JP4140978B2 - 内視鏡、胃鏡または結腸鏡などとともに使用される指向性外科用デバイス - Google Patents

内視鏡、胃鏡または結腸鏡などとともに使用される指向性外科用デバイス Download PDF

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Description

技術分野
本発明は、外科用器具の分野に関し、より詳細には、内視鏡、胃鏡、結腸鏡、およびこれに類似した細長い診断器具および治療器具と一緒に使用される遠隔操作可能な外科用デバイスを患者体内の手術部位に誘導するために使用される遠隔操作可能な外科用デバイスに関する。本発明はまた、そのような遠隔操作可能な外科デバイスを、内視鏡、胃鏡および結腸鏡などと一緒に使用する方法に関する。
背景技術
患者の食道または他の管器官組織の生検試料を末端から眺める内視鏡によって採取する際、内視鏡の遠位端は、このような器具が内視鏡の器具用内腔の遠位端開口部から出る際、生検針または鉗子を正しく向けるためにサンプリング組織の方向に器具を向けるように側方に曲げられなければならない。さらに、内視鏡の光学素子によってもたらされる円錐状の視野は、一般に、内視鏡の遠位端部分の軸を中心に約90°程度である。しかし、この手順は、食道が狭いために困難であることが非常に多い。側方から眺める内視鏡を使用して食道の生検試料を採取することができるが、このような内視鏡は、胃を調べるときにはほとんど役に立たない。従って、同じ手術手順を行っているときには、末端から眺める内視鏡と側方から眺める内視鏡との両方を使用しなければならないことが多い。従って、末端から眺める内視鏡により食道または他の狭い管器官の生検試料の採取を容易にするようなデバイスが必要となる。
内視鏡の中には、多数の内視鏡用器具を同時に挿入するために2つの異なる生検用径路を含むものがある。さらに、Silversteinらの米国特許第5,025,778号および同第4,646,722号は、内視鏡挿入部に、伸縮可能な生検用径路を有する取り外し可能な外とうを適用することを開示している。そのような内視鏡用外とうにより、任意のこれまでの内視鏡は、多数の生検用径路を有するように改良することができる。しかし、そのような多数の生検用径路は、器具の近位端に位置する術者によって曲げるか、または向けることができる遠位端を有する可撓性の内視鏡用器具が存在しないもとでは、その能力を十分に発揮するように使用することができない。1つの解決策は、それぞれの内視鏡用器具が、それ自身の方向制御用ケーブルの組を備えることである。このような解決策は確かに実現可能ではあるが、費用があまりかからない解決策の方が有利である。
提案された別の解決策が、米国特許第5,386,818号に開示されている。これは、生検用径路および生検用径路に挿入された細長い管状部を備える内視鏡挿入管を含み、その遠位端を正確に配置させるのに役立つようにバネ偏倚を有する遠位端部分を管状部に備える内視鏡用器具を開示している。この管状部は生検用径路内を長さ方向に滑動することができ、それによって、遠位端部分を、正確な配置を確実にするために、生検用径路の遠位端において比較的まっすぐな形状で交互に維持し、また生検用径路の外側を移動させることができる。細長い可撓性の内視鏡用器具は管状部の中を滑動し得るように挿入され、その結果、管状部の遠位端部分の少なくとも一部が生検用径路から出たときに、器具の遠位端にある操作可能なチップが遠位端部分から外方向に突出し得る。しかし、そのような装置は、スコープの遠位端での視野が限られているために多数の欠点に悩まされる。管状部のバネによる偏倚部分は、内視鏡のチップを超えて拡がるとすぐに屈曲を開始するので、管状部の末端は、術者の視野の外側と考えられる位置に素早く器具を向けさせる。管状部がスコープチップの遠位方向にさらに動くと、管状部は自身で戻り、スコープチップに近い位置で、術者の視野の完全な外側に器具を向けさせる。従って、米国特許第5,386,818号において開示されている器具はいくつかの手技に関して十分であり得るが、スコープの軸に対して直角に向けられたときに術者の視野の中に留まる外科用器具が特に好都合である。
発明の開示
