JP4155885B2 - カード用コネクタ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話、PCなど各種携帯情報端末、デジタルカメラ、デジタルAV機器などのメモリー対応機器に用いられる小型メモリーカードなどに使用される、カード用コネクタ装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータやデジタルカメラなどの電子機器の増設記録装置としてカード用コネクタ装置が一般的に使用されている。このカード用コネクタ装置の記憶媒体としてはPCカードやメモリーカードが広く使用さるようになってきている。
【0003】
このPCカードやメモリーカードをカード用コネクタ装置に挿着して必要な情報の書き込み、及び読み取りを行うものであるが、近年においては、小型のメモリーカードには、長いもの、短いもの、厚いもの、薄いものなど、形状の異なる色々な種類のメモリーカードが開発されており、これらに対応してカード用コネクタ装置も様々な種類のものが開発されている。
【0004】
この場合、今までのカード用コネクタ装置としては1種類のメモリーカードにしか対応していないのがほとんどで、一つのカード用コネクタ装置には特定の一つのメモリーカードしか挿着することができなかった。しかしながら、市場においてはサイズやタイプの異なる色々な種類のメモリーカードを使用できるコンバイン型のカード用コネクタ装置の要求が強まってきており、昨今では、このニーズに対応したコンバイン型のカード用コネクタ装置が開発されて来ている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
このコンバイン型のカード用コネクタ装置の構造としては、共通ベースとなる一つのコネクタハウジングに、複数のサイズやタイプの異なるメモリーカードを収納できるカード収容部を各々のサイズに合わせて複数個形成して、この各々のカード収容部内に、各々のメモリーカードのコンタクトパッドと接触するコンタクト端子を各々のメモリーカードのコンタクトパッドに対応させた位置にそれぞれ配設してあり、何れかのメモリーカードが挿入された場合に、そのメモリーカードに対応したコンタクト端子とメモリーカードのコンタクトパッドとが電気的に接続されるようになっている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−223044号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のコンバイン型のカード用コネクタ装置の構成では、各メモリーカードのコンタクトパッドに対応して複数のコンタクト端子が配設されており、それらのコンタクト端子の全てがコネクタハウジングの後端部から突出して回路基板に半田付けされるようになっているため、コンタクト端子の引き回しが煩雑化すると共に、コンタクト端子間が近接し半田付けしづらいという問題があった。特に、コネクタ装置の小型化に伴いコンタクト端子間の狭ピッチ化が要求された場合、全てのコンタクト端子をコネクタハウジングの後端部から突出させるのは困難であるという問題があった。
【0008】
したがって、本発明では上述した問題点を解決し、複数のカード(メモリーカード)を挿着可能なコネクタ装置において、外部に突出するコネクタ端子(コンタクト端子)の本数を減らすことが可能なカード用コネクタ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明では第1の解決手段として、異なる大きさの第1のカード及び第2のカードを挿着可能なハウジングと、このハウジングに並設され一端側に前記第1のカードの外部接触片と接触可能な接点部を有し、他端側が前記ハウジングから突出されて半田付け部が形成された複数の第1のコネクタ端子と、前記ハウジングに移動可能に配設されたホルダ部材とを備え、前記ホルダ部材は、前記第2のカードが収納されて第2のカードの排出位置と第2のカードの挿着位置との間をスライド移動可能に配設されると共に、前記ホルダ部材には一端側に前記第2のカードの外部接触片と接触可能な接点部を有し、他端側に接続部が形成された複数の第2のコネクタ端子を並設し、前記第2のカードが前記ホルダ部材に収納されて第2のカードの挿着位置に移動することにより、前記第2のコネクタ端子の接続部と前記第1のコネクタ端子の接点部とが接触して接続する構成とした。
