JP4169173B2 - 車載用電源装置及び車載装置 - Google Patents

車載用電源装置及び車載装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載用電源装置およびこの車載用電源装置を含む車載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気自動車、および、ハイブリッド車においては、車輪を動かすモータおよびモータドライブ回路の他に、車載機器(以下補機と称する)を駆動するための車載用電源装置を備える。補機には、各種灯器、冷暖房装置、ラジオ等の各種の機器が含まれている。これらの補機は、充電可能な補機用直流電源から電力供給を受けて動作する。車載用電源装置は、主に、上述した補機用直流電源を充電すると共に、補機用直流電源と一緒になって、補機に電力を供給するために用いられる。車載用電源装置は、DCーDCコンバータを含み、車輪駆動モータのための主電源(メインバッテリ)から、主電源投入スイッチ(イグニッションスイッチ)を経て供給される直流電力をスイッチングし、かつ、電圧値の異なる直流電圧に変換して、補機および補機用直流電源に供給する。
【0003】
補機用直流電源の端子電圧および車載用電源装置の直流出力電圧は、通常は、補機に見合った電圧値に保たれている。ところが、DCーDCコンバータの故障等のために、過電圧状態になることがある。過電圧状態になると、補機用直流電源および補機にダメージを与えることになるので、通常は、車載用電源装置に過電圧保護回路を備える。
【0004】
過電圧保護回路としては、種々の回路構成が提案されているが、基本的には、車載用電源装置の直流出力電圧を、抵抗分圧回路によって検出し、検出された電圧信号を、基準電圧信号と比較し、電圧検出信号が基準電圧信号よりも高くなった時に、過電圧検出信号を出力する。そして、この過電圧検出信号を、制御回路に供給し、制御回路によって、DCーDCコンバータの動作を停止させる。
【0005】
上述したように、車載用電源装置は、補機用直流電源を充電すると共に、補機用直流電源と一緒になって、補機に電力を供給するために用いられるものであるので、車載用電源装置の直流出力側には、常に、補機用直流電源が接続された状態になっている。車載用電源装置の直流出力側には、直流出力電圧を検出する抵抗分圧回路が接続されているので、主電源投入スイッチをオフにした状態でも、抵抗分圧回路に電流が流れ、補機用直流電源の放電を招く。このため、車の不使用期間が長期にわたった場合には、補機用直流電源の放電が、使用不能の状態まで進んでしまうことがある。
【0006】
更に、補機用の補機用直流電源が接続された状態になっている直流出力側に、直流出力電圧を検出する抵抗分圧回路が接続されているので、主電源投入スイッチがオフになっていても、抵抗分圧回路から過電圧保護回路に対して、電圧検出信号が入力されている。これに対して、電圧検出信号と対比される基準電圧信号は、主電源投入スイッチによってオン、オフされる直流入力電圧を利用して生成される。このため、車載装置の初期起動または再起動時に過電圧保護回路が誤動作を生じることがある。
【0007】
実際の回路では、電圧検出のための分圧抵抗回路のみならず、基準電圧を作るための回路等が含まれてることがあり、このような場合には、補機用直流電源の放電は更に進む。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、補機用直流電源および補機等を、過電圧から保護する過電圧保護機能を有する車載用電源装置を提供することである。
【0009】
本発明のもう一つの課題は、主電源投入スイッチ(イグニッションスイッチ)がオフになっているとき、過電圧保護回路による補機用直流電源の放電作用を完全に阻止し得る車載用電源装置を提供することである。
【0010】
本発明の更にもう一つの課題は、最小限の回路変更によって、過電圧保護回路による補機用直流電源の放電作用を完全に阻止し得る車載用電源装置を提供することである
本発明の更にもう一つの課題は、車の不使用時の補機用直流電源の放電を確実に阻止し得る車載用電源装置を提供することである。
【0011】
