JP4174534B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、往復移動するキャリッジに搭載された記録ヘッドにより、搬送ローラにより搬送されるシートに記録を行う記録装置に関する。
近年、プリンタやファクシミリや複写機など、画像情報に基づいて用紙等の記録媒体に画像を記録する記録装置においては、高画質化に対する要求が益々高くなっている。特に、インクジェット記録装置のように記録媒体と記録ヘッドとが接触しないタイプの記録装置においては、画質向上のために、記録ヘッドと記録媒体との距離をできるだけ小さくすることが要求される。一方、距離が小さ過ぎると、記録ヘッドと記録媒体が接触して記録媒体の汚れや記録ヘッドの損傷を招く可能性がでてくる。
このような背景から、記録装置の組立工程内において、記録ヘッドを搭載して走行するキャリッジのガイドシャフトをプラテンに対して平行に移動させることにより、記録ヘッドとプラテンの距離を調整することが行われている。また、キャリッジを案内支持するガイドシャフトの両端部を偏心カムを介して回動可能に支持し、偏心カムを回転することによりガイドシャフトを上下に移動させることで記録ヘッドとプラテンの距離を調整することも行われている。
特開平2−60780号公報
しかしながら、記録ヘッドの記録媒体搬送方向の長尺化に伴い、記録装置の組立精度に対する要求も格段に厳しくなっている。特に、記録媒体を紙送りする搬送機構と記録ヘッドの主走査を行うキャリッジ移動機構の相対位置精度は、記録画像におけるスジやムラの発生を防止するためにも、厳しく管理する必要がある。図10は、インクジェット記録装置における、記録ヘッド(その吐出口列)の搬送方向長さと、該記録ヘッドにより複数スキャンしたときの記録画像上のズレ量と関係を例示する模式図である。図10の(a)は吐出口列の搬送方向の長さが比較的短い場合を示す。図10の(b)は吐出口列の搬送方向の長さが比較的長い場合を示す。吐出口列が短い(L1)ときの画像のズレ量をd1とし、吐出口列が長い(L2)ときのズレ量をd2とすると、d2>d1となる。この場合、L2=L1で同じ傾きであるとすると、d2=d1となってしまう。つまり、吐出口列の長さが2倍であるとズレ量も2倍程度に増大し、画像に生じるスジやムラのレベルが大幅に増大して画質が低下してしまう。
本発明は、このような技術的課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、記録媒体であるシートを搬送するための搬送ローラとキャリッジの往復移動を案内する案内機構との平行度を相対的に調整可能とすることである。これにより、シート搬送方向に長い記録ヘッドを用いる場合でも高品位の画像を出力することができ、高速で高画質の記録が可能な記録装置を提供することである。
本発明は、シートを搬送するための搬送ローラと、記録ヘッドを搭載して移動するためのキャリッジと、前記キャリッジの移動を案内するガイドシャフトと、前記ガイドシャフトの一方の端部に配されたギアに駆動力を伝達するモータと、前記ガイドシャフトの他方の端部に配された偏心カムと、前記搬送ローラ及び前記ガイドシャフトを支持するシャーシと、を備え、前記ガイドシャフトの他方の端部が、支持部材に形成された長穴によりシート搬送方向に移動可能に支持される記録装置であって、前記モータの駆動力により前記ガイドシャフトを回転させると、前記偏心カムが前記シャーシに突き当たった状態で回転することにより、前記ガイドシャフトの他方の端部が前記長穴に沿って前記シート搬送方向に移動することを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体であるシートを搬送するための搬送ローラとキャリッジの往復移動を案内する案内機構との平行度を相対的に調整することができる。これによって、シート搬送方向に長い記録ヘッドを用いる場合でも高品位の画像を出力することができ、高速で高画質の記録が可能な記録装置が提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。図1は本発明による記録装置の一実施形態を構造を左前方から見た斜視図である。図2は図1の記録装置の縦断面図である。図1及び図2において、本実施形態に係る記録装置は、給紙機構部2、送紙機構部3、排紙機構部4、キャリッジ部5、回復機構部(クリーニング部)6及び電気部9を備えている。本実施形態では、画像情報に基づいて記録ヘッド7の吐出口から記録媒体へインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置を例に挙げて説明する。