本発明の目的は、内視鏡、胃鏡、結腸鏡あるいは他の可撓性または剛直な細長い診断用および/または処置用の用具とともに利用でき、患者の管組織または他の離れた体内部分における手術部位または診断部位に一層容易に誘導されるような外科用デバイスを提供することである。
本発明の関連する目的は、内視鏡または類似した器具による外科手術の実施、例えば、生検試料の採取を容易に行うための方法を提供することである。
本発明の別のより具体的な目的は、安価に製造され、使いやすいそのようなデバイスを提供することである。
本発明のさらなる目的は、制御された反復可能な様式で、そして常に術者の視野の範囲内において、外科用器具の遠位端を内視鏡の末端から遠位方向に、次いで、手術部位に対して横方向に向けさせるときに使用される方法および/または関連する器具のアセンブリーまたは装置を提供することである。
本発明の別の具体的な目的は、内視鏡手順の費用を削減するそのような方法および/または関連する器具のアセンブリーまたは装置を提供することである。
本発明によれば、改善された外科用器具アセンブリーは、器具用径路を備えた内視鏡または他の身体挿入管を含み、その器具用径路の中に挿入される外とうを有する細長い管状部とを有する。管状部は、遠位端部分のチップをその遠位端における身体挿入管の軸から角度的にずれた方向に向けさせるのに役立つ1対の弾力性の湾曲部分を有する遠位端を備える。細長い管状部は、湾曲部分が、外とうの中で外とうの遠位端の近くに配置されている場合、管状部の湾曲部分を真っ直ぐにするのに十分な機械的性質を有する比較的堅い真っ直ぐな外とうの中で長さ方向に滑動し得るように配置される。細長い可撓性の内視鏡用器具は、操作可能なチップが管状部の遠位端に位置するように管状部に取り付けられている。あるいは、内視鏡用器具は、管状部内に滑動し得るように収容することができ、管状部の遠位端から外方向に突出することができる。
本発明の別の実施形態において、比較的堅い外とうは、弾力性の湾曲部分をその中に前もって形成することができ、管状部/内視鏡用器具アセンブリーは、その応力のかけられていない状態、すなわち、弛緩した状態で真っ直ぐであり得る。この場合、外とうの湾曲部分は、内視鏡の器具用径路壁によって真っ直ぐにさせる力がそれに加えられていないときにその湾曲形状を保持するだけである。
本発明の方法によれば、内視鏡、胃鏡、結腸鏡または類似する処置を行う方法は、下記の工程を含む:(a)器具用径路を有する内視鏡などを提供する工程、(b)外とうを有し、生検用径路の中に挿入可能な細長い管状部であって、遠位端部分のチップを身体挿入管の軸からその遠位端において角度的にずれた方向に向けさせるのに役立つ1対の弾力性の湾曲部分を有する遠位端部分とともに形成されている管状部を提供する工程、(c)遠位端に操作可能なチップを有し、管状部の中に取り付けられているか、またはその中を滑動し得るように挿入され得る細長い可撓性の内視鏡用器具を提供する工程、(d)挿入管の遠位端領域を患者に挿入する工程、(e)患者体内において、外とうを有する管状部を遠位方向に押して、外とうを有するその遠位端部分の少なくとも一部を器具用径路から突出させる工程、および(f)外とうを有する管状部の遠位端を術者の視野の中に維持しながら、外とうに対して管状部を進め、それによって管状部の湾曲部分の一方または両方を外とうから遠位方向に突出させ、それによって管状部の末端を、管状部の弾力的な偏倚力の作用のもとでスコープの長さ軸に関して所定の角度に偏向させる工程。続く工程には、(g)患者の内部組織に対して操作可能なチップを用いて手術する工程が含まれる。
本発明のより具体的な特徴によれば、この方法は、内視鏡または類似する身体挿入管を患者に導入するに先立って外とうを有する管状部の一部を器具用径路の中に配置する工程をさらに含む。この工程は、器具用径路が内視鏡または身体挿入管の常置部分である場合には特に有用である。さらに、外とうを有する管状部を身体挿入管の器具用径路の内部に配置するに先立って内視鏡用器具を管状部の中に挿入することができる。
あるいは、内視鏡用器具などは、管状部が内視鏡または他のデバイスの器具用径路の内部に少なくとも部分的に配置されるときにだけ、外とうを有する管状部に挿入することができる。