本発明の更にもう一つの課題は、遮断電流が微小であり、小容量のスイッチ素子を用い得る車載用電源装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明に係る車載用電源装置は、少なくとも一対の入力端子と、少なくとも一対の出力端子と、DCーDCコンバータと、制御回路と、過電圧保護回路と、スイッチ手段とを含む。
【0013】
前記DCーDCコンバータは、前記一対の入力端子に主電源投入スイッチを介して供給される直流入力電圧を、異なる電圧値を持つ直流電圧に変換して、前記一対の出力端子に供給する。前記制御回路は、前記DCーDCコンバータを制御する。
【0014】
前記過電圧保護回路は、前記DCーDCコンバータから前記一対の出力端子に供給される前記直流出力電圧を検出して電圧検出信号を生成するとともに、前記電圧検出信号を前記基準電圧信号と比較して過電圧検出信号を生成し、前記過電圧検出信号を前記制御回路に供給する。
【0015】
前記スイッチ手段は、前記主電源投入スイッチと連動し、前記DCーDCコンバータの出力側と前記過電圧保護回路との間に形成される電気回路を開閉する。
【0016】
上述した車載用電源装置において、一対の入力端子に供給される直流入力電圧は、DCーDCコンバータにより、異なる電圧値を持つ直流電圧に変換され、一対の出力端子に供給される。一対の入力端子に供給される直流入力電圧は、従来と同様に、車輪駆動用モータ、および、その駆動回路のために備えられた主電源(メインバッテリ)から供給される。一対の出力端子には、通常の構成に従って、補機用直流電源および補機が接続されている。DCーDCコンバータは補機用直流電源および補機に適した電圧値を持つ直流電圧を出力する。補機用直流電源はDCーDCコンバータから供給される直流出力電圧によって充電される。補機は、主に、補機用直流電源を電源として動作する。
【0017】
過電圧保護回路は、DCーDCコンバータから一対の出力端子に供給される直流出力電圧を検出して電圧検出信号を生成する。DCーDCコンバータの故障等で、直流出力電圧が過電圧状態になると、電圧検出信号が上昇する。そして、電圧検出信号が基準電圧信号よりも高くなった時に、過電圧検出信号を出力する。この過電圧検出信号を、制御回路に供給し、制御回路によって、DCーDCコンバータの動作を停止させる。
【0018】
スイッチ手段は、主電源投入スイッチと連動し、DCーDCコンバータの出力側と過電圧保護回路との間に形成される電気回路を開閉する。この回路構成によれば、車の不使用期間が長期にわたった場合でも、過電圧保護回路に含まれる電気回路、例えば、直流出力電圧検出用の抵抗分圧回路による補機用直流電源の放電が、完全に阻止される。
【0019】
しかも、主電源投入スイッチのオン、オフを利用して、スイッチ手段をオン、オフさせることができるから、専用のスイッチが不要であり、最小限の回路変更によって、過電圧保護回路による補機用直流電源の放電作用を完全に阻止し得る。
【0020】
スイッチ手段は、主電源投入スイッチと連動するので、主電源投入スイッチをオフにすれば、スイッチ手段も必ずオフになる。即ち、スイッチ手段の切れ忘れを生じる余地がないから、車の不使用時の補機用直流電源の放電を確実に阻止することができる。
【0021】
また、スイッチ手段は、DCーDCコンバータの出力側と過電圧保護回路との間に形成される電気回路を開閉するので、遮断電流が微小であり、小容量のスイッチ素子を用いることができる。
【0022】
一つの態様として、前記過電圧保護回路は、電圧検出回路と、比較器とを含む。前記電圧検出回路は、前記スイッチ手段を介して、前記DCーDCコンバータの出力側に接続され、前記前記DCーDCコンバータの出力側に現れる前記直流出力電圧を検出する。前記比較器は、前記直流出力電圧検出信号と、基準電圧とを比較して、前記直流出力電圧が前記基準電圧よりも高いときに、前記過電圧検出信号を出力する。この回路構成によれば、電圧検出回路による補機用直流電源の放電、それに伴う電力消費が完全に阻止される。
【0023】
上記構成をとる場合、前記基準電圧は、前記主電源投入スイッチの投入と同期して立ち上がり、前記スイッチ手段は、前記基準電圧が前記電圧検出信号の定常レベルよりも高くなった後にオンとなるよう構成することが、望ましい。この構成によれば、初期起動及び再起動における過電圧保護回路の誤動作を回避することができる。
