JP4175220B2 - マルチキャリア復調方法及びマルチキャリア復調装置 - Google Patents

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本発明はマルチキャリア通信において、時間と共に変化するチャネル変動を補償して復調するための方法、及び装置に関する。本発明は直交周波数分割多重(OFDM)方式による送信に対し、高速で移動する移動体上の受信装置に特に有効である。
高速移動体上に設けられた受信装置で、固定局からの送信信号を受信する時、伝搬路特性が刻々と変化する。市街地の高速道路等を走行する車両で放送信号を受信する場合を例にとれば、周囲に多数の障害物があり、伝搬路特性も極めて高速に変化する。OFDM方式等のマルチキャリア変調信号を受信する場合、当該伝搬路特性の変化は、各サブキャリア毎に異なる。このような高速に変化する各サブキャリア毎の伝搬路特性は、通信品質を大きく落とすことにつながる。具体的には、各サブキャリア間の直交性がくずれ、キャリア間干渉が増大することにより、パイロット信号に対する干渉がチャネル推定精度の低下をもたらし、それがチャネル補償精度を低下させることになる。
伝送路特性の高速な時変動の補償としては下記特許文献1及び2が、また、伝送路特性の推定精度の改善方法としては下記特許文献3及び4が知られている。
特開2000−286817号公報 特開平11−68630号公報 特開2001−44963号公報 特開2002−261729号公報 上記特許文献1記載の技術は、OFDM受信機において、高速フーリエ変換器(FFT)の前の段階で、時間領域等化手段を設けたものである。また、上記特許文献2記載の技術は、OFDM受信機において、FFTの前と後で歪補償を行うものである。また、上記特許文献3、4記載の技術は、スキャッタードパイロット信号を用いて、パイロット信号が占有するシンボルのチャネル以外の各シンボルのチャネルの伝搬路特性を、当該パイロット信号が占有するシンボルのチャネルの伝搬路特性から補間するものである。図1.Aのように、パイロット信号は全シンボルに含まれなくてよく、且つパイロット信号を含む他のシンボルと比較して、異なるサブキャリアに配置させることができる。こうして、パイロット信号が占有するシンボルのチャネルの伝搬路特性から、パイロット信号が占有するシンボルのチャネル以外の各シンボルのチャネルの伝搬路特性を、時間・周波数平面上で内挿及び外挿により補間することが可能である。
スキャッタードパイロット信号を用いたチャネル特性の時間・周波数補間を図7を用いて説明する。まず、通常のパイロット信号による周波数フェージングのみ補償する構成を図7.Aに示す。図7.Aはマルチキャリア復調装置900の構成の概略を示すブロック図である。受信波を直交復調器91でベースバンド信号に直交復調してサンプリングする。次に直並列変換器(S/P)92でガードインターバルを含んだ1シンボル長ごとに出力する。この出力を、ガードインターバル(GI)除去器93に入力し、ガードインターバルを除去して1シンボル長の時間軸の信号をN点高速フーリエ変換器(N点FFT)94に出力する。N点FFT94の出力は、N個のサブキャリアの信号である。ここからパイロットシンボル抽出器951にてパイロット信号を抽出する。次にチャネル特性推定器952により、パイロット信号を有するサブキャリアの、当該チャネル特性を推定する。次にチャネル特性周波数補間器953で、パイロット信号のチャネル特性から全チャネルの伝搬路特性を補間する。尚、パイロット信号がシンボルごとに設けられていない場合は、次にパイロット信号が抽出されるまで、各サブキャリアに対し、同一のチャネル特性を適用する。こうして周波数領域等化器97で、N点FFT94の出力であるN個の複素数に対応した、チャネル特性周波数補間器953の出力するチャネル伝搬路特性を示すN個の複素数で当該N点FFT94の出力であるN個の複素数を除すれば、チャネル特性の補償された出力が得られる。
次にスキャッタードパイロット信号によって時間・周波数補償する構成を図7.Bに示す。図7.Bはマルチキャリア復調装置950の構成の概略を示すブロック図である。図7.Bはマルチキャリア復調装置950と図7.Aはマルチキャリア復調装置900の構成の違いは、図7.Bはマルチキャリア復調装置950において、N点FFT94と周波数領域等化器97の間にバッファ(遅延回路、メモリ又はシフトレジスタ)96を設けたことと、チャネル特性周波数補間器953に代えてチャネル特性時間・周波数補間器954を設けたことである。