【0010】
また、第2の解決手段として、前記第1のカードは幅広肉厚に形成され、前記第2のカードは幅狭肉薄に形成され、前記ホルダ部材は前記第1のカードが前記ハウジングに挿入される際には、前記第1のカードの挿入に伴って、前記第1のカードの挿入を妨げない挿入軌跡外に移動すると共に、前記第1のカードが挿着位置に移動することにより、前記第1のカードの外部接触片と前記第1のコネクタ端子の接点部とが接触する構成とした。
また、第3の解決手段として、前記ホルダ部材のカード挿入口側の端部には、カードの厚さ方向に傾斜する傾斜面部が形成され、前記第1のカードが前記ハウジングに挿入される際には、前記第1のカードの前端部が前記傾斜面部に当接して前記ホルダ部材が前記ハウジングの下方へ押し下げられる構成とした。
【0011】
また、第4の解決手段として、前記ハウジングには、前記ホルダ部材をカードの排出方向へ付勢する付勢部材と、ハート型カム溝と、このハート形カム溝に沿って摺動し前記ホルダ部材をカードの挿着位置に保持するロック部材とを備えた構成とした。
また、第5の解決手段として、前記ハウジングに、カードの挿入及び排出方向にスライド移動可能なスライド部材を備え、このスライド部材に前記ホルダ部材を当接させて前記ホルダ部材を前記第2のカードの排出位置と第2のカードの挿着位置との間をスライド移動可能に配設すると共に、前記スライド部材と前記ハウジングとの間に前記付勢部材及びハート型カム溝とロック部材とを設けた構成とした。
また、第6の解決手段として、前記スライド部材に、前記第1のカードを当接させて前記第1のカードをカードの排出位置とカードの挿着位置との間にスライド移動可能に配設したことを特徴とする請求項5記載のカード用コネクタ装置
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1乃至図10に示す。図1は本発明に係るカード用コネクタ装置の平面図、図2はカード用コネクタ装置の要部の概略断面図、図3は第1のカード挿入途中を示す平面図、図4は同じく要部の概略断面図、図5は第1のカード挿着時を示す平面図、図6は同じく要部の概略断面図、図7は第2のカード挿入途中を示す平面図、図8は同じく要部の概略断面図、図9は第2のカード挿着時を示す平面図、図10は同じく要部の概略断面図である。
【0013】
図において、ハウジング1は、合成樹脂などの絶縁材で前方及び上方が開口された方形状の箱形に形成されている。このハウジング1の中央には収納部1aが設けられており、また、前記ハウジング1には、前記収納部1aに連続してハウジング1の前面まで延びるカード挿入部1bが形成されている。また、前記収納部1aには、弾性を有する導電性の金属材からなる第1のコネクタ端子2が複数個並設されている。
【0014】
前記第1のコネクタ端子2は、前記収納部1aのカード挿入方向の後端側に配設されており、平板状の基部と、この基部から互いに対向する方向へ延出されて形成された接続片2a及び接触片2bとを有している。前記第1のコネクタ端子2は、一端側に形成された前記接続片2aが、前記ハウジング1の後方外側面から外方へ突出して配設されており、この接続片2aの先端に設けられた半田付け部2cが電子機器などの外部の回路基板上の回路パターンと半田付けされて固着されることで信号の伝送が行われるものとなる。
【0015】
また、前記第1のコネクタ端子2の基部の他端側に延出されて形成された前記接触片2bが、前記収納部1a内に突出して配設されたものとなっている。また、前記接触片2bの先端側には、後述する第1のカード13の外部接触片13aに接続される接点部2dが形成されている。
【0016】
また、前記ハウジング1の一側部には、後述するスライド部材10をカードの排出方向へ付勢するコイルばねからなる付勢部材3を収容するばね収容部1cが形成されている。また、このばね収容部1cと対向する一端側には、後述するロック部材11と協働してスライド部材10をカードの挿着位置に保持するハート型カム溝1dが形成されている。