【0024】
本発明の他の目的、構成及び利点については、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面は、単に、例示に過ぎない。
【0025】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る車載用電源装置を用いた車載装置の電気回路図である。図示された車載装置は、主電源1と、主電源投入スイッチ2Aと、モータドライブ回路3と、モータ4と、車載用電源装置5とを含む。主電源1は、バッテリを含む。モータドライブ回路3は、主電源1から、主電源投入スイッチ2Aを介して供給される直流電力をモータ4に供給する。モータ4は、車輪駆動源として用いられる。内燃機関を有する車またはハイブリッド車においては、モータドライブ回路3及びモータ4の代わりに、または、これらとともに、内燃機関を有する。これらの場合、主電源投入スイッチ2Aはイグニッションスイッチとして用いられる。
【0026】
電源装置5は、少なくとも一対の入力端6、7と、少なくとも一対の出力端子8、9と、DCーDCコンバータ10と、制御回路11と、過電圧保護回路12と、スイッチ手段2Bとを含む。更に、実施例では、補機用直流電源13および補機14が図示されている。補機用直流電源13は充電可能な二次バッテリである。
【0027】
DCーDCコンバータ10は、入力端6、7に供給される直流入力電圧Vinを、異なる電圧値を持つ直流電圧V0に変換して出力端子8、9に供給する。出力端子8は高電位側出力ライン71に接続され、出力端子9は低電位側出力ライン72に接続されている。DCーDCコンバータ10は、主電源投入スイッチ2Aを介して、主電源1から直流入力電圧Vinの供給を受ける。図示は、DCーDCコンバータ10を、主電源投入スイッチ2Aに直接に接続した例を示してあるが、主電源投入スイッチ2Aのオン、オフ信号によって動作する他のスイッチを利用してもよい。制御回路11は、DCーDCコンバータ10を制御する。
【0028】
過電圧保護回路12は、DCーDCコンバータ10から出力端子8、9に供給される直流出力電圧V0を検出し、過電圧検出信号V2を生成し、過電圧検出信号V2を制御回路11に供給する。
【0029】
過電圧保護回路12は、比較器121を含むことができる。比較器121は、入力端(+)に電圧検出信号V1が供給され、入力端(−)に基準電圧信号Vr1が供給される。そして、電圧検出信号V1の電圧値が、基準電源から供給される基準電圧信号Vr1の電圧値よりも高いとき、即ち、V1>Vr1のとき、過電圧である旨の過電圧検出信号V2を生成する。基準電源は直流入力電圧Vinまたは直流出力電圧V0から得ることができる。
【0030】
比較器121の出力端と、入力端(+)との間にはダイオード124が接続されている。このダイオード124は比較器121の自己保持動作のために付加されたものである。実施例において、抵抗122、123によって、直流出力電圧V0を分圧し、その分圧電圧を、電圧検出信号V1として、入力端(+)に供給する。
【0031】
スイッチ手段2Bは、主電源投入スイッチ2Aと連動し、DCーDCコンバータ10の出力側と過電圧保護回路12との間に形成される電気回路を開閉する。即ち、スイッチ手段2Bは、車輪駆動装置に対して、主電源を供給するために備えられた主電源投入スイッチ2Aがオンになったときにオンとなり、主電源投入スイッチ2Aがオフになったときにオフになる。実施例において、スイッチ手段2Bは、高電位側出力ライン71と、抵抗122及び抵抗123の直列回路で構成される電圧検出回路の一端との間に接続されている。抵抗分圧回路以外の電気回路であっても、補機用直流電源13に対する放電回路を構成する回路であれば、本発明は適用できることはいうまでもない。
【0032】
