JP4149064B2 - ゴルフボール用搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴルフボールを搬送する搬送装置、及びこの搬送中にゴルフボールの表面を洗浄又はクリーニングするゴルフボール用洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフボール用洗浄装置とは異なるが、パチンコ玉の表面を搬送しながら研磨する技術としては、例えば特開昭56−8083号公報に記載のようなパチンコ玉搬送装置が提案されている。
この装置は、パチンコ台から排出されたパチンコ玉を、パチンコ台よりも上方の保管場所に送り込むのに、垂直方向に延びるスクリュー式の搬送機を用い、また、このスクリュー式搬送機の中の螺旋状搬送路の外周側を囲むようにして玉磨材料を配置して、パチンコ玉を搬送しながら研磨するものである。
【0003】
より詳しく説明すると、このパチンコ玉搬送装置は、垂直方向に延びる外筒と、この外筒の内面に配置した凹凸面を備えたウレタンゴムなどの磨き部材と、外筒の軸線に沿って延びる中空シャフトと、この中空シャフトの回りに固設された螺旋状の翼などを備え、中空シャフトと一緒に回転する螺旋翼の搬送面にパチンコ玉を載せて、このパチンコ玉を公転させながら螺旋状に上昇させると共に、その際に発生する遠心力でパチンコ玉を玉磨材料に押し当てながら研磨するようになっていた。
【0004】
また、一方でこのようなスクリュー搬送装置にあっては、従来、そのパチンコ玉の取り込みは、外筒の下端部に形成した縦長の長孔又は入り口を通じて行うようになっていた。この点について詳しく説明すると、外筒の下端部の長孔又は入り口は、パチンコ玉一個分の幅と、数個分の長さを備えており、この長孔又は入り口には、パチンコ玉を一列に整列させた状態で導く誘導樋が連結されていた。この構成により、パチンコ玉は、列をなして長孔又は入り口の近傍まで導かれ、この長孔又は入り口の手前で上下方向に重なり合った状態で待機し、螺旋翼の回転に伴い、長孔又は入り口の部分で、螺旋翼が形成するパチンコ玉の搬送路が開放されたときに、待機状態のパチンコ玉が長孔又は入り口を通って外筒の内部つまり螺旋翼の上に入り込むようになっていた。
【0005】
しかしながら、従来のこのような装置にあっては、螺旋翼の側面の上に乗ったパチンコ玉を専ら遠心力で玉磨材料に摺接させ、また、凹凸面を具備した磨き部材によってその自転を強制するようになっていたため、次の問題点を有していた。
(1)パチンコ玉の球面全体を万遍なく研磨するには、その自転を促す磨き部材の凹凸形状を特定のものにしなければならず、任意の玉磨材料を自由に選択することができなかった。
(2)隣接する螺旋翼の間隔および螺旋翼の幅が比較的大きく、螺旋翼の上に乗っているパチンコ玉は、上下方向及び装置の中心方向へ変位することが可能であるため、隣接するパチンコ玉が互いに上下方向又は装置の内外方向に重なりあって、全てのパチンコ玉が間違いなく玉磨材料と摺接して研磨されるとは限らないものとなっていた。
一方このような従来のパチンコ玉導入方法によれば、各長孔又は入り口毎に、これにパチンコ玉を導く誘導樋を設ける必要があった。また、待機状態のパチンコ玉は互いに上下方向に重なり合って一時的であるせよ静止状態となるため、一つに固まって詰まった状態つまりジャムを起こす可能性を有していた。
本発明者らは、このような従来の問題点を解決するものとして、パチンコ玉の球面全体を万遍なく研磨又は掃除することができるパチンコ玉研磨装置について、既に平成9年特許願第233397号等の出願を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、本発明が対象とするゴルフボールの場合には、パチンコ玉よりも大きく重いだけでなく、その材質や表面構造の違いから、螺旋溝に沿って搬送する場合に、ゴルフボール同士が接触すると、それぞれのゴルフボールの回転力は失われてしまい搬送できなくなる。また、このようにゴルフボール同士が作用し合って回転しなくなると、駆動力に大きな負荷をかけてしまい機器の損傷を招いてしまうという不都合を生じる。
また、ゴルフボールは、パチンコ玉ではほとんどあり得ない泥等が表面に付着する。ゴルフボールの表面は凹凸形状となっているために、凹部に入り込んだ泥等は落ちにくい。
従って、ゴルフボールを搬送する場合や、この搬送過程において洗浄する場合には、既に提案しているパチンコ玉研磨装置の構成をそのまま適用することはできない。
【0007】
そこで本発明は、ゴルフボールを円滑に搬送することができるゴルフボール用搬送装置を提供することを目的とする。
また本発明は、ゴルフボールを円滑に取り込むことができるゴルフボール用搬送装置を提供することを目的とする。
