JP4160718B2 - 歯科あるいは外科用アングルピース - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、分解しやすさを改善した、ヘッド部、屈曲部および把手部からなる歯科あるいは外科用アングルピースに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決すべき課題】
従来、既知のこの種のアングルピースは、ねじあるいはこれに類似する部品を弛めることにより分解することができるもので、概ね信頼のおけるものであった。しかし、衛生規定がますます厳しくなったことを受けて、特に手術に使用する外科用アングルピースの場合は、数年前よりも頻繁に分解を行うことが必要になっている。このため、分解手順の煩雑さが目立つようになったため、分解手順の単純化が必要となった。
【0003】
本発明はこのような問題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するのための手段】
本発明は、屈曲部に、一方はロック位置および他方はロック解除位置に当たる2箇所の間で軸方向に可動する冠状リングをもつケージを取り付けることを提案している。このケージの中には、ケージのとる内側または外側の位置によって、少なくとも1つのロック・エレメントが放射状に可動するように軸受けされている。そして、さらに屈曲部には、少なくとも1つの縦長の操作器を基本的に軸方向にスライドするように軸受けされる。この操作器は一方の先端でケージと、他方の先端では把手部の操作面と共働する。
【0005】
本発明によれば、工具や手間暇のかかる手続きを必要とせずにハンドピースを簡単に三つの主要構成部分に分解することができる。
【0006】
本発明の最初の形態では、縦長の操作器は連結棒、把手部の操作面は回転可能な戻り止めエレメントの一部となっている。このため、屈曲部の向かい側の把手部を回転させると分解できる構成になっている。
【0007】
本発明の第2の形態では、縦長の操作器は押さえ棒、把手部の操作面は前面となっている。この形態では、把手部が特にコンパクトで簡単な構造となっており、把手部にある周知の接続構成を使って、把手部と屈曲部を接続させることが可能、すなわち、スナップ機構、一種の差込継手、ねじ込み式ソケットなどを使って、屈曲部と把手部を接続することができる。
【0008】
本発明は要する以下のように構成される。
【0009】
第1の発明は、ヘッド部(2)、屈曲部(3)、把手部(4)とから構成され、これらが互いに分解可能な歯科用あるいは外科用アングルピース(1,1’)であって、屈曲部(3)のヘッド部(2)との結合部において、屈曲部(3)にロック位置およびロック解除位置に当たる2箇所の間を軸方向に動く冠状リング(12)が備えられ、この内部には、少なくとも1つのロックエレメント(11)が冠状リング(12)の軸方向位置によって放射方向に動き、かつこれによりヘッド部(2)と結合するように設置され、屈曲部(3)には少なくとも1つの縦長の操作器(14,14’)がほぼ軸方向にスライドするように設置されており、この操作器(14,14’)が一方で冠状リング(12)と他方で把手部(4)の操作面(16,16’)と共働し、把手部(4)を屈曲部(3)に結合したときに冠状リング(12)を移動させるようになっていることを特徴とする。
【0010】
第2の発明は、第1の発明において、少なくとも1つの縦長の操作器(14)が、把手部(4)の回転可能な戻り止めエレメント(17)の傾斜部(16)と把手部分側で共働する連結棒であり、操作器 (14) が傾斜部 (16) によって、把手部 (4) 側に向けて引き寄せられると、冠状リング (12) が把手部 (4) 側に向けて引き寄せられ、ロックエレメント (11) がヘッド部 (2) と係合することを特徴とする。
【0011】
第3の発明は、第2の発明において、前記戻り止めエレメント(17)が円筒状であり、かつ少なくとも1つのねじ状リセス(21)を有することを特徴とする。
【0012】
第4の発明は、第2または第3の発明において、アングルピースが組み立てられた状態で、少なくとも1つの連結棒(14)の把手部側先端が、戻り止めエレメント(17)の連結棒を保持する傾斜部(16)の窪み(18)の中に位置していることを特徴とする。
【0013】
