JP4156520B2 - ラジアルパワーメガソニックトランスデュサー - Google Patents

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Description

本発明は、1メガヘルツ前後の周波数範囲の音響エネルギーを発生するトランスデュサーに関し、特に、回転している円形の被処理体の表面に均一な大きさの音響エネルギーを与えるシステムに関する。
0.4ないし2.0メガヘルツの周波数範囲の音波は、液体中に伝播され、破損に対して敏感な基板から粒状物質を洗浄するために使用され得ることが良く知られている。このような周波数範囲は、ほとんどメガヘルツの範囲に近いので、この洗浄処理は、一般に、メガソニッククリーニングと称されている。このような処理で洗浄され得る物品の中には、半導体装置の製造プロセスの種々の工程での半導体ウエハと、コンパクトデスクや光デスクを含むデスク状駆動媒体と、フラットパネルディスプレイと、これら以外の敏感な基板とがある。
メガソニック音響エネルギーは、結晶をラジオ周波数のAC電圧で励起することにより一般的に発生される。この結晶により発生された音響エネルギーは、エネルギー伝播部材を通って洗浄流体の中に入る。このエネルギー伝播部材は、度々、洗浄流体を収容している容器の壁であり、複数の被処理物品が、洗浄のためにこの容器内に置かれている。例えば、米国特許No.5,355,048は、幾つかの装着層により水晶の窓に装着された水晶からなるメガソニックトランスデュサーを開示している。このメガソニックトランスデュサーは、約850KHzで動作する。同様に、米国特許No.4,804,007は、水晶、サファイヤ、ボロン、窒素、ステンレススチール、もしくはタンタルにより構成されたエネルギー伝播部材が、エポキシ樹脂を使用して圧電性結晶に接着されているメガソニックトランスデュサーを開示している。
また、メガソニック洗浄システムが、個々の半導体ウエハのような単一の物品を洗浄するために使用可能であることが知られている。例えば、米国特許No.6,021,785は、回転しているウエハの一面に水平に近接して配置される小型の超音波発振機の使用を開示している。ここでは、水流がウエハの面に射出されて、音響エネルギーを音響洗浄のためのデスクの表面に結合させるのと除去される粒子を排出するのとの両者のために使用されている。同様に、米国特許No.6,039,059は、洗浄流体がウエハに噴霧され、かつメガソニックエネルギーがプローブを励起するように使用されている間に、ウエハの表面に近接して配置されるソリッドな円筒形プローブの使用を開示している。
他の例において、米国特許No.6,021,789は、ライン状に配設された複数のトランスデュサーを使用している単一ウエハ洗浄システムを開示している。この例では、液体が、ウエハの表面に流され、複数のトランスデュサーが、ウエハのエッジへと除去される粒子を運ぶ進行メガソニック波を発生するように動作される。
主に、本発明は、回転している円形被処理体の表面のあらゆるポイントにほぼ均一な大きさの音響エネルギーを与えるトランスデュサーに関してである。このトランスデュサーは、共振器に取着された圧電性結晶を有している。この結晶の両側の導電層が、結晶を駆動する電界を発生させるために使用されている。好ましくは、トランスデュサーは、0.4ないし2.0MHzの周波数範囲の音響エネルギーを発生する。
一実施の形態において、トランスデュサーの結晶は、結晶の表面領域が、回転される被処理体の半径が大きくなるのに従って大きくなるように成形されたウエッジ形状である。このことは、被処理体に与えられる音響エネルギーが、半径が長くなるのに従って多くなることを意味している。しかし、被処理体の領域をトランスデュサーの下で動かす周波数は、半径とは反対に変化するので、被処理体の費用面の表面領域の各ユニットに与えられる音響エネルギーのトータル量は、同じである。このことは、音響エネルギーが、被処理体の表面で生じるある種の化学反応をアシストするために使用される場合に有用である。また、全表面に渡って均一に化学反応が進行することが望ましい。
他の実施の形態において、結晶は、矩形であるけれども、結晶の両側の導電層は、ウエッジ形状をしている。このことは、この結晶が、結晶自身がウエッジ形状であるかのように、半径が大きくなるのに従って大きくなる音響エネルギーを被処理体に与えるのを可能にしている。
