JP4160684B2

JP4160684B2 - Die mold holding device for drain

Info

Publication number: JP4160684B2
Application number: JP08463899A
Authority: JP
Inventors: 正和小林
Original assignee: カネソウ株式会社
Priority date: 1999-03-26
Filing date: 1999-03-26
Publication date: 2008-10-01
Anticipated expiration: 2019-03-26
Also published as: JP2000274073A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ルーフドレイン等のドレイン本体上に所定形状の排水溝を形成する抜き型体を、コンクリートの打設前に、ドレイン本体と共に保持するドレイン用抜き型体保持装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ルーフドレイン等のドレイン本体上に所定形状の排水溝を形成するために、ドレイン本体上に抜き型体を配設し、該ドレイン本体と抜き型体の周囲にコンクリートが打設される。この施工において、ドレイン本体と抜き型体とがコンクリートの打込み圧によって動かないように、ドレイン本体と抜き型体とをコンクリート受板上に保持するドレイン用抜き型体保持装置が用いられる。
【０００３】
このドレイン用抜き型体保持装置の抜き型体は、特開平 8-13718号公報に開示されているような発泡スチロール製のものと、発泡ウレタンゴム製のものが現在一般的に使用されており、発泡スチロール製の抜き型体は、打設したコンクリートの硬化後に、抜き型体にバール等の適宜の工具で孔をあけ、該孔に手を掛けて抜き型体を引き上げることにより、周囲のコンクリートから簡単に離脱させることができる。
【０００４】
一方、発泡ウレタンゴム製の抜き型体を用いるドレイン用抜き型体保持装置は、図８に示すように、コンクリート受板ａに挿通したボルトからなる螺子杆ｃの下端をナットｂで固定して該螺子杆ｃを受板ａ上に立設し、該螺子杆ｃの周面に形成した螺条ｄと螺合させて作動体ｅを上下方向に移動可能に設ける一方、抜き型体ｆに前記作動体ｅを遊挿する貫通孔ｇを形成し、さらに作動体ｅの下縁には支承鍔ｈを形成して、前記抜き型体ｆの貫通孔ｇに下方から作動体ｅを嵌装してその支承鍔ｈで抜き型体ｆを支持させている。そして、前記作動体ｅの上部から突出した操作部ｉの回動操作により、前記作動体ｅを螺子杆ｃに対して昇降し得るようにしたものであり、コンクリート打設時には、作動体ｅの上部に配設した押止部材ｊと下部の支承鍔ｈとで、抜き型体ｆを挟持して支持し、コンクリートが硬化した後に、前記押止部材ｊを除去し、作動体ｅを回転させて上昇させ、これに伴って抜き型体ｆを上昇させてコンクリートｐから離脱させることができるようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
上述の構成のドレイン用抜き型体保持装置にあっては、抜き型体ｆが発泡ウレタンゴム製であることにより、複数回の施工に使用することができるのであるが、構造が複雑で部品点数が多く、また、抜き型体ｆの離脱操作は、作動体ｅの操作部ｉをスパナ等の工具によって回動させることによって、螺子杆ｃと螺合された作動体ｅをその螺進作用を介して上昇させ、抜き型体ｆを引き上げるものであるため、型抜き作業に時間がかかるという問題点がある。
【０００６】
これに対して、発泡スチロール製の抜き型体は、上述したようにバール等で孔をあけて、該孔に手を掛けて抜き型体を引き上げることにより、その型抜き作業を迅速に行うことができるのであるが、抜き型体が破壊されるため、一回限りの使い捨てとなり、繰り返して使用できないという問題点がある。
【０００７】
さらに、近年、資源の有効活用の機運が高まり、各種産業界においてもリサイクル可能な製品の開発が進められているが、従来の発泡スチロール製や発泡ウレタンゴム製の抜き型体は、何れも使用後にゴミとして廃棄処理されており、リサイクル性に欠けるという問題点がある。
【０００８】
また、従来の発泡スチロール製や発泡ウレタンゴム製の抜き型体にあっては、中実体であるため、嵩張って運搬や保管に場所をとるといった問題点があった。
【０００９】
