JP4141891B2 - 光ファイバ補強方法及び光ファイバ補強装置 - Google Patents

光ファイバ補強方法及び光ファイバ補強装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバの融着接続点を補強する為に用いられる光ファイバ補強方法及び光ファイバ補強装置に関し、特に光ファイバ補強作業における作業上の煩わしさ、及び不確かさを改善せしめる光ファイバ補強方法及び光ファイバ補強装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の融着接続装置及び補強装置、ならびにこの補強装置で使用される加熱補強スリーブの概略図である。融着接続装置1とは、予め被覆が取り除かれ、専用の工具(クリーバ等)で切断面が平坦になるように切断された一対の光ファイバ3、3の接続端面を、融着接続装置1の中央C1に位置する電極棒14、14によって発生されたアーク放電によって溶融させて接続する装置である。融着接続装置1は概略、一対の光ファイバ3、3の被覆部が固定される光ファイバ把持部11、11と、被覆部が除去された光ファイバ3が固定されるV溝12と、アーク放電を行う一対の電極棒14,14とから構成される。なお図6(a)に示される融着接続装置1は、加熱補強装置2を一体に有するタイプであるが、融着接続装置1と加熱補強装置2は別体で提供される場合もある。
【0003】
融着接続された光ファイバ3は、融着接続される前の光ファイバ3と比べて強度が低下している。そこで、一般に融着接続された光ファイバ3には、融着接続後の融着接続点Mを保護及び補強する加熱補強スリーブ13と呼ばれる補強部材で被覆される。図6(c)に示すように、加熱補強スリーブ13は、熱を加えることにより収縮する外チューブ131と、ヒータの熱によって溶融する内チューブ132と、金属等から構成されるテンションメンバ134と、外チューブ131、内チューブ132及びテンションメンバ134の間を充填する可融性のホットメルト133とから概略構成される。加熱補強スリーブ13は、加熱補強装置2によって光ファイバ3に融着される(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。なお光ファイバ3に加熱補強スリーブ13を装着する際は、光ファイバ3は内チューブ132に挿入される。
【0004】
図6(a)に示すように、加熱補強装置2は、融着接続された光ファイバ3が収容される収容部21、この収容部21に取り付けられた蓋22、及び図示しないヒータから概略構成される。蓋22はヒンジ機構等により開閉自在に収容部21に取り付けられており、光ファイバ3は、蓋22が開いた状態で収容部21の所定位置に収容される。また、蓋22は閉じられた状態で、挿入された光ファイバ3を所定位置に固定する働きも有する。この状態で、図示しないヒータによって、加熱補強スリーブ13が加熱収縮され、内チューブ132とホットメルト133が光ファイバ3の融着接続点M及びその近傍に融着される。この際、テンションメンバ134はヒータが発する熱量では溶融しない耐熱特性を有する金属等で構成されているので溶融されることなく加熱補強スリーブ13内にもとの形状のまま残り、光ファイバ3の融着接続点Mに平行して配置され補強部材として働く。加熱の結果、溶融した内チューブ132とホットメルト133が、テンションメンバ134及び光ファイバ3の融着接続点Mを固定し、更にその外側が外チューブ131によって被覆される様態となる。
【0005】
一般に、加熱補強を行う場合は、加熱補強スリーブ13を熱収縮させる前に、加熱補強スリーブ13の中央C3と、融着接続点Mとを一致させる必要がある。左右一対の光ファイバ3、3を同一の工具(被覆除去装置、切断装置等)を使用した場合、被覆が除去された長さ(口出し長さ)は、左右で一致する。左右一対の光ファイバ3の口出し部31の長さL1の合計の長さL1×2は、加熱補強スリーブ13の長さL2よりも短く設定されており、従って、光ファイバ3の被覆上にも加熱補強スリーブ13の一部が融着されることになる。このオーバーラップ部17の長さをL3とすると、L3=(L2−L1×2)÷2となる。従って、左記式よりL2=L3×2+L1×2となる(図6(b))。光ファイバ3に加熱補強を行う場合は、この関係が成立していることが望ましい。従って、この関係を成立させる為には、融着接続点Mと加熱補強スリーブ13の中央C3とが一致した状態で、光ファイバ3及び加熱補強スリーブ13を加熱補強装置2の中央C2に収容し加熱補強作業を行う必要がある。M、C2、C3が一致しない状態で加熱補強を行うと、例えばオーバーラップ長さL3が短い場合、被覆が除去された口出し部31の全てに加熱補強がなされない場合が生じうる。この場合、光ファイバ3の強度が十分確保されず、また光ファイバ3の被覆下の部分が露出されたままとなり融着接続点Mの保護が十分なされず、通信上の信頼性にも欠ける。
【0006】
また加熱補強を行う際に、光ファイバ3と加熱補強スリーブ13の間に空気が残っていると、加熱補強スリーブ13と光ファイバ3、またはオーバーラップ部17との間が剥離してしまうおそれがあり、強度、信頼性の面等で問題が生じる。そこで、加熱補強スリーブ13内の空気を除去するために、加熱補強装置2の中央から端部へ向けて徐々に加熱が行われるように制御されていたり、加熱される箇所に勾配をつけ、中央C2から両端にかけて収縮が行われるようにしたりしている。
【0007】
ここでもし、融着接続点M、加熱補強スリーブ13の中央C3及び加熱補強装置2の中央C2の三者が一致していない状態で加熱がなされると、加熱が開始される加熱補強装置2の中央C2から、加熱が終了する両端の距離が左右で異なることになり、一方の加熱補強スリーブ13を溶融させるのに要する時間と、他方を溶融させるのに要する時間とが一致しない。この結果、気泡が出来てしまう場合もある。
【0008】
