JP4173464B2 - フューエルデリバリパイプ - Google Patents

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Description

本発明は、電子燃料噴射式自動車用エンジンの燃料加圧ポンプから送給された燃料を、エンジンの各吸気通路に噴射ノズルを介して供給するためのフューエルデリバリパイプに係るもので、燃料噴射によるフューエルデリバリパイプ壁面の振動を減衰させて、低周波音から高周波音までを含むあらゆる帯域の音の増幅を抑制し、外部への放射音の低減を図る事を目的とするものである。
従来、複数の噴射ノズルを設けてエンジンの複数の気筒にガソリン等の燃料を供給するフューエルデリバリパイプが知られている。このフューエルデリバリパイプは、床下配管を介して燃料タンクから導入した燃料を、複数の噴射ノズルから順次、エンジンの複数の吸気管又は気筒内に噴射し、この燃料を空気と混合し、この混合気を燃焼させる事によってエンジンの出力を発生させている。
このフューエルデリバリパイプは、燃料タンクから燃料が余分に供給された場合、その余分の燃料を圧力レギュレーターにより燃料タンクに戻す回路を有する方式であるリターンタイプと、余分の燃料を燃料タンクに戻す回路を持たないリターンレスタイプが存在する。最近は、コストの低減や燃料タンクのガソリン温度の上昇を防止する等の目的で、リターンレスタイプのフューエルデリバリパイプが多く用いられている。
このリターンレスタイプのフューエルデリバリパイプは、余分の燃料を燃料タンクに戻す配管がないため、エンジンの吸気管又は気筒への噴射ノズルからの燃料噴射によってフューエルデリバリパイプの内部が減圧されると、この急激な減圧と、燃料噴射の停止によって生じる圧力波が、フューエルデリバリパイプの内部に圧力脈動を生じさせるものとなる。この圧力脈動は、フューエルデリバリパイプ及びこのフューエルデリバリパイプに接続した接続管から燃料タンク側まで伝播された後、燃料タンク内の圧力調整弁から反転されて戻され、接続管を介してフューエルデリバリパイプまで伝播される。フューエルデリバリパイプには、複数の噴射ノズルが設けられており、この複数の噴射ノズルが順次燃料の噴射を行い、圧力脈動を発生させる。その結果、床下配管を床下に止めているクリップを介して車内に騒音として伝播され、この騒音が運転者や乗車者に不快感を与えるものとなる。
従来、このような圧力脈動による弊害を抑制する方法としては、ゴムのダイアフラムが入ったパルセーションダンパーを、リターンレスタイプのフューエルデリバリパイプに配置し、発生する圧力脈動エネルギーをこのパルセーションダンパーによって吸収したり、フューエルデリバリパイプから燃料タンク側までの床下に配設される床下配管を、振動吸収用のクリップを介して床下に固定する事により、フューエルデリバリパイプ、もしくはタンクまでの床下配管に発生する振動を吸収する事が行われている。これらの方法は比較的有効なものであって圧力脈動の発生による弊害を抑制させる効果がある。
また、特許文献1〜特許文献6に示す発明の如く、圧力脈動を低減させる目的で、フューエルデリバリパイプに圧力脈動を吸収し得る、脈動吸収機能を備えたものが提案されている。これらの圧力脈動吸収機能を有するフューエルデリバリパイプは、フューエルデリバリパイプの外壁に可撓性のアブゾーブ面を形成し、燃料噴射に伴って発生する圧力を受けてアブゾーブ面が撓み変形する事によって、圧力脈動を吸収低減し、フューエルデリバリパイプ、その他の部品の振動による異音の発生を防止可能とするものである。
特開2000−329030号公報 特開2000−320422号公報 特開2000−329031号公報 特開平11−37380号公報 特開平11−2164号公報 特開昭60−240867号公報 特開平10−331743号公報