図1は、共振器14とトランスデュサーのハウジング16とにより構成されたトランスデュサー10を示している。このハウジング16は、本体18とカバープレート20を備えている。この好ましい実施の形態では、ハウジング16は、ステンレススチールでできているけれども、プラスチック、セラミック、石英、もしくはアルミニウムのような他の材料が使用され得る。表された構成において、前記共振器は、長さ“L”を有する。複数の第1のばねコネクター22が、結晶24とプリント回路基板(PCB)25との間に配置されている。1もしくは複数の第2のばねコネクター26が、段部領域27と接触している。ハウジング16の一端に形成されたねじ穴28は、標準のBNCコネクターを受けるようにサイズが設定されている。
図2は、前記本体18が、1もしくは複数の圧電性結晶24を支持するキャビティ32を有することを示している。前記共振器14は、スロット38を貫通して本体18中に延び、ここで、前記結晶24に装着されている。前記カバープレート20は、キャビティ32に対して液密シールを形成するように、ねじ、ボルトもしくは他の手段のような装着手段により、本体18に装着されている。好ましくは、前記共振器14とスロット38との間の装着は、スロット38を通ってキャビティ32内に液体が入るのを充分に防止できるように密である。ガスケット44は、湿気からキャビティ32をシールする機能に加えて、キャビティ32内の汚染物質が逃げることを防止している。幾つかの実施の形態において、リップ部45が、キャビティをシールする助けをなすように、共振器14に形成されている。
前記共振器14は、基端部46と先端部50とを有する。前記第1のばねコネクター22は、結晶24とPCB25との間に配置されている。このばねコネクター22は、ベースボタン部62と接触ボタン部64とを有し、これらボタン部62,64間にばね66が配置されている。前記ばねコネクター22は、後で詳述されるように、結晶24との電気的な接触を果たすように使用されている。
図3は、共振器14が、複数の層(正しい寸法ではない)により、結晶24に接続されていることを、示している。一実施の形態においては、この結晶24は、第1のぬれ層72と第1の接着層74とによって、ボンデング層70に接続されている。この第1のぬれ層72は、前記ボンデング層70に近接するように配置され、また、第1の接着層74は、前記結晶24に近接するように配置されている。第2のぬれ層76と第2の接着層78とが、ボンデング層70と共振器14との間に配置されている。この第2のぬれ層76は、共振器に近接するように配置されている。また、第3の接着層80が、第1の接着層74とは反対側の、結晶24の側に配置されており、金属層82が、この第3の接着層80の上に配置されている。
図3において、前記ボンデング層70は、インジウム、錫、インジウム合金、もしくは錫合金のような半田材料により形成されている。純粋なインジウムは、ボンデング層70として特に好ましい。図3に示されている他の層の構成と目的とは、米国特許No.6,222,305の図5に示されている層と同じである。特に、第1並びに第2のぬれ層72、76は、銀により形成されており、各々は、約5000Åの厚さを有している。しかし、他の材料並びに/もしくは厚さがぬれ層のために使用され得る。これらぬれ層72、76の機能は、ボンデング層70の溶融インジウム(もしくは錫)のためのぬれ表面を生じさせることであり、このことは、ボンデング層70が第1の接着層74と第2の接着層78との夫々に接着するのを助けることを意味している。
一実施の形態において、第1ないし第3の接着層74,78,80は、各々、クロムとニッケル銅合金ととからなる約5000Åの厚さの合金層でできている。例えば、前記層74,78、80は、50%のクロムと50%のニッケル銅合金とから形成され得る。許容できるニッケル銅合金は、Nickel400もしくはMONELの商標名で市販されているものを含んでいる。MONELは、32%の銅と68%のニッケルからなる銅ニッケル合金である。しかし、他の材料並びに/もしくは厚さも、接着層74,78,80として使用され得る。例えば、これら接着層74,78,80の幾つかか全部は、クロムニッケル合金を含むクロムにより形成され得る。前記層80は、オプションとしてであり、完全に除去することが可能である。前記層82は、好ましくは銀で形成されるが、ニッケルもしくは銀合金を含む他の導電材料によっても形成され得る。
好ましい実施の形態において、前記結晶24は、ジルコン酸チタン酸鉛(PZT)の結晶のような圧電性結晶である。しかし、チタン酸バリウム、水晶、もしくはポリフッ化ビニリデン樹脂(PVDF)のような多くの他の圧電材料が、この分野で良く知られているように使用され得る。好ましくは、結晶24は、0.4ないし2.0MHzの周波数範囲の音響エネルギーを発生することができる。
