JP4150660B2 - パターン形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置の製造プロセス等において用いられるパターン形成方法に関する。
近年、半導体装置の製造プロセスにおいては、半導体素子の集積度の向上に伴ってリソグラフィ技術によるレジストパターンの解像性も一層の微細化が図られている。特に、コンタクトホール形成用の開口部(孔部)を有するレジストパターンは、従来の光リソグラフィ法ではコントラストが低下してしまい、所望の形状を得ることが困難となってきている。
そこで、光リソグラフィによる微細なコンタクトホールパターンを形成する方法として、形成されたレジストパターンを覆うように架橋剤を含む水溶性膜を形成し、レジストパターンの未露光部に残存する酸により、熱を触媒として水溶性膜と架橋反応を起こさせて、コンタクトホールパターンの開口径を縮小(シュリンク)させる方法が提唱されている(例えば、非特許文献1を参照。)。
以下、従来の化学的シュリンク法を用いたパターン形成方法について図15及び図16を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ(2-メチル-2-アダマンチルアクリレート−メタクリル酸)(ベースポリマー)…
……………………………………………………………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムノナフレート(酸発生剤)………………………0.06g
プロプレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図15(a) に示すように、基板1の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.4μmの厚さを持つレジスト膜2を形成する。
次に、図15(b) に示すように、開口数が0.60であるArFエキシマレーザステッパにより、露光光3をマスク4を介してレジスト膜2に照射してパターン露光を行なう。
次に、図15(c) に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜2に対して105℃の温度下で90秒間の露光後加熱(PEB)を行なう。
次に、図15(d) に示すように、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド現像液(アルカリ現像液)により60秒間の現像を行なって、レジスト膜2の未露光部よりなり開口径が0.20μmの初期レジストパターン2aを得る。
次に、図16(a) に示すように、スピン塗布法により、基板1の上に初期レジストパターン2aを含む全面にわたって、以下に示す組成を持つ架橋剤を含む水溶性膜5を成膜する。
ポリビニールアルコール(ベースポリマー)……………………………………………2g
2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン (架橋剤)……0.2g
水(溶媒)…………………………………………………………………………………30g
次に、図16(b) に示すように、成膜した水溶性膜5に対して130℃の温度下で60秒間の加熱を行なって、初期レジストパターン2aにおける開口部の側壁部分と該側壁部分と接する水溶性膜5とを架橋反応させる。
次に、水溶性膜5における初期レジストパターン2aとの未反応部分を除去することにより、図16(c) に示すように、初期レジストパターン2aと、水溶性膜5における初期レジストパターン2aの開口側壁と架橋反応してなる残存部5aとからなり、0.15μmの開口径を有するレジストパターン6を得ることができる。このように、レジストパターン6の開口径は、初期レジストパターン2aの0.20μmから0.15μmに縮小される。
T.Ishibashi et al., "Advanced Micro-Lithography Process with Chemical Shrink Technology", Jpn. J. Appl. Phys., Vol.40. 2001. pp.419-425. 特開平10−73927号公報
しかしながら、前記従来のパターン形成方法は、図16(c) に示すように、得られたレジストパターン6のパターン形状が不良となってしまうという問題がある。このように、形状が不良なレジストパターン6を用いると、その後のエッチング工程において、エッチング対象となる部材のパターン形状の不良にもつながり、半導体装置の製造に大きな問題となる。なお、レジスト膜2にはポジ型の化学増幅型レジスト材料を用いたが、ネガ型の化学増幅型レジスト材料を用いても、縮小されたレジストパターンに形状不良は生じる。
従って、このような形状が不良なレジストパターン6では、エッチング対象部材に得られるパターンの形状も不良となってしまうため、半導体装置の製造プロセスにおける生産性及び歩留まりが低下してしまうという問題が生じる。
前記に鑑み、本発明は、化学的シュリンク法により得られるレジストパターンの形状を良好にすることを目的とする。
本願発明者らは、化学的シュリンク法によるレジストパターン6に形状不良が生じる原因を究明すべく種々の検討を重ねた結果、初期レジストパターン2aの未露光部(側部)に残存していた酸による、カルボン酸誘導体(カルボン酸基又はカルボン酸エステル基)を含むレジスト材と水溶性膜5との架橋反応が不十分であることを突き止めた。
さらに、レジスト材に含まれるカルボン酸基又はカルボン酸エステル基を還元して水酸基とすると、得られた水酸基は水溶性膜に含まれる架橋剤との間で、酸の存在下で熱による架橋反応が起こりやすくなるという知見を得ている。これにより、レジスト材中の水酸基と架橋剤とが十分に反応するようになり、縮小されたレジストパターンの形状が良好となる。ここで、架橋剤として、[化1]の一般式で表わされる2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジンを例に挙げて、この現象を説明する。
Figure 0004150660
水溶性膜に添加される架橋剤は[化1]に示すように、複数のエーテル結合(R−O−R’)を有しており、これらのエーテル結合が切れて、3次元的にポリマー(レジスト材)と架橋反応を起こす。この架橋反応の際に、ポリマーに含まれる水酸基(−OH)の方が、カルボン酸基(−COOH)やカルボン酸エステル基(−COOR)と比べて反応性が高いため、架橋反応が容易に進行する。ここで、架橋剤には、配位位置を複数持つ化合物が好ましく、2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジンの他にも、1,3,5−N−(トリヒドロキシメチル)メラミン、2,4,6-トリス(エトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン、テトラメトキシメチルグリコール尿素、テトラメトキシメチル尿素、1,3,5-トリス(メトキシメトキシ)ベンゼン又は1,3,5-トリス(イソプロポキシメトキシ)ベンゼンを用いることができる。
