JP4141317B2 - Web閲覧装置、その制御方法、そのプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示中のURLまたはIPアドレスに応じて動作するWeb閲覧装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットに接続して、Webページの閲覧を楽しむことができるWebブラウザでは、ユーザが現在見ているWebページのURL(Uniform Resource Locater)は、URLが表示されている部分を目で見て確かめることが一般的である。URLによって、Webコンテンツは特定される。または、IPアドレスがわかっているときには、IPアドレスで指定することもできる。
【0003】
一つのWebサイト内では共通のナビゲーションバーを用意するなど、共通のデザインをすることで、Webサイトとしての統一感を出していた。このことは、ユーザにとって、どのWebサイトにいるかがわかり、安心感が得られる原因となっていた。
【0004】
近年、特許文献1のように音声ブラウザが開発され、目の不自由な方にもWebページへのアクセスが可能になってきた。音声ブラウザでは、Webページに書かれた情報を合成音声などで読み上げることにより、Webの閲覧が可能となる。しかし、音声は画像と異なるため、複数の情報を同時に提示することが難しい。そのため、音声ブラウザでは、現在、読み上げあげられているページがどのサイトに属するのかわからないどいう問題がある。
【0005】
また、メタデータの中に音楽の情報を加えることなどで、そのページを閲覧すると音楽が流れるページが実現されているが、ユーザの好みではない音楽が流れる場合もあり、ユーザにとっては好みの音楽が聞けない状況であった。
【0006】
【特許文献1】
特開平11一249867号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
音声ブラウザでは、ページの内容が読み上げられているときに、ページのURLが同時に提示されることはないため、現在読み上げられているページがどのサイトに属するのかわからないという問題があった。そのため、リンクをたどった結果、他のサイトに移動してしまっても、読み上げられる音声が変化しないために気が付かないという問題があった。
【0008】
また、普通のブラウザであっても、データの読み込み中なのか画面を表示中なのかのどちらかである画面の状態は、画面を見なければわからないという問題があった。
【0009】
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものであり、Web閲覧の際に、現在、読み上げられているページがどのサイトに属しているかを、ユーザがより容易に把握できるとともに、データの読み込み中にも画面の状態を把握できるWeb閲覧装置およびその制御方法を提供することが課題である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は、ネットワークを介してWebコンテンツを閲覧するWeb閲覧装置において、閲覧要求におけるURL、またはIPアドレスからどのページの閲覧を要求しているかを特定する手段と、閲覧要求中のページを表現するために該閲覧要求を契機にそのページに対応する音を再生する手段とを有することを特徴とするWeb閲覧装置を、その手段とする。
【0011】
あるいは、ネットワークを介してWebコンテンツを閲覧するWeb閲覧装置において、表示中のページのURL、またはIPアドレスからどのページを表示しているかを特定する手段と、表示中のページを表現するために該表示の完了を契機にそのページに対応する音を再生する手段とを有することを特徴とするWeb閲覧装置を、その手段とする。
【0012】
あるいは、上記のWeb閲覧装置において、電源を入れてから、あらかじめ設定されたURL、またはIPアドレスの指定ページが表示されるまでの間、あらかじめ設定された音を再生する手段を有することを特徴とするWeb閲覧装置を、その手段とする。
【0013】
あるいは、上記のWeb閲覧装置において、URL、またはIPアドレスを指定してからページが表示されるまでの間、あらかじめ設定された待ち受け音を再生する手段を有することを特徴とするWeb閲覧装置を、その手段とする。
【0014】
あるいは、上記のWeb閲覧装置において、ネットワークを介してWebコンテンツを閲覧するWeb閲覧装置は音声ブラウザを用いるものであることを特徴とするWeb閲覧装置を、その手段とする。
【0015】
あるいは、ネットワークを介してWebコンテンツを閲覧するWeb閲覧装置において、指定しているURL、またはIPアドレスからどのページにいるかを特定する手段と、表示中のページを表現するために該表示中のページに対応してブラウザの色を変える手段を有することを特徴とするWeb閲覧装置を、その手段とする。