【0017】
また、前記収納部1aには、合成樹脂などの絶縁材からなるホルダ部材4がスライド移動可能に配設されている。このホルダ部材4は、外形形状が後述する第1のカード13と略同一に形成されており、このホルダ部材4には、後述する第2のカード14が収容される上面と前面が開口された収容部4aが形成されている。この収容部4aに第2のカード14が収容されて第2のカード14の排出位置と第2のカード14の挿着位置との間をスライド移動可能に配設されている。
【0018】
また、ホルダ部材4のカード挿入方向の後端側には、弾性を有する導電性の金属材からなる第2のコネクタ端子5が複数個並設されている。この第2のコネクタ端子5は、前記ホルダ部材4の内部に埋設された平板状の基部と、この基部から互いに対向する方向へ延出されて形成された接続片5a及び接触片5bとを有している。
【0019】
前記第2のコネクタ端子5は、後方側に形成された前記接続片5aが、前記ホルダ部材4の底面側に設けられた切溝部4bに表出されて配設されており、この表出された先端に接続部5cが設けられている。ホルダ部材4が第2のカード14の挿入に伴って第2のカード14の挿着位置に挿着された時に、この接続部5cが第1のコネクタ端子2の接点部2dと接触して電気的に接続されるものとなる。そして、第1のコネクタ端子2の接続片2aを介して電子機器などの外部の回路基板上の回路パターンと半田付けされて固着されることで信号の伝送が行われるものとなる。
【0020】
また、前記第2のコネクタ端子5の基部の前方側に延出されて形成された前記接触片5bが、収容部4aに設けられた窓孔4cを介して前記収容部4a内に突出して配設されたものとなっている。また、前記接触片5bの先端側には、後述する第2のカード14の外部接触片14aに接続される接点部5dが形成されている。
【0021】
また、前記ホルダ部材4のカード挿入口側の端部には、カードの厚さ方向に傾斜する第1、第2の傾斜面部4d、4eが形成されている。これら傾斜面部4d、4eは、カード挿入口側の端部から挿入方向に向かって立ち上がるように斜面が形成されており、これら傾斜面部4d、4eを設けることにより、後述する第1のカード13が前記ハウジング1の収納部1aに挿入される際には、第1のカード13の前端部の下面側が前記傾斜面部4d、4eに当接して摺動することにより、第1のカード13の挿入に伴って前記ホルダ部材4が下方へ押し下げられるものとなっている。
【0022】
また、前記ホルダ部材4には、対向した両側部に一対のばね片6が設けられている。このばね片6は、第2のコネクタ端子5と同じ弾性を有する金属材で形成されており、一対のばね片6、6の先端はハウジング1の収納部1aの内底面にばね性を持って付勢されている。また、前記ハウジング1の後端側で第1のコネクタ端子2が配設された中央位置には、同じく第1のコネクタ端子2と同じ弾性を有する金属材からなるばね片7が収納部1a内へ突出されて形成されており、このばね片7の先端はホルダ部材4のカード挿入方向の先端側の底面側にばね性を持って付勢されている。
ホルダ部材4は、前記一対のばね片6、6及び、ばね片7とによってハウジング1の収納部1aの上方位置である、カード挿入部1bのカード挿入高さ位置に付勢されて保持されている。
【0023】
また、ハウジング1の一側面側には、カード挿着検出用の第1検出スイッチ部8と、ライトプロテクト用の第2検出スイッチ部9がそれぞれ設けられている。このカード挿着検出用の第1検出スイッチ部8は、図示しない接点部と、軸8aによって回動可能に軸支され、この接点部を接離させるアクチュエータ8bとから構成されており、後述する第1及び第2のカード13、14が収納部1aに挿着された時、カードの先端部あるいはホルダ部材4の先端部によって前記アクチュエータ8bが下方へ押圧されることで図示しない接点部が接離され、カードが収納部1aに挿着されたことを検出するものとなる。
【0024】