本発明は、これらの知見に基づいてなされたものであり、開口径又はスペース幅が縮小されたレジストパターンの形状を良好にすることが可能となる。具体的には以下の方法によって実現される。
本発明に係る第1のパターン形成方法は、基板上に形成された、カルボン酸誘導体を含むレジストからなるレジスト膜に露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光されたレジスト膜に対して現像を行なうことにより、レジスト膜から第1レジストパターンを形成する工程と、第1レジストパターンの表面を、カルボン酸誘導体を還元する還元剤を含む溶液にさらす工程と、溶液にさらされた第1レジストパターンの上に、第1レジストパターンを構成する材料と架橋する架橋剤を含む水溶性膜を形成する工程と、水溶性膜を加熱することにより、水溶性膜及び第1レジストパターンにおける該第1レジストパターンの側面上で接する部分同士を架橋反応させる工程と、水溶性膜における第1レジストパターンとの未反応部分を除去することにより、第1レジストパターンからその側面上に水溶性膜が残存してなる第2レジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とする。
第1のパターン形成方法によると、初期レジストパターンである第1レジストパターンの表面をカルボン酸誘導体を還元する還元剤を含む溶液にさらした後、溶液にさらされた第1レジストパターンの上に、第1レジストパターンを構成する材料と架橋する架橋剤を含む水溶性膜を形成するため、前述したように、レジスト膜に含まれるカルボン酸誘導体におけるカルボン酸基又はカルボン酸エステル基が溶液に含まれる還元剤により還元されて、架橋剤と架橋反応しやすい水酸基となる。これにより、水溶性膜及び第1レジストパターンにおける該第1レジストパターンの側面上で接する部分同士に架橋反応が十分に起こるようになるので、第1レジストパターンとその側面上に残存した水溶性膜とからなり、開口径又はスペース幅が縮小(シュリンク)した第2レジストパターンの形状が良好となる。
本発明に係る第2のパターン形成方法は、基板上に形成された、カルボン酸誘導体を含むレジストからなるレジスト膜に露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光されたレジスト膜に対して現像を行なうことにより、レジスト膜から第1レジストパターンを形成する工程と、第1レジストパターンの上に、カルボン酸誘導体を還元する還元剤及び第1レジストパターンを構成する材料と架橋する架橋剤を含む水溶性膜を形成する工程と、水溶性膜を加熱することにより、水溶性膜及び第1レジストパターンにおける該第1レジストパターンの側面上で接する部分同士を架橋反応させる工程と、水溶性膜における第1レジストパターンとの未反応部分を除去することにより、第1レジストパターンからその側面上に水溶性膜が残存してなる第2レジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とする。
第2のパターン形成方法によると、初期レジストパターンである第1レジストパターンを形成した後、形成された第1レジストパターンの上に、カルボン酸誘導体を還元する還元剤及び第1レジストパターンを構成する材料と架橋する架橋剤を含む水溶性膜を形成するため、前述したように、レジスト膜に含まれるカルボン酸誘導体におけるカルボン酸基又はカルボン酸エステル基が水溶性膜に含まれる還元剤により還元されて、架橋剤と架橋反応しやすい水酸基となる。これにより、水溶性膜及び第1レジストパターンにおける該第1レジストパターンの側面上で接する部分同士に架橋反応が十分に起こるようになるので、第1レジストパターンとその側面上に残存した水溶性膜とからなり、開口径又はスペース幅が縮小(シュリンク)した第2レジストパターンの形状が良好となる。
第2のパターン形成方法は、第1レジストパターンを形成する工程と水溶性膜を形成する工程との間に、第1レジストパターンの表面を、カルボン酸誘導体を還元する還元剤を含む溶液にさらす工程をさらに備えていることが好ましい。
このようにすると、水溶性膜と第1レジストパターンとの架橋反応がより促進されるため、第2レジストパターンの形状がより一層良好となる。
第1又は第2のパターン形成方法において、カルボン酸誘導体はカルボン酸基又はカルボン酸エステル基であることが好ましい。
第1又は第2のパターン形成方法において、還元剤はヨウ化水素(HI)又は硫化水素(H2S )であることが好ましい。
また、第1又は第2のパターン形成方法において、還元剤は標準(化学量論)の原子価よりも低い原子価を持つ元素の酸化物であることが好ましい。
この場合に、酸化物は一酸化炭素(CO)又は二酸化硫黄(SO2 )であることが好ましい。
また、第1又は第2のパターン形成方法において、還元剤は電子を放出しやすい金属であることが好ましい。ここで、電子を放出しやすい金属とは、例えば鉄(Fe)のように、Fe2+、Fe3+と、複数の価電子準位を取ることが可能な金属をいう。従って、このような金属には、鉄以外にも亜鉛(Zn)又は銅(Cu)を用いることができる。
また、第1又は第2のパターン形成方法において、還元剤は標準の原子価よりも低い原子価を持つ金属イオンを含むことが好ましい。
この場合に、金属イオンは鉄の2価イオン(Fe2+)又はスズの2価イオン(Sn2+)であることが好ましい。
なお、第1のパターン形成方法において、還元剤の溶液中の濃度は数wt%が適当であるが、これに限られない。
また、第2のパターン形成方法において、還元剤の水溶性膜中の濃度は数wt%が適当であるが、これに限られない。
第1のパターン形成方法において、第1レジストパターンの表面を還元剤を含む溶液にさらす工程には、パドル法、ディップ法又はスプレイ法を用いることができる。
第1又は第2のパターン形成方法において、レジストは化学増幅型レジストであることが好ましい。
第1又は第2のパターン形成方法において、水溶性膜にはポリビニールアルコール、ポリビニールピロリドン、ポリアクリル酸、ポリスチレンスルフォン酸又はプルランを用いることができる。
第1又は第2のパターン形成方法において、露光光には、ArFエキシマレーザ、KrFエキシマレーザ、F2 レーザ、Kr2 レーザ、ArKrレーザ又はAr2 レーザを用いることができる。
また、第1又は第2のパターン形成方法において、露光光には1nm〜30nmの波長を用いることができる。
本発明に係るパターン形成方法によると、第1レジストパターンにおける開口径又はスペース幅が縮小した第2レジストパターンの形状が良好となるため、該第2レジストパターンを用いてエッチングされた被処理膜のパターン形状も良好となる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法について図1(a) 〜図1(d) 及び図2(a) 〜図2(d) を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ(2-メチル-2-アダマンチルアクリレート−メタクリル酸)(ベースポリマー)…