しかしながら、パルセーションダンパーや振動吸収用のクリップは高価なものであり、部品点数を増やしコスト高となるし、設置スペースの確保にも新たな問題を生じている。他方、特許文献1〜特許文献6に示す従来技術では、圧力脈動の吸収効果はあるが、燃料噴射時の噴射ノズルの開閉に伴って、噴射ノズルのスプールが弁座等に着座する際に発生するカチカチ音等、数kHz以上の高周波数側の音が、アブゾーブ面により増幅されて外部に放射される不具合を生じる問題点があった。
この放射音の低減のため、特許文献7では、噴射ノズルを設けた壁面と対向する壁面にビードを設けたり、円形のパイプを接合する等の方法により、対向壁面の面剛性を高めている。このように面剛性が高い事から、フューエルデリバリ内で圧力脈動が発生した場合に、この脈動によりフューエルデリバリパイプが大きく撓むのを防止して、高周波音が放射されるのを小さく抑えようとしていた。
しかしながら、壁面にビードを設ける方法では、流体の圧力脈動を抑制可能な可撓性を備えながら、高周波数側の音は放射する事のないように調整するのは技術的に難しいものであった。また、円形のパイプを平面的な壁面に接合するのでは、互いの接触が線接触となり、接合安定性に乏しいし、却って円形パイプ内で高周波音が反響してしまう可能性もあった。
本発明は上述の如き課題を解決しようとするものであって、噴射ノズルによる燃焼噴射時の圧力脈動を低減させ、床下配管での振動や騒音の発生を防止するだけでなく、噴射ノズルのスプールの弁座等に着座する際のカチカチ音等の高周波音を含む全ての帯域の音の増幅を抑制して、外部への放射音を小さく抑える事を可能とするものである。また、この放射音の低減手段を、高度な製作技術や高価な材料等を用いる事なく廉価に形成するとともに、低減手段による嵩張りや重量の増大を少なくし、車体等への設置のレイアウトの自由度が高いフューエルデリバリパイプを得るものである。
本発明は上述の如き課題を解決するため、噴射ノズルを備え燃料タンクへの戻り回路が設けられていないリターンレスタイプのフューエルデリバリパイプ本体に燃料導入管を接続し、この燃料導入管を、床下配管を介して燃料タンクに連結したフューエルデリバリパイプに於て、フューエルデリバリパイプ本体の少なくとも一つの壁面を可撓性のアブゾーブ壁面とし、このアブゾーブ壁面の内周面若しくは外周面及び/又は非アブゾーブ壁面の内周面若しくは外周面に、フューエルデリバリパイプ本体の管軸方向に、互いに近接又は当接して配置した一対のリブを、一組又は複数組突設し、燃料噴射によるアブゾーブ壁面の振動及びこの振動と逆位相で振動する非アブゾーブ壁面の振動に伴って一対のリブが互いに突き当って干渉する事で、アブゾーブ壁面及び/又は非アブゾーブ壁面であるリブ取付壁面の変形を抑制し、アブゾーブ壁面の振動を減衰させて成るものである。
また、一対のリブは、2枚の板部材を近接若しくは当接して配置し、リブ取付壁面に接続固定するか又は一枚の板部材を二つ折りし、その折曲部をリブ取付壁面に接続固定して形成し、アブゾーブ壁面の振動及びこの振動と逆位相で振動する非アブゾーブ壁面の振動に伴って一対のリブが互いに突き当って干渉する事で、アブゾーブ壁面及び/又は非アブゾーブ壁面であるリブ取付壁面の変形を抑制し、アブゾーブ壁面の振動を減衰させても良い。
また、一対のリブは、リブ取付壁面に突設した板状の支持リブと、この支持リブに対向して支持リブの上端に一端を接続固定するとともに、他端側をリブ取付壁面に非固定的に当接させてこれを押圧付勢する板状又は線状ばね部材製の突当リブとから成り、アブゾーブ壁面の振動及びこの振動と逆位相で振動する非アブゾーブ壁面の振動に伴って、支持リブに突当リブの突当力を対向方向に作用させて一対のリブ同士が干渉する事で、アブゾーブ壁面及び/又は非アブゾーブ壁面であるリブ取付壁面の変形を抑制し、アブゾーブ壁面の振動を減衰させても良い。
また、一対のリブは、取付壁面の全長の1/2〜1の長さを有するものであっても良い。
また、一対のリブは、取付壁面の1/2よりも短尺に形成し、同軸方向に一組又は間隔を介して複数組を配設しても良い。