内視鏡または身体挿入管が可撓性であり、その遠位端の向きを制御するためのアクチュエーター手段を備える場合、この方法は、身体挿入管が患者に少なくとも部分的に挿入されたときにアクチュエーター手段を操作して、身体挿入管の遠位端を回転させ、身体挿入管が回転した部分の中に管状部の遠位端部分を配置して、管状部を外とうに対して進め、それにより身体挿入管の遠位端の回転に従うその湾曲部分の傾向の結果として、管状部を所定方向の向きに向かせる工程をさらに含む。
管状部が比較的堅い外とうから突出する程度によって、管状部の遠位端部分と内視鏡または身体挿入管の軸との角度がその遠位端で決定される。すなわち、湾曲部分の一方または両方が外とうの遠位チップを超えて進むかどうかによる。従って、内視鏡の軸に対して器具の角度方向の向きを制御するために、外とうの遠位端が内視鏡の遠位端から遠位方向に突出すると、術者は、外とうが器具用径路の遠位端からどのくらい遠くまで進むかに依存することなく、管状部および外とうの相対的な軸位置を制御する。
本発明の他の実施形態は、2つよりも多い湾曲部分、すなわち、3つ以上のそのような湾曲部分を有する細長い管状部を含み得る。このような構造において、傾いた角度での接近が、外とうから遠位方向に突出した湾曲部分の数に従って、より精密に制御される。
本発明によるデバイスおよび方法は、外科用器具の手術部位への誘導を容易にすることによって、内視鏡、胃鏡、結腸鏡および他の類似物による管器官手術または遠隔手術の実施が非常に容易になる。
【図面の簡単な説明】
本発明の上記目的および他の目的は、本明細書中の図面および詳細な説明から明らかである。
図1は、本発明の1つの実施形態の概略側面斜視図である。
図2は、線分2−2に沿って得られる図1のデバイスの断面図である。
図3は、図1の実施形態の部分概略側面斜視図である。
図4〜図5は、本発明による装置の操作の異なる段階における図1の実施形態の部分断面図である。
図6〜図7は、本発明により実施される手術手順の異なる段階における図1の実施形態の部分断面図である。
図8は、本発明により実施される手術手順のある段階における本発明の1つの実施形態の部分概略断面図である。
図9は、従来技術の外科用デバイスの部分断面概略図である。
図10は、使用時における本発明の1つの実施形態の部分概略断面図である。
図11は、本発明の代替的な実施形態の部分概略断面図である。
発明の詳細な説明
内視鏡、胃鏡、結腸鏡または他の細長い可撓性の外科用器具と一緒に特に使用される指向性の外科用デバイス10を図1に示す。本発明の例示された実施形態において、デバイス10は生検用の鉗子用具であるが、どのような任意の小さな内視鏡用器具または類似するタイプの器具でも、本発明により都合良く利用することができる。指向性の外科用デバイス10には、外とうを有する細長い管状部14の遠位端に蝶番状に取り付けられた遠隔操作可能な鉗子あご部12が含まれる。管状部14は、その近位端において器具制御用握り部20に結合している。制御用握り部はすべての点で従来的であり、多数の供給元から市販されている。
管状部14に滑動し得るように取り付けられた比較的堅い外とう16は、管状部14の長さよりも少し短い長さを有する。その目的は下記においてさらに説明される。デバイス10の全長は、目的とする個々の外科用具および個々の身体挿入管に従って変化する。今説明した実施形態において、全長は約180cmである。
フィッティング17は、管状部14に対して外とう16の相対的な軸位置を操る固定点または保持点を提供するために外とう16の近位端に取り付けられる。フィッティング17は、嵌合部品の摩擦的な係合、ルア型(Luertype)の連結部品の嵌合、または任意の他の知られている機構などによって制御用握り部20に対して取り外し可能であるが、堅固に連結され得ることが好ましい。
制御用握り部20は、全般的には円筒状の収容部24とともに一体的に成形された指リング22、23と、鉗子あご部12を操作するために収容部24を突き抜けて軸方向に滑動し得る制御用シャフト26とを含み、制御用シャフト26はその近位端に親指用リング27を有する。管状部14の近位端は、制御シャフト26の遠位部分に固定的に連結される。従来様式において、引張りワイヤまたは制御ワイヤ30(図2参照)が、管状部14内の中央内腔32を貫通し、その遠位端において鉗子あご部12の近位端に連結され、そしてその近位端において、制御用握り部20の収容部20とともに一体的に形成されているか、またはそうでなければその部品であるネジ式締め付け具28または他の固定機構に連結される。鉗子部12は、同様に、管状部14の末端に堅固に連結されている鉗子あご部の取り付け本体29に蝶番状に連結される。