……………………………………………………………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムノナフレート(酸発生剤)………………………0.06g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図1(a) に示すように、基板101の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.4μmの厚さを持つレジスト膜102を形成する。
次に、図1(b) に示すように、開口数NAが0.60であるArFエキシマレーザステッパによる露光光103を、所望のパターンを有するマスク104を介してレジスト膜102に照射してパターン露光を行なう。
次に、図1(c) に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜102に対して、例えばホットプレートにより105℃の温度下で90秒間の露光後加熱(PEB)を行なう。
次に、図1(d) に示すように、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液(アルカリ性現像液)により60秒間の現像を行なって、レジスト膜102の未露光部よりなり、例えばコンタクトホール形成用で開口径が0.20μmの開口部102aを持つ第1レジストパターン102bを得る。
次に、図2(a) に示すように、パドル(液盛り)法により、基板101上の第1レジストパターン102bを、レジスト材料のベースポリマーに含まれるカルボン酸(メタクリル酸)を還元する還元剤である、1.5wt%の濃度の二塩化鉄(FeCl2 )の溶液105に60秒間さらす。
次に、図2(b) に示すように、スピン塗布法により、基板101の上に第1レジストパターン102bを含む全面にわたって、以下に示す組成を持つ架橋剤を含む水溶性膜106を成膜する。ここで、水溶性膜106に添加された架橋剤は、該水溶性膜106とレジスト膜102を構成するベースポリマーと架橋反応を起こす。
ポリビニールアルコール(ベースポリマー)……………………………………………2g
2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン (架橋剤)……0.2g
水(溶媒)…………………………………………………………………………………30g
次に、図2(c) に示すように、成膜した水溶性膜106に対して130℃の温度下で60秒間の加熱を行なって、第1レジストパターン102bにおける開口部102aの側壁部と該側壁部と接する水溶性膜106とを架橋反応させる。ここで、水溶性膜106が第1レジストパターン102bの開口部102aの側壁部とのみ反応するのは、第1レジストパターン102bの上面が露光光103を照射されない未露光部であるため、レジスト膜102から酸が残存していないからである。
次に、純水により、水溶性膜106における第1レジストパターン102bとの未反応部分を除去する。これにより、図2(d) に示すように、第1レジストパターン102bと水溶性膜106における第1レジストパターン102bの開口部102aの側壁上部分106aとからなり、開口部102aの開口径が0.15μmに縮小し且つ良好な形状の第2レジストパターン107を得ることができる。
このように、第1の実施形態によると、第1レジストパターン102bを形成した後に、該第1レジストパターン102bをレジスト材に含まれるカルボン酸(メタクリル酸)を還元する還元剤である二塩化鉄(FeCl2 )を含む溶液105にさらすことにより、レジスト材中のカルボン酸基を水酸基に還元する。このため、還元された水酸基は水溶性膜106中の架橋剤との架橋反応が十分に進行するので、開口部102aの開口径が縮小された第2レジストパターン107の形状が良好となる。
(第1の実施形態の一変形例)
本発明の第1の実施形態の一変形例に係るパターン形成方法について図3(a) 〜図3(d) 及び図4(a) 〜図4(d) を参照しながら説明する。
前述した第1の実施形態における第2レジストパターン107に設けた開口部(コンタクトホール)102aのアスペクト比(=高さ/開口径)の値は、第2レジストパターン107の膜厚が0.4μmで且つ開口径が0.15μmであるため、0.4/0.15からほぼ2.7である。
本発明は、コンタクトホールのアスペクト比の値が4以上の場合にも適用可能であるため、第1の実施形態の一変形例として開口部のアスペクト比の値が4の場合を説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ(2-メチル-2-アダマンチルアクリレート−メタクリル酸)(ベースポリマー)…
……………………………………………………………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムノナフレート(酸発生剤)………………………0.06g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図3(a) に示すように、基板201の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.4μmの厚さを持つレジスト膜202を形成する。
次に、図3(b) に示すように、開口数NAが0.68であるArFエキシマレーザステッパによる露光光203を、所望のパターンを有するマスク204を介してレジスト膜202に照射してパターン露光を行なう。
次に、図3(c) に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜202に対して、例えばホットプレートにより105℃の温度下で90秒間の露光後加熱(PEB)を行なう。
次に、図3(d) に示すように、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液(アルカリ性現像液)により60秒間の現像を行なって、レジスト膜202の未露光部よりなり、例えばコンタクトホール形成用で開口径が0.15μmの開口部202aを持つ第1レジストパターン202bを得る。
次に、図4(a) に示すように、パドル(液盛り)法により、基板201上の第1レジストパターン202bを、レジスト材料のベースポリマーに含まれるカルボン酸(メタクリル酸)を還元する還元剤である、1.5wt%の濃度の二塩化鉄(FeCl2 )の溶液205に60秒間さらす。
次に、図4(b) に示すように、スピン塗布法により、基板201の上に第1レジストパターン202bを含む全面にわたって、以下に示す組成を持つ架橋剤を含む水溶性膜206を成膜する。ここで、水溶性膜206に添加された架橋剤は、該水溶性膜206とレジスト膜202を構成するベースポリマーと架橋反応を起こす。
ポリビニールアルコール(ベースポリマー)……………………………………………2g
2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン (架橋剤)……0.2g
