JP4150304B2 - ビデオカメラ - Google Patents

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Description

本発明は、ビデオカメラに係り、特に、レンズ部、記録再生部、ビューファインダ等が一体的に設けられたビデオカメラ本体を片手で支持しながら撮影操作を行う形式のビデオカメラに関する。
従来、レンズ部、記録再生部、ビューファインダ等が一体的に設けられたビデオカメラが知られている。
この種のビデオカメラの形式として、片手でビデオカメラ本体を支持しながら、支持した側の手の指でスタート/ストップ、ズームイン/ズームアウト等といった撮影操作が行える、いわゆるシューティング方式のビデオカメラが知られている。
そして、このシューティング方式のビデオカメラには、画面モニタを、レンズ部、VTR部(後述の記録再生部に対応)等といったビデオカメラ本体の他部に対して可動させるための可動機構が備えられているものがあり、この可動機構を利用して、画面モニタの向きをビデオカメラ本体の他部に対して適宜位置決めすることにより、ビューファインダによらず画面モニタを覗きながら種々の姿勢で撮影が行える。
図10は、画面モニタが可動するシューティング方式のビデオカメラによる代表的な撮影姿勢の説明図である。
上述したシューティング方式のビデオカメラ101では、図10(a)に示す、ビューファインダ114を覗きながら、又は撮影方向Xと反対向きYに画面向きを調整した画面モニタ116を覗きながら、ビデオカメラ本体102の高さ位置hを撮影者200自身の顔の高さ位置hfに支持して撮影する通常姿勢撮影、図10(b)に示す、ハイアングルを撮影するために画面モニタ116の向きYを通常姿勢撮影の場合に対して下方に向けて、ビデオカメラ本体102の高さ位置hを撮影者自身200の顔の高さ位置hfよりも高い高さ位置hhに支持し、画面モニタ116を見上げるように覗きながら撮影する高姿勢撮影、図10(c)に示す、ローアングルを撮影するために画面モニタ116の向きYを通常姿勢撮影の場合に対して上方に向けて、ビデオカメラ本体102の高さ位置hを撮影者200自身の顔の高さ位置hfよりも低い高さ位置hlに支持し、画面モニタ116を見下ろすように覗きながら撮影する低姿勢撮影が行われる。
すなわち、画面モニタ116の向きYを、撮影者200の目線高さ位置hfに合わせて、レンズ部等が設けられた本体支持部103に対し回動調整することにより、可動機構を有する画面モニタ116を備えたシューティング方式のビデオカメラ101では、図10(a)に示した通常姿勢撮影に加え、図10(b),(c)に示すような高姿勢撮影、低姿勢撮影が行える。
ところが、上述したシューティング方式のビデオカメラ101では、この通常姿勢撮影、高姿勢撮影、低姿勢撮影の何れの撮影姿勢においても、図10(a)〜(c)に示すとおり、画面モニタ116以外のレンズ部、VTR部といったビデオカメラ本体102の他部、すなわち撮影者200が撮影の際にビデオカメラ本体102を支持するための本体支持部103の姿勢は、撮影方向Xが同じ向きであれば、レンズ部の光軸方向との関係で変わらない。
そのため、従来のシューティング方式のビデオカメラ101では、撮影方向Xが同じ向きである場合、通常姿勢撮影、高姿勢撮影、低姿勢撮影と撮影姿勢が変化しても、本体支持部103の姿勢自体は変わらないため、撮影者200がビデオカメラ本体102を支持するための本体支持部103の把持状態は、その肘や手首の曲げ易さ、及びこれら部分についての姿勢の維持し易さ等の関係で、撮影姿勢毎に大いに異なる。
図11は、通常姿勢撮影及び低姿勢撮影における、撮影者による本体支持部の把持状態の説明図である。
なお、図11では、画面モニタ116(図11においては、背面側に位置するため、図上表れない)が、レンズ部110、VTR部112、ビューファインダ114からなるビデオカメラ本体102の本体支持部103に対して回動調整可能なビデオカメラ101を例に、本体支持部103の把持状態を説明する。
図11(a)は、通常姿勢撮影の場合の、本体支持部の把持状態の説明図である。
通常姿勢撮影の場合は、撮影方向Xすなわちレンズ部110の光軸方向x−xに対して垂直な、本体支持部103の上下方向z−zの下方側から、本体支持部103の上面103Aに親指以外の他の指を掛けるようにして、ビデオカメラ本体102を顔高さ位置hfに、図10(a)に示したように支持する。
図11(b)は、低姿勢撮影の場合の、本体支持部の把持状態の説明図である。
低姿勢撮影の場合は、撮影方向Xすなわちレンズ部110の光軸方向x−xに沿った本体支持部103の後方側の、レンズ部110が設けられた側と反対側のビューファインダ114側の後面103D側から、本体支持部103の前方側の、レンズ部110側の前面103Bに親指以外の他の指を掛けるようにして、顔高さ位置hfよりも低い高さ位置hlに、図10(c)に示したように支持する。
その際、図10(a)にも示したように、その撮影姿勢の違いに関係なく、ビデオカメラ本体102を支持する撮影者の掌が宛がわれる本体支持部103の横面103Eには、ストラップ部材130がその両端をピン等からなる係止部材131にそれぞれ装着されて、架設されている。
これにより、撮影者がビデオカメラ本体102を支持する際は、その撮影姿勢の違いにかかわらず、本体支持部103の横面103Eと、ストラップ部材130との間に、手及び指を挿通させて、親指以外の他の指を前述した本体支持部103の上面103Aや前面103Bに掛け、掌を本体支持部103の横面103Eに宛がい、手の甲をストラップ部材130によって押えられながら、本体支持部103を把持する。
その上で、図11に示したビデオカメラ101の場合は、本体支持部103のビューファインダ114側の後面103Dに配置された、撮影のスタート/ストップを指示するためのスタート/ストップスイッチ121や、また、本体支持部103の上面103Aに配置された、焦点距離を調整するためのズームイン/ズームアウトスイッチ123を、本体支持部103を把持した手の指で操作する。
特開2001−111877号公報
しかし、上記した従来のシューティング方式のビデオカメラにおいては、次に述べるような問題点があった。
まず、図11に示すように、ビデオカメラ本体102の小型化に伴い、撮影者が掌を宛がう本体支持部103の横面103E自体の面積(長さ、幅)も縮小されることによって、ストラップ部材130の架設長さも手及び指を自然な格好で挿通させるための十分な長さを確保するのが難しくなってきた。
