JP4154320B2 - 電源装置、及びこの電源装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

電源装置、及びこの電源装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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本発明は、キャパシタの充電のための電源装置、及びこの充電装置を備えた画像形成装置に関する。
特許文献1〜3には、電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着装置の発熱部材(定着ヒータ)について、商用電源からの電力供給に加えて、電気二重層コンデンサなどを使用した充電可能な補助電源を用いることによって、急速な立ち上がりを可能にすることで省電力効果を高めようとした技術が開示されている。
また、電子写真方式の画像形成装置その他の電子機器においては、待機状態にあるときに一定時間使用されなかった場合などには、装置内の電力負荷への通電を最低限の回路のみに制限して、省電力、省エネルギーを図る、いわゆる省エネモードの機能を備えるものが知られている(特許文献4を参照)。
特開2000−315567公報 特開2002−357966公報 特開2003−140484公報 特開2002−304088公報
電子写真方式の画像形成装置において、前述のように電気二重層コンデンサなどの蓄電器を使用した充電可能な補助電源で定着装置の温度の急速な立ち上げを行おうとする場合には、蓄電器の電力が低下して状態では急速な定着温度の立ち上げは不可能であるため、蓄電器の充電電力が所定程度以上に低下したときには、所定の制御装置が充電器を制御して蓄電器を充電するようにする必要がある。
しかしながら、このような画像形成装置が前述の省エネモードを備えているときに、省エネモードに移行したときに蓄電器の充電器による充電の制御を行なう制御装置(マイクロコンピュータなど)への電力の供給も停止されてしまうと、省エネモードに移行中には蓄電器に充電が行なわれないことになる。そして、この場合には、省エネモードへの移行直前に蓄電器の充電量が相当程度低下していたとき、あるいは、省エネモードの期間が長期間にわたり、蓄電器が自然放電したときなどには、省エネモードから復帰したときに蓄電器の充電量が足らず、定着装置の定着温度を急速に立ち上げを図ることができないという不具合がある。
この場合には、省エネモードに移行しても前述の制御装置にも電力の供給を維持することで、定着装置の定着温度の急速な立ち上げは可能であるが、これだと、省エネモードに移行しても前述の制御装置も電力の消費をするので、十分に省電力、省エネルギーを図ることができないという不具合がある。
本発明は、画像形成装置の定着装置その他の発熱装置において、装置が、所定の条件が満たされたときに装置の電力供給を制限して省電力、省エネルギーを図る省エネモードなどの機能を備えているときでも、装置の電力供給が復帰したときの発熱部材の発熱温度の急速な立ち上げと、十分な省電力、省エネルギーの効果の維持との両立を図ることである。
本発明は、キャパシタと、前記キャパシタを充電する充電器と、前記キャパシタの端子間電圧を検出する端子間電圧検出回路と、前記端子間電圧検出回路が出力する前記端子間電圧に基づき、前記充電器を制御して前記キャパシタを充電する制御装置と、前記制御装置への電力の供給を停止した状態にする省エネモードにおいて前記充電器による充電のオン/オフを制御し、前記キャパシタを充電する省エネモード時充電制御回路とを有し、前記省エネモード時充電制御回路は、前記端子間電圧を所定の基準電圧値と比較する電圧比較回路を備え、前記電圧比較回路は、前記端子間電圧が前記所定の基準電圧値を下回ることを出力し、且つ、前記省エネモードであるときに前記充電器による前記キャパシタの充電をオンする信号を出力することを特徴とする電源装置である。
本発明によれば、所定の条件が満たされたときはキャパシタの充電を制御する制御装置を含む本装置の電力負荷の一部への電力の供給を停止し、省エネモードでも、キャパシタの充電を制御することができる。よって、省エネモードからの復帰が図られた直後であっても、キャパシタの十分な充電電力を用いて発熱部材の発熱の急速な立ち上げを図ることができる。
本発明を実施するための最良の一形態について説明する。
図1は、本実施の形態のデジタル複写機1の縦断面図である。このデジタル複写機1は、本発明の画像形成装置を実施するもので、いわゆる複合機である。すなわち、このデジタル複写機1は、複写機能と、これ以外の機能、例えば、プリンタ機能、ファクシミリ機能とを備えていて、図示しない操作部のアプリケーション切り替えキーの操作により、複写機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能である。これにより、複写機能の選択時には複写モードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリントモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