従って、加熱作業を行う場合も融着接続点M、加熱補強スリーブ13の中央C3及び加熱補強装置2の中央C2の三者が一致していることが重要となる。以下、上記のように中心位置を一致させる作業をセンタリングと呼ぶ。
【0009】
図7は、従来の加熱補強装置2におけるセンタリング作業の説明図である。
【0010】
融着接続が行われる光ファイバ3には、予めどちらか一方の光ファイバ3に、加熱補強スリーブ13が通されている。融着接続が終了した後、作業者Oは光ファイバ把持部11を開放し、光ファイバ3を加熱補強装置2へ移動させる。この際まず図7(a)に示されているように作業者Oは、光ファイバ3を把持する一方を、他方に対して下げる(または、一方を他方に対して上昇させる)ことで、図7(a)の矢印方向に加熱補強スリーブ13の自重によって、加熱補強スリーブ13が光ファイバ3上をスライドする。ここで作業者は、光ファイバ3の融着接続点Mと、加熱補強スリーブ13の長手方向の中央C3が一致するまで、手作業及び目視にて光ファイバ3を上下させ、加熱補強スリーブ13を所望の位置まで移動させる。
【0011】
次に作業者Oは、加熱補強スリーブ13の中央C3と融着接続点Mとを一致させた状態を保ちながら、加熱補強装置2の中央位置(ヒータの位置)C2の上方に光ファイバ3及び加熱補強スリーブ13を移動させる(図7(b))。
【0012】
次に作業者Oは、目視によって融着接続点M、加熱補強スリーブ13の中央C3、及び加熱補強装置2の中央位置C2の3つの位置が重なっていることを確認した後、予め蓋22が開放されていた加熱補強装置2の収容部21に移動し、収容後、蓋22を閉め、加熱補強工程を開始する(図7(c))。
【0013】
図8は、従来の加熱補強装置における他のセンタリング作業の説明図である。
【0014】
同図では、融着接続点Mと加熱補強スリーブ13の中央C3とを位置合わせする場合に、加熱補強スリーブ13を、加熱補強装置2の一部(図8においてPで示した箇所)に当接させながら、光ファイバ3を加熱補強装置2に平行に同図矢印方向にスライドさせる。作業者Oは、光ファイバ3の融着接続点Mと加熱補強装置2の中央C3が一致するまでスライドさせた後、上述と同様に加熱補強装置2の中央C2に光ファイバ3及び加熱補強スリーブ13を収容し、加熱補強工程に入る。
【0015】
図9は、従来のリコータの概念図である。リコータ(再被覆器)5も補強装置の一形態である。光ファイバ3の融着接続点Mを補強する方法には、上述した加熱補強装置2と加熱補強スリーブ13を使用する場合の他、リコータ5によって専用の樹脂(UV硬化樹脂)を融着接続点M及びその近傍に流し込み、樹脂注入部に硬化用の光を照射することで、融着接続点Mが樹脂コーティングされる(例えば、特許文献3参照)。
【0016】
またモールド金型51は互いに脱着自在な本体部51a、51bから構成されている。上記ゲートはこの本体部51a、51bのどちらか一方、ないしは両方に予め設けられていればよい。また、本体51a、51bの互いに接合する面の端面には、光ファイバ3が挿入される挿入口54が左右ずつ設けられている。
【0017】
リコータ5は、融着接続点Mを固定すると共に、樹脂を流し込むモールド金型51と、このモールド金型51上に形成されUV硬化樹脂が流れ込むゲート52と、図示しない光照射部と、光ファイバ3を固定する把持部53、53とから概略構成される。
【0018】
ゲート52は、モールド金型51上の中央に設けられており、補強を行う際は、このゲート52の位置に精確に融着接続点Mを配置する必要がある。リコータ5を用いた従来のセンタリング作業においては、加熱補強装置2を使用した場合と同様に、作業者Oが目視確認によって融着接続点Mとゲート52を一致させている。
【0019】
【特許文献1】
特許第3337874号公報(第2−5頁、第1図)
【0020】
【特許文献2】
特許第3334426号公報(第1−3頁、第1図)
【0021】
【特許文献3】
特開平7-311316号公報(第2−4頁、第1図)
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の融着接続装置1及び加熱補強装置2を使用した方法では、作業者Oの目視確認によってセンタリングが行われており、特に融着接続点Mに加熱補強スリーブ13の中央C3を一致させる作業が最も慣れを必要とする作業であり、概ね±1mm程度のずれが生じ、精確なセンタリングが行うことが困難であった。
【0023】
また、光ファイバ3の両端を上下させて加熱補強スリーブ13の自重で加熱補強スリーブ13を移動させる際に、作業者Oが光ファイバ3を把持する位置を何度も変更しなければならず、光ファイバ3が挿入されているクロージャやケーブルからの接続されるべき光ファイバ3の余長が短い場合は、把持位置を変更するために光ファイバ3を無理に引っ張り出した結果、光ファイバ3の被覆を傷つけたり、光ファイバ3を断線してしまうという問題もあった。
【0024】
また、従来のセンタリング作業において、加熱補強装置2に一度収容した加熱補強スリーブ13は、加熱補強装置内2の加熱部にあるため、一度加熱部に収容した以降は、加熱補強装置2の左右から徐々に加熱補強装置2の外に出ている光ファイバ3を引いたり、戻したりしながら加熱補強スリーブ13の中央C3に光ファイバ3の融着接続部Mを合わせていた。この方法によってセンタリングを行うためには、光ファイバ3を何度も左右に往復させる必要もある上、この作業では、融着接続点M、加熱補強装置の中央C2、加熱補強スリーブ13の中央C3を一致させるのが困難であった。
【0025】
また加熱補強スリーブ13を加熱補強装置2の端部に当接させる方法においても、従来の加熱補強装置2の端部が必ずしも加熱補強スリーブ13を当接するのに適した構造とはなっておらず、センタリングが困難であるばかりか光ファイバ3をスライドさせる際に光ファイバ3を傷つける恐れもあった。
【0026】
