JP4174045B2 - Cdmaシステムにおける移動局支援下り回線開ループ電力およびレート制御 - Google Patents

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Description

(発明の背景)
本発明は一般的に無線通信システムに関し、特に、ネットワークと移動局間に下り回線トラフィックチャネルを確実に確立するのに必要な初期送信電力の決定に関する。
送信電力制御は多くの無線通信システムの本質的要素であり、潜在的に多数のユーザが共通周波数を共有しかつ一意的拡散コードに基づいてユーザの信号間を区別する符号分割多元接続(CDMA)システムにおいて特に必要とされている。このようなシステムは下り回線および上り回線送信の両方に比較的複雑な電力制御機構を利用する。
典型的なCDMAシステムでは、下りおよび上り回線電力制御はネットワークと定められた移動局間のアクティブ通信中の閉ループ送信電力制御に基づいている。たとえば、アクティブ呼中に、ネットワークは関連する移動局から返される電力制御コマンドに基づいて下り回線トラフィックチャネル送信電力を制御する。移動局における受信信号品質が所望の閾値よりも低下すれば、ネットワークに送信電力を大きくするよう指令し、そうでなければ、ネットワークに送信電力を小さくするよう指令する。このようにして、下り回線送信電力は移動局において受け入れられる受信信号品質を維持するのに必要な最小レベルに一般的に維持される。上り回線電力制御は同様な閉ループ技術を利用するが、ネットワークはサポートする基地局が移動局からの送信を所要最小レベルで受信するように移動局へ電力制御コマンドを送る。
前記電力制御方式はアクティブ呼中に有利な動作を提供するが、一般的に、下りおよび上り回線上にトラフィックチャネルまたは他のデータチャネルが存在することが必要である。すなわち、これらの閉ループ電力制御方式は一つ以上のトラフィックチャネルを介した通信をサポートする送信電力維持方法を表しているが、たとえば、初期送信電力レベルを確立するまたは決定する仕組みは提供しない。
下り回線トラフィックチャネル電力の初期化は、限定はされないが、発呼、ソフト/ソフターハンドオフ、およびハードハンドオフを含むいくつかのシナリオで生じる。下り回線トラフィックチャネルの確実な確立は繰返し接続試行により生じるシグナリングオーバヘッドを低減することによりネットワーク効率を促進し、ユーザのサービス品質の認識に相当な影響を及ぼす。このようにして、初期トラフィックチャネル送信電力を設定する従来の方法は“多いほど良い”という考え方を取り入れており、初期送信電力を、多くの状況下での確実な移動局受信を保証するために十分高いレベルに単純に設定する。
もちろん、下り回線トラフィックチャネルが確立されると、移動局からの電力制御帰還により送信電力は一般的に所要最小レベルに低減される。それでも、高いデフォールト初期送信電力を使用することは、統計的に初期送信電力は典型的な移動局が実際に必要とするものよりも高く設定されることを意味する。そのため、より高度な電力初期化方法に基づいて全体ネットワーク効率および容量を改善する機会が存在する。
(発明の簡単な概要)
本発明は無線通信網が目標移動局におけるトラフィックチャネルに対する目標受信信号品質を達成するのに必要な電力の決定に基づいて下り回線トラフィックチャネルの初期送信電力を設定できるようにする方法および装置に関するものである。所要送信電力の決定は移動局が用意した信号測定値から推定される下り回線品質を考慮する。典型的な例では、移動局が確立すべき下り回線トラフィックチャネル上の移動局を受け持つ候補である一つ以上の基地局、すなわち、移動局の“アクティブセット”内の基地局からのパイロットチャネル信号に対する測定情報を帰還する。
一般的に、トラフィックチャネルに対する目標受信信号品質は移動局とネットワーク間で取り決められたサービスオプションに基づいて予め定められている。すなわち、定められたフレームエラーレート(FER)を達成する、または移動局において他の受信信号品質メトリックを維持するための受信信号品質は下り回線トラフィックチャネル上の移動局を受け持つために選択された目標データレートに基づいて先験的に(a prioriに)ネットワークに知らされている。ネットワークは受持ち基地局数に基づいて目標受信信号品質を調整して送信ダイバーシチの可能な利点を反映させることができる。移動局も、たとえば、ネットワークにより確立された範囲内のエラーで受信されたフレームのレートに基づいて目標信号品質を自律的に更新することができる。
所要初期送信電力の決定はトラフィックチャネルに対する目標受信信号品質を達成はする。しかしシステム容量を低減してしまう過剰電力を送らない特定移動体送信電力値を計算する必要がある。そうするために、ネットワークはその送信電力計算を移動局が用意したパイロット信号測定値に基づいて行う。これらの測定値は移動局で発生する減衰(パスロス)および干渉の影響を受ける。そのため、移動局が目標受信信号品質でトラフィックチャネルを受信するように各受持ち基地局が必要な実際のトラフィックチャネル送信電力を決定するのに使用することができる。