また本発明は、表面の凹部に付着した泥なども有効に取り除くことのできるゴルフボール用洗浄装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明のゴルフボール用搬送装置は、外周に螺旋溝を形成した円柱体と、該円柱体の一端側外周を覆うとともにゴルフボールの導入口を備えた短尺筒体と、前記円柱体の外周を覆うとともに内周面に接触部材を備えたケースと、前記円柱体及び前記ケースの少なくとも一方を回転させる駆動手段と、前記短尺筒体を回転させる駆動手段とを有し、前記円柱体と前記ケースとの相対的な回転によってゴルフボールを自転させながら前記螺旋溝に沿って搬送するゴルフボール用搬送装置であって、前記短尺筒体と前記円柱体との間に生じる相対的な周速度よりも、前記円柱体と前記ケースとの間に生じる相対的な周速度を大きくしたことを特徴とする。
請求項2記載の本発明のゴルフボール用搬送装置は、外周に螺旋溝を形成した円柱体と、該円柱体の一端側外周を覆うとともにゴルフボールの導入口を備えた短尺筒体と、前記円柱体の外周を覆うとともに内周面に接触部材を備えたケースと、前記円柱体を回転させる駆動手段と、前記短尺筒体を回転させる駆動手段とを有するゴルフボール用搬送装置であって、前記短尺筒体を前記円柱体と同じ回転方向で、該円柱体よりも遅い速度で回転させることを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載のゴルフボール用搬送装置において、前記導入口は、長孔形状であることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項3に記載のゴルフボール用搬送装置において、前記導入口は、長孔の長手方向が前記螺旋溝と直交する方向に傾斜して配置されていることを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載のゴルフボール用搬送装置において、前記短尺筒体は、内周面に板状の突起からなる案内片を設けていることを特徴とする。
請求項6記載の本発明のゴルフボール用搬送装置は、外周に螺旋溝を形成した円柱体と、該円柱体の一端側外周を覆うとともにゴルフボールの導入口を備えた短尺筒体と、前記円柱体の外周を覆うとともに内周面に接触部材を備えたケースと、前記短尺筒体の外周に設けられ、前記導入口へのゴルフボールの導入を規制するプロテクターとを有し、前記短尺筒体を回転させるゴルフボール用搬送装置であって、前記短尺筒体外周面から前記プロテクター内周面までの半径方向の幅は、ゴルフボールが2つ以上導入できない大きさであることを特徴とする。
請求項7記載の本発明のゴルフボール用洗浄装置は、請求項1から請求項6のいずれかに記載のゴルフボール用搬送装置において、前記接触部材としてクリーニング部材を用いたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態によるゴルフボール用搬送装置は、短尺筒体と円柱体との間に生じる相対的な周速度よりも、円柱体とケースとの間に生じる相対的な周速度を大きくしたものである。本実施の形態によれば、ゴルフボールを導入する短尺筒体での搬送速度よりも、その後のケースでの搬送速度を大きくすることで、短尺筒体部分よりもケース部分でのゴルフボール同士の間隔を確実に広くすることができ、ゴルフボール同士が接触し合うことを、より確実に防止することができる。
【0010】
本発明の第2の実施の形態によるゴルフボール用搬送装置は、短尺筒体を円柱体と同じ回転方向で、該円柱体よりも遅い速度で回転させるものである。本実施の形態によれば、短尺筒体を円柱体と同じ方向に回転させることで、ゴルフボールを導入する短尺筒体での搬送速度よりも、その後のケースでの搬送速度を大きくすることができる。従って、本実施の形態によれば、短尺筒体部分よりもケース部分でのゴルフボール同士の間隔を確実に広くすることができ、ゴルフボール同士が接触し合うことを、より確実に防止することができる。また、本実施の形態のように、短尺筒体を円柱体と同じ方向に回転させることで、ゴルフボールの導入部分での回転速度が遅くなるために、ゴルフボールの導入を円滑に行うことができる。
【0011】
本発明の第3の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態におけるゴルフボール用搬送装置において、導入口を長孔形状としたものである。本実施の形態によれば、導入口を長孔形状とすることで、ゴルフボールが導入口と螺旋溝との間に挟まることを防止することができる。このように導入口を長孔形状とすることで、入り損ねたゴルフボールは、長孔に沿って上昇する。そして、ゴルフボールは、この上昇中に螺旋溝内に導入されるか、又は外方に落ちることで、導入口と螺旋溝との間に挟まることを防止することができる。