水(溶媒)…………………………………………………………………………………30g
次に、図4(c) に示すように、成膜した水溶性膜206に対して130℃の温度下で60秒間の加熱を行なって、第1レジストパターン202bにおける開口部202aの側壁部と該側壁部と接する水溶性膜206とを架橋反応させる。ここで、水溶性膜206が第1レジストパターン202bの開口部202aの側壁部とのみ反応するのは、第1レジストパターン202bの上面が露光光203を照射されない未露光部であるため、レジスト膜202から酸が残存していないからである。
次に、純水により、水溶性膜206における第1レジストパターン202bとの未反応部分を除去する。これにより、図4(d) に示すように、第1レジストパターン202bと水溶性膜206における第1レジストパターン202bの開口部202aの側壁上部分206aとからなり、開口部202aの開口径が0.1μmに縮小し且つ良好な形状の第2レジストパターン207を得ることができる。
このように、本変形例においては、厚さが0.4μmで且つ開口径が0.1μmであり、開口部(コンタクトホール)202aのアスペクト比の値は4となる。このような比較的に高アスペクト比の場合であっても、レジスト材に含まれるカルボン酸(メタクリル酸)基を水酸基に還元して、還元された水酸基と水溶性膜206に添加された架橋剤とが十分に架橋反応するため、良好な形状を有する第2レジストパターン207を得ることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法について図5(a) 〜図5(d) 及び図6(a) 〜図6(d) を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ(2-メチル-2-アダマンチルアクリレート−γ-ブチロラクトンメタクリレート)
(ベースポリマー)……………………………………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムノナフレート(酸発生剤)………………………0.06g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図5(a) に示すように、基板301の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.4μmの厚さを持つレジスト膜302を形成する。
次に、図5(b) に示すように、開口数NAが0.60であるArFエキシマレーザステッパによる露光光303を、所望のパターンを有するマスク304を介してレジスト膜302に照射してパターン露光を行なう。
次に、図5(c) に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜302に対して、例えばホットプレートにより105℃の温度下で90秒間の露光後加熱(PEB)を行なう。
次に、図5(d) に示すように、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液(アルカリ性現像液)により60秒間の現像を行なって、レジスト膜302の未露光部よりなり、例えばコンタクトホール形成用で開口径が0.20μmの開口部302aを持つ第1レジストパターン302bを得る。
次に、図6(a) に示すように、パドル(液盛り)法により、基板301上の第1レジストパターン302bを、レジスト材料のベースポリマーに含まれるカルボン酸エステル(γ-ブチロラクトンメタクリレート)を還元する還元剤である、2.5wt%の濃度の二塩化スズ(SnCl2 )の溶液305に30秒間さらす。
次に、図6(b) に示すように、スピン塗布法により、基板301の上に第1レジストパターン302bを含む全面にわたって、以下に示す組成を持つ架橋剤を含む水溶性膜306を成膜する。ここで、水溶性膜306に添加された架橋剤は、該水溶性膜306を構成するベースポリマーとレジスト膜302を構成するベースポリマーとの間で架橋反応を起こす。
ポリビニールアルコール(ベースポリマー)……………………………………………2g
2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン (架橋剤)……0.2g
水(溶媒)…………………………………………………………………………………30g
次に、図6(c) に示すように、成膜した水溶性膜306に対して130℃の温度下で60秒間の加熱を行なって、第1レジストパターン302bにおける開口部302aの側壁部と該側壁部と接する水溶性膜306とを架橋反応させる。ここで、水溶性膜306が第1レジストパターン302bの開口部302aの側壁部とのみ反応するのは、第1レジストパターン302bの上面が露光光303を照射されない未露光部であるため、レジスト膜302から酸が残存していないからである。
次に、純水により、水溶性膜306における第1レジストパターン302bとの未反応部分を除去する。これにより、図6(d) に示すように、第1レジストパターン302bと水溶性膜306における第1レジストパターン302bの開口部302aの側壁上部分306aとからなり、開口部302aの開口径が0.15μmに縮小し且つ良好な形状の第2レジストパターン307を得ることができる。
このように、第2の実施形態によると、第1レジストパターン302bを形成した後に、該第1レジストパターン302bをレジスト材に含まれるカルボン酸エステル(γ-ブチロラクトンメタクリレート)を還元する還元剤である二塩化スズ(SnCl )を含む溶液305にさらすことにより、カルボン酸基を水酸基に還元する。このため、還元された水酸基は、水溶性膜306中の架橋剤との架橋反応が十分に進行するので、開口部302aの開口径が縮小された第2レジストパターン307の形状が良好となる。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係るパターン形成方法について図7(a) 〜図7(d) 及び図8(a) 〜図8(c) を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ(2-メチル-2-ダマンチルアクリレート−メタクリル酸)(ベースポリマー)……
……………………………………………………………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムノナフレート(酸発生剤)………………………0.06g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図7(a) に示すように、基板401の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.4μmの厚さを持つレジスト膜402を形成する。
次に、図7(b) に示すように、開口数NAが0.60であるArFエキシマレーザステッパによる露光光403を、所望のパターンを有するマスク404を介してレジスト膜402に照射してパターン露光を行なう。