次に、このデジタル複写機1の概略構成及び複写モードの際の動作について説明する。図1において、自動原稿送り装置(以下ADFという)101において、原稿台102に画像面を上にして置かれた原稿は、図示しない操作部上のスタートキーが押下されると、給紙ローラ103、給送ベルト104によってコンタクトガラスからなる原稿台102上の所定の位置に給送される。ADF101は、一枚の原稿の給送完了毎に原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有する。コンタクトガラス105上の原稿は、画像読取装置106によって画像情報が読み取られた後に、給送ベルト104、排送ローラ107によって排紙台108上に排出される。
原稿セット検知器109で原稿台102上に次の原稿が存在することが検知された場合には、同様に原稿台102上の一番下の原稿が給紙ローラ103、給送ベルト104によってコンタクトガラス105上の所定の位置に給送される。このコンタクトガラス105上の原稿は、画像読取装置106によって画像情報が読み取られた後に、給送ベルト104、排送ローラ107によって排紙台108上に排出される。ここに、給送ローラ3、給送ベルト4及び排送ローラ7は搬送モータによって駆動される。
第1給紙装置110、第2給紙装置111及び第3給紙装置112は、それぞれ選択されたときに、その積載された転写紙を給紙し、この転写紙は縦搬送ユニット116によって感光体117に当接する位置まで搬送される。感光体117は、例えば感光体ドラムが用いられていて、図示しないメインモータにより回転駆動される。
画像読取装置106で原稿から読み取られた画像データは、図示しない画像処理装置で所定の画像処理が施された後、書き込みユニット118によって光情報に変換され、感光体ドラム117には図示しない帯電器により一様に帯電された後に書き込みユニット118からの光情報で露光されて静電潜像が形成される。この感光体ドラム117上の静電潜像は、現像装置119により現像されてトナー像となる。書き込みユニット118、感光体ドラム117、現像装置119や、その他の図示しない感光体ドラム117回りの周知の装置などにより、電子写真方式で用紙などの媒体に画像形成を行なうプリンタエンジンを構成している。
搬送ベルト120は、用紙搬送の手段及び転写の手段を兼ねていて電源から転写バイアスが印加され、縦搬送ユニット116からの転写紙を感光体ドラム117と等速で搬送しながら感光体ドラム117上のトナー像を転写紙に転写する。この転写紙は、定着装置121によりトナー像が定着され、排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。感光体ドラム117は、トナー像転写後に図示しないクリーニング装置により残存トナーのクリーニングがなされる。
以上の動作は、通常のモードで用紙の片面に画像を複写するときの動作であるが、両面モードで転写紙の両面に画像を複写する場合には、各給紙トレイ113〜115のいずれかより給紙されて表面に上述のように画像が形成された転写紙は、排紙ユニット122により排紙トレイ123側ではなく、両面入紙搬送路124側に切り替えられ、反転ユニット125によりスイッチバックされて表裏が反転され、両面搬送ユニット126へ搬送される。
この両面搬送ユニット126へ搬送された転写紙は、両面搬送ユニット126により縦搬送ユニット116へ搬送され、縦搬送ユニット116により感光体ドラム117に当接する位置まで搬送され、感光体ドラム117上に上述と同様に形成されたトナー像が裏面に転写されて、定着装置121でトナー像が定着されることにより両面コピーとなる。この両面コピーは排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。
また、転写紙を反転して排出する場合には、反転ユニット125によりスイッチバックされて表裏が反転された転写紙は、両面搬送ユニット126に搬送されずに反転排紙搬送路127を経て排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。
プリントモードでは、前述の画像処理装置からの画像データの代りに、外部からの画像データが書き込みユニット118に入力されて、前述と同様に転写紙上に画像が形成される。
さらに、ファクシミリモードでは、画像読取装置106からの画像データが図示しないファクシミリ送受信部により相手に送信され、相手からの画像データがファクシミリ送受信部で受信されて前述の画像処理装置からの画像データの代りに書き込みユニット118に入力されることにより、前述と同様に転写紙上に画像が形成される。
また、このデジタル複写機1には、図示しない大量用紙供給装置(以下、LCTという)と、及びソート、穴あけ、ステイプルなどを行なうフィニッシャーと、原稿読み取りのためのモード、複写倍率の設定、給紙段の設定、フィニッシャー12で後処理の設定、オペレータに対する表示などを行なう操作部とを備えている。