【0012】
本発明の第4の実施の形態は、第3の実施の形態におけるゴルフボール用搬送装置において、導入口を、長孔の長手方向が螺旋溝と直交する方向に傾斜して配置したものである。本実施の形態によれば、長孔の長手方向を螺旋溝と直交する方向に傾斜させることで、複数個のゴルフボールが接触した状態で同時に導入口から螺旋溝に導入されることを防止することができ、ゴルフボール同士が接触することでお互いに回転力をうち消し合って固まった状態に陥ることを防止することができる。従って、本実施の形態によれば、導入口でのゴルフボールの噛み込みを防止することができる。また、本実施の形態によれば、長孔の長手方向を螺旋溝と直交する方向に傾斜させることで、ゴルフボールに加わる押し上げ力も弱くなるため、ゴルフボールの螺旋溝への導入を、無理なく円滑に行うことができる。
【0013】
本発明の第5の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態におけるゴルフボール用搬送装置において、短尺筒体は、内周面に板状の突起からなる案内片を設けたものである。本実施の形態によれば、この案内片によってゴルフボールを螺旋溝に拘束することができ、これによってゴルフボールが螺旋溝からはずれることなく搬送される。
【0014】
本発明の第6の実施の形態によるゴルフボール用搬送装置は、円柱体の一端側外周を覆うとともにゴルフボールの導入口を備えた短尺筒体を設け、この短尺筒体を回転させることで、円柱体の回転速度を落とさなくても螺旋溝にゴルフボールを導入しやすくするものである。また、短尺筒体外周面からプロテクター内周面までの半径方向の幅は、ゴルフボールが2つ以上導入できない大きさとしたことで、導入口においては、必ず一つのゴルフボールだけが導かれることになり、複数個のゴルフボールが固まってしまい、導入されない状態を回避することができる。
【0015】
本発明の第7の実施の形態によるゴルフボール用洗浄装置は、第1から第6の実施の形態におけるゴルフボール用搬送装置において、接触部材としてクリーニング部材を用いたものである。本実施の形態によれば、接触部材としてクリーニング部材を用いることで、第1から第6の実施の形態におけるゴルフボール用搬送装置をゴルフボール用洗浄装置として用いることができる。
【0016】
【実施例】
以下に、本発明の一実施例によるゴルフボール用洗浄装置を図面に基づいて説明する。図1は同実施例によるゴルフボール用洗浄装置の全体構成を示す一部破断斜視図、図2は螺旋溝に沿って搬送途中にあるゴルフボールの状態を示す要部断面図、図3は同装置のゴルフボールの導入口周辺を示す要部斜視図、図4は同じくゴルフボールの導入口周辺を示す要部断面図、図5は同装置に用いる駆動手段の概略構成を示す要部斜視図である。
【0017】
まず、図1を用いて全体構成について説明する。なお図1においては、図3及び図4に示すプロテクターを省略している。
同図に示すように、軸心を垂直方向とした円柱体10は、下部外周を短尺筒体20で覆われ、この短尺筒体20の上方はケース30で覆われている。また、短尺筒体20の外周には、上面がすり鉢状に形成されたゴルフボール保持部40が設けられている。また、ケース30には、洗浄水を導入するための水注入口51と、洗剤液を導入するための洗剤注入口52が設けられ、ゴルフボール保持部40には、一定量以上の洗浄水を排出するためのオーバーフロー口53と、ゴルフボール保持部40内の洗浄水を排出するための水抜き口54が設けられている。ここで、水注入口51は、洗剤注入口52よりも上方の位置に設けている。また、水注入口51は、円柱体10の上端よりも所定寸法下方の位置に設けている。
なお、ゴルフボール保持部40は基台60上に載置されている。この基台60は、上方へ延出させた支持部材61を備え、この支持部材61に固定されたブラケット62によってケース30を保持している。図中70は、ゴルフボールを示している。
【0018】
ここで、円柱体10は、その外周面にゴルフボール70の直径よりも大きな略半円状の断面形状を有した螺旋溝11を形成している。
短尺筒体20は、ゴルフボール70を導入するための導入口21を、円周方向に等間隔に複数個形成している。この導入口21は、ゴルフボール70の直径よりも若干大きな幅で、ゴルフボール70の直径の約2倍程度の高さ寸法からなる長孔で形成されている。また、この長孔からなる導入口21は、上端がこの短尺筒体20の回転方向進行側に位置するように傾斜させて設けられている。なお、導入口21の水平方向寸法は、ゴルフボール70の直径よりも大きくゴルフボール70の直径の2倍よりも小さい寸法であることが好ましい。また、導入口21の長手方向寸法は、ゴルフボール70の直径の3倍以上の寸法とすることが好ましい。なお、導入口21は、必ずしも孔である必要はなく、短尺筒体20の上端で開放された形状であってもよい。また導入口21の傾斜角度は、螺旋溝10の傾斜方向に対して直交するように設定するのが好ましい。
