JP4173185B1 - 携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯端末10は、連結部13が、上筐体12に連結されて第1回動軸31を中心に上筐体12に対して回動するとともに、上筐体12の短手方向端部に連結されて第1回動軸31と直交する第2回動軸32を中心に上筐体12に対して回動し、連結部13において上筐体12と連結する面に沿って凸部41を形成し、下筐体11および上筐体12が第2回転軸32を中心として回動して閉じたとき、凸部41の案内部42と上筐体12に設けられた凹部44とが嵌合するよう構成されている。
【選択図】図5
Description
一方、特許文献1によれば、連結部は、第1回動軸と、第1回動軸の中央部以外の箇所に連結され、第1回動軸と交差する方向において、上筐体と連結される第2回動軸とを有するものが開示されている。
特許文献1の携帯端末においては、横開きするときに、下筐体の長手方向中央部に設けられた凸部と、上の長手方向中央部に設けられた緩衝部材とを係合させる携帯端末が提案されている。この構成によれば、携帯端末を横開きするときに、第2回動軸の回動を規制することにより、横開き状態が安定するとされている。
また、閉じ状態においても上筐体に外力が加わると、第2回動軸に外力が集中してしまう。
よって、第1筐体および第2筐体が横開きに開いた状態から第2回動軸を軸にして閉じたときに、第1嵌合部に第2嵌合部を嵌合させて、連結部に対して第2筐体を規定位置に案内できる。
また、第1嵌合部および第2嵌合部が第2筐体の短手方向における中心を跨った所定の長さで形成されているため、第1筐体および第2筐体を閉じたときおよび開いた状態において、第2回動軸と、第1嵌合部および第2嵌合部の嵌合によって、より確実に第2筐体の位置を安定できるとともに第1筐体および第2筐体を閉じた状態における捩れを防止できる。
さらに、第1筐体あるいは第2筐体に外力が加わっても第2回動軸に負荷が集中することを防いで、第2回動軸が破損することを防止できる。
したがって、落下による負荷が第2回動軸に集中することを防いで、第2回動軸の破損を防止できる。
図1〜図3に示すように、第1実施形態に係る携帯端末10は、下筐体(第1筐体)11と、下筐体の上側に設けられた上筐体(第2筐体)12と、下筐体11および上筐体12を連結した連結部13と、下筐体11および上筐体12を案内保持部15(図3(A)参照)と、上筐体12を閉じた状態に係止する係止部16(図3(B)参照)とを備えている。
上筐体12は、表面27に表示部(LCD)28が備えられている。
以下、案内保持部15を図5〜図6に基づいて詳しく説明する。
これにより、下筐体11あるいは上筐体12に外力が加わっても第2回動軸部材34(図3(A)参照)に負荷が集中することを防いで、第2回動軸部材34が破損することを防止できる。
凸部44の長さLに合わせて、凹部44も所定長さLで形成されている。
係止部16は、図4に示すように、連結部13の上筐体連結面33Bにおいて、一対の係合部が設けられて上筐体12を係止するものである。
ロックボタン51をリターンスプリング54のばね力に抗して矢印B方向にスライド移動させることで、ロックボタン51が係合孔52から外れる。これにより、上筐体12を手動で第2回動軸32を中心にして横に開くことができる。
この構成により、上筐体12と下筐体11とが重なる閉状態において、一対の係合部51、52による係合を外さない限り、第2回転軸を中心とする回動が規制され、不用意に第2筐体が第2回転軸まわりに回転することを防ぐことができる。
また、本実施形態で例示した凸部41、案内部42、案内爪部43および凹部44などの形状は適宜変更が可能である。
11 下筐体(第1筐体)
12 上筐体(第2筐体)
13 連結部
15 案内保持部
16 係止部
23 操作部
28 表示部
31 第1回動軸
32 第2回動軸
33 第1回動軸部材
33B 連結部において上筐体が連結される面(上筐体連結面)
34 第2回動軸部材
41 凸部
42 案内部
43 案内爪部
44 凹部
49 第1回動部材における上筐体に対面する端面の長手方向の中心
L 所定長さ
Claims (4)
- 操作部を備えた第1筐体と、
表示部を備えた第2筐体と、
前記第1筐体と前記第2筐体とを回動可能に連結する連結部と、を備えた携帯端末において、
前記連結部は、前記第1筐体に連結されて第1回動軸を中心に前記第1筐体に対して回動する第1回動軸部材と、
前記第2筐体の短手方向端部に連結されて前記第1回動軸と直交する第2回動軸を中心に前記第2筐体に対して回動する第2回動軸部材とからなり、
前記連結部は前記第2筐体と連結する面に第1嵌合部を形成し、
前記第2筐体は、前記連結部と連結する面に第2嵌合部を形成し、
前記第1嵌合部および前記第2嵌合部は、それぞれ前記第2筐体の短手方向における中心を跨った所定の長さで形成され、
前記第2筐体が前記第2回動軸を中心として回動して前記連結部と前記連結面で重なったとき、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部が嵌合するよう構成したことを特徴とする携帯端末。 - 前記第1嵌合部は、前記連結部に形成された凸部であり、
前記第2嵌合部は、前記第2筐体の前記表示部面に形成された凹部であることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。 - 前記第1嵌合部は案内部と案内爪部により一体に形成されて、前記第2筐体に形成された前記第2嵌合部と、前記案内爪部が嵌合するよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
- 操作部を備えた第1筐体と、
表示部を備えた第2筐体と、
前記第1筐体と前記第2筐体とを回動可能に連結する連結部と、を備えた携帯端末において、
前記連結部は、前記第1筐体に連結されて第1回動軸を中心に前記第1筐体に対して回動する第1回動軸部材と、
前記第2筐体の短手方向端部に連結されて前記第1回動軸と直交する第2回動軸を中心に前記第2筐体に対して回動する第2回動軸部材と、からなり、
前記連結部の前記第2筐体と連結する面に第1嵌合部と、
前記第2筐体の前記連結部と連結する面に第2嵌合部と、
前記第2筐体の前記連結部が連結される面において、前記第2回動軸部材で連結される部分と反対端部に第1係合部と、
前記連結部の前記第2筐体が連結される面において、前記第2回動軸部材で連結される部分と反対端部に第2係合部と、を備え、
前記第1嵌合部および前記第2嵌合部は、それぞれ前記第2筐体の短手方向において所定の長さで形成され、
前記第1嵌合部は、前記第2係合部と前記第2回動軸部材で連結される部分との間に形成され、
前記第2嵌合部は、前記第1係合部と前記第2回動軸部材で連結される部分との間に形成され、
前記第2筐体が前記第2回動軸を中心として回動して前記連結部と前記連結面で重なったとき、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部が嵌合し、
前記第2筐体が前記第2回動軸を中心として回動して前記連結部と前記連結面で重なったとき、前記第1係合部と第2係合部が係合するよう構成した携帯端末。
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