次に、主電源投入スイッチ2Aが閉じている場合の動作を、図2を参照して説明する。入力端6、7に供給される直流入力電圧Vinは、DCーDCコンバータ10により、異なる電圧値を持つ直流電圧V0に変換され、出力端子8、9に供給される。入力端6、7に供給される直流入力電圧Vinは、従来と同様に、車輪駆動用モータ4、および、モータドライブ回路3等のために備えられた主電源(メインバッテリ)1から供給される。出力端子8、9には、通常の構成に従って、補機用直流電源13および補機14が接続されている。DCーDCコンバータ10は補機用直流電源13および補機14に適した電圧値を持つ直流電圧V0を出力する、補機用直流電源13はDCーDCコンバータ10から供給される直流出力電圧V0によって充電される。補機14は、主に、補機用直流電源13を電源として動作する。補機14には、各種灯器、冷暖房装置、ラジオ等の各種の機器が含まれる。
【0033】
主電源投入スイッチ2Aが閉じられた場合、これに連動して、スイッチ手段2Bが閉じる。従って、高電位側出力ライン71と低電位側出力ライン72との間には、直流出力電圧V0を検出する抵抗122、123の直列回路が構成される。過電圧保護回路12は、DCーDCコンバータ10から出力端子8、9に供給される直流出力電圧V0を検出して電圧検出信号V1を生成する。直流出力電圧V0が正常値にある場合は、電圧検出信号V1は基準電圧信号Vr1よりも低くなっており、比較器121の出力は低レベル(論理値0とする)にある。この状態は、過電圧が生じていないことに対応する。
【0034】
DCーDCコンバータ10の故障等で、直流出力電圧V0が、例えば、t1時(図2(a)参照)に過電圧状態になると、電圧検出信号V1が上昇する。そして、電圧検出信号V1が基準電圧信号Vr1よりも高くなった時に、比較器121が反転動作をし、論理値1の過電圧検出信号V2を出力する。この過電圧検出信号V2を、制御回路11に供給し、制御回路11によって、DCーDCコンバータ10の動作を停止させる。比較器121の出力端と入力端(+)との間には、ダイオード124が接続されているので、出力端に論理値1の過電圧検出信号V2を生じた場合、この論理値1の過電圧検出信号V2は、ダイオード124を通して、入力端(+)に供給される。従って、過電圧検出信号V2が一旦出力された後、電圧検出信号V1が論理値0に縮退したとしても、比較器121の出力である過電圧検出信号V2は、論理値1を維持する(図2(b)参照)。
【0035】
次に、主電源投入スイッチ2Aが切られた(オフ)場合、スイッチ手段2Bは、主電源投入スイッチ2Aと連動し、オフになる。これにより、直流出力電圧V0を検出するために備えられた抵抗分圧回路122、123が、オープン回路となる。従って、車の不使用期間が長期にわたった場合でも、直流出力検出用の抵抗分圧回路122、123による補機用直流電源13の放電が完全に阻止される。このため、主電源投入スイッチ2Aがオフになっているとき、過電圧保護回路12による補機用直流電源13の放電作用を完全に阻止し得る。
【0036】
主電源投入スイッチ2Aのオン、オフの信号は、車載装置の各種動作の基本信号として従来より利用されている。本発明において、このオン、オフ信号を利用して、スイッチ手段2Bを主電源投入スイッチ2Aに連動させることができる。従って、最小限の回路変更によって、過電圧保護回路12による補機用直流電源13の放電作用を完全に阻止し得る。
【0037】
しかも、スイッチ手段2Bは、主電源投入スイッチ2Aと連動するので、主電源投入スイッチ2Aをオフにすれば、スイッチ手段2Bも必ずオフになる。即ち、スイッチ手段2Bの切れ忘れを生じる余地がないから、車の不使用時の補機用直流電源13の放電を確実に阻止することができる。
【0038】
更に、スイッチ手段2Bは、DCーDCコンバータ10の出力側と過電圧保護回路12との間に形成される電気回路、例えば電圧検出用の抵抗分圧回路122、123を開閉するので、遮断電流が微小であり、小容量のスイッチ素子を用いることができる。
【0039】
比較器121において、電圧検出信号V1と、基準電圧Vr1とを比較して、過電圧検出信号V2を生成する回路構成を採用する場合、主電源投入スイッチ2Aの投入と同期して基準電圧Vr1が立ち上がり、スイッチ手段2Bは、基準電圧Vr1が電圧検出信号の定常レベルよりも高くなった後にオンとなるように構成することが望ましい。この構成によれば、初期起動及び再起動における過電圧保護回路12の誤動作を回避することができる。次にこの点について、図3を参照して説明する。
【0040】