往復移動(主走査移動)するキャリッジ50には、記録手段としてのインクジェット記録ヘッド7が搭載されている。ただし、本発明は、このインクジェット方式に限らず、シリアルスキャン方式の記録装置であれば、その他の方式の記録装置に対して適用可能である。記録媒体としては、用紙、プラスチックシート、布、不織布など、シート状をした画像記録が可能なものであれば種々の材質のものを使用できる。以下の説明では、シート状をした記録媒体のことをシートと呼ぶことにする。以下に、記録装置の構成を各機構部ごとに説明する。
「給紙機構部」
給紙機構部2は、シートPを積載する圧板21、シートを給送する給紙ローラ28、シートを分離する分離ローラ241、シートを積載位置に戻すための戻しレバー22などを給紙ベース20に取り付けて構成されている。積載されたシートPを保持するための給紙トレイ26は給紙ベース20又は記録装置の外装に取り付けられている。給紙トレイ26は多段式であり、使用時には引出して使用される。給紙ローラ28は断面円弧の棒状の回転体をなしており、給紙ローラ28にはシートの端縁基準寄りの位置に1つの給紙ローラゴム281が設けられている。給紙ローラ28によってシートの給送(送り出し)が行われる。給紙ローラ28の駆動は、給紙機構部2に設けられた給紙モータ273から駆動伝達ギア(不図示)及び遊星ギア(不図示)等を介して伝達される駆動力によって行われる。
圧板21には可動サイドガイド23が移動可能に設けられ、シートPの積載位置を規制している。圧板21は給紙ベース20に取り付けられた支持軸を中心に揺動可能で、圧板バネ212により給紙ローラ28に向けて付勢されている。給紙ローラ28と対向する圧板21の部位には、分離シート213が設けられている。この分離シート213は、積載された複数枚のシートPのうちの最上位の数枚の重送を防止するためのものであり、人工皮革等の摩擦係数の大きい材質で形成されている。圧板21は、圧板カム(不図示)によって給紙ローラ28に対して当接、離間できるように構成されている。さらに、給紙ベース20には、シートPを1枚ずつ分離するための分離ローラ241を軸支した分離ローラホルダ24が取り付けられている。分離ローラホルダ24は、給紙ベース20に設けられた回転軸を中心に回転可能で、かつ分離ローラばね(不図示)により給紙ローラ28に付勢された状態で取り付けられている。
分離ローラ241には分離ローラクラッチ(クラッチばね)が取り付けられている。分離ローラクラッチは、分離ローラ241に所定以上の負荷がかかると、分離ローラ241が取り付けられた部分が回転できるように構成されている。分離ローラ241は、分離ローラリリースシャフト244とコントロールカム(不図示)とによって、給紙ローラ28に対して当接、離間される。圧板21、戻しレバー22及び分離ローラ241の位置は、ASFセンサ29によって検知される。シートを積載位置に戻すための戻しレバー22は、ベース20に回転可能に取り付けられ、解除方向に戻しレバーバネ(不図示)で付勢されている。コントロールカム(不図示)によって戻しレバー22を回動させることにより、シートは積載位置に戻される。
以上の構成を有する給紙機構部2の動作について説明する。通常の待機状態では、圧板21は圧板カム(不図示)でリリースされ、分離ローラ241はコントロールカムでリリースされている。さらに、戻しレバー22は、シートPを積載位置に戻すとともに、積載時にシートPが奥に入らないように積載口を塞ぐような積載位置に保持されている。この状態から、給紙動作が始まると、モータ駆動によって、まず、分離ローラ241が給紙ローラ28に当接する。そして、戻しレバー22がリリースされ、圧板21が給紙ローラ28に当接する。この状態で、シートPの給紙が開始される。シートPはベース20に設けられた前段分離部(不図示)で制限され、シートPの所定枚数のみが給紙ローラ28と分離ローラ241の間のニップ部へ送り出される。送り出されたシートPはこのニップ部で分離され、最上位のシートのみが搬送(給送)される。
シートPが後述の搬送ローラ36及びピンチローラ37からなる搬送ローラ対まで到達すると、圧板21は圧板カム(不図示)によって、分離ローラ28はコントロールカム(不図示)によって、それぞれリリースされる。また、戻しレバー22はコントロールカム(不図示)によって積載位置へ戻される。このとき、給紙ローラ28と分離ローラ241とのニップ部に到達していたシートは戻しレバー22によって積載位置まで戻される。
「送紙機構部」