今説明したが、例示的に過ぎない構造により、当業者には極めて十分に知られているように、管状部14に対する引張りワイヤの相対的な軸方向の運動は、親指リング27を指リング22、23に対して近位方向および遠位方向に動かすことによって、それぞれ、鉗子あご部12を開けたり閉じたりさせる。無数の他の器具作動機構が本発明の他の実施形態において用いられ得ることは当業者により容易に理解される。本発明は、何等特定の器具または作動方法を使用するものではなく、その代わりに、下記においてさらに詳細に説明されているように、管状部14の性質、構造および使用、ならびにそれに関して長さ方向に滑動し得る外とう16に関する。
さらに、制御用握り部20は、低電圧または高電圧の直流または交流などの手術に有用な電気エネルギー、あるいはラジオ周波数(rf)またはマイクロ波のエネルギー、あるいは任意の他の治療的エネルギーをそのようなエネルギーの外部の供給源から、管状部14の遠位端に取り付けられている個々の外科用器具に提供するための電気的接続部25または他の導電性結合デバイスを含むことができる。他のそのような外科用器具は、何らかの可動部品を含まなくてもよく、従って、これまで説明した実施形態に関して説明した特定の様式の作動握り部を必要としない。
さらに他の場合において、外科用器具は、管状部14に取り付けられさえせず、管状部14の遠位端部分がデバイスの術者により適切に配置された後で管状部14に単に挿入されても良い。さらに他の実施形態の条件により、1つまたは複数の液体流路が、関連の液体流制御とともに、本発明によって適切な制御用握り部に提供されても良い。本発明の原理に従って組み立てられ得る外科用器具のいくつかの例として、硬化療法針、血流遮断プローブ、電気外科用の針および他の電極、注入用または吸引用または生検用の針、把持部、はさみまたはカッター、焼灼用のスネアまたはプローブ、レーザーファイバー光学などが挙げられるが、これらに限定されない。
管状部14は、図1の矢印により示されているように、それ自体の長さ軸の周りに回転可能であっても良い。
図6に例示されているように、外とうを有する管状部14は、ファイバーによる光学照明源、挿入管の遠位端に検査用レンズを含むファイバーによる光学画像システム、および挿入管40の遠位端の向きを制御するための引張りケーブルなどのいくつかの操縦機構を従来のように備えている。内視鏡または他の身体挿入管40の器具用径路を通して挿入可能である。本発明の記載されたこの実施形態においては挿入管40のすべての機構的および機能的な詳細は、すべて従来のものである。
図2の断面に見られるように、外側の比較的堅い外とう16は、今説明している実施形態では、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)の被覆(被覆:参照番号34)が行われた直径が0.016インチの302/304ステンレス鋼バネの焼き入れワイヤコイル35である細長い管状部14を密に収容する。トルク伝達能は、例えば、3巻き毎などの所与の巻き間隔で隣接するコイルを結合すること(例えば、スポット溶接)によってワイヤコイルに提供され得る。あるいは、編まれた管構造物などの良好なトルク伝達特性を有する他の管状構造物を用いることができる。
制御ワイヤ30もまた、本発明の実施形態ではステンレス鋼である。
外とう16は、好ましくは、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂から作製された、内径が約0.081インチで、管の壁厚が約0.005インチの押し出し成形管を含む。好ましいPEEK材料は、ICI Americas,Inc.(Wilmington、Delaware)から入手可能なVICTREX 450Pである。外とう16に関して他の適切な材料には、Thermedics,Inc.(Woburn、Massachusetts)から入手可能なTECOPLASTO▲R▼Op−570−341樹脂、およびAtochem North America、Plastics Additives Division(Cleveland、Ohio)から入手可能で、押し出し成形用に適切なPEBAXO▲R▼ポリエーテルブロックアミド熱可塑性エラストマーが含まれる。管状部14を形成する外とう16およびPTFE被覆コイル35は、管状部14が外とう16の中で近位方向および遠位方向に比較的容易に滑動するような表面の滑りを有する。このような比較的容易に滑動する動きは、本発明の重要な特徴の1つである。