トランスデュサー10は、米国特許No.6,222,305に記載された基礎技術を使用して構成されている。錫がボンデング層70と使用される場合には、錫の比較的高い融点が考慮されなければならない。
特別な洗浄仕事の要求に応じて、共振器14の構成材料は、化学的に不活性な材料のグループから選定される。例えば、共振器14として良く働く不活性材料は、サファイア、水晶、シリコンカーバイト、窒化シリコン、セラミック、ステンレススチール、並びにアルミニウムを含んでいる。更に、共振器14は、Teflon(商標名)、Halar(商標名)、Kynar(商標名)、もしくはPFA(商標名)のような化学的に不活性な材料で、非不活性な材料をコーテングすることにより、化学的に不活性にされ得る。このような化学的な不活性は、共振器14が洗浄流体と化学的に反応することは許容され得ないので、望ましい。かくして、共振器14に使用される材料は、一般的には、洗浄流体の性質によって、少なくとも部分的に決定される。トランスデュサー10により洗浄される被処理体に対して、パーツパートリリオンの純度が要求されている場合には、サファイアが、共振器14に対して好ましい材料である。フッ化水素酸(HF)をベースとした洗浄液が、半導体ウエハのためのきの形式の洗浄プロセスで使用され得る。
前記共振器14は、高さ“k”を有している。一般的に、この高さ“k”は、例えば、結晶24から射出される音響エネルギーの波長の1/2の整数倍に“k”をすることにより、音響エネルギーの反射率を最小とするように選定される。
図3に示された層に加えて、共振器14を結晶24に接続する多くの方法があることは、認識されなければならない。例えば、共振器14は、前記層76,78の代わりに、組合わせた層を使用して結晶24に接続されることができる。この実施の形態において、この組合わせた層は、共振器14に塗布される導電性銀エマルジョン(ペースト)である。使用され得るエマルジョンは、ペンシルバニア州のモントゴメリービルにあるEMCA−REMAX Productsから入手可能な゜2617D低温銀導体と称される一般に入手可能な製品である。層140が、スクリーンプリント技術を使用して共振器14に直接形成されている。この実施の形態において、組合わせた層の一領域が、ばねコネクター26と接触するように段部領域27(図1に示されている)に使用される。
他の実施の形態において、前記共振器14は、エポキシ樹脂を使用して結晶24に接続されている。このエポキシ樹脂は、前述された半田状の材料の代わりに、ボンデング層70に使用されている。このようなエポキシ樹脂は、適当に導電性のあるエポキシ樹脂で良い。
トランスデュサー10は、所定の時間、回転している基板の表面領域の各ユニットにほぼ均一な量の音響エネルギーを与えるように、デザインされている。代表的には、基板は、半導体ウエハの面のように、円形をしており、この結果、基板が回転しているときに、基板が受ける音響エネルギーの強度(エネルギー/単位時間)は、円形領域の半径に対応した方向で変化する。かくして、所定の時間、基板の表面領域の各ユニットに均一な量の音響エネルギーをトランスデュサー10が与えるためには、トランスデュサー10は、音響エネルギーの可変強度フィールドを射出しなければならない。一般的に、この可変強度フィールドは、以下の4つの異なる方法の1つを使用して得られる。第1の方法では、結晶24が、可変強度フィールドを与えるような形状にされている。第2の方法では、結晶24の表面に設けられた電極が、所望の可変強度フィールドを与えるような形状にされている。第3の方法では、結晶24のセグメントが、所望の可変強度フィールドを与えるように異なるパワーレベルで駆動される。そして、第4の方法では、前記第1ないし第3の方法の組合せが、可変強度フィールドを与えるように使用される。
図4は、第1の方法を示している。図4において、結晶24は、ウエッジ形90をしている。このウエッジ形90は、湾曲辺92と、鈍い辺94と、第1の傾斜辺96と、第2の傾斜辺98とを有している。また、このウエッジ形90は、前記湾曲辺92に近接した広い端部と、前記鈍い辺94に近接した狭い端部102とを有している。角度θが、両辺96,98間に形成されている。このようなウエッジ形90は、被処理体の全表面領域をカバーするトランスデュサーを使用することがなく、トランスデュサー10が、所望の時間に回転している被処理体の円形表面の各ユニットにほぼ等しい量のエネルギーを与えることが必要な場合には、有用である。一般的に、ウエッジ形90は、被処理体の表面領域の40%以下をカバーしている。