しかしながら、移動局が用意したパイロット信号測定値は基地局ローディングによりバイアスされることがある。移動局における干渉はセル内干渉、セル外干渉、および夥しい数の他の要因から生じる一般的干渉を含んでいる。ここで、セル内干渉の範囲は基地局ローデイングおよびセルの受持ち基地局またはセクタからのセル内送信に対して使用される拡散コードの非直交性によって決まる。名目上は、移動局がセル内の他の移動局用コード化信号から本質的に干渉を受けずにその信号を逆拡散できるように一意的拡散コード間の相互相関はゼロである。しかしながら、このようなゼロ相互相関は拡散コード時間アライメントによって決まり、それはセル内の送信信号のマルチパス伝播により損なわれる。
このようにして、好ましくは、初期送信電力の計算には基地局ローディングバイアスが除去される補償されたパイロット信号測定値を使用し、さらに、計算にマルチパス伝播の影響が考慮されるように推定された、すなわちデフォルト下り回線マルチパス特性を使用する。典型的な実施例では、これらを考慮した結果、接続当りベースで送信電力を決定する送信電力計算となる。すなわち、電力計算は下り回線トラフィックチャネルをサポートするのに使用される各基地局からの所要電力を決定する結合計算を表す。典型的な実施例では、平衡ベースで接続当り送信電力を計算する、すなわち、総所要送信電力は接続間で等分されるが、必要により、電力計算は不等接続当り電力に対して修正することができる。
各候補基地局が下り回線トラフィックチャネル当りせいぜい一つのトラフィックチャネル接続しか提供しないところでは、確立されるトラフィックチャネルに対して利用可能なこのような接続の最大数は移動局の候補セットのサイズに制限される。候補セットは十分な強度で受信されアクティブセット内に含めるのに適切と思われるパイロットにより構成され、アクティブセットは専用トラフィックチャネル接続に対応するパイロットのセットである。移動局は呼設定時、すなわち、トラフィックチャネルが確立される前に制御チャネルで送られたシグナリングメッセージにより候補セット内に含まれるパイロットをネットワークへ知らせる。一般的に、ネットワークは全ての候補基地局を使用してトラフィックチャネルを確立する。すなわち、トラフィックチャネル接続は各候補基地局において確立される。しかしながら、基地局ローディングおよびリソースアベイラビリティ等のダイナミック条件によりネットワークは全てのアクティブセット基地局を使用しないことがある。
たとえば、計算された送信電力が、トラフィックチャネル接続を提供する一つ以上の候補基地局における下り回線割当てに利用可能な電力を超える所では、ネットワークは一般的に2つの方法の一方を採用する。第1に、ネットワークはトラフィックチャネルデータレートを低減することができ、それには所要受信信号品質目標を低減して所要送信電力を低減する効果がある。次に、ネットワークは低下された受信信号品質目標に基づいて初期送信電力計算を再度実施して計画した各接続に対して更新された接続当り送信電力が利用可能かどうかを決定する。利用できなければ、ネットワークはデータレートを下げてプロセスを反復することができる。
第2に、ネットワークは十分な保存電力のない候補基地局を使用しないように選択することができる。ネットワークはこの選択を最初に行うか、あるいは、最小許可データレートに達するような時に前記反復方法の一部として行うことができる。この第2の方法では、ネットワークは十分な下り回線電力のない基地局からの計画された接続を使用しないだけである。したがって、この方法ではネットワークが新たに減少された数の接続を使用して接続当りベースに基づいて所要初期送信電力を再計算する必要がある。たとえば、考慮から省かれる計画された接続はモバイルに対して最も有利な下り回線パスに関連することがあるため、接続当り送信電力対所要総送信電力は必ずしも線形関係とはならない。このようにして、その接続を考慮から省くと所要総送信電力は不均衡に増加することがある。
典型的に、移動局との下り回線トラフィックチャネルを確立すると、ネットワークは移動局から受信した電力制御コマンドに基づいた閉ループ電力制御を利用して所要下り回線トラフィックチャネル電力を維持する。しかしながら、下り回線トラフィックチャネルに対する初期送信電力を設定する前記技術は、限定はされないが、発呼、ソフトおよびソフターハンドオフ、およびハードハンドオフさえも含む多様な呼シナリオに応用することができる。より一般的に、当業者ならば前記技術は下り回線トラフィックチャネル送信電力を開ループで設定しなければならない時はいつでも応用できることが判る。
図1は移動局(MS)102との無線通信をサポートする無線通信網(100)を例示している。ネットワーク100は複数の基地局(BS)104、基地局コントローラ(BSC)108、および移動交換局(MSC)110を含んでいる。図は実際のネットワークインプリメンテーションを単純化したものを表しており、実際上、ネットワーク100は付加MSC110,BSC108,BS104を含むだけでなく、ホームロケーションレジスタ(HLR),access/authentication/authorization (AAA)システム等の他のネットワークエンティティを含むことができる。さらに、当業者ならばIS−95/2000に基づくCDMAシステムと、たとえば、Wideband CDMA(WCDMA)に基づくものとの間等のネットワーク標準間で専門語およびインプリメンテーション詳細は異なることがあることが判る。したがって、ネットワーク100は本発明を説明するための典型的なフレームワークであり、本発明は多様なネットワークタイプにわたって実施できることを理解しなければならない。