また、一対のリブは、一方リブを取付壁面の全長の1/2〜1の長さで形成し、他方リブを取付壁面の1/2よりも短尺とし、この他方リブを一方リブと近接又は当接させて間隔を介して複数個配設しても良い。
また、一対のリブは、形成高さを3mm〜20mmとしても良い。
また、一対のリブは、一方リブ及び他方リブの板厚の合計を2〜4mmとしても良い。
また、一対のリブは、一方リブ及び他方リブとを0mm〜1mmの間隙を介して配設しても良い。
本発明は上述の如く構成したもので、燃料噴射により、アブゾーブ壁面の振動に伴って、このアブゾーブ壁面の内周面又はこのアブゾーブ壁面と逆位相で振動する非アブゾーブ壁面の外周面に突設した一対のリブが、互いに突き当たって干渉し合うので、リブ取付壁面の変形が抑制され、結果的にアブゾーブ壁面の振動が次第に減衰される。従って、燃料噴射により噴射ノズルのスプールが弁座等に着座した際に生じるカチカチ音等、数kHz以上の高周波音を含む全ての帯域の音が、アブゾーブ壁面により増幅(スピーカー現象)される事がなく、外部への放射音を小さく抑える事が可能となる。
また、このような放射音の抑制効果の高い手段を、壁面にリブを対で突設するだけで得られるので、高度な製作技術や高価な材料等を必要とせず、廉価な製造が可能となる。また、リブを設けたフューエルデリバリパイプ本体は、パルセーションダンパー等に比較して過度に嵩張る事がなく、特にアブゾーブ壁面の内周面にリブを設けた場合には外面に何等突出物がないので、設置スペースを取らず、レイアウトの自由度の高いフューエルデリバリパイプを得る事ができる。また、床下配管にパルセーションダンパーや振動吸収用のクリップ等を使用する必要がなくなり、製品全体のコスト削減が可能となるとともに他の床下配管等のレイアウトの自由度も向上させる事ができる。
以下、本発明のフューエルデリバリパイプの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、両側壁面に一対ずつリブを突設した実施例1のフューエルデリバリパイプの斜視図である。図2は図1のA−A線断面図である。また、図3は実施例1に於いて、アブゾーブ壁面の外方への撓み変形に伴って一対のリブが互いに突き当たって干渉し合っている状態を示す断面図である。
また、図4〜図7は、アブゾーブ壁面の内周面に一対のリブを突設した実施例2〜実施例5のフューエルデリバリパイプ本体の断面図を示す。まず、図4に示す実施例2では、2枚の板部材を近接配置して一対のリブを突設している。図5に示す実施例3では、一枚の板部材を二つ折りして一対のリブを形成している。図6に示す実施例4では、側面形状がコ字状で箱形の一対の金属板を互いに接続固定してフューエルデリバリパイプ本体を形成し、アブゾーブ壁面の内周面に2枚の板部材を近接配置して一対のリブを突設している。図7に示す実施例5では、L字形に折曲した2枚の部板材を近接配置して一対のリブを突設している。
また、図8〜図12は、支持リブと板状又は線状のばね部材から成る突当リブとで形成した一対のリブを、アブゾーブ壁面の外周面に突設した実施例6〜実施例9のフューエルデリバリパイプ本体の断面図又は斜視図である。図8、図9に示す実施例6は、側面L字形で軸方向に長尺な支持リブと、側面円弧状で長尺な板状ばね部材から成る突当リブとで一対のリブを形成している。図10に示す実施例7では、側面L字形で短尺な支持リブと、側面円弧状で短尺な板状ばね部材から成る突当リブとで形成した一対のリブを、間隔を介して複数組、アブゾーブ壁面の外周面の軸方向中央部に配置している。また、図11に示す実施例8では、側面L字形で軸方向に長尺な支持リブに、側面円弧状の線状のばね部材製の突当リブを間隔を介して複数接続して、一対のリブを形成している。また、図12に示す実施例9では、側面L字形で軸方向に長尺な支持リブに、側面円弧状の短尺な板状ばね部材製の突当リブを間隔を介して複数接続して、一対のリブを形成している。