第5の発明は、第1の発明において、冠状リングの位置で、ハンドピース軸心を挟んでほぼ反対側に位置して向き合っている2つの操作器(14)が備えられることを特徴とする。
【0014】
第6の発明は、第1の発明において、前記少なくとも1つの縦長の操作器(14’)が、把手部(4)の操作面(16')と把手部側で共働する押さえ棒であることを特徴とする。
【0015】
第7の発明は、第6の発明において、押さえ棒(14’)が、ばね作用により、ロックエレメントを放射状に内側に押し込む力となる圧縮力を冠状リング(12)に伝達するリング束(13’)に作用することを特徴とする。
【0016】
第8の発明は、第1から第7の発明において、前記ロックエレメント(11)が制動ボールであることを特徴とする。
【0017】
第9の発明は、第1から第7の発明において、ロックエレメント(11)が、放射方向に内側に位置したときに、ロックエレメントが、ヘッド部(2)に設けたナット(9)のリセスに突出して係合することを特徴とする。
【0018】
第10の発明は、第1から第7の発明において、前記冠状リング(12)の円錐面が、ロックエレメント(11)を放射方向の内側に向けて押し込むのに対抗するように、冠状リング(12)を軸方向に押す、少なくとも1つのばね(13)を設けたことを特徴とする。
【0019】
なお、括弧内の符号は実施の形態において使用したものを例示的に用いた。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
図1には、本発明に基づき作られたアングルピース(以下の説明においてハンドピースともいう)1の組立状態の断面を示している。図2は、図1と全く同じ面であるが部分的に外側の被覆を外した状態を示している。図3でさらに明瞭に分かるように、ハンドピース1は、本発明に基づく方法で3つのセグメントあるいはパーツに分解することができる。
【0022】
すなわち、ヘッド部2、屈曲部3および把手部4に分解可能である。これらの図に示した形態では、本発明に基づく分解手順により、同時に把手部4についても2つの部分、すなわちソケット部分5と駆動部分6に分解することができる。
【0023】
ヘッド部2からは付随するシャフト7が突き出しており、組み立てられた状態において(図1,図2)、このシャフト7は駆動部分6に対応して示されている先端と、冠状歯車を介して互いに噛み合い、同期して回転する。
【0024】
ヘッド部2は、シャフト7の周囲を被うほぼシリンダ状のパイプ部分8を有し、外周に環状溝をもつナット9が付いている。
【0025】
屈曲部3にはこのパイプ部分8を外側から被うシリンダ状の延長部分10が突出している。このシリンダ状延長部分10には、ハンドピース1を組み立てた状態で、ナット9と向き合う位置に開孔が形成され、その中にロックエレメントとして、本実施例では制動ボール11が納まるようになっている。
【0026】
そして、この開孔に収めた制動ボール11の外側には冠状リング12が組み込まれ、少なくとも一つのばね13が冠状リング12に作用する。詳しくは、冠状リング12の内周の円錐面が制動ボール11をナット9に向けて押し付ける状態から緩めるように軸方向に向けてばね13が冠状リング12を押しやる。
【0027】
これらコンポーネントが全体として、制動ボール11のために屈曲部側の可動ケージ20を形成している。
【0028】
本実施例では、連結棒14として形成されている、2つの縦長の操作器が、冠状リング12と協動するように、連結されている。
【0029】
この連結棒14は屈曲部3をほぼ軸方向に摺動可能に貫通して軸受支持され、その先端が(アングルピース1に組み立てられた状態で)把手部4のソケット部分5の内周部に設けた、円筒状の戻り止めエレメント17の操作面としての傾斜部16の位置にくるように、屈曲部3の被覆15から突出している。
【0030】
傾斜部16は、とくに図2にもあきらかなように、戻り止めエレメント17を表示した位置から約90°廻した時に、傾斜部16の先端(入口)が連結棒14の位置に来るように作られており、戻り止めエレメント17をもつソケット部分5をはめ込んで、その状態から約90°廻した時(図の位置)に、連結棒14の先端に設けた突起あるいは折り曲げ部位が係合する傾斜部16により、連結棒14が把手部4側に向けて強く引き寄せられる。
【0031】