送紙機構部3は曲げ起こした板金からなるシャーシ11に取り付けられている。送紙機構部3は、シートPを搬送する搬送ローラ36とPEセンサ(紙端検知センサ)を有する。搬送ローラ36は金属軸の表面にセラミックの微小粒をコーティングした構造をしており、両端の金属軸部分を軸受(不図示)で軸支することでシャーシ11に取り付けられている。搬送ローラ36と軸受(不図示)との間に、搬送ローラ36を付勢することで所定の負荷を与えるための搬送ローラテンションばね(不図示)が設けられている。この搬送ローラテンションばねは、搬送ローラ36に回転時の負荷を与えることにより、安定した搬送を行うためのものである。
搬送ローラ36には、従動回転する複数のピンチローラ37が当接して設けられている。各ピンチローラ37は、ピンチローラホルダ30に保持され、ピンチローラばね(不図示)によって搬送ローラ36に圧接されることでシートPの搬送力を生み出している。ここで、ピンチローラホルダ30は、その回転軸がシャーシ11の軸受で軸支されており、この回転軸を中心に回動する。さらに、シートPが搬送されてくる送紙機構部3の入口には、シートをガイドするペーパーガイドフラッパ33及びプラテン34が配設されている。また、ピンチローラホルダ30には、シートPの先端及び後端の検知をPEセンサ32に伝えるためのPEセンサレバー321が設けられている。プラテン34は、シャーシ11に取り付けられて位置決めされている。ペーパーガイドフラッパ33は、搬送ローラ36と嵌合し、摺動軸受部(不図示)を中心に回動可能であり、シャーシ11に当接することで位置決めされる。
プラテン34のシート端縁基準側にはシートPの端縁部を覆うシート押さえが設けられている。これによって、端部が変形したシートやカールしたシートの場合でも、該シートの端部が浮き上がってキャリッジ50又は記録ヘッド7に接触することを防いでいる。さらに、搬送ローラ36のシート搬送方向下流側には、画像情報に基づいて画像を記録する記録手段としての記録ヘッド7が設けられている。そこで、送紙機構部3に送られてきたシートPは、ピンチローラホルダ30及びペーパーガイドフラッパ33に案内されて、搬送ローラ36とピンチローラ37のニップ部へ送り込まれる。この際、搬送されてきたシートの先端をPEセンサレバー321で検知することにより、該シートの記録位置(印刷位置、画像形成位置)を算出している。
シートPは、搬送モータ35により搬送ローラ36が回転するとともに、ピンチローラ37が従動回転することで、プラテン34の上面に沿って搬送される。プラテン34上には搬送案内面(上下方向基準位置)となるリブが形成されている。このリブは、シートPと記録ヘッド7とのギャップ(距離)を管理するとともに、後述の排紙機構部4と協働してシートのコックリング(波打ち)を規制している。これによって、記録ヘッドにより記録されるシート部分のコックリング(波打ち)による画質低下を防いでいる。搬送ローラ36の駆動は、DCモータからなる搬送モータ35の回転力をタイミングベルト541で搬送ローラ軸に設けたプーリ361に伝達することで行われる。
搬送ローラ36の軸上には、該搬送ローラによる搬送量を検出するためのコードホイール362が設けられている。このコードホイール362には150dpi〜300dpiのピッチでマーキングが形成されている。シャーシ11のコードホイール362に隣接する部位には、該コードホイールのマーキングを読み取るためのエンコーダセンサ39が取り付けられている。本実施形態における記録ヘッド7は、インクジェット記録ヘッドである。記録ヘッド7には、インク色ごとに別体のインクタンクが交換可能に装着されるようになっている。また、記録ヘッド7には複数の吐出口を配列して形成された吐出口列が設けられている。記録データに基づいて各吐出口内のヒータ(発熱素子)を駆動することにより、各吐出口から選択的にインクを吐出することで、シートPに画像が記録される。本実施形態に係る記録ヘッド7では、吐出口内のインクに膜沸騰を生じさせ、この膜沸騰による気泡の成長または収縮によって生じる圧力変化によって吐出口からインクを吐出する。
「キャリッジ部」
キャリッジ部5は、記録ヘッド7を搭載して往復移動するキャリッジ50を有する。キャリッジ50は、シートPの搬送方向と交差する(通常は直交する)方向に設置されたガイドシャフト52及びガイドレール111に沿って往復移動(主走査)可能に案内支持されている。ガイドシャフト52は、キャリッジ50の往復移動を案内するための案内機構を構成している。ガイドレール111は、キャリッジ50の後端部を支持することで、記録ヘッド7とシートPの距離(ギャップ)を適正値に維持する機能も有している。ガイドシャフト52はシャーシ11に取り付けられた軸部材で構成され、ガイドレール111はシャーシ11の一部に一体に形成されている。ガイドレール111のキャリッジ50との摺動部にはSUS等の薄板の摺動シート53が張設され、摺動音の低減化が図られている。
