JP4167994B2 - トンネル検査装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、トンネル検査装置及び方法に関し、特にトンネル覆工面内の非破壊検査を行う場合に好適なトンネル検査装置及び方法に関する。
従来、鉄道等のトンネル覆工面内の非破壊検査は、高所作業車に作業員が乗車して、覆工面(コンクリート面)をハンマ等で叩き、当該箇所の打撃音の違いを聞き取ることで、覆工面内の異常の有無を判断し、異常が有ると判断された箇所を詳細に検査するようにしていた。しかし、前述のような打撃による検査は、作業員の感覚の違い等による個人差が大きく、作業に熟練度を要する。また、検査を行う箇所が特定しずらく、記録性が乏しい。さらに、高所作業を伴うため、危険性が高い等といった問題を抱えていた。
このような実状を鑑み、特許文献1に記載されているようなトンネル検査装置が提案されている。特許文献1に記載のトンネル検査装置は、電磁波の反射を利用してトンネル覆工面内の検査を行うというものであり、電磁波の発信と受信を行うアンテナを検査対象となる覆工面(壁面)に近接させて検査を行う。特許文献1に記載のトンネル検査装置の構成は、検査を行うためのアンテナと、前記アンテナを支持し、検査壁面に近接させるための多軸マニピュレータとを主要部としており、前記検査装置はトンネル内を走行可能な車両に搭載され、トンネル覆工面をトンネルの縦断面方向(車両進行方向)へ走査可能に構成されている。
このような構成のトンネル検査装置によれば、作業員による高所作業が不要となる。また、検査はアンテナから発信された電磁波の反射波を解析することにより行われるため、個人差による影響が少なく、安定したレベルの検査結果を得ることができる。また、コンピュータ等により検査箇所を記録することができるため、検査記録を確実に採ることが可能となる。
特開2002−71827号公報
上記のようなトンネル検査装置によれば、従来の課題は解決することができるように思われる。しかし、電化トンネルには、トロリー線をトンネルのクラウン部から吊下げられる下束という構造物が、通常、数十メートル毎に設置されており、トンネル覆工面の検査を行う際の妨げになることが指摘されている。
特許文献1に記載のトンネル検査装置を含め、現在市場に提供されている多軸マニピュレータによってアンテナを支持するトンネル検査装置では、トンネルクラウン部を対象にトンネルを走査する場合、前記下束に前記マニピュレータが接触するため、下束前にて前記アンテナを下げ、下束を回避して検査を行うようにしているものが殆どである。これは特に、円弧形・馬蹄形の断面形状を有するトンネルでは、下束とトンネル覆工面(壁面)との間隔が狭く、この狭い間隔にマニピュレータを通してトンネル壁面の検査を行うことが困難であるということに起因する。
このため、マニピュレータ型のトンネル検査装置は、下束を回避するための時間がかかると共に、下束回避の度にアンテナの位置設定を行う必要がある。また、下束との接触を避けるため、通常下束の前後1.5m程度における覆工面は検査することができないという問題点もある。
さらに、マニピュレータを使用したトンネル検査装置は、一般的に多軸になるほど構成・制御が複雑になるという問題もある。つまり、多軸マニピュレータを有するトンネル検査装置で円弧形・馬蹄形の断面形状を有するトンネルの覆工面に沿って、保持アンテナを移動させるようにした場合には、リンク数を増やす必要が生じ、構成が複雑となり、その制御も複雑となるのである。
本発明では、下束等の配電設備が施された円弧形・馬蹄形の断面形状を有するトンネル内であっても、効率良く、簡易に、トンネル覆工面の検査を行うことを可能とするとともに、装置構成・制御を簡易なものとすることができるトンネル検査装置及び検査方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係るトンネル検査装置は、電磁波の発信・受信を行いトンネル覆工面内の検査をするためのアンテナと、前記アンテナを前記トンネル覆工面に近接させるためのアームとを備えたトンネル検査装置であって、前記アームは前記トンネル覆工面に沿って湾曲形成されると共に、当該湾曲形成された部材の延長方向への伸縮を可能に構成され、前記アンテナは前記アームの伸縮を成す部材に支持されることで前記アームの伸縮により前記トンネル覆工面の形状に沿って湾曲状にスライド可能とされることを特徴とする。