また、上述したように、撮影姿勢の違いによって、撮影者の本体支持部103に対する把持方向が異なり、把持した手の指の本体支持部103上の当接位置も異なるため、ストラップ部材130の架設位置が撮影姿勢の違いによって、ある撮影姿勢では本体支持部103の把持に支障は無いものの、別の撮影姿勢では本体支持部103の把持の邪魔になったり、本体支持部103を把持した手の甲を十分に押えることができない、といった問題点が起きてきた。
具体的には、図11に示したビデオカメラの場合、ストラップ部材130が、本体支持部103の横面103Eの光軸方向x−xに沿った横方向に架設されているため、通常姿勢撮影の場合は、図11(a)に示すように、ストラップ部材130は支持した手の親指と人指し指との間を通って手の甲を跨いで延設された状態になるので、掌を本体支持部103の横面103Eに宛がい、手の甲をストラップ部材130によって押えられながら、ビデオカメラ本体102の本体支持部103をしっかりと把持することができる。
しかし、低姿勢撮影の場合は、図11(b)に示すように、本体支持部103の把持方向が異なり、本体支持部103上の把持する手の指かけ位置も異なるため、ストラップ部材130を支持した手の親指と人指し指との間を通して手の甲を跨いだ状態で使用しにくく、ビデオカメラ本体102の本体支持部103をしっかりと把持することができない。
また、把持した手に対する、前述したスタート/ストップスイッチ121や、ズームイン/ズームアウトスイッチ123等の操作スイッチの位置も変化することになるので、その操作も行いにくくなる。
本発明は、上述した問題点を鑑みなされたものであって、撮影姿勢の違いにかかわらず、ビデオカメラ本体を、姿勢に無理なく、しっかりと支持することができるビデオカメラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のビデオカメラは、記録再生部が設けられた第1のケーシングと、レンズ部が設けられた第2のケーシングと、前記第1のケーシング及び第2のケーシングを少なくとも90度を越える範囲で相対回動可能に一体的に連結する回動機構とを備え、前記第2のケーシングには、ビューファインダ部が設けられているとともに、モニタ部が画面向きを調整可能に設けられていることを特徴とする。
また、本発明のビデオカメラは、記録再生部が設けられた第1のケーシングと、レンズ部が設けられた第2のケーシングと、前記第1のケーシング及び第2のケーシングを少なくとも90度を越える範囲で相対回動可能に一体的に連結する回動機構とを備え、前記第1のケーシングには、撮影時に操作される操作スイッチが配置され、前記第2のケーシングには、ビューファインダ部が設けられているとともに、モニタ部が画面向きを調整可能に設けられていることを特徴とする。
そして、本発明のビデオカメラでは、前記モニタ部は、前記第2のケーシングの、前記第1のケーシングに相対向する側と反対側の面に設けられていることを特徴とする。
また、本発明のビデオカメラでは、前記第1のケーシング及び第2のケーシングは、前記回動機構を介してそれぞれのケーシングの厚さ方向に一体的に連結されてビデオカメラ本体を構成することを特徴とする。
また、本発明のビデオカメラでは、前記第1のケーシングの厚さ寸法と前記第2のケーシングの厚さ寸法とを合わせてなるビデオカメラ本体の幅は、前記第1のケーシングの厚さ寸法以外の寸法単独又は前記第2のケーシングの厚さ寸法以外の寸法単独により規定される、ビデオカメラ本体の高さ寸法及び長さ寸法よりも短いこと特徴とする。
また、本発明のビデオカメラでは、前記第1のケーシングの前記第2のケーシングに対する回動対向面の中心位置と、前記第2のケーシングの前記第1のケーシングに対する回動対向面の中心位置と、前記回動機構の回動中心位置とをそれぞれ合わせるようにして、前記第1のケーシングと前記第2のケーシングとは前記回動機構を介して連結されていることを特徴とする。
また、本発明のビデオカメラでは、前記スイッチは、前記スイッチは、スタート/ストップスイッチと、ズームスイッチとであることを特徴とする。
また、本発明のビデオカメラでは、前記スタート/ストップスイッチとズームスイッチとは、前記第1のケーシングの前記第2のケーシングに対する回動対向面にそれぞれ連続する、隣り合う側面にそれぞれ配置されていることを特徴とする。
また、本発明のビデオカメラは、記録再生部が設けられ、一対の端面、及び該一対の端面間を接続する側面を備えた箱体形状の第1のケーシングと、レンズ部及びビューファインダ部が設けられ、一対の端面、及び該一対の端面間を接続する側面を備えた箱体形状の第2のケーシングと、前記第1のケーシングの側面に設けられた操作スイッチと、前記第2のケーシングの一方の端面に、画面向きが調整可能に設けられたモニタ部と、前記第1のケーシングの一方の端面と前記第2のケーシングの他方の端面とを相対向させて、前記第1のケーシングの側面における所定部分を、前記レンズ部の開口部と同方向及び逆方向に向けて配置できるように、前記第2のケーシングに対し前記第1のケーシングを相対回動可能に一体的に連結する回動機構とを備えていることを特徴とする。
そして、本発明のビデオカメラでは、前記第1のケーシングの側面における所定部分は、前記操作スイッチとの関係で規定される側面部分であることを特徴とする。
また、本発明のビデオカメラでは、前記操作スイッチは、スタート/ストップスイッチ又はズームスイッチの中の少なくともいずれかであることを特徴とする。
また、本発明のビデオカメラでは、前記第1のケーシング及び前記第2のケーシングは、各箱体形状が大きさの略同じ薄型直方体形状によって構成されていることを特徴とする。
また、本発明のビデオカメラでは、前記第2のケーシングには、前記第1のケーシングの側面における所定部分が前記レンズ部の開口部と同方向を向いて配置されている前記第2のケーシングの相対回動状態を検出する検出手段が備えられ、該検出手段による前記第2のケーシングの相対回動状態の検出を受けて、前記モニタ部には前記レンズ部により撮影された映像が反転表示されることを特徴とする。
また、本発明のビデオカメラは、レンズ部の開口部が一端側に設けられたカメラ部と、該カメラ部の他端側に設けられたビューファインダ部と、該カメラ部に対して画面を出没自在に揺動可能に設けられ、かつ該カメラ部に対して当該画面を出現させた状態で画面向きを回動可能に設けられたモニタ部と、記録再生部が設けられるとともに、前記カメラ部に回動機構を介して相対回動可能に一体的に連結された本体把持部とを備え、前記モニタ部及び本体把持部は、前記カメラ部を挟んで相対配置され、前記カメラ部に対して互いに独立して回動可能に構成されているとともに、かつ、前記本体把持部は、その把持方向を、少なくとも前記カメラ部の一端側向きと他端側向きとの間で任意に調整可能に構成されていることを特徴とする。