主電源投入スイッチ2Aがt0時に投入された場合(図3(a)参照)、その投入と同期して、比較器121に供給される基準電圧Vr1を立ち上げる(図3(b)参照)。このような回路動作は、主電源投入スイッチ2Aが投入されたときに直ちに動作を開始する補助電源(図示しない)から、基準電圧Vr1を供給することによって実現できる。
【0041】
主電源投入スイッチ2Aと連動させるスイッチ手段2Bは、基準電圧Vr1が電圧検出信号V1の定常レベルVL1よりも高くなったt1時よりは後のt2時にオンとなるよう構成する。従って、スイッチ手段2Bがオンとなるt2時は、主電源投入スイッチ2Aがオンとなるt0時よりも、時間△tだけ遅れる(図3(c)参照)。このような回路動作は、主電源投入スイッチ2Aがオンとなったことを示す信号を、例えば、遅延回路に供給し、遅延回路によって得られた遅延時間をおいて、スイッチ手段2Bをオン動作させることにより、容易に実現することができる。
上記の回路作用によれば、初期起動及び再起動において、スイッチ手段2Bがオンとなるt2時には、過電圧でない限り、必ず、Vr1>V1が成立するから、V1>Vr1となることによる過電圧保護回路12の誤動作を回避することができる。
【0042】
次に、本発明に係る車載用電源装置の他の実施例を、図4〜9を参照して説明する。図4〜9の何れの実施例においても、主電源投入スイッチ2Aと連動し、オフになるスイッチ手段2Bが備えられている。スイッチ手段2Bが、主電源投入スイッチ2Aと連動してオフになると、直流出力電圧V0を検出するために備えられた抵抗分圧回路122、123が、オープン回路となる。従って、車の不使用期間が長期にわたった場合でも、直流出力検出用の抵抗分圧回路122、123による補機用直流電源13の放電が完全に阻止される。このため、主電源投入スイッチ2Aがオフになっているとき、過電圧保護回路12による補機用直流電源13の放電作用を完全に阻止し得る。この点は、図1に示した実施例と同じである。以下、図4〜9の実施例の説明に関しては、図1に示されていない特徴部分を中心にして説明する。
【0043】
図4は本発明に係る車載用電源装置を用いた車載装置の電気回路図である。図4の実施例の特徴は、過電圧保護回路12が、電流検出回路28と、基準電圧設定回路27とを含むことである。図示実施例において、電流検出回路28は、出力端8、9に流れる電流I2またはこれに対応する電流を検出し、電流検出信号Vdを出力する。電流検出信号Vdは、電流I2を電圧に変換して得られた電圧信号である。電流検出回路28としては、各種の電流検出手段を用いることができる。例えば、抵抗を用いた電流検出手段、電流I2によって生じる磁界に応答する電流検出手段等を用いることができる。また、電流検出回路28を、脈動電流、または、交流電流の流れる回路ループ内に挿入した場合は、カレントトランス等を用いることもできる。
【0044】
基準電圧設定回路27は、電流検出回路28によって得られた電流検出信号Vdにより、基準電圧Vrの値を変え、電圧検出信号V1と比較される基準電圧信号Vr1を、比較器121の入力端(−)に供給する。
【0045】
次に、図4に示された実施例の動作を説明する。入力端6、7に供給された直流入力電圧Vinは、DCーDCコンバータ10により、異なる電圧値を持つ直流電圧に変換され、出力端子8、9に供給される。そして、出力端子8、9に現れた直流出力電圧V0が、給電用ケーブル73、74を通して、補機用直流電源13及び補機14に供給される。
【0046】
過電圧保護回路12の電流検出回路28は、出力端8、9に流れる電流I2またはこれに対応する電流を検出する。基準電圧設定回路27は、電流検出回路28によって得られた電流検出信号Vdにより、基準電圧Vrの値を変え、電圧検出信号V1と比較される基準電圧信号Vr1を、比較器121の入力端(−)に供給する。
【0047】
ここで、電流検出信号Vdには、給電用ケーブル73、74の抵抗、接続部分の接触抵抗、及び、給電用ケーブル73、74を流れる電流値の情報が含まれている。従って、電流検出信号Vdによって、比較器121の入力端(−)に供給される基準電圧信号Vr1の値を変えることにより、給電用ケーブル73、74の電圧降下の影響を受けることなしに、高精度の過電圧保護動作を行うことができる。
【0048】