また、ライトプロテクト用の第2検出スイッチ部9は、同じく図示しない接点部と、軸9aによって回動可能に軸支され、この接点部を接離させるアクチュエータ9bとから構成されている。この第2検出スイッチ部9は、第1のカード13が挿入されたとき、第1のカード13の側面部に設けられているライトプロテクト用のノブ13bの設定位置によって前記アクチェータ9bが下方へ押圧されるか、否かで図示しない接点部が接離されるのを検出することにより、ライトプロテクトを行なうようになっている。
【0025】
スライド部材10は、合成樹脂などの絶縁材から略逆L字状に形成されている。
このスライド部材10の前端側には、ホルダ部材4の前端部及び後述する第1のカード13の前端部が当接してカードの挿入方向へ移動する際の当接部10aが設けられている。
【0026】
また、前記スライド部材10の先端部には、前記ハウジング1のばね収容部1cに収容された、前記付勢部材3の一端部が係止されるばね係止部が設けられており、また前記スライド部材10の一端側には、前記ハウジング1の一端側に形成された前記ハート型カム溝1dに摺接される金属の線材からなるロック部材11の一端が回動可能に軸支されると共に、このロック部材11を前記ハート型カム溝1dへ付勢する板ばね12が保持されている。そして、前記ロック部材11と前記ハート型カム溝1dとの協働によって前記スライド部材10は、前記付勢部材3の付勢力に抗してカードの挿着位置に保持されるものとなっている。
【0027】
尚、前記ハウジング1の収納部1aの上面側には、図示しない金属板からなるカバー部材が、前記ハウジング1の上面側の開口部を覆うように取り付けられている。また、このカバー部材は前記ハウジング1の収納部1aに配設された前記第1及び第2のコネクタ端子2、5の上面を覆うように形成されており、外部からの輻射ノイズ等の侵入を防止するシールド板の役目も果たすものとなっている。
【0028】
第1のカード13は、図3、図5に2点鎖線で示している。この第1のカード13は、例えば、SDカード(セキュアーデジタルカード)で、内部に集積回路(IC)が収納されており、記録媒体として使用されるものである。この第1のカード13の一表面には、その一端側に複数の外部接触片13aが形成されており、この外部接触片13aが前記ハウジング1の収納部1aに配設された前記第1のコネクタ端子2の接触片2bの接点部2dと接触することにより、外部に接続された電子機器との種々の情報処理が行われるものとなっている。
【0029】
前記第1のカード13が前記ハウジング1の収納部1aに挿入された時、前記第1のカード13の前端部が前記スライド部材10の当接部10aに当接することによって、前記スライド部材10が前記第1のカード13の挿入に伴って挿入方向へ移動可能となるように形成されている。
また、第1のカード13の一側面にはライトプロテクト用の設定用ノブ13bがスライド可能に設けられている。
【0030】
第2のカード14は、図7、図9に2点鎖線で示している。この第2のカード14は、例えば、SD−MINIカード(セキュアーデジタル−ミニカード)で、同じく内部に集積回路(IC)が収納されており、記録媒体として使用されるものである。この第2のカード14の一表面には、その一端側に複数の外部接触片14aが形成されている。
【0031】
この第2のカード14がハウジング1の収納部1aに挿入される際には、第2のカード14はホルダ部材4の収容部4aに収容されるものとなり、外部接触片14aがホルダ部材4の収容部4aに配設された前記第2のコネクタ端子5の接触片5bの接点部5dと接触するものとなる。そして、ホルダ部材4がカード挿着位置に移動した際には、ホルダ部材4の底面側から表出した接続片5aの接続部5cが、第1のコネクタ端子2の接点部2dと接続されることにより、外部に接続された電子機器との種々の情報処理が行われるものとなっている。
【0032】
前記第2のカード14が前記ホルダ部材4の収容部4aに挿入された時、前記ホルダ部材4の前端部が前記スライド部材10の当接部10aに当接することによって、前記スライド部材10が前記第2のカード14の挿入に伴ってホルダ部材4と共に挿入方向へ移動可能となるように形成されている。
【0033】
尚、前記第2のカード14は、前記第1のカード13に比較して、カードの大きさが小さく作成されており、前記第1のカード13よりも厚さ寸法が薄く、且つ左右方向の幅寸法が狭く形成され、第1のカード13の幅広肉厚に対して幅狭肉薄に形成されたものとなっている。