各BSC108はいくつかのBS104、すなわち、BS104−1,104−2,...,104−Nを制御する。各BS104は複数のMS102に対して送受信する無線リソースを含んでいる。BS104は下り回線でMS102に送信し上り回線でMS102から受信する。IS−95/2000等のCDMAシステムでは、多数のBS104を使用してネットワーク100と定められたMS102間の通信を同時にサポートすることができる。すなわち、ネットワークは2つ以上のBS104からMS102へ下り回線トラフィックを送信し、2つ以上のBS104においてMS102から上り回線トラフィックを受信することができる。
MS102への下り回線トラフィック送信に対して任意の定められた時間に利用可能なBS104のセットはモバイルの“アクティブセット”と呼ばれる。典型的に、MS102はすぐ近くのBS104からのパイロット信号の強度を測定し、それに基づいてパイロット信号が定められた信号閾値よりも上で受信されるそのアクティブセットを設定する。このようにして、モバイルのパイロットセット内のBS104は“候補”基地局と呼ぶことができ、それは各々が比較的良好な信号レベルでそれらから信号を受信するモバイルの能力に基づいてMS102を受け持つ候補であるためである。
本発明の一つ以上の典型的な実施例では、一つ以上の候補BS104とMS102間に確立されるトラフィックチャネルに対して選択された初期送信電力はMS102が用意したパイロット信号測定値に基づいて設定される。本質的に、この初期化方法はMS102により返されるパイロット信号測定値を使用してそこから推定適に決定できるカレントパスロスおよび干渉状況を克服するのにいかなる送信電力レベルが必要であるかを決定する。すなわち、ネットワーク100はMS102によりネットワークへ返されるパイロット信号測定値により示されるパスロスおよび干渉状況から予期送信電力劣化を推定し、MS102が所要信号品質でトラフィックチャネルを受信するように初期下り回線トラフィックチャネル送信電力を所要レベルに設定する。
図2は典型的なネットワーク100におけるトップレベル送信電力初期化方法を示す。処理は下り回線トラフィックチャネルを確立する前にネットワーク100がMS102から下り回線品質インジケータを受信して開始する(ステップ200)。前記したように、このような下り回線品質インジケータはMS102からネットワーク100へ候補BS104に対して送信されたパイロット信号強度測定値とすることができる。
パイロット信号測定値は下り回線ローディング状況により幾分スキューまたはバイアスされることがあるため、ネットワーク100は候補BS104から基地局ローディング推定値を受信し(ステップ202)、それを使用してパイロット信号測定値から下り回線ローディングバイアスを除去する。典型的な実施例では、MS102はパイロット信号測定値を一つ以上のBS104へ送信し、それは次にこれらの測定値をBSC108へ提供する。BSC108はさらに候補基地局ローディング推定値を受信し、本発明に従って初期送信電力計算を行うように位置決めされる。
第1に、BSC108は予期する下り回線トラフィックチャネルをサポートするのに使用されるトラフィックチャネル接続数を選択する(ステップ204)。すなわち、BSC108は下り回線トラフィックチャネルをサポートするのにどのBS104が使用されるかを決定する。後述するように、BSC108は典型的にトラフィックチャネル接続数を候補BS104の数、すなわち、MS102のアクティブセット内のBS104の数に等しく設定する。しかしながら、全候補BS104よりも少ない数の使用を強いる状況が生じることがある。
それにもかかわらず、ネットワーク100はトラフィックチャネル接続数を固定もしくは決定し、MS102において、所望トラフィックチャネル受信信号品質を達成するのに必要な実際の送信電力として、初期送信電力を計算する。計算の一般化された形式は補償されたパイロット信号測定値から推定される予期下り回線パスロスおよび干渉を考慮し、この考慮により所要初期送信電力を決定するための基礎が提供される。
より一般的に、ネットワーク100およびMS102間で取り決められたサービスオプションに基づいて、ネットワーク100はMS102における下り回線トラフィックチャネルの受信に所望される目標受信信号品質を知る、もしくは決定することができる。典型的なCDMAシステムでは、定められたサービスオプションはいくつかの可能なデータレートの中の一つを含むことができ、音声サービス等の他の例では、一つの可能なデータレートしか含むことができない。可変データレートは、IS−2000およびWCDMAシステムで利用できるようなパケットデータサービスオプションにおいて特に一般的である。それにもかかわらず、一般的な動作原理はデータレートが高いほどMS102における所要受信信号品質は高いというものである。もちろん、定められた選定データレートに対して、ネットワーク100は、多数のトラフィックチャネル接続の使用から予期されるダイバーシチ利得に基づいて、所要信号品質値を調節することができる。このような調節はより多数の送信ポイントによりチャネルフェージング等に対する抵抗が大きくなるというアイデアを具体化する。
より詳細には、定められたBS104とMS102間の下り回線が考慮される。MS102における所望受信信号品質を満たすには、MS102はトラフィックチャネル信号を十分高いレベルで受信しなければならない。この要求条件は信号対ノイズ比(SNR)で表現することができ、それ自体受信ビットエネルギ対ノイズ電力スペクトル密度比で表現することができる。このようにして、MS102におけるトラフィックチャネル受信ビットエネルギ対ノイズ電力スペクトル密度比,
Figure 0004174045