本発明は、このような従来の問題点を解消し得るドレイン用抜き型体保持装置の提供を目的とするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明は、受板上に保持されるドレイン本体の中心に一致させて該受板上に立設される支持杆と、前記ドレイン本体に乗載され、支持杆が挿通される厚み方向の貫通孔が形成された抜き型体と、前記貫通孔に挿通されて抜き型体から上方へ突出する支持杆のその突出部に着脱自在に装着され、抜き型体の上面に当接してその高さ位置を保持する保持手段とを備えたドレイン用抜き型体保持装置において、前記抜き型体を、金属板からなる略深皿状の型本体と、該型本体に被着され、その上部開口を遮蔽する金属板からなる蓋体とによって構成し、前記抜き型体の型本体に、離脱操作用の工具が係合される係止部を、貫通孔を中心として１８０°異なる位置に二箇所設け、さらに前記二つの係止部を、型本体の底面部に設けられた、係合端部が両側方に突出する略Ｔ字形下端を備えた離脱操作用の工具を上方から挿通し得る矩形状の係合孔と、該係合孔の左右両側位置に下方突成されて、係合孔に挿通して９０度回動させた状態の工具の係合端部を規制する複数の規制突起とにより構成したことを特徴とするドレイン用抜き型体保持装置である。
【００１１】
このように、本発明は、抜き型体の型本体に、硬化したコンクリートからの離脱操作用の工具が係合される係止部を具備しているものである。
【００１２】
かかる構成にあって、型本体と蓋体とが金属板によって形成されていることにより、抜き型体に強度があり、複数回の使用が可能となる。また、金属製であるためリサイクルが可能であり、さらに、複数個を重ね合わせることができるため、運搬や保管時に嵩張らず、場所をとらない。また、型本体の係止部に工具を係合して上方に引き上げ得るので、硬化したコンクリートからの離脱操作を容易に行うことができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
図１〜図３は、本発明に係るドレイン用抜き型体保持装置の一実施例を示す。
【００１４】
ここでドレイン本体１は、受皿部２と該受皿部２の下面から下方突成された排水管部３とからなる。このドレイン本体１は、排水管部３の周囲下面と、受板４間に筒状スペーサ５を介装して、受板４上に支持される。そして前記ドレイン本体１の周囲で受板４上にコンクリート６を打設する前に、前記ドレイン本体１上に抜き型体７が乗載され、後述の保持手段８により保持される。尚、前記筒状スペーサ５は、所要のコンクリート厚に対応する長さに形成されたものが用いられる。
【００１５】
前記抜き型体７は、略深皿状の型本体７ａと、該型本体７ａに着脱可能に被着されて、その上部開口を遮蔽する蓋体７ｂとからなり、金属板の絞り加工によって、施工成形する排水溝の形状に合致した形状となるように形成されている。この型本体７ａと蓋体７ｂを構成する金属板としては、スチール，ステンレス，アルミ等の材質を用いることができる。実施例では、安価で加工し易くリサイクル性に富んだスチール鋼板が用いられており、外表面に亜鉛メッキ等の防錆処理が施されている。また、型本体７ａは、上記のような絞り加工に代えて、鋳造によって成形するようにしてもよい。この場合には、絞り加工に比して型代が安価となる利点がある。
【００１６】
抜き型体７を構成する型本体７ａと蓋体７ｂには、その略中心位置に上下で一致する貫通孔９ａ，９ｂが夫々形成されており、該貫通孔９ａ，９ｂに後述の支持杆１９を厚み方向に挿通し得るようになっている。また、型本体７ａには、貫通孔９ａを中心として１８０°異なる位置に係止部１０，１０が設けられている。各係止部１０，１０は、図４〜図６に示すように、両側方に突出する係合端部を具備した略Ｔ字形下端を備える離脱操作用の工具１１を上方から挿通し得る矩形状の係合孔１２を備え、さらに、該係合孔１２の左右両側に、工具１１を挿通状態で略９０度回動させたときに位置規制する複数の規制突起１３を備えてなり、この係止部１０，１０に工具１１の係合端部を係合させて上方に引き上げることにより、硬化したコンクリート６からの型本体７ａの型抜きを行い得るようになっている。さらに、型本体７ａの下面には、シールリング１４の嵌挿溝１５が形成されている。
【００１７】
一方、前記受板４の所定位置には、筒状スペーサ５の内径とほぼ等しい外径の位置決め板１６が釘等により固定される。該位置決め板１６には円板状金属板の周縁に上向きの曲げ加工を施して係止縁１６’が設けられている。そして該係止縁１６’に前記筒状スペーサ５の下縁が外嵌され、ドレイン本体１の乗載位置が定められる。これにより前記筒状スペーサ５の上縁に支持されるドレイン本体１はその位置及び高さが決定されることとなる。