1シンボル長の時間軸の信号をN点FFT94に入力し、FFTによりN個のサブキャリアの信号を得る。ここからパイロットシンボル抽出器951にてパイロット信号を抽出し、チャネル特性推定器952により、パイロット信号を有するサブキャリアの、チャネル特性を推定する。次にチャネル特性時間・周波数補間器954で、パイロット信号のチャネル特性から全チャネルの伝搬路特性を補間するとともに、パイロット信号が設けられていないシンボルの全チャネルの伝搬路特性を、1つ前に抽出されたパイロット信号を有するシンボルとの間で補間により求める。この際、各シンボル間のガードインターバルが占める時間も考慮される。こうして周波数領域等化器97で、バッファ96を介してN点FFT94の出力であるN個の複素数に対応した、チャネル特性時間・周波数補間器954の出力するチャネル伝搬路特性を示すN個の複素数で当該バッファ96の出力であるN個の複素数を除すれば、チャネル特性の補償された出力が得られる。これは時間的に変化するチャネル特性をも補償している。
上記特許文献1記載の技術は、各サブキャリアに対し一律に補償を行うので、フラットフェージング環境では有効であるが、周波数選択性フェージング環境では有効とは言えない。上記特許文献2記載の技術は、OFDMの1シンボル長の区間内においては時間変動を無視している。また、上記特許文献3、4記載の技術は、1シンボル長の区間内の時間変動を補償することはできない。
そこで本発明者らは、上記特許文献3、4にあるようなスキャッタードパイロット信号を用いて、周波数選択性フェージング環境下での1シンボル長の区間内の時間変動をも補償しうるチャネル変動補償方法及び装置に係る発明を完成した。即ち、本願発明の目的は、マルチキャリア変調信号のチャネル変動補償方法及びチャネル変動補償装置において、周波数選択性フェージング環境下での1シンボル長の区間内の伝搬路特性の時間変動をも補償することである。
請求項1に記載の手段は、マルチキャリア復調方法において、受信した時間軸上の信号を送信側に対応した時間・周波数分割のパターンと異なる時間・周波数分割を行い、分割された各仮チャネルに対応する伝搬路特性の推定値を補間により求め、当該仮チャネルごとに伝搬路特性の補償を行い、伝搬路特性の補償された仮チャネルの時間及び周波数軸上の信号から補償された時間軸上の信号を生成し、当該補償された時間軸上の信号を送信側に対応した時間・周波数分割のパターンにより各サブキャリアに分離することを特徴とする。
また、請求項2に記載の手段は、マルチキャリア復調方法において、受信した時間軸上の信号を送信側に対応した時間・周波数分割のパターンと異なる時間・周波数分割を行い、分割された各仮チャネルに対応する伝搬路特性の推定値を補間により求め、当該仮チャネルごとに伝搬路特性の補償を行い、伝搬路特性の補償された仮チャネルの時間及び周波数軸上の信号を送信側に対応した時間・周波数分割のパターンに変換して伝搬路特性の補償された各サブキャリアに分離することを特徴とする。また、請求項3に記載の手段は、スキャッタードパイロット信号に基づき前記各仮チャネルに対応する伝搬路特性の推定値を補間により求めることを特徴とする。
また、請求項4に記載の手段は、マルチキャリア復調方法において、N点離散フーリエ変換により各サブキャリアに分離すべき時間軸上のN個の複素信号を、2個以上の群に分割し、当該各群を複素信号の個数を点数とする離散フーリエ変換により離散フーリエ変換して仮チャネル群に分割し、前記N点離散フーリエ変換により各サブキャリアに分離すべき時間軸上のN個の複素信号を、N点離散フーリエ変換によりサブキャリアに分離して得られたパイロット信号から伝搬路特性を求め、当該パイロット信号の伝搬路特性から、時間・周波数平面における各仮チャネルの伝搬路特性を補間により決定し、前記仮チャネルの各々を前記時間・周波数平面に対応させて、各仮チャネルの伝搬路特性を補償し、補償した各仮チャネルの信号から、各々対応する点数の逆離散フーリエ変換により逆離散フーリエ変換して補償された時間軸上のN個の複素信号を求め、当該補償された時間軸上のN個の複素信号をN点離散フーリエ変換により各サブキャリアに分離して、伝搬路特性の補償された各サブキャリアの信号を得ることを特徴とする。