この動きにより、連結棒14と係合する冠状リング12は、ばね13に反して同様に把手部4側の方向に引き寄せられ、開孔に組み込まれている制動ボール11をナット9に向けて押し込む。
【0032】
このようにして、ヘッド部2は屈曲部3を間に置いて把手部4と一体化し、3つの部分は連結棒14の引張作用によりしっかりと結合される。その際、戻り止めエレメント17により、把手部4、特に把手部のソケット部分5と、しっかりとあるいは少なくとも廻らないように結合されている。
【0033】
本発明はこのような構成により、分解、組立に全く工具を必要としない分解可能なハンドピースを作ることができる。
【0034】
さらに詳しく説明すると、図2に示すように、傾斜部16には、ロック位置に僅かな窪み18があり、このため、連結棒14が本来の傾斜部分のこの窪み18の縁に達し、窪みにはまったというはっきりとした瞬間がロック位置となり、このため誤ったロック解除あるいは振動、衝突あるいはこれに類似する意図しないロック解除そしてこれに起因するような分解が生じることはない。
【0035】
本実施例では、2本の連結棒14、3つの制動ボール11および3つのばね13が使われているが、当業者であれば何の問題もなく他の形態を作り上げることが可能である。コイルばね13の代わりにリングばねを使用すれば、完全な分解あるいは器具製造の際の組立が容易になる。
【0036】
本実施例では、冠状リング12の動きを妨げないようにするために、また大きな許容誤差で作業できるように、連結棒14の先端係合部は、冠状リング12の外面に設けた大きなリセス12aの中のヘッド部2の方を向いた側に位置している。連結棒14が引き寄せられるときに先端係合部がリセス12aと係合し、冠状リング12を移動させる。
【0037】
屈曲部3の内側では、連結棒14は元々の位置にあることもあるが、機能として重要なのは、戻り止めエレメント17が回転した場合に確かに傾斜部16に到達し、また連結棒がその把手部側の先端位置で把手部軸を軸として回転しないようにすることにある。
【0038】
実施例では、戻り止めエレメント17に、少なくとも1つのねじ状リセス21が形成されているため、円筒状の部材であるエレメント17に軸方向に弾力を与え、伸縮を可能とし、一方で許容誤差を調整しつつ他方でプリテンションが連結棒14にかかるようになっている。
【0039】
ハンドピース1を本発明に基づく構造にすることにより、個々のコンポーネントの軸方向の許容誤差を調整するために、駆動部分6の連結部分19を軸方向に動く(伸縮する)ように形成することは、有利であるばかりでなくほとんどの場合不可欠である。本実施例では、このために、駆動部分6の軸受け部分と連結部分19の間に圧縮ばねを配置している。もちろん、このような弾性を有する配置により、両部分の結合の回転安定性が影響を受けることがあってはならない。
【0040】
本発明の知識を有する医療用ハンドピースの分野の当業者であれば、同様の効果を生むために様々な措置を講じることができるため、本例の様な方法で許容誤差の軸方向の調整を行うことは必ずしも必要というわけではない。また、少なくとも一つのばね13も必ずしも必要ではないし、本例のように配置することもなく、円板ばねあるいはばね板を使用することも可能である。戻り止めエレメント17がその弾性作用を維持するためのねじ状リセス21に関しても同様である。
【0041】
連結棒として作られた2つの縦長の操作器を使った、本発明に依拠する1つのバリエーションを図4および図5に示す。同一部位を示す部分には、図1〜図3と同じ番号を使用している。
【0042】
本発明に基づくアングルピース(ハンドピース)1’は、大きく分けて、ヘッド部2、屈曲部3および把手部4から構成されている。本実施例では、把手部4は、ソケット部分5およびソケット部分5の内部に位置する駆動部分6からなる。屈曲部3およびヘッド部2の中には、ヘッドから離れた先端で冠状歯車を介して噛み合い、駆動部分6と同期回転することでヘッド部に取り付ける本来の工具(図には表示していない)を駆動させるシャフト7が配置されている。
【0043】
