JP4499544B2 - 液浸露光用化学増幅型ポジ型レジスト材料及びそれを用いたパターン形成方法 - Google Patents

液浸露光用化学増幅型ポジ型レジスト材料及びそれを用いたパターン形成方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置の製造プロセス等において用いられる、液浸リソグラフィ用のレジスト膜のレジスト材料、レジスト膜の上に形成されるバリア膜形成用材料及びそれらを用いたパターン形成方法に関する。
半導体集積回路の大集積化及び半導体素子のダウンサイジングに伴って、リソグラフィ技術の開発の加速が望まれている。現在のところ、露光光としては、水銀ランプ、KrFエキシマレーザ又はArFエキシマレーザ等を用いる光リソグラフィによりパターン形成が行なわれている。これと共に、より短波長の157nmの波長を持つF2 レーザの使用も検討されているが、露光装置及びレジスト材料における課題が未だ多く残されているため、より短波長の露光光を用いる光リソグラフィの実用化の時期は未だ先になっている。
このような状況から、最近従来の露光光を用いてパターンの一層の微細化を進めるべく、液浸リソグラフィ(immersion lithography)法が提案されている(非特許文献1を参照。)。
この液浸リソグラフィ法によると、露光装置内における投影レンズとウエハ上のレジスト膜との間の領域が屈折率がn(n>1)である液体で満たされることになるため、露光装置のNA(開口数)の値がn・NAとなるので、レジスト膜の解像性が向上する。
以下、従来の液浸リソグラフィを用いたパターン形成方法について図11(a)〜図11(d)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレン-t-ブチルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(ベースポリマー)…………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフラート(酸発生剤)………………………0.06g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図11(a)に示すように、基板1の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜2を形成する。
次に、図11(b)に示すように、レジスト膜2の上に液浸用の液体(水)3を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザよりなる露光光4をマスク5を介してレジスト膜2に照射してパターン露光を行なう。
次に、図11(c)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜2に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱した後、濃度が0.26Nのテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液により現像を行なうと、図11(d)に示すように、レジスト膜2の未露光部よりなり0.09μmのライン幅を有するレジストパターン2aを得ることができる。
M. Switkes and M. Rothschild, "Immersion lithography at 157 nm", J. Vac. Sci. Technol., Vol.B19, p.2353 (2001)
ところが、図11(d)に示すように、前記従来のパターン形成方法により得られるレジストパターン2aのパターン形状は不良であった。
本願発明者らは、液浸リソグラフィにより得られるレジストパターンの形状が不良となる原因を種々検討した結果、以下のような結論を得ている。すなわち、レジスト膜2が液浸用の液体3と接触することにより、レジスト膜2に液体3が浸透してレジスト膜2を軟化させる。この液体3により軟化したレジスト膜2が現像液に対して溶解し易くなったためであるというものである。すなわち、レジスト膜2の未露光部が現像液に溶解し易くなると、レジスト膜2における露光部と未露光部との現像液に対する溶解速度の比(コントラスト)の値が低下するため、得られるレジストパターン2aの形状が劣化する。
形状が劣化したレジストパターン2aを用いて被処理膜に対してエッチングを行なうと、被処理膜から得られるパターンの形状も不良になってしまうため、半導体装置の製造プロセスにおける生産性及び歩留まりが低下してしまうという問題が生じる。
本発明は、前記従来の問題に鑑み、液浸リソグラフィにおいて良好な形状を有する微細パターンを得られるようにすることを目的とする。