次に、図7(c) に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜402に対して、例えばホットプレートにより105℃の温度下で90秒間の露光後加熱(PEB)を行なう。
次に、図7(d) に示すように、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液(アルカリ性現像液)により60秒間の現像を行なって、レジスト膜402の未露光部よりなり、例えばコンタクトホール形成用で開口径が0.20μmの開口部402aを持つ第1レジストパターン402bを得る。
次に、図8(a) に示すように、スピン塗布法により、基板401の上に第1レジストパターン402bを含む全面にわたって、以下に示す組成を持つ架橋剤及び還元剤を含む水溶性膜406を成膜する。ここで、水溶性膜406に添加された架橋剤は、該水溶性膜406を構成するベースポリマーとレジスト膜402を構成するベースポリマーとの間で架橋反応を起こす。また、水溶性膜406に添加された還元剤は、レジスト材に含まれるメタクリル酸のカルボン酸基を還元して水酸基とする。
ポリビニールアルコール(ベースポリマー)……………………………………………2g
2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン (架橋剤)……0.2g
硫化水素(H2S )(還元剤)……………………………………………………0.04g
水(溶媒)…………………………………………………………………………………30g
次に、図8(b) に示すように、還元剤及び架橋剤を含む水溶性膜406に対して130℃の温度下で60秒間の加熱を行なって、第1レジストパターン402bにおける開口部402aの側壁部と該側壁部と接する水溶性膜406とを架橋反応させる。ここで、水溶性膜406が第1レジストパターン402bの開口部402aの側壁部とのみ反応するのは、第1レジストパターン402bの上面が露光光403を照射されない未露光部であるため、レジスト膜402から酸が残存していないからである。
次に、純水により、水溶性膜406における第1レジストパターン402bとの未反応部分を除去する。これにより、図8(c) に示すように、第1レジストパターン402bと水溶性膜406における第1レジストパターン402bの開口部402aの側壁上部分406aとからなり、開口部402aの開口径が0.15μmに縮小し且つ良好な形状の第2レジストパターン407を得ることができる。
このように、第3の実施形態によると、第1レジストパターン402bを形成した後に、該第1レジストパターン402bの上に形成する水溶性膜406に、レジスト材に含まれるカルボン酸(メタクリル酸)を還元する還元剤である硫化水素(H2S )を添加することにより、レジスト材中のカルボン酸基を水酸基に還元する。このため、還元された水酸基は水溶性膜406中の架橋剤との架橋反応が十分に進行するので、開口部402aの開口径が縮小された第2レジストパターン407の形状が良好となる。
なお、水溶性膜406に添加する還元剤は、硫化水素に代えてヨウ化水素(HI)を用いてもよい。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態に係るパターン形成方法について図9(a) 〜図9(d) 及び図10(a) 〜図10(c) を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ(2-メチル-2-アダマンチルアクリレート−γ-ブチロラクトンメタクリレート)
(ベースポリマー)……………………………………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムノナフレート(酸発生剤)………………………0.06g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図9(a) に示すように、基板501の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.4μmの厚さを持つレジスト膜502を形成する。
次に、図9(b) に示すように、開口数NAが0.60であるArFエキシマレーザステッパによる露光光503を、所望のパターンを有するマスク504を介してレジスト膜502に照射してパターン露光を行なう。
次に、図9(c) に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜502に対して、例えばホットプレートにより105℃の温度下で90秒間の露光後加熱(PEB)を行なう。
次に、図9(d) に示すように、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液(アルカリ性現像液)により60秒間の現像を行なって、レジスト膜502の未露光部よりなり、例えばコンタクトホール形成用で開口径が0.20μmの開口部502aを持つ第1レジストパターン502bを得る。
次に、図10(a) に示すように、スピン塗布法により、基板501の上に第1レジストパターン502bを含む全面にわたって、以下に示す組成を持つ架橋剤及び還元剤を含む水溶性膜506を成膜する。ここで、水溶性膜506に添加された架橋剤は、該水溶性膜506を構成するベースポリマーとレジスト膜502を構成するベースポリマーとの間で架橋反応を起こす。また、水溶性膜506に添加された還元剤は、レジスト材に含まれるγ-ブチロラクトンメタクリレートのカルボン酸エステル基を還元して水酸基とする。
ポリビニールアルコール(ベースポリマー)……………………………………………2g
2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン (架橋剤)……0.2g
二臭化鉄(FeBr2 )(還元剤)………………………………………………0.03g
水(溶媒)…………………………………………………………………………………30g
次に、図10(b) に示すように、還元剤及び架橋剤を含む水溶性膜506に対して130℃の温度下で60秒間の加熱を行なって、第1レジストパターン502bにおける開口部502aの側壁部と該側壁部と接する水溶性膜506とを架橋反応させる。ここで、水溶性膜506が第1レジストパターン502bの開口部502aの側壁部とのみ反応するのは、第1レジストパターン502bの上面が露光光503を照射されない未露光部であるため、レジスト膜502から酸が残存していないからである。
次に、純水により、水溶性膜506における第1レジストパターン502bとの未反応部分を除去する。これにより、図10(c) に示すように、第1レジストパターン502bと水溶性膜506における第1レジストパターン502bの開口部502aの側壁上部分506aとからなり、開口部502aの開口径が0.15μmに縮小し且つ良好な形状の第2レジストパターン507を得ることができる。