またリコータ5を使用する場合も、モールド金型51の中央C4と融着接続点Mとの位置を一致させる必要があり、作業者Oは、融着接続点Mをリコータ5に装着するまで移動途中及びモールド金型5へ装着した後も、融着接続点Mを常にモールド金型5の中央C4に位置させるように留意する必要がある。リコータ5に使用される光ファイバ3は、被覆径が250〜900umのものが多く、目視によるセンタリングでは非常に作業効率が悪くかつ、作業者Oの熟練を要する作業であった。ゲート52からモールド金型51内にUV硬化樹脂を充填させる速度は一定であるので、中央C4と融着接続点Mとが一致していないと、均一にUV硬化樹脂が充填されず、加えて樹脂充填に要する時間も長くなる。また加えて、不均一な充填状態だと、モールド金型51内の充填後の圧力が不均一であるため、紫外線硬化後のUV被覆径が均一にならないという問題もある。
【0027】
本発明は、上記のような従来の課題を解決するためになされたものであり、容易に光ファイバの融着接続点、加熱補強スリーブの中央及び加熱補強装置の中央を揃えることが可能な光ファイバ補強方法及び光ファイバ補強装置を提供することを目的としている。
【0028】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1にあっては、光ファイバが挿入されると共に、挿入された光ファイバの挿入方向を規定するガイド部を有する光ファイバ融着接続装置と、この光ファイバ融着接続装置の融着点から前記ガイド部の端面までの距離と同一の距離になるように端面から装置の中央までの距離が設定され、また装置の中央から加熱補強部材の全長の半分の長さの位置に当接部材の当接面が位置された光ファイバ補強装置とを使用した光ファイバ補強方法であって、一方に加熱補強部材が装着された一対の光ファイバを前記光ファイバ融着接続装置に左右端面から少なくとも一本ずつ挿入し前記光ファイバ融着接続装置の融着接続点で融着接続させ、前記光ファイバ融着接続装置の一方の端面に対応した前記光ファイバの部分を把持位置として前記光ファイバを把持して前記光ファイバ融着接続装置から取り出し、前記把持位置を把持しつつ、前記当接部材と前記把持位置の間に前記加熱補強部材が位置するように、前記光ファイバ及び加熱補強部材を移動させ、前記把持位置を把持しつつ、前記加熱補強部材の当接部材の当接面側端面が、前記当接部材の当接面に当接するまで摺動させて前記光ファイバ補強装置の中央と、前記加熱補強部材の中央とを一致させ、前記把持位置を把持しつつ、前記光ファイバを前記把持位置が当該光ファイバ補強装置の端面に当接するまで前記当接部材の当接面方向に摺動させて前記光ファイバの融着接続点を前記光ファイバ補強装置の中央と加熱補強部材の中央とに一致させ、前記融着接続点と、加熱補強部材の中央と、光ファイバ補強装置の中央とが一致された状態で当該光ファイバ補強装置の加熱部で加熱補強を行うことを要旨とする。
【0029】
また本発明の請求項2によれば、光ファイバが挿入されると共に、挿入された光ファイバの挿入方向を規定するガイド部を有する光ファイバ融着接続装置と、この光ファイバ融着接続装置の融着点から前記ガイド部の端面までの距離と同一の距離になるように端面から装置の中央までの距離が設定され、また装置の中央から加熱補強部材の全長の半分の長さの位置に当接部材の当接面が位置された光ファイバ補強装置とを使用した光ファイバ補強方法であって、一方に加熱補強部材が装着された一対の光ファイバを前記光ファイバ融着接続装置に左右端面から少なくとも一本ずつ挿入し前記光ファイバ融着接続装置の融着接続点で融着接続させ、前記光ファイバ融着接続装置の一方の端面に対応した前記光ファイバの部分を把持位置として前記光ファイバを把持して前記光ファイバ融着接続装置から取り出し、前記把持位置を把持しつつ、前記当接部材と前記把持位置の間に前記加熱補強部材が位置するように、前記光ファイバ及び加熱補強部材を移動させ、前記把持位置を把持しつつ、前記加熱補強部材の当接部材の当接面側端面が、前記当接部材の当接面に当接するまで摺動させ、前記把持位置を把持しつつ、前記光ファイバを前記把持位置が当該光ファイバ補強装置の端面に当接するまで前記当接部材の当接面方向に摺動させて前記融着接続点と前記加熱補強部材の中央とを一致させ、前記把持位置を把持したまま、前記融着接続点と前記加熱補強部材の中央が一致させられた光ファイバ及び加熱補強部材を当該光ファイバ補強装置の加熱部に移動して前記把持位置が前記光ファイバ補強装置の端面に当接するまで挿入し、前記融着接続点、加熱補強部材の中央及び光ファイバ補強装置の中央を当該光ファイバ補強装置の加熱部で一致させ、前記融着接続点、加熱補強部材の中央及び光ファイバ補強装置の中央が一致された状態で加熱補強を行うことを要旨とする。
【0030】
また本発明の請求項3によれば、光ファイバが挿入されると共に、挿入された光ファイバの挿入方向を規定するガイド部を有する光ファイバ融着接続装置と、この光ファイバ融着接続装置の融着点から前記ガイド部の端面までの距離と同一の距離になるように端面から装置の中央までの距離が設定された光ファイバ補強装置とを使用した光ファイバ補強方法であって、一対の光ファイバを前記光ファイバ融着接続装置に左右端面から少なくとも一本ずつ挿入し前記融着接続装置の融着接続点で融着接続させ、前記光ファイバ融着接続装置の一方の端面に対応した前記光ファイバの部分を把持位置として前記光ファイバを把持して光ファイバを前記光ファイバ融着接続装置から取り出し、前記把持位置を把持したまま、前記光ファイバを前記把持位置が前記光ファイバ補強装置の端面に当接するまで光ファイバを当該光ファイバ補強装置内へ挿入させ前記融着接続点及び光ファイバ補強装置の中央が一致された状態で補強樹脂を注入し、前記注入された樹脂を樹脂硬化用光で補強することを要旨とする。
【0032】