また、請求項5に記載の手段は、Nは2の巾乗であり、N点離散フーリエ変換により各サブキャリアに分離すべき時間軸上のN個の複素信号を、Nの約数個から成る2個以上の群に分割するものであって、前記N点離散フーリエ変換以外の離散フーリエ変換を、対応する点数の離散ウェーブレット変換又はウェーブレットパケット変換に代え、前記逆離散フーリエ変換を、対応する点数の逆離散ウェーブレット変換又は逆ウェーブレットパケット変換に代えたことを特徴とする。
た、請求項6に記載の手段は、Nは2の巾乗であり、N点離散フーリエ変換により各サブキャリアに分離すべき時間軸上のN個の複素信号を、前記Nの約数の個数から成る2個以上の群に分割することを特徴とする。
請求項7乃至請求項12に記載の手段はマルチキャリア復調装置であって、各々請求項1乃至請求項6のマルチキャリア復調方法を実現するための手段を有するものである。
1シンボルを時間・周波数平面の矩形と考えて、これをヌルキャリアを含む各サブキャリアに対応するチャネル毎に分割するのではなく、それとは異なる分割方法により時間・周波数平面上で分割して仮チャネルとする。この時、分割により生成する仮チャネルの数は、本来のチャネルの数と一致させる。こうして、1シンボル長の各サブキャリアに対応するチャネル毎に伝搬路特性を補償するのでなく、時間・周波数平面上で異なる分割による仮チャネル毎に伝搬路特性を補償する。これにより、周波数軸上のフェージングに対する補償は甘くなるが、時間軸上で分割しているので、時間軸上のフェージングに対する補償を強化することができる。よって、周波数選択性フェージングを補償しながら、1シンボルよりも短いタイミングで時間軸上のフェージングに対する補償をすることができ、高速に変化する伝搬路特性に追随するマルチキャリア復調方法又はマルチキャリア復調装置とすることができる。
離散フーリエ変換及び逆離散フーリエ変換は、点数が2の階乗のものについては高速フーリエ変換器を用いることができるので極めて容易に実現できる。離散フーリエ変換、特に高速フーリエ変換についてはいわゆる部分離散フーリエ変換や部分高速フーリエ変換が研究されており、例えばN個の複素数を2回に分けて、点数の少ないN/2点離散フーリエ変換で得られた2組のN/2個の複素数(部分離散フーリエ変換)から、元のN個の複素数をN点離散フーリエ変換して得られるN個の複素数に変換することも公知である。これを用いると更に本願発明の実現は容易となる。
まず、本願発明について、そのイメージを図1.A、図1.Bを用いて説明する。図1.Aは、特許文献3、4に記載の、スキャッタードパイロット信号を用いた従来のチャネル変動推定方法の概念図である。図1.Aにおいては、各シンボルの到達するタイミングである時間を横軸にとり、各シンボル内のチャネルを示す周波数を縦軸にとった。図1.Aは、p+1シンボル長の時間でOFDMのシンボルが順にp+1個、到来するものを意味している。図1.Aにおいては最も左のシンボルの4個のチャネルと、最も右のシンボルの4個のチャネルをスキャッタードパイロット信号が占有している。これらの8個のスキャッタードパイロット信号を復調することで、当該8個のスキャッタードパイロット信号が占有している当該シンボルにおける各チャネルの伝搬路特性を算出し、これら当該シンボルにおける8個のチャネルの伝搬路特性を基に、図1.Aに示すp+1個のシンボルの他のチャネルの伝搬路特性を内挿又は外挿による補間により求めることができる。即ち、伝搬路特性を角周波数ωと時間tの関数Z(ω,t)としたときに、測定された8個のZ(ω1,t0)、…Z(ω0,t)から、補間演算により任意点(ω,t)のZ(ω,t)を求めることになる。このように求めた、各シンボルの各チャネルの伝搬路特性でFFT後の各サブキャリアの値を除することでチャネル変動を補償できる。これが、スキャッタードパイロット信号を用いた、時間変動する周波数選択性フェージング環境下でのチャネル変動補償である。