【0016】
あるいは、ネットワークを介してWebコンテンツを閲覧するWeb閲覧制御方法において、閲覧要求におけるURL、またはIPアドレスからどのページの閲覧を要求しているかを特定する手順と、閲覧要求中のページを表現するために該閲覧要求を契機にそのページに対応する音を再生する手順とを有することを特徴とするWeb閲覧制御方法を、その手段とする。
【0017】
あるいは、ネットワークを介してWebコンテンツを閲覧するWeb閲覧制御方法において、表示中のページのURL、またはIPアドレスからどのページを表示しているかを特定する手順と、表示中のページを表現するために該表示の完了を契機にそのページに対応する音を再生する手順とを有することを特徴とするWeb閲覧制御方法を、その手段とする。
【0018】
あるいは、上記のWeb閲覧制御方法において、起動してから、あらかじめ設定されたURL、またはIPアドレスの指定ページが表示されるまでの間、あらかじめ設定された音を再生する手順を有することを特徴とする請求項8に記載のWeb閲覧制御方法を、その手段とする。
【0019】
あるいは、上記のWeb閲覧制御方法において、URL、またはIPアドレスを指定してからページが表示されるまでの間、あらかじめ設定された待ち受け音を再生する手順を有することを特徴とするWeb閲覧制御方法を、その手段とする。
【0020】
あるいは、上記のWeb閲覧制御方法において、ネットワークを介してWebコンテンツを閲覧するWeb閲覧制御方法を音声ブラウザで実施することを特徴とするWeb閲覧制御方法を、その手段とする。
【0021】
あるいは、ネットワークを介してWebコンテンツを閲覧するWeb閲覧制御方法において、指定しているURL、またはIPアドレスからどのページにいるかを特定する手順と、表示中のページを表現するために該表示中のページに対応してブラウザの色を変える手順を有することを特徴とするWeb閲覧制御方法を、その手段とする。
【0022】
あるいは、上記のWeb閲覧制御方法における手順を、コンピュータに実行させるためのプログラムとしたことを特徴とするWeb閲覧制御プログラムを、その手段とする。
【0023】
あるいは、上記のWeb閲覧制御方法における手順を、コンピュータに実行させるためのプログラムとし、該プログラムを、該コンピュータが読み取りできる記録媒体に記録したことを特徴とするWeb閲覧制御プログラムを記録した記録媒体を、その手段とする。
【0024】
本発明では、表示しているページのURLに対応する楽曲等の音響データを用意し、URLに応じて楽曲を再生することにより、現在、読み上げられているページがどのサイトに属しているかを、ユーザがより容易に把握できるようにしている。
【0025】
さらに、データの読み込み中にもあらかじめ設定した楽曲を再生することにより、ユーザがブラウザの画面を見なくても、画面の状態を把握できるようにしている。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
【0027】
図1は、本発明のWeb閲覧システムの一実施の形態例を示す構成図である。本発明で対象としているWebシステムは、図1のような構成が考えられる。本実施の形態のWebシステムは、Web閲覧装置1−1、Webサーバ1−9、およびこれらを接続するネットワーク1−8から構成されている。Web閲覧装置1−1は、映像出力部1−2、音声出力部1−3、制御部1−4、情報入出力部1−5、情報蓄積部1−6、および操作部1−7から構成される。Web閲覧装置1−1は、パーソナルコンピュータ(PC)で実現する場合は、映像出力部1−2はモニタに、制御部1−4、情報蓄積部1−6はPC本体に、操作部1−7はキーボード、マウスに、音声出力部1−3はスピーカに対応する。
【0028】
なお、本発明の実施の形態ではURLを例にとって説明をするが、サーバが特定できる手段、例えばIPアドレスを指定しても、同様に実施は可能である。
【0029】
(実施の形態例1)
第1の実施の形態例について説明する。電源を入れたときにデフォルトのURLのページを表示し、表示されるまではあらかじめ設定された音を再生し、デフォルトのページの表示が完了したときに、デフォルトのページに対応する音を再生するときの例である。
【0030】
通常のブラウザでは、ブラウザを起動すると最初に表示されるWebページ(デフォルトページ)のURLを登録しておくことが一般的である。このデフォルトページのURLをデフォルトURLと呼ぶことにする。本発明の実施の形態例で説明するデフォルトURLとは一般のブラウザと同様に、起動後、最初に表示されるWebページのURLである。
【0031】