また本発明の請求項4によれば、光ファイバが挿入されると共に、光ファイバの挿入方向を規定するガイド部を有する光ファイバ融着接続装置の融着点から前記ガイド部の端面までの距離と同一の距離になるように端面から装置の中央までの距離が設定された光ファイバ補強装置であって、融着接続された光ファイバに装着された加熱補強部材の中央と光ファイバの融着接続点とを一致させる位置決め手段と、前記融着接続点と加熱補強部材の中央が一致された状態の光ファイバ及び加熱補強部材が収容される収容部と、前記収容部内に設けられた前記加熱補強部材を溶融するヒータと、を備え、前記位置決め手段は、前記光ファイバ補強装置上に設けられると共に、当該光ファイバ補強装置の中央から前記加熱補強部材の全長の半分の長さだけ離れた位置に当接面がくるように設けられた当接部を有し、この当接部の当接面に前記加熱補強部材の端面が当接することで位置決めが行われることを要旨とする。
【0033】
また本発明の請求項5によれば、光ファイバが挿入されると共に、光ファイバの挿入方向を規定するガイド部を有する光ファイバ融着接続装置の融着点から前記ガイド部の端面までの距離と同一の距離になるように端面から装置の中央までの距離が設定された光ファイバ補強装置であって、融着接続された光ファイバに装着された加熱補強部材の中央と光ファイバの融着接続点とを一致させる位置決め手段と、前記融着接続点と加熱補強部材の中央が一致された状態の光ファイバ及び加熱補強部材が収容される収容部と、前記収容部内に設けられた前記加熱補強部材を溶融するヒータと、を備え、前記位置決め手段が前記光ファイバ補強装置の前記加熱補強部材を溶融させる加熱装置上に設けられた溝部と、この溝部に沿って摺動自在に取り付けられ前記加熱補強部材が当接する当接部と、前記溝部に沿って設けられるとともに当該光ファイバ補強装置の中央から少なくとも一種類以上の加熱補強部材の全長の半分の長さの位置に目盛が刻まれている目盛と、から構成されていることを要旨とする。
【0034】
また本発明の請求項6によれば、請求項4または請求項5に記載の光ファイバ補強装置であって、前記光ファイバ融着接続装置が当該光ファイバ補強装置と一体に設けられていることを特徴とする光ファイバ補強装置を要旨とする。
【0035】
また本発明の請求項7によれば、光ファイバが挿入されると共に、光ファイバの挿入方向を規定するガイド部を有する光ファイバ融着接続装置の融着点から前記ガイド部の端面までの距離と同一の距離になるように端面から融着点補強用樹脂が注入される注入部までの距離が設定された光ファイバ補強装置であって、融着された光ファイバが挿入される挿入口を有し互いに脱着自在な一対の本体部と、前記一対の本体部の少なくともどちらか一方に設けられた補強用樹脂注入部と、前記補強用樹脂を硬化させる光照射部と、を備えることを要旨とする。
【0036】
また本発明の請求項8によれば、光ファイバが挿入されると共に、光ファイバの挿入方向を規定するガイド部を有する光ファイバ融着接続装置の融着点から前記ガイド部の端面までの距離と同一の距離になるように端面から装置の中央までの距離が設定された光ファイバ補強装置であって、融着接続された光ファイバとこの光ファイバに予め装着される加熱補強部材とを収容する収容部と、前記収容部に近接して設けられ、前記加熱補強部材を溶融させるヒータとを備え、前記収容部には前記光ファイバと加熱補強部材とを挿入する時に前記光ファイバ補強装置の中央と、加熱補強部材の中央とを一致させる位置決め部材が当該光ファイバ補強装置の中央から加熱補強部材の全長の半分の位置にその当接面が配置されていることを要旨とする。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図5を参照しながら本発明を説明する。
【0038】
図1は本発明の第1の実施形態にかかる融着接続装置6及び加熱補強装置7の概念図である。図1に示す融着接続装置6及び後述する加熱補強装置7は、一体で提供されることを想定しているが、別体で提供されても構わない。
【0039】
図1に示す融着接続装置6は、概略一対の光ファイバ3、3の被覆部を把持する一対の把持部11、11と、被覆部が専用の工具等で除去された光ファイバ33,が固定される一対のV溝12、12と、アーク放電を行う一対の電極棒14、14とから構成される。
【0040】
本発明に係る融着接続装置6は、後述する加熱融着装置7の全長(=2B)と、当該融着接続装置6の全長(=2A)が等しくなるように設計されている。なお装置の全長は必ずしも等しくなくてもよく、少なくとも融着接続される光ファイバが挿入される端面(すなわち、後述するガイド71が設けられているの端面)から各装置の中央までの長さが等しければ良い。すなわち、図1においてB=Aが成り立てばよい。以下本発明にかかる実施形態では、B=Aという関係が成立することが前提条件となっている。
【0041】
本発明にかかる加熱補強装置7は、従来の加熱補強装置2と概略同一の構成であるが、上記長さにおける前提条件に加えて、ガイド71及び位置合わせ部材72を有することを特徴とする。
【0042】
なお、ガイド71とは光ファイバ3を加熱補強装置2に収容する際に、作業者Oが光ファイバ3を装置端面近傍で確実に把持する為の部位である。従って、作業者Oが光ファイバ3を把持する指を加熱補強装置2に当接できればいかなる形状でも構わない。
【0043】
また、融着接続装置6も同様の機能を奏するガイド61を装置端面に備える。融着接続装置6に設けられたガイド61は、光ファイバ3を挿入するための挿入孔が設けられており、この挿入孔からV溝を介して融着接続点Mへ光ファイバ3が誘導される。
【0044】
また、加熱補強装置7の位置合わせ部材72が設けられた面と同じ面には、位置合わせ部と同一の高さに設計されている突起部材73が設けられいる。光ファイバ3をスライドさせる際に、この突起部材73に作業者〇が指を当接させると共に、この突起部材73上に設けられている図示しない凹部に光ファイバ3をスライドさせることで、より効率よく作業が行える。しかし、実際の加熱補強スリーブ13の径は1〜6mm程度であり、突起部材73がなくとも、作業者Oの指が端面723に当接するので、作業上支障はない。