は下記のレベルに設定しなければならない。
Figure 0004174045

すなわち、前記(1)において、MS102において所望目標受信信号品質を達成する送信ビットエネルギはパスロスを乗じかつMS102における総受信干渉を乗じた所望トラフィックチャネルビットエネルギ対ノイズ電力スペクトル密度に等しい。
モバイルの面から、総受信干渉は他のセル干渉プラス自己干渉に等しく、パスロスは基地局からの受信電力スペクトル密度で除した基地局送信電力スペクトル密度に等しい。このようにして、所要トラフィックチャネル送信ビットエネルギは次式で表すことができる。
Figure 0004174045

書き換えると、
Figure 0004174045

ここで、他のセル干渉対受信電力スペクトル密度比は、
−送信パイロットエネルギ対総送信電力ペクトル密度比で表された測定基地局ロード、および、
−移動局により測定されシグナリングメッセージを介して基地局へ報告される、受信パイロットエネルギ対総受信電力ペクトル密度比、
から推定することができる。
すなわち、
Figure 0004174045

ここで、自己干渉対受信電力ペクトル密度比はマルチパスプロファイルから推定することができ、それは、本発明の少なくともいくつかの典型的な実施例では、ネットワーク100により先験的に知られる。ネットワーク100はセル内干渉計算に対して仮定されるマルチパス数およびマルチパスの相対パス強度を規定するデフォルトマルチパスプロファイル情報を含むマルチパス伝播情報を格納することができる。典型的な実施例では、ネットワーク100はそのセル内干渉計算にデフォルト数の同強度マルチパスを使用する。
前式から、ネットワーク100は、BS104からの下り回線ロード推定値と共にBS104に対して報告されたMS102からのパイロット信号測定値を使用して、MS102における自己干渉および他セル干渉を決定することが判る。さらに、図示するように、ネットワークによるこの決定は一つ以上のマルチパスプロファイルを使用し、それは典型的に関心あるBS104とMS102間の下り回線チャネルに対する一組のマルチパス推定値を含んでいる。典型的な実施例では、マルチパス推定値は伝播パス数および相対パス遅延および減衰に関する一組のデフォルト推定値を含んでいる。もちろん、ネットワーク100はいくつかのインプリメンテーションにおいてデフォルト値以外を使用することができる。
ネットワーク100がそれとMS102との間に確立されるトラフィックチャネルをサポートするための単一BS104を使用する場合、前記演算は次式で表すことができ、
Figure 0004174045