更に具体的に述べると、補機用直流電源13の端子で見た端子電圧は、DCーDCコンバータ10の出力端子8、9で見た端子電圧V0よりも、給電用ケーブル73、74による電圧降下分△V0だけ低くなっている。このことは、出力端子8ー9間で見た端子電圧V0が過電圧に相当する場合でも、補機用直流電源13の端子電圧は、過電圧に至るまで、なお、給電用ケーブル73、74による電圧降下分△V0だけ余裕があることを意味する。
【0049】
電圧降下分△V0は、給電用ケーブル73、74の抵抗と、給電用ケーブル73、74を流れる電流I2とによって定まるから、給電用ケーブル73、74の抵抗値は、その長さ及び種類等によって定まる定数と見ることができる。給電用ケーブル73、74を流れる電流I2は、補機用直流電源13の充電状態、及び、補機14の稼働状態によって変化する。
【0050】
そこで、本発明においては、電流I2を検出して得られた電流検出信号Vdにより、給電用ケーブル73、74における電圧降下分△V0を推定し、基準電圧Vrを、推定された電圧降下分△V0に対応する△Vrだけ上昇させた基準電圧信号Vr1に変える。これにより、V1>Vr1となる電圧検出信号V1の値が、給電用ケーブル73、74による電圧降下分△V0に対応する基準電圧信号の変化分△Vrだけ高くなる。このような回路作用により、補機用直流電源13の端子電圧を検出したのと同様の過電圧保護作用が得られる。
【0051】
しかも、過電圧保護回路12は、出力端子8、9に現れる直流出力電圧V0を検出して電圧検出信号V1を生成する。従って、補機用直流電源13の端子電圧を直接に検出する場合と異なって、検出用ケーブルが不要であり、実装密度の高い車載装置における検出用ケーブル引き回しの困難性、及び、コストアップを回避することができる。
【0052】
図5は本発明に係る車載用電源装置を用いた車載装置の更に別の実施例を示す電気回路図である。図4に現れた構成部分と同一の構成部分については、同一の参照符号を付してある。図5の実施例の特徴は、電流検出回路28が、入力端子6、7に流れる電流I1またはそれに対応する電流を検出するようになっていることである。DCーDCコンバータ10の入力側に流れる電流I1は、出力側に流れる電流I2と対応関係にあるから、DCーDCコンバータ10の入力側に流れる電流I1を検出することによっても、図3に示す回路と同様の作用効果を得ることができる。
【0053】
図6は本発明に係る車載用電源装置を用いた車載装置の更に別の実施例を示す電気回路図である。図4に現れた構成部分と同一の構成部分については、同一の参照符号を付してある。この実施例の特徴は、基準電圧信号設定回路27が、加算回路によって構成されていることである。即ち、基準電圧Vrに対して、電流検出信号Vdを加算することにより、電圧検出信号V1及び基準電圧信号Vr1について、V1>Vr1となる電圧検出信号V1の値が、電流検出信号Vdだけ高くなるように設定される。電流検出信号Vdは給電用ケーブル73、74による電圧降下分△V0に対応する。従って、補機用直流電源13の端子電圧を検出したのと同様の過電圧保護作用が得られる。電流検出回路28は、出力端子8、9を流れる電流I2またはそれに対応する電流を検出するように、DCーDCコンバータの出力側に挿入されている。
【0054】
図7は本発明に係る車載用電源装置を用いた車載装置の更に別の実施例を示す電気回路図である。図5に現れた構成部分と同一の構成部分については、同一の参照符号を付してある。この実施例の特徴は、電流検出回路28を、入力端子6、7に流れる電流I1またはそれに対応する電流を検出するように、DCーDCコンバータの入力側に挿入した回路構成において、基準電圧信号設定回路27を、加算回路によって構成したことである。
【0055】
図8は本発明に係る車載用電源装置を用いた車載装置の具体的な回路構成を示す電気回路図である。図8に示された実施例は、図4に図示された車載用電源装置の具体例に対応する。図4に現れた構成部分と同一の構成部分については、同一の参照符号を付してある。
【0056】