【0045】
図2は、本発明に係る位置合わせ部材の概略図である。位置合わせ部材72は単に凸形状でもよいが、図2(a)及び(b)に示されるように、光ファイバ3の被覆に沿ってスライドさせられる際のガイドとなるための凹部721が設けられていてもよい。また、この凹部721のように光ファイバ3または、光ファイバの被覆部に接触する箇所は、光ファイバ3及びその被覆部に損傷を与えないように適宜面取りがなされている。このように凹部721が設けてあることで、光ファイバ3を凹部721に沿ってスライドさせることが出来る。また凹部721によって、光ファイバ3の摺動方向が規制され、より円滑に加熱補強スリーブ13を位置合わせ部材72に当接させることができる。
【0046】
また位置合わせ部材72の光ファイバ3が挿入される側の端面722の位置は、加熱補強装置7の中央C7から、光ファイバが挿入される側とは反対側の端面方向に加熱補強スリーブ13の長さの半分の距離に配置される(図4(a))。加熱補強スリーブ13の全長は、10mm〜60mmまで十種類以上の種類があるので、この位置合わせ部材72を加熱補強装置7の長手方向にスライドさせ、種々の加熱補強スリーブ13に対応可能である。
【0047】
図3は、本発明に係るスライド可能な位置合わせ部材72を備えた加熱補強装置の概念図である。
【0048】
同図に示す位置合わせ部材72は、加熱補強装置7の余地に図示しないヒータ等から構成される加熱部74と平行に設けられた溝部75に取り付けられた状態で使用される。位置合わせ部材72は溝部75に沿って図面矢印方向に自在にスライド可能に設けられている。溝部75には予め目盛76が設けられており、使用される加熱補強スリーブ13の全長に対応した目盛の位置に、位置合わせ部材72の端面722を位置合わせする。これにより、中央C7から加熱補強スリーブ13の半分の位置(中央C7からL/2の位置)に位置合わせ部材72の端面722が配置される。また、光ファイバ3を挿入する際、作業者Oは、光ファイバ3を凹部721に沿って所望の位置まで傷つけることなくスライドさせることが出来る。
【0049】
なお、図3の実施形態ではガイド71に相当する部位が設けられていないが、上記のようにガイド71は作業者が光ファイバ3を把持する指が当接すれば十分であるから、当該例のごとき構成においては、加熱補強装置7の端面723に作業者の指が当接すればよいので、必ずしも別途ガイド71を設けなくてもよい。
【0050】
また、図3の実施形態では位置合わせ部材72が、加熱部74とは別の場所に設けられた溝部75を摺動する場合を示したが、位置合わせ部材72が加熱部74に設けられていてもよい。加熱部74は図示しない加熱補強スリーブ13加熱用ヒータと、加熱補強スリーブ13と、融着接続された光ファイバ3とを収容する為に凹形状に設けられている場合が多い。位置合わせ部材72の形状この加熱補強ユニット74の凹形状に沿って摺動するように決定すればよい。こうすることで、溝部75を別途設ける余地がない場合などでも、加熱部74内で上述と同様なセンタリング作業が行える。また更に加熱部74内に位置合わせ部材72を内包させたので、センタリングの作業を加熱部74内で全て行える。
【0051】
図4は、本発明に係るセンタリング作業を説明する説明図である。以下、図4(a)乃至(c)を参照しながら、図1に示す融着接続装置1と加熱補強装置2とを使用したセンタリング作業を説明する。
【0052】
作業者Oは、融着接続が終了すると、加熱補強工程に移行するために、光ファイバ3を加熱補強装置7に移動させる。この時作業者Oは、融着接続作業を行う時に把持した光ファイバ3の位置から指を移動させずに、把持位置を固定したまま加熱補強装置7に移動させる(この把持位置を基準把持位置PR1と呼ぶ)。これにより、基準把持位置PR1から融着接続点Mの長さは融着接続装置6の端面から中央までの長さAと等しい長さに保たれる。なお、光ファイバ3を移動させる際、他方の把持位置(補強スリーブ側把持位置PR2と呼ぶ)は加熱補強スリーブ13から約100mm程度離れた位置を把持するのが好ましい。また、光ファイバ3を移動させる際は、上記基本把持位置PR1を保持しつつ、加熱補強スリーブ13を位置合わせ部材72と突起部材73の間に位置するように移動する。
【0053】
次に作業者Oは、補強スリーブ側把持位置PR2側の光ファイバ3を位置合わせ部材72に設けられた凹部721に沿って図面矢印方向に徐々にスライドさせる。上記したように、加熱補強スリーブ13は、位置合わせ部材72と突起部材73の間に位置しているので、加熱補強スリーブ13及び光ファイバ3を図面矢印方向にスライドさせると必ず加熱補強スリーブ13の進行方向端面が、位置合わせ部材72の一方の端面に当接する(工程1)。この位置で加熱補強スリーブ13の中央C3と加熱補強装置2の中央C7は相対的に一致している(図4(a))。これは、上記したように本発明においてB=Aが成り立っていることと、位置合わせ部材72が加熱補強装置2の中央C7から加熱補強スリーブ13の全長の半分の長さの位置に設けられているためである。なお、図4(a)に示すように、加熱補強装置2に突起部材73が設けられている場合は、上記位置合わせ部材72の凹部721だけではなく、突起部材73上に設けられた図示しない凹部にも沿って光ファイバ3をスライドさせれば、より円滑に作業が行える。なお、この作業中も作業者Oは、基準把持位置を変更してはならない(すなわち、基準把持位置PR1から融着接続点Mまでの距離をAに保つ)。
【0054】
次に、加熱補強スリーブ13を位置合わせ部材72に当接させながら(すなわち、C7とC3が相対的に一致した状態のまま)、更に光ファイバ3の融着接続点Mを加熱補強スリーブ13の中央C3方向に、基準把持位置PR1側の指が加熱補強装置7の当接部723に当接するまでスライドさせる(図4(b))。この位置で、加熱補強スリーブ13の全長をLとすると加熱補強スリーブ13の端面は、加熱補強装置7の中央C7からL/2の位置に配置されており、さらに基準把持位置PR1が加熱補強装置7の当接部に当接している位置であるから、融着接続点Mと加熱補強スリーブ3の中央C3が一致させられる(工程2)。