本発明の実施例1を図1〜図3を用いて詳細に説明すれば、(1)はフューエルデリバリパイプ本体で、ロール成形や板金プレス成形等により形成し、一対の端壁(8)と、この端壁(8)間に設けた一対のストレート壁面(2)と、この一対のストレート壁面(2)の両端を連結する一対の両側壁(3)とで構成され、図2に示す如く、管軸直角方向の断面形状を矩形とする偏平管としている。そして、一方のストレート壁面(2)に、噴射ノズル(図示せず)を接続可能とするソケット(4)を複数設けているが、例えば4気筒エンジンの場合には4個のソケット(4)が、直列6気筒エンジンの場合には6個のソケット(4)が所望間隔と角度で設けられている。
また、フューエルデリバリパイプ本体(1)は、一端に燃料導入管(図示せず)が接続され、この燃料導入管は、床下配管(図示せず)を介して燃料タンク(図示せず)に連結されている。そして、この燃料タンクの燃料が床下配管を介して燃料導入管に移送され、燃料導入管からフューエルデリバリパイプ本体(1)へと流動し、ソケット(4)に接続した噴射ノズルを介してエンジンの吸気通路或いは気筒内に直接噴射される。また、フューエルデリバリパイプ本体(1)の多くはソケット(4)の取り付け側に、フューエルデリバリパイプ本体(1)をエンジン本体に接続固定するためのブラケット(図示せず)等が設けられている。
そして、一方及び他方のストレート壁面(2)を、燃料噴射に伴う流体の脈動により撓み変形可能に形成し、可撓性を有するアブゾーブ壁面(5)としている。また、一対の両側壁(3)の外周面の軸方向中央部に、両側壁(3)とほぼ同一長さの2枚の板部材を、微小な間隙(6)を介して近接配置し、この板部材を両側壁(3)にろう付け又は溶接により接続固定し、フューエルデリバリパイプ本体(1)の両側に一対ずつ、合計2組のリブ(7)を突設している。これらのリブ(7)は、長尺な板部材の一側面が取付壁面に面接触し、ろう材や溶けた金属のフィレット(10)により固定されるので、取付壁面に対するリブ(7)の接続強度を高める事ができる。従って、リブ(7)の耐久性が向上して、後述のリブ(7)による壁面振動の減衰効果を、長期に持続させる事ができる。
また、非アブゾーブ壁面である両側壁(3)には、アブゾーブ壁面(5)の外方への撓み変形に伴って内方への変形力が作用し、アブゾーブ壁面(5)の内方への撓み変形に伴って外方への変形力が作用するので、両側壁(3)はアブゾーブ壁面(5)とは逆位相で振動する。従って、この両側壁(3)の外周面に突設した一対のリブ(7)は、アブゾーブ壁面(5)の外方への撓み変形に伴って、図3に示す如く、一対のリブ(7)は互いに突き当たって相反する位相で干渉し合い、アブゾーブ壁面(5)の内方への変形に伴って、一対のリブ(7)は互いに離間方向に変位する。
また、上記実施例1及び後述の各実施例に於いて、一対のリブ(7)の形成長さ、形成高さ及び板厚等は、適宜の寸法で良いが、フューエルデリバリパイプ本体(1)の各寸法や収容スペース、コスト等を考慮して形成するのが好ましい。そのため、一対のリブ(7)の形成長さは、取付壁面の全長の1/2〜1とするのが好ましい。このリブ(7)の形成長さが1/2より短尺であると、振動吸収効果が小さくなって、放射音の低減効果が低くなる場合もある。しかしながら、必ずしも1/2以上の長さとする事はなく、取付壁面の全長の1/2よりも短尺なリブ(7)であっても良い。例えば、図10に示す実施例7の如く、短尺とした一対のリブ(7)を、複数組フューエルデリバリパイプ本体(1)に設ける事により、振動吸収効果を高めて、放射音を効果的に低減する事も可能である。一方、リブ(7)の形成長さが取付壁面より長尺であると、フューエルデリバリパイプ本体(1)が嵩張って収納性が低下し、材料の無駄を生じるとともに、放射音の低減効果が向上しない。尚、リブ(7)を長尺に形成した場合には、アブゾーブ壁面(5)の振動その他の状況により、この長尺なリブ(7)が全長にわたって当接しない場合もある。しかしながら、リブ(7)の一部でも互いに当接する事により、アブゾーブ壁面(5)の振動の十分な減衰効果を得る事ができる。