そして、本発明のビデオカメラでは、前記カメラ部の一端側向きは、前記レンズ部の開口部の開口方向であり、前記カメラ部の他端側向きは、前記ビューファインダ部の覗き窓の開口方向であることを特徴とする。
また、本発明のビデオカメラでは、前記カメラ部には、前記本体把持部の把持方向が前記レンズ部の開口部の開口方向と同方向を向いて配置されている前記カメラ部の相対回動状態を検出する検出手段が備えられ、該検出手段による前記カメラ部の相対回動状態の検出を受けて、前記モニタ部には前記レンズ部により撮影された映像が反転表示されることを特徴とする。
また、本発明のビデオカメラは、記録再生部が設けられた第1のケーシングと、レンズ部が設けられた第2のケーシングと、前記第1のケーシング及び第2のケーシングを相対回動可能に一体的に連結する回動機構と、前記第1のケーシングに両端が係止されて架設され、当該第1のケーシングに宛がわれた手の甲が挿通され、当該宛がわれた手の姿勢変化を抑えるストラップ部材と、前記第2のケーシングに画面向きが調整可能に設けられたモニタ部とを備え、前記回動機構は、当該第1のケーシングに宛がわれる手の前記ストラップ部材に対する挿通方向と前記レンズ部の光軸方向とが略直角に交叉する相対回動位置状態を基準位置状態として、前記第1のケーシングを前記第2のケーシングに対して正逆回動可能に一体的に連結することを特徴とする。
そして、本発明のビデオカメラでは、前記回動機構は、基準位置状態から前記第1のケーシングを前記第2のケーシングに対して正方向に回動させて、前記レンズ部の光軸方向によって定まる撮影方向と前記ストラップ部材に対する手の挿通方向とが略同方向になるとともに、基準位置状態から前記第1のケーシングを前記第2のケーシングに対して逆方向に回動させて、前記レンズ部の光軸方向によって定まる撮影方向と前記ストラップ部材に対する手の挿通方向とが略反対方向になるように、前記第1のケーシングを前記第2のケーシングに対して回動位置させることを特徴とする。
また、本発明のビデオカメラでは、前記第1のケーシングには、前記ストラップ部材に手の甲を挿通させ、当該第1のケーシングに宛がった手の指位置に合わせて、スタート/ストップスイッチと、ズームスイッチとを配置してなることを特徴とする。
また、本発明のビデオカメラでは、前記第2のケーシングには、前記レンズ部レンズ部の光軸方向によって定まる撮影方向と反対向きにビューファインダ部が設けられていることを特徴とする。
また、本発明のビデオカメラでは、前記第1のケーシング及び前記第2のケーシングは、大きさが略同じの薄型直方体形状によって構成され、前記回動機構を介してそれぞれのケーシングの厚さ方向に一体的に連結されてビデオカメラ本体を構成することを特徴とする。
さらに、本発明のビデオカメラでは、前記第1のケーシング及び前記第2のケーシングは、基準位置状態で厚さ方向に視て、薄型直方体形状の各縁が略重なることを特徴とする。
また、本発明のビデオカメラでは、前記第1のケーシングの厚さ寸法と前記第2のケーシングの厚さ寸法とを合わせてなるビデオカメラ本体の幅は、前記第1のケーシングの厚さ寸法以外の寸法単独又は前記第2のケーシングの厚さ寸法以外の寸法単独により規定される、ビデオカメラ本体の高さ寸法及び長さ寸法よりも短いこと特徴とする。
また、本発明のビデオカメラでは、前記第1のケーシングの前記第2のケーシングに対する回動対向面の中心位置と、前記第2のケーシングの前記第1のケーシングに対する回動対向面の中心位置と、前記回動機構の回動中心位置とをそれぞれ合わせるようにして、前記第1のケーシングと前記第2のケーシングとは前記回動機構を介して連結されていることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、本体把持部を構成する第1のケーシングが、カメラ部を構成する第2のケーシングに対し並列に配置され、かつ第2のケーシングに対し、相対回動可能に一体的に連結されて構成されることにより、どのような撮影姿勢においても、撮影者が撮影する時の、ビデオカメラ本体を支持する手の前腕部と掌のなす角度(手首を折り曲げる角度)を180度近傍とする、自然な状態のビデオカメラ本体の把持姿勢(支持姿勢)が確保できる。
また、どのような撮影姿勢においても、ビデオカメラ本体2を支持する手に対する、撮影時に操作されるスタート/ストップスイッチ,ズームスイッチ等といった操作スイッチの位置関係は変わらず、また、これら操作スイッチを操作する際も支持する手の操作指を大きく動かさずに済むので、スイッチ操作を誤るおそれもなく、ビデオカメラ本体2をしっかりと支持した状態で安定操作できる。
以下、本発明の好適な実施の形態のビデオカメラについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態のビデオカメラをそのレンズ部側から眺めた外観斜視図である。
図2は、本実施の形態のビデオカメラをそのビューファインダ側から眺めた外観斜視図である。
図3は、本実施の形態のビデオカメラのビューファインダ側の後面である。
本実施の形態のビデオカメラ1は、図1〜図3に示すように、レンズ部10、記録再生部12、ビューファインダ14、画面モニタ16等が一体的に設けられたビデオカメラ本体2を有する。
このビデオカメラ本体2は、第1のケーシング3と第2のケーシング4とを後述する回動機構によって相対回動可能に連結し、一体化した構成になっている。
本実施の形態の場合、第1のケーシング3及び第2のケーシング4は、何れも直方体の薄型箱体形状になっている。そして、第1のケーシング3及び第2のケーシング4は、薄型箱体の厚さを形成する側面の中の一の面を、その短辺方向(すなわち、箱体の厚さ方向)に沿って湾曲させた湾曲面3a,4aを有する異形直方体形状の薄型箱体からなる。
そして、ビデオカメラ本体2は、このような異形直方体形状の薄型箱体からなる第1のケーシング3及び第2のケーシング4を、その湾曲面3a,4aに連続する一の平坦面同士、すなわちそれぞれ薄型箱体形状の端面同士を相対向させて、回動機構によって相対回動可能に連結した構成になっている。
このような形状からなるビデオカメラ本体2の第1のケーシング3には、ケーシング内部に、撮影した映像データを、例えばビデオテープ,DVC(Digital Video Cassette ),メモリカード,ビデオディスク,ハードディスクドライブ等といった記憶媒体に記録し、又この記憶媒体に記憶されている映像データを再生するための記録再生部12が設けられている。また、ケーシング表面には、図2,図3に示すように、撮影のための各種操作スイッチ20が臨ませられて設けられている。