【0055】
なお、前述の通り、加熱補強装置7の基準把持位置PR1から中央C7までの距離と、融着接続装置6の基準把持位置PR1から中央C6までの距離は等しいので、ここまでの作業で、融着接続点Mと加熱補強スリーブ13の中央C3は、加熱補強装置7の中央C7に一致されている。
【0056】
次に作業者Oは、上記作業で得られた位置関係を保つべく基準把持位置PR1を保ちつつ、光ファイバ3及び加熱補強スリーブ13を加熱部74へ収容させる。この際も、基準把持位置が当接部723に当接するまで挿入すれば、自動的に加熱補強スリーブ13の中央C3、融着接続点M、加熱補強装置7の中央C7が一致される(工程3)。この後、加熱補強工程が開始される。
【0057】
以上の様に本発明においては、融着接続装置の端面から中央までの距離と同一になるように、装置端面から中央までの距離が設定された光ファイバ補強装置であること、また加えてこの光ファイバ補強装置上に種々の加熱補強スリーブに対応可能なように摺動自在の位置合わせ部材を設けたことが本発明における位置決め手段を構成している。これにより本実施形態によれば作業者Oが基準把持位置PR1を保ちつつ光ファイバ3と加熱補強部材13とを移動させることで、容易にセンタリング作業が行える。また図3に示す実施形態においても位置合わせ部材72を、使用する加熱補強スリーブ13に応じて予め目盛に従って設定しておけば、種々の加熱補強スリーブ13に対応できる。
【0058】
上記センタリング作業は、位置合わせ部材72が加熱部72に内包されていても略同様であるが、センタリング作業が加熱部74内で行えるので、センタリング途中で光ファイバ3を移動させる必要がなくより容易に作業できる。すなわち、上記センタリング作業工程1乃至3のうち、工程3が不要となる。
【0059】
図5は本発明にかかる他の実施形態を示す概念図である。図5では、光ファイバ補強装置としてリコータ9が使用される場合を示すものである。図5(a)に示すように、リコータ9は概略モールド金型92(モールド金型92は互いに脱着自在の本体部92a、92bから成る)と、光ファイバ3の被覆部が把持される把持部91、91と、樹脂注入用のゲート52と、このゲート52に金型モールド92内で接続されている光ファイバ挿入部93とから構成されている。なお、この樹脂注入用のゲート52と光ファイバ挿入部は、少なくとも一方の本体部に設けられていればよい。
【0060】
当該実施形態にかかるリコータ9では、上記加熱補強装置7と同様に、リコータ9の中央C9から光ファイバ3が挿入される側の端面までの距離Eが、上記融着接続装置1の距離Aに一致させてある。
【0061】
図5(a)に示すように、作業者Oは上記基準把持位置を保ったまま、光ファイバ3を光ファイバ把持部91を沿ってリコータ9のモールド金型92に光ファイバ挿入部93から挿入する。次に図5(b)に示されているように、作業者Oの指がリコータ9の挿入側端面に当接するまで挿入する。本実実施形態では、リコータ9の中央C9から光ファイバ3が挿入される側の端面までの距離Eが、上記融着接続装置1の全長の半分の距離Aに一致させてあるので、ここまでの作業で、融着接続点Mとリコータ9の中央C3が一致されセンタリング作業が完了される。
【0062】
但し、リコータ9において、リコータ9の中央C9とゲート52の位置は必ずしも一致はしていない。このような場合は、別途モールド金型92の中央をセンタリング用の中央点としてセンタリング作業を行えばよい。
【0063】
本実施形態においては、リコータのように樹脂を注入するタイプの補強装置であっても、容易にセンタリングが行える。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載の発明は、光ファイバ把持位置を融着接続作業開始から加熱補強作業終了まで把持し続けることで、容易に融着接続点と、加熱補強部材の中央と、加熱補強装置の中央とを一致させることができる。
【0065】
また請求項2記載の発明は、光ファイバ把持位置を融着接続作業開始から加熱補強作業終了まで把持し続けることで、まず融着接続点と、加熱補強部材の中央とが一致させることができ、その後当該光ファイバ補強装置の収容部で融着接続点と、加熱補強部材の中央と、加熱補強装置の中央とを容易かつ確実に一致させることができる。
【0066】
また請求項3記載の発明は、補強樹脂を注入するタイプの光ファイバ補強装置にあっても、光ファイバ把持位置を融着接続作業開始から加熱補強作業終了まで把持し続けることで、容易に融着接続点と、光ファイバ補強装置の中央とを一致させることができる。
【0068】
また請求項4記載の発明は、光ファイバ融着接続装置の融着点から当該融着接続装置の光ファイバが挿入される端面までの距離と同一の距離になるように、当該光ファイバ補強装置の端面から中央までの距離が設定されているので、光ファイバを融着装置から補強装置へ移動させる際に、位置決め手段に把持位置を一定に保ちながら当接させることで融着点と加熱補強部材のセンタリングが容易に行える。また、この状態から加熱補強装置内で光ファイバを収容させる際も、光ファイバ融着接続装置の融着点から当該融着接続装置の光ファイバが挿入される端面までの距離と同一の距離である為、把持位置を一定に保ちながら挿入することで自動的に融着点、加熱補強部材の中央及び補強装置の中央におけるセンタリングが行える。また請求項4によれば、当接部が、光ファイバ補強装置の中央から、使用される加熱補強部材の半分の長さだけ離れた位置に設けられているため、容易に加熱補強装置の中央と加熱補強部材の中央を位置合わせすることが可能となる。
【0069】