キャリッジ50は、シャーシ11に取り付けられたキャリッジモータ(不図示)によりタイミングベルト541を介して駆動される。タイミングベルト541は、モータプーリとアイドルプーリ542によって所定の張力を受けた状態で張架されている。タイミングベルト541とキャリッジ50は、ゴム等からなるダンパー(不図示)を介して連結されている。このダンパーは、キャリッジモータ等の振動を減衰することにより、画像ムラ等を低減するためのものである。キャリッジ50の位置を検出するためのコードストリップ561がタイミングベルト541と平行に設けられている。コードストリップ561には、例えば、150lpi〜300lpiのピッチでバーがマーキングされている。キャリッジ50上のキャリッジ基板(不図示)には、コードストリップ561を光学的に読み取るためのフォトセンサからなるエンコーダセンサ(不図示)が設けられている。
キャリッジ上の上記キャリッジ基板には、記録ヘッド7と電気的な接続を行うためのコンタクト(不図示)も設けられている。キャリッジ50のキャリッジ基板と装置本体側の制御基板(電気部)9とは、記録ヘッド7へヘッド信号を伝えるためのフレキシブル基板で接続されている。キャリッジ50には、記録ヘッド7を位置決め固定するための突き当て部(不図示)及びヘッド押圧手段が設けられている。このヘッド押圧手段はヘッドセットレバー51で構成されている。つまり、記録ヘッド7は、キャリッジ50上に回動可能に軸支されたヘッドセットレバー51で上記突き当て部に押圧することにより位置決め固定される。
上記構成において画像を記録するときは、先ず搬送ローラ36を駆動して記録する行位置にシートPを搬送する。そして、キャリッジモータ(不図示)によりキャリッジ50を行位置に沿って搬送方向と垂直な方向に移動させ、このキャリッジの移動に同期して記録ヘッド7を画像情報に基づいて駆動する。こうして、記録ヘッド7に配列された複数の吐出口から選択的にインクを吐出することにより画像を記録する。
「排紙機構部」
排紙機構部4には、2本の排紙ローラ40、41が設けられている。各排紙ローラには拍車42が従動回転可能に圧接されている。各排紙ローラ40、41を搬送ローラ36と同期回転させることにより、記録されたシートPを装置本体外へ排出する。本実施形態では、排紙ローラ40、41はプラテン34に取り付けられている。搬送方向上流側の排紙ローラ40は金属軸に複数のゴム部(排紙ローラゴム)を設けて構成されている。この第1の排紙ローラ40は、搬送ローラ36からの駆動がアイドラギアを介して伝達されることにより駆動される。第2の排紙ローラ41は樹脂の軸に複数のエラストマー等の弾性体を取り付けた構成になっている。第2の排紙ローラ41は、第1の排紙ローラ40からアイドラギアを介して駆動を伝達されることにより駆動される。
拍車42としては、例えば、SUSの薄板で周囲に凸形状を複数設けたものを樹脂部と一体化したものが使用される。拍車42は拍車ベース43に取り付けられている。本実施形態では、各拍車42は、拍車ばねを介して拍車ベース43に取り付けられている。また、各拍車42は、拍車ばね44のばね力によって排紙ローラ40、41に圧接されている。拍車42には、主にシートPの搬送力を生み出すものと、主に記録される時のシートPの浮き上がりを阻止するものの2種類がある。搬送力を生み出す拍車は、排紙ローラ40、41のゴム部(排紙ローラゴム部、弾性体部)に対応する位置に配設されている。 一方、シートPの浮き上がりを阻止するための拍車は、排紙ローラ40、41のゴム部(排紙ローラゴム部)が無い位置(ゴム部とゴム部との間など)に配設されている。
以上の構成によって、キャリッジ部5において記録ヘッド7により記録されたシートPは、排紙ローラ40、41と各拍車42のニップ部に挟持されて装置本体外へ排出され、排紙トレイ上に載置される。この排紙トレイは、複数の部材から成る分割構造を有し、使用時には引出して使用する。また、排紙トレイにおいては、その先端に向けて高さが高くなるように形成され、その両側端縁も高さが高く形成されており、それによって、排出されたシートPの積載性向上並びにシートPの記録面の擦れ防止が図られている。
「回復機構部」
回復機構部(クリーニング機構部)6には専用の回復モータ69が設けられている。回復機構部6においては、回復モータ69の一方向の回転でポンプ60を作動させ、他方向の回転でキャップ61の圧接離間動作及びブレード62の拭掃動作を作動させる。この作動の切り替えはワンウェイクラッチ(不図示)により行われる。ポンプ60は、例えば、キャップ61に接続された2本のチューブ(不図示)をポンプコロ(不図示)でしごくことで負圧を発生させる吸引ポンプで構成される。そして、記録ヘッド7の吐出面をキャッピングした状態でポンプ60を作動させることにより、記録ヘッドの吸引回復処理が行われる。この吸引回復処理は、記録ヘッド7の吐出口からインクと共に増粘インクや気泡や埃等の異物を吸引排出することにより吐出口内のインクをリフレッシュさせ、これによってインク吐出性能を維持回復する処理である。