【００１８】
また、前記位置決め板１６の中心にナット１７を固着してそのナット孔を上下方向に延在する保持螺子孔１８としている。
【００１９】
この位置決め板１６の中心に配設された保持螺子孔１８には、上下に長い支持杆１９の下端部に形成した雄螺子部１９ａを上方から螺着することにより、該支持杆１９を受板４上に立設するようにしている。この実施例では、支持杆１９は、前記雄螺子部１９ａに連続する雄螺子部１９ｂを全長に亘って形成した螺子杆によって構成されている。
【００２０】
前記支持杆１９には、抜き型体７の蓋体７ｂの上面に当接してその高さ位置を保持する保持手段８が着脱自在に装着される。該保持手段８は、蝶ナット２０によって構成されており、該蝶ナット２０を支持杆１９の雄螺子部１９ｂに螺合して回動することにより、保持手段８が支持杆１９に対してその螺進作用を介して昇降及び着脱可能となっている。
【００２１】
次にその施工方法につき説明する。
【００２２】
上述のように釘等により受板４上に位置決め板１６を固定し、該位置決め板１６に筒状スペーサ５を外嵌し、該筒状スペーサ５上にドレイン本体１を同心状に乗載する。そして、支持杆１９の下端の雄螺子部１９ａを位置決め板１６の保持螺子孔１８に螺合して該支持杆１９を立設させる。
【００２３】
次に、抜き型体７を構成する型本体７ａの貫通孔９ａに前記支持杆１９の上端を挿通し、該型本体７ａをドレイン本体１上に乗載する。この時、型本体７ａの嵌挿溝１５にシールリング１４を予め嵌着しておき、型本体７ａの乗載操作によって、該シールリング１４をドレイン本体１の受皿部２の外周縁に外嵌させる。これにより、コンクリート６の打設時に、該コンクリート６が型本体７ａと受皿部２との間からドレイン本体１内に流入することが防止される。然る後、蓋体７ｂの貫通孔９ｂに支持杆１９の上端を挿通し、該蓋体７ｂを型本体７ａに被着してその上部開口を遮蔽する。これにより、コンクリート６の打設時に、該コンクリート６の型本体７ａ内への流入を防止する養生作用が得られる。
【００２４】
そして、前記蓋体７ｂの貫通孔９ｂから上方へ突出した支持杆１９の雄螺子部１９ｂに、保持手段８としての蝶ナット２０を螺合し、その螺進作用を介して下方移動させ、蓋体７ｂの上面に押圧状態で当接させる。
【００２５】
これにより、前記支持杆１９を介して、筒状スペーサ５，ドレイン本体１及び抜き型体７が受板４上で連結され位置保持されることとなる。
【００２６】
かかる状態で、前記ドレイン本体１及び抜き型体７の周囲で受板４上にコンクリート６を打設する。この時、筒状スペーサ５，ドレイン本体１及び抜き型体７が上記のように連結され位置保持されていることにより、コンクリート６の打込み圧によってずれ動くことがない。また、抜き型体７の型本体７ａには、蓋体７ｂが被着され、その上部開口が遮蔽されていることにより、型本体７ａ内に打設時のコンクリート６が入り込むことがない。そして、この打設コンクリート６が硬化するまで所定時間放置されることとなる。尚、このコンクリート６の硬化に伴ないコンクリート６上面に浮き水が滲出するのであるが、この時点で、蓋体７ｂを型本体７ａから取り外すようにしてもよい。このように蓋体７ｂを取り外すことにより、浮き水が型本体７ａに流入し、該型本体７ａに形成されている係合孔１２から前記浮き水を下方に排水することができる。
【００２７】
次に抜き型体７の型抜き作業について説明する。
【００２８】
まず、コンクリート６が硬化したら、蝶ナット２０を締付け方向と反対方向に回転させて支持杆１９から取り外し、次いで、型本体７ａから蓋体７ｂを取り外す。この時、支持杆１９も締付け方向と反対方向に回転させて位置決め板１６から取り外してもよい。
【００２９】
この状態において、型本体７ａの係止部１０，１０に工具１１を夫々係合させる。この係合操作は、両係止部１０の各係合孔１２に略Ｔ字形に形成された工具１１を差込んで略９０度回動させることにより行われる。これにより、工具１１が係合孔１２に係合され、かつ規制突起１３に当接して位置規制されることとなる。そして、工具１１を介して型本体７ａを上方に引き上げることにより、周囲のコンクリート６から型本体７ａを即座に離脱させることができる。ここで、型本体７ａの外周面に予め剥離剤を塗布しておくと、コンクリート６が外周面に固結し難いため、その型抜き作業をさらに容易に行うことができる。
【００３０】