本願発明者らは、液浸リソグラフィに用いるレジスト膜のコントラストを向上すべく、さらに検討を重ねた結果、レジスト材料にハロゲン化アダマンタンを添加すると、液浸用の液体に対してレジスト膜の未露光部が溶解しにくくなり、レジスト膜における未露光部の溶解速度が低下することを見出した。すなわち、レジスト材料にハロゲン化アダマンタンを添加することにより、レジスト膜における未露光部が溶解しにくくなって、露光部の溶解速度に対するコントラストを向上させることができるという知見を得ている。
Figure 0004499544
ハロゲン化アダマンタンは、例えば2−フルオロアダマンタンを例に採ると、上記の[化1]に示す構造を有している。アダマンタンはある程度の疎水性を持っており、その疎水性がハロゲン原子の大きな電子吸引性(電子親和力)によって、疎水化の程度が増大する。このため、ハロゲン化アダマンタンをレジスト材料に添加することにより、液浸用の液体のレジストへの浸透が起こりにくくなるので、レジスト膜における未露光部の溶解速度が低下し、その結果、レジスト膜における溶解速度のコントラストが向上する。
また、ハロゲン化アダマンタンをレジスト材料に含めるだけでなく、ハロゲン化アダマンタンを添加したバリア膜をレジスト膜の上に成膜することにより、やはりレジスト膜における未露光部の溶解速度を低下させ、溶解速度のコントラストを向上させることができるという知見をも得ている。
本発明は、前記の知見に基づいてなされ、レジスト材料又はレジスト膜の上に形成するバリア膜形成用材料に、ハロゲン化アダマンタンを添加することにより、液浸リソグラフィに用いるレジスト膜のコントラストを向上するものであって、具体的には以下の方法によって実現される。
本発明に係るレジスト材料は、ハロゲン化アダマンタンを含むことを特徴とする。
また、本発明に係るバリア膜形成用材料は、レジスト膜の上に液浸用の液体を配してレジスト膜を露光する際に、レジスト膜と液体との間にバリア膜を形成するためのバリア膜形成用材料を対象とし、ポリマーとハロゲン化アダマンタンとを含むことを特徴とする。
ここで、ハロゲン化アダマンタンのレジスト材料又はバリア膜形成用材料のベースポリマーに対する添加量は、レジストにおける未露光部の溶解速度が低下するという効果を得られる例えば0.1wt%程度から、レジストにおける露光部の溶解速度が低下することによる影響が生じない30wt%程度までの範囲が好ましく、さらには、1wt%から10wt%程度が好ましい。但し、本発明はこれらの数値範囲には限定されない。
レジスト材料又はバリア膜形成用材料に添加するハロゲン化アダマンタンには、例えば、1-ブロモアダマンタン、2-ブロモアダマンタン、1,3-ジブロモアダマンタン、1-クロロアダマンタン、2-クロロアダマンタン、1,3-ジクロロアダマンタン、1-フルオロアダマンタン、2-フルオロアダマンタン又は1,3-ジフルオロアダマンタンを用いることができる。ここで、ハロゲン化アダマンタンにおいて、ハロゲン元素が1個よりも2個の方が、例えば1-ブロモアダマンタンよりも1,3-ジブロモアダマンタンの方が、より疎水化の程度が増大する。ハロゲン原子は電子吸引性が高いため、アダマンタンにハロゲン原子が置換されることによって、特にアダマンタン骨格のハロゲンが置換されていない箇所では疎水性が高まる。これにより、溶解するために超えなければならない閾値が高い値にシフトするので、溶解と非溶解との境界がより明瞭となる。その結果、溶解速度のコントラストを向上させることができる。
また、本発明に係る第1のパターン形成方法は、基板の上にハロゲン化アダマンタンを含むレジスト膜を形成する工程と、レジスト膜の上に液体を配した状態で、レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なってレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とする。
第1のパターン形成方法によると、基板の上に形成するレジスト膜はハロゲン化アダマンタンを含むため、レジスト膜の疎水性が増大する。このため、液浸用の液体のレジスト膜への浸透が起こりにくくなるので、レジスト膜における未露光部の溶解速度が低下して、レジスト膜の露光部との溶解速度のコントラストが向上する。その結果、良好な形状を有する微細パターンを得ることができる。
本発明に係る第2のパターン形成方法は、基板の上にレジスト膜を形成する工程と、レジストの膜の上に、ハロゲン化アダマンタンを含むバリア膜を形成する工程と、バリア膜の上に液体を配した状態で、バリア膜を介してレジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光を行なった後に、バリア膜を除去する工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なってレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とする。