次に、定着装置121の構成について図2を参照して説明する。図2に示すように、定着装置121は、本発明の発熱装置、定着装置を実施するもので、被加熱物である定着ローラ301に、シリコンゴム等の弾性部材からなる加圧ローラ302が、図示しない加圧手段により一定の加圧力で押し当てられている。定着部材と加圧部材は、一般的にローラ状である場合が多いが、例えば、いずれか一方又は両方を無端ベルト状に構成するようにしてもよい。この定着装置121には、ヒータHT1,HT2が任意の位置に設けられる。例えば、このヒータHT1,HT2は、定着ローラ301の内部に配置されていて、被加熱物である定着ローラ301を内側から加熱する。
定着ローラ301及び加圧ローラ302は、図示しない駆動機構により回転駆動される。温度センサ(サーミスタなど)TH11は、定着ローラ301の表面に当接され、定着ローラ301の表面温度(定着温度)を検出する。トナー306を担持した転写紙等の媒体であるシート307は、定着ローラ301と加圧ローラ302とのニップ部を通過する際に、定着ローラ301と加圧ローラ302による加熱及び加圧でトナー画像306が定着される。
定着ヒータHT2は、定着ローラ301の基準となる所定の目標温度Ttに達していないときにONにされて、定着ローラ301を加熱する主たるヒータ(主ヒータ)である。発熱部材である定着ヒータHT1は、本複写機1の主電源投入の時や、後述の省エネモードから復帰してコピー可能となるまでの立ち上げ時等、すなわち、定着装置121のウォームアップ時にONにされて、定着ローラ301を加熱する補助的なヒータ(補助ヒータ)である。
図3は、定着装置121を主とした本複写機1の電源制御系の構成を示す図である。図3に示す電源制御系は、AC電源(商用交流電源)PSの供給のON/OFFを行なう主電源SW201と、マイクロコンピュータを備え、電源回路200の各部その他を制御する制御装置となる制御部202と、定着ヒータHT1の補助電源である蓄電器となるキャパシタCP1と、このキャパシタCP1を充電するための充電器となるキャパシタ充電器203と、本複写機1のDC電源を生成するDC電源生成回路204と、AC定着ヒータHT2にAC電力を供給するACヒータ駆動回路205と、AC電源から入力される入力電流を検出する入力電流検出回路206と、インターロックスイッチ207と、キャパシタCP1の放電を行って、定着ヒータHT1にDC電力を供給するキャパシタ充放電回路208と、を備えている。
AC電源PSは、主電源SW201および入力電流検出回路206を介して、ACヒータ駆動回路205と、DC電源生成回路204と、およびキャパシタ充電器203にAC電力を供給する。
制御部202は、主に電源回路200の各部を制御するものであり、キャパシタ充電器203、ACヒータ駆動回路205、およびキャパシタ充放電回路208の動作を制御する。具体的には、制御部202は、キャパシタ充電器203に制御信号S11を送出して、キャパシタ充電器203によるキャパシタCP1の充電動作を制御する。また、制御部202は、キャパシタ充放電回路208に、制御信号S13,S14を送出して、キャパシタ充放電回路208による定着ヒータHT1のON/OFF動作を制御する。また、制御部202は、制御信号S18,S19をACヒータ駆動回路205に送出して、ACヒータ駆動回路205による定着ヒータHT2のON/OFF動作を制御する。さらに、制御部202は、スリットセンサ111から入力される検出信号に基づきADF101にセットされた原稿枚数を推定し、推定した原稿枚数と、操作部150で設定された部数と、および各動作モード(高速モード、低速モード)における1枚当たりのプリントに必要な時間とに基づいて、動作モード毎のコピージョブの所要時間を予測する。
入力電流検出回路206は、主電源SW201と、ACヒータ駆動回路205、DC電源生成回路204、およびキャパシタ充電器203間に設けられており、主電源SW201を介して入力されるAC電源の入力電流を検出して、検出電流S17を制御部202に出力する。この入力電流は、ACヒータ駆動回路205、DC電源生成回路204、キャパシタ充電器203、および画像形成装置の動作状態に応じて変動する。
DC電源生成回路204は、主電源SW201を介して入力されるAC電源に基づいて、画像形成装置内部で主に制御系で使用される電源Vccと、主に駆動系、中高圧電源に使用される電源Vaaを生成して、各部に出力する。
インターロックスイッチ207は、図示しない本複写機1のカバー類と連動してON/OFFするスイッチであり、複写機1のカバー類が開放されることにより触れることができる駆動部材、中高圧電源印加部材を有する場合には、カバー開時に該駆動部材の動作を停止または該印加部材への電圧印加を停止するよう電源を遮断する構成となっている。インターロックスイッチ207には、DC電源生成回路204で生成された電源Vaaの一部が入力され、このインターロックスイッチ207を介して、キャパシタ充放電回路208およびACヒータ駆動回路205に入力される。
ACヒータ駆動回路205は、制御部202から入力される制御信号S18,S19に応じて、AC定着ヒータHT2のON/OFFを行なう。