【0034】
上記構成のように、大きさ寸法の異なる、それぞれの第1のカード13、及び第2のカード14をハウジング1のカード挿入部1bに挿入する場合、上記実施例の構成においては、第2のカード14よりも寸法の厚い第1のカード13を挿入する際には、ホルダ部材4の第1及び第2の傾斜面部4d、4eに、第1のカード13の前端部が当接して下方に押圧することにより、ホルダ部材4を下方に移動させて第1のカード13の挿入を妨げない挿入軌跡外の位置へ待避させるようにしている。
【0035】
次に、図3乃至図10を用いて前記第1のカード13、及び第2のカード14をコネクタ装置に挿入する場合の動作を説明する。
第1のカード13を挿入する場合には、まず、図1及び図2に示す初期の状態、すなわち第1のカード13の未挿入時には、スライド部材10は付勢部材3の付勢力によりカードの排出方向へ付勢されており、ホルダ部材4もばね片6、7によりカード挿入部1bのカード挿着高さ位置へ付勢されている。
【0036】
次に、第1のカード13が、ハウジング1のカード挿入部1bに挿入されると、第1のカード13の前端部が、前記ホルダ部材4の前端部に形成された第1及び第2の傾斜面部4d、4eに当接され、摺動し、第1のカード13の挿入に伴って前記ホルダ部材4をばね片6、7の付勢力に抗して下方へ押し下げる。この時、前記ホルダ部材4に配設された前記第2のコネクタ端子5の接触片5bも共に下方へ移動するものとなる。
【0037】
この状態から更に、第1のカード13が挿入されると、第1のカード13の前端部が、スライド部材10の当接部10aに当接されるものとなる。この時、第1のカード13の底面部が、ホルダ部材4の傾斜面部4d、4eに当接して下方へ押し下げることにより、第2のコネクタ端子5の接触片5bもホルダ部材4と共に下方へ移動することで第1のカード13の底面と第2のコネクタ端子5の接触片5bとが離間され擦れるのが回避されるものとなる。
この時、第1のカード13の外部接触片13aは第1のコネクタ端子2の接触片2bの接点部2dとは離間している。(図3、図4)
【0038】
このように、第1のカード13がハウジング1のカード挿入部1bに挿入される際には、第1のカード13の前端部がホルダ部材4の第1及び第2の傾斜面部4d、4eに当接してホルダ部材4がハウジング1の下方へ押し下げられるようにしてあるので、簡単な構成で、確実に、ホルダ部材4を第1のカード13の挿入を妨げない位置へ移動させることができるものとなっている。
【0039】
次に、第1のカード13をカードの挿入方向へ押圧してやると、スライド部材10が第1のカード13の挿入に伴って挿入方向へ移動可能となり、付勢部材3の付勢力に抗して記スライド部材10がカードの挿入方向へ移動して、ロック部材11の一端部がハート型カム溝1dをトレースしてロック位置にロックされ第1のカード13が収納部1aに挿着される。この時、第1のカード13の外部接触片13aは第1のコネクタ端子2の接触片2bの接点部2dと接触するものとなる。(図5、図6)
【0040】
このように、ハウジング1に、第1のカード13の前端部と当接して下方へ移動するホルダ部材4を設けることにより、第1のカード13が挿入される際には、ホルダ部材4と共に第2のコネクタ端子5の接触片5bを下方へ押し下げるようにしてあるので、第1のカード13を挿入する場合においてもカードの底面と第2コネクタ端子5の接触片5bとが擦れて摩耗することがなく、確実に第1のカード13を挿着することができるものとなっている。
また、スライド部材10に、第1のカード13を当接させて第1のカード13をカードの排出位置とカードの挿着位置との間にスライド移動可能に配設したことから、第1のカード13の挿入時には、確実に、第1のカード13をカードの挿着位置に保持することができるものとなっている。
【0041】
図5及び図6に示す状態から、第1のカード13を排出するには、更に第1のカード13を一旦挿入方向に押圧することにより、ロック部材11がハートカム溝1dのロック位置から外れ、付勢部材3の付勢力によってスライド部材10がカードの排出方向へ移動して、このスライド部材10と共に第1のカード13が排出位置まで排出されるものとなる。