第2のパターン形成方法によると、レジストの膜の上にハロゲン化アダマンタンを含むバリア膜を形成するため、バリア膜の疎水性が増大する。このため、バリア膜に保護されたレジスト膜への液体の浸透が起こりにくくなるので、レジスト膜における未露光部の溶解速度が低下して、レジスト膜の露光部との溶解速度のコントラストが向上する。その結果、良好な形状を有する微細パターンを得ることができる。ところで、現像前に行なうバリア膜の除去には、該バリア膜を溶解させる程度の水素濃度イオン指数(pH)を持つ水溶液を用いて行なえばよい。例えばアルカリ性現像液又はそれを希釈した希釈現像液等が挙げられる。希釈現像液の希釈の程度は、通常、濃度が2.38wt%(0.26N)のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液より小さければよく、例えば0.001%から2%程度が好ましい。但し、本発明はこの濃度範囲に限定されない。
第2のパターン形成方法は、パターン露光を行なう工程よりも前に、形成されたバリア膜を加熱する工程をさらに備えていることが好ましい。
このようにすると、バリア膜の緻密性が向上する結果、液浸用の液体に対してより難溶性が増すという知見をも得ている。バリア膜を形成した後、形成したバリア膜を加熱すると、まず、ポリマーの間に入り込んでいた溶媒が蒸発を始める。その後、ポリマー同士をつなぐポリマー鎖間に溶媒が存在することによって無秩序な配列を構成していたポリマーが、該ポリマーを構成する分子自体にとって安定な状態へと移動し始める。その結果、ポリマーを構成する分子の安定な状態、すなわち互いに近接したポリマー間での分子間力が均衡する位置に再配列するため、バリア膜の緻密性が向上する。従って、緻密化されたバリア膜に液浸用の液体が容易に浸透することを防止することができる。なお、バリア膜の緻密性を過度に上昇させることは、該バリア膜を溶解して除去することが困難となるため、適当な加熱をする必要がある。例えば、加熱温度は100℃から150℃程度の範囲が好ましい。但し、本発明はこの温度範囲には限られない。
本発明に係る第3のパターン形成方法は、基板の上にレジスト膜を形成する工程と、レジストの膜の上に、ハロゲン化アダマンタンを含むバリア膜を形成する工程と、バリア膜の上に液体を配した状態で、バリア膜を介してレジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、パターン露光が行なわれたレジスト膜に対して現像を行なって、バリア膜を除去すると共にレジスト膜からレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とする。
第3のパターン形成方法によると、レジストの膜の上にハロゲン化アダマンタンを含むバリア膜を形成するため、バリア膜の疎水性が増大する。このため、バリア膜の下側に形成されているレジスト膜への液体の浸透が起こりにくくなるので、レジスト膜における未露光部の溶解速度が低下して、レジスト膜の露光部との溶解速度のコントラストが向上する。その結果、良好な形状を有する微細パターンを得ることができる。第2のパターン形成方法と第3のパターン形成方法との相違点は、第2のパターン形成方法においては現像を行なう前にレジスト膜上のバリア膜を除去しており、一方、第3のパターン形成方法においては現像中に現像液によりレジスト膜上のバリア膜を除去している。第2のパターン形成方法の場合は、現像前にバリア膜を除去することから、現像処理が通常通りに進行する。また、第3のパターン形成方法の場合は、現像時にバリア膜を除去することからレジストの溶解特性を制御でき、その結果、レジストの溶解特性が向上するという効果がある。なお、溶解特性の制御に関しては後述する。
第3のパターン形成方法は、パターン露光を行なう工程よりも前に、形成されたバリア膜を加熱する工程をさらに備えていることが好ましい。
第1〜第3のパターン形成方法において、液浸用の液体には、水又はパーフルオロポリエーテルを用いることができる。
第1〜第3のパターン形成方法において、露光光には、KrFエキシマレーザ光、Xe2 レーザ光、ArFエキシマレーザ光、F2 レーザ光、KrArレーザ光又はAr2 レーザ光を用いることができる。
本発明に係るレジスト材料、バリア膜形成用材料又はそれらを用いたパターン形成方法によると、疎水性を有するハロゲン化アダマンタンをレジスト材料又はバリア膜形成用材料に添加することにより、液浸用の液体がレジスト膜に浸透することが抑止されるため、レジスト膜の溶解速度のコントラストが向上する。その結果、良好な形状を有する微細パターンを得ることができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るレジスト材料を用いるパターン形成方法について図1(a)〜図1(d)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレン-t-ブチルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(ベースポリマー)…………………………………………………2g