また、上記特徴を有するトンネル検査装置において、前記アームには前記アンテナを2つ設け、いずれか一方のアンテナを前記アームの伸縮を成す部材に、他方のアンテナを前記アームの伸縮しない部材にそれぞれ備え、前記一方のアンテナは、前記アームの伸縮により前記トンネル覆工面の形状に沿って湾曲状にスライド可能に構成されると良い。
上記特徴を有するトンネル検査装置において、前記アームには、台座と、前記台座を先端部に備えるブームと、前記ブームを備える基礎、および前記基礎を備える旋回台が接続され、前記基礎に備えられて前記ブームを起伏させるシリンダ機構と、前記台座に備えられて前記アームを起伏させるシリンダ機構とを有し、前記ブームはスライド機構により伸縮可能な構成とすると良い。
また、上記のような特徴を有するトンネル検査装置は、上記いずれか1に記載のアームに加え、伸縮可能に構成されたストレート構造の第2のアームと、前記第2のアームに備えられ、電磁波の発信・受信を行いトンネル覆工面内の検査をするアンテナとを備えるものであっても良い。
上記課題を解決するための本発明に係るトンネル検査方法は、トンネル覆工面に電磁波を発信・受信するアンテナを近接させて、前記トンネル覆工面内の検査を行うトンネル検査方法であって、前記アンテナを前記トンネル覆工面の形状に合わせて湾曲形成したアームの伸縮部材に備え、前記湾曲形成したアームを延長させることで前記アンテナを前記トンネル覆工面に沿って移動させ、前記トンネル覆工面と下束との間に前記アンテナを配置し、前記下束裏側に位置するトンネル覆工面内の検査を行うことを特徴とすれば良い。
上記のようにトンネル検査装置のアンテナを支持するアームを、前記トンネル覆工面の形状に沿った湾曲形状に形成することにより、トンネル覆工面に沿ってアンテナを移動させることが容易にできるため、円弧形・馬蹄形の断面形状を有するトンネル内に下束等があったとしても、それらを回避してトンネル覆工面(特に下束の陰となる箇所)の検査を行うことができる。また、アーム自体をトンネル覆工面の形状に沿って湾曲させたことにより、リンク数を増やした複雑なマニピュレータを利用する場合と異なり、簡易なアーム構成で、トンネル覆工面の形状に沿った壁面(覆工面)走査を可能とすることができる。また、アーム構成を簡易なものとすることにより、制御自体も簡易なものとすることができる。
また、前記アームをトンネル覆工面の形状に沿って伸縮可能に構成することにより、トンネル内の配電設備(下束等)に接触する虞無く、トンネルのクラウン部の覆工面を検査することができる。つまり、トンネル覆工面と下束との狭隘な隙間にも容易にアームを出し入れすることができるのである。
また、アームを、旋回台に載置された基礎と、前記基礎に備えられシリンダ機構を介して起伏を可能とするブームと、前記ブームの先端部に備えられた台座と、前記台座に備えられ、シリンダ機構を介して起伏を可能とする湾曲アームと、から成り、前記ブームと前記湾曲アームとは、それぞれスライド機構により伸縮可能に構成することにより、前記アームが5自由度を有することとなる。これにより、不使用時には装置自体をコンパクトに収納しておくことが可能となる。このため、上記トンネル検査装置をトンネル内を走行可能な車両に搭載したとしても、車両限界の範囲内にトンネル検査装置を収納することが可能となる。
また、トンネル覆工面の形状に沿って湾曲形成された第1のアームと、ストレートに形成された第2のアームとを備え、それぞれのアームにアンテナを備えるようにトンネル検査装置を構成することにより、第1のアームでは、アンテナが下束に接触しないように検査を行うようにし、第2のアームでは、トンネルの頂点部分の検査を行うようにすることで、より効率の良いトンネル検査を行うことが可能となる。