DCーDCコンバータ10は、スイッチング回路101と、トランス102と、整流用ダイオード103、104と、チョークコイル105と、出力平滑用のコンデンサ106とを含んでいる。スイッチング回路101としては、種々の回路構成を採用することができる。例えば、1つのスイッチング素子をトランス102の一次巻線N1に直列に接続し、一次巻線N1を通して供給される直流入力電圧Vinをスイッチング素子でスイッチングする回路構成、または、4つのスイッチング素子をブリッジ接続し、2つのスイッチング素子を対として交互にスイッチングさせ、トランス102の一次巻線N1に、交互に、逆方向の電流を供給して励磁する回路構成を採用することができる。実施例は、スイッチング回路101が後者の回路構成になる例を示している。トランス102の二次巻線N2の中点を、電流検出回路28を介して、低電位側の出力ライン72に結び、二次巻線N2の両端に整流用ダイオード103、104を接続し、ダイオード103、104のカソードを、チョークコイル105の一端に共通に接続してある。チョークコイル105の他端は、高電位側の出力ライン71に接続されている。
【0057】
電流検出回路28は、例えば、ホール素子等でなる電流検出素子281、信号処理回路280、バッファ回路285及び抵抗286等を含んでいる。電流検出素子281によって得られた電流検出信号は、信号処理回路280、バッファ回路285を介して、基準電圧設定回路27に供給される。
【0058】
基準電圧設定回路27は、基準電圧Vrを、抵抗271及び抵抗272の直列回路によって分圧する。電流検出回路28から出力される電流検出信号Vdは、抵抗286を介して、抵抗271及び抵抗272の接続点に供給される。従って、抵抗271及び抵抗272の接続点では、基準電圧Vrを、抵抗271及び抵抗272によって分圧し、抵抗272の端子電圧として取り出される電圧と、電流検出回路28から供給された電流検出信号Vdを、抵抗286及び抵抗272によって分圧し、抵抗272の端子電圧として取り出される電圧とを合成した基準電圧信号Vr1が得られることになる。
【0059】
基準電圧信号Vr1は、既に説明したように、比較器121の入力端(−)に供給され、入力端(+)に供給された電圧検出信号V1と比較される。ここで、基準電圧信号Vr1は、基準電圧Vrを分圧して得られた電圧と、電流検出信号Vdを分圧して得られた電圧とを合成した信号であるから、V1>Vr1となる電圧検出信号V1の値が、電圧降下分△V0に対応する分だけ高くなるように設定される。電流検出信号Vdは給電用ケーブル73、74による電圧降下分△V0に対応する。従って、補機用直流電源13の端子電圧を検出したのと同様の過電圧保護作用が得られる。
【0060】
図9は本発明に係る車載用電源装置を用いた車載装置の具体的な回路構成を示す電気回路図である。図9に示された実施例は、図7に図示された車載用電源装置の具体例に対応する。図7、5に現れた構成部分と同一の構成部分については、同一の参照符号を付してある。図8の実施例と異なる点は、電流検出素子281を構成するカレントトランスを、トランス102の一次巻線N1側であって、スイッチング電流の流れる回路ループに挿入した点である。それ以外の点は、図8に示した回路構成と実質的に同じであるので、説明は省略する。
【0061】
図5〜9の何れの実施例においても、主電源投入スイッチ2Aと連動し、オフになるスイッチ手段2Bが備えられている。スイッチ手段2Bが、主電源投入スイッチ2Aと連動してオフになると、直流出力電圧V0を検出するために備えられた抵抗分圧回路122、123が、オープン回路となる。従って、車の不使用期間が長期にわたった場合でも、直流出力検出用の抵抗分圧回路122、123による補機用直流電源13の放電が完全に阻止される。このため、主電源投入スイッチ2Aがオフになっているとき、過電圧保護回路12による補機用直流電源13の放電作用を完全に阻止し得る。この点は、図1に示した実施例と同じである。
【0062】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
(a)補機用直流電源および補機等を、過電圧から保護する過電圧保護機能を有する車載用電源装置を提供することができる。
(b)主電源投入スイッチ(イグニッションスイッチ)がオフになっているとき、過電圧保護回路による補機用直流電源の放電作用を完全に阻止し得る車載用電源装置を提供することができる。
(c)最小限の回路変更によって、過電圧保護回路による補機用直流電源の放電作用を完全に阻止し得る車載用電源装置を提供することができる。