ケース30は、横断面が円形となる内部空間を形成するように円筒状に構成され、円柱体10の上端側軸受け31を上面に構成するとともに、側面に取出口32を形成した蓋部30Aを備えている。この蓋部30Aは、固定機構33によって開閉可能な構成となっている。また、ケース30の内側には、ブラシ状のクリーニング部材34が設けられている。
このクリーニング部材34は、ブラシ状のものの他、シート状にした紙、布、或いは凹凸のあるシート材料から適宜選択して使用することができる。
【0019】
ここで、螺旋溝11に沿って搬送途中にあるゴルフボール70の状態を図2に示す。
同図に示すように、螺旋溝11の深部とクリーニング部材34の内周側表面との間隔L1は、ゴルフボール70の直径Dよりも小さな寸法とし、螺旋溝11の深部とケース30の内周側表面との間隔L2は、ゴルフボール70の直径Dよりも大きな寸法に設定する。このとき、ゴルフボール70の外方向への露出寸法Wは、クリーニング部材34の厚みや材質によっても影響を受けるが、ゴルフボール70の重心位置が円柱体10の外周面よりも中心側に入るようにD/2以下とすることが好ましい。
なお、円柱体10の螺旋溝11の断面形状は、ゴルフボール70の一部が外方向に露出した状態で受け入れられれば、ゴルフボール70の直径とほぼ同じか若しくはさらに大きな直径の略半円形断面、又は比較的浅いすり鉢状等のようにゴルフボール70と面接触する形状に限定されるものではなく、例えば三角形断面のように点接触するものであってもよい。また、螺旋溝11は、必ずしも1条である必要はなく、互いに等間隔に並んだ複数条の溝で構成してもよい。
【0020】
次に、図3及び図4を用いて同装置におけるゴルフボール70の導入口21周辺の構成について説明する。
図1では図示を省略したが、短尺筒体20は、その上端の外周にプロテクター22を設けている。このプロテクター22は、短尺筒体20との連接部から外方に延出させた笠部22Aと、この笠部22Aの外周部において下方に垂れたリング部22Bとから構成され、これら笠部22Aとリング部22Bとによって導入口21の外方上部を覆うように配置されている。ここで、リング部22Bの下端とゴルフボール保持部40の上面とは、ゴルフボール70が一つだけ通過できる寸法となっている。すなわち、この寸法は、ゴルフボール70の直径Dよりも大きく、2Dよりも小さい寸法とする。また、笠部22Aの外周方向への幅、すなわち短尺筒体20の外周面から、リング部22Bの内周面までのプロテクター22の半径方向への幅は、ゴルフボール70が2つ以上導入できない大きさに構成されている。
また短尺筒体20は、その内周面に板状の突起からなる案内片23を設けている。この案内片23は、それぞれの導入口21の長孔の回転方向に対して遅れ側の側部に沿って設けられている。従って、この案内片23も、その上端側が回転方向の進行側に傾斜して設けられている。
【0021】
上記で説明した円柱体10と短尺筒体20とは、駆動手段によって回転する。以下に円柱体10と短尺筒体20とを回転させる駆動手段80について、図5を用いて説明する。
モータの出力軸には第1の駆動ギヤ81が取り付けられている。他方、円柱体10の軸の下端には、第2の駆動ギヤ82が取り付けられ、第1の駆動ギヤ81と第2の駆動ギヤ82とは歯付きベルト83で連結されている。
また円柱体10の軸には、太陽ギヤ83が取り付けられている。他方、上述した短尺筒体20の下端には、インターナルギヤ84が形成され、太陽ギヤ83とインターナルギヤ84とは、第1、第2の中間ギヤ85、86を介して連結されている。ここに、各ギヤは、短尺筒体20が、円柱体10よりも低速で回転するように設定されている。従って、短尺筒体20は、円柱体10の周速度よりも低速の周速度で円柱体10と同じ方向Xに回転する。短尺筒体20と円柱体10との回転比としては、この回転比が割り切れない数値となるように各ギヤの相対的なギヤ比を設定することが好ましい。
【0022】
以下に、上記実施例によるゴルフボール用洗浄装置の動作について説明する。
まず、スイッチを作動させてモータを回転すると、このモータの回転は、第1の駆動ギヤ81,ベルト83を介して第2の駆動ギヤ82に伝達される。従って、この第2の駆動ギヤ82を設けた円柱体10が回転する。