また、トンネル覆工面に電磁波を発信・受信するアンテナを近接させて、前記トンネル覆工面内の検査を行うトンネル検査方法であって、前記アンテナを前記トンネル覆工面の形状に合わせて湾曲形成したアームに備え、前記湾曲形成したアームを前記トンネル覆工面に沿って延長させることで、検査対象となる壁面に前記アンテナを近接させて、トンネル覆工面内の検査を行うという方法によれば、トンネル内の下束に接触する虞無く、トンネル覆工面、特にトンネル頂点部分(クラウン部)付近の覆工面内の検査を行うことが可能となる。
以下、本発明のトンネル検査装置及び方法に係る実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施の形態は、本発明に係る一部の実施形態であって、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
図1は本実施形態に係るトンネル検査装置の側面図であり、図2は本実施形態に係るトンネル検査装置の平面図であり、図3は本実施形態に係るトンネル検査装置による覆工面検査の様子を示すトンネルの断面図である。
本実施形態のトンネル検査装置は、トンネル覆工面内の非破壊検査を行うためのアンテナ12a、12bと、前記アンテナ12(12a、12b)を支持する湾曲アーム14と、前記湾曲アーム14を支持するブーム16とから成る第1のアーム10を主要部とし、トンネル内を走行可能な車両50に搭載されている。
前記アンテナ12は、トンネル覆工面30(コンクリート面)に向けて電磁波を発信し、前記電磁波の反射波を受信し、それを解析することにより覆工面内の異常の有無を検査する検査装置のアンテナを使用すれば良い。電磁波を利用した覆工面の非破壊検査は、覆工面内に空洞やジャンカ、クラック等が存在する場合、反射波が正常な覆工面を検査したものと異なるということを利用して、覆工面内の異常の有無を検知するのである。これは、電磁波が伝播する物質の比誘電率や比透磁率が異なる場合に、その境界線でそれぞれ電磁波が反射されるという現象を利用している。
前記湾曲アーム14は、長手方向の形状をトンネル(特に円弧形・馬蹄形の断面形状を有するトンネル)覆工面30の形状に合わせて湾曲に形成されたアームである。また、当該湾曲アーム14は、図4に拡大図を示すように断面形状が、大きい部材14aと小さい部材14b(本実施形態の場合、双方共に断面矩形状とした)との組み合わせにより、連結部毎に断面形状の小さい部材14bが断面形状の大きい部材14aに収納可能となるようにして、湾曲アーム14の全長を可変としている。伸縮動作は、多種の方法が考えられるが、例えば図5(A)に示すように、モータ等によって駆動するピニオンギア14cに、ラックギア14dを噛合わせたラックピニオン式を挙げることができる。このような構成によれば、プランジャ(シリンダ機構)等による直押しでは困難な円弧スライドを実現することができる。なお、湾曲アーム14の構成は、図5(B)に示すような円弧状に形成された板14e、14fを組み合わせたものであっても良い。また、ピニオンギア14cの代わりにローラ14gを採用しても良い。
湾曲アーム14を上記構成とすることにより、トンネル覆工面30に沿ってアームを伸長させることができる。このため、トンネル覆工面30の検査を行う際に、下束32にトンネル検査装置が接触してしまう虞が無い。また、アーム形状を湾曲としたことにより、簡易な構成で、従来(マニピュレータ型の検査装置では)困難であった下束を有する円弧形馬蹄形の断面形状を有するトンネルのトンネル覆工面30に沿った覆工面の走査を実現することが可能となる。
前記アンテナ12は、前記湾曲アーム14の湾曲形状に沿って備えられる。このため、前記湾曲アーム14を前記トンネル覆工面30に沿って伸縮させた場合には、前記アンテナ12も前記トンネル覆工面30に沿って移動することとなる。よって、アンテナ12を前記トンネル覆工面30に沿って移動させるためのアームの操作が容易である。このため、トンネル覆工面30の検査作業の効率化を図ることができる。