キャップ61の内部には、吸引後に記録ヘッド7の吐出面上に残留する付着インク量を低減するためのインク吸収体が装填されている。また、キャップ61内のインク吸収体に残留インクが固着する弊害を防ぐために、キャップ61を開けた状態でポンプ60を作動させることにより残留インクを吸引する空吸引動作が行われる。ポンプ60で吸引された廃インクは、記録装置の下部に設けられた廃インク吸収体(不図示)に回収される。
回復機構部6における各種の回復動作、すなわちキャップ61によるキャッピング動作、ブレード62による拭掃動作、キャップ61とポンプ60の間の弁(不図示)の開閉動作などは、同一軸上に複数のカムを設けたメインカム(不図示)によって制御される。また、メインカムの回転位置は、フォトインタラプタ等の位置検出センサで検出される。また、本実施形態では、ブレード62が一番奥に移動した際にブレードクリーナー66と接触させることにより、ブレード62自身に付着したインクを除去するブレードクリーニング動作も行われる。
以上説明した各機構部は、記録装置1のシャーシ11に組み込まれており、これらの機構部を覆うようにして外装部が取り付けられている。外装部は、例えば、下ケース、上ケース、アクセスカバー、コネクタカバー、フロントカバーなどで構成されている。そして、この外装部の所定部分を開閉可能とすることで、シートの装填及び排出する行うための給排紙口部や、記録ヘッドやインクタンク等の交換を行うためのメンテナンス口部を形成できるように構成されている。
図1において、ガイドシャフト52はキャリッジ50の往復移動を案内するための案内機構を構成している。このガイドシャフト52の一端部(排紙側から見て左端部)には、ガイドシャフト52と搬送ローラ36の相互間の平行度を調整するための、平行度調整機構が設けられている。図3は平行度調整機構の第1の参考例の斜視図である。図3において、平行度調整機構500は、ガイドシャフト52の一端部(図1中で排紙側から見て左端部)に取り付けられた調整部材503を備えている。調整部材503には前後方向に長い長孔504が形成されている。調整部材503は、ビス(又はボルト)505を長孔504から挿通してシャーシ11に設けられた雌ねじ(不図示)に締結することで、シャーシ11に固定される。すなわち、調整部材503は、シャーシ11に対して、長孔504の長さに応じた量だけシート搬送方向に位置調節可能に取り付けられている。
調整部材503には、ガイドシャフト52の左端部がシート搬送方向の隙間をもって嵌合されるシャフト嵌合長孔506が形成されている。ガイドシャフト52の左側端部は、シャーシ11に取り付けられるシャフト押えばね502によって、矢印F1方向に押し付けられている。つまり、ガイドシャフト52は、調整部材503のシャフト嵌合長孔506の一端面(図示の例ではシート搬送方向上流側である給紙側)にばね力で押し付けられた状態で装着されている。調整部材503を図3中に両矢印S1で示すシート搬送方向にスライド移動させると、ガイドシャフト52も調整部材503のシャフト嵌合長孔506の一端面に接触した状態で同様に移動する。
図3に示す平行度調整機構500の構成によれば、記録装置の組立工程において、ガイドシャフト52と搬送ローラ36との平行度を調整することができる。すなわち、治工具を使用してガイドシャフト52と搬送ローラ36との平行度を測定しながら、調整部材503を矢印S1方向に移動させることでガイドシャフトの左端部をシート搬送方向に移動させる。ガイドシャフト52が搬送ローラ36に対して平行になったと判別された最適な位置でビス505を締結し、調整部材503をシャーシ11に固定する。これによって、ガイドシャフト52と搬送ローラ36の平行度を精度良く組み立てることができる。また、本参考例では、ガイドシャフト52の回復機構部6と反対側の端部(排紙側から見て左端部)に調整部材503が設けられている。このため、ガイドシャフトの平行度を調整するときの記録ヘッド7(キャリッジ50)と回復機構部6との相対位置の変化を最小限に抑えることができる。これによって、回復機構部6における記録ヘッド7の回復処理の信頼性を確保することができる。