そして、かかる施工後には、ドレイン本体１の上面周囲に、型本体７ａの周囲形状に合致した排水溝を形成することができる。また、シールリング１４によって受皿部２の外周縁部に形成された環状溝にはコーキング剤が充填される。
【００３１】
また、抜き型体７は、金属製の型本体７ａと蓋体７ｂとによって構成されているため、複数回の使用が可能であり、型本体７ａと蓋体７ｂとが分割されていることにより、使用によって抜き型体７の内部が汚れた場合には、容易に洗浄することができる。
【００３２】
尚、実施例では、抜き型体７の型本体７ａに係合孔１２を形成して係止部１０としたが、ペンチ等の工具で挟持し得る突起を型本体７ａから上方突成して、係止部１０としてもよい。この場合には、浮き水排水用の透孔が型本体７ａに別途形成される。
【００３３】
また、実施例では、蝶ナット２０を保持手段８に用いた場合について説明したが、その他の保持手段８としては、本願出願人が実開平 5-81448号で提案した図７イ，ロに示すような構成のもの等を適用することができる。
【００３４】
これらは、支持杆１９の上部をロッド状の被摺動部１９ｃとし、該被摺動部１９ｃに上方から摺動自在に外嵌される固定具２６を支持杆１９の所定位置で固定可能に設けたものであって、このような保持手段８を用いると、支持杆１９の上端から固定位置までのねじ込みによる螺進操作が不要であるため、保持手段８の着脱を迅速に行ない得る利点がある。
【００３５】
【発明の効果】
本発明は、上述のように、受板４上に保持されるドレイン本体１の、その上面に乗載される抜き型体７を、金属板からなる略深皿状の型本体７ａと、該型本体７ａに被着され、その上部開口を遮蔽する金属板からなる蓋体７ｂとによって形成したものであるから、抜き型体７に強度があり、複数回の使用が可能である。また、金属製であるためリサイクルが可能であり、さらに、型本体７ａ相互及び蓋体７ｂ相互を複数個重ね合わせることができるため、運搬や保管時に嵩張らず、場所をとらない。また、型本体７ａに、離脱操作用の工具が係合される係止部１０を設けたので、硬化したコンクリートからの離脱操作を容易に行い得る等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るドレイン用抜き型体保持装置の施工状態を示す縦断正面図である。
【図２】同上のドレイン用抜き型体保持装置の平面図である。
【図３】同上のドレイン用抜き型体保持装置の縦断側面図である。
【図４】係止部１０部分の拡大平面図である。
【図５】係止部１０部分の拡大側断面図である。
【図６】係止部１０の規制突起１３を示す拡大側断面図である。
【図７】他の保持手段８を示す側断面図である。
【図８】従来構成の側断面図である。
【符号の説明】
１ドレイン本体
４受板
７抜き型体
７ａ型本体
７ｂ蓋体
８保持手段
９ａ，９ｂ貫通孔
１２係合孔
１９支持杆[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a drain die holding device for holding a die for forming a drainage groove having a predetermined shape on a drain main body such as a roof drain together with the drain main body before placing concrete.
[0002]
[Prior art]
In order to form a drainage groove having a predetermined shape on a drain body such as a roof drain, a punching die is provided on the drain body, and concrete is placed around the drain body and the punching die. In this construction, a drain punch body holding device for holding the drain body and the punch body on the concrete receiving plate is used so that the drain body and the punch body are not moved by the concrete driving pressure.
