とともに第一の筐体に対して長手方向に開いたときは、磁石6cとホール素子5が離れ、長手方向に開いたことが検出される。このとき、ホール素子7は磁石6cの磁力を検出し続けている。
図8に、本発明の実施の形態3に係る折り畳み式携帯電話機300の第二の筐体2を短手方向に開いた状態を斜視図として示す。図8のように第二の筐体2をヒンジ部3に対して短手方向に開いたときは、磁石6cとホール素子7が離れ、短手方向に開いたことが検出される。このとき、ホール素子5は磁石6cの磁力を検出し続けている。
図9(a)に折り畳み式携帯電話機300を長手方向に少し開いたときの左側面図を示す。図9(b)に、折り畳み式携帯電話機300を長手方向に大きく開いたときの左側面図を示す。長手方向に開いたときは、磁石6cとホール素子5が離れ、長手方向に開いたことが検出されるが、ホール素子7は磁石6cの磁力を検出し続けていることが理解されよう。
また、図10(a)に折り畳み式携帯電話機300を閉じたときの正面図を、図10(b)に折り畳み式携帯電話機300を短手方向に少し開いたときの正面図を、図10(c)に折り畳み式携帯電話機300を短手方向に大きく開いたときの正面図を示す。短手方向に開いたときは、磁石6cとホール素子7が離れ、短手方向に開いたことが検出されるが、ホール素子5は磁石6cの磁力を検出し続けていることが理解されよう。
以上説明したとおり、本発明の第三の実施形態に係る折り畳み式携帯電話機300では、磁石6cを共用した場合でも、長手方向開閉検出と短手方向の回転検出が独立して行なえる。磁石6cを共用した結果、磁石一つ分の重量と空間が節約でき、更なる小型軽量化をすることができる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4として、無線電話通信手段を更に設け、着信時に筐体が開いたときに自動的に回線を接続し、回線接続後に筐体が閉じれば回線を切断する機能を搭載した折り畳み式携帯電話機について説明する。
図11に、本発明の実施の形態4に係る折り畳み式携帯電話機400の主な機能ブロックをブロック図として示す。折り畳み式携帯電話機400には、送受信部11があり、アンテナ11aにより、携帯電話回線の無線電波を送受信する。送受信部11は回線制御部12に接続している。回線制御部12は、回線接続ブロック12aと回線切断ブロック12bを用いて携帯電話の電話回線を接続したり、切断したりする。回線制御部12は、全体制御部13に接続していて、携帯電話機として機能するために全体制御部13により制御される。
全体制御部13には開閉検出制御部14が接続されている。また、開閉検出制御部14には、図1と図2で既に、ホール素子5として説明した長手方向検出部と、ホール素子7として説明した短手方向検出部とが接続している。
開閉検出制御部14は、折り畳み式携帯電話機400の折り畳み状況を長手方向検出部と短長手方向検出部で検出する。また、全体制御部13にはスピーカ15とマイクロフォン16を接続していて、送受信部11から受信した音声を出力し、あるいは音声を入力して送受信部11から基地局経由で他の携帯電話機に送信するようにしている。
図12に、本発明の実施の形態4に係る折り畳み式携帯電話機400の動作を説明するためのフローチャートを示す。本発明の折り畳み式携帯電話機400では、第二の筐体が長手方向に開かなければ、回線を接続しない点に特徴がある。