キャパシタ充電器203は、キャパシタCP1と接続されており、制御部202から入力される制御信号S11に基づいて、キャパシタCP1の充電を行なう。
キャパシタCP1は、電気二重層コンデンサ等の大容量のキャパシタで構成されている。キャパシタCP1は、キャパシタ充電器203およびキャパシタ放電回路208に接続されており、キャパシタ充電器203で充電が行われ、その充電された電力は、キャパシタ充放電回路208のON/OFF制御により定着ヒータHT1に供給される。
キャパシタ充放電回路208は、制御部202から入力される制御信号S13,S14に応じて、キャパシタCP1に蓄積された電力を放電させて、定着ヒータHT1をON/OFFさせる。
上記サーミスタTH11は、定着ローラ151の近傍に設けられており、定着ローラ151の表面温度に応じた検出信号S16を制御部202に出力する。サーミスタTH11は、その抵抗値が温度により変化するため、制御部202は、その抵抗値の温度変化を利用して、検出信号S16から定着ローラ151の表面温度を検出する。
図4は、図3のACヒータ駆動回路205の構成を示す図である。ACヒータ駆動回路205は、入力されるAC電源のノイズを除去するフィルタFIL21と、制御部202から入力される制御信号S19に応じて、ON/OFFされる安全保護用の定着リレーRL21と、安全保護用の定着リレーRL21の逆起防止用のダイオードD21と、制御部202から入力される制御信号S18に基づいて、AC定着ヒータHT2をON/OFFさせるヒータON/OFF回路220と、から構成されている。
AC電源PSは、フィルタFIL21および安全保護用の定着リレーRL21を介して、定着ヒータHT2の一端側に接続されている。定着ヒータHT2の他端側は、ヒータON/OFF回路220に接続されている。
ヒータON/OFF回路220は、AC電源をON/OFFするためのトライアックTRI21と、トライアックTRI21のゲートをONし、また、二次側である制御部202からの信号を絶縁するためのフォトカプラPC21と、フォトカプラPC21の発光側LEDを駆動するためのトランジスタTR21と、コンデンサC21および抵抗R21からなるノイズ吸収用スナバ回路と、ノイズ吸収用のインダクタL21と、続流防止抵抗である抵抗R22と、フォトカプラPC21の電流制限抵抗である抵抗R23、R24と、で構成されている。
上記構成のACヒータ駆動回路205においては、AC定着ヒータHT2は、安全保護用の定着リレーRL21とトランジスタTR21のゲートの両方がONされた状態で電力が供給されて点灯する。
制御部202は、安全保護用の定着リレーRL21に供給する制御信号S19をONした状態で、ヒータON/OFF回路220のトランジスタTR21のゲートに供給する制御信号S18をON/OFFして、AC定着ヒータHT2の点灯/消灯を制御する。
図5は、図3のキャパシタ充電器203の構成を示す図である。キャパシタ充電器203は、入力されるAC電圧のノイズを除去するNF(ノイズフィルタ)211と、突入電流を防止するための突入防止回路212と、突入防止回路212を介して入力されるAC電源PSを整流するダイオードブリッジDBと、整流されたAC電圧を平滑化するコンデンサC100と、FET214のスイッチングを制御してキャパシタCP1(図3参照)の充電動作を制御するFET制御部213と、トランスT100をON/OFFさせるFET214、入力電圧を昇圧するトランスT100と、トランスT100の2次側の出力を整流・平滑化してDC出力に変換する整流平滑回路215と、電流値を検出する電流検出部216、電圧値を検出する電圧検出部217と、キャパシタCP1に過電圧を印加しないために過電圧を検出する過電圧検出部218と、キャパシタCP1からの逆流を防止するためのダイオードD100と、絶縁素子219とを備えている。
AC電源PSから入力されるAC電圧は、ノイズフィルタ211でノイズ除去された後、突入電流防止回路212を介してダイオードブリッジDBで整流され、コンデンサ100で平滑化されて得られるDC電圧は、トランスT100の一次側に入力される。FET制御部213は、制御部202(図3参照)から入力される制御信号S11がONとなった場合に、キャパシタCP1を充電するために、FET214のスイッチング制御を開始する。FET制御部213は、電流検出部216、電圧検出部217、および過電圧検出部218から入力される各検出信号に基づいて、FET214をスイッチング制御して、キャパシタCP1の充電のための定電流制御、定電圧制御または定電力制御を行なう。一般に、キャパシタCP1は定電流で充電することが望ましいが、定電力制御で充電することにより充電時間を短縮することが可能となる。
トランスT100は、FET214でON/OFFされ、その1次側入力を昇圧して2次側から出力する。トランスT100の2次側出力は整流平滑回路215で整流・平滑されて、ダイオードD100を介して、キャパシタCP1に出力される。整流・平滑後のトランスT100の2次側出力は、電流検出部216、電圧検出部217、および過電圧検出部218でそれぞれ電流値、電圧値、および過電圧が検出されてその各検出信号がFET制御部213に入力される。