一方、この円柱体10に設けた太陽ギヤ83の回転は、第1,第2の中間ギヤ85、86を介して、インターナルギヤ84に伝達される。従って、このインターナルギヤ84を設けた短尺筒体20が回転する。
ここで、図1に示すように、円柱体10はX1の方向に、また短尺筒体20も同方向であるX2の方向に回転する。なお、短尺筒体20は、円柱体10の周速度よりも遅い回転速度で回転する。このように短尺筒体20を円柱体10よりも遅く回転させることで、ゴルフボール70の螺旋溝11への導入を円滑にしている。また、短尺筒体20を円柱体10と同じ方向に回転させることで、短尺筒体20と円柱体10との間に生じる相対的な周速度よりも、円柱体10とケース30との間に生じる相対的な周速度を大きくすることができる。従って、ゴルフボール70を導入する短尺筒体20での搬送速度よりも、その後のクリーニング部であるケース30での搬送速度を大きくすることができる。このように、ゴルフボール70を導入する短尺筒体20での搬送能力よりも、その後のクリーニング部であるケース30での搬送能力を大きくすることで、短尺筒体20内部よりもケース30内部でのゴルフボール70同士の間隔を確実に広くすることができる。
【0023】
次に洗浄水等の流れについて説明する。
水注入口51からは洗浄水が、洗剤注入口52からは洗剤液がそれぞれカバー30内に投入される。これら投入された洗浄水や洗剤液は、一部はクリーニング部材34を伝って落下し、一部は円柱体10の外周を伝って落下する。このとき、円柱体10を伝って落下する洗浄水等は、円柱体10が回転しているため、そのほとんどは螺旋溝11に沿って落下する。
このようにして落下した洗浄水等は、ゴルフボール保持部60の上面に貯留される。ただし一定量を超えると、オーバーフロー口53から流出するため、ゴルフボール保持部60上には、常に一定量の洗浄水が貯留された状態となる。
【0024】
次にゴルフボールの洗浄動作について説明する。
洗浄が必要なゴルフボール70は、ゴルフボール保持部60に投入される。このゴルフボール保持部60に投入されたゴルフボール70は、ゴルフボール保持部60の上面がすり鉢状となっているために中央部に集まるようになっている。多くのゴルフボール70が存在するときには、ゴルフボール70同士が重なり合った状態となっている。しかし、特に図4に示すように、このようなゴルフボール70の重なりは、プロテクター22の外周部までであり、プロテクター22の下部においては、ゴルフボール70は、重なり合わない一段の状態で導入される。このようにしてプロテクター22内に導入されたゴルフボール70は、比較的低速で回転する短尺筒体20の外周面との摩擦によって、常に流動した状態になる。
そして導入口21の側縁に引っかかったゴルフボール70は、回転移動する螺旋溝11に合致したときに、この螺旋溝11の中に入り込む。このとき、螺旋溝11は、円柱体10の回転動作によって導入口21との位置関係が変動するので、導入口21に導入されたゴルフボール70がそのまま螺旋溝11中にスムーズに導入されるとは限らない。すなわち、導入口21に、螺旋溝11間に存在する円柱体10の外周面が位置している場合には、ゴルフボール70は螺旋溝11に導入されない。このような場合には、ゴルフボール70は、導入口21と案内片23に拘束された状態で導入口21とともに回動し、対応する位置に螺旋溝11がきたときに、螺旋溝11に押し込まれる。なお、導入口21の傾斜角度は、螺旋溝10の傾斜方向に対して直交するように設定されているので、ゴルフボール70を導入口21から連続的に螺旋溝11に導入されることを防止することができ、ゴルフボール70同士が接触することでお互いに回転力をうち消し合って固まった状態に陥ることを防止することができる。また、導入口21の長手方向を螺旋溝11と直交する方向に傾斜させることで、ゴルフボール70に加わる押し上げ力も弱くなるため、ゴルフボール70の導入をさらに円滑に行うことができる。また導入口21を長孔としているので、導入口21と案内片23に拘束された状態で導入口21とともに回動しているゴルフボール70は、長孔に沿って上昇可能なために、この上昇中に螺旋溝11内に導入されるか、又は外方に落ちることで、導入口21と螺旋溝11との間に挟まることを防止することができる。
【0025】