図1はWeb閲覧装置の機能ブロック構成図を示している。本実施の形態例では、URLに従って音楽を再生するシステムに応用した場合について説明する。ここでは再生する音として楽曲の場合を想定し説明するが、楽曲でなくてもよい。例えば、表示するページの違いを、持続音やAM音、FM音の周波数で表したり、一定の周期で再生される短音の周期で表したりすることが考えられる。
【0032】
図2にユーザが本発明のWeb閲覧装置を用いてWeb閲覧をするときのフローチャートを示す。図2はWeb閲覧装置を起動したときの動作を示す。
【0033】
まず、2−1において、ユーザが電源スイッチ(表示せず)を入れるなどして、Web閲覧装置1−1を起動する。Web閲覧装置1−1が起動されると、2−2において、制御部1−4は情報蓄積部1−6に立ち上げ、曲データを送るよう要請する。
【0034】
ここで、立ち上げ曲データとは、立ち上げ時に使う曲データという意味で、曲データとはデジタル化された楽曲のデータを示す。データ圧縮されたデータ形式ではMP3形式などが代表的であるが、データ圧縮されていないものでもよく、形式にはこだわらない。この曲データは情報蓄積部1−6に格納されており、音声出力部1−3にてD/A変換されるか、あるいはデコードされD/A変換されて出力される。
【0035】
2−3において、情報蓄積部1−6では表1のデータベースより、立ち上げ曲データは曲データAと判断し、曲データAを音声出力部1−3に送る。
【0036】
【表1】
【0037】
2−4において、音声表示部1−3において曲データAが再生される。つづいて、2−5において、制御部1−4はデフォルトURLを、情報蓄積部1−6から制御部1−4へ送信するよう情報蓄積部1−6に要請する。2−6で情報蓄積部1−4では、表1のデータベースより、デフォルトURLはwww.ddd.jpと判断し、このURLが情報蓄積部1−6から制御部1−4に送られる。2−7において、制御部1−4は情報入出力部1−5を介し、デフォルトURLのWebサーバ(www.ddd.jpに対応するWebサーバ)にコンテンツデータを送るよう要請する。
【0038】
2−8において、情報入出力部1−5がデフォルトURLのWebサーバからコンテンツデータを受信すると、その情報を解釈し、映像出力部1−5に表示する。一般のWebコンテンツでは、HTMLで書かれたデータを解釈して、映像出力部1−2に表示することになる。一般に、すべてのコンテンツデータを表示するにはいくらかの時間がかかるため、すべてのコンテンツデータが表示されたかを2−9で判断する。
【0039】
すべて表示されると、2−10に進み、制御部1−4は情報蓄積部1−6にデフォルト曲データを音声出力部1−3へ送信するよう要請する。ここで、デフォルト曲データとは、デフォルトページ表示に対応する曲データで、表1より曲データBである。2−11において曲データBが音声出力部1−3に送られ、2−12において、音声出力部1−3で曲データBが再生される。
【0040】
このフローにより、Web閲覧装置1−1を起動すると、立ち上げ曲が再生され、デフォルトURLに普かれたURLのコンテンツデータがすべて表示されると同時に、デフォルトURLに書かれた曲を再生することができる。
【0041】
(実施の形態例2)
本実施の形態例では、何らかのWebページが表示されているときに、キーボード等により次に表示させたいURLを入力し、Webコンテンツを閲覧する例について図3のフローチャートを用いて説明する。
【0042】
この例では、新たなURLを入力すると同時に待ち受け曲の再生を始め、入力したURLに対応するページが表示された瞬間に、表示されたページに対応する楽曲を再生する例である。また、表示されたページが楽曲の再生を伴うページであった場合に、あらかじめ設定された優先設定に基づき、表示されたページの楽曲を再生するか、本Web閲覧装置での楽曲を再生するかを判断する際の例である。また、入力したURLが本Web閲覧装置のデータベースに無かった場合は、未知のURLとして、あらかじめ設定された未知のURLに対応する楽曲を再生する場合の例である。
【0043】
3−1において、キーボードなどから構成される操作部1−7を使ってURLを入力する。ここでは、www.xxx.yyy.jpと入力した場合について説明する。3−2において、URLを入力する前に表示されていたページのURLを情報蓄積部1−6の表2のデータベースに保存する。表2のデータベースで現在表示ページの項目に保存される。
【0044】
【表2】
【0045】
3−3において、制御部1−4は情報蓄積部1−6に待ち受け曲データを送るよう要請する。3−4において、情報蓄積部1−6では表2のデータベースより、待ち受け曲データは曲データCと判断し、曲データCを音声出力部1−3に送る。3−5において、曲データCが音声表示部1−3にて再生される。つづいて、3−6で、制御部1−4から情報入出力部1−5、ネットワーク1−8を介しく入力されたURLに対応するWebサーバ1−9にコンテンツデータを送るよう要請する。