[0003]
As the die body of this drain die body holding device, those made of foamed polystyrene as disclosed in JP-A-8-13718 and those made of urethane foam rubber are generally used at present. After the cast concrete has hardened, the punched mold is made by punching the punch with an appropriate tool such as a bar, and pulling up the punch by placing the hand in the hole. It can be easily removed.
[0004]
On the other hand, as shown in FIG. 8, the drain die holding device using the urethane foam rubber die has a lower end of a screw rod c made of a bolt inserted into a concrete receiving plate a fixed with a nut b. The screw rod c is erected on the receiving plate a, and is engaged with a screw thread d formed on the peripheral surface of the screw rod c to provide the operating body e to be movable in the vertical direction. A through hole g for loosely inserting the operating body e is formed, and a support rod h is formed on the lower edge of the operating body e, and the operating body e is fitted into the through hole g of the punching die body f from below. Thus, the die body f is supported by the support rod h. The operating body e can be moved up and down with respect to the screw rod c by the turning operation of the operating portion i protruding from the upper part of the operating body e. The clamping member f is sandwiched and supported by the holding member j disposed at the upper portion and the lower support rod h, and after the concrete has hardened, the retaining member j is removed, and the operating body e is rotated. Accordingly, the die body f can be raised and separated from the concrete p.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the drain punch body holding device having the above-described configuration, the punch body f is made of urethane foam rubber, so that it can be used for a plurality of constructions. Further, the detachment operation of the punching die f is performed by rotating the operating portion i of the operating body e with a tool such as a spanner, so that the operating body e screwed with the screw rod c is screwed. Therefore, there is a problem that it takes time to perform the die-cutting operation.
[0006]
On the other hand, as described above, the punching die made of Styrofoam can quickly perform the punching operation by making a hole with a bar or the like and pulling the punching die by placing the hand in the hole. However, since the punching die is destroyed, there is a problem that it can be used only once and cannot be used repeatedly.
[0007]
Furthermore, in recent years, the momentum for effective use of resources has increased, and development of recyclable products has been promoted in various industries. However, both conventional foamed polystyrene and foamed urethane rubber punches have been used after use. There is a problem that it is disposed as garbage and lacks recyclability.
[0008]
In addition, the conventional dies made of foamed polystyrene or foamed urethane rubber have a problem of being bulky and taking up space for transportation and storage.
[0009]
An object of the present invention is to provide a drain-type body holding device for drain which can solve such a conventional problem.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a support rod standing on the receiving plate so as to coincide with the center of the drain main body held on the receiving plate, and a through hole in the thickness direction that is mounted on the drain main body and through which the supporting rod is inserted A punching die body in which a hole is formed, and a protruding portion of a support rod that is inserted through the through-hole and protrudes upward from the punching die body, is detachably mounted, abuts on the upper surface of the punching die body, and has a height In a drain die holding device having a holding means for holding a position, the die die is attached to a substantially deep dish-shaped die main body made of a metal plate, and the upper opening of the die main body. The lid body is made of a metal plate to be shielded, and two locking portions are provided at positions different from each other by 180 ° centering on the through hole on the die body of the die body. Further, the two engaging portions are provided on the bottom surface portion of the mold body, and the engaging end portion is A rectangular engagement hole through which a tool for detachment operation having a substantially T-shaped lower end projecting sideways can be inserted from above, and projecting downward at both left and right positions of the engagement hole. A drain die holding apparatus comprising a plurality of restricting protrusions for restricting engagement end portions of a tool that is inserted and rotated 90 degrees .
[0011]
As described above, according to the present invention, the die body of the punching die body is provided with a locking portion with which a tool for detachment operation from the hardened concrete is engaged .
[0012]
In such a configuration, since the mold body and the lid are formed of a metal plate, the punching mold has strength and can be used multiple times. Further, since it is made of metal, it can be recycled, and moreover, since a plurality of them can be stacked, it is not bulky and does not take up space during transportation and storage. Further, since the tool can be engaged with the engaging portion of the mold main body and pulled upward, the detachment operation from the hardened concrete can be easily performed.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 to 3 show an embodiment of a drain punch holding device according to the present invention.