このように、第4の実施形態によると、第1レジストパターン502bを形成した後に、該第1レジストパターン502bの上に形成する水溶性膜506に、レジスト材に含まれるカルボン酸エステル(γ-ブチロラクトンメタクリリレート)を還元する還元剤である二臭化鉄(FeBr2 )を添加することにより、レジスト材中のカルボン酸エステル基を水酸基に還元する。このため、還元された水酸基は水溶性膜506中の架橋剤との架橋反応が十分に進行するので、開口部502aの開口径が縮小された第2レジストパターン507の形状が良好となる。
(第5の実施形態)
以下、本発明の第5の実施形態に係るパターン形成方法について図11(a) 〜図11(d) 及び図12(a) 〜図12(d) を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ(2-メチル-2-ダマンチルアクリレート−メタクリル酸)(ベースポリマー)……
……………………………………………………………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムノナフレート(酸発生剤)………………………0.06g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図11(a) に示すように、基板601の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.4μmの厚さを持つレジスト膜602を形成する。
次に、図11(b) に示すように、開口数NAが0.60であるArFエキシマレーザステッパによる露光光603を、所望のパターンを有するマスク604を介してレジスト膜602に照射してパターン露光を行なう。
次に、図11(c) に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜602に対して、例えばホットプレートにより105℃の温度下で90秒間の露光後加熱(PEB)を行なう。
次に、図11(d) に示すように、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液(アルカリ性現像液)により60秒間の現像を行なって、レジスト膜602の未露光部よりなり、例えばコンタクトホール形成用で開口径が0.20μmの開口部602aを持つ第1レジストパターン602bを得る。
次に、図12(a) に示すように、パドル(液盛り)法により、基板601上の第1レジストパターン602bを、レジスト材料のベースポリマーに含まれるカルボン酸(メタクリル酸)を還元する還元剤である、1.5wt%の濃度の二塩化鉄(FeCl2 )の溶液605に60秒間さらす。
次に、図12(b) に示すように、スピン塗布法により、基板601の上に第1レジストパターン602bを含む全面にわたって、以下に示す組成を持つ架橋剤及び還元剤を含む水溶性膜606を成膜する。ここで、水溶性膜606に添加された架橋剤は、該水溶性膜606を構成するベースポリマーとレジスト膜602を構成するベースポリマーとの間で架橋反応を起こす。また、水溶性膜606に添加された還元剤は、レジスト材に含まれるメタクリル酸のカルボン酸基を還元して水酸基とする。
ポリビニールアルコール(ベースポリマー)……………………………………………2g
2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン (架橋剤)……0.2g
硫化水素(H2S )(還元剤)……………………………………………………0.04g
水(溶媒)…………………………………………………………………………………30g
次に、図12(c) に示すように、還元剤及び架橋剤を含む水溶性膜606に対して130℃の温度下で60秒間の加熱を行なって、第1レジストパターン602bにおける開口部602aの側壁部と該側壁部と接する水溶性膜606とを架橋反応させる。ここで、水溶性膜606が第1レジストパターン602bの開口部602aの側壁部とのみ反応するのは、第1レジストパターン602bの上面が露光光603を照射されない未露光部であるため、レジスト膜602から酸が残存していないからである。
次に、純水により、水溶性膜606における第1レジストパターン602bとの未反応部分を除去する。これにより、図12(d) に示すように、第1レジストパターン602bと水溶性膜606における第1レジストパターン602bの開口部602aの側壁上部分606aとからなり、開口部602aの開口径が0.15μmに縮小し且つ良好な形状の第2レジストパターン607を得ることができる。
このように、第5の実施形態によると、第1レジストパターン602bを形成した後に、該第1レジストパターン602bをレジスト材に含まれるカルボン酸(メタクリル酸)を還元する還元剤である二塩化鉄(FeCl2 )を含む溶液605にさらし、その後、さらに、第1レジストパターン602bの上に形成する水溶性膜606にも、レジスト材に含まれるカルボン酸を還元する還元剤である硫化水素(H2S )を添加している。これにより、レジスト材に含まれるカルボン酸基をより確実に水酸基に還元することができるので、第1レジストパターン602bは水溶性膜606に含まれる架橋剤により架橋反応が十分に進行するようになり、開口部602aの開口径が縮小された第2レジストパターン607の形状がさらに良好となる。
なお、水溶性膜606に添加する還元剤は、硫化水素に代えてヨウ化水素(HI)を用いることができる。
(第6の実施形態)
以下、本発明の第6の実施形態に係るパターン形成方法について図13(a) 〜図13(d) 及び図14(a) 〜図14(d) を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ(2-メチル-2-アダマンチルアクリレート−γ-ブチロラクトンメタクリレート)
(ベースポリマー)……………………………………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムノナフレート(酸発生剤)………………………0.06g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図13(a) に示すように、基板701の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.4μmの厚さを持つレジスト膜702を形成する。
次に、図13(b) に示すように、開口数NAが0.60であるArFエキシマレーザステッパによる露光光703を、所望のパターンを有するマスク704を介してレジスト膜702に照射してパターン露光を行なう。
次に、図13(c) に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜702に対して、例えばホットプレートにより105℃の温度下で90秒間の露光後加熱(PEB)を行なう。
次に、図13(d) に示すように、2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液(アルカリ性現像液)により60秒間の現像を行なって、レジスト膜702の未露光部よりなり、例えばコンタクトホール形成用で開口径が0.20μmの開口部702aを持つ第1レジストパターン702bを得る。