前記ブーム16は、前記湾曲アーム14と同様に、その全長を伸縮可能とする。本実施形態においてブーム16は、前記湾曲アーム14と異なり、ストレート構造で良いため、伸縮にはプランジャ等による直押しを採用することができる。もちろん、湾曲アーム14と同様に、ラックピニオン方式を採用することもできる。また、前記ブーム16は、基礎18を介して旋回台20に載置され、旋回自在としている。また、前記ブーム16は、前記基礎18に対して起伏可能に備えられ、シリンダ機構22を介してその動作を可能としている。
前記ブーム16による前記湾曲アーム14の支持は、台座24を介して成されている。前記台座24は、前記ブーム16の先端部に備えられる台であって、本実施形態では、図1に示すように、ブーム16を伏した際に前記台座24の上面が水平となるように備えている。
前記湾曲アーム14は前記台座24へ、ジョイント部28を介して接続され、シリンダ機構26によって、起伏動作を可能とされている。
前記起伏動作は、クレーン等のように、ワイヤの牽引によって行うようにしても良い。
上記構成の第1のアーム10は、トンネル内を走行可能な車両50に載置されることで、トンネル覆工面30を縦断面方向(車両進行方向)へ走査することが可能となる。
上記のような構成のトンネル検査装置では、ブーム16が旋廻・起伏・伸縮を可能とし、湾曲アーム14が起伏・伸縮を可能とするため、アーム全体としては5自由度を有することとなる。このため、トンネル内において下束32に接触する虞の無い経路を通ってトンネル覆工面30の検査を行うことが可能となると共に、図3に一点鎖線で示す車両限界54内に第1のアーム10を収納することが可能となる。また、本実施形態のような構成の第1のアーム10を有するトンネル検査装置であれば、下束32の裏側(トンネル内に敷設されたレールに対して下束を介して裏側となる部分)にあたるトンネル覆工面30も検査することができる。
本実施形態では、車両50の荷台上に大型旋回台52を設け、その上に上記構成の第1のアーム10を載置するようにしている。
また、本実施形態では、上記第1のアーム10の他に、トンネル頂点部分の検査を目的とした第2のアーム110を前記大型旋回台52に載置するようにしている。
前記第2のアーム110は、アンテナ112と、伸縮・旋回が可能なストレートアーム114と、旋回・起伏・伸縮が可能なブーム116とから成る。第2のアーム110は、前記アンテナ112と、前記ブーム116の構成は、上述の第1のアーム10と同様である。第2のアーム110におけるストレートアーム114は、直線構造の部材より構成されており、伸縮の構成としては、前記ブーム16、116と同様である。また、第2のアーム110では、台座124に旋廻機能を持たせるようにしている。さらに、ストレートアーム114にはリンク機構114aが備えられており、アンテナ112の振れ角度を調整可能としている。
上記のようにトンネルのクラウン部の覆工面を検査対象とする第2のアーム110と、それ以外のトンネル覆工面を検査対象とする第1のアーム10とを備えるトンネル検査装置とすることにより、一度の走査で、トンネルの頂点部分と、それ以外の箇所の覆工面を同時に検査することができる。また、数回に亙ってトンネル覆工面30の走査を行う際には、第1のアーム10のみを稼動させれば良いこととなる。この場合、湾曲アーム14が覆工面に沿った形状を呈しているため、下束32の張り出し部にアームが接触する虞がなく、覆工面を連続して走査することができる。
上記構成のトンネル検査装置では、第1のアーム10における湾曲アーム14およびブーム16を操作して、検査対象となるトンネルの覆工面30へアンテナ12を近接させる。
アンテナ12の位置設定を行った後、検査対象(例えばトンネル下段から中段)となるトンネル覆工面を縦断面方向へ走査する。トンネルにおいて中段部分となる覆工面の走査が終了した後、湾曲アーム14を伸長させ、トンネル上段の覆工面の走査を行う。