また、一対のリブ(7)の形成高さは、3〜20mmとするのが好ましい。このリブ(7)の形成高さが3mmよりも低いと、リブ(7)同士が干渉しなかったり、アブゾーブ壁面(5)等の振動力に比べてリブ(7)の干渉作用が小さすぎたりして、振動の吸収効果が低下する。また、リブ(7)の形成高さを20mmよりも高くしても、振動の減衰効果に大きな差を生じないし、材料費が嵩んでコスト高となる。また、リブ(7)を外部に設けた場合は、フューエルデリバリパイプ本体(1)が幅広又は嵩高となって収納効率が低下したり、リブ(7)を内部に設けた場合は、リブ(7)の先端がフューエルデリバリパイプ本体(1)の対向する内周壁面に突き当たってリブ(7)同士の干渉を阻害する等の不具合を生じる。
また、一対のリブ(7)は、板厚の合計を2〜4mmとするのが好ましい。この板厚の合計が、2mmより薄いと、一対のリブ(7)が脆弱なものとなり、互いの突き当たり時の衝撃で変形等を生じ、リブ(7)同士の干渉による振動減衰効果が得られなくなる。また、板厚合計が4mmより厚いと、アブゾーブ壁面(5)が、圧力脈動吸収のために必要な撓み変形をも妨げる虞があるし、フューエルデリバリパイプ本体(1)の重量や嵩が増大し、フューエルデリバリパイプ本体(1)のコンパクト化や軽量化が困難となる。
また、一対のリブ(7)は、一方リブ(7)と他方リブ(7)とを0mm〜1mmの間隙(6)を介して配置するのが好ましい。この間隙(6)が0mm、即ち一対のリブ(7)同士を当接させて配置した場合でも、アブゾーブ壁面(5)の撓み変形に伴って、リブ(7)同士が互いに強く突き当たる事で、干渉し合い、壁面振動を減衰する事が可能となるものである。また、一対のリブ(7)の間隙(6)を、1mmよりも大きくすると、アブゾーブ壁面(5)の最大の撓み変形時に於いても、リブ(7)同士が接触せず、リブ(7)同士の干渉が行われなくなる事がある。
上述の如き実施例1のフューエルデリバリパイプでは、エンジンの吸気管又は気筒への噴射ノズルからの燃料噴射によってフューエルデリバリパイプ本体(1)の内部が急激に減圧されたり、燃料噴射の停止によって圧力波が生じ、フューエルデリバリパイプ本体(1)の内部に圧力脈動を生じると、アブゾーブ壁面(5)が撓み変形して内容積を変化させる事により、この圧力脈動が吸収され、圧力脈動や騒音の伝達・伝播が抑制される。
また、このアブゾーブ壁面(5)の撓み変形に伴って、このアブゾーブ壁面(5)の撓み変形の振動とは逆位相で振動する両側壁(3)に設けた2組のリブ(7)が、互いに当接と離間を繰り返す事で干渉し合う。この干渉の反力によりリブ(7)を突設した両側壁(3)の変形が抑制される事で、その振動が次第に減衰され、結果的にアブゾーブ壁面(5)の振動も減衰されるものとなる。このアブゾーブ壁面(5)の振動の減衰により、燃料の噴射後に噴射ノズルのスプールが弁座等に着座した際に生じるカチカチ音等、数kHz以上の高周波音によって、アブゾーブ壁面(5)が振動して高周波音を増幅する事がないものとなる。そして、この高周波音だけでなく、低周波音等を含む全て帯域の音の外部への放射を小さく抑える事ができる。
また、このような放射音の低減効果に優れる手段を、フューエルデリバリパイプ本体(1)の壁面に、ろう付け又は溶接等によりリブ(7)を接続固定するだけで形成でき、高度な製作技術や高価な材料を必要とせず、またパルセーションダンパーや振動吸収用のクリップ等の高価な消音部品を使用する必要がないものとなる。従って、フューエルデリバリパイプを廉価に得る事ができるとともに、嵩張りも少なく、重量の増大も抑制して、コンパクトで軽量で、収納スペースを取らず、レイアウトの自由度の高い製品を得る事ができる。
上記実施例1では、非アブゾーブ壁面である両側壁(3)の外周面に、一対のリブ(7)を2組設けているが、図4に示す実施例2では、ソケット(4)の非形成側のアブゾーブ壁面(5)の内周面に、一対のリブ(7)を突設している。この場合も、一方リブ(7)と他方リブ(7)とを微小な間隙(6)を介して近接して配置し、ろう付けや溶接によりアブゾーブ壁面(5)の内周面に接続固定している。また、本実施例では、一対のリブ(7)とソケット(4)とが互いに干渉しないように、図4に示す如く、ソケット(4)を中央部から離間した位置に接続している。勿論、一対のリブ(7)の取付壁面とソケット(4)の取付壁面との間隔が十分に広く、リブ(7)とソケット(4)とが干渉する可能性がない場合は、リブ(7)及びソケット(4)の双方を、中央部に設けても良い。