次に、図14(a) に示すように、パドル(液盛り)法により、基板701上の第1レジストパターン702bを、レジスト材料のベースポリマーに含まれるカルボン酸エステル(γ-ブチロラクトンメタクリレート)を還元する還元剤である、2.5wt%の濃度の二塩化スズ(SnCl2 )の溶液705に30秒間さらす。
次に、図14(b) に示すように、スピン塗布法により、基板701の上に第1レジストパターン702bを含む全面にわたって、以下に示す組成を持つ架橋剤及び還元剤を含む水溶性膜706を成膜する。ここで、水溶性膜706に添加された架橋剤は、該水溶性膜706を構成するベースポリマーとレジスト膜702を構成するベースポリマーとの間で架橋反応を起こす。また、水溶性膜706に添加された還元剤は、レジスト材に含まれるγ-ブチロラクトンメタクリレートのカルボン酸エステル基を還元して水酸基とする。
ポリビニールアルコール(ベースポリマー)……………………………………………2g
2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン (架橋剤)……0.2g
二臭化鉄(FeBr2 )(還元剤)………………………………………………0.03g
水(溶媒)…………………………………………………………………………………30g
次に、図14(c) に示すように、還元剤及び架橋剤を含む水溶性膜706に対して130℃の温度下で60秒間の加熱を行なって、第1レジストパターン702bにおける開口部702aの側壁部と該側壁部と接する水溶性膜706とを架橋反応させる。ここで、水溶性膜706が第1レジストパターン702bの開口部702aの側壁部とのみ反応するのは、第1レジストパターン702bの上面が露光光703を照射されない未露光部であるため、レジスト膜702から酸が残存していないからである。
次に、純水により、水溶性膜706における第1レジストパターン702bとの未反応部分を除去する。これにより、図14(d) に示すように、第1レジストパターン702bと水溶性膜706における第1レジストパターン702bの開口部702aの側壁上部分706aとからなり、開口部702aの開口径が0.15μmに縮小し且つ良好な形状の第2レジストパターン707を得ることができる。
このように、第6の実施形態によると、第1レジストパターン702bを形成した後に、該第1レジストパターン702bをレジスト材に含まれるカルボン酸エステル(γ-ブチロラクトンメタクリレート)を還元する還元剤である二塩化スズ(SnCl2 )を含む溶液705にさらし、その後、さらに、第1レジストパターン702bの上に形成する水溶性膜706にも、レジスト材に含まれるカルボン酸エステルを還元する還元剤である二臭化鉄(FeBr2 )を添加している。これにより、レジスト材に含まれるカルボン酸エステル基をより確実に水酸基に還元することができるので、第1レジストパターン702bは水溶性膜706に含まれる架橋剤により架橋反応が十分に進行するようになり、開口部702aの開口径が縮小された第2レジストパターン707の形状がさらに良好となる。
なお、第1の実施形態及びその変形例、第2、第5並びに第6の実施形態においては、パターニングされた第1レジストパターンを還元剤に触れさせる溶液処理にパドル法を用いたが、パドル法には限られず、基板ごと溶液に漬けるディップ法又は第1レジストパターンに溶液を噴霧するスプレイ法を用いてもよい。
また、水溶性膜に添加される架橋剤は、2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジンに限られず、これに代えて、1,3,5−N−(トリヒドロキシメチル)メラミン、2,4,6-トリス(エトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン、テトラメトキシメチルグリコール尿素、テトラメトキシメチル尿素、1,3,5-トリス(メトキシメトキシ)ベンゼン又は1,3,5-トリス(イソプロポキシメトキシ)ベンゼン等を用いることができる。
また、水溶性膜を構成するベースポリマーは、ポリビニールアルコールに限られず、これに代えて、ポリビニールピロリドン、ポリアクリル酸、ポリスチレンスルフォン酸又はプルランを用いることができる。
また、第1レジストパターンを形成するレジスト材はポジ型に限られず、ネガ型のレジスト材を用いてもよい。
また、第1レジストパターンの開口径が縮小されてなる第2レジストパターンは、コンタクトホールに限られず、配線等のラインアンドスペースパターンにも適用でき、そのスペース部分の開口幅を縮小する際にも有効である。
また、露光光には、ArFエキシマレーザの他に、KrFエキシマレーザ、F2 レーザ、Kr2 レーザ、ArKrレーザ又はAr2 レーザを用いることができる。
本発明に係るパターン形成方法は、第1レジストパターンにおける開口径又はスペース幅が縮小された第2レジストパターンの形状が良好となるため、該第2レジストパターンを用いてエッチングされた被処理膜のパターン形状を良好にできるという効果を有し、半導体装置の製造プロセス等において用いられるパターン形成方法等として有用である。
(a) 〜(d) は本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第1の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第1の実施形態の一変形例に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第1の実施形態の一変形例に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第2の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第3の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(c) は本発明の第3の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第4の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(c) は本発明の第4の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第5の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第5の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第6の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第6の実施形態に係るパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(d) は従来のパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(c) は従来のパターン形成方法の各工程を示す断面図である。