1-ブロモアダマンタン(疎水化剤)………………………………………………0.15g
トリフェニルスルフォニウムトリフラート(酸発生剤)………………………0.06g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図1(a)に示すように、基板101の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜102を形成する。
次に、図1(b)に示すように、レジスト膜102と投影レンズ106との間に、例えばパドル(液盛り)法により水よりなる液浸用の液体104を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザ光であって、マスク(図示せず)を透過した露光光105をレジスト膜102に照射してパターン露光を行なう。
次に、図1(c)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜102に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、ベークされたレジスト膜102に対して、濃度が0.26Nのテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液により現像を行なうと、図1(d)に示すように、レジスト膜102の未露光部よりなり、0.09μmのライン幅で良好な形状を有するレジストパターン102aを得ることができる。
このように、第1の実施形態によると、図1(a)に示すレジスト膜102の構成材料に、疎水化剤であるハロゲン化アダマンタンとして1-ブロモアダマンタンを添加しているため、レジスト膜102の疎水性が増大する。このため、液浸用の液体104のレジスト膜102への浸透が起こりにくくなって、該レジスト膜102における未露光部の溶解速度が低下する。その結果、レジスト膜102の露光部との溶解速度のコントラストが向上して、レジストパターン102aの形状が良好となる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係るバリア膜形成用材料を用いるパターン形成方法について図2(a)〜図2(d)、図3(a)及び図3(b)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレン-t-ブチルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(ベースポリマー)…………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフラート(酸発生剤)………………………0.06g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図2(a)に示すように、基板201の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜202を形成する。
次に、図2(b)に示すように、例えばスピン塗布法により、レジスト膜202の上に以下の組成を有するバリア膜形成用材料から、厚さが0.07μmのバリア膜203を成膜する。
ポリビニールヘキサフルオロイソプロピルアルコール(ベースポリマー)…………1g
2-クロロアダマンタン(疎水化剤)………………………………………………0.05g
イソプロピルアルコール(溶媒)………………………………………………………20g
次に、図2(c)に示すように、バリア膜203と投影レンズ206との間に、例えばパドル(液盛り)法により水よりなる液浸用の液体204を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザ光であって、マスク(図示せず)を透過した露光光205をバリア膜203を介してレジスト膜202に照射してパターン露光を行なう。
次に、図2(d)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜202に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、図3(a)に示すように、例えば濃度が0.01wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液(アルカリ性希釈現像液)によりバリア膜203を除去する。その後、ベークされたレジスト膜202に対して、濃度が2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液により現像を行なうと、図3(b)に示すように、レジスト膜202の未露光部よりなり、0.09μmのライン幅で良好な形状を有するレジストパターン202aを得ることができる。