折り畳み式携帯電話機400では、着信待ち受け状態で(ステップS11)、着信があったとき(ステップS12のYES)、第二の筐体2が長手方向に開くか否かを見ている。第二の筐体2が長手方向に開いたことが検出されると(ステップS13のYES)、回線を接続し通話を開始する(ステップS14)。通話後、第二の筐体2が閉じれば(ステップS15のYES)、通話を終了し、回線を切断する(ステップS16)。
本発明によれば、2つの回動軸を備え長手方向と短手方向に開閉可能に構成した折り畳み式携帯電話機において、第二の筐体を折り畳んだ状態から開いたときに、長手方向に開かれたのか、短手方向に開かれたのかを択一的に判定している。そのため長手方向に開いたときは回線を接続するが、誤って短手方向に開いたのに長手方向に開いたと検出をすることが無く、短手方向に開いたときに回線を接続しないという効果がある。
本発明は、折り畳み式携帯電話機に限らず、表示画面を縦横に切り替えて使用するゲーム機や、テレビ受信機能を持ったPDAのように、2つの回動軸を備え長手方向と短手方向に開閉可能に構成した折り畳み式携帯端末装置に適用できる。
本発明の実施の形態1に係る携帯電話機の筐体を長手方向に開いた状態を示す斜視図 本発明の実施の形態1に係る携帯電話機の筐体を短手方向に開いた状態を示す斜視図 (a)本発明の実施の形態1に係る携帯電話機の第二の筐体を長手方向に少し開いた状態を示す左側面図(b)本発明の実施の形態1に係る携帯電話機の第二の筐体を長手方向に大きく開いた状態を示す左側面図 (a)本発明の実施の形態1に係る携帯電話機の第二の筐体を閉じた状態を示す正面図(b)本発明の実施の形態1に係る携帯電話機の第二の筐体を短手方向に少し開いた状態を示す正面図(c)本発明の実施の形態1に係る携帯電話機の第二の筐体を短手方向に大きく開いた状態を示す正面図 本発明の実施の形態1の変形例に係る携帯電話機の筐体を短手方向に開いた状態を示す斜視図 本発明の実施の形態2に係る携帯電話機の着信時の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3に係る携帯電話機の筐体を長手方向に開いた状態を示す斜視図 本発明の実施の形態3に係る携帯電話機の筐体を短手方向に開いた状態を示す斜視図 (a)本発明の実施の形態3に係る携帯電話機の第二の筐体を長手方向に少し開いた状態を示す左側面図(b)本発明の実施の形態3に係る携帯電話機の第二の筐体を長手方向に大きく開いた状態を示す左側面図 (a)本発明の実施の形態3に係る携帯電話機の第二の筐体を閉じた状態を示す正面図(b)本発明の実施の形態3に係る携帯電話機の第二の筐体を短手方向に少し開いた状態を示す正面図(c)本発明の実施の形態3に係る携帯電話機の第二の筐体を短手方向に大きく開いた状態を示す正面図 本発明の実施の形態4に係る携帯電話機の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る携帯電話機の着信時の動作を示すフローチャート 従来の携帯電話機の第二の筐体を長手方向に開いた状態を示す斜視図 従来の携帯電話機の第二の筐体を長手方向に開いた後、更に第二の筐体を回転した状態を示す斜視図 従来の携帯電話機の第二の筐体をヒンジ部とともに長手方向に開き、第二の筐体をヒンジ部に対して回転させ、その後ヒンジ部を閉じたときの状態を示す斜視図 従来の携帯電話機について第二の筐体を短手方向に開いた状態を示す斜視図
符号の説明
1 第一の筐体
2 第二の筐体
3 ヒンジ部
5,7 ホール素子
6a,6b,6c 磁石
9 第一回動軸
10 第二回動軸