実施例2の如き構成では、アブゾーブ壁面(5)の外方への撓み変形に伴って、リブ(7)が互いに突き当たって干渉し、アブゾーブ壁面(5)の復元に伴ってリブ(7)同士が離間する。このようにアブゾーブ壁面(5)の振動に伴って、リブ(7)同士が干渉する事により、アブゾーブ壁面(5)の振動が次第に減衰され、低周波音から高周波音までを含む全ての帯域の音によるアブゾーブ壁面(5)の振動を防止して、実施例1と同様に、低周波音から高周波音までを含む全ての帯域の音の外部への放射を抑制する事ができる。また、フューエルデリバリパイプ本体(1)の内部空間にリブ(7)を設ける事により、フューエルデリバリパイプ本体(1)の嵩張りを、より少なくする事が可能となり、レイアウトの自由度が更に向上するものとなる。
上記実施例1、実施例2では、2枚の板部材を近接配置して、一対のリブ(7)を形成しているが、図5に示す実施例3では、一枚の板部材を折曲部(11)を介して二つ折りし、各折り返し片の表面を互いに当接配置し、折曲部(11)をアブゾーブ壁面(5)の内周面にろう付けや溶接等により接続固定する事で、一対のリブ(7)を形成している。
このような構成であっても、アブゾーブ壁面(5)の外方への撓み変形時は、その内周面に設けた一対のリブ(7)が、互いの当接力を増す事で干渉し合い、アブゾーブ壁面(5)の外方への変形を抑制し、アブゾーブ壁面(5)の振動を減衰させる。これにより、アブゾーブ壁面(5)による高周波音等の増幅を防止して、低周波音から高周波音まで全ての帯域の音の外部への放射を抑制する事ができる。また、二つ折りした板部材の折曲部(11)のみをアブゾーブ壁面(5)に接続固定するだけなので、ろう付けや溶接の作業工程がより少なくなり、一対のリブ(7)の位置合わせ等を行う必要がなく、容易な製作が可能となる。尚、実施例3では、一対のリブ(7)に間隙(6)を設けずに当接させているが、板部材をU字形やコ字形等に折曲して、一対のリブ(7)間に適宜の間隙(6)を設けて形成しても良く、リブ(7)と取付壁面との接触面積が多くなって接続安定性を高める事が可能となる。
図6に示す実施例4では、断面形状がコ字状で箱形の一対の金属製板部材を互いに接続固定してフューエルデリバリパイプ本体(1)を形成している。そして、アブゾーブ壁面(5)の内周面に、2枚の板部材を近接配置して接続固定し、一対のリブ(7)を突設している。このようにフューエルデリバリパイプ本体(1)を2つの部材で形成する事により、アブゾーブ壁面(5)の内周面へのリブ(7)の接続固定が容易なものとなる。
図7に示す実施例5では、L字形に折曲した2枚の部板材を近接配置して一対のリブ(7)を形成し、一方の折片をアブゾーブ壁面(5)の内周面に面接触させ、ろう付けや溶接等により接続固定している。このように、各リブ(7)をL字形としてアブゾーブ壁面(5)と広い接触面積で接続固定する事ができ、一対のリブ(7)の固定安定性を、より向上させる事が可能となる。
上記各実施例では、板部材のみで一対のリブ(7)を形成しているが、図8、図9に示す実施例6では、側面L字形の板部材から成る支持リブ(12)と、側面円弧状の板状ばね部材から成る突当リブ(13)とで一対のリブ(7)を形成している。まず、側面L字形で軸方向に長尺な支持リブ(12)をアブゾーブ壁面(5)の外周面の中央部にろう付け又は溶接により接続固定する。そして、この支持リブ(12)とアブゾーブ壁面(5)との間に、側面円弧状で長尺な突当リブ(13)を、支持リブ(12)とアブゾーブ壁面(5)とを押圧付勢するよう配置し、支持リブ(12)の上端に突当リブ(13)の一端をろう付けや溶接により接続固定し、突当リブ(13)の他端を、アブゾーブ壁面(5)の外周面に非固定的に、付勢力により付勢させて当接させている。この非固定的な当接により、アブゾーブ壁面(5)の変形に伴ってその表面上を突当リブ(13)の他端が幅方向に適宜移動可能なものとなっている。