符号の説明
101 基板
102 レジスト膜
102a 開口部
102b 第1レジストパターン
103 露光光
104 マスク
105 還元剤を含む溶液
106 水溶性膜
106a 側壁上部分
107 第2レジストパターン
201 基板
202 レジスト膜
202a 開口部
202b 第1レジストパターン
203 露光光
204 マスク
205 還元剤を含む溶液
206 水溶性膜
206a 側壁上部分
207 第2レジストパターン
301 基板
302 レジスト膜
302a 開口部
302b 第1レジストパターン
303 露光光
304 マスク
305 還元剤を含む溶液
306 水溶性膜
306a 側壁上部分
307 第2レジストパターン
401 基板
402 レジスト膜
402a 開口部
402b 第1レジストパターン
403 露光光
404 マスク
406 水溶性膜
406a 側壁上部分
407 第2レジストパターン
501 基板
502 レジスト膜
502a 開口部
502b 第1レジストパターン
503 露光光
504 マスク
506 水溶性膜
506a 側壁上部分
507 第2レジストパターン
601 基板
602 レジスト膜
602a 開口部
602b 第1レジストパターン
603 露光光
604 マスク
606 水溶性膜
606a 側壁上部分
607 第2レジストパターン
701 基板
702 レジスト膜
702a 開口部
702b 第1レジストパターン
703 露光光
704 マスク
706 水溶性膜
706a 側壁上部分
707 第2レジストパターン

Claims (11)

  1. 基板上に形成された、カルボン酸誘導体を含むレジストからなるレジスト膜に露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光された前記レジスト膜に対して現像を行なうことにより、前記レジスト膜から第1レジストパターンを形成する工程と、
    前記第1レジストパターンを、カルボン酸誘導体を還元する還元剤を含む溶液にさらす工程と、
    前記溶液にさらされた前記第1レジストパターンの上に、前記第1レジストパターンを構成する材料と架橋する架橋剤を含む水溶性膜を形成する工程と、
    前記水溶性膜を加熱することにより、前記水溶性膜及び第1レジストパターンにおける該第1レジストパターンの側面上で接する部分同士を架橋反応させる工程と、
    前記水溶性膜における前記第1レジストパターンとの未反応部分を除去することにより、前記第1レジストパターンからその側面上に前記水溶性膜が残存してなる第2レジストパターンを形成する工程とを備え
    前記還元剤は、硫化水素(H S)又は標準の原子価よりも低い原子価を持つ金属イオンを含む化合物であり、
    前記金属イオンは、鉄の2価イオン(Fe 2+ )又はスズの2価イオン(Sn 2+ )であることを特徴とするパターン形成方法。
  2. 基板上に形成された、カルボン酸誘導体を含むレジストからなるレジスト膜に露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光された前記レジスト膜に対して現像を行なうことにより、前記レジスト膜から第1レジストパターンを形成する工程と、
    前記第1レジストパターンの上に、カルボン酸誘導体を還元する還元剤及び前記第1レジストパターンを構成する材料と架橋する架橋剤を含む水溶性膜を形成する工程と、
    前記水溶性膜を加熱することにより、前記水溶性膜及び第1レジストパターンにおける該第1レジストパターンの側面上で接する部分同士を架橋反応させる工程と、
    前記水溶性膜における前記第1レジストパターンとの未反応部分を除去することにより、前記第1レジストパターンからその側面上に前記水溶性膜が残存してなる第2レジストパターンを形成する工程とを備え
    前記還元剤は、硫化水素(H S)又は標準の原子価よりも低い原子価を持つ金属イオンを含む化合物であり、
    前記金属イオンは、鉄の2価イオン(Fe 2+ )又はスズの2価イオン(Sn 2+ )であることを特徴とするパターン形成方法。
  3. 前記第1レジストパターンを形成する工程と前記水溶性膜を形成する工程との間に、前記第1レジストパターンの表面を、カルボン酸誘導体を還元する還元剤を含む溶液にさらす工程をさらに備え
    前記還元剤は、硫化水素(H S)又は標準の原子価よりも低い原子価を持つ金属イオンを含む化合物であり、
    前記金属イオンは、鉄の2価イオン(Fe 2+ )又はスズの2価イオン(Sn 2+ )であることを特徴とする請求項2に記載のパターン形成方法。
  4. 前記カルボン酸誘導体は、カルボン酸基又はカルボン酸エステル基であることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターン形成方法。
  5. 前記金属イオンを含む化合物は、二臭化鉄(FeBr )、二塩化鉄(FeCl )又は二塩化スズ(SnCl )であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  6. 前記第1レジストパターンの表面を還元剤を含む溶液にさらす工程は、パドル法、ディップ法又はスプレイ法を用いることを特徴とする請求項1又は3に記載のパターン形成方法。
  7. 前記レジストは化学増幅型レジストであることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターン形成方法。
  8. 前記水溶性膜はポリビニールアルコール、ポリビニールピロリドン、ポリアクリル酸、ポリスチレンスルフォン酸又はプルランからなることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターン形成方法。
  9. 前記架橋剤は、1,3,5−N−(トリヒドロキシメチル)メラミン、2,4,6-トリス(メトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン、2,4,6-トリス(エトキシメチル)アミノ-1,3,5-s-トリアジン、テトラメトキシメチルグリコール尿素、テトラメトキシメチル尿素、1,3,5-トリス(メトキシメトキシ)ベンゼン又は1,3,5-トリス(イソプロポキシメトキシ)ベンゼンであることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターン形成方法。
  10. 前記露光光は、ArFエキシマレーザ、KrFエキシマレーザ、Fレーザ、Krレーザ、ArKrレーザ又はArレーザであることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターン形成方法。
  11. 前記露光光の波長は1nm〜30nmであることを特徴とする請求項1又は2に記載のパターン形成方法。
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