これに対し、第2のケーシング4には、湾曲面4aとなった側面を挟んで相対向する側面4b,4dの中、一方の側面4bにはレンズ部開口部5が形成され、他方の側面4dにはビューファインダ覗き窓6が形成されている。このレンズ部開口部5及びビューファインダ覗き窓6は、それぞれの側面4b,4d上の、湾曲面4aとなった側面側に寄せて配置されている。
そして、第2のケーシング4の内部には、撮影レンズ及びCCD撮像素子等を有するレンズ部10が、レンズ部開口部5にその撮影レンズを臨ませるようにして配置され、また、小型液晶表示素子及び視認レンズを備えた撮影画像の確認用のビューファインダ14が、ビューファインダ覗き窓6にその視認レンズを臨ませるようにして配置されている。
また、第2のケーシング4のレンズ部開口部5が形成された側面4bには、映像音声を集音するための標準マイク8が設けられ、第2のケーシング4の湾曲面4aとなった側面のレンズ部開口部5側の部分には、ズームマイク等のオプション部品が装着可能なオプション部品装着部9が形成されている。
そして、第1のケーシング3及び第2のケーシング4からなるビデオカメラ本体2は、湾曲面3a,4aとなった側面を同方向に向けた回動状態、すなわち図1〜図3に示した基準位置状態で、図1及び図3に示すように、湾曲面3a,4aとなった側面と相対向する側面3c,4c同士は平坦となり、ビデオカメラ本体2の載置面(底面)2Cを形成するとともに、前記した湾曲面3a,4a同士は、ビデオカメラ本体2の天面(上面)2Aを形成するようになっている。また、同じくこの基準位置状態で、図1に示すように、第2のケーシング4のレンズ部開口部5が設けられた側面4bと、この側面と同じ方向に面した第1のケーシング3の側面3bとは、ビデオカメラ本体2の前面2Bを形成し、同様にして、図2及び図3に示すように、第2のケーシング4のビューファインダ覗き窓6が設けられた側面4dと、この側面4dと同じ方向に面した第1のケーシング3の側面3dとは、ビデオカメラ本体2の後面2Dを形成する。
また、この基準位置状態で、図2及び図3に示すように、第1のケーシング3の、第2のケーシング4との回動対向面と相反する面3eは、ビデオカメラ本体2の一方の横面2Eを形成するとともに、図1に示すように、第2のケーシング4の、第1のケーシング3との回動対向面と相反する面4fは、ビデオカメラ本体2の他方の横面2Fを形成する。
その上で、このビデオカメラ本体2の一方の横面2Eを形成する第1のケーシング3の面3eは、図2及び図3に示すように、ビデオカメラ本体2を支持する撮影者の掌が宛がわれる掌当接面となっている。そのため、この第1のケーシング3の面3eには、ストラップ部材30が、その両側をビデオカメラ本体2の底面2C側の前後方向に離間させて設けた一対の係止部材31にそれぞれ装着されて、架設されている。すなわち、ストラップ部材30は、第1のケーシング3の面3eに対してビデオカメラ本体2を支持する撮影者の掌が宛がわれる方向、すなわち把持方向Hを、後述のスタート/ストップスイッチ21やズームスイッチ23の配置位置との関係で規定する。
ここで、本実施の形態のビデオカメラ1では、図1から図3に示すような基準位置状態で、把持方向Hは、撮影方向Xすなわちレンズ部110の光軸方向x−xに対して略直角に交叉するようになっており、第1のケーシング3及び第2のケーシング4の上下方向z−zに関して下方側から上方側に向いている。
第1のケーシング3の面3eのこのストラップ部材30の上方側から湾曲面3aにかけての部分は、開閉可能な蓋部7を形成し、記憶媒体を第1のケーシング3の記録再生部12に対して脱着可能な構成になっている。
また、本実施の形態では、図2及び図3に示すように、ビデオカメラ本体2の後面2Bを構成する、第1のケーシング3の側面3dには、撮影のための各種操作スイッチ20を構成するスタート/ストップスイッチ21や、撮影モード(カメラモード)と記録画像視聴モード(例えば、VTR視聴、DVC(Digital Video Cassette )視聴、メモリカード視聴、等といった記録媒体に記録された画像データの視聴モード)のモード切換スイッチ22等が設けられている。
また、ビデオカメラ本体2の天面2Aを構成する、第1のケーシング3の湾曲面3aには、撮影のための各種操作スイッチ20を構成するズームスイッチ23等が設けられている。
これに対し、ビデオカメラ本体2の他方の横面2Fを形成する第2のケーシング4の面4fには、ビューファインダ14と同様に撮影の際に撮影対象の映像データを確認表示したり、記録再生部12の記録媒体に記録された映像データを再生表示したりするための画面モニタ16が設けられている。
画面モニタ16は、図1に示すように、レンズ開口部5側の縁部16pを基端側とし、ビューファインダ覗き窓6側の縁部16qを揺動端側として、第2のケーシング4に対して、揺動可能に取り付けられている。この画面モニタ16の揺動操作によりその縁部16qが第2のケーシング4に対し近接/離間することによって、例えば液晶表示素子によって構成されたモニタ画面が第2のケーシング4から、図1において一点鎖線で示したように現われ、又は実線で示したように第2のケーシング4に隠れる、出没可能な構成となっている。
さらに、この画面モニタ16は、図1において、符号16'で矢示した前述のモニタ画面が現われている状態で、その基端と揺動端とを繋いだ軸線回りに回動できる構成となっており、現われたモニタ画面の向きを第2のケーシング4に対して回動調整できる構成になっている。
また、この第2のケーシング4内には、重力方向検出手段18(図1参照)が備えられており、重力方向検出手段18は、第2のケーシング4が重力方向に対して、ビデオカメラ本体2の天面2Aを形成する湾曲面4aが下向きに、またビデオカメラ本体2の底面2Cを形成する側面4cが上向きになっている、第2のケーシング4の天地逆状態を検出する。
なお、第2のケーシング4の画面モニタ16の上方に設けられたスイッチ40は、記録媒体に記録された映像データをモニタ画面に再生する際の、再生/再生停止/早送り/巻戻し等といった操作スイッチである。
以上のように構成された本実施の形態のビデオカメラ1にあっては、記録再生部12が収容され、撮影のためのスタート/ストップスイッチ21,ズームスイッチ23が設けられた第1のケーシング3が、ビデオカメラ本体2の本体把持部を構成し、レンズ部10が収容された第2のケーシング4がビデオカメラ本体2のカメラ部を構成する。その上で、ビデオカメラ本体2のカメラ部には、ビューファインダ14及び画面モニタ16が設けられている。