図6は、図3のキャパシタ充放電回路208の構成を示す図である。キャパシタ充放電回路208は、図6に示すように、充放電用スイッチ231と、安全保護用の定着リレーRL11と、定着リレーRL11の逆起防止用のダイオードD11と、キャパシタCP1の両端電圧を検出する両端電圧検出回路232と、を備えている。
キャパシタCP1の両端には、充放電用スイッチ231と安全保護用の定着リレーRL11が接続されている。充放電用スイッチ231は、制御部202から入力される制御信号S13によりON/OFFされる。同様に、安全保護用の定着リレーRL11は、制御部202から入力される制御信号S14によりON/OFFされる。
充放電用スイッチ231と安全保護用の定着リレーRL11の両者がONされると、定着ヒータHT1には、キャパシタCP1に蓄積された電荷が放電して、電力が供給される。
両端電圧検出回路232は、キャパシタCP1の両端電圧を検出して、その電圧信号S15を制御部202に出力する。制御部202は、この電圧信号S15を常時監視して、キャパシタCP1の充電状態を監視する。
図7は、図3の制御部202の概略構成を示す図である。制御部202は、図7に示すように、CPU241、メモリ242等から構成されている。
CPU241は、本複写機1を制御するためのプログラムやデータを格納するためのメモリ242と接続されており、メモリ242に格納されたプログラムに基づいて、プリンタエンジンや電源回路200の制御を行なう。
CPU241には、キャパシタ充放電回路208の両端電圧検出回路232で検出されたキャパシタCP1の両端電圧を表す電圧信号(アナログ信号)S15、定着ローラ151の表面温度を検出するためのサーミスタTH11と抵抗R41の抵抗値によって分圧された検出信号(アナログ信号)S16、および入力電流検出回路206で装置の入力電流を検出した検出電流(アナログ信号)S17等が入力される。
また、CPU241は、IOポートを介して、キャパシタCP1の充電をON/OFFさせる制御信号S11、充放電用スイッチ231をON/OFFさせる制御信号S13、安全保護用の定着リレーRL11をON/OFFさせる制御信号S14、ヒータON/OFF回路220をON/OFFさせる制御信号S18、および安全保護用の定着リレーR21をON/OFFさせる制御信号S19等を出力する(図3も参照)。
さらに、CPU241は、操作部150を制御する構成となっており、操作部150上に設けられたKEY163の入力を監視している。また、DRV243はLCD11を駆動するドライバ、DRV244はLED162を駆動するドライバであり、CPU241により駆動制御される。
図8は、DC電源生成回路204などの動作を説明するブロック図である。主電源SW201がONになると、DC電源生成回路204にAC電源が供給され、DC電源生成回路204のDC制御部(コンバータなどで構成される)251,252でDC電源が生成される。DC制御部252の出力するDC電源は前述の制御部(メイン制御部)202に供給され、DC制御部251の出力するDC電源はサブ制御部253に供給される(その他、操作部150、後述の充電制御回路10にも供給される)。
サブ制御部253は、マイクロコンピュータを備え、省エネモードの管理を行なう制御装置である。すなわち、本デジタル複写機1は、いわゆる省エネモードの機能を備えている。本デジタル複写機1では、所定の条件が満足されたとき、すなわち、本デジタル複写機1が使用されない待機状態のまま一定時間が経過した場合などに、一部の電力負荷のみに通電を維持し、メイン制御部202を含むその他の大部分の電力負荷に対する電力の供給を停止して省電力、省エネルギーを図る機能を備えている。この場合、大部分の電力負荷に対する電力の供給を停止後、所定の条件が満足されたとき、すなわち、操作部150の操作キーにユーザが触れた場合など、一定の条件が満たされると、電力の供給を停止していた各電力負荷への電力の供給が再開される。
この例においては、サブ制御部253は、前述の本デジタル複写機1が使用されない待機状態のまま一定時間が経過した場合など、省電力モードに移行すべき一定の条件が整ったときに、省エネ信号S3を出力してDC制御部252のDC出力を停止させる(電力制御手段)。なお、サブ制御部253にDC電源を供給するDC制御部251は常時DC電源を出力する。これにより、メイン制御部202は停止するので、前述の制御信号S11,S13,S14,S18,S19の出力などはなくなり、サーミスタTH11などの各種センサ、キャパシタ充電器203、ACヒータ駆動回路205などの各負荷は動作を停止する。よって、省電力、省エネルギーを図ることができる。このようにして省エネモードに移行後に、電源キー入力検知部254により操作部150の所定のキースイッチを操作したことがサブ制御部253により検知された場合には、サブ制御部253は省エネ信号S3を解除してコンバータ252が再びメイン制御部202に電力の供給を開始するので(電力制御手段)、デジタル複写機1が本来の機能を発揮するために必要な各負荷への電力の供給が可能となる。その他、省エネモードからの復帰条件としては、原稿が原稿台102にセットされたことの検知、本デジタル複写機1がFAX送受信機能と備えている場合のFAXの受信の検知、プリンタジョブの受信検知などであってもよい。
