JP4153439B2 - ワイパアーム - Google Patents

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Description

本発明は車両に搭載されるワイパアームに関するものである。
従来、ワイパアームの構造は例えば特許文献1に開示されている。特許文献1にて開示されているワイパアームは、アームヘッドと、該アームヘッドに連結されるリテーナと、該アームヘッドの上部側を覆うヘッドカバーとから構成されている。アームヘッドの基端部はワイパピボットのピボット軸に固定され、先端部には該アームヘッドの幅方向に沿って延びる略円柱状の連結軸が形成されている。リテーナの先端部にはガラス面を払拭するワイパブレードが固定されており、基端部には該リテーナの幅方向に沿って連結孔が形成されている。この連結孔はアームヘッド側へ開放された開放部を有している。連結孔に前記開放部からアームヘッドの連結軸が挿入されてアームヘッドとリテーナとが連結される。この時、連結孔の内周面と連結軸の外周面とが僅かな間隙を形成していることによりリテーナはガラス面に対する接離方向に回動可能となっている。このワイパアームには、一端をリテーナに他端をアームヘッドに固定されるコイルばねが備えられており、該コイルばねがリテーナをガラス面に向かって付勢している。
このように構成されたワイパアームは、ピボット軸の往復回動に伴い、ワイパアームが往復回動してガラス面の払拭が行われる。この時、リテーナがアームヘッドに対して回動することにより、ワイパアームは該ワイパアームの往復回動に伴うガラス面の起伏に追従する。
特開2001−247015号公報
ところで、降雪によってワイパアーム上に雪が積もり、昼間の太陽照射等により気温が上昇して雪が解けると、雪解け水はワイパアームの表面を伝って滴下していく。このような雪解け水の一部は、アームヘッドの上部側を覆うヘッドカバーの内部へも浸入する。ここで、特許文献1にて開示されているワイパアームでは、連結孔の内周面と連結軸の外周面との間に僅かな間隙を有することによりリテーナがガラス面に対する接離方向に回動可能となっていることから、連結孔の内周面と連結軸の外周面とが形成する僅かな間隙が毛細管構造となる。従って、ヘッドカバーの内部へ浸入した雪解け水は連結孔の内周面と連結軸の外周面とが形成する僅かな間隙に積極的に浸入する。その浸入した水は低温環境下において再び凍結し、リテーナとアームヘッドとの回動を妨げる。この状態でワイパアームを往復回動させて、ワイパブレードにてガラス面を払拭することは可能である。しかしながら、リテーナとアームヘッドとの回動が妨げられている、即ちリテーナのガラス面に対する接離方向の回動が凍結により妨げられているために、ワイパアームは該ワイパアームの往復回動に伴うガラス面の起伏に追従することが困難となる。その結果、払拭角度位置によってガラス面への押圧力にばらつきが生じてしまい良好な払拭性能を得ることができないという問題があった。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、低温環境下でも良好な払拭性能が得られるワイパアームを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、車体に回転自在に支持されたピボット軸に基端部が固定されるアームヘッドと、前記アームヘッドの先端部と連結手段によって払拭面に対する接離方向に回動可能に連結されるリテーナと、前記リテーナを払拭面に向かって付勢する付勢部材とを備えたワイパアームであって、前記アームヘッド又は前記リテーナのいずれか一方は二股に分岐されることによって形成された一対の分岐脚を有するとともに、いずれか他方は前記一対の分岐脚により形成される凹部に対応した形状の連結部を有しており、前記連結手段は、前記一対の分岐脚間に架け渡された連結軸と、前記連結部の幅方向に沿って貫通して形成されて前記連結軸を支承する連結孔とからなり、前記連結孔が設けられている前記連結部の両側面には、前記ワイパアームに付着した水滴が誘導案内されて前記連結孔を回避させる案内路が形成されている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のワイパアームであって、前記案内路は、前記連結孔が設けられている前記連結部の壁面から凸設された案内リブである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のワイパアームであって、前記案内路は、前記連結孔が設けられている前記連結部の壁面に凹設された案内溝である。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のワイパアームであって、前記案内路は、前記連結孔が設けられている前記連結部の壁面上において連続的に形成され、該案内路の終端部は、前記壁面の鉛直方向下縁に達している。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のワイパアームであって、記案内路は、前記連結部の上部の先端部から基端部へ向かって連続的に延び、前記連結部の基端部側で前記連結部の下部へ向かって鉛直方向下向きに屈曲し、更に鉛直方向下縁に達するまで連続的に延びている。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、ワイパアームに付着した水滴は、案内路によって連結孔を回避するように誘導案内される。従って、毛細管現象により、連結孔の内周面と連結軸の外周面とが形成する僅かな間隙に水滴が積極的に浸入されてしまうことが防止される。その結果、連結孔の内周面と連結軸の外周面とが形成する間隙に水滴が浸入して低温環境下で凍結することによりリテーナのアームヘッドに対する回動が妨げられることが防止されるため、低温環境下でもワイパアームの往復回動に伴う払拭面の起伏に確実に追従し、良好な払拭性能を得ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、連結孔が設けられている連結部の壁面から凸設された案内リブが連結孔を回避するように誘導案内して、連結孔の内周面と連結軸の外周面とが形成する僅かな間隙へ水滴が浸入することを防止する。
請求項3に記載の発明によれば、連結孔が設けられている連結部の壁面に凹設された案内溝が樋のように機能して、連結孔を回避するように誘導案内して、連結孔の内周面と連結軸の外周面とが形成する僅かな間隙へ水滴が浸入することを防止する。
請求項4に記載の発明によれば、案内路の終端部は、連結孔が設けられている連結部の壁面上において、連続的に形成されて鉛直方向下縁に達しているため、水滴は案内路によって終端部まで誘導案内され、終端部から滴下する。従って、確実に水滴を排出し、案内路による誘導案内の途中でワイパアーム上を伝う水滴がワイパアームの他部位に浸入することを防ぐことができる。
請求項5に記載の発明によれば、案内路は、連結部の上部の先端部から基端部へ向かって連続的に形成され、連結部の基端部側で前記連結部の下部に向かって鉛直方向下向きに屈曲し、更に鉛直方向下縁に達するまで連続的に形成されている。従って、案内路による誘導案内の途中で側面上を伝う水滴が案内路から外れることを防いで確実に水滴を排出し、水滴がワイパアームの他部位に浸入することをより確実に防ぐことができる。
本発明によれば、低温環境下でも良好な払拭性能が得られるワイパアームを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、ワイパ装置1は、ワイパアーム2と、該ワイパアームの先端部に固定されるワイパブレード3とを備えている。
図2及び図3に示すように、ワイパアーム2は、図示しない車体に回転自在に支持されるピボット軸4に基端部(図3中、矢印Y方向)が固定されるアームヘッド5と、該アームヘッド5の先端部(図3中、矢印X方向)に連結されるリテーナ6と、アームヘッド5の上部側を覆うヘッドカバー7とから構成されている。
アームヘッド5は合成樹脂により形成されている。アームヘッド5の基端部には、前記ピボット軸4を挿通させるための挿通孔11が形成されており、該挿通孔11にピボット軸4が貫通して挿入されている。そして、ピボット軸4の先端部がナット4aにより締め付けられて、アームヘッド5がピボット軸4から抜けないように固定されている。アームヘッド5の先端部側は二股に分岐されることによって一対の分岐脚12が形成されており、該分岐脚12間には連結手段を構成する略円柱状の連結軸13が架け渡されている。一対の分岐脚12の内側は、アームヘッド5の上から見て該分岐脚の基端部(図3中、矢印Y方向)が半円状を成す凹部となっている。また、分岐脚12の外側面には前記ヘッドカバー7を回動可能に固定するための2つのヒンジ孔14(図3中に1つのみ図示)が形成されている。更に、アームヘッド5の基端側の外周面下端部には、ヘッドカバー7を固定するための係合凹部15が形成されている。
リテーナ6はアームヘッド5と同様に合成樹脂により形成されている。リテーナ6は、該リテーナ6の幅方向中央部が上方へ突出するように、断面U字状を成している。更に、リテーナ6の基端部(図3中、矢印Y方向)には、該リテーナ6の幅が狭くなった連結部21が設けられている。連結部21には、該リテーナ6の幅方向に沿って貫通して形成され前記連結軸13を支承する連結孔22が設けられている。この連結孔22は前記連結軸13と共に連結手段を構成する。連結孔22にはアームヘッド5側へ開放された開放部23が形成されており、前記連結軸13に応じた形状となっている。そして、開放部23を境にした連結部21の上部21aは、開放部23を境にした連結部21の下部21bよりもアームヘッド5側へ延びている。上部21aの先端部(図3中、矢印Y方向)は、リテーナ6の上から見て略半円状をなしており、前記一対の分岐脚12により形成される凹部に対応した形状となっている。
そして、前記開放部23から前記連結軸13が挿入されることにより、アームヘッド5に対しリテーナ6が回動可能に連結される。この時、連結軸13の外周面と連結孔22の内周面とが僅かな間隙を有することによって、アームヘッド5に対しリテーナ6が回動可能となっている。連結軸13の外周面と連結孔22の内周面とが形成する僅かな間隙は毛細管構造となっている。
また、連結部21の下面には、連結孔22に向かって凹む断面矩形状のばね凹部24が形成されている。そして、付勢手段としてのコイルばね25が、該ばね凹部24を通りつつ、一端をアームヘッド5の内側に形成された係止ピン26aに固定され、他端をリテーナ6の内側に形成された係止ピン26bに固定されている。このコイルばね25はリテーナ6を払拭面としてのガラス面に向かって付勢している。
図3に示すように、リテーナ6の連結部21において、壁面としての両側面21cには、案内路としての案内リブ27がそれぞれ凸設されている。この案内リブ27は、リテーナ6の側面に付着した水滴が前記連結孔22を回避するように該水滴を誘導案内するために設けられている。案内リブ27は連結部21の上部21aの先端部から基端部(図3中、矢印X方向)へ向かって連続的に延び、連結部21の基端部側(図3中、矢印X方向)で下部21bへ向かって鉛直方向下向きに屈曲し、更に側面21cの鉛直方向下縁に達するまで連続的に延びている。即ち、案内リブ27は、側面21c側から見ると略L字状をなしている。また、案内リブ27の短手方向の断面は矩形状をなしていると共に、その高さはリテーナ6が回動する際にアームヘッド5に装着されている前記ヘッドカバー7の切欠き部7aと干渉しない高さとなっている。従って、案内リブ27は、該案内リブ27の形成を容易にすると共に、リテーナ6のアームヘッド5に対する回動を妨げない。
前記ヘッドカバー7は合成樹脂よりなる。ヘッドカバー7は、アームヘッド5の上部側を覆うことができるような略椀形状をなしており、リテーナ6側の側壁が開放となっている。そして、ヘッドカバー7の内周面のリテーナ6側の上部には前記ヒンジ孔14と係合する2つのヒンジ突起31が形成されている。また、ヘッドカバー7の内周面の反リテーナ6側の下部には前記係合凹部15と係合する2つの係合凸部32が形成されている。このようなヘッドカバー7は、アームヘッド5のヒンジ孔14にヒンジ突起31を係合させると共に、係合凹部15に係合凸部32を係合させることにより、アームヘッド5に装着固定される。
上記のように構成されたワイパ装置1では、ピボット軸4の往復回動に伴い、ワイパアーム2が往復回動してガラス面の払拭が行われる。この時、リテーナ6をアームヘッド5に対して回動させることにより、ワイパアーム2は該ワイパアーム2の往復回動に伴うガラス面の起伏に追従している。
ここで、降雪により、ワイパアーム2上に雪が積もり、その雪が昼間の太陽照射や温度上昇により解けて雪解け水となってワイパアーム2上を伝う。図3に示すように、この雪解け水は、水滴となってリテーナ6上を伝ってヘッドカバー7とリテーナ6との間から内部に浸入し、リテーナ6の連結部21の側面21cに達する。その後、水滴は重力の作用により側面21c上を下方に伝っていく。そして、水滴は案内リブ27に到達し、案内リブ27を伝ってリテーナ6とアームヘッド5とを連結する連結部21の基端部に向かって移動し、該案内リブ27の終端部から落下する。即ち、水滴は、連結孔22を回避するように案内リブ27によって案内され、該案内リブ27の終端部から落下する。
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)ワイパアーム2に付着した水滴は、案内リブ27によって連結孔22を回避するように案内される。従って、毛細管現象によって連結孔22の内周面と連結軸13の外周面とが形成する僅かな間隙に水滴が積極的に浸入されてしまうことを防止することができる。その結果、連結孔22の内周面と連結軸13の外周面とが形成する間隙に水滴が浸入して低温環境下で凍結してリテーナ6のアームヘッド5に対する回動が妨げられることが防止されるため、低温環境下でもワイパアーム2の往復回動に伴うガラス面の起伏に確実に追従し、良好な払拭性能を得ることができる。
(2)案内リブ27は、連結部21の側面21c上において、連結部21の上部21aの先端部から基端部へ向かって連続的に形成され、連結部21の基端部側で連結部21の下部21bへ向かって鉛直方向下向きに屈曲し、側面21cの鉛直方向下縁に達するまで連続的に形成されている。従って、案内リブ27による誘導案内の途中で側面21c上を伝う水滴が案内リブ27から外れることを防いで確実に水滴を排出し、水滴がワイパアーム2の他部位に浸入することを防ぐことができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、アームヘッド5に連結軸13が形成され、リテーナ6に連結孔22が形成されたワイパアーム2となっているが、図4に示すように、アームヘッド40に連結孔41が形成され、リテーナ42に連結軸43が形成されたワイパアーム45としてもよい(図4では、上記実施形態と同様の構成については同一の符号を付している)。詳しくは、アームヘッド40の先端部には、該アームヘッドの幅が狭くなった連結部46が形成されており、連結部46には該アームヘッド40の幅方向に沿って貫通する連結孔41が形成されている。そして、連結孔41はリテーナ42側に開放する開放部47を備えている。開放部47を境に連結部46は上部46aと下部46bとに分けられている。連結部46の両側面46cには、連結部46の上部46aの先端部から基端部へ向かって連続的に延び、連結部46の基端部側で下部46bに向かって屈曲し、更に連結部46(側面46c)の鉛直方向下縁に達するまで連続的に延びる案内リブ48がそれぞれ形成されている。また、リテーナ42の基端部には一対の分岐脚49が形成されており、該分岐脚49間には連結軸43が架け渡されている。そして、連結孔41に連結軸43が挿入されることにより、リテーナ42がアームヘッド40に対して回動可能に支承される。
このように構成されたワイパアーム45において、雪解け水が水滴となって該ワイパアーム45上を伝い側面46cに達しても、水滴は、案内リブ48によって連結孔41を回避するように誘導案内される。従って、連結孔41の内周面と連結軸43の外周面とが形成する僅かな間隙に水滴が浸入することが防止され、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
○上記実施形態では、案内路として案内リブ27が凸設されているが、図5に示すように、案内リブ27の代わりに側面21cに断面矩形状の案内溝50が凹設されるものであってもよい。このように構成すると、リテーナ6とアームヘッド5との間に浸入した水滴は、案内溝50が樋のように機能することによって連結孔22を回避するように誘導案内される。従って、連結孔22の内周面と連結軸13の外周面とが形成する間隙に水滴が浸入されることを防止し、低温環境下でも良好な払拭性能を得ることができる。
尚、案内溝50の断面形状は矩形状に限らず、半円状や台形状等、水滴が連結孔22を回避するように誘導案内することができる形状であればよい。また、上記実施形態においてだけでなく、図4に示す案内リブ48を案内溝としてもよい。
○上記実施形態では、案内リブ27は、側面21c上において、連結部21の基端側で下部21bに向かって鉛直方向下向きに屈曲しているが、鉛直方向下向きに限らず、水滴が重力の作用により案内リブ27の終端部に達することができるように形成されていればよい。
○上記実施形態では、連結孔22が形成されたリテーナ6に案内リブ27が形成されているだけであるが、更に、アームヘッド5の分岐脚12の内側面に連結軸13を回避するように水滴を誘導案内する案内リブ又は案内溝を形成してもよい。また、図4に示すリテーナ42の分岐脚49の内側面に、連結軸43を回避するように水滴を誘導案内する案内リブ又は案内溝を形成してもよい。このように構成すると、案内リブ27(案内リブ48)と共に案内溝も連結孔22(連結孔41)の内周面と連結軸13(連結軸43)とが形成する僅かな隙間にワイパアーム2上を伝ってきた水滴が浸入することを防ぐため、水滴が間隙に浸入することをより確実に防ぐことができる。
○上記実施形態では、案内リブ27のみを形成した構成となっているが、側面21cに案内リブ27と案内溝との両方を形成した構成としてもよい。また、図4に示すアームヘッド40の側面46cに、案内リブ48と案内溝との両方を形成した構成としても良い。
○上記実施形態では、案内路として側面21cに案内リブ27が凸設されているが、案内リブ27を凸設する代わりに、側面21cの上端部と連結部21の基端部側の側面21cとを削るように設けられる段部を形成してもよい。同様に、図4においても、案内リブ48を凸設する代わりに、側面46cの上端部と連結部46の基端部側の側面46cとを削るように設けられる段部を形成してもよい。
上記各実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)請求項1に記載のワイパアームであって、前記案内路は、前記アームヘッド及び前記リテーナのうち前記連結孔が設けられているいずれか一方の壁面に凸設された案内リブと、前記壁面に凹設された案内溝とであることを特徴とするワイパアーム。
(ロ)請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のワイパアームであって、前記アームヘッド及び前記リテーナのうち前記連結軸が設けられているいずれか一方には、前記ワイパアームに付着した水滴が前記連結軸を回避するように該水滴を誘導案内する案内リブが凸設されていることを特徴とするワイパアーム。
(ハ)請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のワイパアームであって、前記アームヘッド及び前記リテーナのうち前記連結軸が設けられているいずれか一方には、前記ワイパアームに付着した水滴が誘導案内されて前記連結軸を回避させる案内溝が凹設されていることを特徴とするワイパアーム。
ワイパアームの正面図。 アームヘッド付近の断面図。 アームヘッド付近の拡大斜視図。 別例のアームヘッド及びリテーナを示す斜視図。 別例のリテーナを示す斜視図。
符号の説明
2,45…ワイパアーム、4…ピボット軸、5,40…アームヘッド、6,42…リテーナ、13,43…連結軸、21,46…連結部、21a,46a…上部、21b,46b…下部、21c,46c…壁面としての側面、22,41…連結孔、25…付勢部材としてのコイルばね、27,48…案内路としての案内リブ、50…案内路としての案内溝。

Claims (5)

  1. 車体に回転自在に支持されたピボット軸に基端部が固定されるアームヘッドと、
    前記アームヘッドの先端部と連結手段によって払拭面に対する接離方向に回動可能に連結されるリテーナと、
    前記リテーナを払拭面に向かって付勢する付勢部材と
    を備えたワイパアームであって、
    前記アームヘッド又は前記リテーナのいずれか一方は二股に分岐されることによって形成された一対の分岐脚を有するとともに、いずれか他方は前記一対の分岐脚により形成される凹部に対応した形状の連結部を有しており、
    前記連結手段は、前記一対の分岐脚間に架け渡された連結軸と、前記連結部の幅方向に沿って貫通して形成されて前記連結軸を支承する連結孔とからなり、
    前記連結孔が設けられている前記連結部の両側面には、前記ワイパアームに付着した水滴が誘導案内されて前記連結孔を回避させる案内路が形成されていることを特徴とするワイパアーム。
  2. 請求項1に記載のワイパアームであって、
    前記案内路は、前記連結孔が設けられている前記連結部の壁面から凸設された案内リブであることを特徴とするワイパアーム。
  3. 請求項1に記載のワイパアームであって、
    前記案内路は、前記連結孔が設けられている前記連結部の壁面に凹設された案内溝であることを特徴とするワイパアーム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のワイパアームであって、
    前記案内路は、前記連結孔が設けられている前記連結部の壁面上において連続的に形成され、該案内路の終端部は、前記壁面の鉛直方向下縁に達していることを特徴とするワイパアーム。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のワイパアームであって、
    記案内路は、前記連結部の上部の先端部から基端部へ向かって連続的に延び、前記連結部の基端部側で前記連結部の下部へ向かって鉛直方向下向きに屈曲し、更に鉛直方向下縁に達するまで連続的に延びていることを特徴とするワイパアーム。
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