このように、第2の実施形態によると、図2(b)に示す工程において、レジスト膜202の上に、疎水化剤であるハロゲン化アダマンタンとして2-クロロアダマンタンを添加したバリア膜203を形成しているため、バリア膜203の疎水性が増大する。このため、液浸用の液体204のバリア膜203への、さらにはレジスト膜202への浸透が起こりにくくなって、該レジスト膜202における未露光部の溶解速度が低下する。その結果、レジスト膜202の露光部との溶解速度のコントラストが向上して、レジストパターン202aの形状が良好となる。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係るバリア膜形成用材料を用いるパターン形成方法について図4(a)〜図4(d)及び図5(a)〜図5(c)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレン-t-ブチルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(ベースポリマー)…………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフラート(酸発生剤)………………………0.06g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図4(a)に示すように、基板301の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜302を形成する。
次に、図4(b)に示すように、例えばスピン塗布法により、レジスト膜302の上に以下の組成を有するバリア膜形成用材料から、厚さが0.07μmのバリア膜303を成膜する。
ポリビニールヘキサフルオロイソプロピルアルコール(ベースポリマー)…………1g
1-フルオロアダマンタン(疎水化剤)……………………………………………0.08g
n-ブチルアルコール(溶媒)……………………………………………………………20g
次に、図4(c)に示すように、成膜されたバリア膜303をホットプレートにより120℃の温度下で90秒間加熱して、バリア膜303における膜質の緻密性を向上する。
次に、図4(d)に示すように、バリア膜303と投影レンズ306との間に、例えばパドル(液盛り)法により、水に濃度が5wt%の硫酸セシウム(Cs2SO4)を添加した液浸用の液体304を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザ光であって、マスク(図示せず)を透過した露光光305をバリア膜303を介してレジスト膜302に照射してパターン露光を行なう。なお、液浸用の液体304に添加した硫酸セシウムは、液体304の屈折率の値を増大するために添加している。
次に、図5(a)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜302に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、図5(b)に示すように、例えば濃度が0.005wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液(アルカリ性希釈現像液)によりバリア膜303を除去する。その後、ベークされたレジスト膜302に対して、濃度が2.38wt%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液により現像を行なうと、図5(c)に示すように、レジスト膜302の未露光部よりなり、0.09μmのライン幅で良好な形状を有するレジストパターン302aを得ることができる。
このように、第3の実施形態によると、図4(b)に示す工程において、レジスト膜302の上に、疎水化剤であるハロゲン化アダマンタンとして1-フロロアダマンタンを添加したバリア膜303を形成しているため、バリア膜303の疎水性が増大する。このため、液浸用の液体304のバリア膜303への、さらにはレジスト膜302への浸透が起こりにくくなって、該レジスト膜302における未露光部の溶解速度が低下する。その結果、レジスト膜302の露光部との溶解速度のコントラストが向上して、レジストパターン302aの形状が良好となる。