このように、本デジタル複写機1の省エネモードでは、省エネモード移行後には特に電力消費の大きいメイン制御部202も停止し、省エネモードを管理するサブ制御部253等のみが動作しているだけなので、節電効果は大きいといえる。
しかし、メイン制御部202は、省エネモードにないときには、前述のように両端電圧検出回路232で検出した検出電圧S15に基づいて、必要なときに制御信号S11によりキャパシタ充電器203を制御してキャパシタCP1への充電を行っている。具体的には、検出電圧S15が所定の基準値を下回ったときにキャパシタCP1の充電量が足りないと判断して、キャパシタCP1への充電を行なう。
しかしながら、メイン制御部202が停止していると制御信号(充電信号)S11が出力されないので、省電力モード移行後にはキャパシタCP1への充電は行なわれないことになる。すると、省電力モード移行時点でキャパシタCP1の充電量が不十分であるときや、省電力モードの継続時間が長くてキャパシタCP1が自然放電した場合など、省電力モード移行時、移行後にキャパシタCP1の充電量が足りないときには、その後、省電力モードから復帰してデジタル複写機1で画像形成を行おうとしても、定着ローラ301を急速に加熱することができず、画像形成の開始が遅れてしまい、ユーザは画像形成の開始まで長時間待たされてしまうという不具合がある。
そこで、省電力モード移行後には電力消費の大きいメイン制御部202への通電を停止しつつも、キャパシタCP1の必要な充電は行なえるようにする必要がある。以下では、そのための手段について説明する。
図9は、省電力モード移行後には電力消費の大きいメイン制御部202への通電を停止しつつも、キャパシタCP1の必要な充電は行なえるようにする充電制御回路10の回路図である。
充電制御回路10は、充電制御手段を実現する回路で、サブ制御部253とともにDC制御部251の出力するDC電源で省エネモード移行後も動作し、キャパシタCP1の端子間電圧(充電電圧)を直列に接続された抵抗R1,R2で分圧して検出する前述の両端電圧検出回路232と、両端電圧検出回路232による電圧検出信号S15を、所定の電源電圧を抵抗R3,R4で分圧して得られる所定の基準電圧S2と比較する比較回路3とを備えている。これにより、キャパシタCP1の充電電圧が、充電が必要なほど低いか否かを判断することができる。
キャパシタCP1の充電電圧が充電を必要とするほど低いときには、比較回路3はHレベル信号(検出電圧S1が基準電圧S2を下回ることを示す信号)をアンド回路4に出力する(第1の信号)。アンド回路4には、前述の省エネ信号S3(Hレベル信号)、すなわち、省エネモード移行状態にあることを示す信号(第2の信号)も入力され、省エネ信号S3がHレベルで省エネモードにあるとき、かつ、比較回路3の出力信号がHレベルでキャパシタCP1の充電電圧が充電が必要なほど低いときには、これらのアンドをとって、アンド回路4は、制御信号S5(Hレベル信号)をオア回路5に出力する。
オア回路5は、制御信号S14と、制御信号S5のオアをとって、キャパシタ充電器203にキャパシタCP1の充電の実行を指示する前述の制御信号S11を出力する(図3では、制御部202からキャパシタ充電器203に、直接、制御信号S11を出力するように図示しているが、実際はオア回路5を介して出力する)。
このように、充電制御回路10は、メイン制御部202がキャパシタCP1の充電を行わない省エネモード時においても、キャパシタCP1の充電電圧が低くなりすぎたときにはキャパシタCP1への充電を実行するので、省エネモードから復帰後には常に定着ローラ301を急速に加熱することができ、画像形成を速やかに開始し、ユーザは画像形成の開始まで長時間待たされてしまうことがなく、使い勝手がよい。なお、制御信号S11により充電がされるときは、電圧S15が所定の基準値に達すると、充電量がフルに達したと判断してキャパシタCP1への充電を停止する不図示の回路が、キャパシタ充電器203に設けられている。
図10は、充電制御回路10の他の構成例を示す回路図である。図10において、図9と同一符号の回路要素などは図9の充電制御回路10と同様であり、詳細な説明は省略する。図10の充電制御回路10が図9のものと相違するのは、アンド回路4に許可/禁止信号S7(第3の信号)が入力することである。この許可/禁止信号S7は、操作部150から、常時はHレベル信号として出力されるが、操作部150でユーザが所定のキーを操作することにより、Lレベル信号となり、このときは、アンド回路4がLレベル信号を出力するので、省エネモード移行後でキャパシタCP1の充電電圧が低下していてもキャパシタ充電器203はキャパシタCP1の充電を行わない。