ここに、
Figure 0004174045

はトラフィックチャネル送信電力対パイロットチャネル送信電力比であり、Rc/Rbはビットレートに対するチッピングレートによって決まる処理利得を表し、シングルパス伝播チャネルが考慮されている。
ネットワーク100がそれとMS102との間に確立されるトラフィックチャネルをサポートするのに多数のBS104を使用する場合、前記演算を次式で表すことができる結合計算へ統合する。
Figure 0004174045

ここに、Nに関する総和はトラフィックチャネルを確立するのに初期使用されるNトラフィックチャネル接続すなわち受持ちBS104の使用を表し、Rc/Rbはビットレートに対するチッピングレートによって決まる処理利得を表し、Lは考慮するマルチパス数を表し、各パスは同じ長さを有するものと仮定する。前記計算はパイロットチャネル電力
Figure 0004174045

とトラフィックチャネル電力
Figure 0004174045

間の規定された比を使用する接続当り(たとえば、BS104当り)ベースの所要初期送信電力を表す。
ネットワーク100がそれとMS102との間に確立されるトラフィックチャネルをサポートするのに多数のBS104を使用するもう一つの典型的な実施例では、前記演算を次式で表すことができる結合計算へ統合する。
Figure 0004174045

ここに、Nに関する総和はトラフィックチャネルを確立するのに初期使用されるNトラフィックチャネル接続すなわち受持ちBS104の使用を表し、Rc/Rbはビットレートに対するチッピングレートによって決まる処理利得を表し、Lは第i番BS104に対して考慮されるマルチパス数を表し、各パスは強度ai,lを有するものと仮定する。前記計算はパイロットチャネル電力
Figure 0004174045