例えば、図5において、円形の表面を有する被処理体103が、一定の速度で、トランスデュサー10の下で回転されている。中心点106は、表面104の中心を示している。結晶24のウエッジ形90は、表面104がウエッジ形90の下で(即ち、結晶24の下で)回転しているときに、半径108に沿って可変な強度を有する音響エネルギーの均一なフィールドを射出するであろう。この強度は、ウエッジ形90の前記狭い端部102が、広い端部100よりも少量のエネルギーを表面104に向けて射出するために、変化する。これは、トランスデュサー10により伝播されるパワー(エネルギー/cm)は、均一であるけれども、広い端部100の表面領域が、狭い端部102の表面領域よりも大きいからである。被処理体103が回転しているときに、広い端部100の下で回転している表面104の表面領域の第1のユニットは、広い端部から、狭い端部102の下で回転している表面領域の第2のユニットと同じ量のエネルギーを受ける。これは、表面領域の第1のユニットが、より大きい線形速度で動いていてでもある。回転に対して、被処理体103は、固定が保たれ、トランスデュサー10が回転されても良いことを気付くべきである。これは、被処理体103とトランスデュサー10との間の相対動が必要であるといえる。
図5には、表面104の複数の領域112,114,116、118が示されている。これら領域112,114,116、118の全ては、同じ面積である。領域112は、領域118よりも中心点106から大きい半径の所に位置されているので、この領域112は、被処理体103が回転しているときには、領域118よりも早い線形速度でトランスデュサー10の下を通過する。単位時間当り等しい量の音響エネルギーをトランスデュサー10は両領域112,114に与えることが望まれているので、トランスデュサー10からの全出力は、半径108に沿って変化しなければならない。トランスデュサー10が均一なパワー出力(ワット/単位面積)を有している場合には、半径方向での結晶24の表面領域の増加(中心点106から外側に向う)は、トランスデュサーからの全パワー出力において所望の増加を与えるであろう。前記ウエッジ形90は、この形態を示している。
図6は、図3に示された層の各々がウエッジ形90を有しているトランスデュサー10の実施の形態を示している。特に、第3の接着層80と、金属層82と、結晶24と、第1の接着層74と、第1のぬれ層72と、ボンデング層70と、第2のぬれ層76と、第2の接着層78と、共振器14との全てがウエッジ形90を有している。しかし、このような形態は、径方向に沿う可変強度の効果を得るためには、必要ではない。ウエッジ形90を有さなければならない層は結晶24のみである。他の層と共振器とは、これらが完全に結晶24をカバーしているのであれば、異なる形状でも良い。
図7は、所定の時間の間に、回転している基板の表面領域の各ユニットに均一な量の音響エネルギーを与えるトランスデュサー10の第2の実施の形態を示している。図7において、前に説明した部材と同じ部材は、同じ参照符号で示されている。図7に示すように、結晶24は、矩形である。さらに、結晶24と金属層82との間の、層80のような他の導電層は、これが使用される場合には、ウエッジ形126を有する必要がある。このウエッジ形126は、図4に示されたウエッジ形90と同じ形状であり、湾曲辺128と、鈍い辺132と、第1の傾斜辺136と、第2の傾斜辺138とを有している。図5で既に説明されたように、円形の表面104を有する被処理体103は、図7では、一定の速度でトランスデュサー10の下で回転される。代って、トランスデュサー10が、被処理体103に対して一定速度で回転されても良い。
金属層82をウエッジ形126にした結果は、結晶24をウエッジ形90にした場合と同じである。これは、結晶24が、電界で励起される領域からのみ音響エネルギーを射出するからである。トランスデュサー10において、前記電界は、後述されるように、RF電圧がばねコネクター22,26に印加されたときに、金属層82と第1のぬれ層72との間に生じる電位差により発生される。かくして、金属層82がウエッジ形126を有し、結晶24を覆っていると、結晶24から射出される音響エネルギーは、表面104がウエッジ形126の下(即ち、結晶24の下)で回転しているときに、半径108に沿う可変の強度を有する。好ましくは、第1のぬれ層72と、層74のように、ボンデング層70と結晶24との間の他の導電層とは、また、ウエッジ形126を有する。
前記金属層82を結晶24にウエッジ形126で設けるのは、以下のようにしてなされる。ウエッジ形126の、結晶24の領域が、マスクにより覆われないように、結晶24が、Kapton(商標名)テープのような不活性材でマスクされる。そして、金属層82が、アルゴンスパッタリングのような物理的蒸着(PVD)技術を使用して、堆積される。一般的に、結晶24は、ぬれ層80が上にスパッタリングされる前にマスクされるので、ぬれ層80と金属層82との両方は、ウエッジ形126を有する。また、メッキ技術のような他の技術が、金属層82を堆積するために使用され得る。好ましくは、この金属層は、銀で形成されるが、他の導電材料も使用可能である。同様のマスキング技術が、層72,74をウエッジ形126にするために使用される。
前記結晶24を駆動するためのバワーは、1000ワットのRF発生器のような高周波(RF)発生器(図示せず)により与えられる。好ましくは、結晶に印加されるRF電圧は、約925KHzの範囲の周波数を有する。しかし、約0.4ないし2.0MHzの範囲RF電圧が、使用され得る。このRFパワーは、ねじ穴28の中に適合する標準のBNCコネクターに接続された同軸ケーブルによって、トランスデュサー10に供給される。そして、このRF電圧は、第1のばねコネクター22と1もしくは複数の第2のばねコネクター26とによって、結晶24に供給される。前記BNCコネクターは、RF電圧を前記コネクター22,26に供給することを可能にするプリント回路基板PCB25に電気的に接続される。
前記第2のばねコネクター26は、PCB28と層76(図3に示されている)との間の電気的接続を果たす。また、前記第1のばねコネクター54は、PCB28と結晶24上の層82(図3に示されている)との間の電気的接続を果たす。このような配列において、複数の第1のばねコネクター22は、RF発生器への実際の接続を果たし、また、第2のばねコネクター26は、RF発生器への接地接続を果たしている。
トランスデュサー10は、前述されたように段部領域27を有している。この段部領域27は、前記第2のばねコネクター26に接触され得る、層76のような、共振器14上の導電領域である。この層76と結晶24との間の層の全ては、導電性(即ち、層70,72,74)なので、段部領域27との接触は、共振器14に近接した、結晶の表面との接触と電気的に等価である。前記第1のばねコネクター22は、結晶24を駆動するための回路を完成するように、金属層82と電気的に接触する。
図8は、所定の時間の間に、回転している基板の表面領域の各ユニットにほぼ均一な量の音響エネルギーを与えるトランスデュサー10の第3の実施の形態を示している。図8において、前に説明した部材と同じ部材は、同じ参照符号で示されている。図8に示すように、結晶24は、矩形であり、長さ“L”と幅“W”とを有している。一般的に、この長さ“L”は、前記半径108と等しいが、この長さ“L”は、表面104を完全に覆うことを確実にするために、半径108よりも少し長くても良い。結晶24は、セグメント146、セグメント148、セグメント150、並びに、セグメント152のように、複数のセグメントに分けられている。これらセグメント146、148,150,152は、結晶24の分かれた片である。換言すれば、この結晶24は、セグメント146、148,150,152として機能する4つの別々の片に切断されている。これらセグメント146、148,150,152の各々は、図3に示されている複数の層のような別々のセットの装着用層によって、共振器14に取着されており、この結果、これらセグメントは、短絡もしくは電気的カップリングをしない。また、これらセグメント146、148,150,152の各々は、各セグメントのための別々のばねコネクター22を使用することによるような、RF発生器への別々の電気接続を有している。この実施の形態において、共振器14(図3に示されている)は、依然として1つの連続した片である。
図8に示された実施の形態において、別々に制御可能なセグメントを使用することにより、トランスデュサー10は、幾つかの方法で使用され得る。第1に、セグメント146、148,150,152の各々は、同じ面積を有することができ、異なるパワー(ワット/cm)で駆動される。セグメント152は、セグメント150よりも大きいパワーで駆動される。また、セグメント150は、セグメント148よりも大きいパワーで駆動され、そして、セグメント148は、セグメント146よりも大きいパワーで駆動される。このように、半径の増加に伴うパワーの増加は、セグメント152の下を通る、表面104の表面領域のユニットが、セグメント146の下を通る、表面領域のユニットと等しい全量のエネルギーを受けるであろうことを意味している。このことは、前記両ユニットが、同じ時間結晶の下に位置していないのにも係わらずになされる。さらに、セグメント146、148,150,152の各々がオンする時間は、変更され得る。
別々の制御可能なセグメントが使用され得る前記第2の方法は、セグメント146、148,150,152の面積を異ならせ、可変の時間で異なるパワーで各セグメントを駆動させる。
図8に示された実施の形態のための異なるデザインは、結晶24を1つの連続した片のままにしておいて、金属層82を前記セグメント146、148,150,152と類似した別々のセグメントに分割することである。このような金属層82のセグメント化は、ウエッジ形126を形成するための、図7を参照して既に説明されたのと同じ技術を使用してなされる。この金属層のセグメント化は、図8を参照して既に説明されたのと同じ方法で、可変の時間の長さでセグメントの長手方向に沿って異なるパワーレベルで駆動されることを可能にしている。
図9は、所定の時間の間に、回転している基板の表面領域の各ユニットに均一な量の音響エネルギーを与えるトランスデュサー10の第4の実施の形態を示している。図9において、前に説明した部材と同じ部材は、同じ参照符号で示されている。図9に示すように、結晶24は、図4で既に説明されたようにウエッジ形90を有している。この結晶24は、また、セグメント160、セグメント164、並びに、セグメント168のような複数のセグメントに分けられている。これらセグメント160、164、168の各々は、同じ面積の、結晶24の分かれた片である。ウエッジ形90を使用する技術と結晶24をセグメント化する技術とを組み合わせる理由は、所定の時間に回転している表面104の表面領域の各ユニットに均一な量の音響エネルギーを与えるための比較的高度の制御を可能にすることである。
前記セグメント160、164、168の各々は、図3で説明された層のような別々のセットの取着層により、共振器14に取着されているので、短絡もしくは電気的結合が生じない。また、セグメント160、164、168の各々は、各セグメントのための別々のばねコネクター22を使用することによるようにして、RF発生器に別々に電気的に接続される。この実施の形態において、共振器14(図3に示されている)は、依然として1つの連続した片である。
図9に示された実施の形態において、別々に制御可能なセグメントを使用することにより、トランスデュサー10は、幾つかの方法で使用され得る。第1に、セグメント160、164,168の各々は、セグメント168がセグメント160よりも大きいパワーで駆動されるようにして、図8を参照して既に説明されたように、異なるパワー(ワット/cm)で駆動される。このように、半径の増加に伴うパワーの増加は、セグメント168の下を通る、表面104の表面領域のユニットが、セグメント160の下を通る、表面領域のユニットと等しい全量のエネルギーを受けるであろうことを意味している。このことは、前記両ユニットが、同じ時間結晶の下に位置していないのにも係わらずになされる。さらに、セグメント160、164,168の各々は、同じ時間か変更され得る時間で駆動され得る。さらに、各セグメントは、異なる時間オンもしくはオフされ得る。
第2に、セグメント160、164,168の各々は、同じパワーで駆動され得る。しかし、この実施の形態において、パワーが各セグメントに供給される時間の長さは、異なっている。第3の使用において、セグメント160、164,168の各々は、等しいパワーで駆動されるが、特別なセグメントがオンされるときのシーケンスは、変更される。一般的に、2つのセグメントが同じ時間にオンされることはないが、1つのセグメントがオンされるときに、このセグメントは、もう一方のセグメントと同じ時間の長さオンする。
図9に示された実施の形態のための異なるデザインは、結晶24を1つの連続した片のままにしておいて、金属層82を前記セグメント160、164,168と類似した別々のセグメントに分割することである。このような金属層82のセグメント化は、図7並びに8を参照して既に説明されたのと同じ技術を使用してなされる。この金属層のセグメント化は、図9を参照して既に説明されたのと同じ方法で、可変の時間の長さでセグメントの長手方向に沿って異なるパワーレベルで駆動されることを可能にしている。
図10は、結晶24が、ウエッジ形90に代えて三角形170を有する、図9に示された実施の形態の変形例を示している。この結晶24は、セグメント172、セグメント176、並びに、セグメント178のような複数のセグメントに分けられている。これらセグメント172、176、178の各々は、同じ面積の、結晶24の分かれた片である。ウエッジ形90を使用する技術と結晶24をセグメント化する技術とを組み合わせる理由は、所定の時間に回転している表面104の表面領域の各ユニットに均一な量の音響エネルギーを与えるための比較的高度の制御を可能にすることである。
前記セグメント172、176、178の各々は、図9を参照して既に説明されたように、別々のセットの取着層により、共振器14に取着され、また、RF発生器に別々に電気的に接続される。この結果、これらセグメント172、176、178は、図9を参照して既に説明されたように、時間の異なる長さの間に、異なるパワー(ワット/cm)レベルで駆動され得る。図10に示された実施の形態の異なるデザインは、図9を参照して既に説明されたように、共振器14を1つの連続した片のままにしておいて、金属層82を前記セグメント172、176,178と類似した別々のセグメントに分割することである。
図11は、図4を参照して既に説明したトランスデュサー10の変形例を示している。図11において、前に説明した部材と同じ部材は、同じ参照符号で示されている。図11は、トランスデュサー10がウエッジ形90を有する第1の結晶182と、ウエッジ形90を有する第2の結晶184とにより構成され得ることを、示している。この実施の形態において、トランスデュサー10は、表面104の直径に渡って延びている。これら結晶182、184の各々は、図4を参照して既に説明されたように、共振器14に取着されて、同じように機能する。両結晶182、184は、矩形形状でも良く、ウエッジ形90は、図7を参照して既に説明されたように、層82,76にウエッジ形90にすることにより、与えられ得る。同様に、結晶182,184は、図9並びに10を参照して既に説明されたように、セグメント化されていても良い。
図4,8,9,10,11の説明から、ウエッジ形90、矩形、並びに三角形以外の形状がラジアルパワートランスデュサー10に使用され得ることが、明らかであろう。しかし、一般的に、トランスデュサー10は、被処理体103の表面領域の40%以下を覆っている。
トランスデュサー10が、所定の時間の間に回転している基板の表面領域の各ユニットにほぼ均一な量の音響エネルギーを与えるように変更され得る他のパラメータは、図3に示されているボンデング層70の厚さである。この層70の厚さを半径108の方向に沿って変えることにより、トランスデュサー10により射出されるパワーは、変わる。このような現象は、層の厚さが変わるのに従って音響エネルギーの反射特性が変わる結果と考えられる。
トランスデュサー10は、多くの方法で形成されることが、明らかである。一般的に説明すると、トランスデュサーは、0.4ないし2.0MHzの周波数範囲で音響エネルギーを発生するための音響エネルギー発生手段を有する。この音響エネルギー発生手段は、所定の時間の間に、回転している基板の表面領域の各ユニットにほぼ均一な量の音響エネルギーを与え、また、基板の表面領域よりも小さい表面領域を有している。共振器は、音響エネルギーを洗浄処理で使用されている液体を通して基板に伝播させるように、音響エネルギー発生手段に取着されている。また、この音響エネルギー発生手段は、図4ないし6、並びに11に示されたウエッジ形の結晶、図7に示されたウエッジ形の電極を備えた矩形の結晶、図8に示された別々に制御可能な複数のセグメントからなる矩形の結晶、もしくは、図9、10に示された別々に制御可能な複数のセグメントからなるウエッジ形の結晶を含む多くの形態を取ることが可能である。
このトランスデュサー10は、所定の時間の間に、回転している基板の表面領域の各ユニットにほぼ均一な量の音響エネルギーを与えて、線状処理もしくは化学的処理をアシストする、メガソニック洗浄処理(もしくは、液体化学が基板の表面に適用される他の処理)に使用される。また、このトランスデュサー10は、バッチ処理での洗浄が困難な個々の物品を洗浄するのに、特に有効である。これら物品は、大型の半導体ウエハ、特注で作られたもしくは実験のチップのような低製造ランからの半導体ウエハ、フラットパネルディスプレイ、並びに他の大型のフラット基板を含んでいる。
このような形式の個々の物品を洗浄するための洗浄処理は、被処理体の表面に洗浄もしくは処理流体を与えた後に、トランスデュサー10の下で被処理体を回転させることを、含んでいる。この場合、共振器14から射出された音響エネルギーが、処理流体に伝播されて、洗浄を生じさせる。これとは異なる方法では、トランスデュサー10が、回転されて被処理体が固定を維持され得るか、両者が回転され得る。
実用上、異なる複数の処理流体が、異なる洗浄任務のために使用される。多くの処理流体の正確な成分は、流体を製造している会社に依存している。しかし、代表的な処理流体は、蒸留水と、水酸化アンモニア、過酸化水素、塩酸、硝酸、酢酸、もしくはフッ化水素酸の水溶液と、これら反応物の組み合わせとを含んでいる。一般的に使用されている処理流体の成分は、SC−1並びにSC−2のように称されている。
ほぼ均一な量の音響エネルギーが、所定の時間の間に回転している基板の表面領域の各ユニットに与えられなければならない理由は、洗浄処理もしくは化学処理の有効性が、流体に伝播される音響エネルギーの量に従って変化するからである。かくして、ウエハの表面の異なる領域が、異なる量の音響エネルギーを受けると、洗浄の程度が異なる。これは、処理流体の化学特性が洗浄作用をアシストしている場合には、特に重要である。このような状態では、このトランスデュサー10の使用が望ましい。
本発明は、現在好ましい実施の形態について説明されたけれども、このような説明は、制限するようになされたものではない。種々の変更と変形とが、上記説明を読んだ後に当業者にとってなされることは明らかであろう。従って、添付の請求項は、本発明の真の範囲内にあるような変更と変形との全てをカバーするように規定されることを意図している。
本発明に係わる音響トランスデュサーの側面図である。 図1の2−2線に沿って切断された音響トランスデュサーの断面図である。 本発明に係わる音響トランスデュサーの概略的な断面図である。 本発明に係わるウエッジ形状の結晶の概略的な上面図である。 本発明に係わる音響トランスデュサーの概略的な上面図である。 本発明に係わる音響トランスデュサーの概略的な斜視図である。 本発明に係わる音響トランスデュサーの概略的な上面図である。 本発明に係わる音響トランスデュサーの概略的な上面図である。 本発明に係わる音響トランスデュサーの概略的な上面図である。 本発明に係わる音響トランスデュサーの概略的な上面図である。 本発明に係わる音響トランスデュサーの概略的な上面図である。

Claims (11)

  1. 音響エネルギーを発生し、基板とトランスデュサーとが相対的に回転しているときに、所定の時間の間に、音響エネルギーにさらされる基板の特定の面の表面領域の各ユニットにほぼ均一な量の音響エネルギーを与えるようになっている音響エネルギー発生手段であって、この音響エネルギー発生手段は、前記特定の面の中心からの距離が長く複数のポイントに対して前記相対的な回転によって生じる線形速度の増加を補償するように、音響エネルギー発生手段からの可変の音響エネルギーを与えるようにデザインされており、また、この音響エネルギー発生手段は、前記特定の面の100パーセント未満を被っている、音響エネルギー発生手段と、
    前記基板に音響エネルギーを伝播するように、前記音響エネルギー発生手段に装着された共振器とを具備するトランスデュサー。
  2. 前記音響エネルギー発生手段は、圧電性結晶を有し、この圧電性結晶の第1の端が圧電性結晶の第2の端よりも広くなった、圧電性結晶のウエッジ形のデザイン形態を有している請求項1のトランスデュサー。
  3. 前記音響エネルギー発生手段は、複数の圧電性結晶セグメントからなるアッセンブリを有し、アッセンブリの第1の端がアッセンブリの第2の端よりも広くなった、アッセンブリのウエッジ形のデザイン形態を有している請求項1のトランスデュサー。
  4. 前記音響エネルギー発生手段は、少なくとも1つの電極を備えた圧電性結晶を有し、この電極の第1の端が電極の第2の端よりも広くなった、電極のウエッジ形のデザイン形態を有している請求項1のトランスデュサー。
  5. 前記共振器は、水晶、サファイア、シリコンカーバイト、窒化シリコン、セラミック、アルミニウム並びにステンレススチールからなるグループから選ばれた材料により形成されている請求項1のトランスデュサー。
  6. 前記音響エネルギー発生手段と共振器との間に配置され、共振器を音響エネルギー発生手段に装着させるための取着層をさらに具備する請求項1のトランスデュサー。
  7. 前記取着層は、インジウム、錫、インジウム合金、並びに錫合金からなるグループから選ばれた材料により形成されている請求項6のトランスデュサー。
  8. 前記取着層は、エポキシ樹脂により形成されている請求項6のトランスデュサー。
  9. 前記基板は、半導体ウエハを含んでいる請求項1のトランスデュサー。
  10. 前記音響エネルギー発生手段は、ウエッジ形の圧電性結晶を有し、この圧電性結晶は、第1の辺と、第2の辺と、狭い辺と、広い辺と、第2の辺から第1の辺を分ける角とを有する平面を備え、前記角は、圧電性結晶が前記特定の面の40パーセント以下を覆っているウエッジ形のである請求項1のトランスデュサー。
  11. 前記音響エネルギーは、0.4ないし2.0MHzの周波数範囲にある請求項1ないし10のいずれか1のトランスデュサー。
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