[0014]
Here, the drain main body 1 includes a tray portion 2 and a drain pipe portion 3 protruding downward from the bottom surface of the tray portion 2. The drain main body 1 is supported on the receiving plate 4 with a cylindrical spacer 5 interposed between the lower peripheral surface of the drain pipe portion 3 and the receiving plate 4. Before the concrete 6 is placed on the receiving plate 4 around the drain body 1, the die 7 is placed on the drain body 1 and held by holding means 8 described later. In addition, the said cylindrical spacer 5 used what was formed in the length corresponding to required concrete thickness.
[0015]
The die body 7 is composed of a substantially deep dish-shaped mold body 7a and a lid body 7b that is detachably attached to the mold body 7a and shields the upper opening thereof. It is formed to have a shape that matches the shape of the drainage groove to be molded. As the metal plate constituting the mold body 7a and the lid body 7b, a material such as steel, stainless steel, aluminum or the like can be used. In the examples, a steel plate that is inexpensive, easy to process and rich in recyclability is used, and rust prevention treatment such as galvanization is applied to the outer surface. Further, the mold body 7a may be formed by casting instead of the drawing process as described above. In this case, there is an advantage that the die cost is lower than that of the drawing process.
[0016]
The mold body 7a and the lid body 7b constituting the punch mold body 7 are respectively formed with through holes 9a and 9b that coincide with each other at substantially the center position, and support holes 19 described later are formed in the through holes 9a and 9b. Can be inserted in the thickness direction. The mold body 7a is provided with locking portions 10 and 10 at positions different from each other by 180 ° with the through hole 9a as the center. As shown in FIGS. 4 to 6, each of the locking portions 10, 10 has a rectangular shape through which a tool 11 for detachment operation having a substantially T-shaped lower end provided with an engagement end protruding on both sides can be inserted from above. And a plurality of restricting protrusions 13 for restricting the position when the tool 11 is rotated approximately 90 degrees in the inserted state, on both the left and right sides of the engaging hole 12. By engaging the engaging end portions of the tool 11 with the engaging portions 10 and 10 and pulling them upward, the die body 7a can be removed from the hardened concrete 6. Further, a fitting insertion groove 15 for the seal ring 14 is formed on the lower surface of the mold body 7a.
[0017]
On the other hand, a positioning plate 16 having an outer diameter substantially equal to the inner diameter of the cylindrical spacer 5 is fixed to a predetermined position of the receiving plate 4 with a nail or the like. The positioning plate 16 is provided with a locking edge 16 'by bending the peripheral edge of the disc-shaped metal plate upward. And the lower edge of the said cylindrical spacer 5 is externally fitted by this latching edge 16 ', and the mounting position of the drain main body 1 is defined. Accordingly, the position and height of the drain main body 1 supported on the upper edge of the cylindrical spacer 5 are determined.
[0018]
A nut 17 is fixed to the center of the positioning plate 16 and the nut hole is formed as a holding screw hole 18 extending in the vertical direction.
[0019]
A male screw portion 19a formed at the lower end portion of a vertically long support rod 19 is screwed into the holding screw hole 18 disposed at the center of the positioning plate 16 from above so that the support rod 19 is received by the receiving plate. 4 to stand up. In this embodiment, the support rod 19 is constituted by a screw rod in which a male screw portion 19b continuous with the male screw portion 19a is formed over the entire length.
[0020]
A holding means 8 that comes into contact with the upper surface of the lid body 7b of the punching die body 7 and holds the height position thereof is detachably attached to the support rod 19. The holding means 8 is constituted by a wing nut 20, and the holding means 8 is rotated relative to the support rod 19 by rotating the wing nut 20 into a male screw portion 19 b of the support rod 19. It can be lifted and removed via a screwing action.
[0021]
Next, the construction method will be described.
[0022]
As described above, the positioning plate 16 is fixed on the receiving plate 4 with a nail or the like, the cylindrical spacer 5 is fitted on the positioning plate 16, and the drain main body 1 is mounted concentrically on the cylindrical spacer 5. . Then, the male screw portion 19a at the lower end of the support rod 19 is screwed into the holding screw hole 18 of the positioning plate 16, and the support rod 19 is erected.