このようなリブ(7)では、アブゾーブ壁面(5)の内方への撓み変形を生じると、アブゾーブ壁面(5)が突当リブ(13)を押し縮めようとするが、その際に支持リブ(12)に突当リブ(13)の強い突当力(復元力)が対向方向に作用して、支持リブ(12)と突当リブ(13)とが干渉する反作用で、アブゾーブ壁面(5)の内方への変形が抑制される。また、アブゾーブ壁面(5)の外方への撓み変形を生じると、アブゾーブ壁面(5)に付勢されて当接した突当リブ(13)とアブゾーブ壁面(5)との摩擦力により、アブゾーブ壁面(5)の外方への変形が抑制され、アブゾーブ壁面(5)の振動を次第に減衰させる事ができる。従って、アブゾーブ壁面(5)による高周波音等の増幅が抑制され、低周波音から高周波音まで全ての帯域の音の外部への放射を小さく抑える事ができる。
上記実施例6では、長尺な支持リブ(12)と長尺な突当リブ(13)とから成る一対のリブ(7)のみを設けているが、図10に示す実施例7では、側面L字形で短尺な支持リブ(12)と、側面円弧状で短尺な板状ばね部材から成る突当リブ(13)とから成る一対のリブ(7)を、アブゾーブ壁面(5)の中央部に、所望間隔を介して複数組、一直線上に設けている。この場合、ソケット(4)の対向位置に各々リブ(7)を配設する事により、各ソケット(4)の対向部でのアブゾーブ壁面(5)の振動を減衰して、各ソケット(4)に接続した噴射ノズルのスプールが弁座等に着座した際に生じる高周波音だけでなく、低周波音等も含む全ての帯域の音の増幅を、良好に防止する事ができる。勿論、ソケット(4)の非対向位置にリブ(7)を設けた場合であっても、アブゾーブ壁面(5)の振動を減衰して、低周波音から高周波音までを含む全ての帯域の音の外部への放射を小さく抑える事が可能となる。
また、図11に示す実施例8では、側面L字形の長尺な支持リブ(12)を一本のみアブゾーブ壁面(5)に接続固定し、この長尺な支持リブ(12)に、側面円弧状の線状のばね部材製の突当リブ(13)を間隔を介して複数接続し、一対のリブ(7)を構成している。このようなリブ(7)であっても、支持リブ(12)と突当リブ(13)との干渉により、アブゾーブ壁面(5)の振動を減衰して、放射音の低減が可能となる。また、突当リブ(13)に線状ばね部材を用いる事により、材料費の低減やリブ(7)の単純化が可能となる。
また、図12に示す実施例9では、アブゾーブ壁面(5)の外周面に接続固定した側面L字形の長尺な支持リブ(12)に、側面円弧状の短尺な板状ばね部材製の突当リブ(13)を間隔を介して複数接続し、一対のリブ(7)を構成している。
上記実施例8、実施例9の如きリブ(7)であっても、支持リブ(12)と突当リブ(13)との干渉により、アブゾーブ壁面(5)の振動を減衰して、放射音の低減が可能となる。また、支持リブ(12)を長尺とする事により、突当リブ(13)への支持を安定して行う事ができる。また、突当リブ(13)に線状ばね部材や短尺な板状ばね部材を用いる事により、製品の低コスト化等が可能となる。
また、図8〜図12に示す実施例6〜実施例9では、支持リブ(12)と突当リブ(13)から成るリブ(7)を、アブゾーブ壁面(5)の外周面に設けているが、他の異なる実施例として、実施例6〜実施例9の如き形状のリブ(7)を、アブゾーブ壁面(5)の内周面に設けても良い。この場合も、リブ(7)によってアブゾーブ壁面(5)の振動を減衰して、低周波音から高周波音まであらゆる帯域の音の放射を抑制する事が可能であるとともに、嵩張りの少ない製品を得る事ができる。