【0042】
このように、ハウジング1に、スライド部材10をカードの排出方向へ付勢する前記付勢部材3と、スライド部材10を付勢部材3の付勢力に抗してカード挿着位置に保持するロック機構を設けるようにしたので、第1のカード13を排出する際には、付勢部材3の付勢力を利用することにより第1のカード13を容易に排出することができる。
【0043】
また、ロック機構として、ハウジング1に設けたハート型カム溝1dと、このハート型カム溝1dに沿って摺動するロック部材11とを形成し、カード挿着位置において、第1のカード13を一旦挿入方向へ押圧することによりロックを解除させるようにしたことから、第1のカード13をカードの挿着位置へロックしたり、ロックを解除させることが容易に行え、カード挿抜時の操作性を向上することができるものとなる。
【0044】
次に、第2のカード14を挿入する場合には、図1及び図2に示す初期の状態、すなわち第2のカード14の未挿入時には、スライド部材10は付勢部材3の付勢力によりカードの排出方向へ付勢されており、ホルダ部材4もばね片6、7によりカード挿入部1bのカード挿入高さ位置へ付勢されている。
【0045】
次に、第2のカード14がカード挿入部1bに挿入されると、第2のカード14はカード挿入部1bび位置したホルダ部材4の収容部4aに収容される。この時、第2のカード14は第1のカード13に比べて幅狭肉薄の寸法のため、ホルダ部材4の前端部に形成された第1及び第2の傾斜面部4d、4eとは当接せずに収容部4aに収容されるものとなる。
この時、第2のカード14の外部接触片14aはホルダ部材4に配設された第2のコネクタ端子5の接触片5bの接点部5dと接触する。(図7、図8)
【0046】
次に、第2のカード14をカードの挿入方向へ押圧してやると、ホルダ部材4bの前端部と当接部10aで当接しているスライド部材10が、第2のカード14の挿入に伴って挿入方向へ移動可能となり、付勢部材3の付勢力に抗してスライド部材10がカードの挿入方向へ移動して、ロックピン11の一端部がハート型カム溝1dをトレースしてロック位置にロックされる。そして、第2のカード14の外部接触片14aと接続されたホルダ部材4の接続片5aの接続部5cが第1のコネクタ端子2の接触片2bの接点部2dと接触するものとなる。(図9、図10)
【0047】
このように、ホルダ部材4は、第2のカード14が挿入される際には、第2のカード14を収容部4aに収容し、第1のカード13が挿入される際には、第1のカード13の前端部と第1及び第2の傾斜面部4d、4eが当接して押し下げることにより挿入軌跡外の位置に移動するようになっているので、第2のカード14の挿入時には第2のカード14の外部接触片14aと第2のコネクタ端子5の接点部5dとを確実に接触させることができると共に、第1のカード13の挿入時には第2のコネクタ端子5の接点部5dとは接触することなしに奥方側に配設された第1のコネクタ端子2の接点部2dと第1のカード13の外部接触片13aとが確実に接触するものとなっている。
したがって、第1のカード13の挿入を円滑に行えると共に、第1のコネクタ端子2との接続を確実に行えるものとなっている。
【0048】
図9及び図10に示す状態から、第2のカード14を排出するには、同じように、更に第2のカード14を一旦挿入方向に押圧することにより、ロック部材11がハートカム溝1dのロック位置から外れ、付勢部材3の付勢力によってスライド部材10がカードの排出方向へ移動して、このスライド部材10と共に第2のカード14が排出位置まで排出されるものとなる。
【0049】
