JP4138728B2 - セラミックグリーンシートの製造方法及びセラミック電子部品の製造方法 - Google Patents

セラミックグリーンシートの製造方法及びセラミック電子部品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、セラミックグリーンシートの製造方法及びセラミック電子部品の製造方法に関する。
セラミックコンデンサ等のセラミック電子部品を製造するためには、セラミックグリーンシートが用いられる。例えば、セラミックグリーンシートを基材から剥離、転写、積層することによりセラミック電子部品が製造される。セラミックグリーンシートを基材から剥離させるために、通常、表面に離型処理が施された基材が用いられる。また、セラミックグリーンシートの製造方法として、例えば特許文献1に記載されている方法が知られている。この方法では、まず、支持体の表面に感光性導電性ペーストを塗布し、乾燥させて支持体上に感光性導電膜を形成する。次に、この感光性導電膜にマスクを介して紫外線等の光線を照射する。続いて、現像液を用いて感光性導電膜を現像する。これにより、支持体上に所定の形状の導体パターンが形成される。さらに、支持体の表面に、導体パターンを覆うように絶縁体層を形成する。
特開2003−168617号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているセラミックグリーンシートの製造方法では、現像の際に微細な導体パターンが支持体から剥離してしまう。特に、近年では導体パターンの微細化が顕著であるため、上記方法では微細な導体パターンを支持体上に形成することは困難である。また、表面に離型処理が施された基材上に微細な導体パターン部を形成することは一段と困難である。
そこで、本発明は、表面に離型処理が施された基材上に微細な導体パターン部を形成できるセラミックグリーンシートの製造方法及びセラミック電子部品の製造方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明のセラミックグリーンシートの製造方法は、表面に離型処理が施された基材上に、所定の溶媒に対して可溶性を有するセラミック材料からなる第1のセラミック層を形成する第1のセラミック層形成工程と、第1のセラミック層上に、感光性導電材料からなる導体層を形成する導体層形成工程と、導体層の所定部分に露光を施す露光工程と、露光工程の後、所定の溶媒を用いて導体層を現像することにより導体パターン部を形成する導体パターン部形成工程と、導体パターン部形成工程の後、基材上に第2のセラミック層を形成する第2のセラミック層形成工程とを含む。
表面に離型処理が施された基材上に微細な導体パターン部を直接形成すると、当該導体パターン部は基材から剥離し易くなる。これに対して、本発明のセラミックグリーンシートの製造方法では、基材上に第1のセラミック層を形成した後に導体層を形成し、その導体層を現像することによって導体パターン部を形成する。このため、導体パターン部が微細化しても基材から剥離し難い。したがって、本発明のセラミックグリーンシートの製造方法を用いると、微細な導体パターン部を基材上に形成できる。
また、本発明のセラミック電子部品の製造方法は、上記セラミックグリーンシートの製造方法により製造されるセラミックグリーンシートを焼成する焼成工程を含む。なお、焼成工程では、上記セラミックグリーンシートの製造方法により製造されるセラミックグリーンシートと、上記セラミックグリーンシートの製造方法以外の製造方法により製造されるセラミックグリーンシートとを組み合わせて焼成するとしてもよい。このセラミック電子部品の製造方法によれば、微細な導体パターン部を有するセラミック電子部品が得られる。
また、本発明のセラミック電子部品の製造方法は、上記セラミックグリーンシートの製造方法により製造されるセラミックグリーンシートを、基材から剥離し、複数積層することにより積層体を形成する積層体形成工程と、積層体を焼成する焼成工程とを含む。このセラミック電子部品の製造方法によれば、微細な導体パターン部を有する積層型のセラミック電子部品が得られる。
本発明のセラミックグリーンシートの製造方法及びセラミック電子部品の製造方法によれば、表面に離型処理が施された基材上に微細な導体パターン部を形成できる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。