Claims (6)

  1. 第一の筐体と第二の筐体とをヒンジ部を介して連結した折り畳み式携帯端末装置において、
    前記第一の筐体に設けた前記ヒンジ部を前記第二の筐体とともに長手方向に開閉する第一回動軸と、
    前記ヒンジ部に前記第一回動軸に直交するように設けられ、前記第二の筐体を短手方向に開閉する第二回動軸と、
    前記第二の筐体の前記ヒンジ部と連結された箇所の近傍に設けた第一の磁石と、
    前記ヒンジ部に設けた第二の磁石と、
    前記第一の筐体に、前記第二の筐体を閉じた状態で前記第一の磁石と対向する位置に設けた第一の磁気検出手段と、
    前記第二の筐体に、前記第二の筐体を閉じた状態で前記第二の磁石と対向する位置に設けた第二の磁気検出手段と、を有し、
    前記第一の磁気検出手段は、前記第一の磁石の発生する磁気の検出に基づいて、前記第二の筐体の長手方向の開閉を検出し、
    前記第二の磁気検出手段は、前記第二の磁石の発生する磁気の検出に基づいて、前記第二の筐体の短手方向の開閉を検出することを特徴とする折り畳み式携帯端末装置。
  2. 第一の筐体と第二の筐体とをヒンジ部を介して連結した折り畳み式携帯端末装置において、
    前記第一の筐体と複数の軸受け部で連結された前記ヒンジ部を前記第二の筐体とともに長手方向に開閉する第一回動軸と、
    前記ヒンジ部の、前記複数の軸受け部のうちの前記ヒンジ部の片隅に設けられた軸受け部に、前記第一回動軸に直交するように設けられ、前記第二の筐体を短手方向に開閉する第二回動軸と、
    前記第二の筐体の前記ヒンジ部と連結された箇所の近傍に設けた第一の磁石と、
    前記ヒンジ部の前記第二回動軸の反対側に設けた第二の磁石と、
    前記第一の筐体に、前記第二の筐体を閉じた状態で前記第一の磁石と対向する位置に設けた第一の磁気検出手段と、
    前記第二の筐体に、前記第二の筐体を閉じた状態で前記第二の磁石と対向する位置に設けた第二の磁気検出手段と、を有し、
    前記第一の磁気検出手段は、前記第一の磁石の発生する磁気の検出に基づいて、前記第二の筐体の長手方向の開閉を検出し、
    前記第二の磁気検出手段は、前記第二の磁石の発生する磁気の検出に基づいて、前記第二の筐体の短手方向の開閉を検出することを特徴とする折り畳み式携帯端末装置。
  3. 第一の筐体と第二の筐体とを前記第一の筐体の短手方向に略平行な一端辺部に沿って配設したヒンジ部を介して連結した折り畳み式携帯端末装置において、
    前記第一の筐体に設けた前記ヒンジ部を前記第二の筐体とともに長手方向に開閉する第一回動軸と、
    前記ヒンジ部の片隅に前記第一回動軸に直交するように設けられ、前記第二の筐体を短手方向に開閉する第二回動軸と、
    前記第二の筐体の前記ヒンジ部と連結された箇所の近傍に設けた第一の磁石と、
    前記ヒンジ部の前記第二回動軸の反対側に設けた第二の磁石と、
    前記第一の筐体に、前記第二の筐体を閉じた状態で前記第一の磁石と対向する位置に設けた第一の磁気検出手段と、
    前記第二の筐体に、前記第二の筐体を閉じた状態で前記第二の磁石と対向する位置に設けた第二の磁気検出手段と、を有し、
    前記第一の磁気検出手段は、前記第一の磁石の発生する磁気の検出に基づいて、前記第二の筐体の長手方向の開閉を検出し、
    前記第二の磁気検出手段は、前記第二の磁石の発生する磁気の検出に基づいて、前記第二の筐体の短手方向の開閉を検出することを特徴とする折り畳み式携帯端末装置。
  4. 第一の筐体と第二の筐体とをヒンジ部を介して連結した折り畳み式携帯端末装置において、
    前記第一の筐体に設けた前記ヒンジ部を前記第二の筐体とともに長手方向に開閉する第一回動軸と、
    前記ヒンジ部の片隅に前記第一回動軸に直交するように設けられ、前記第二の筐体を短手方向に開閉する第二回動軸と、
    前記第一の筐体に設けた係合ピンと、
    前記第二の筐体に設けた係合部と、
    前記第二の筐体の前記ヒンジ部と連結された箇所の近傍に設けた第一の磁石と、
    前記ヒンジ部の前記第二回動軸の反対側に設けた第二の磁石と、
    前記第一の筐体に、前記第二の筐体を閉じた状態で前記第一の磁石と対向する位置に設けた第一の磁気検出手段と、
    前記第二の筐体に、前記第二の筐体を閉じた状態で前記第二の磁石と対向する位置に設けた第二の磁気検出手段と、を有し、
    前記係合ピンと前記係合部とは、前記第二の筐体が短手方向に開くときに、第二の筐体の回動を支える支持部として機能し、
    前記第一の磁気検出手段は、前記第一の磁石の発生する磁気の検出に基づいて、前記第二の筐体の長手方向の開閉を検出し、
    前記第二の磁気検出手段は、前記第二の磁石の発生する磁気の検出に基づいて、前記第二の筐体の短手方向の開閉を検出することを特徴とする折り畳み式携帯端末装置。
  5. 長手方向及び短手方向の両方同時に開かれたことを検出したときは、警告動作を行なうことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の折り畳み式携帯端末装置。
  6. 無線電話通信手段を有し、
    着信時において、前記第二の筐体が長手方向に開いたことを前記第一の磁気検出手段が検出したときに、前記無線電話通信手段の回線を接続することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の折り畳み式携帯電話機。
JP2007228533A 2007-09-04 2007-09-04 折り畳み式携帯端末装置および、折り畳み式携帯電話機 Expired - Fee Related JP4175429B1 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007228533A JP4175429B1 (ja) 2007-09-04 2007-09-04 折り畳み式携帯端末装置および、折り畳み式携帯電話機
EP08163582A EP2034701A1 (en) 2007-09-04 2008-09-03 Folding Mobile Terminal Device
US12/204,721 US20090061961A1 (en) 2007-09-04 2008-09-04 Folding mobile terminal device
CNA2008101466677A CN101383857A (zh) 2007-09-04 2008-09-04 折叠式移动终端装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007228533A JP4175429B1 (ja) 2007-09-04 2007-09-04 折り畳み式携帯端末装置および、折り畳み式携帯電話機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008113570A Division JP4888434B2 (ja) 2008-04-24 2008-04-24 折り畳み式携帯端末装置および、折り畳み式携帯電話機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4175429B1 true JP4175429B1 (ja) 2008-11-05
JP2009060558A JP2009060558A (ja) 2009-03-19