一方本願発明は、図1.Bのような概念図となる。図1.Bに示す本願発明においては、図1.Aに対応するマルチキャリア変調信号を受信する。まず、通常の復調方法、例えばN点FFTにより、スキャッタードパイロット信号を解析する。次に、例えばFFTの点数をN/2点とし、且つ1シンボル長のN点を前半と後半との2つに分割して別途全シンボルの復調を行う。こうして復調したものは、図1.Bのような、本来p+1シンボルであったものが2(p+1)個のFFT区間に、周波数方向のチャネルの数が半分となり、キャリア周波数間隔が2倍となったものとなる。上記通常のN点FFTにより得られたスキャッタードパイロット信号を解析して求められる本来の当該8個のスキャッタードパイロット信号が占有している当該シンボルにおける各チャネルの伝搬路特性から、図1.Bの三角印の位置の各N/2点FFTの出力に対する伝搬路特性を算出する。こうして伝搬路特性で除して、伝搬路特性を補償した信号をN/2点逆高速フーリエ変換(IFFT)した後、N点FFTを行えば、伝搬路特性を補償した、マルチキャリア変調信号から本来得るべきデータを得ることができる。
本発明で用いることのできるウェーブレット変換と、ウェーブレットパケットについて説明する。詳細な説明については例えば貴家仁志「マルチレート信号処理」昭晃堂第149頁以降等に記載されている。図2はウェーブレット級数展開を、フーリエ級数展開と比較して説明するための図である。時間・周波数平面の上での分割パターンが、フーリエ級数展開では周波数ごとに同一シンボル長で展開され、時間軸方向の分割は無い。しかし、ウェーブレット級数展開では、時間軸方向にも分割がされる。
図3はウェーブレットパケットについての説明のための説明図である。図3.Aは「2分割マルチレートフィルタバンク」を示す。図3各図においては、HPF、LPFはその前段からの入力信号の帯域を2分割するものであって、その通過帯域特性は、ウェーブレットの基底関数によって決められる。通常のウェーブレット変換或いはウェーブレットパケット変換では同じHPFと示してあるものは全て同じ通過帯域特性を持つが、2分割マルチレートフィルタバンクごとに異なる通過帯域特性としても良い。また、下向きの矢印と2とで、ディジタル信号の間引きを示す。
図3.Bは図3.Aの「2分割マルチレートフィルタバンク」を多段に組んでウェーブレットパケットを構成し、離散ウェーブレット変換器を構成する例を示す。図3.C、図3.Dは離散ウェーブレット変換器と離散フーリエ変換器以外にも、「2分割マルチレートフィルタバンク」を多段に任意に組むことで、時間・周波数平面での1シンボルの様々な分割ができ、離散ウェーブレットパケット変換器が構成できることを示す。また、フィルタのタップ係数に複素数を用いるものは複素マルチレートフィルタバンクと呼ばれ、実数係数では実現できない様々な分割パターンを実現できる。
このように、図1には複数個の各シンボルを、各々前半と後半でN/2点フーリエ変換することで時間・周波数平面での1シンボルの分割ができることを示す。また、そのような分割は、図2及び図3のように、「2分割マルチレートフィルタバンク」を多段に組むことで極めて容易に様々に実行できる。尚、以下でN/2点離散ウェーブレット変換と呼ぶときは、横方向に最大log2N/2段の「2分割マルチレートフィルタバンク」を組んだものに相当する離散ウェーブレット変換であるものとする。例えば図2や図3.Bにおいては、「2分割マルチレートフィルタバンク」は横方向に最大3段であって、8点離散ウェーブレット変換である。
図4は、本発明の具体的な実施例であるマルチキャリア復調装置100の構成の概略を示すブロック図である。受信波を直交復調器1でベースバンド信号に直交復調してサンプリングする。次に直並列変換器(S/P)2でガードインターバルを含んだ1シンボル長ごとに出力する。この出力を、ガードインターバル(GI)除去器3にて、ガードインターバルを除去して1シンボル長の時間軸のN個の複素信号をN点高速フーリエ変換器(N点FFT)41に出力する。また、GI除去器3の出力は、1シンボル長の時間軸の前半のN/2個の複素信号がN/2点高速フーリエ変換器(N/2点FFT)511に入力され、また、1シンボル長の時間軸の後半のN/2個の複素信号がN/2点FFT521に入力される。