とトラフィックチャネル電力
Figure 0004174045

間の規定された比を使用する接続当り(たとえば、BS104当り)ベースの所要初期送信電力を表す。
一つ以上の候補BS104が、前記算出送信電力をサポートするのに十分な保存下り回線電力を欠く場合、ネットワークは一般的に目標データレートを低減しかつ接続当り電力要求条件を再計算するか、条件に合わないBS104を考慮から省いてBS104の低減されたセットで再計算する。もちろん、他の技術を使用することができ、2つの主要な方法をネットワーク100により組み合わせて、サポートできる初期送信電力を見つけるためにネットワーク100が目標データレートをサービスに対して規定された最小値へ落とし、次に、低保存電力のBS104を除外するためにBS104を候補セットから省くようにすることができる。
図3はネットワークの典型的な選択論理の少なくとも一つのコンポーネントを示す。ここで、ネットワーク100はMSのアクティブセット内のいずれかのBSが保存されているか除外されているかを確認する(ステップ210)。そうであれば、ネットワーク100は除外されたまたは保存されたBS104の数に基づいてトラフィックチャネルの確立に使用されるトラフィックチャネル接続数Nを低減し、初期設定低減処理が終わる。モバイルのアクティブセット内の全てのBS104が利用可能な場合、ネットワーク100は第1のパスにおいて計画トラフィックチャネル接続数をMS102のアクティブセットサイズに等しく設定する。
当業者ならば、使用されるトラフィックチャネル接続数を決定するのに多くのバリエーションを利用可能であることが判る。一般的に、BSC108はトラフィックチャネルをサポートする計画接続数をモバイルのアクティブセット内の候補BS104の数に設定し、そのため“接続セット”サイズは一般的にアクティブセットサイズに等しい。しかしながら、前記したように、BSC108は一つ以上の候補BS104が保存される、あるいはトラフィックチャネルをサポートする使用から除外しなければならない場合に接続セットサイズを低減する。
図3は所要送信電力を計算する前にネットワーク100により適用することができる初期選択論理を示し、図4はたとえば計算された所要送信電力が接続セット内の一つ以上のBS104から利用可能な保存電力を超える場合の典型的な方法を示す。すなわち、トラフィックチャネルを確立するために使用することをネットワークが計画した一つ以上のBS104における保存下り回線電力を接続当り送信電力が超える場合、ネットワーク100により下記の論理を適用することができる。
選択されたいずれかのBS104が計算された所要送信電力に対して十分な保存下り回線電力を欠くかどうかをネットワーク100が決定することで処理が開始する(ステップ220)。そうでなければ、所要初期送信電力の再計算は終了し、ネットワーク100は予め計算された初期送信電力を保持し現在選択されているBS104を使用する。
しかしながら、計画された接続セット内の一つ以上のBS104が十分な保存電力を欠く場合、ネットワーク100は随意データレート低減方法に従い(ステップ222)、接続除外方法に従い(ステップ224)、あるいはそれらのある組合せに従う。たとえば、ネットワーク100は現在のサービスオプションに対してデータレート低減が許可されるかどうかを確認し(ステップ228)、そうであれば、データレートを低減し低下されたデータレートに関連する低減された目標受信信号品質に基づいて所要初期送信電力を再計算する(ステップ230)。この点において、処理は保存電力チェックへループバックし(ステップ220)、そこでネットワークは低減された電力レベルが利用可能な限界内に入るかどうかを確認する。電力限界が満たされれば、処理は終了する。そうでなければ、ネットワークはデータレートをさらに下げて所要送信電力を反復再計算するか、あるいは計画されたトラフィックチャネル接続を除外することで処理は繰り返す。
後者の選択は典型的な方法を反映しており、確かに、ネットワーク100はデータ低減方法のあるまたはない除外方法を採用することができる。除外方法において、ネットワーク100は使用するように計画されたどのBS104が十分な保存電力を欠くかを決定し、それらを考慮から除外する(ステップ224)。次に、ネットワーク100はBS104の低減されたセットから利用可能な接続数を使用して所要初期送信電力を再計算する。再び、処理は戻ってBS104の現在低減されたセットが再計算された所要初期送信電力をサポートするのに十分な電力を有するかどうかを決定する(ステップ220)。データ低減方法と同様に、ネットワーク100は満足な解セットを見つけるまで接続−除外方法を反復することができる。
前記した典型的な論理はBSC108内にインプリメントすることができ、あるいはBSC108および含まれるBS104間の協働成果としてインプリメントすることができる。BSCベース計算の一つの利点はBSC108がその制御下で動作するBS104に影響を及ぼす初期送信電力計算に対する自然統合点を表すことである。他のネットワークアーキテクチュアまたは標準は異なる専門用語または異なるネットワークエンティティを使用して無線リソース管理を処理することができ、ここで使用される用語BSCは発明の機能を提供する多様なエンティティをカバーするように広く解釈されることを理解しなければならない。
一般的に、本発明はネットワーク100および定められたMS102間の下り回線トラフィックチャネルを確実に確立するのに必要な初期トラフィックチャネル送信電力を決定する基礎を提供する。本発明はMS102における受信状況を推定し、MS102における目標トラフィックチャネル受信信号品質を達成するのに必要な送信電力を決定する。このような推定は下り回線上のMS102を受け持つ候補であるBS104に対してMS102が用意したチャネル測定値を使用することを頼りにしている。典型的な実施例では、ネットワーク100は候補BS104の各々に対してMS102が用意したパイロット信号測定値を受信する。これらの測定値、およびローディング推定値およびマルチパスプロファイル推定値により、ネットワーク100はMS102におけるセル内および他セル干渉を決定し、それによりトラフィックチャネルに対する初期送信電力を適切に設定することができる。
当業者ならば、本発明はひとたびトラフィックチャネルがMS102により確立されると使用される閉ループ電力制御を本質的にまねる初期、開ループ送信電力制御方法を表すことを理解できる。すなわち、本発明はMS102により用意されたパイロットチャネル測定値の帰還を使用してMS102における受信状況(たとえば、パスロスおよび干渉)を決定し、次に、MS102へのトラフィックチャネルを確立するのに使用される初期送信電力をMS102においてトラフィックチャネルに対する目標受信信号品質を達成するのに必要なレベルに設定する。このようにして、前記した詳細は典型的なものであって制約的なものではない。本発明は特許請求の範囲および同等のものによってのみ限定される。
(関連出願)
本出願は2000年1月12日に出願された出願中の特許出願第09/481,948号”Mobile Station Assisted Forward Link Open Loop Power And Rate Control In A CDMA System”の一部継続出願であり、その全体が本開示の一部としてここに組み入れられている。
本発明を実施する典型的な無線通信網の線図である。 本発明を実施する典型的な論理を示す論理フロー図である。 下り回線トラフィックチャネルの確立に使用されるトラフィックチャネル接続数を設定する典型的な論理を示す論理フロー図である。 関与する基地局におけるダイナミック状況に基づいて初期送信電力を設定する典型的な論理を示す論理フロー図である。