また請求項5記載の発明は、光ファイバ融着接続装置の融着点から当該融着接続装置の光ファイバが挿入される端面までの距離と同一の距離になるように、当該光ファイバ補強装置の端面から中央までの距離が設定されているので、光ファイバを融着装置から補強装置へ移動させる際に、位置決め手段に把持位置を一定に保ちながら当接させることで融着点と加熱補強部材のセンタリングが容易に行える。また、この状態から加熱補強装置内で光ファイバを収容させる際も、光ファイバ融着接続装置の融着点から当該融着接続装置の光ファイバが挿入される端面までの距離と同一の距離である為、把持位置を一定に保ちながら挿入することで自動的に融着点、加熱補強部材の中央及び補強装置の中央におけるセンタリングが行える。また請求項5によれば、当接部が光ファイバ補強装置上に設けられた溝部上を移動可能なので、使用される加熱補強部材の全長にあわせてあらかじめ当接部の位置を決めておけば、当該補強装置一台で複数の異なる全長を有する加熱補強部材に対応可能となる。
【0070】
また請求項6によれば、光ファイバ補強装置に光ファイバ融着接続装置が一体に設けられているため、融着接続作業から補強作業までが円滑に行える。
【0071】
また請求項7によれば、光ファイバの融着点までの距離と補強用樹脂注入部までの距離が同一であるから、容易に融着点と補強用樹脂注入部を容易に一致させることができ、確実に融着点近傍を補強樹脂で補強することができる。
【0072】
また請求項8によれば、位置合わせ部材が光ファイバ補強装置の収容部にヒータと共に設けてあるので、融着接続点と、加熱補強部材の中央と、光ファイバ補強装置の中央とを収容部で位置合わせすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる融着接続装置及び加熱補強装置の概念図。
【図2】本発明に係る位置合わせ部材の概略図。
【図3】本発明に係るスライド可能な位置合わせ部材を備えた加熱補強装置の概念図。
【図4】本発明に係るセンタリング作業を説明する説明図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る概念図。
【図6】従来の融着接続装置及び補強装置、ならびにこの補強装置で使用される加熱補強スリーブの概略図。
【図7】従来の加熱補強装置におけるセンタリング作業の説明図。
【図8】従来の加熱補強装置における他のセンタリング作業の説明図。
【図9】従来のリコータの概念図。
【符号の説明】
1…融着接続装置
C1…中央
11…光ファイバ把持部
12…V溝
13…補強加熱スリーブ
131…外チューブ
132…内チューブ
133…ホットメルト
134…テンションメンバ
C3…中央
14…電極棒
17…オーバーラップ部
M…融着接続点
3…光ファイバ
31…口出し部
2…補強加熱装置
21…加熱補強装置の収容部
22…加熱補強装置の蓋
C2…中央
5…リコータ
51…モールド金型
51a…本体部
51b…本体部
52…ゲート
53…光ファイバ把持部
C4…中央
6…融着接続装置
C6…中央
61…ガイド
7…加熱補強装置
71…ガイド
72…位置合わせ部材
73…突起部材
721…凹部
722…端面
723…端面
74…加熱部
75…溝部
76…目盛
C7…中央
9…リコータ
C9…中央
91…光ファイバ把持部
92…モールド金型
92a…本体部
92b…本体部
93…挿入部

Claims (8)

  1. 光ファイバが挿入されると共に、挿入された光ファイバの挿入方向を規定するガイド部を有する光ファイバ融着接続装置と、この光ファイバ融着接続装置の融着点から前記ガイド部の端面までの距離と同一の距離になるように端面から装置の中央までの距離が設定され、また装置の中央から加熱補強部材の全長の半分の長さの位置に当接部材の当接面が位置された光ファイバ補強装置とを使用した光ファイバ補強方法であって、
    一方に加熱補強部材が装着された一対の光ファイバを前記光ファイバ融着接続装置に左右端面から少なくとも一本ずつ挿入し前記光ファイバ融着接続装置の融着接続点で融着接続させ、
    前記光ファイバ融着接続装置の一方の端面に対応した前記光ファイバの部分を把持位置として前記光ファイバを把持して前記光ファイバ融着接続装置から取り出し、
    前記把持位置を把持しつつ、前記当接部材と前記把持位置の間に前記加熱補強部材が位置するように、前記光ファイバ及び加熱補強部材を移動させ、
    前記把持位置を把持しつつ、前記加熱補強部材の当接部材の当接面側端面が、前記当接部材の当接面に当接するまで摺動させて前記光ファイバ補強装置の中央と、前記加熱補強部材の中央とを一致させ、
    前記把持位置を把持しつつ、前記光ファイバを前記把持位置が当該光ファイバ補強装置の端面に当接するまで前記当接部材の当接面方向に摺動させて前記光ファイバの融着接続点を前記光ファイバ補強装置の中央と加熱補強部材の中央とに一致させ、
    前記融着接続点と、加熱補強部材の中央と、光ファイバ補強装置の中央とが一致された状態で当該光ファイバ補強装置の加熱部で加熱補強を行うことを特徴とする光ファイバ補強方法。
  2. 光ファイバが挿入されると共に、挿入された光ファイバの挿入方向を規定するガイド部を有する光ファイバ融着接続装置と、この光ファイバ融着接続装置の融着点から前記ガイド部の端面までの距離と同一の距離になるように端面から装置の中央までの距離が設定され、また装置の中央から加熱補強部材の全長の半分の長さの位置に当接部材の当接面が位置された光ファイバ補強装置とを使用した光ファイバ補強方法であって、
    一方に加熱補強部材が装着された一対の光ファイバを前記光ファイバ融着接続装置に左右端面から少なくとも一本ずつ挿入し前記光ファイバ融着接続装置の融着接続点で融着接続させ、
    前記光ファイバ融着接続装置の一方の端面に対応した前記光ファイバの部分を把持位置として前記光ファイバを把持して前記光ファイバ融着接続装置から取り出し、