その上、第3の実施形態においては、図4(c)に示す工程において、成膜したバリア膜303の膜質を緻密にするため、液浸用の液体304が緻密化されたバリア膜303及びレジスト膜302に対してより一層浸透しにくくなるので、レジスト膜302における溶解速度の露光部とのコントラストがさらに向上する。その結果、得られるレジストパターン302aの形状がより一層良好となる。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態に係るバリア膜形成用材料を用いるパターン形成方法について図6(a)〜図6(d)及び図7を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレン-t-ブチルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(ベースポリマー)…………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフラート(酸発生剤)………………………0.06g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図6(a)に示すように、基板401の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜402を形成する。
次に、図6(b)に示すように、例えばスピン塗布法により、レジスト膜402の上に以下の組成を有する水溶性のバリア膜形成用材料から、厚さが0.09μmのバリア膜403を成膜する。
ポリビニールヘキサフルオロイソプロピルアルコール(ベースポリマー)…………1g
1,3-ジブロモアダマンタン(疎水化剤)…………………………………………0.03g
イソプロピルアルコール(溶媒)………………………………………………………20g
次に、図6(c)に示すように、バリア膜403と投影レンズ406との間に、例えばパドル(液盛り)法により、水に濃度が3wt%のリン酸(H3PO4)を添加した液浸用の液体404を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザ光であって、マスク(図示せず)を透過した露光光405をバリア膜403を介してレジスト膜402に照射してパターン露光を行なう。なお、液浸用の液体404に添加したリン酸は、液体404の屈折率の値を増大するために添加している。
次に、図6(d)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜402に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、ベークされたレジスト膜402に対して、濃度が0.26Nのテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液によりバリア膜403を除去すると共にさらに現像を行なうと、図7に示すように、レジスト膜402の未露光部よりなり、0.09μmのライン幅で良好な形状を有するレジストパターン402aを得ることができる。
このように、第4の実施形態によると、図6(b)に示す工程において、レジスト膜402の上に、疎水化剤であるハロゲン化アダマンタンとして1,3-ジブロモアダマンタンを添加したバリア膜403を形成しているため、バリア膜403の疎水性が増大する。このため、液浸用の液体404のバリア膜403への、さらにはレジスト膜402への浸透が起こりにくくなって、該レジスト膜402における未露光部の溶解速度が低下する。その結果、レジスト膜402の露光部との溶解速度のコントラストが向上して、レジストパターン402aの形状が良好となる。
ところで、第4の実施形態に係るパターン形成方法は、第1〜第3の実施形態とは異なり、バリア膜403を現像中に、すなわち現像液により除去している。このようにすると、レジスト膜402の溶解特性を制御することが可能となる。以下、溶解特性の制御について図面を参照しながら説明する。
一般には、図8の破線で示すグラフAのように、レジストの現像液による溶解特性が優れるとされるグラフは、露光量がある閾値を超えると溶解速度が急激に上昇する。露光量に対する溶解速度の変化が急峻であればある程、レジスト膜402における露光部と未露光部とにおける溶解性の差が大きくなるので、高解像度、すなわち良好な形状のレジストパターン402aを得ることができる。従って、図中の実線で示すグラフBのように、現像時にバリア膜403を同時に除去する場合には、該バリア膜403を除去する間は溶解速度が全体的に低下するので、グラフBにおける円Cで囲んだ部分の変化量を少なくして平坦なグラフAに近づけることができる。その結果、実際のレジストの溶解特性がグラフBに示すような場合において、露光量が少ない場合の溶解速度を、少ない露光量で且つある程度の幅があったとしても遅い溶解速度で比較的に一定な溶解状態となるように調整することができる。従って、レジスト膜402における露光部と未露光部とにおける溶解性の差が実質的に大きくなるので、良好な形状のレジストパターンを得やすくなる。
(第5の実施形態)
以下、本発明の第5の実施形態に係るバリア膜形成用材料を用いるパターン形成方法について図9(a)〜図9(d)、図10(a)及び図10(b)を参照しながら説明する。
まず、以下の組成を有するポジ型の化学増幅型レジスト材料を準備する。
ポリ((ノルボルネン−5−メチレン-t-ブチルカルボキシレート)(50mol%)−(無水マレイン酸)(50mol%))(ベースポリマー)…………………………………………………2g