その上で、図1に示すように、薄型箱体構成の第1のケーシング3と薄型箱体構成の第2のケーシング4とをその厚さ方向に重ね合わせてなるビデオカメラ本体2の幅寸法Wwは、ビデオカメラ本体2の長さ寸法Wl及び高さ寸法Whよりも短く構成されている。
そして、ビデオカメラ本体2の第1のケーシング3によって構成される本体把持部が、画面モニタ16が設けられている第2のケーシング4によって構成されるカメラ部に対して、次に説明する回動機構によって、一定の回動トルクをもってして相対回動可能に一体的に保持されて構成されている。
図4は、本実施の形態のビデオカメラにおける回動機構の構成図である。
回動機構50は、第1のケーシング3の回動対向面に固定されて設けられる第1の固定板51(図1,図3参照)と、第2のケーシング4の回動対向面に固定されて設けられる第2の固定板52(図2,図3参照)とを回転可能に係合させた構成になっている。
第1の固定板51は、中央部分に摺動スペーサ53が嵌合する円形の孔54を有し、第2の固定板52と相対向する面には、環状の押え金具55が、孔54と同軸に設けられている。押え金具55は、その外周側部分が内周側部分に対して軸方向にずれた段付プレート形状になっており、内周側部分は第1の固定板51の板面に当接させられて一体的に固定され、外周側部分は、第1の固定板51の板面から離間して、第1の固定板51の板面との間に後述する摺動板58の係合空間を形成する。そして、押え金具55の外周側部分の第1の固定板51側には、後述する摺動板58に摺接して摺動トルクを発生させるための環状の摺動トルク板56が固定されて設けられ、反対側の第2の固定板52側には、例えば板バネ等によって構成されるクリック板57が周設されている。
一方、第2の固定板52には、第1の固定板51と相対向する面に環状の摺動板58が軸心位置を第1の固定板51及び押え金具の軸と対応させて固定されて設けられている。摺動板58は、その内周側部分が外周側部分に対して軸方向にずれた段付プレート形状になっており、外周側部分は第1の固定板51の板面に当接させられて一体的に固定され、内周側部分は、第2の固定板52の板面から離間し、押え金具55によって形成された係合空間に侵入している。そして、摺動トルク板56の内周側部分は、押え金具55に設けられた摺動トルク板56と摺接すべく、前述の摺動スペーサ53によって付勢案内されている。
また、第2の固定板52の板面には、押え金具55に設けられたクリック板57に対応させて複数の係合孔59が周設され、クリック板57のテーパ部57aが係合することによって、両固定板51、52の相対回動位置を保持できる構成になっている。
また、押え金具55及び摺動板58の内周側に位置し、第2の固定板52に対向する摺動スペーサ53部分には、FPC(フレキシブルプリント基板)によって構成された螺旋状の接続配線60が、その螺旋部分の軸線を固定板51、52の回動軸と同じくするようにして設けられている。この接続配線60の一方端は、摺動スペーサ53に設けられた図示せぬ挿通口を介して、第1のケーシング3内に設けられた回路基板に接続され、他方端は、第2の固定板52に設けられた図示せぬ挿通口を介して、第2のケーシング4内に設けられた回路基板に接続されている。この接続配線60は、固定板51、52の相対回動、すなわち第1のケーシング3と第2のケーシング4との相対回動に基づく前述した両挿通口の位置角度変化に応じた、第1のケーシング3、第2のケーシング4内に対する前記挿通口を介しての進入/退出によって、第1のケーシング3と第2のケーシング4との相対回動に対し、両回路基板の電気的接続を保つ。
そして、本実施形態のビデオカメラ1では、上述した回動機構50の回動軸(すなわち、図4に示す両固定板51,52の相対回動中心)o−oを中心として、第1のケーシング3と第2のケーシング4とは相対回動可能になっている。
図5は、本実施の形態のビデオカメラにおける第1のケーシングと第2のケーシングとの相対回動説明図である。
図5に示すように、第1のケーシング3及び第2のケーシング4からなるビデオカメラ本体2は、湾曲面3a,4aとなった側面を同方向に向けた図1〜図3に示した基準位置状態、すなわち、第1のケーシング3に宛がわれる手の前記ストラップ部材30に対する挿通方向Hと、レンズ部10の光軸方向x−xとが略直角に交叉する相対回動位置状態において、ビデオカメラ本体2を構成する第2のケーシング4を固定して考えた場合、この第2のケーシング4に対して、第1のケーシング3は、回動機構50の回動軸o−oを中心として、正逆方向に回動可能になっている。
次に、上記のように構成された本実施の形態のビデオカメラ1の作用について、図面に基づいて説明する。
図6は、本実施の形態のビデオカメラの把持状態の説明図である。
本実施の形態のビデオカメラ1においては、撮影者は、撮影を行う際には、ビデオカメラ本体2を構成する記録再生部12が収容され、撮影のためのスタート/ストップスイッチ21、ズームスイッチ23が設けられた第1のケーシング3と、レンズ部10、ビューファインダ14が収容された第2のケーシング4との中、第1のケーシング3だけを把持することによってだけで、ビデオカメラ本体2全体を支持することができる。
その第1のケーシング3の把持の仕方として、撮影者は、ビデオカメラ本体2の天面2Aを構成する湾曲面3aと相対向する、ビデオカメラ本体2の底面2Cを構成する側面3c側より、支持する手の親指を除く4本の指、及び手の甲を、ストラップ部材30に挿通させる。そして、撮影者は、ビデオカメラ本体2の横面2Eを構成する、掌当接面としての第1のケーシング3の面3eに掌を宛がう。
その状態で、ストラップ部材30に挿通させた親指以外の4本の指を、第1のケーシング3の湾曲面3aに沿って掛けるようにして第1のケーシング3を把持し、宛がった手の親指を、ストラップ部材30の外側を廻して、その親指の腹部分を、ビデオカメラ本体2の後面2Eを構成する第1のケーシング3の側面3eに当接させる。
この結果、図6に示すように、ストラップ部材30は支持した手の親指と人指し指との間を通って手の甲を跨いで延設された状態になるので、掌を第1のケーシング3の面3eに宛がった手の甲をストラップ部材30によって押えられながら、第1のケーシング3を把持するだけで、ビデオカメラ本体2をしっかりと把持することができる。
さらに、撮影の際に使用されるスタート/ストップスイッチ21やモード切換スイッチ22は、把持した手の親指が添えられる第1のケーシング3の側面3dに配置されているので、撮影者は、把持した手の親指の指先を動かすだけで、第1のケーシング3の面3eに宛がった手の姿勢の変化を最小限に抑えた状態で、これらスイッチ21,22を操作することができる。