上記のようにして螺旋溝11に導入されたゴルフボール70は、円柱体10とクリーニング部材34との間で、自転しつつ、螺旋溝11に沿って回転体10の外周を公転するように上方へ搬送される。なお、螺旋溝11を搬送中のゴルフボール70は、隣り合うゴルフボール70同士が間隔をあけて搬送される。このとき、ゴルフボール70は、クリーニング部材34によって表面をクリーニングされ、洗浄水によって洗浄される。このようにゴルフボール70は、洗浄されながら上方へ搬送されるが、ゴルフボール70の表面から離脱した汚泥物は、洗剤液や洗浄水とともに下方へ導出される。従って、ゴルフボール70は、上方へ搬送されるほどきれいな洗浄水等によって洗浄されるため、離脱した汚泥物が再付着することもなく、高い洗浄効果を得ることができる。また、洗浄液注入口52よりもさらに上方へ搬送されたゴルフボール70は、洗浄水によって表面に残留している洗剤液を洗い流される。さらに、水注入口52よりもさらに上方へ搬送されたゴルフボール70は、クリーニング部材34によって表面に残留している洗浄水を取り除かれる。
このようにして、汚泥物だけでなく、洗浄水等も取り除かれたゴルフボール70は、取出口32から外部に排出される。
【0026】
なお、短尺筒体20と円柱体10との回転比を割り切れない数値となるように設定したときには、円柱体10の一回転に対する短尺筒体20の一回転が常にズレを生じることになり、導入口21から入り込んだゴルフボール70の移動軌跡を常に変動させることができ、クリーニング部材34の偏摩耗の問題を緩和することができる。
【0027】
上記実施例においては、円柱体10と短尺筒体20とを一つの駆動手段によって回転させたが、別々の駆動手段によって回転させてもよい。
また、上記実施例では、円柱体10を回転させ、外周に配置したケース30を回転させない構成で説明したが、円柱体10を回転させずに、ケース30側を回転させてもよい。又は円柱体10とケース30とを相対的に速度差をもって回転するような構成としてもよい。
【0028】
また、上記実施例では、水注入口51や洗剤注入口52をケース30の側面に設けた場合で説明したが、円柱体10を回転させずに、ケース30側を回転させる場合には、円柱体10の内周側から供給する構成とすることが好ましい。
また、上記実施例では、水注入口51と洗剤注入口52とを一つずつ設けた場合で説明したが、円周状に複数設けることで、より洗浄効果を高めることができる。
また、上記実施例では、水注入口51と洗剤注入口52とを設けた場合で説明したが、いずれか一方だけでもよく、さらに水注入口51よりも上方の位置に乾燥用のエアー注入口を設けてもよい。またこのとき乾燥用のエアーとしては、温風がより好ましい。
また、上記実施例では、洗剤注入口52からは、洗剤液を注入する場合で説明したが、粉末状の洗浄剤を導入するものでもよい。
【0029】
また、上記実施例は、短尺筒体20を回転することによってゴルフボール70の導入を容易にしているが、短尺筒体20を回転させない構成としてもよい。
また、上記実施例は、円柱体10をその軸心が垂直な装置の場合で説明したが、洗浄水等は下方へ落下し、これに対してゴルフボール70が上方へ導かれるものであればよく、円柱体10の軸心が傾斜するように配置した装置であってもよい。
また、上記実施例は、ゴルフボール用洗浄装置として説明したが、水注入口51や洗剤注入口52を設けずに、カバー30の内周面に設けたクリーニング部材34だけでゴルフボール70を清掃しながら上方に搬送するゴルフボール用搬送装置として用いることもできる。
また、更にはクリーニング部材34に代えて、ゴム等を用いた接触部材として、単なるゴルフボールの搬送装置として用いることもできる。
また、円柱体10は、高さ方向に複数の部材で構成して、これらの部材を軸方向に連結して構成することもできる。そして、下部部材の螺旋溝11の溝幅を、他の部材螺旋溝11の溝幅よりも広く形成することが好ましい。このように下部部材の螺旋溝11の幅を広くすることによって、ゴルフボール70の導入を円滑に効率よく行うことができる。一方、ゴルフボール70の導入部分では、円柱体10への衝突現象が大きいために円柱体10の磨耗は他の部分に比べて早い。従って、円柱体10を複数の部材で構成すると共に下部部材を短くすることで磨耗の早い下部部材だけを交換することで他の部材を有効に活用できる。
【0030】
図6、図7は本発明の他の実施例によるゴルフボール用搬送装置を示すものである。図6はこのゴルフボール用搬送装置の概略構成を示す一部分解斜視図、図7は同装置の一部断面側面図である。
このゴルフボール用搬送装置は、上方に向けて開放した断面円形の内部空間を有する円筒状の外ケース91Aと、この外ケース91Aの中に配置された回転テーブル92とを有し、この回転テーブル92は、プーリ93A、93B及び無端ベルト93Cを介して連結されたモータ93Dによって回転駆動される。
回転テーブル92には、上から被せるようにして円柱体94が着脱自在に配置され、回転テーブル92と、この回転テーブル92を受け入れる凹所94Bを備えた円柱体94とは、回転テーブル92の上面に植設された複数のピン92Aと、円柱体94の着座面に形成された、ピン92Aを受け入れるための孔との係合によって一体回転するようになっている。円柱体94の外周面には、上述した実施例と同様に螺旋溝94Aが形成されている。