図1および図3〜図5を参照して、第1の近位屈曲部50と、近位屈曲部50と同じ角度方向で同じ面にある第2の遠位屈曲部52とを備える管状部14が示されている。本発明者らの予想では、外科用具に対してこれらの屈曲部50、52の最適な角度および位置は、個々の外科用器具の様々な使用に従って変化する。しかし、現在好ましい実施形態は、外科用器具チップから近位側に約1cmのところに位置する遠位屈曲部52を、遠位屈曲部52から近位側に約4cmのところに位置する近位屈曲部50とともに含む。遠位屈曲部の角度は約25°〜60°の範囲内にあることが好ましく、近位屈曲部の角度βは約15°〜45°の範囲内にあることが好ましい。管状部14は、遠位屈曲部52および近位屈曲部50の両方が外とう16の遠位端55から突出しているときにだけ、図3に例示されている二重に屈曲した形状をとるものとする。
図4に示す構成要素の相対的な軸方向の位置において、遠位屈曲部52は存在するが、近位屈曲部50は存在せず、管状部14は、比較的堅い外とう16が(矢印の方向の)遠位方向に進むことによって真っ直ぐになっている。多くの特定の適用において、術者は、内視鏡の遠位端を超えて遠位屈曲部52のみを延ばすように選ぶ一方で、下記においてさらに説明するように、近位屈曲部50を、外とう16の内側または外側のいずれかにおいて内視鏡の湾曲した末端部分の内部に維持している。
管状部14に関して外とう16を遠位方向にさらに進めることによって、近位屈曲部50および遠位屈曲部52はともに、外とう16の中で真っ直ぐになる(図5参照)。内視鏡の湾曲した器具用径路の内部を通るのに十分な可撓性を有するが、管状部14の中に置かれる屈曲部を真っ直ぐするのに十分な堅さを有する外とう16の物理的特性は、本発明の重要な特徴の1つである。
本発明の他の実施形態は、2つよりも多いか2つよりも少ない屈曲部をその遠位端部分に有する細長い管状部を含むことが理解される。例えば、いくつかの外科用具は、特定の知られている角度で配置されるのが最も好都合である。最も大きな角度精度が必要とされる適用に関して、1つの屈曲部が、2つ以上の屈曲部よりも好ましいと考えられる。いくつかの他の適用に関して、複数の個別の屈曲部は、外とうの遠位端から突出する湾曲部の数に応じて、術者がより広い選択範囲において特定の傾斜接近角度を選択し得るのに有用であり得る。
次に図9を参照すると、本発明が取り組んだ多くの同じ問題を解決することを目指した従来のデバイスが示されており、そのようなデバイスは、米国特許第5,386,818号に詳細に記載されている。そのデバイスは、遠位端部分を正確な形状、例えば、実質的にU字型形状に形成させるのに役立つバネ偏倚または記憶を備えた遠位端部分94を有する管状部90を含む。管状部90の遠位端部分94の屈曲度は、内視鏡92の生検用径路から遠位端部分94が突出する大きさを制御することによって決定される。管状部90を遠位方向に大きく押すほど、生検用径路の長さ軸に対して管状部90のチップ96により生じる角度は大きくなる。所望する角度の接近が得られると、細長い可撓性の内視鏡用器具は管状部90を通って滑動し得るように挿入され、その結果、器具の遠位端にある操作可能なチップ98は、遠位端部分94から外方向に突出する。従って、管状部90は、内視鏡挿入管92に対して操作可能なチップ98の向きを制御するための器具ガイドとして役に立つ。