Family

ID=40056059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007228533A Expired - Fee Related JP4175429B1 (ja) 2007-09-04 2007-09-04 折り畳み式携帯端末装置および、折り畳み式携帯電話機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20090061961A1 (ja)
EP (1) EP2034701A1 (ja)
JP (1) JP4175429B1 (ja)
CN (1) CN101383857A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010193251A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 可動機器のロック機構、及び折り畳み式機器のロック機構

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI289768B (en) * 2005-09-05 2007-11-11 Compal Electronics Inc Multi-mode foldable electronic apparatus and method thereof
CN101877732B (zh) * 2009-04-28 2013-12-25 日本电气株式会社 双轴铰链及便携设备
JP4485601B1 (ja) * 2009-10-28 2010-06-23 パナソニック株式会社 携帯端末
US8159834B2 (en) * 2009-11-20 2012-04-17 Research In Motion Ltd. Magnetic hinge electronic mobile device
US8737668B1 (en) 2013-01-23 2014-05-27 Koss Corporation Headband for personal speakers
US8861770B2 (en) 2013-01-23 2014-10-14 Koss Corporation Headband for personal speakers
CN105164599A (zh) * 2013-04-30 2015-12-16 富士通株式会社 具备分割筐体的结合装置以及分割筐体的电子装置
KR102530386B1 (ko) * 2018-09-05 2023-05-10 삼성전자주식회사 안테나를 포함하는 폴더블 장치
CN109302513B (zh) * 2018-11-28 2021-03-23 维沃移动通信有限公司 折叠式移动终端
CN110143173B (zh) * 2019-05-25 2022-09-09 东莞市奇海实业有限公司 一种折叠手机的车载支架
CN116414185B (zh) * 2021-12-29 2024-03-12 荣耀终端有限公司 可折叠电子设备