また、同じく撮影の際に使用されるズームスイッチ23も、把持した手の親指以外の指が添えられる第1のケーシング3の湾曲面3aに配置されているので、撮影者は、把持した手の親指以外の指先を動かすだけで、第1のケーシング3の面3eに宛がった手の姿勢の変化を最小限に抑えた状態で、スイッチ23を操作することができる。
さらに、その際、図6に示すように、第1のケーシング3を支持する手も、手首をひねることなく、その前腕部に対して手首をほとんど屈曲させずに、掌を前腕部が伸びる方向と同方向に伸ばして、前腕部と掌との間の角度をほぼ180度に保った自然な状態で、ビデオカメラ本体2を支持することができる。
そして、ビデオカメラ本体2は、第1のケーシング3及び第2のケーシング4がそれぞれ異形直方体形状の薄型箱体からなり、その薄い厚さ方向と交叉する端面同士を相対回動可能に連結した構成からなり、かつ、撮影者によって把持される側の第1のケーシング3内に記録媒体が装着される記録再生部12が収納されているので、ビデオカメラ本体2の重心位置を、ビデオカメラ本体2を把持した手の掌側に近寄せることができ、掌及び手首にかかる負担を抑えることができる。
図7は、代表的な撮影姿勢を例にした本体把持部としての第1のケーシングとカメラ部としての第2のケーシングとの回動調整関係の説明図である。
図7において、図7(a)は通常姿勢撮影の場合の各方向の回動調整関係を、図7(b)は高姿勢撮影の場合の各方向の回動調整関係を、図7(c)は低姿勢撮影の場合の各方向の回動調整関係をそれぞれ示す。
本実施の形態のビデオカメラ1によれば、本体把持部としての第1のケーシング3は、カメラ部としての第2のケーシング4に対して、互に相対的に任意の角度関係に調整することできる。そのため、各撮影姿勢に合わせて、撮影方向Xによって規定される第2のケーシング4の姿勢位置に対して、第1のケーシング3の向きを、その支持する手の手首をひねることなく、その前腕部に対して手首をほとんど屈曲させずに、掌を前腕部が伸びる方向と同方向に伸ばして、前腕部と掌とが自然な状態になるように回動調整することによって、撮影者200はビデオカメラ本体2を姿勢に無理なく、しっかりと把持することができる。
例えば、通常姿勢撮影を行う場合、すなわち撮影者200がビデオカメラ本体2を自身の顔の高さ位置hfに支持して撮影対象を撮影する場合、本体把持部としての第1のケーシング3を、図6に示した前腕部と掌とが自然な状態になるように、図7(a)に示すように回動調整する。
すなわち、撮影方向Xが例えば水平方向であるとすると、ビデオカメラ本体2の底面2Cを構成する第2のケーシング4の側面4cの面方向も水平方向に延びるので、同じくビデオカメラ本体2の底面2Cを構成する第1のケーシング3の側面3cが、第2のケーシング4の側面4cとほぼ平行になるように、第2のケーシング4に対して第1のケーシング3を回動調整する。
この回動調整に基づいて、第1のケーシング3の面3eに対してビデオカメラ本体2を支持する撮影者の掌が宛がわれる方向を示した把持方向Hは、ビデオカメラ本体2の底面2Cを構成する第2のケーシング4の側面4c側から、ビデオカメラ本体2の天面2Aを構成する側面4aに向けた、第2のケーシング4の上下方向に向くことになる。
これにより、撮影方向Xの高さ位置としての撮影者200自身の顔高さ位置hfと、自身の肩高さ位置との関係から、肘を略90度に屈曲させた状態で、図6に示した前腕部と掌とが自然な状態のまま第1のケーシング3を把持することができ、肩、肘、手首等に負担をかけない楽な姿勢でビデオカメラ本体2を支持することができる。
この場合、撮影映像の確認は、ビューファインダ14により、又は、第2のケーシング4から、図1において符号16'で示したように、画面モニタ16のモニタ画面が水平方向(すなわち、この場合の撮影方向Xに対応)に対して略直角に交叉するようにビューファインダ側(すなわち、ビデオカメラ本体2の後面2Dを構成する第2のケーシング4の側面4d側)に向けて行う。
また、高姿勢撮影を行う場合、すなわち撮影者200がビデオカメラ本体2を自身の顔の高さ位置hfよりも高い高さ位置hhに支持して撮影対象を撮影する場合、本体把持部としての第1のケーシング3を、図6に示した前腕部と掌とが自然な状態になるように、図7(b)に示すように回動調整する。
すなわち、撮影方向Xが例えば水平方向であるとすると、ビデオカメラ本体2の底面2Cを構成する第2のケーシング4の側面4cの面方向も水平方向に延びるので、同じくビデオカメラ本体2の底面2Cを構成する第1のケーシング3の側面3cを、その側面3d側の部分が第2のケーシング4の側面4cよりも高くなり、その側面3b側の部分が第2のケーシング4の側面4cよりも低くなるように、第2のケーシング4の側面4cに対して回動調整する。
この回動調整に基づいて、第1のケーシング3の面3eに対してビデオカメラ本体2を支持する撮影者の掌が宛がわれる方向を示した把持方向Hは、ビデオカメラ本体2の後面を構成する第2のケーシング4のビューファインダ覗き窓6が形成された側面4dの下方側から、ビデオカメラ本体2の前面を構成する第2のケーシング4のレンズ部10(レンズ部開口5)が臨む側面4bの上方側に向けた、第2のケーシング4の上向き対角方向に向くことになる。
これにより、撮影方向Xの高さ位置としての撮影者200自身の顔高さ位置hfよりも高い高さ位置hhと、自身の肩高さ位置との関係から、肘を略180度に伸ばした状態で、図6に示した前腕部と掌とが自然な状態のまま第1のケーシング3を把持することができ、肩、肘、手首等に負担をかけない楽な姿勢でビデオカメラ本体2を支持することができる。
この場合、撮影映像の確認は、第2のケーシング4から、図1において符号16'で示したように、画面モニタ16のモニタ画面が水平方向(すなわち、この場合の撮影方向Xに対応)に対して略直角に交叉するようにビューファインダ側(すなわち、ビデオカメラ本体2の後面2Dを構成する第2のケーシング4の側面4d側)に向けた状態に対して、モニタ画面を斜め下向きになるように、すなわち撮影者200の腕部が伸びる方向にモニタ画面が向くように、第2のケーシング4に対して回動位置させて行う。
また、低姿勢撮影を行う場合、すなわち撮影者200がビデオカメラ本体2を自身の顔の高さ位置hfよりも低い高さ位置hlに支持して撮影対象を撮影する場合、本体把持部としての第1のケーシング3を、図6に示した前腕部と掌とが自然な状態になるように、図7(c)に示すように回動調整する。