外ケース91Aには、その内周面に沿って上方から、塩化ビニル筒からなる内ケース91Bが抜き差し自在に取り付けられ、この内ケース91Bの内周面にはそのほぼ全域に亘ってブラシ91Cが取り付けられている。また、内ケース91Bの上端には上方に向けて突出する一対の耳91Dが形成されており、作業者はこの耳91Dを掴んで内ケース91Bの取り付け又は取り外しを行い、必要に応じてブラシ91Cの交換を行うようになっている。ブラシ91Cと円柱体94との間隔、各要素の変形例などは上述した実施例と同様であるので説明を省略する。
【0031】
円柱体94の上端面は、中心を上方に突出させた山形の形状を有する。内ケース91Bは、円柱体94の上端面外周部分よりも若干上方に突出する長さ寸法を有し、この内ケース91Bの上端部分と円柱体94の上端面外周部分とでゴルフボールの貯留空間が形成されている。メインタンク95Aからゴルフボールを誘導する樋95Bを通じて貯留空間の中にゴルフボールが供給され、この貯留空間に導かれたゴルフボールは、円柱体94の山形上端面によって外周側に円滑に流動して、螺旋溝94Aに入る。このとき、貯留空間に導くゴルフボールの数を規制することで、ゴルフボール同士が連続することなく、間隔をあけて螺旋溝94Aに導くことができる。そして、ゴルフボールは、この螺旋溝94Aに沿って下方に移動し、自転しながらブラシ91Cで表面全体がクリーニングされる。このとき、螺旋溝94Aを搬送中のゴルフボールは、隣り合うゴルフボール同士が間隔をあけて搬送される。クリーニングされた後のゴルフボールは、外ケース91Aの下端に形成された出口96を通って外部に放出される。出口96から放出されるゴルフボールの数は、円柱体94の回転数を制御することによって調整することができる。
このゴルフボール搬送装置にあっても、円柱体94の螺旋溝94Aで搬送されているゴルフボールに向けて洗浄水や洗剤液を噴射してもよい。
また、このゴルフボール搬送装置にあっても、図1から図5に示す実施例のような短尺筒体を、円柱体94の上端部に設け、円柱体94と同一の方向で、円柱体94よりも遅い速度で回転させてもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、隣り合うゴルフボール同士を、間隔をあけて搬送することで、ゴルフボール同士が接触することでお互いに回転力をうち消し合って固まった状態に陥ることを防止することができ、ゴルフボールを円滑に搬送することができる。
また、本発明によれば、隣り合うゴルフボール同士を、間隔をあけて導入することで、搬送中においても間隔をあけて搬送することができ、上記のような問題を回避することができ、ゴルフボールを円滑に搬送することができる。
また、本発明によれば、ゴルフボールを導入する短尺筒体での搬送能力よりも、その後のケースでの搬送能力を大きくすることで、短尺筒体部分よりもケース部分でのゴルフボール同士の間隔を確実に広くすることができ、ゴルフボール同士が接触し合うことを、より確実に防止することができる。
また、本発明によれば、ゴルフボールを導入する短尺筒体での搬送速度よりも、その後のケースでの搬送速度を大きくすることで、短尺筒体部分よりもケース部分でのゴルフボール同士の間隔を確実に広くすることができ、ゴルフボール同士が接触し合うことを、より確実に防止することができる。
また、本発明によれば、短尺筒体を円柱体と同じ方向に回転させることで、ゴルフボールを導入する短尺筒体での搬送速度よりも、その後のケースでの搬送速度を大きくすることができる。従って、本実施の形態によれば、短尺筒体部分よりもケース部分でのゴルフボール同士の間隔を確実に広くすることができ、ゴルフボール同士が接触し合うことを、より確実に防止することができる。また、短尺筒体を円柱体と同じ方向に回転させることで、ゴルフボールの導入部分での回転速度が遅くなるために、ゴルフボールの導入を円滑に行うことができる。
また、本発明によれば、導入口を長孔形状とすることで、ゴルフボールが導入口と螺旋溝との間に挟まることを防止することができる。
また、本発明によれば、長孔の長手方向を螺旋溝と直交する方向に傾斜させることで、複数個のゴルフボールが接触した状態で同時に導入口から螺旋溝に導入されることを防止することができ、ゴルフボール同士が接触することでお互いに回転力をうち消し合って固まった状態に陥ることを防止することができる。従って、導入口でのゴルフボールの噛み込みを防止することができる。また、長孔の長手方向を螺旋溝と直交する方向に傾斜させることで、ゴルフボールに加わる押し上げ力も弱くなるため、ゴルフボールの螺旋溝への導入を、無理なく円滑に行うことができる。