(d)車の不使用時の補機用直流電源の放電を確実に阻止し得る車載用電源装置を提供することができる。
(e)遮断電流が微小であり、小容量のスイッチ素子を用い得る車載用電源装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車載用電源装置を用いた車載装置の電気回路図である。
【図2】図1に図示された車載装置において、車の主電源投入スイッチが閉じている場合の動作を説明するタイムチャートである。
【図3】図1に図示された車載装置において、主電源投入スイッチと、スイッチ手段との連動動作の一例を示すタイムチャートである。
【図4】本発明に係る車載用電源装置を用いた車載装置の別の実施例を示す電気回路図である。
【図5】本発明に係る車載用電源装置を用いた車載装置の更に別の実施例を示す電気回路図である。
【図6】本発明に係る車載用電源装置を用いた車載装置の更に別の実施例を示す電気回路図である。
【図7】本発明に係る車載用電源装置を用いた車載装置の更に別の実施例を示す電気回路図である。
【図8】本発明に係る車載用電源装置を用いた車載装置の具体的な回路構成を示す電気回路図である。
【図9】本発明に係る車載用電源装置を用いた車載装置の別の具体的な回路構成を示す電気回路図である。
【符号の説明】
1 主電源(メインバッテリ)
2A 主電源投入スイッチ
2B スイッチ手段
3 モータドライブ回路
5 車載用電源装置
6、7 入力端子
8、9 出力端子
10 DCーDCコンバータ
11 制御回路
12 過電圧保護回路
13 補機用直流電源
14 補機

Claims (4)

  1. 少なくとも一対の入力端子と、少なくとも一対の出力端子と、DCDCコンバータと、制御回路と、過電圧保護回路と、スイッチ手段とを含む車載用電源装置であって、
    前記DCDCコンバータは、前記一対の入力端子に主電源投入スイッチを介して供給される直流入力電圧を、異なる電圧値を持つ直流出力電圧に変換して、前記一対の出力端子に供給し、
    前記制御回路は、前記DCDCコンバータを制御し、
    前記スイッチ手段は、前記主電源投入スイッチと連動し、前記DCDCコンバータの出力側と前記過電圧保護回路との間に形成される電気回路を開閉し、
    前記過電圧保護回路は、電圧検出回路と、比較器とを含み、
    前記電圧検出回路は、前記スイッチ手段を介して、前記DC−DCコンバータの出力側に接続され、前記DC−DCコンバータの出力側に現れる前記直流出力電圧を検出し、
    前記比較器は、前記直流出力電圧と、基準電圧とを比較して、前記直流出力電圧が前記基準電圧よりも高いときに、過電圧検出信号を生成して前記制御回路に供給し、
    前記基準電圧は、前記主電源投入スイッチの投入と同期して立ち上がり、
    前記スイッチ手段は、前記基準電圧が前記直流出力電圧の定常レベルよりも高くなった後にオンとなる、
    車載用電源装置。
  2. 請求項1に記載された車載用電源装置であって、
    前記一対の出力端子は、車載負荷を接続するために備えられ、
    前記車載負荷は、充電可能な蓄電器と、補機とを含む
    車載用電源装置。
  3. 請求項1又は2に記載された車載用電源装置であって、
    前記過電圧保護回路は、電流検出回路と、基準電圧設定回路とを含み、
    前記電流検出回路は、前記入力端子もしくは出力端子に流れる電流またはこれに対応する電流を電圧信号として検出し、
    前記基準電圧設定回路は、前記電圧信号を基準電圧に加算して、加算された基準電圧信号を得る、
    車載用電源装置。
  4. 主電源と、主電源投入スイッチと、車輪駆動装置と、電源装置とを含む車載装置であって、
    前記主電源は、メインバッテリを含み、
    前記車輪駆動装置は、前記主電源から、前記主電源投入スイッチを介して供給される電力によって動作を開始し、
    前記電源装置は、請求項1乃至3の何れかに記載された車載用電源装置でなり、前記主電源投入スイッチを介して、前記主電源から前記直流入力電圧が供給される
    車載装置。
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