N点FFT41の出力は、N個のサブキャリアの信号である。ここからパイロットシンボル抽出器42にてパイロット信号を抽出する。次にチャネル特性推定器43により、パイロット信号を有するサブキャリアの、当該チャネル特性を推定する。次にチャネル特性時間・周波数補間器44で、パイロット信号のチャネル特性と、1つ前に抽出されたパイロット信号を有するシンボルにおけるパイロット信号のチャネル特性とから、N/2点FFT511とN/2点FFT521における仮チャネルの伝搬路特性を求める。
「N/2点FFT511とN/2点FFT521における仮チャネルの伝搬路特性」の算出の詳細は次の通りである。まず、N点FFTに対応するチャネルのパイロット信号について、次のように番号を振って説明する。1つ前に抽出されたパイロット信号を有するシンボルの番号を0とし、新たに抽出されたパイロット信号を有するシンボルの番号をpとする。ただし、pは1以上でよい。シンボル0とシンボルpの間にp−1個のパイロット信号を有しないシンボルが存在する。
N点FFT41におけるサブキャリアの番号を0からN−1の整数とする。パイロット信号がシンボル0と、シンボルpに存在するとして、時間軸、周波数軸及び複素のチャネル特性(振幅と位相の特性)の軸から成る空間を想定する。時間軸、周波数軸及び複素チャネル特性の軸から成る空間により、チャネル特性の補間を説明する。
まず、パイロット信号を基にしたチャネル応答の場所を、時間・周波数平面上で決定する。これは各OFDM1シンボルを、横方向の長さが時間軸上のシンボル長、縦方向の長さが周波数帯域(任意単位で決定される)、隣のOFDM1シンボルを示す矩形との間隙の時間軸方向の幅をガードインターバル長の矩形とし、周波数軸方向にN分割して各チャネルの領域とする。ここでパイロット信号を基にしたチャネル応答の場所を、パイロット信号が占めるチャネルの領域を示す矩形の中心とする。次に、シンボルpに含まれるパイロット信号の間のチャネル応答について、前記パイロット信号を基にしたチャネル応答から時間軸に垂直方向に線形に決定する。次に、1つ前のパイロット信号を有するシンボル0について、パイロット信号を基にしたチャネル応答から時間軸に垂直方向に線形に決定されたチャネル応答と、シンボルpについてパイロット信号を基にしたチャネル応答から時間軸に垂直方向に線形に決定されたチャネル応答とを、周波数軸に垂直方向に結んで、線形に決定する。こうして、時間・周波数平面上のどの点に対しても、チャネル応答が決定される。
次に、N/2点FFT511とN/2点FFT521における仮チャネルの伝搬路特性を決定するため、つぎのように時間・周波数平面上の位置を割り当てる。各OFDM1シンボルを示す矩形(隣のOFDM1シンボルを示す矩形との間隙の時間軸方向の幅はガードインターバルである)を、図1.Aでは周波数軸方向にN分割したが、図1.Bのように、周波数軸方向にN/2分割し、時間軸方向に2分割する。こうしてN/2点の「粗いFFT」で分解された各信号が占める仮チャネル領域を決定する。尚、サブキャリア番号0に当たる領域は「時間軸上」に当該仮チャネル領域の中心が位置するようにする。こうして、「粗いFFT」で分解された各信号が占める仮チャネル領域が決定されるので、その中心の座標に、前述の時間・周波数平面上の任意の点に対して決定されたチャネル応答を対応させて、当該仮チャネル領域のチャネル応答とする。尚、必要に応じ内挿のみならず、外挿を使って、必要な仮チャネル全てのチャネル応答を求める。
こうして、仮チャネルのチャネル応答が決定されたので、シンボル1からシンボルpまでの各々の前半に対応するチャネル応答CFR1及び後半に対応するチャネル応答CFR2を、順次チャネル特性時間・周波数補間器44から周波数領域等化器513及び523に出力する。一方バッファ512及び522からは、シンボル1からシンボルpの各々の前半及び後半に対応する周波数軸上の信号が順次チャネル特性時間・周波数補間器44から周波数領域等化器513及び523に出力される。こうして、周波数領域等化器513及び523において、シンボル1からシンボルpまでの各々の前半及び後半に対応するチャネル応答を補償した周波数軸上の信号が、N/2点IFFT514とN/2点IFFT524に出力される。N/2点IFFT514とN/2点IFFT524は逆高速フーリエ変換(IFFT)により時間軸上の信号を生成してN点FFT45に出力する。N点FFT45が高速フーリエ変換により算出する周波数軸上の信号は、1シンボル長の前半と後半での伝搬路特性がいずれも補償された信号である。この後、並直列変換器(P/S)6を介して、信号列として取り出される。