【0046】
さて、URLは一般に表3の上段のように入力し指定される。この最初のwww.ddd.jpが同じであるURLは、同じサイトに属すると考えることができる。そのため、同一サイトかどうかを調べるために、表2の中段のように変換する。これは、最初の//1から次の/までの内容を抜き出せばよい。表2の例では、www.ddd.jpとなり、これが表2のデータベース内に存在するかどうかを調べる。現在表示されているページのURLは3−2において情報蓄積部1−6の表2のデータベースに格納したものである。
【0047】
また、イントラネットなどでは、上記の例のようにwww.ddd.jpの部分がすべて等しい場合がある。その場合は、www.ddd.jp以下の文字列を比べればよい。このように、同じサイトに属しているかを比べるために、文字列のどの部分を切り出すのかについての情報は、あらかじめ情報蓄積部1−6に格納しておく。
【0048】
3−7において、情報入出力部1−5がWebサーバ1−9からコンテンツデータを受信すると、その情報を解釈し、映像出力部1−2に表示を始める。すべてのコンテンツデータが表示されたかを3−8で判断する。表示が完了した場合には、3−9で表示されたページに曲が設定されているかを判断する。Webページの中には、曲が設定されているものがあり、そのページを表示すると自動的に曲が流れる。続いて、3−10において、このWebページ作成者によって設定された曲を再生するのか、本装置の曲を優先するのかを判断する。これは、情報蓄積部1−6にどちらを優先にするかというデータをあらかじめ蓄積しておく。3−10で、Webページ作成者の曲を優先する場合には、3−12に進み、表示されたページの曲を音声出力部1−3で再生し、終了する。3−10で、本装置の曲を優先するように設定されていた場合には、3−11に進み、入力されたURLに対応する曲データを送るよう、制御部1−4から情報蓄積部1−6に要請する。3−13で情報蓄積部1−6では、入力されたURLが情報蓄積部1−6の表2のデータベースの中に存在するかをパターンマッチングなどの手法を用いて調べる。もし、入力されたURLが存在すれば3−14に進み、入力されたURLがwww.xxx.yyy.jpであったので、これに対応する曲データ1が制御部1−4に送られる。もし、入力されたURLが表2のデータベースの中に存在しなければ、3−15に進み、未知のURLとして、未知のURL用に用意しておいた、曲データDが情報蓄積部1−6から音声出力部1−3に送られる。3−16において、曲データDを音声出力部1−3に送り、3−17で音声表示部1−3にて再生される。
【0049】
こうすることにより、表2のデータベースで指定されていない場合には、未知のURLに対応する曲を再生することができる。
【0050】
(実施の形態例3)
同一サイト内での移動のときには、画面が切り替わる前と後で、曲データは等しい。そのようなときには、待ち受け曲を再生せずに、同じ曲データを再生し続ける方が、わずらわしくない。また、曲データを切り替えてしまうと同じ曲データであっても最初から再生されることになり、使いづらい。同一サイト内への移動の場合に待ち受け曲を再生しない例について、リンクが設定してあるテキストをクリックすることなどにより移動するときの例を、図4のフローチャートを用いて説明する。
【0051】
4−1において、リンクの設定してあるテキストを操作部1−7でクリックする。4−2において、クリックした部分に設定してあるリンクのURLを情報蓄積部1−6に保存する。4−3において、クリックする前に表示されていたページのURLを情報蓄積部1−6に保存する。これらは表3のデータベースのようになっている。
【0052】
【表3】
【0053】
実施の形態例2の表2の場合と同様に、URLが保存され、変換される。クリックした部分に設定してあるリンクのURLが保存され、同様に変換される。これらを表4に示す。
【0054】
【表4】
【0055】
4−4では、表4の2行目と4行目の変換されたURL同士が比較される。表4の例では、比較対象の文字列は等しいため、そのまま同じ楽曲を再生し続け終了する。これらが等しくない場合には、4−5に進む。4−5から4−16は図3において説明した実施の形態例と同様である。
【0056】
(実施の形態例4)
URLを情報蓄積部1−6のデータベースに登録するときの登録画面の例を図5に示す。URLと曲データを入力することで、表2や表3のデータベースに入力することができる。また、ブックマークを登録するときに、同時に曲データを登録しても良い。その場合、登録するのは、実際のURLデータから、実施の形態例2の表2のように変換したURLでもよい、