すなわち、週末や長期休暇の場合など、デジタル複写機1が長時間使用されないときは、たとえ省エネモードに移行しているときにキャパシタCP1の充電電圧が低下しても、キャパシタCP1の充電は不要であり、かかる充電は電力の無駄となる。そこで、その場合には、ユーザが操作部150で所定のキー操作を行えば、これは、キャパシタCP1への充電の禁止のユーザからの指示の受付となり(受付手段)、許可/禁止信号S7はLレベルの状態を維持して、このキャパシタCP1への充電の禁止のユーザからの指示があったことを示す信号となるので、充電制御回路10によるキャパシタCP1への充電は禁止され、節電を図ることができる。そして、週末や長期休暇が明けたときなどには、再度ユーザが操作部150で所定のキー操作を行えば、許可/禁止信号S7はHレベルに戻り、省エネモード中のキャパシタCP1の充電が可能となる。
図11は、充電制御回路10の他の構成例を示す回路図である。図11において、図10と同一符号の回路要素などは図10の充電制御回路10と同様であり、詳細な説明は省略する。図11の充電制御回路10が図10のものと相違するのは、アンド回路4がオア回路5の後段に設けられている点である。これにより、ユーザが操作部150で所定のキー操作を行って、許可/禁止信号S7はLレベルのときは、省エネモードになくても、すなわち、制御部202が出力する制御信号S14によっても、キャパシタCP1の充電が禁止されるので、ユーザが操作部150を操作することで、必要があるときは絶対的にキャパシタCP1の充電が禁止して節電を図ることができる。
図12は、充電制御回路10の他の構成例を示す回路図である。図12において、図9と同一符号の回路要素などは図9の充電制御回路10と同様であり、詳細な説明は省略する。図12の充電制御回路10が図9のものと相違するのは、許可/禁止信号S7に代えて、タイマ信号S8をアンド回路4に入力させる点である。サブ制御部253は、時計機能とタイマ機能を備えていて、常時はタイマ信号S8をHレベル信号として出力するが、所定の時間帯になると、タイマ信号S8をLレベルに変更する(時刻判定手段)。すなわち、タイマ信号S8は、現在時刻が所定の時間帯にあることを示す信号となる。これにより、所定の時間帯(夜間など)においては、省エネモードに移行していて、キャパシタCP1への充電が不十分であっても、キャパシタCP1への充電は禁止され、無駄な充電を行わないようにして節電を図ることができる。
図13は、充電制御回路10の他の構成例を示す回路図である。図13において、図9と同一符号の回路要素などは図9の充電制御回路10と同様であり、詳細な説明は省略する。図13の充電制御回路10が図9のものと相違するのは、両端電圧検出回路232を構成する抵抗R2(あるいは抵抗R1、または抵抗R1,R2の両方)が可変抵抗で構成されている点である。これにより、経時変化によってキャパシタCP1の性能が変化し、同一の電圧レベルまで充電するのに要する時間が長期化し、よって、キャパシタCP1への充電は早めに行なわなければならなくなっても、サービスマンが前述の可変抵抗の抵抗値を調節して、基準電圧S2の値を調節することが可能となり(可変手段)、省エネモードに移行後のキャパシタCP1への充電を早めに開始できるようにすることができる。もちろん、抵抗R3,R4の少なくとも一方を可変抵抗として、比較回路3に入力する基準電圧の大きさを可変としてもよい。
図14は、充電制御回路10の他の構成例を示す回路図である。図14において、図9と同一符号の回路要素などは図9の充電制御回路10と同様であり、詳細な説明は省略する。図14の充電制御回路10が図9のものと相違するのは、アンド回路4の出力信号に基づいて制御信号S11を操作部150へも出力するようにしている点である。これにより、操作部150は、制御信号S11がHレベルにあるときは、LEDを点灯するなど所定の手段で、省エネモードに移行後のキャパシタCP1への充電の実行をユーザに報知することができる(報知手段)。
次に、参考例として、前述の各充電制御回路10の機能を他のローカルの制御部、この例ではサブ制御部253が行なう処理により実現する場合について説明する。図15は、この場合のハードウエア構成を示すブロック図である。以下の説明で、図8〜図14と同一符号の部材は前述の説明と同様の回路要素などであるため、詳細な説明は省略する。
この例では、メイン制御部202は制御信号をサブ制御部253に出力し、サブ制御部253がキャパシタ充電器203を制御して、省エネモードにないときのキャパシタCP1の制御を行なう。
そして、前述の電圧検出信号S15,許可/禁止信号S7、タイマ信号S8も、サブ制御部253に入力され、省エネモードにあるときには、サブ制御部253が、図16のフローチャートに示す処理を行なう。この処理は充電制御手段を実現するものである。すなわち、省エネモードにあるときは(ステップS1のY)、キャパシタCP1の両端電圧S15が予め設定されている基準値S2を下回っていると判断したときは(ステップS2のY)、許可/禁止信号S7、タイマ信号S8(この例ではタイマ信号S8はサブ制御部253の内部の信号である)がLレベルにあるか否かを判断し(ステップS3,S4)、いずれもLレベルにあるときは(ステップS3のY,S4のY)、制御部202からキャパシタCP1の充電を指示する制御信号S14が出力されているときは(ステップS5のY)、これをキャンセルして(ステップS6)、キャパシタ充電器203に制御信号S11を出力して、キャパシタCP1の充電を行なう(ステップS7)。また、ステップS7では同時に制御信号S11を操作部150にも出力して、図14を参照して前述した例と同様に、キャパシタCP1の充電を実行していることをユーザに報知する(報知手段)。