上記した実施例によれば、ホルダ部材4は、第2のカード14が収納されて第2のカード14の排出位置と第2のカード14の挿着位置との間をスライド移動可能に配設されると共に、ホルダ部材4には一端側に第2のカード14の外部接触片14aと接触可能な接点部5dを有し、他端側に接続部5cが形成された複数の第2のコネクタ端子5を並設し、第2のカード14がホルダ部材4に収納されて第2のカード14の挿着位置に移動することにより、第2のコネクタ端子5の接続部5cと第1のコネクタ端子2の接点部2dとが接触して接続するようにしてあるので、第1のカード13に対応して配設された第1のコネクタ端子2を利用することにより第2のカード14に対する信号の送受を行うことができるため、第2のカード14に対応して第2のコネクタ端子5をハウジング1から突出して配設する必要がないので、外部へ突出させるコネクタ端子の本数を削減することが可能となっている。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のカード用コネクタ装置は、異なる大きさの第1のカード及び第2のカードを挿着可能なハウジングと、ハウジングに並設され一端側に第1のカードの外部接触片と接触可能な接点部を有し、他端側がハウジングから突出されて半田付け部が形成された複数の第1のコネクタ端子と、ハウジングに移動可能に配設されたホルダ部材とを備え、ホルダ部材は、第2のカードが収納されて第2のカードの排出位置と第2のカードの挿着位置との間をスライド移動可能に配設されると共に、ホルダ部材には一端側に第2のカードの外部接触片と接触可能な接点部を有し、他端側に接続部が形成された複数の第2のコネクタ端子を並設し、第2のカードがホルダ部材に収納されて第2のカードの挿着位置に移動することにより、第2のコネクタ端子の接続部と第1のコネクタ端子の接点部とが接触して接続することから、第1のカードに対応して配設された第1のコネクタ端子を利用することにより第2のカードに対する信号の送受を行うことができるため、第2のカードに対応して第2のコネクタ端子をハウジングから突出して配設する必要がないので、外部へ突出させるコネクタ端子の本数を削減することが可能となる。
【0051】
また、第1のカードは幅広肉厚に形成され、第2のカードは幅狭肉薄に形成され、ホルダ部材は第1のカードがハウジングに挿入される際には、第1のカードの挿入に伴って、第1のカードの挿入を妨げない挿入軌跡外に移動すると共に、第1のカードが挿着位置に移動することにより、第1のカードの外部接触片と第1のコネクタ端子の接点部とが接触することから、第1のカードの挿入を円滑に行えると共に、第1のコネクタ端子との接続を確実に行える。
【0052】
また、ホルダ部材のカード挿入口側の端部には、カードの厚さ方向に傾斜する傾斜面部が形成され、第1のカードがハウジングに挿入される際には、第1のカードの前端部が傾斜面部に当接してホルダ部材がハウジングの下方へ押し下げられることから、簡単な構成で、確実に、ホルダ部材を第1のカードの挿入を妨げない位置へ移動させることができる。
【0053】
また、ハウジングには、ホルダ部材をカードの排出方向へ付勢する付勢部材と、ハート型カム溝と、このハート形カム溝に沿って摺動しホルダ部材をカードの挿着位置に保持するロック部材とを備えたことから、第2のカードの挿入時には、確実に、第2のカード及びホルダ部材をカードの挿着位置に保持することができる。
【0054】
また、ハウジングに、カードの挿入及び排出方向にスライド移動可能なスライド部材を備え、スライド部材にホルダ部材を当接させてホルダ部材を第2のカードの排出位置と第2のカードの挿着位置との間をスライド移動可能に配設すると共に、スライド部材とハウジングとの間に付勢部材及びハート型カム溝とロック部材とを設けたことから、カードのロック機構を簡単に形成でき、カードの挿着位置へのロック及びロック解除が容易に行え、カードの挿入及び排出時の操作性を向上できる。
【0055】
また、スライド部材に、第1のカードを当接させて第1のカードをカードの排出位置とカードの挿着位置との間にスライド移動可能に配設したことから、第1のカードの挿入時には、確実に、第1のカードをカードの挿着位置に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカード用コネクタ装置を示す平面図である。
【図2】本発明のカード用コネクタ装置を示す要部の概略断面図である。
【図3】本発明のカード用コネクタ装置の第1のカード挿入途中を示す平面図である。
【図4】本発明の同じく第1のカード挿入途中を示す要部の概略断面図である。