図9にさらに見られるように、先行技術のデバイスは、使用時にいくつかの欠点に悩まされる。点線91で示すように、内視鏡術者の遠位方向の視野は、典型的には、内視鏡の長さ軸を中心にして90°程度である。前もって湾曲させた管状ガイド部90を内視鏡の生検用径路端の遠位方向に押すと、管状部チップ96は術者の視野からたちまちはずれる。単に管状部90をさらに遠位方向に進めても、この問題は解決されない。なぜなら、管状部チップ96は、このように視野には戻り得るものの、その完全なU字型形状で配置され得るだけで、器具の操作可能なチップ98を管器官の壁に傾斜した角度で送達するために都合良く使用することができないからである。さらに、遠位端部分94が生検用径路から現れ始めると直ちに、遠位端部分94は湾曲するので、先行技術のデバイスのこの特徴は、内視鏡の外径のところまで十分な接近を可能にする手術部位においてのみ有用であり得る。
対照的に、図6、図7および図10を参照すると、本発明の改善された外科用器具アセンブリーは、小さすぎて内視鏡の外径のところまで十分に都合良く接近することができない管器官の手術部位への傾斜した角度による接近を可能にし、外科用器具チップは、常に、術者の視野の中に維持されている。図6および図7は、これから説明する診断手順または処置手順における特定の段階を例示する。長さ方向の器具用径路がその中を通る内視鏡または身体挿入管40が示されている。外とうを有する細長い管状部40が、生検用または器具用の径路の中に挿入されており、外とう16が遠位方向に進むと、その結果、外とう16は、管状部の遠位端に取り付けられている操作可能なチップ69を含む管状部14の遠位端部分68の全体を完全に収容する(図6参照)。内視鏡40の遠位端領域は、患者の食道70に挿入されている。外とうを有する管状部14を遠位方向に押して、外とうを有するその遠位端部分68の少なくとも一部を、患者体内において、器具用径路から突出させる。最後に、図7に示すように、外とうを有する管状部14の遠位端を術者の視野の中に維持しながら、(矢印72、73により示されているように、外とう16を近位方向に動かすことによって)管状部14を外とう16に対して遠位方向に進め、それによって管状部14の湾曲部分50、52の両方を外とう16から遠位方向に突出させ、それによって管状部14の末端を、管状部の弾力的な偏倚力の作用のもとで、スコープの長さ軸に対して所定の角度で偏向させる。その後の段階(示さず)には、患者の内部組織に対する操作可能なチップ69による手術が含まれる。
この手順の多数の変形がすべて充分に本発明の範囲内で可能である。手術手順の性質、特定の身体挿入管および外科用器具に応じて、配置される最終的な処置が達成される工程の順序は大きく変化する。例えば、外とうを有する管状部は、既に配置されている内視鏡の中に挿入することができる。外科用器具が、取り外しできるように管状部の中に挿入され得るいくつかの場合において、器具が管状部の中に挿入される時期または工程の順序は、術者が選択すべき事項である。変化は、例えば、内視鏡、気管支鏡、結腸鏡、胃鏡、子宮鏡および腹腔鏡などを使用して異なる手順を行うために様々な選択があるように無数に存在する。
図10に示すように、操作可能なチップ69は、外とう16の内部にあるときおよび手術部位に接近するためにその傾斜した形状にあるときの両方において、術者の視野の中に十分に留まっている。適度に長いデバイスに関して、外とうを有する管状部14は、外とう16を引っ込めて操作可能なチップ69を曲げるより前に、身体挿入管40の末端を超えて遠位方向にかなりの距離に延長することができる。外とう16の外径は、身体挿入管または内視鏡40の外径よりも非常に小さく(本発明による好ましいデバイスは5フレンチの器具用径路に適合する)、術者は、内視鏡、または米国特許第5,386,818号に記載および例示が行われている先行技術型デバイスには接近できない手術部位に操作可能なチップ69を送達させることができる。
本発明のさらなる特徴は、近位屈曲部50および遠位屈曲部52の平面を、制御および偏向が可能な末端部分を有する操縦または偏向が可能な内視鏡または類似するデバイスの長さ軸について所望の角度位置で配置させるという、内視鏡の術者に対して提供される能力である。図8に例示されているそのような内視鏡80において、その遠位端部分82は、従来的に行われるように、患者の内部組織における曲がり角83または屈曲部を進むために操縦または偏向が可能である。スコープ80の例示された形状が達成されると、術者は、その遠位屈曲部88および近位屈曲部89を外とうからはずすために、外とう84を管状部87の遠位端部分86から近位方向に引くことができる。