[0023]
Next, the upper end of the support rod 19 is inserted into the through hole 9a of the mold body 7a constituting the punching die body 7, and the mold body 7a is mounted on the drain body 1. At this time, the seal ring 14 is fitted in the insertion groove 15 of the mold body 7a in advance, and the seal ring 14 is fitted on the outer peripheral edge of the tray portion 2 of the drain body 1 by the mounting operation of the mold body 7a. Let This prevents the concrete 6 from flowing into the drain body 1 from between the mold body 7a and the tray part 2 when the concrete 6 is placed. Thereafter, the upper end of the support rod 19 is inserted into the through hole 9b of the lid 7b, and the lid 7b is attached to the mold body 7a to shield the upper opening. Thereby, at the time of placing the concrete 6, a curing action for preventing the concrete 6 from flowing into the mold body 7a is obtained.
[0024]
Then, a wing nut 20 as the holding means 8 is screwed into the male screw portion 19b of the support rod 19 projecting upward from the through hole 9b of the lid body 7b, and is moved downward via its screwing action, and the lid It is brought into contact with the upper surface of the body 7b in a pressed state.
[0025]
As a result, the cylindrical spacer 5, the drain main body 1 and the punching die body 7 are connected and held on the receiving plate 4 through the support rod 19.
[0026]
In this state, concrete 6 is placed on the receiving plate 4 around the drain main body 1 and the die body 7. At this time, the cylindrical spacer 5, the drain main body 1 and the punching die body 7 are connected and held in the above-described manner, so that the cylindrical spacer 5, the drain body 1 and the punch body 7 are not displaced due to the driving pressure of the concrete 6. Moreover, the cover body 7b is attached to the mold body 7a of the punching mold body 7, and the upper opening thereof is shielded, so that the concrete 6 at the time of placing does not enter the mold body 7a. Then, the cast concrete 6 is left for a predetermined time until it is cured. Note that floating water oozes on the upper surface of the concrete 6 as the concrete 6 is hardened. At this point, the lid 7b may be removed from the mold body 7a. By removing the lid 7b in this manner, floating water flows into the mold body 7a, and the floating water can be drained downward from the engagement holes 12 formed in the mold body 7a.
[0027]
Next, the die cutting work of the punching die body 7 will be described.
[0028]
First, when the concrete 6 is hardened, the wing nut 20 is rotated in the direction opposite to the tightening direction to remove it from the support rod 19, and then the lid body 7b is removed from the mold body 7a. At this time, the support rod 19 may also be removed from the positioning plate 16 by rotating in the direction opposite to the tightening direction.
[0029]
In this state, the tool 11 is engaged with the engaging portions 10 of the mold body 7a. This engagement operation is performed by inserting the tool 11 formed in a substantially T shape into each engagement hole 12 of both the locking portions 10 and rotating the tool 11 by approximately 90 degrees. As a result, the tool 11 is engaged with the engagement hole 12, and the position of the tool 11 is restricted by contacting the restriction protrusion 13. Then, by lifting the mold body 7 a upward via the tool 11, the mold body 7 a can be immediately detached from the surrounding concrete 6. Here, if a release agent is applied in advance to the outer peripheral surface of the mold main body 7a, the concrete 6 is hard to solidify on the outer peripheral surface, so that the die cutting operation can be performed more easily.
[0030]
And after such construction, drainage grooves that match the shape of the periphery of the mold body 7 a can be formed around the upper surface of the drain body 1. In addition, a caulking agent is filled in the annular groove formed in the outer peripheral edge portion of the tray portion 2 by the seal ring 14.
[0031]
Moreover, since the die body 7 is composed of a metal mold body 7a and a lid body 7b, it can be used a plurality of times, and the mold body 7a and the lid body 7b are divided. If the inside of the die 7 is soiled by use, it can be easily cleaned.
[0032]
In the embodiment, the engagement hole 12 is formed in the mold body 7a of the die body 7 to form the locking portion 10. However, a protrusion that can be held by a tool such as pliers is projected upward from the mold body 7a. The locking portion 10 may be used. In this case, a through hole for floating water drainage is separately formed in the mold body 7a.
[0033]
Further, in the embodiment, the case where the wing nut 20 is used for the holding means 8 has been described, but the other holding means 8 is shown in FIGS. 7A and 7B proposed by the present applicant in Japanese Utility Model Laid-Open No. 5-81448. The thing of such a structure etc. can be applied.