【図5】本発明のカード用コネクタ装置の第1のカード挿着時を示す平面図である。
【図6】本発明の同じく第1のカード挿着時を示す要部の概略断面図である。
【図7】本発明のカード用コネクタ装置の第2のカード挿入途中を示す平面図である。
【図8】本発明の同じく第2のカード挿入途中を示す要部の概略断面図である。
【図9】本発明のカード用コネクタ装置の第2のカード挿着時を示す平面図である。
【図10】本発明の同じく第2のカード挿着時を示す要部の概略断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
1a 収納部
1b カード挿入部
1c ばね収容部
1d ハート型カム溝
2 第1のコネクタ端子
2a 接続片
2b 接触片
2c 半田付け部
2d 接点部
3 付勢部材
4 ホルダ部材
4a 収容部
4b 切溝部
4c 窓孔
4d 第1の傾斜面部
4e 第2の傾斜面部
5 第2のコネクタ端子
5a 接続片
5b 接触片
5c 接続部
5d 接点部
6,7 ばね片
8 第1検出スイッチ部
8a 軸
8b アクチュエータ
9 第2検出スイッチ部
9a 軸
9b アクチュエータ
10 スライド部材
10a 当接部
11 ロック部材
12 板ばね
13 第1のカード
13a 外部接触片
13b ノブ
14 第2のカード
14a 外部接触片

Claims (6)

  1. 異なる大きさの第1のカード及び第2のカードを挿着可能なハウジングと、このハウジングに並設され一端側に前記第1のカードの外部接触片と接触可能な接点部を有し、他端側が前記ハウジングから突出されて半田付け部が形成された複数の第1のコネクタ端子と、前記ハウジングに移動可能に配設されたホルダ部材とを備え、前記ホルダ部材は、前記第2のカードが収納されて第2のカードの排出位置と第2のカードの挿着位置との間をスライド移動可能に配設されると共に、前記ホルダ部材には一端側に前記第2のカードの外部接触片と接触可能な接点部を有し、他端側に接続部が形成された複数の第2のコネクタ端子を並設し、前記第2のカードが前記ホルダ部材に収納されて第2のカードの挿着位置に移動することにより、前記第2のコネクタ端子の接続部と前記第1のコネクタ端子の接点部とが接触して接続することを特徴とするカード用コネクタ装置。
  2. 前記第1のカードは幅広肉厚に形成され、前記第2のカードは幅狭肉薄に形成され、前記ホルダ部材は前記第1のカードが前記ハウジングに挿入される際には、前記第1のカードの挿入に伴って、前記第1のカードの挿入を妨げない挿入軌跡外に移動すると共に、前記第1のカードが挿着位置に移動することにより、前記第1のカードの外部接触片と前記第1のコネクタ端子の接点部とが接触することを特徴とする請求項1記載のカード用コネクタ装置。
  3. 前記ホルダ部材のカード挿入口側の端部には、カードの厚さ方向に傾斜する傾斜面部が形成され、前記第1のカードが前記ハウジングに挿入される際には、前記第1のカードの前端部が前記傾斜面部に当接して前記ホルダ部材が前記ハウジングの下方へ押し下げられることを特徴とする請求項2記載のカード用コネクタ装置。
  4. 前記ハウジングには、前記ホルダ部材をカードの排出方向へ付勢する付勢部材と、ハート型カム溝と、このハート形カム溝に沿って摺動し前記ホルダ部材をカードの挿着位置に保持するロック部材とを備えたことを特徴とする請求項1記載のカード用コネクタ装置。
  5. 前記ハウジングに、カードの挿入及び排出方向にスライド移動可能なスライド部材を備え、このスライド部材に前記ホルダ部材を当接させて前記ホルダ部材を前記第2のカードの排出位置と第2のカードの挿着位置との間をスライド移動可能に配設すると共に、前記スライド部材と前記ハウジングとの間に前記付勢部材及びハート型カム溝とロック部材とを設けたことを特徴とする請求項4記載のカード用コネクタ装置。
  6. 前記スライド部材に、前記第1のカードを当接させて前記第1のカードをカードの排出位置とカードの挿着位置との間にスライド移動可能に配設したことを特徴とする請求項5記載のカード用コネクタ装置。
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