第1の参考例に係る平行度調整機構500においては、ガイドシャフト52の一端部(左端部)をシート搬送方向に移動させることで搬送ローラ36に対する平行度を調整した。これに対し、搬送ローラ36の一端部をシート搬送方向に移動させることにより、ガイドシャフト52に対する平行度を調整しても良い。図4は、平行度調整機構の第2の参考例の部分斜視図である。この平行度調整機構600は、搬送ローラ36の回復機構部6側の端部、すなわち排紙側から見て右側端部に設けられている。図4において、平行度調整機構600には、調整部材(ローラ位置調整部材)601と搬送ローラ軸受602が設けられている。調整部材601は、搬送方向位置調整可能にシャーシ11にビス605で締結されている。この調整部材601には、搬送ローラ36の右端軸部を回転自在に軸支するための搬送ローラ軸受602が取り付けられている。
図4において、搬送ローラ36及び搬送ローラ軸受602は、ピンチローラ37の圧接力により図4中で下方に押圧されており、調整部材601の支持部に下向きに押圧された状態で装着されている。ローラ位置調整部材601は、調整部材に形成されたシート搬送方向の長孔604にビス605を挿通し、ビス605を締結することにより、シャーシ11に固定される。こうして、ローラ位置調整部材601は、シャーシ11に対し、両矢印S2で示すシート搬送方向に位置調整可能に固定されている。こうして、第2の参考例においては、調整部材601を両矢印S2方向に位置調整することにより、搬送ローラ軸受602を介して、搬送ローラ36の右端部(排紙側から見て)のシート搬送方向の位置を調整することができる。この場合、搬送ローラ36の反対側の端部はシート搬送方向にほとんど移動しない。こうして、搬送ローラ36のシート搬送方向と交差する方向の軸心方向を調整することにより、搬送ローラのガイドシャフトに対する平行度を矯正することができる。
図4に示すような平行度調整機構600の構成によれば、記録装置の組立工程において、ガイドシャフト52と搬送ローラ36との平行度を調整することができる。すなわち、治工具を使用してガイドシャフト52と搬送ローラ36との平行度を測定しながら、一端部に設けた調整部材601をシート搬送方向に移動させる。そして、平行になったと判別された最適な位置でビス605を締結して調整部材601を固定する。これによって、ガイドシャフト52と搬送ローラ36の平行度を精度良く組み立てることができる。また、本参考例では、搬送ローラ36の駆動伝達手段(搬送モータ、ギア列又はプーリなどの駆動力伝達機構)は排紙側から見て左端部に配設されている。従って、調整部材601からなる平行度調整機構600を搬送ローラの駆動伝達手段と反対側の端部に設けることにより、駆動伝達手段の相対位置の変動を最小限に抑えることができる。これによって、搬送ローラ36への駆動伝達手段の精度の低下や動作の不安定化を防ぐことができる。
第1及び第2の参考例においては、搬送ローラ36とガイドシャフト52の平行度調整を記録装置の組立工程内で実行したが、この平行度調整をユーザが実行できるように構成しても良い。
〔第1の実施形態〕
次に、図5〜図8を用いて、本発明の第1の実施形態に係る平行度調整機構700について説明する。平行度調整機構700は、ガイドシャフト52の両端部に設けられた回転駆動手段720と移動手段740で構成されている。すなわち、ガイドシャフト52の一端部(排紙側から見て右端部)には、ガイドシャフトを回転させるための回転駆動手段720が設けられている。また、ガイドシャフト52の他端部(排紙側から見て左端部)には、該ガイドシャフトの他端部をシート搬送方向に移動させるための移動手段740が設けられている。
図5は第の実施形態における回転駆動手段の、ガイドシャフトの他端部が最もシート搬送方向下流側に位置するときの状態を示す部分側面図である。図6は図5の回転駆動手段の、ガイドシャフトの他端部が最もシート搬送方向上流側に位置するときの状態を示す部分側面図である。図7は第の実施形態における移動手段が、ガイドシャフトの端部を最も搬送方向下流側に移動させたときの状態をシャーシの内側から見た部分側面図である。図8は図7の移動手段が、ガイドシャフトの端部を最も搬送方向下流側に移動させたときの状態をシャーシの外側から見た部分側面図である。
図5及び図6に示す回転駆動手段において、58はガイドシャフトを回転させるために装置本体の右端部に取り付けられた調整モータである。581は調整モータ58の駆動力をガイドシャフト52の右端部のシャフトギア521に伝達するためのギア列である。図7及び図8に示す移動手段において、キャリッジ50の往復移動を案内する案内機構であるガイドシャフト52の左端部には偏心カム522が一体的に設けられている。調整モータ58を作動させると、ギア列581及びシャフトギア521を介して、ガイドシャフト52が回転駆動される。ガイドシャフト52が回転すると、該ガイドシャフトの他端部(左端部)に設けられた偏心カム522が一体に回転する。