(実施の形態例5)
別サイトに移動したときに、曲を変えるのではなく、ブラウザ画面の色を変えても良い。ブラウザではほとんどが、コンテンツデータを表示するものになっているが、枠の部分の色を変えることで、現在いるサイトを表すことができる。
【0057】
(実施の形態例6)
情報蓄積部をネットワーク上の別のサーバにおくという構成も考えられる。この場合の構成を図6に示す。6−1〜6−6,6−8,6−9,6−11の各部は、図1の1−1〜1−9の同名の各部と同様に構成される。ただし、本実施の形態例では、情報蓄積部6−11が、Web閲覧サーバ6−10内に収容され、情報入出力部6−12、および制御部6−13を介してネットワーク6−8に接続されている。この場合の動作は、制御部6−4が情報入出力部6−5、ネットワーク6−8、情報入出力部6−12、および制御部6−13を通して情報蓄積部6−11にアクセスすることを除き、図1のときと同様である。
【0058】
なお、上記の実施の形態例では、表示の完了を契機にそのページに対応する音を再生する例を示したが、閲覧要求中のページを表現するために、閲覧要求を契機にそのページに対応する音を再生することも可能である。
【0059】
なお、図1、および図6を用いて説明した装置における各部の一部もしくは全部の機能をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータを用いて実行して本発明を実現することができること、あるいは、図2〜図5を用いて説明した処理の手順をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータに実行させることができることは言うまでもなく、コンピュータでその機能を実現するためのプログラム、あるいは、コンピュータにその処理の手順を実行させるためのプログラムを、そのコンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスクや、MO、ROM、メモリカード、CD、DVD、リムーバブルディスクなどに記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記のプログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。このように、記録媒体やネットワークにより提供されたプログラムをコンピュータにインストールすることで本発明が実施可能となる。
【0060】
【発明の効果】
本発明により、閲覧するWebページのURLに応じて、音楽を再生することのできるWeb閲覧を実現することができる。これは特に音声ブラウザによってWebを閲覧しているユーザにとって有意義である。また、待ち受け状態で特別な楽曲を再生することで、どの状態にあるのかが耳で聞いただけでわかる。また、一般のブラウザに応用しても画面を見ることなしに表示中のページがすぐにわかり有効である。
【0061】
これにより、今まで閲覧していたページの属するサイトから別のサイトヘ移動したときに、曲目が変化するので、別サイトに移動したことをユーザは曲を聴くだけで知ることができる。移動要求があったときに曲の再生を開始するようにすれば、これから移動する移動先のページを知ることができ便利である。また、ページの表示が完了したときに曲の再生を開始すれば、ページの表示が完了したことを、曲を聴くだけで知ることができ便利である。
【0062】
よく訪れるサイトに移動するとよく聞く曲が流れてきて、いつものサイトに来たことがすぐにわかり、ユーザは安心感を得られるという効果が期待される。
【0063】
また、楽曲以外でも、サイトが変わったときにブラウザの色を変化させるようにすれば、これによっても別サイトに移動したことをユーザに知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例1からの実施の形態例4を実現するWeb閲覧システムの構成図である。
【図2】本発明の実施の形態例1におけるWeb閲覧システムの動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態例2におけるWeb閲覧システムの動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態例3におけるWeb閲覧システムの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態例4におけるURLデータ登録画面の例である。
【図6】本発明の実施の形態例6におけるWeb閲覧システムの構成図である。
【符号の説明】
1−1…Web閲覧装置
1−2…映像出力部
1−3…音声出力部
1−4…制御部
1−5…情報入出力部
1−6…情報蓄積部
1−7…操作部
1−8…ネットワーク