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4061473B2 (ja) * 2002-04-26 2008-03-19 日本電気株式会社 折り畳み型携帯電話機
US6728557B1 (en) * 2002-05-17 2004-04-27 Motorola, Inc. Hinge assembly for a multi-configuration portable electronic device
FI118668B (fi) * 2003-04-01 2008-01-31 Samsung Electro Mech Matkapuhelin ja sen automaattinen pyöritysmenetelmä
JP4010975B2 (ja) * 2003-04-07 2007-11-21 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 携帯通信端末装置
CA2427403C (en) 2003-04-21 2008-10-28 Regents Of The University Of Minnesota Space-time-frequency coded ofdm over frequency-selective fading channels
US20050020325A1 (en) * 2003-07-24 2005-01-27 Motorola, Inc. Multi-configuration portable electronic device and method for operating the same
JP4286735B2 (ja) * 2004-07-08 2009-07-01 シャープ株式会社 携帯機器
US20060135226A1 (en) 2004-12-21 2006-06-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Mobile communication terminal for changing operation mode based on opening direction of folder cover and method thereof
TWM269695U (en) * 2004-12-22 2005-07-01 Lite On Technology Corp Hand-held-type electronic data processor
JP2006233998A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Kato Electrical Mach Co Ltd 携帯機器のヒンジ装置及び携帯電話機
EP1855448B1 (en) * 2005-03-02 2017-07-26 NEC Corporation Portable terminal
KR100703486B1 (ko) * 2005-11-29 2007-04-03 삼성전자주식회사 이동 통신 단말기의 디지털 방송 서비스 수행 방법
US7636591B2 (en) * 2006-04-28 2009-12-22 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Two-way sliding mobile terminal
USD572228S1 (en) * 2007-01-10 2008-07-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Portable phone

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010193251A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 可動機器のロック機構、及び折り畳み式機器のロック機構

Also Published As

Publication number Publication date
US20090061961A1 (en) 2009-03-05
EP2034701A1 (en) 2009-03-11
JP2009060558A (ja) 2009-03-19
CN101383857A (zh) 2009-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4175429B1 (ja) 折り畳み式携帯端末装置および、折り畳み式携帯電話機
JP5151976B2 (ja) 携帯電話機
US7187958B2 (en) Folding mobile communications apparatus
EP1760993A1 (en) Portable communication terminal
JP2004166054A (ja) 重ね型携帯電話機
EP1549028A2 (en) Mobile terminal comprising a rotatable housing with two loudspeakers
JP2003229941A (ja) モバイル情報端末機器及びヒンジ構造
JP4888434B2 (ja) 折り畳み式携帯端末装置および、折り畳み式携帯電話機
JP4557352B2 (ja) ケースに連結されたフラップを有する携帯電話装置
JP2000270067A (ja) 携帯電話機
JP4957507B2 (ja) 携帯通信端末
JP4424390B2 (ja) 折り畳み式携帯端末装置および、折り畳み式携帯電話機
JP4393750B2 (ja) 開閉式携帯端末装置
JP4480545B2 (ja) 携帯通信端末
JP4267024B2 (ja) 折り畳み式携帯通信端末
JP4440289B2 (ja) 開閉式携帯端末装置
JP4480546B2 (ja) 携帯通信端末
JP3934121B2 (ja) 折り畳み式携帯通信端末
JP4231804B2 (ja) 携帯端末
JP4151847B2 (ja) 携帯通信端末及びレシーバー動作制御方法
JP4826926B2 (ja) 携帯通信端末およびその情報記録制御方法
JP2006087128A (ja) 折り畳み式携帯電話機
JP2004289270A (ja) 携帯型無線端末機
JP2004310551A (ja) 折り畳み式携帯情報端末
JP4351714B2 (ja) 重ね型携帯電話機

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080811

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130829

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees