JP4152290B2 - グリル - Google Patents
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Description
すなわち、被加熱物の種類や焼き具合等の調理メニューを手動操作によって設定するための設定手段と、加熱手段の一例としてのグリルバーナの加熱作動の開始及び停止を指令するための点消火指令手段等が備えられ、調理メニューが設定されて加熱作動の開始が指令されると自動調理運転を実行する構成となっている。そして、この自動調理運転が開始されると、前記加熱手段による加熱を開始したのちに、グリル庫内の温度を検出する温度検出手段の検出値に基づいてグリル庫内の温度の上昇度合いを求めて、その温度の上昇度合いに基づいて被加熱物の熱負荷を判別し、その熱負荷に基づいて被加熱物を焼き上げるのに必要な加熱時間を設定して、その加熱時間が経過すると加熱手段の加熱を自動停止させるように構成されたものがあった。そして、上記したような自動調理運転を実行しているときには、加熱手段による加熱量や加熱時間等の加熱用の運転状態を変更させるための操作入力は受け付けないようになっており、自動調理運転を実行しているときには上記したような加熱用の運転状態の変更調整は行うことができない構成となっていた(例えば、特許文献1参照。)。
グリル庫内の温度を検出する温度検出手段が備えられ、
前記制御手段が、前記自動調理運転として、
前記加熱手段による加熱が開始された後の前記温度検出手段の検出情報に基づいて被加熱物の熱負荷を判定する負荷判定処理、及び、その被加熱物の熱負荷に基づいて前記負荷の判別処理が行われてから前記加熱手段の加熱作動を終了するまでの残加熱時間を設定する残加熱時間設定処理を実行するように構成され、
前記制御手段が、
前記自動調理運転の実行中であって前記残加熱時間が設定されていないときに前記自動運転停止指令手段にて自動調理運転の停止が指令された場合には、
前記継続加熱運転として、
被加熱物の調理が完了すると予測される標準加熱時間から前記自動調理運転において前記加熱手段の加熱を開始してから自動調理運転の停止が指令された時点までの加熱経過時間を減算して必要加熱時間を求め、その必要加熱時間が最小設定時間より長ければその必要加熱時間を、前記加熱手段の加熱作動を終了するまでの継続用加熱時間として設定するように構成され、且つ、
前記必要加熱時間が前記最小設定時間よりも短ければ前記最小設定時間を前記継続用加熱時間として設定するように構成されている点にある。
又、制御部Hは、判定用情報算出処理として、グリルバーナ2による加熱を開始したときの排ガス温度センサ37の検出温度が基準温度より低ければ、グリルバーナ2による加熱を開始したときの排ガス温度センサ37の検出温度と前記基準温度との差が大きいほど短くなるように、前記熱容量判別用経過時間を補正するように構成され、グリルバーナ2による加熱を開始したときの排ガス温度センサ37の検出温度が基準温度より高ければ、グリルバーナ2による加熱を開始したときの排ガス温度センサ37の検出温度と基準温度との差が大きいほど長くなるように、前記熱容量判別用経過時間を補正するように構成されている。
図6に示すように、前記制御部Hは、電源スイッチ9がオン操作された後に点消火スイッチ23がオン操作されるとマニュアル調理運転を実行する(ステップ1、2)。このマニュアル運転について図7のフローチャートに基づいて説明を加えると、先ず、グリルバーナ2に対する点火処理を実行する(ステップ3)。具体的には、点火器7による点火を開始させた後に、元電磁弁12及び流量制御弁18を開弁させてグリルバーナ2に着火させ、熱電対8により着火が確認されると点火器7の動作を停止して燃焼ランプ24を点灯させる。運転開始時には、グリルバーナ2の火力は、上面バーナ2aと下面バーナ2b,2cの加熱量が共に強火力になるように初期設定されることになる。尚、設定時間内に熱電対8により着火が確認されなければ不着火エラーとして元電磁弁12及び流量制御弁18を閉弁して報知処理する。
この自動調理運転においては、先ず、マニュアル調理運転のときと同様にグリルバーナ2に対する点火処理を実行し(ステップ30)、図13(イ)に示すようにタイマー表示部26にて自動調理運転状態であることを示す「AU」を表示する(ステップ31)。そして、前記メニュー切替スイッチ29、焼き加減調整スイッチ30、タイマー設定スイッチ25等による切り替え操作のための入力の受け付けを抑制する入力抑制状態に切り替える(ステップ32)。従って、この自動調理運転が行われている間は、これらの操作により入力は行えない状態となる。但し、とりけしスイッチ31の操作による自動調理運転の取り消し指令は入力可能である。
To=Y1−YA
To=Y1+dT
dT=D・Δtb2+E・Δtb
但し、D,Eは実験により求めた定数であり、D=0.03、E=0.69
前記熱容量判別用経過時間Toを検出するための第1監視温度X1は、図12に示すように、調理メニューに応じて異なる値が予め設定されている。つまり、この温度条件が調理メニュー指令手段MSにて指令された調理メニューに応じて選択された負荷判別用条件に対応することになる。
α=(TB2−TB1)/(160−100)
TM=A×(To/α)+B
自動調理運転の実行中にとりけしスイッチ31がオン操作されると、そのときステップ35の残加熱時間設定処理を終了して残加熱時間TMが設定済みでなければ、標準的な被加熱物が調理が完了すると予測される標準加熱時間Ts(9分)から、自動調理運転においてグリルバーナ2の加熱を開始してからその時点までの加熱経過時間Tkを減算した必要加熱時間が最小設定時間(30秒)より長ければ、その必要加熱時間を継続加熱時間としてのマニュアル調理運転におけるタイマー時間として設定する(ステップ201〜203)。又、必要加熱時間が最小設定時間より短ければ最小設定時間すなわち30秒を前記タイマー時間として設定し、その設定されたタイマー時間をタイマー表示部26に表示する(ステップ204、205)。このとき、加熱経過時間Tkが標準加熱時間Tsより長い場合であっても前記必要加熱時間が最小設定時間よりも短いものとして算出されるので、最小設定時間すなわち30秒を前記タイマー時間として設定することになる。
以下、別実施形態を列記する。
31 自動運転停止指令手段
32 グリル庫
33 載置部
H 制御手段
K 温度検出手段
MS 調理メニュー指令手段
Claims (5)
- グリル庫内に備えられた載置部に載置された被加熱物を加熱する加熱手段と、自動調理開始指令により前記加熱手段の加熱を開始して自動調理運転を実行する制御手段とが備えられたグリルであって、
前記自動調理運転の停止を指令する自動運転停止指令手段が備えられ、
前記制御手段が、前記自動調理運転を実行しているときに前記自動運転停止指令手段にて停止が指令されると、前記加熱手段の加熱作動を継続させた状態で前記自動調理運転を停止して継続加熱運転を実行するように構成され、
グリル庫内の温度を検出する温度検出手段が備えられ、
前記制御手段が、前記自動調理運転として、
前記加熱手段による加熱が開始された後の前記温度検出手段の検出情報に基づいて被加熱物の熱負荷を判定する負荷判定処理、及び、その被加熱物の熱負荷に基づいて前記負荷の判別処理が行われてから前記加熱手段の加熱作動を終了するまでの残加熱時間を設定する残加熱時間設定処理を実行するように構成され、
前記制御手段が、
前記自動調理運転の実行中であって前記残加熱時間が設定されていないときに前記自動運転停止指令手段にて自動調理運転の停止が指令された場合には、
前記継続加熱運転として、
被加熱物の調理が完了すると予測される標準加熱時間から前記自動調理運転において前記加熱手段の加熱を開始してから自動調理運転の停止が指令された時点までの加熱経過時間を減算して必要加熱時間を求め、その必要加熱時間が最小設定時間より長ければその必要加熱時間を、前記加熱手段の加熱作動を終了するまでの継続用加熱時間として設定するように構成され、且つ、
前記必要加熱時間が前記最小設定時間よりも短ければ前記最小設定時間を前記継続用加熱時間として設定するように構成されているグリル。 - 前記制御手段が、
前記自動調理運転の実行中であって前記残加熱時間が設定された後に前記自動運転停止指令手段にて自動調理運転の停止が指令された場合には、
前記継続加熱運転として、
自動調理運転の停止が指令された時点から前記残加熱時間が満了するまでの残時間を前記加熱手段の加熱作動を終了するまでの継続用加熱時間として設定するように構成されている請求項1記載のグリル。 - 前記制御手段が、
前記継続加熱運転として、前記自動調理運転の停止が指令されたときの前記加熱手段の加熱量を継続用の加熱量として設定するように構成されている請求項1又は2に記載のグリル。 - 複数の調理メニューのうち被加熱物に応じた調理メニューを指令する調理メニュー指令手段が備えられ、
前記制御手段が、前記負荷判定処理として、前記加熱手段による加熱が開始された後の前記温度検出手段の検出情報と複数の負荷判別用条件のうち前記調理メニュー指令手段にて指令された調理メニューに応じて選択された負荷判別用条件とに基づいて被加熱物の熱負荷を判定するように構成され、
前記熱負荷に基づいて前記残加熱時間を求めるための複数の算定条件が、前記熱負荷が大きいほど前記残加熱時間を長くし、且つ、同じ大きさの前記熱負荷に対して求める前記残加熱時間を前記調理メニューに応じて異ならせるように定められ、
前記制御手段が、
前記残加熱時間設定処理として、前記熱負荷と複数の算定条件のうち前記調理メニュー指令手段にて指令された調理メニューに応じて選択された算定条件とに基づいて前記負荷判別処理が行われてから被加熱物の加熱が終了するまでの残加熱時間を設定するように構成され、且つ、前記負荷判別処理にて判別される熱負荷の大きさにかかわらず、前記加熱手段による加熱が開始された後の前記温度検出手段にて検出される検出温度が、複数の調理メニューに応じて予め設定されている複数の加熱量調整用の設定温度のうち前記調理メニュー指令手段にて指令された調理メニューに応じて選択された加熱量調整用の設定温度に達すると、前記加熱手段の加熱量を減少調整する加熱量抑制処理を実行するように構成されている請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載のグリル。 - 前記温度検出手段が、前記加熱手段による加熱を開始した後の初期において、前記載置部における被加熱物の載置状態の違いに応じて変化する温度上昇勾配、並びに、被加熱物の熱容量の違いに応じて変化する前記加熱手段による加熱を開始してから設定判別温度に上昇するまでの熱容量判別用経過時間を計測可能な位置に設けられ、
前記制御手段が、
前記負荷判別処理として、前記温度検出手段の検出情報に基づいて前記温度上昇勾配並びに前記熱容量判別用経過時間を求めて、前記熱容量判別用経過時間を前記温度上昇勾配で除して前記熱容量判別用経過時間と前記温度上昇勾配との比率を求めるように構成されている請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載のグリル。
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