本発明の実施例1のフューエルデリバリパイプの斜視図。 図1のA−A線断面図。 一対のリブの干渉状態を示す断面図。 本発明の実施例2のフューエルデリバリパイプの断面図。 本発明の実施例3のフューエルデリバリパイプの断面図。 本発明の実施例4のフューエルデリバリパイプの断面図。 本発明の実施例5のフューエルデリバリパイプの断面図。 本発明の実施例6のフューエルデリバリパイプの斜視図。 図8のB−B線断面図。 本発明の実施例7のフューエルデリバリパイプの斜視図。 本発明の実施例8のフューエルデリバリパイプの斜視図。 本発明の実施例9のフューエルデリバリパイプの斜視図。
符号の説明
1 フューエルデリバリパイプ本体
5 アブゾーブ壁面
7 リブ
12 支持リブ
13 突当リブ

Claims (9)

  1. 噴射ノズルを備え燃料タンクへの戻り回路が設けられていないリターンレスタイプのフューエルデリバリパイプ本体に燃料導入管を接続し、この燃料導入管を、床下配管を介して燃料タンクに連結したフューエルデリバリパイプに於て、フューエルデリバリパイプ本体の少なくとも一つの壁面を可撓性のアブゾーブ壁面とし、このアブゾーブ壁面の内周面若しくは外周面及び/又は非アブゾーブ壁面の内周面若しくは外周面に、フューエルデリバリパイプ本体の管軸方向に、互いに近接又は当接して配置した一対のリブを、一組又は複数組突設し、燃料噴射によるアブゾーブ壁面の振動及びこの振動と逆位相で振動する非アブゾーブ壁面の振動に伴って一対のリブが互いに突き当って干渉する事で、アブゾーブ壁面及び/又は非アブゾーブ壁面であるリブ取付壁面の変形を抑制し、アブゾーブ壁面の振動を減衰させる事を特徴とするフューエルデリバリパイプ。
  2. 一対のリブは、2枚の板部材を近接若しくは当接して配置し、リブ取付壁面に接続固定するか又は一枚の板部材を二つ折りし、その折曲部をリブ取付壁面に接続固定して形成し、アブゾーブ壁面の振動及びこの振動と逆位相で振動する非アブゾーブ壁面の振動に伴って一対のリブが互いに突き当って干渉する事で、アブゾーブ壁面及び/又は非アブゾーブ壁面であるリブ取付壁面の変形を抑制し、アブゾーブ壁面の振動を減衰させる事を特徴とする請求項1のフューエルデリバリパイプ。
  3. 一対のリブは、リブ取付壁面に突設した板状の支持リブと、この支持リブに対向して支持リブの上端に一端を接続固定するとともに、他端側をリブ取付壁面に非固定的に当接させてこれを押圧付勢する板状又は線状ばね部材製の突当リブとから成り、アブゾーブ壁面の振動及びこの振動と逆位相で振動する非アブゾーブ壁面の振動に伴って、支持リブに突当リブの突当力を対向方向に作用させて一対のリブ同士が干渉する事で、アブゾーブ壁面及び/又は非アブゾーブ壁面であるリブ取付壁面の変形を抑制し、アブゾーブ壁面の振動を減衰させる事を特徴とする請求項1又は2のフューエルデリバリパイプ。
  4. 一対のリブは、取付壁面の全長の1/2〜1の長さを有した事を特徴とする請求項1、2又は3のフューエルデリバリパイプ。
  5. 一対のリブは、取付壁面の1/2よりも短尺に形成し、同軸方向に一組又は間隔を介して複数組を配設した事を特徴とする請求項1、2又は3のフューエルデリバリパイプ。
  6. 一対のリブは、一方リブを取付壁面の全長の1/2〜1の長さで形成し、他方リブを取付壁面の1/2よりも短尺とし、この他方リブを一方リブと近接又は当接させて間隔を介して複数個配設した事を特徴とする請求項1、2又は3のフューエルデリバリパイプ。
  7. 一対のリブは、形成高さを3mm〜20mmとした事を特徴とする請求項1、2又は3のフューエルデリバリパイプ。
  8. 一対のリブは、一方リブ及び他方リブの板厚の合計を2〜4mmとした事を特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7のフューエルデリバリパイプ。
  9. 一対のリブは、一方リブ及び他方リブとを0mm〜1mmの間隙を介して配設した事を特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8のフューエルデリバリパイプ。
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