ヘッド部2には、シャフト7を取り巻くほぼシリンダ状のパイプ部分8があり、外周に環状溝をもつナット9が付いている。このナット9には、リセス、例えば半球状の窪みを適合する位置に付けることもできる。屈曲部3は、シリンダ状の延長部分10が設けられ、これがパイプ部分8から突き出ている。シリンダ状延長部分10は、ハンドピース1’を組み立てた状態でナット9と向き合う位置で開孔を有しており、その中にロックエレメント、ここで示したモデル例では制動ボール11が納まるようになっている。この開孔および制動ボール11に対して、その外側には少なくとも一つの冠状リング12が配置されており、これが制動ボール11を放射状に内側に、ナット9へと押し込む。冠状リング12の内側に一部が食い込むようにリングを軸方向に分割したリング束13’が配置され、互いに当接している。
【0044】
さらに、少なくとも一つの力の小さいばねを付けることができる。本実施例では、図では全く見えないが、冠状リング12とリング束13’との間にL状断面のばね板1つを介在させており、冠状リング12の円錐面が制動ボール11を放射状にやや内側に押し込み、ナット9で軽く固定されるような方向に、冠状リング12を押し込んでいる。すなわち、ヘッド部2および屈曲部3はその位置で互いに固定し合い、意図しない弛みが生じないようになっているが、軸方向に軽く引けば両部分を分離することができる。これらのコンポーネントは全体として、本発明に基づくハンドピース1’の屈曲部3にある制動ボール11のためのケージ20を形成している。
【0045】
そして、これらの結合のために、縦長の操作器として少なくとも一つの押さえ棒14’を使って屈曲部側のケージ20を操作することができる。すなわち、本実施例では2つの押さえ棒14’を使って、ヘッド方向に向けて、冠状リング12をリング束13’を介してばねを圧縮しながら押し込み、制御ボール11を放射状に内側にナット9の中に押し込むようになっている。これにより、ヘッド部2と屈曲部3が正確な位置でしっかりとロックされるのである。このために、把手部4を屈曲部3と組み立てると、押さえ棒14’の端部が把手部4の前端の操作面16’によって押され、押さえ棒14の後端がばね力に逆らってヘッド方向にスライドする。
【0046】
前端面16’を駆動部分6あるいはソケット部分5により直接的に設ける必要はなく、ルート、ステップなどにより操作面を構成することができる。
【0047】
把手部4と屈曲部3とは、性変形を使ってソケット部分を被せたり、回転、解除機構操作あるいは強く引張して弛めるという、クリップ継手などの通常の方法で、結合させることができる。また、ねじ結合を使った1種の継ぎ手用ソケットあるいはその他の先行技術による既知の結合を採用することともできる。
【0048】
組立を容易にするために、ヘッド部2と屈曲部3の間に番号15’として強調してある予備的な嵌合部を設け、制動ボール11が十分な力と正確さでその結合力を発揮するまで、両部分を互いに正しい位置に保持するクリップ継手あるいは差込継手を使用することもできる。
【0049】
把手部4が屈曲部3に接続することによって、押さえ棒14’がヘッド部2に押し込まれないかぎり、リング束13’も比較的自由に動くことができ、ばね長さの短いばねであれば、冠状リング12も自由に動けるようになり、制動ボール11がナット9から放射方向に外側に出て、屈曲部3をヘット部分2から分離することができる。
【0050】
このばね自体が、組立を容易にするのに貢献しており、組み立てたハンドピース1の縦方向に生じる許容誤差(押さえ棒との間の誤差)を調整することもできる。
【0051】
本発明は、本実施例だけに限定されることはなく、様々な形態を作り出すことができる。既に述べたように、許容誤差を適切に小さく保てば、リング束13’と冠状リング12間にばねを使わずに済ますことも可能である。この場合、リング束13’の使用をやめたり、リング束13’と冠状リング12とを1つのコンポーネントに統合することもできる。許容誤差を調整したければ、例えば、屈曲部3と把手部4の間に調整ばねを付けることができる。
【0052】
上記の構造を使用する場合、リング束13’の軸方向の動きを、ばねのばね長よりもかなり大きく選定することが有効である。押さえ棒14’が前面16’に密接していない場合は、制動ボール11が放射状に十分大きく動けるように大きく冠状リング12を動かすことができるため、ヘッド部2を速やかに屈曲部3から分離できる。
【0053】
本ロックエレメントの寸法および位置を上記のようにする必要はなく、特に球状ロックエレメントを使用しない場合は、他の寸法および位置を選定することができる。
【0054】