図8において、ガイドシャフトの左端部は、支持部材703に形成されたシート搬送方向に長い長孔704(不図示)により、シート搬送方向に移動可能に嵌合支持されている。支持部材703は、シャーシ11に対し、ビス705により締結固定されている。また、ガイドシャフトの左端部は、シャーシ11に取り付けられたシャフト押えばね702により、上記支持部材703の長孔704内で矢印F2で示すように排紙側へ向かう方向へ付勢されている。
一方、図7の状態では、ガイドシャフト52の左端部に設けられた偏心カム522は、その半径が大きい側のカム面でシャーシ11の当接面11e(斜線部)に突き当たっている。このため、ガイドシャフト52の左端部は、シャフト押えばね702と偏心カム522によってシート搬送方向の位置を規制されている。図7の状態では、ガイドシャフトの左端部は最もシート搬送方向下流側(排紙側)の位置に規制されている。
図7及び図8に示す状態から、回転駆動手段720の調整モータ58を作動させてガイドシャフト52を図7中の矢印R1方向(これと逆方向でも良い)に回転させると、偏心カム522の回転半径の小さい部分がシャーシの当接面11eに当接するようになる。この状態では、ガイドシャフト52の左端部は、シャフト押えばね702の押し付け力に抗して図7の位置からシート搬送方向上流側(給紙側)へ移動させられる。こうして、回転駆動手段720によってガイドシャフト52を所定の回転位置まで回転させることにより、移動手段740によってガイドシャフト52の他端部をシート搬送方向の所定位置まで移動させることができる。これによって、ガイドシャフト52の搬送ローラ36に対する平行度を調整することができる。
の実施形態に係る平行度調整機構700では、ガイドシャフト52の回転方向位置を変えながら、それぞれの回転位置で記録ヘッド7によりテストパターンを記録する。この場合のガイドシャフトの回転位置としては、通常、所定の数箇所が選定される。これら複数のテストパターンを記録するときの状態は、それぞれ、記録装置本体内に記憶される。一方、ユーザは、複数の記録されたテストパターンの中から、スジやムラが最も少ないパターンを選択する。そして、画像を記録するときには、ユーザによって選択されたパターンを記録したときの状態を再現する。すなわち、画像を記録するときには、各パターン記録の結果に基づいて平行度の調整が行われる。このため、記録装置本体と記録ヘッドとの組み合わせによって画像のズレやスジが発生する場合でも、平行度の調整により画像のズレやスジの発生を防止することができ、更なる高画質化を実現することができる。
また、第の実施形態に係る平行度調整機構700においては、ガイドシャフト52の回復機構部6と反対側の端部に偏心カム522を備えた移動手段740が配設される。このため、記録ヘッド7と回復機構部6との相対位置の変動を最小限に抑えながら、搬送ローラ36との平行度を適正状態に調整することができる。これによって、キャリッジ50を回復機構部6へ移動させたときの、記録ヘッド7の回復機構部6に対する相対位置の変化を最小限に抑えることができ、記録ヘッド7の回復処理動作の信頼性を確保することができる。
の実施形態では、テストパターンの記録結果に基づいてユーザが最適な状態を選択するように構成したが、これは、キャリッジ50に搭載したセンサによって最適な状態(調整位置)を自動的に選択するように構成しても良い。
〔第2の実施形態〕
次に、図9を用いて、センサにより自動的に選択するように構成した第の実施形態に係る調整機構800を説明する。第の実施形態では、センサによるテストパターンの記録結果に基づいて、回転駆動手段720により移動手段740を動作させることにより、搬送ローラ36とガイドシャフト52の平行度を自動的に調整するように構成される。図9は、第2の実施形態平行度調整機構800におけるキャリッジ50に搭載されたセンサ59を示す部分斜視図である。
図9において、記録ヘッド7を搭載してガイドシャフト52に沿って往復移動するキャリッジ50上に、反射型のフォトセンサで構成された濃度センサ59が搭載されている。搬送ローラ36に対するガイドシャフト52の平行度を調整するための回転駆動手段720及び移動手段740からなる調整機構800の構成は、第の実施形態に係る調整機構700の場合と同じである。また、テストパターンの記録方法も第の実施形態の場合と実質的に同じである。ただし、本実施形態では、ガイドシャフト52を回転位置を変化させつつ、各回転位置でのテストパターンの記録及び濃度検出(濃度読み取り)を一連の動作で一括して実行する。そして、あるガイドシャフトの回転位置での一連の動作を終了した後、別の回転位置で濃度判定を行う。