キャパシタCP1の両端電圧S15が基準値S2以上であると判断したとき(ステップS2のN)、あるいは、許可/禁止信号S7、タイマ信号S8がいずれもHレベルにあるときは(ステップS3のN,S4のN)、ステップS7の充電は行なわない。
図17は、サブ制御部253などが実行する基準値S2の設定処理のフローチャートである。すなわち、サービスマンなどが操作部150で所定のキー操作を行って基準値S2の値として所定の値を指定すると(ステップS11のY)、その値を基準値S2の値として図示しない不揮発性メモリなどに設定する(可変手段)(ステップS12)。前述の図16の処理では、このようにして設定した基準値S2を用いて、ステップS2の判断を行なう。
以上のような処理を行なうことにより、サブ制御部253などのローカルの制御部により、前述の充電制御回路10の機能を実行することができる。
本実施の形態のデジタル複写機の縦断面図である。 定着装置の説明図である。 定着装置を主としたデジタル複写機の電源制御系の回路図である。 ACヒータ駆動回路の回路図である。 キャパシタ充電器の回路図である。 キャパシタ充放電回路の回路図である。 メイン制御部の回路図である。 サブ制御部などの機能を説明する回路図である。 充電制御回路の回路図である。 充電制御回路の他の構成例の回路図である。 充電制御回路の他の構成例の回路図である。 充電制御回路の他の構成例の回路図である。 充電制御回路の他の構成例の回路図である。 充電制御回路の他の構成例の回路図である。 充電制御回路の機能をサブ制御部が実行する処理で実現する場合の回路図である。 サブ制御部が実行する処理のフローチャートである。 サブ制御部が実行する処理のフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
3 比較回路
4 アンド回路
121 定着装置、発熱装置
202 制御装置
203 充電器
232 端子電圧検出回路
253 電力制御手段
CP1 蓄電器
HT1 発熱部材

Claims (8)

  1. キャパシタと、
    前記キャパシタを充電する充電器と、
    前記キャパシタの端子間電圧を検出する端子間電圧検出回路と、
    前記端子間電圧検出回路が出力する前記端子間電圧に基づき、前記充電器を制御して前記キャパシタを充電する制御装置と、
    前記制御装置への電力の供給を停止した状態にする省エネモードにおいて前記充電器による充電のオン/オフを制御し、前記キャパシタを充電する省エネモード時充電制御回路とを有し、
    前記省エネモード時充電制御回路は、
    前記端子間電圧を所定の基準電圧値と比較する電圧比較回路を備え、
    前記電圧比較回路は、前記端子間電圧が前記所定の基準電圧値を下回ることを出力し、且つ、前記省エネモードであるときに前記充電器による前記キャパシタの充電をオンする信号を出力することを特徴とする電源装置。
  2. 前記制御装置は、前記端子間電圧が所定の基準電圧値を下回るときに前記充電器による前記キャパシタの充電を行なう、請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記省エネモード時充電制御回路は、ユーザから前記キャパシタの充電の禁止の指示を受け付ける受付手段を備え、
    前記禁止の指示を受け付けたときは、前記充電器による前記キャパシタの充電を禁止する、請求項1又は2に記載の電源装置。
  4. 前記省エネモード時充電制御回路は、現在時刻が所定の時間帯にあるか否かを判定する時刻判定手段を備え、
    現在時刻が前記所定の時間帯にあると前記時刻判定手段が判定したときは前記キャパシタの充電を禁止する、請求項1〜3のいずれかの一に記載の電源装置。
  5. 前記省エネモード時充電制御回路により前記キャパシタの充電を行なうときには、前記キャパシタの充電を行なう旨をユーザに報知する報知手段を、備えている請求項1〜4のいずれかの一に記載の電源装置。
  6. 前記キャパシタが発熱装置の発熱部材に供給する電力を蓄電するものである請求項1〜5のいずれかに一に記載の電源装置。
  7. 電子写真方式で媒体上に画像形成を行い、定着装置の定着部材によりトナー画像が形成された媒体を加圧及び加熱して前記トナー画像の定着を行なう画像形成装置であって、
    前記定着部材を加熱する発熱部材に電力を供給する電源装置として請求項1〜6のいずれかの一に記載の電源装置を備えている、画像形成装置。
  8. 使用されない待機状態のまま一定時間が経過した場合に省エネモードに移行し、
    操作部の所定のキースイッチの操作により前記省エネモードから復帰する請求項に記載の画像形成装置。
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