すなわち、撮影方向Xが例えば水平方向であるとすると、ビデオカメラ本体2の底面2Cを構成する第2のケーシング4の側面4cの面方向も水平方向に延びるので、同じくビデオカメラ本体2の底面2Cを構成する第1のケーシング3の側面3cを、その側面3d側の部分が第2のケーシング4の側面4cよりも高くなり、その側面3b側の部分も第2のケーシング4の側面4cよりも高くなるようにして、その側面3cの前後方向が逆向きになるように、第2のケーシング4の側面4cに対して回動調整する。
この回動調整に基づいて、第1のケーシング3の面3eに対してビデオカメラ本体2を支持する撮影者の掌が宛がわれる方向を示した把持方向Hは、ビデオカメラ本体2の後面を構成する第2のケーシング4のビューファインダ覗き窓6が形成された側面4d側の上方側から、ビデオカメラ本体2の前面を構成する第2のケーシング4のレンズ部10(レンズ部開口5)が臨む側面4bの下方側に向けた、第2のケーシング4の下向き対角方向に向くことになる。
これにより、撮影方向Xの高さ位置としての撮影者200自身の顔高さ位置hfよりも低い高さ位置hlと、自身の肩高さ位置との関係から、肘を略180度に伸ばした状態で、図6に示した前腕部と掌とが自然な状態のまま第1のケーシング3を把持することができ、肩、肘、手首等に負担をかけない楽な姿勢でビデオカメラ本体2を支持することができる。この結果、図10(c)に示したように無理に腰を屈めることなく、図7(c)に示したように、腰を伸ばした状態での低姿勢撮影も可能になる。
この場合、撮影映像の確認は、第2のケーシング4から、図1において符号16'で示したように、画面モニタ16のモニタ画面が水平方向(すなわち、この場合の撮影方向Xに対応)に対して略直角に交叉するようにビューファインダ側(すなわち、ビデオカメラ本体2の後面2Dを構成する第2のケーシング4の側面4d側)に向けた状態に対して、モニタ画面が斜め上向きになるように、すなわち撮影者200の腕部が伸びる方向にモニタ画面が向くように、第2のケーシング4に対して回動位置させて行う。
さらに、レンズ部10を撮影者200自身の方向に向けて撮影を行う対面撮影の場合も、本実施の形態のビデオカメラ1によれば、図8に示すようにして、肩、肘、手首等に負担をかけない楽な姿勢で行うことができる。
図8は、対面撮影の場合における本体把持部としての第1のケーシングとカメラ部としての第2のケーシングとの回動調整関係の説明図である。
対面撮影を行う場合は、本体把持部としての第1のケーシング3を、図6に示した前腕部と掌とが自然な状態になるように、図7(c)に示すように回動調整する。
すなわち、撮影方向Xが例えば水平方向であるとすると、この場合は、ビデオカメラ本体2の底面2Cを構成する第1のケーシング3の側面3cが、ビデオカメラ本体2の前面を構成する第2のケーシング4のレンズ部開口5が形成された側面4bとほぼ平行になるように、第2のケーシング4に対して第1のケーシング3を回動調整する。
この回動調整に基づいて、第1のケーシング3の面3eに対してビデオカメラ本体2を支持する撮影者の掌が宛がわれる方向を示した把持方向Hは、ビデオカメラ本体2の前面を構成する第2のケーシング4のレンズ部開口5が形成された側面4b側から、ビデオカメラ本体2の後面を構成する第2のケーシング4のビューファインダ覗き窓6が形成された側面4d側へ向き、撮影方向Xの反対向きになる。
これにより、撮影方向Xの高さ位置としての撮影者200自身の顔高さ位置hfと、自身の肩高さ位置との関係から、肘を略180度に伸ばした状態で、図6に示した前腕部と掌とが自然な状態のまま第1のケーシング3を把持することができ、肩、肘、手首等に負担をかけない楽な姿勢でビデオカメラ本体2を支持することができる。
この場合、撮影映像の確認は、第2のケーシング4から、図1において符号16'で示したように、画面モニタ16のモニタ画面が水平方向(すなわち、この場合の撮影方向Xに対応)に対して略直角に交叉するようにビューファインダ側(すなわち、ビデオカメラ本体2の後面2Dを構成する第2のケーシング4の側面2d側)に向けた状態に対して、撮影方向Xは反対向きになるので、モニタ画面も反対向きになるように、ビューファインダ14側向きから反対側のレンズ部10側向きになるように、第2のケーシング4に対して回動位置させて行う。
その際、画面モニタ16のモニタ画面が天地逆転することになるが、その際は、図1に示した第2のケーシング4内に設けられた重力方向検出手段18が、通常の場合に対して、ビデオカメラ本体2の底面2Cを構成する側面4cがビデオカメラ本体2の天面2Aを構成する側面4aに対し上側になっている、第2のケーシング4の倒立状態を検出することによって、自動的に画面モニタ16のモニタ画面に表示される撮影映像を反転させて表示する構成になっている。そのため、モニタ画面が天地逆転することになっても支障なく、撮影映像の確認を行うことができる。
図9は、本実施の形態のビデオカメラにおいて、ビデオカメラ本体2を支持する撮影者の掌が宛がわれる方向を示した把持方向の説明図である。
ビデオカメラ本体2を構成する第2のケーシング4を固定して、この第2のケーシング4に対して第1のケーシング3を回動させた場合、把持方向Hは、図9に示すように、第2のケーシング4の側面4b側、側面4c側、側面4d側、及びこれら側面間の任意の向きに調整可能になっており、本実施の形態によるビデオカメラ1の場合には、第1のケーシング3は第2のケーシング4に対して180度を越える範囲で相対回動可能になっている。
以上説明したように、本実施の形態のビデオカメラ1によれば、撮影姿勢の違いに関係なく、図6に示した前腕部と掌とが自然な状態のまま、ビデオカメラ本体2の本体把持部としての第1のケーシング3を把持することができ、肩、肘、手首等に負担をかけない楽な姿勢でビデオカメラ本体2を支持することができる。
さらに、本実施の形態のビデオカメラ1によれば、撮影姿勢の違いに関係なく、ビデオカメラ本体2を支持する手に対する、撮影時に操作されるスタート/ストップスイッチ21,モード切換スイッチ22,ズームスイッチ23等といった操作スイッチ20の位置関係は変わらないので、スイッチ操作を誤るおそれもない。
また、画面モニタ16は、本体把持部としての第1のケーシング3ではなく、カメラ部としての第2のケーシング4に揺動可能かつ回動可能に設けられているので、撮影姿勢及び撮影方向Xが決まれば、撮影方向Xを規定するカメラ部としての第2のケーシング4に対して、本体把持部としての第1のケーシング3及び画面モニタ16をそれぞれ独立して回動調整を行うことができるから、撮影の際の第1のケーシング3のグリップ方向(把持方向)及び画面モニタ16の画面方向の調整が繁雑にならず行い易く、撮影姿勢を取る前に予め第2のケーシング4に対して調整しておくこともできる。