図5は本発明の具体的な実施例であるマルチキャリア復調装置200の構成の概略を示すブロック図である。図5のマルチキャリア復調装置200の構成は、図4のマルチキャリア復調装置100の構成のうち、N点FFT41及び45、並びにN/2点IFFT514とN/2点IFFT524を省き、代わりに2つのN/2点FFTの出力をN点FFTの出力に変換する変換器71及び72を設けたものである。図5のマルチキャリア復調装置200は、2つのN/2点FFT511とN/2点FFT521の出力を変換器71により、図1のN点FFT41の出力と同一のものを得ること、周波数領域等化器513と523の出力を変換器72により、図1のN点FFT45の出力と同一のものを得ることとしたものである。即ち、図4のマルチキャリア復調装置100と比較して、2箇所のN点FFTと、2箇所のN/2点IFFTを省略できるので、より小型のマルチキャリア復調装置とすることができる。
図6は本発明の具体的な実施例であるマルチキャリア復調装置300の構成の概略を示すブロック図である。図6のマルチキャリア復調装置300の構成は、図4のマルチキャリア復調装置100の構成のうち、N/2点FFT511とN/2点FFT521、N/2点IFFT514とN/2点IFFT524及びチャネル特性時間・周波数補間器44を、N/2点WPT551とN/2点WPT561、N/2点IWPT554とN/2点IWPT564及びチャネル特性時間・周波数補間器46に置き換えたものである。
N/2点WPT551とN/2点WPT561は上述の通り、N/2点FFTに対応する離散ウェーブレット変換器であり、N/2点IWPT554とN/2点IWPT564はそれらN/2点WPT551とN/2点WPT561に対応する逆離散ウェーブレット変換器である。勿論、これらをマルチレートフィルタバンクで形成しても良い。チャネル特性時間・周波数補間器46は、補間すべきチャネル応答の位置を、N/2点WPT551とN/2点WPT561の出力の時間・周波数平面上でのチャネルの位置に対応して補間を行うようにするものである。図6のマルチキャリア復調装置300も、図4のマルチキャリア復調装置100同様、1シンボル長の前半と後半での伝搬路特性がいずれも補償された信号を出力できる。理解のため、各出力における時間・周波数領域の分割を図示した。
例えば上記実施例1では、並列処理を可能とするため、シンボル前半及び後半それぞれの処理系列でN/2点FFT、バッファ、周波数領域等化器、N/2点IFFTを設け、N点FFT41と45を設けるものを示したが、CPU等の制御系を設けて制御することで、N/2点FFT511と521を1個のN/2点FFTで代用しても、バッファ512と522を1個のメモリーで代用しても、周波数領域等化器513と523を1個の周波数領域等化器で代用しても、N/2点IFFT514と524を1個のN/2点IFFTで代用しても、N点FFT41と45を1個のN点FFTで代用しても良い。実施例2、3においても同じ演算処理を行う2つの演算器を制御系を設けて制御することで1個の演算器で代用しても良い。その際、必要箇所にバッファ(遅延回路、メモリ)を増設することも本願発明に包含される。
上記実施例では、常時1シンボルの前半と後半とでチャネル応答を補償したマルチキャリア復調装置を例示したが、本発明はこれらに限定されない。別途チャネル応答を監視する装置をもうけて、チャネル応答の変動が小さい場合は通常の1シンボル単位でのチャネル応答を補償する復調装置を用い、チャネル応答の変動が大きい場合に上記の構成に切り換えるもの、更にはチャネル応答の変動が非常に大きい場合に1シンボルを4分割、8分割、…として各分割された時間及び周波数領域でチャネル応答を補償したマルチキャリア復調装置に切り換えるものも本願発明を適用するものである。1シンボルを4分割とした場合は、N点の時間軸上の複素信号をN/4点FFTで4回に分けて処理する。1シンボルを8分割、…とした場合も同様である。
また、複素マルチレートフィルタバンクにより、FFTやWPT以外の任意の時間及び周波数の領域分割を行って、本願発明のように各分割された時間及び周波数領域でチャネル応答を補償したマルチキャリア復調装置も本願発明を適用するものである。