そこで、各回転位置における全てのパターンの読み取りが完了した後、濃度が均一であったパターンを記録した調整位置を最適状態と認識し、これを記録装置本体に記憶する。以降は,第の実施形態の場合と同様に動作する。そして、その他の構成及び動作は、第の実施形態の場合と同じである。第の実施形態によれば、ユーザが煩わしい選択動作を行わなくても、搬送ローラ36とガイドシャフト52の平行度についての最適状態を記録装置本体で自動的に認識することができるという利便性を享受することができる。
なお、以上の各実施形態では、本発明をインクジェット記録装置に適用する場合を例に挙げて説明したが、本発明は、熱転写式、感熱式、レーザービーム式、ワイヤドット式など、他の方式の記録装置においても同様に適用可能である。また、本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、撮像画像形成装置などの単体の記録装置に限定されるものではない。本発明は、これらを組み合わせた複合装置、あるいはコンピュータシステムなどの複合装置における記録装置としても広く適用可能である。また、本発明は、記録装置に適用する場合、記録ヘッドの数や配置構成に関わらず同様に適用可能である。記録媒体としてのシートについても、紙、布、プラスチックシート、OHP用シート、封筒など、画像(文字や記号等を含む)を記録できるものであれば、材質や形態に関わらず適用可能である。
本発明による記録装置の一実施形態を構造を左前方から見た斜視図である。 図1の記録装置の縦断面図である。 平行度調整機構の第1の参考例の斜視図である。 平行度調整機構の第2の参考例の部分斜視図である。 の実施形態における回転駆動手段の、ガイドシャフトの他端部が最もシート搬送方向下流側に位置するときの状態を示す部分側面図である。 図5の回転駆動手段の、ガイドシャフトの他端部が最もシート搬送方向上流側に位置するときの状態を示す部分側面図である。 の実施形態における移動手段が、ガイドシャフトの端部を最も搬送方向下流側に移動させたときの状態をシャーシの内側から見た部分側面図である。 図7の移動手段が、ガイドシャフトの端部を最も搬送方向下流側に移動させたときの状態をシャーシの外側から見た部分側面図である。 第2の実施形態の平行度調整機構におけるキャリッジに搭載されたセンサを示す部分斜視図である。 記録ヘッドの搬送方向長さと複数スキャンしたときの記録画像上のズレ量と関係を例示する模式図であり、(a)は吐出口列の搬送方向の長さが比較的短い場合を示し、(b)は吐出口列の搬送方向の長さが比較的長い場合を示す。
符号の説明
1 記録装置
7 記録ヘッド
11 シャーシ
11e 当接面
36 搬送ローラ
50 キャリッジ
52 ガイドシャフト
58 調整モータ
59 センサ
521 シャフトギア
522 偏心カム
581 ギア列
700 平行度調整機構
702 シャフト押えばね
703 支持部材
704 長孔
720 回転駆動手段
740 移動手段
800 平行度調整機構

Claims (5)

  1. シートを搬送するための搬送ローラと、
    記録ヘッドを搭載して移動するためのキャリッジと、
    前記キャリッジの移動を案内するガイドシャフトと、
    前記ガイドシャフトの一方の端部に配されたギアに駆動力を伝達するモータと、
    前記ガイドシャフトの他方の端部に配された偏心カムと、
    前記搬送ローラ及び前記ガイドシャフトを支持するシャーシと、を備え、
    前記ガイドシャフトの他方の端部が、支持部材に形成された長穴によりシート搬送方向に移動可能に支持される記録装置であって、
    前記モータの駆動力により前記ガイドシャフトを回転させると、前記偏心カムが前記シャーシに突き当たった状態で回転することにより、前記ガイドシャフトの他方の端部が前記長穴に沿って前記シート搬送方向に移動することを特徴とする記録装置。
  2. 記録ヘッドの回復動作を行う回復機構部を備え、該回復機構部は前記ガイドシャフトの一方の端部側に配されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記ガイドシャフトを回転させた複数の回転位置において搬送されるシートにテストパターンを記録することを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記キャリッジに搭載されたセンサにより前記テストパターンを読み取ることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 前記記録ヘッドは、インクを吐出してシートに記録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の記録装置。
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