さらに、映像音声を集音する標準マイク8や、ズームマイク等のオプション部品が装着可能なオプション部品装着部9は、撮影方向Xを規定するカメラ部としての第2のケーシング4に設けられているので、撮影姿勢の違いによって集音等に支障をきたすこともない。
本実施の形態のビデオカメラ1は、以上説明したとおりであるが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、第1のケーシング3の側面3a及び側面3dに対するスタート/ストップスイッチ21,モード切換スイッチ22,ズームスイッチ23等といった操作スイッチ20の配置は、上記実施の形態の配置でなくとも、例えば、スタート/ストップスイッチ21が側面3aに配置され、ズームスイッチ23が側面3dに配置される構成であってもよい。
また、記録再生部12も、例えばビデオテープ,DVC(Digital Video Cassette ),メモリカード,ビデオディスク,ハードディスクドライブ等といった具体例としての記憶媒体の中のいずれか一又は複数に、映像データを記録したり、記録された映像データを再生したりできる構成のものであればよく、例えばメモリカードのような小型軽量の記録媒体自体は、第2のケーシング4に設けられる構成であってもよい。
また、第1のケーシング3及び第2のケーシング4の形状自体も、薄型直方体に限らず、薄型円柱体等、種々の形状が適用可能である。
本実施の形態のビデオカメラをそのレンズ部側から眺めた外観斜視図である。 本実施の形態のビデオカメラをそのビューファインダ側から眺めた外観斜視図である。 本実施の形態のビデオカメラのビューファインダ側の後面である。 本実施の形態のビデオカメラにおける回動機構の構成図である。 本実施の形態のビデオカメラにおける第1のケーシングと第2のケーシングとの相対回動説明図である。 本実施の形態のビデオカメラの把持状態の説明図である。 代表的な撮影姿勢を例にした本体把持部としての第1のケーシングとカメラ部としての第2のケーシングとの回動調整関係の説明図である。 本実施の形態のビデオカメラの対面撮影の場合における、本体把持部としての第1のケーシングとカメラ部としての第2のケーシングとの回動調整関係の説明図である。 本実施の形態のビデオカメラにおいて、ビデオカメラ本体2を支持する撮影者の掌が宛がわれる方向を示した把持方向の説明図である。 従来技術の画面モニタが可動するシューティング方式のビデオカメラによる代表的な撮影姿勢の説明図である。 図10に示したビデオカメラの通常姿勢撮影及び低姿勢撮影における、撮影者による本体支持部の把持状態の説明図である。
符号の説明
1 ビデオカメラ
2 ビデオカメラ本体
3 第1のケーシング
4 第2のケーシング
5 レンズ部開口部
6 ビューファインダ覗き窓
7 蓋部
8 マイク
9 オプション部品装着部
10 レンズ部
12 記録再生部
14 ビューファインダ
16 画面モニタ
18 重力方向検出手段
20 操作スイッチ
21 スタート/ストップスイッチ
22 モード切換スイッチ
23 ズームスイッチ
30 ストラップ部材
31 係止部材

Claims (8)

  1. 記録再生部が設けられ、一対の端面、及び該一対の端面間を接続する側面を備えた箱体形状の第1のケーシングと、
    レンズ部及びビューファインダ部が設けられ、一対の端面、及び該一対の端面間を接続する側面を備えた箱体形状の第2のケーシングと、
    前記第1のケーシングの側面に設けられた操作スイッチと、
    前記第2のケーシングの一方の端面に、画面向きが調整可能に設けられたモニタ部と、
    前記第1のケーシングの一方の端面と前記第2のケーシングの他方の端面とを相対向させて、前記第1のケーシングの側面における当該第1ケーシングの把持方向に対向する所定部分を、前記第2のケーシングの側面における前記レンズ部の開口部が臨む所定部分に対して同方向及び逆方向に向けて配置できるように、前記第2のケーシングに対し前記第1のケーシングを回動可能に一体的に連結する回動機構と
    前記第1のケーシングの側面における所定部分が前記第2のケーシングの側面における所定部分と同方向を向いて配置されている前記第2のケーシングの前記第1のケーシングに対する相対的な回動状態を検出する検出手段と
    を備え、
    前記モニタ部は、前記検出手段の検出出力を受けて、前記レンズ部により撮影された映像を反転させて表示する構成になっている
    ことを特徴とするビデオカメラ。
  2. 前記第1のケーシングの側面における前記把持方向に対向する所定部分は、前記操作スイッチとの関係で規定される側面部分である
    ことを特徴とする請求項記載のビデオカメラ。
  3. 前記操作スイッチは、スタート/ストップスイッチ又はズームスイッチの中の少なくともいずれかである
    ことを特徴とする請求項記載のビデオカメラ。
  4. 前記第1のケーシング及び第2のケーシングは、前記回動機構を介して回動可能に一体的に連結されてビデオカメラ本体を構成する
    ことを特徴とする請求項1から3いずれかに記載のビデオカメラ。
  5. 前記第1のケーシング及び前記第2のケーシングは、各箱体形状が大きさの略同じ薄型直方体形状によって構成されている
    ことを特徴とする請求項記載のビデオカメラ。
  6. 前記第1のケーシングの側面に基づく当該第1のケーシングの厚さ寸法と前記第2のケーシングの側面に基づく当該第2のケーシングの厚さ寸法とを合わせてなるビデオカメラ本体の幅は、前記第1のケーシングの一方若しくは他方の端面、又は前記第2のケーシングの一方若しくは他方の端面に基づき規定される、ビデオカメラ本体の高さ寸法及び長さ寸法よりも短い
    こと特徴とする請求項記載のビデオカメラ。
  7. 前記第1のケーシングの前記第2のケーシングに対する回動対向面の中心位置と、前記第2のケーシングの前記第1のケーシングに対する回動対向面の中心位置と、前記回動機構の回動中心位置とをそれぞれ合わせるようにして、前記第1のケーシングと前記第2のケーシングとは前記回動機構を介して連結されている
    ことを特徴とする請求項1から6いずれかに記載のビデオカメラ。
  8. 前記第1ケーシングの他方の端面には、前記把持方向から当該第1ケーシングに宛がった手の姿勢変化を抑えるために、当該宛がった手の甲が挿通されるストラップ部材が両端を係止されて架設されている
    ことを特徴とする請求項1から7いずれかに記載のビデオカメラ。
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