1−9…Webサーバ
Claims (12)
- ネットワークを介してWebコンテンツを閲覧するWeb閲覧装置において、
予めサイトを識別するURLと音データとの関係を示す情報を蓄積する情報蓄積部と、
Webページの閲覧要求があると閲覧要求があったときに表示されているページのURLを保存し、保存したURLが示すサイトのURLと閲覧要求のWebページのサイトのURLとが等しくなければ、閲覧要求があったWebページを取得し、取得したWebページの表示が完了したとき、表示したWebページのサイトのURLが前記情報蓄積部に蓄積された情報にあれば対応する音データを出力部に再生させる一方、保存したURLが示すサイトのURLと閲覧要求のWebページのサイトのURLとが等しければ、再生中の音データの再生を続けさせる制御部と、を有する
ことを特徴とするWeb閲覧装置。 - 請求項1に記載のWeb閲覧装置において、
保存したURLが示すサイトのURLと閲覧要求のWebページのサイトのURLとが等しくない場合、予め決められた待ち受けを意味する音データを出力部に再生させた後に、閲覧要求があったWebページを取得する、
ことを特徴とするWeb閲覧装置。 - 請求項1に記載のWeb閲覧装置において、
取得したWebページの表示が完了したとき、
表示したWebページのサイトのURLが前記情報蓄積部に蓄積された情報にあれば対応する音データを出力部に再生させ、
表示したWebページのサイトのURLが前記情報蓄積部に蓄積された情報になければ、予め決められた未知ページを意味する音データを出力部に再生させる、
ことを特徴とするWeb閲覧装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のWeb閲覧装置において、
前記サイトを識別するURLは、Webサーバのネットワークアドレスであることを特徴とするWeb閲覧装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のWeb閲覧装置において、
前記サイトを識別するURLは、Webサーバのネットワークアドレスと当該Webサーバのディレクトリとから構成されるURLである
ことを特徴とするWeb閲覧装置。 - ネットワークを介してWebコンテンツを閲覧するWeb閲覧方法において、
予めサイトを識別するURLと音データとの関係を示す情報を情報蓄積部に蓄積する手順と、
Webページの閲覧要求があると閲覧要求があったときに表示されているページのURLを保存し、保存したURLが示すサイトのURLと閲覧要求のWebページのサイトのURLとが等しくなければ、閲覧要求があったWebページを取得し、取得したWebページの表示が完了したとき、表示したWebページのサイトのURLが前記情報蓄積部に蓄積された情報にあれば対応する音データを出力部に再生させる一方、保存したURLが示すサイトのURLと閲覧要求のWebページのサイトのURLとが等しければ、再生中の音データの再生を続けさせる手順と、を有する
ことを特徴とするWeb閲覧方法。 - 請求項6に記載のWeb閲覧方法において、
保存したURLが示すサイトのURLと閲覧要求のWebページのサイトのURLとが等しくない場合、予め決められた待ち受けを意味する音データを出力部に再生させた後に、閲覧要求があったWebページを取得する、
ことを特徴とするWeb閲覧方法。 - 請求項6に記載のWeb閲覧方法において、
取得したWebページの表示が完了したとき、
表示したWebページのサイトのURLが前記情報蓄積部に蓄積された情報にあれば対応する音データを出力部に再生させ、
表示したWebページのサイトのURLが前記情報蓄積部に蓄積された情報になければ、予め決められた未知ページを意味する音データを出力部に再生させる、
ことを特徴とするWeb閲覧方法。 - 請求項6ないし8のいずれか1項に記載のWeb閲覧方法において、
前記サイトを識別するURLは、Webサーバのネットワークアドレスであることを特徴とするWeb閲覧方法。 - 請求項6ないし8のいずれか1項に記載のWeb閲覧方法において、
前記サイトを識別するURLは、Webサーバのネットワークアドレスと当該Webサーバのディレクトリとから構成されるURLである
ことを特徴とするWeb閲覧方法。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のWeb閲覧装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるWeb閲覧制御プログラム。
- 請求項11に記載のWeb閲覧制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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