PTFE被覆の滑り特性と連携したその屈曲部88、89の結果としての管状部87における偏倚力は、デバイスを自分自身の軸において最も弛緩した角度方向に回転させる。その向きにおいて、屈曲部88、89の面は、湾曲した内視鏡の遠位端部分82の面と一致し、その面の向きは術者には知られている。次いで、操作可能なチップ85は、遠位方向に進めるか、または器具用径路から突出させることができ、さもなければ、適正な角度を向いたときに、管状部の遠位端部分86を再度外とうの中に入れ、外とうを有する状態で術者の視野内の手術部位に進めることができる。手術部位が内視鏡の遠位端に近い状況においては、術者は、近位屈曲部89は内視鏡の湾曲した末端部分の中に維持されたままで器具用径路から遠位屈曲部88を突出するだけで遠位端部分86を簡単に伸ばすことができる。そのような使用はまた、術者に回転可能な角度の制御および操作可能なチップの方向の予測性を提供するものである。このように、本発明の外科用デバイスの遠位端の位置に関するさらなる制御が達成される。
最後に、図11を参照すると、本発明の代替的な実施形態が例示されており、次にこれを説明する。いくつかの手術手順を行うのに特に好都合であり得るこのような実施形態において、少なくとも1つの角度的な屈曲部が、外とう自身の遠位端部分に形成されている一方で、操作可能なチップまたは他の外科用器具を手術部位に運搬または送達する可撓性の管状部は、全般的に、何らかの外力がないときには真っ直ぐである。このような実施形態の現在好ましい型は2つの屈曲部を含む。外とうは、内視鏡または類似する身体挿入管の器具用径路の中にある間は、器具用径路の壁によってそれに負荷される真っ直ぐにする力により全般的に真っ直ぐな状態で維持されている。スコープの器具用径路の中を外とうが遠位方向に、そして内視鏡の遠位端を超えてさらに進むと、外とうは、外とうが器具用径路からどのくらい遠くに進むかによって、1カ所が屈曲または2カ所が屈曲した形状のいずれかを選択的に示すものとする。術者が、外とうの遠位端を所望する位置において、手術部位に対する接近の所望する傾斜角度で配置させると、その操作可能なチップを手術部位に進めるために、滑動し得るように収容された管状部を外とうに対して遠位方向に進めることができる。
前記の実施形態の場合のように、図11の外とうは、近位屈曲部がスコープの遠位端部分の湾曲に従わせようとするという効果によって、近位屈曲部が内視鏡または類似する身体挿入管の湾曲した末端部分の中に配置されるように配置することができる。このように、外とうの遠位屈曲部は、術者による制御が可能な方向で予測できるように向きが変えられる。
本明細書中の図面および説明は、本発明の理解を容易にするための例として好ましく、本発明の範囲を限定するように解釈してはならないことを理解しなければならない。
本発明を、その好ましい実施形態を参照して具体的に示し説明してきたが、形状および細部における様々な変化が、本発明を用いずに、この分野の精神および範囲、それらにおけるその多様性から離れて行われ得ることを当業者は理解するであろう。

Claims (20)

  1. 器具用径路を有する細長い身体挿入管(40)、
    前記径路内に挿入される細長い外とう(16)、
    前記外とう内に挿入される細長い管状部(14)であって、外とう(16)内を長さ方向に滑動しうる管状部(14)、および
    管状部(14)の遠位端部分から遠位方向に突出するように該管状部(14)の中に配されている外科用器具(12)を含む操作可能なチップと、からなり、
    前記外とうの遠位端部は2以上の屈曲部を有し、該各屈曲部は互いに同一平面状で曲がり、且つ同一方向に曲がり、該屈曲部は、身体挿入管(40)の器具用径路内にある間は器具径路の壁によって負荷される力により真っ直ぐな状態になる外科用アセンブリー。
  2. 前記管状部は、滑る表面を有するワイヤコイルを含む、請求項1に記載のアセンブリー。
  3. 前記外とうは、ポリエーテルエーテルケトン樹脂から作製された管を含む、請求項1に記載のアセンブリー。
  4. 前記身体挿入管は、挿入管の遠位端からその近位端にまで画像を伝達するための画像伝達ガイドを含む、請求項1に記載のアセンブリー。