本発明の概略を説明するための概念図。 本発明の概略を説明するための概念図。 本発明の概略を説明するための概念図。 実施例1のマルチキャリア復調装置100の構成の概略を示すブロック図。 実施例2のマルチキャリア復調装置200の構成の概略を示すブロック図。 実施例3のマルチキャリア復調装置300の構成の概略を示すブロック図。 従来のマルチキャリア復調装置の構成の概略を示すブロック図
符号の説明
1:直交複調器
2:直並列変換器(S/P)
3:GI除去器
41、45:N点高速フーリエ変換器(FFT)
42:パイロットシンボル抽出器
43:チャネル特性推定器
44、46:チャネル特性時間・周波数補間器
511、521:N/2点高速フーリエ変換器(FFT)
512、522:バッファ
513、523、553、563:周波数領域等化器
514、524:N/2点逆高速フーリエ変換器(IFFT)
551、561:N/2点離散ウェーブレット変換器(WPT)
554、564:N/2点逆離散ウェーブレット変換器(IWPT)
6:並直列変換器(P/S)
71、72:FFT部分全体変換器

Claims (12)

  1. マルチキャリア復調方法において、
    受信した時間軸上の信号を送信側に対応した時間・周波数分割のパターンと異なる時間・周波数分割を行い、分割された各仮チャネルに対応する伝搬路特性の推定値を補間により求め、当該仮チャネルごとに伝搬路特性の補償を行い、伝搬路特性の補償された仮チャネルの時間及び周波数軸上の信号から補償された時間軸上の信号を生成し、当該補償された時間軸上の信号を送信側に対応した時間・周波数分割のパターンにより各サブキャリアに分離することを特徴とするマルチキャリア復調方法。
  2. マルチキャリア復調方法において、
    受信した時間軸上の信号を送信側に対応した時間・周波数分割のパターンと異なる時間・周波数分割を行い、分割された各仮チャネルに対応する伝搬路特性の推定値を補間により求め、当該仮チャネルごとに伝搬路特性の補償を行い、伝搬路特性の補償された仮チャネルの時間及び周波数軸上の信号を送信側に対応した時間・周波数分割のパターンに変換して伝搬路特性の補償された各サブキャリアに分離することを特徴とするマルチキャリア復調方法。
  3. スキャッタードパイロット信号に基づき前記各仮チャネルに対応する伝搬路特性の推定値を補間により求めることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマルチキャリア復調方法。
  4. マルチキャリア復調方法において、
    N点離散フーリエ変換により各サブキャリアに分離すべき時間軸上のN個の複素信号を、2個以上の群に分割し、
    当該各群を複素信号の個数を点数とする離散フーリエ変換により離散フーリエ変換して仮チャネル群に分割し、
    前記N点離散フーリエ変換により各サブキャリアに分離すべき時間軸上のN個の複素信号を、N点離散フーリエ変換によりサブキャリアに分離して得られたパイロット信号から伝搬路特性を求め、
    当該パイロット信号の伝搬路特性から、時間・周波数平面における各仮チャネルの伝搬路特性を補間により決定し、
    前記仮チャネルの各々を前記時間・周波数平面に対応させて、各仮チャネルの伝搬路特性を補償し、
    補償した各仮チャネルの信号から、各々対応する点数の逆離散フーリエ変換により逆離散フーリエ変換して補償された時間軸上のN個の複素信号を求め、
    当該補償された時間軸上のN個の複素信号をN点離散フーリエ変換により各サブキャリアに分離して、伝搬路特性の補償された各サブキャリアの信号を得ることを特徴とするマルチキャリア復調方法。
  5. Nは2の巾乗であり、
    N点離散フーリエ変換により各サブキャリアに分離すべき時間軸上のN個の複素信号を、Nの約数個から成る2個以上の群に分割するものであって、
    前記N点離散フーリエ変換以外の離散フーリエ変換を、対応する点数の離散ウェーブレット変換又はウェーブレットパケット変換に代え、
    前記逆離散フーリエ変換を、対応する点数の逆離散ウェーブレット変換又は逆ウェーブレットパケット変換に代えたことを特徴とする請求項4に記載のマルチキャリア復調方法。
  6. Nは2の巾乗であり、