トリフェニルスルフォニウムトリフラート(酸発生剤)………………………0.06g
トリエタノールアミン(クエンチャー)………………………………………0.002g
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(溶媒)……………………20g
次に、図9(a)に示すように、基板501の上に前記の化学増幅型レジスト材料を塗布して、0.35μmの厚さを持つレジスト膜502を形成する。
次に、図9(b)に示すように、例えばスピン塗布法により、レジスト膜502の上に以下の組成を有する水溶性のバリア膜形成用材料から、厚さが0.09μmのバリア膜503を成膜する。
ポリビニールヘキサフルオロイソプロピルアルコール(ベースポリマー)…………1g
2-フルオロアダマンタン(疎水化剤)……………………………………………0.09g
n-ブチルアルコール(溶媒)……………………………………………………………20g
次に、図9(c)に示すように、成膜されたバリア膜503をホットプレートにより115℃の温度下で90秒間加熱して、バリア膜503における膜質の緻密性を向上する。
次に、図9(d)に示すように、バリア膜503と投影レンズ506との間に、例えばパドル(液盛り)法により、水よりなる液浸用の液体504を配して、NAが0.68であるArFエキシマレーザ光であって、マスク(図示せず)を透過した露光光505をバリア膜503を介してレジスト膜502に照射してパターン露光を行なう。
次に、図10(a)に示すように、パターン露光が行なわれたレジスト膜502に対して、ホットプレートにより105℃の温度下で60秒間加熱する(露光後ベーク)。
次に、ベークされたレジスト膜502に対して、濃度が0.26Nのテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド現像液によりバリア膜503を除去すると共にさらに現像を行なうと、図10(b)に示すように、レジスト膜502の未露光部よりなり、0.09μmのライン幅で良好な形状を有するレジストパターン502aを得ることができる。
このように、第5の実施形態によると、図9(b)に示す工程において、レジスト膜502の上に、疎水化剤であるハロゲン化アダマンタンとして2-フルオロアダマンタンを添加したバリア膜503を形成しているため、バリア膜503の疎水性が増大する。このため、液浸用の液体504のバリア膜503への、さらにはレジスト膜502への浸透が起こりにくくなって、該レジスト膜502における未露光部の溶解速度が低下する。その結果、レジスト膜502の露光部との溶解速度のコントラストが向上して、レジストパターン502aの形状が良好となる。
その上、第5の実施形態においては、図9(c)に示す工程において、成膜したバリア膜503の膜質を緻密にするため、液浸用の液体504が緻密化されたバリア膜503及びレジスト膜502に対してより一層浸透しにくくなるので、レジスト膜502における露光部との溶解速度のコントラストがさらに向上する。その結果、得られるレジストパターン502aの形状がより一層良好となる。
なお、第1〜第5の各実施形態においては、ハロゲン化アダマンタンとして、1-ブロモアダマンタン、2-クロロアダマンタン、1-フルオロアダマンタン、1,3-ジブロモアダマンタン、2-フルオロアダマンタンのいずれかを用いたが、この他にも、2-ブロモアダマンタン、1-クロロアダマンタン、1,3-ジクロロアダマンタン又は1,3-ジフルオロアダマンタンを用いることができる。
また、各実施形態においては、露光光にArFエキシマレーザ光を用いたが、これに限られず、露光光として、KrFエキシマレーザ光、Xe2 レーザ光、F2 レーザ光、KrArレーザ光又はAr2 レーザ光を用いることができる。
また、各実施形態においては、バリア膜の上に液浸用の液体を配する方法にパドル法を用いたが、これには限られず、例えば基板ごと液浸用の液体に漬けるディップ法等を用いてもよい。
また、各実施形態においては、レジスト膜にポジ型の化学増幅型レジストを用いたが、ネガ型の化学増幅型レジストに対しても、本発明は適用可能である。さらには、化学増幅型レジスト以外のレジストにも適用可能である。
また、各実施形態においては、液浸用の液体に水を用いたが、水に代えてパーフルオロポリエーテルを用いることができる。
また、第3の実施形態及び第4の実施形態においては、液浸用の液体に該液体の屈折率を向上させる添加剤、例えば硫酸セシウム又はリン酸を添加したが、これらの添加剤を第1、第2及び第5の実施形態においても用いてもよい。
本発明に係るレジスト材料、バリア膜形成用材料及びそれらを用いたパターン形成方法は、液浸用の液体がレジスト膜へ及ぼす影響を防止でき、良好な形状を有するレジストパターンを得られるという効果を有し、半導体装置の製造プロセス等において用いられる微細パターンの形成方法等として有用である