    前記把持位置を把持しつつ、前記当接部材と前記把持位置の間に前記加熱補強部材が位置するように、前記光ファイバ及び加熱補強部材を移動させ、
    前記把持位置を把持しつつ、前記加熱補強部材の当接部材の当接面側端面が、前記当接部材の当接面に当接するまで摺動させ、
    前記把持位置を把持しつつ、前記光ファイバを前記把持位置が当該光ファイバ補強装置の端面に当接するまで前記当接部材の当接面方向に摺動させて前記融着接続点と前記加熱補強部材の中央とを一致させ、
    前記把持位置を把持したまま、前記融着接続点と前記加熱補強部材の中央が一致させられた光ファイバ及び加熱補強部材を当該光ファイバ補強装置の加熱部に移動して前記把持位置が前記光ファイバ補強装置の端面に当接するまで挿入し、前記融着接続点、加熱補強部材の中央及び光ファイバ補強装置の中央を当該光ファイバ補強装置の加熱部で一致させ、
    前記融着接続点、加熱補強部材の中央及び光ファイバ補強装置の中央が一致された状態で加熱補強を行うことを特徴とする光ファイバ補強方法。
  3. 光ファイバが挿入されると共に、挿入された光ファイバの挿入方向を規定するガイド部を有する光ファイバ融着接続装置と、この光ファイバ融着接続装置の融着点から前記ガイド部の端面までの距離と同一の距離になるように端面から装置の中央までの距離が設定された光ファイバ補強装置とを使用した光ファイバ補強方法であって、
    一対の光ファイバを前記光ファイバ融着接続装置に左右端面から少なくとも一本ずつ挿入し前記融着接続装置の融着接続点で融着接続させ、
    前記光ファイバ融着接続装置の一方の端面に対応した前記光ファイバの部分を把持位置として前記光ファイバを把持して光ファイバを前記光ファイバ融着接続装置から取り出し、
    前記把持位置を把持したまま、前記光ファイバを前記把持位置が前記光ファイバ補強装置の端面に当接するまで光ファイバを当該光ファイバ補強装置内へ挿入させ前記融着接続点及び光ファイバ補強装置の中央が一致された状態で補強樹脂を注入し、
    前記注入された樹脂を樹脂硬化用光で補強することを特徴とする光ファイバ補強方法。
  4. 光ファイバが挿入されると共に、光ファイバの挿入方向を規定するガイド部を有する光ファイバ融着接続装置の融着点から前記ガイド部の端面までの距離と同一の距離になるように端面から装置の中央までの距離が設定された光ファイバ補強装置であって、
    融着接続された光ファイバに装着された加熱補強部材の中央と光ファイバの融着接続点とを一致させる位置決め手段と、
    前記融着接続点と加熱補強部材の中央が一致された状態の光ファイバ及び加熱補強部材が収容される収容部と、
    前記収容部内に設けられた前記加熱補強部材を溶融するヒータと、を備え
    前記位置決め手段は、前記光ファイバ補強装置上に設けられると共に、当該光ファイバ補強装置の中央から前記加熱補強部材の全長の半分の長さだけ離れた位置に当接面がくるように設けられた当接部を有し、この当接部の当接面に前記加熱補強部材の端面が当接することで位置決めが行われることを特徴とする光ファイバ補強装置。
  5. 光ファイバが挿入されると共に、光ファイバの挿入方向を規定するガイド部を有する光ファイバ融着接続装置の融着点から前記ガイド部の端面までの距離と同一の距離になるように端面から装置の中央までの距離が設定された光ファイバ補強装置であって、
    融着接続された光ファイバに装着された加熱補強部材の中央と光ファイバの融着接続点とを一致させる位置決め手段と、
    前記融着接続点と加熱補強部材の中央が一致された状態の光ファイバ及び加熱補強部材が収容される収容部と、
    前記収容部内に設けられた前記加熱補強部材を溶融するヒータと、を備え
    前記位置決め手段が前記光ファイバ補強装置の前記加熱補強部材を溶融させる加熱装置上に設けられた溝部と、この溝部に沿って摺動自在に取り付けられ前記加熱補強部材が当接する当接部と、前記溝部に沿って設けられるとともに当該光ファイバ補強装置の中央から少なくとも一種類以上の加熱補強部材の全長の半分の長さの位置に目盛が刻まれている目盛と、から構成されていることを特徴とする光ファイバ補強装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載の光ファイバ補強装置であって、前記光ファイバ融着接続装置が当該光ファイバ補強装置と一体に設けられていることを特徴とする光ファイバ補強装置。
  7. 光ファイバが挿入されると共に、光ファイバの挿入方向を規定するガイド部を有する光ファイバ融着接続装置の融着点から前記ガイド部の端面までの距離と同一の距離になるように端面から融着点補強用樹脂が注入される注入部までの距離が設定された光ファイバ補強装置であって、
    融着された光ファイバが挿入される挿入口を有し互いに脱着自在な一対の本体部と、
    前記一対の本体部の少なくともどちらか一方に設けられた補強用樹脂注入部と、
    前記補強用樹脂を硬化させる光照射部と、を備えることを特徴とする光ファイバ補強装置。
  8. 光ファイバが挿入されると共に、光ファイバの挿入方向を規定するガイド部を有する光ファイバ融着接続装置の融着点から前記ガイド部の端面までの距離と同一の距離になるように端面から装置の中央までの距離が設定された光ファイバ補強装置であって、
    融着接続された光ファイバとこの光ファイバに予め装着される加熱補強部材とを収容する収容部と、
    前記収容部に近接して設けられ、前記加熱補強部材を溶融させるヒータとを備え、
    前記収容部には前記光ファイバと加熱補強部材とを挿入する時に前記光ファイバ補強装置の中央と、加熱補強部材の中央とを一致させる位置決め部材が当該光ファイバ補強装置の中央から加熱補強部材の全長の半分の位置にその当接面が配置されていることを特徴とする光ファイバ補強装置。
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