  5. 前記第1の近位屈曲部は約15°〜45°の範囲の角度βを有し、かつ前記第2の遠位屈曲部は約25°〜60°の範囲の角度αを有する、請求項1に記載のアセンブリー。
  6. 器具用径路を有する細長い身体挿入管(40)の使用を含む医療手順における使用に必要なデバイスであって、
    前記径路内に挿入され得るような大きさを有する細長い外とう(16)、
    前記外とう内に挿入される細長い管状部(14)であって、外とう(16)内を長さ方向に滑動しうる管状部(14)、及び
    管状部(14)の遠位端部分から遠位方向に突出するように該管状部(14)の中に配されている外科用器具(12)を含む操作可能なチップと、からなり、
    前記外とうの遠位端部は2以上の屈曲部を有し、該各屈曲部は互いに同一平面状で曲がり、且つ同一方向に曲がり、該屈曲部は、身体挿入管(40)の器具用径路内にある間は器具径路の壁によって負荷される力により真っ直ぐな状態になるデバイス。
  7. 前記管状部は、滑る表面を有するワイヤコイルを含む、請求項6に記載のデバイス。
  8. 前記外とうは、ポリエーテルエーテルケトン樹脂から作製された管を含む、請求項6に記載のデバイス。
  9. 前記身体挿入管は、挿入管の遠位端からその近位端にまで画像を伝達するための画像伝達ガイドを含む、請求項6に記載のデバイス。
  10. 前記第1の近位屈曲部は約15°〜45°の範囲の角度βを有し、かつ前記第2の遠位屈曲部は約25°〜60°の範囲の角度αを有する、請求項6に記載のデバイス。
  11. 器具用径路を有する細長い身体挿入管(40)、
    前記径路内に挿入される細長い外とう(16)、
    前記外とう内に挿入される細長い管状部(14)であって、外とう(16)内を長さ方向に滑動しうる管状部(14)、及び
    管状部(14)の遠位端部分から遠位方向に突出するように該管状部(14)の中に配されている外科用器具(12)を含む操作可能なチップと、からなり、
    前記管状部の遠位端部は2以上の屈曲部(52)、(52)を有し、該各屈曲部は互いに同一平面状で曲がり、且つ同一方向に曲がり、該屈曲部(50)、(52)は、外とう(16)内にある間は器具径路の壁によって負荷される力により真っ直ぐな状態になる外科用アセンブリー。
  12. 前記管状部は、滑る表面を有するワイヤコイルを含む、請求項11に記載のアセンブリー。
  13. 前記外とうは、ポリエーテルエーテルケトン樹脂から作製された管を含む、請求項11に記載のアセンブリー。
  14. 前記身体挿入管は、挿入管の遠位端からその近位端にまで画像を伝達するための画像伝達ガイドを含む、請求項11に記載のアセンブリー。
  15. 前記第1の近位屈曲部は約15°〜45°の範囲の角度βを有し、かつ前記第2の遠位屈曲部は約25°〜60°の範囲の角度αを有する、請求項11に記載のアセンブリー。
  16. 器具用径路を有する細長い身体挿入管(40)の使用を含む医療手順における使用に必要なデバイスであって、
    前記径路内に挿入される細長い外とう(16)、
    前記外とう内に挿入される細長い管状部(14)であって、外とう(16)内を長さ方向に滑動しうる管状部(14)、及び
    管状部(14)の遠位端部分から遠位方向に突出するように該管状部(14)の中に配されている外科用器具(12)を含む操作可能なチップと、からなり、
    前記外とうの遠位端部は2以上の屈曲部を有し、該各屈曲部は互いに同一平面状で曲がり、且つ同一方向に曲がり、該屈曲部(50)、(52)は、外とう(16)内にある間は器具径路の壁によって負荷される力により真っ直ぐな状態になるデバイス。
  17. 前記管状部は、滑る表面を有するワイヤコイルを含む、請求項16に記載のデバイス。
  18. 前記外とうは、ポリエーテルエーテルケトン樹脂から作製された管を含む、請求項16に記載のデバイス。
  19. 前記身体挿入管は、挿入管の遠位端からその近位端にまで画像を伝達するための画像伝達ガイドを含む、請求項16に記載のデバイス。
  20. 前記第1の近位屈曲部は約15°〜45°の範囲の角度βを有し、かつ前記第2の遠位屈曲部は約25°〜60°の範囲の角度αを有する、請求項16に記載のデバイス。
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