Claims (31)

  1. 無線通信網内の一つ以上の候補基地局と移動局間に確立される下り回線トラフィックチャネルに対する初期送信電力を確立する方法であって、前記方法は、
    移動局から候補基地局に対するパイロット信号強度測定値を受信するステップと、
    パイロット信号測定値から基地局ローディングバイアスを除去して補償された測定値を発生するステップと、
    所望のトラフィックチャネルデータレートに基づいてトラフィックチャネルに対する目標受信信号品質を設定するステップと、
    補償された測定値および目標受信信号品質に基づいて初期送信電力を計算するステップと、
    を含む方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、さらに、パイロット信号測定値の補償に使用する候補基地局からの基地局ローディング推定値を受信するステップを含む方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、さらに、トラフィックチャネルをサポートする候補基地局から確立されるいくつかのトラフィックチャネル接続を設定するステップを含む方法。
  4. 請求項3に記載の方法であって、さらに、確立される接続数に基づいて目標信号受信信号品質を調節するステップを含む方法。
  5. 請求項4に記載の方法であって、目標受信信号品質を調節するステップはトラフィックチャネル接続数の増加に関連するダイバーシチ利得を反映するように目標受信信号品質をトラフィックチャネル接続数と逆関係に調節するステップを含む方法。
  6. 請求項3に記載の方法であって、トラフィックチャネル接続数を設定するステップはトラフィックチャネル接続数を候補基地局数以下に設定するステップを含む方法。
  7. 請求項6に記載の方法であって、さらに、トラフィックチャネル接続数を候補基地局数に等しく設定するステップを含む方法。
  8. 請求項3に記載の方法であって、さらに、計算される初期送信電力が接続当り送信電力となるようにトラフィックチャネル接続数に基づいて初期送信電力を計算するステップを含む方法。
  9. 請求項8に記載の方法であって、さらに、
    トラフィックチャネル接続の一つを提供するのに使用される任意の候補基地局が計算された接続当り送信電力をサポートするのに十分な残留送信電力を欠く場合には、所望データレートを低減して目標受信信号品質を低減するステップと、
    低減された所望データレートに基づいて初期送信電力を再計算するステップと、
    を含む方法。
  10. 請求項8に記載の方法であって、さらに、
    計算された接続当り送信電力をサポートするのに十分な残留送信電力を欠く任意の候補基地局を考慮から除外することにより確立される低減された数のトラフィックチャネル接続を設定するステップと、
    確立される低減された数のトラフィックチャネル接続に基づいて初期送信電力を再計算するステップと、
    を含む方法。
  11. 請求項1に記載の方法であって、補償された測定値および目標受信信号品質に基づいて初期送信電力を計算するステップは、補償された測定値から推定される下り回線品質に基づいてモバイルにおいて目標受信信号品質を達成するのに必要な電力として初期送信電力を計算するステップを含む方法。
  12. 請求項1に記載の方法であって、補償された測定値および目標受信信号品質に基づいて初期送信電力を計算するステップは、規定されたトラフィック対パイロットチャネル電力比および補償された測定値に基づいて初期送信電力を計算するステップを含む方法。
  13. 請求項1に記載の方法であって、さらに、パイロット信号強度測定値に基づいて下り回線品質を決定するステップを含む方法。
  14. 請求項13に記載の方法であって、さらに、下り回線品質を決定するステップは補償された測定値を使用して移動局における干渉を決定するステップを含む方法。
  15. 請求項1に記載の方法であって、トラフィックチャネルに対する初期送信電力を計算するステップは、さらに、基地局ローディングバイアスに基づいている方法。
  16. 請求項1に記載の方法であって、トラフィックチャネルの初期送信電力を計算するステップは、さらに、推定されたマルチパス特性に基づいている方法。
  17. 請求項16に記載の方法であって、推定されたマルチパス特性は規定された数のマルチパスに対する格納されたパス推定値を含む方法。