ケージ、ボールおよび操作エレメント用の材料としては、医療用機器製造分野の専門家に知られている類似する状況で使用するあらゆる材料が適しており、本発明を知っている専門家であれば選定も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくアングルピースの実施の形態の断面図である。
【図2】ヘッド部および把手部に被覆がかかっていない状態の図1のアングルピースの側面図である。
【図3】図1のアングルピースを分解した状態を示す分解図である。
【図4】本発明に基づくアングルピースの他の実施の形態の一部断面図示した概略図である。
【図5】図4の断面図に対してほぼ直交する部分の断面図である。
【符号の説明】
1 アングルピース
2 ヘッド部
3 屈曲部
4 把手部
11 制動ボール
12 冠状リング
13 ばね
14 連結棒
14’押さえ棒
16 傾斜部
16’操作面
Claims (10)
- ヘッド部(2)、屈曲部(3)、把手部(4)とから構成され、これらが互いに分解可能な歯科用あるいは外科用アングルピース(1,1’)であって、屈曲部(3)のヘッド部(2)との結合部において、屈曲部(3)にロック位置およびロック解除位置に当たる2箇所の間を軸方向に動く冠状リング(12)が備えられ、この内部には、少なくとも1つのロックエレメント(11)が冠状リング(12)の軸方向位置によって放射方向に動き、かつこれによりヘッド部(2)と結合するように設置され、屈曲部(3)には少なくとも1つの縦長の操作器(14,14’)がほぼ軸方向にスライドするように設置されており、この操作器(14,14’)が一方で冠状リング(12)と他方で把手部(4)の操作面(16,16’)と共働し、把手部(4)を屈曲部(3)に結合したときに、冠状リング(12)を移動させるようになっていることを特徴とする歯科用あるいは外科用アングルピース
- 少なくとも1つの縦長の操作器(14)が、把手部(4)の回転可能な戻り止めエレメント(17)の傾斜部(16)と把手部分側で共働する連結棒であり、操作器 (14) が傾斜部 (16) によって、把手部 (4) 側に向けて引き寄せられると、冠状リング (12) が把手部 (4) 側に向けて引き寄せられ、ロックエレメント (11) がヘッド部 (2) と係合することを特徴とする請求項1に記載のアングルピース。
- 前記戻り止めエレメント(17)が円筒状であり、かつ少なくとも1つのねじ状リセス(21)を有することを特徴とする請求項2に記載のアングルピース。
- 前記アングルピースが組み立てられた状態で、少なくとも1つの連結棒(14)の把手部側先端が、戻り止めエレメント(17)の連結棒を保持する傾斜部(16)の窪み(18)の中に位置していることを特徴とする請求項2または3に記載のアングルピース。
- 冠状リングの位置で、ハンドピース軸心を挟んでほぼ反対側に位置して向き合っている2つの操作器(14)が備えられることを特徴とする請求項1に記載のアングルピース。
- 少なくとも1つの縦長の操作器(14’)が、把手部(4)の操作面(16')と把手部側で共働する押さえ棒であることを特徴とする請求項1に記載のアングルピース。
- 押さえ棒(14’)が、ばね作用により、ロックエレメントを放射状に内側に押し込む力となる圧縮力を冠状リング(12)に伝達するリング束(13’)に作用することを特徴とする請求項6に記載のアングルピース。
- 前記ロックエレメント(11)が制動ボールであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のアングルピース。
- ロックエレメント(11)が、放射方向に内側に位置したときに、ロックエレメントが、ヘッド部(2)に設けたナット(9)のリセスに突出して係合することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のアングルピース。
- 前記冠状リング(12)の円錐面が、ロックエレメント(11)を放射方向の内側に向けて押し込むのに対抗するように、冠状リング(12)を軸方向に押す、少なくとも1つのばね(13)を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のアングルピース。
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