(a) 〜(d) は本発明の第1の実施形態に係るレジスト材料を用いたパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第2の実施形態に係るバリア膜形成用材料を用いたパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 及び(b) は本発明の第2の実施形態に係るバリア膜形成用材料を用いたパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第3の実施形態に係るバリア膜形成用材料を用いたパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(c) は本発明の第3の実施形態に係るバリア膜形成用材料を用いたパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(d) は本発明の第4の実施形態に係るバリア膜形成用材料を用いたパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係るバリア膜形成用材料を用いたパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係るバリア膜形成用材料を用いたパターン形成方法におけるレジストの溶解性の制御を説明するグラフである。 (a) 〜(d) は本発明の第5の実施形態に係るバリア膜形成用材料を用いたパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 及び(b) は本発明の第5の実施形態に係るバリア膜形成用材料を用いたパターン形成方法の各工程を示す断面図である。 (a) 〜(d) は従来のパターン形成方法の各工程を示す断面図である。
符号の説明
101 基板
102 レジスト膜
102a レジストパターン
104 液体
105 露光光
106 投影レンズ
201 基板
202 レジスト膜
203 バリア膜
202a レジストパターン
204 液体
205 露光光
206 投影レンズ
301 基板
302 レジスト膜
303 バリア膜
302a レジストパターン
304 液体
305 露光光
306 投影レンズ
401 基板
402 レジスト膜
403 バリア膜
402a レジストパターン
404 液体
405 露光光
406 投影レンズ
501 基板
502 レジスト膜
503 バリア膜
502a レジストパターン
504 液体
505 露光光
506 投影レンズ

Claims (7)

  1. 水を液浸液として用いる液浸露光用化学増幅型ポジ型レジスト材料であって、
    ベースポリマーと酸発生剤とハロゲン化アダマンタンを含むことを特徴とする液浸露光用化学増幅型ポジ型レジスト材料。
  2. 前記ハロゲン化アダマンタンは、1-ブロモアダマンタン、2-ブロモアダマンタン、1,3-ジブロモアダマンタン、1-クロロアダマンタン、2-クロロアダマンタン、1,3-ジクロロアダマンタン、1-フルオロアダマンタン、2-フルオロアダマンタン又は1,3-ジフルオロアダマンタンであることを特徴とする請求項1に記載の液浸露光用化学増幅型ポジ型レジスト材料。
  3. 前記ハロゲン化アダマンタンの添加量は、前記ベースポリマーに対して1wt%から10wt%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の液浸露光用化学増幅型ポジ型レジスト材料。
  4. 基板の上にベースポリマーと酸発生剤とハロゲン化アダマンタンを含む化学増幅型ポジ型レジスト材料からレジスト膜を形成する工程と、
    前記レジスト膜の上にを配した状態で、前記レジスト膜に対して露光光を選択的に照射してパターン露光を行なう工程と、
    パターン露光が行なわれた前記レジスト膜に対して現像を行なってレジストパターンを形成する工程とを備えていることを特徴とするパターン形成方法。
  5. 前記ハロゲン化アダマンタンは、1-ブロモアダマンタン、2-ブロモアダマンタン、1,3-ジブロモアダマンタン、1-クロロアダマンタン、2-クロロアダマンタン、1,3-ジクロロアダマンタン、1-フルオロアダマンタン、2-フルオロアダマンタン又は1,3-ジフルオロアダマンタンであることを特徴とする請求項に記載のパターン形成方法。
  6. 前記ハロゲン化アダマンタンの添加量は、前記ベースポリマーに対して1wt%から10wt%であることを特徴とする請求項4又は5に記載のパターン形成方法。
  7. 前記露光光は、KrFエキシマレーザ光、Xe2 レーザ光、ArFエキシマレーザ光、F2 レーザ光、KrArレーザ光又はAr2 レーザ光であることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
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