  18. 請求項17に記載の方法であって、各マルチパスに対して同じパス推定値が使用される方法。
  19. 請求項1に記載の方法であって、トラフィックチャネルに対する目標受信信号品質を設定するステップは移動局およびネットワーク間のサービスオプション取り決めに基づく方法。
  20. 無線通信網内で使用する基地局コントローラであって、
    確立される下り回線トラフィックチャネル上の移動局により用意される、一つ以上の候補基地局に対するパイロット信号測定値を受信し、
    パイロット信号測定値から基地局ローディングバイアスを除去して補償された測定値を発生し、
    所望トラフィックチャネルデータレートに基づいてトラフィックチャネルに対する目標受信信号品質を設定し、
    補償された測定値および目標受信信号品質に基づいて初期送信電力を計算する、
    ように構成された基地局コントローラ。
  21. 請求項20に記載の基地局コントローラであって、基地局ローディングバイアスは下り回線ローディング推定値を含み、コントローラは、さらに、補償された測定値の発生に使用するために一つ以上の候補基地局から下り回線ローディング推定値を受信するように構成された基地局コントローラ。
  22. 請求項21に記載の基地局コントローラであって、さらに、初期送信電力の計算に使用するために補償された測定値に基づいて移動局に関する下り回線品質を決定するように構成された基地局コントローラ。
  23. 請求項22に記載の基地局コントローラであって、さらに、移動局における総受信干渉のセル内および他セル干渉成分の推定に基づいて下り回線品質を決定するように構成された基地局コントローラ。
  24. 請求項23に記載の基地局コントローラであって、さらに、定められた候補基地局から受信した下り回線ローディング推定値および定められた候補基地局に対するマルチパスプロファイルに基づいて、定められた候補基地局に対する移動局における総受信干渉のセル内干渉成分を決定するように構成された基地局コントローラ。
  25. 請求項24に記載の基地局コントローラであって、さらに、格納されたマルチパスプロファイル情報にアクセスして定められた候補基地局に対するマルチパスプロファイルを得るように構成された基地局コントローラ。
  26. 請求項20に記載の基地局コントローラであって、一つ以上の候補基地局が計算された初期送信電力をサポートするのに十分な保存電力を欠く場合、基地局コントローラはデータレート低減に基づいて初期送信電力要求条件を下げ、さらに、
    移動局を受け持つ目標データレートを低減し、
    低減された目標データレートに対する新しい目標受信信号品質を決定し、
    新しい目標受信信号品質に基づいて初期送信電力を再計算する、
    ように構成された基地局コントローラ。
  27. 請求項26に記載の基地局コントローラであって、さらに、計算された初期送信電力が各候補基地局において保存電力限界内に入るまでデータレート低減を反復実施するように構成された基地局コントローラ。
  28. 請求項27に記載の基地局コントローラであって、さらに、下限データレートに達するまでデータレート低減を反復実施し、次に、接続除外操作を実施し、十分な保存電力を欠く候補基地局を除外し残りの候補基地局に基づいて初期送信電力を再計算するように構成された基地局コントローラ。
  29. 請求項20に記載の基地局コントローラであって、さらに、
    計算された初期送信電力をサポートするための十分な保存電力を欠く任意の候補基地局の除外に基づいて下り回線トラフィックチャネルをサポートするいくつかの計画されたトラフィックチャネル接続を低減し、
    低減された計画されたトラフィックチャネル接続数に基づいて初期送信電力を再計算する、
    ように構成された基地局コントローラ。
  30. 請求項29に記載の基地局コントローラであって、さらに、残りの各候補基地局が十分な保存電力を有するまで計画された接続数を反復低減し初期送信電力を再計算するように構成された基地局コントローラ。
  31. 請求項29に記載の基地局コントローラであって、さらに、計画された接続数の反復低減が下限接続数に達したら移動局に対する計画されたサービスデータレートを低減することにより送信電力要求条件を下げるように構成された基地局コントローラ。
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