また、本発明によれば、案内片によってゴルフボールを螺旋溝に拘束することができ、これによってゴルフボールが螺旋溝からはずれることなく搬送される。
また、本発明によれば、短尺筒体を回転させることで、円柱体の回転速度を落とさなくても螺旋溝にゴルフボールを容易に導入できる。また、短尺筒体外周面からプロテクター内周面までの半径方向の幅は、ゴルフボールが2つ以上導入できない大きさとしたことで、導入口においては、必ず一つのゴルフボールだけが導かれることになり、複数個のゴルフボールが固まってしまい、導入されない状態を回避することができる。
また、本発明によれば、洗浄水の注入口よりも高い位置までゴルフボールを搬送することによって、洗浄水の注入口よりも上方の位置では、洗浄水を除去することができる。
また、本発明によれば、洗剤を注入する洗剤注入口よりも高い位置に洗浄水を注入する水注入口を設けたことによって、ゴルフボールの洗浄に用いた洗剤を洗浄水によって除去することができる。
また、本発明によれば、螺旋溝に導入される前にあらかじめ洗浄水に浸すことで、固着した汚泥物を軟化させ、洗浄効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるゴルフボール用洗浄装置の全体構成を示す一部破断斜視図
【図2】同装置において螺旋溝に沿って搬送途中にあるゴルフボールの状態を示す要部断面図
【図3】同装置のゴルフボールの導入口周辺を示す要部斜視図
【図4】同じくゴルフボールの導入口周辺を示す要部断面図
【図5】同装置に用いる駆動手段の概略構成を示す要部斜視図
【図6】他の実施例によるゴルフボール用搬送装置の概略構成を示す一部分解斜視図
【図7】同装置の一部断面側面図
【符号の説明】
10 円柱体
11 螺旋溝
20 短尺筒体
30 ケース
40 ゴルフボール保持部
51 水注入口
52 洗剤注入口
70 ゴルフボール
80 駆動手段
91A 外ケース
91B 内ケース
94 円柱体
94A 螺旋溝

Claims (7)

  1. 外周に螺旋溝を形成した円柱体と、該円柱体の一端側外周を覆うとともにゴルフボールの導入口を備えた短尺筒体と、前記円柱体の外周を覆うとともに内周面に接触部材を備えたケースと、前記円柱体及び前記ケースの少なくとも一方を回転させる駆動手段と、前記短尺筒体を回転させる駆動手段とを有し、前記円柱体と前記ケースとの相対的な回転によってゴルフボールを自転させながら前記螺旋溝に沿って搬送するゴルフボール用搬送装置であって、前記短尺筒体と前記円柱体との間に生じる相対的な周速度よりも、前記円柱体と前記ケースとの間に生じる相対的な周速度を大きくしたことを特徴とするゴルフボール用搬送装置。
  2. 外周に螺旋溝を形成した円柱体と、該円柱体の一端側外周を覆うとともにゴルフボールの導入口を備えた短尺筒体と、前記円柱体の外周を覆うとともに内周面に接触部材を備えたケースと、前記円柱体を回転させる駆動手段と、前記短尺筒体を回転させる駆動手段とを有するゴルフボール用搬送装置であって、前記短尺筒体を前記円柱体と同じ回転方向で、該円柱体よりも遅い速度で回転させることを特徴とするゴルフボール用搬送装置。
  3. 前記導入口は、長孔形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のゴルフボール用搬送装置。
  4. 前記導入口は、長孔の長手方向が前記螺旋溝と直交する方向に傾斜して配置されていることを特徴とする請求項3に記載のゴルフボール用搬送装置。
  5. 前記短尺筒体は、内周面に板状の突起からなる案内片を設けていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のゴルフボール用搬送装置。
  6. 外周に螺旋溝を形成した円柱体と、該円柱体の一端側外周を覆うとともにゴルフボールの導入口を備えた短尺筒体と、前記円柱体の外周を覆うとともに内周面に接触部材を備えたケースと、前記短尺筒体の外周に設けられ、前記導入口へのゴルフボールの導入を規制するプロテクターとを有し、前記短尺筒体を回転させるゴルフボール用搬送装置であって、前記短尺筒体外周面から前記プロテクター内周面までの半径方向の幅は、ゴルフボールが2つ以上導入できない大きさであることを特徴とするゴルフボール用搬送装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載のゴルフボール用搬送装置において、前記接触部材としてクリーニング部材を用いたことを特徴とするゴルフボール用洗浄装置。
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