第2のアーム110を備えている場合には、上記走査と同時に、トンネル頂点部分の覆工面を走査することもできる。トンネル頂点部分を走査する場合には、下束32を回避してその都度アンテナ112の位置合わせを行う必要があるが、複数のアームを備える従来のトンネル検査装置では、下束32毎に全てのアームに回避経路をとらせる必要があったのに対し、本実施形態では、第2のアーム110のみを回避させれば良いため、走査に要する時間を削減することができる。
上記実施形態のように、湾曲アーム14を有する構成としたことにより、円弧形や馬蹄形の断面を有するトンネルであっても、その覆工面に沿ってアンテナを走査させることができる。つまり、本発明では、伸縮制御のみという簡単な制御で覆工面の湾曲に沿ったトンネル覆工面の走査が可能となる。
本発明に係るトンネル検査装置の概略を示す側面図である。 本発明に係るトンネル検査装置の概略を示す平面図である。 本発明に係るトンネル検査装置によるトンネル検査の様子を示す図である。 本実施形態における第1のアームによるトンネル検査の様子を示した図3の拡大図である。 本発明の実施形態における湾曲アームの構成を示す概略図である。
符号の説明
10………第1のアーム、12(12a、12b)………アンテナ、14………湾曲アーム、16………ブーム、18………基礎、20………旋回台、22………シリンダ機構、24………台座、26………シリンダ機構、28………ジョイント部、30………トンネル覆工面、32………下束、50………車両、52………大型旋回台、54………車両限界、110………第2のアーム、112………アンテナ、114………ストレートアーム、116………ブーム。

Claims (5)

  1. 電磁波の発信・受信を行いトンネル覆工面内の検査をするためのアンテナと、前記アンテナを前記トンネル覆工面に近接させるためのアームとを備えたトンネル検査装置であって、
    前記アームは前記トンネル覆工面に沿って湾曲形成されると共に、当該湾曲形成された部材の延長方向への伸縮を可能に構成され、前記アンテナは前記アームの伸縮を成す部材に支持されることで前記アームの伸縮により前記トンネル覆工面の形状に沿って湾曲状にスライド可能とされることを特徴とするトンネル検査装置。
  2. 前記アームには前記アンテナを2つ設け、いずれか一方のアンテナを前記アームの伸縮を成す部材に、他方のアンテナを前記アームの伸縮しない部材にそれぞれ備え、前記一方のアンテナは、前記アームの伸縮により前記トンネル覆工面の形状に沿って湾曲状にスライド可能とされることを特徴とする請求項1に記載のトンネル検査装置。
  3. 前記アームには、台座と、前記台座を先端部に備えるブームと、前記ブームを備える基礎、および前記基礎を備える旋回台が接続され、
    前記基礎に備えられて前記ブームを起伏させるシリンダ機構と、
    前記台座に備えられて前記アームを起伏させるシリンダ機構とを有し、
    前記ブームはスライド機構により伸縮可能な構成としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトンネル検査装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1に記載のアームに加え、伸縮可能に構成されたストレート構造の第2のアームと、
    前記第2のアームに備えられ、電磁波の発信・受信を行いトンネル覆工面内の検査をするアンテナとを備えたことを特徴とするトンネル検査装置。
  5. トンネル覆工面に電磁波を発信・受信するアンテナを近接させて、前記トンネル覆工面内の検査を行うトンネル検査方法であって、
    前記アンテナを前記トンネル覆工面の形状に合わせて湾曲形成したアームの伸縮部材に備え、
    前記湾曲形成したアームを延長させることで前記アンテナを前記トンネル覆工面に沿って移動させ、
    前記トンネル覆工面と下束との間に前記アンテナを配置し、
    前記下束裏側に位置するトンネル覆工面内の検査を行うことを特徴とするトンネル検査方法。
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