    N点離散フーリエ変換により各サブキャリアに分離すべき時間軸上のN個の複素信号を、前記Nの約数の個数から成る2個以上の群に分割することを特徴とする請求項4に記載のマルチキャリア復調方法。
  7. マルチキャリア復調装置において、
    受信した時間軸上の信号を送信側に対応した時間・周波数分割のパターンと異なる時間・周波数分割を行う仮復調手段と、
    仮復調された各仮チャネルに対応する伝搬路特性の推定値を補間により求めるチャネル伝搬路特性推定手段と、
    当該仮チャネルごとに伝搬路特性の補償を行い、伝搬路特性の補償された仮チャネルの時間及び周波数軸上の信号を求める補償手段と、
    当該補償された時間及び周波数軸上の信号から補償された時間軸上の信号を生成する仮変調手段と、
    当該補償された時間軸上の信号を送信側に対応した時間・周波数分割のパターンにより各サブキャリアに分離する正復調手段と
    を有することを特徴とするマルチキャリア復調装置。
  8. マルチキャリア復調装置において、
    受信した時間軸上の信号を送信側に対応した時間・周波数分割のパターンと異なる時間・周波数分割を行う仮復調手段と、
    仮復調された各仮チャネルに対応する伝搬路特性の推定値を補間により求めるチャネル伝搬路特性推定手段と、
    当該仮チャネルごとに伝搬路特性の補償を行い、伝搬路特性の補償された仮チャネルの時間及び周波数軸上の信号を求める補償手段と、
    当該補償された時間及び周波数軸上の信号を、送信側に対応した時間・周波数分割のパターンに変換して伝搬路特性の補償された各サブキャリアに分離する仮正変換手段と
    を有することを特徴とするマルチキャリア復調装置。
  9. 前記補償手段は、スキャッタードパイロット信号に基づき前記各仮チャネルに対応する伝搬路特性の推定値を補間により求めることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のマルチキャリア復調装置。
  10. マルチキャリア復調装置において、
    時間軸上のN個の複素信号をN点離散フーリエ変換により各サブキャリアに分離するN点離散フーリエ変換手段と、
    N点離散フーリエ変換により各サブキャリアに分離すべき時間軸上のN個の複素信号を、2個以上の群に分割する分割手段と、
    分割された各群の複素信号の個数を点数とする離散フーリエ変換により離散フーリエ変換して各仮チャネルの信号に変換する離散フーリエ変換手段と、
    前記N点離散フーリエ変換手段によりサブキャリアに分離して得られたパイロット信号の伝搬路特性を求めるパイロット信号伝搬路特性決定手段と、
    当該パイロット信号の伝搬路特性から、時間・周波数平面における前記各仮チャネルの伝搬路特性を補間により決定するチャネル伝搬路特性推定手段と、
    前記各仮チャネルごとに伝搬路特性の補償を行い、伝搬路特性の補償された各仮チャネルの時間及び周波数軸上の信号を求める補償手段と、
    補償した各仮チャネルの信号から、各々対応する点数の逆離散フーリエ変換により逆離散フーリエ変換して補償された時間軸上のN個の複素信号を求める逆離散フーリエ変換手段と、
    当該補償された時間軸上のN個の複素信号をN点離散フーリエ変換により各サブキャリアに分離するN点離散フーリエ変換と
    を有することを特徴とするマルチキャリア復調装置。
  11. Nは2の巾乗であり、
    前記分割手段はN点離散フーリエ変換により各サブキャリアに分離すべき時間軸上のN個の複素信号を、Nの約数個から成る2個以上の群に分割するものであり、
    前記N点離散フーリエ変換手段以外の離散フーリエ変換手段を、対応する点数の離散ウェーブレット変換手段又はウェーブレットパケット変換手段に代え、
    前記逆離散フーリエ変換手段を、対応する点数の逆離散ウェーブレット変換手段又は逆ウェーブレットパケット変換手段に代えたことを特徴とする請求項10に記載のマルチキャリア復調装置。
  12. Nは2の巾乗であり、
    前記分割手段は前記Nの約数の個数から成る2個以上の群に分割することを特徴とする請求項10に記載のマルチキャリア復調装置。
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