[0034]
The upper portion of the support rod 19 is a rod-shaped sliding portion 19c, and a fixture 26 that is slidably fitted to the sliding portion 19c from above can be fixed at a predetermined position of the support rod 19. If the holding means 8 is provided, there is no need for a screwing operation by screwing from the upper end of the support rod 19 to the fixed position, so that there is an advantage that the holding means 8 can be quickly attached and detached. is there.
[0035]
【The invention's effect】
As described above, the present invention provides a die body 7 mounted on the upper surface of the drain body 1 held on the receiving plate 4, and a substantially deep dish-shaped mold body 7a made of a metal plate, Since it is formed by the lid body 7b made of a metal plate that is attached to the mold body 7a and shields the upper opening, the punch body 7 has strength and can be used multiple times. Further, since it is made of metal, it can be recycled, and moreover, a plurality of mold main bodies 7a and a plurality of lid bodies 7b can be overlapped with each other. In addition, since the locking portion 10 to which the tool for detachment operation is engaged is provided on the mold body 7a, there are excellent effects such that the detachment operation from the hardened concrete can be easily performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal front view showing a construction state of a drain punch holding device according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the above-described drain punch holding device.
FIG. 3 is a longitudinal side view of the drain punch holding device according to the above.
FIG. 4 is an enlarged plan view of a locking portion 10 portion.
FIG. 5 is an enlarged side sectional view of a locking portion 10 portion.
6 is an enlarged side cross-sectional view showing a restricting protrusion 13 of the locking portion 10. FIG.
7 is a side sectional view showing another holding means 8. FIG.
FIG. 8 is a side sectional view of a conventional configuration.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Drain body 4 Receptacle plate 7 Die type body 7a Mold body 7b Cover body 8 Holding means 9a, 9b Through-hole 12 Engagement hole 19

Claims

受板上に保持されるドレイン本体の中心に一致させて該受板上に立設される支持杆と、
前記ドレイン本体に乗載され、支持杆が挿通される厚み方向の貫通孔が形成された抜き型体と、
前記貫通孔に挿通されて抜き型体から上方へ突出する支持杆のその突出部に着脱自在に装着され、抜き型体の上面に当接してその高さ位置を保持する保持手段と
を備えたドレイン用抜き型体保持装置において、
前記抜き型体を、金属板からなる略深皿状の型本体と、該型本体に被着され、その上部開口を遮蔽する金属板からなる蓋体とによって構成し、
前記抜き型体の型本体に、離脱操作用の工具が係合される係止部を、貫通孔を中心として１８０°異なる位置に二箇所設け、
さらに前記二つの係止部を、型本体の底面部に設けられた、係合端部が両側方に突出する略Ｔ字形下端を備えた離脱操作用の工具を上方から挿通し得る矩形状の係合孔と、該係合孔の左右両側位置に下方突成されて、係合孔に挿通して９０度回動させた状態の工具の係合端部を規制する複数の規制突起とにより構成したことを特徴とするドレイン用抜き型体保持装置。A support rod erected on the support plate so as to coincide with the center of the drain main body held on the support plate;
A punching die that is mounted on the drain body and has a through hole in the thickness direction through which a support rod is inserted, and
And a holding means that is detachably mounted on the protruding portion of the support rod that is inserted through the through-hole and protrudes upward from the punching die body, and abuts against the upper surface of the punching die body to hold its height position. In the drain die holding device for drain,
The punching die is constituted by a substantially deep dish-shaped die body made of a metal plate, and a lid made of a metal plate that is attached to the die body and shields its upper opening ,
The mold body of the punching die body is provided with two locking portions to be engaged with a tool for detachment operation at positions different by 180 ° around the through hole,
Further, the two locking portions are formed in a rectangular shape through which a tool for detachment operation having a substantially T-shaped lower end provided on the bottom surface portion of the mold main body and protruding from both sides can be inserted from above. An engaging hole and a plurality of restricting protrusions that project downward from both the left and right positions of the engaging hole and restrict the engaging end of the tool that is inserted through the engaging hole and rotated 90 degrees. A drain die holding device for drains, characterized in that it is configured .