図1(a)〜図1(f)は、実施形態に係るセラミックグリーンシートの製造方法を模式的に示す工程断面図である。図2(a)及び図2(b)は、いずれも、図1(f)に示される工程断面図の他の例を示す工程断面図であり、図1(e)に続く図である。
(離型処理工程)
まず、図1(a)に示されるように、基材1の表面1aに離型処理を施す。これにより、基材1の表面1a上には離型層3が形成される。
基材1は、板状又はフィルム状であり、具体的には、例えばPETフィルムである。基材1の厚さは、25〜100μm程度であると好ましく、例えば50μm程度である。離型処理では、まず、例えば付加反応型のシリコーン樹脂材料をトルエン又はメチルエチルケトンといった溶媒に加え、得られた溶液をバーコード法、グラビアコート法、ドクターブレードコート法等により基材1の表面1a上に塗布する。その後、例えば150℃で30秒間、加熱による乾燥処理を行う。これにより、付加反応型のシリコーン樹脂材料が付加重合すると共に、溶媒が除去される。このようにして、例えば厚さ0.01〜0.1μm程度の離型層3が形成される。なお、用いるシリコーン樹脂材料の種類や使用量等を変えることにより離型層3の性能(離型性)を調整することができる。
(第1のセラミック層形成工程)
次に、図1(b)に示されるように、表面1aに離型処理が施された基材1上に、所定の溶媒に対して可溶性を有するセラミック材料からなる第1のセラミック層5aを形成する。所定の溶媒に対して可溶性を有するセラミック材料としては、例えば、後述する導体パターン部形成工程におけるエッチング液(所定の溶媒)に対して可溶性を有するバインダー樹脂材料を含有するものが挙げられる。エッチング液としては、例えば、アルカリ溶液、アルカリ水溶液、有機溶剤系エッチング液、水系エッチング液等が挙げられる。バインダー樹脂としては、例えば、アルカリ可溶性セルロース誘導体、アルカリ可溶性アクリル樹脂等を主体とするベースポリマーが挙げられる。また、バインダー樹脂として、光重合開始剤を含有しないフォトレジスト(例えばベースポリマー、モノマー、レジン等)を用いるとしてもよい。また、上記セラミック材料は、バインダー樹脂材料に加えて、セラミック粉末及び有機溶剤等を更に含有するセラミックペースト又はセラミックスラリーであることが好ましい。
セラミック層5aの厚さは、使用目的に応じて適宜設定されることが好ましい。セラミック層5aの厚さは、1〜数十μmであることが好ましく、1〜2μmであることが特に好ましい。セラミック層5aの厚さを薄くすると、後述する導体パターン部13のエッジの直線性が向上する。
セラミック層5aは、例えば以下のように形成される。まず、塗布コーター(例えばドクターブレードを備えたコーター)を用いて、ペースト状又はスラリー状のセラミック材料を離型層3上に塗布する。なお、塗布コーターに代えて印刷機を用いて、ペースト状又はスラリー状のセラミック材料を離型層3上にパターン印刷するとしてもよい。この場合、基材1の表面1aの全面にセラミック層5aを形成する場合に比べて、セラミック材料の使用量を抑制することができる。さらに、後述する導体パターン部形成工程におけるエッチング液の使用量、処理時間等を少なくできる。よって、例えば高価なセラミック材料やエッチング液を用いる場合には、セラミックグリーンシートの製造コストを低減できる。続いて、通常は加熱による乾燥処理を行うことにより、セラミック材料中の溶剤成分を除去する。
(導体層形成工程)
次に、図1(c)に示されるように、セラミック層5a上に、感光性導電材料からなる導体層13aを形成する。導体層13aは、所定の溶媒に対して可溶性を有する感光性導電材料からなることが好ましい。なお、導体層13aは、セラミック層5a上に部分的に形成されるとしてもよいし、全面に形成されるとしてもよい。セラミック層5aは、導体層13aよりも広い面積にわたって形成されることが好ましい。上記感光性導電材料は、例えば感光性電極材料であり、その場合、導体層13aは電極層となる。
所定の溶媒に対して可溶性を有する感光性導電材料としては、例えば、後述する導体パターン部形成工程における溶媒(現像液又はエッチング液)に対して可溶性を有するネガ型の感光性バインダー樹脂材料を含有するものが挙げられる。溶媒としては、例えば、アルカリ溶液、アルカリ水溶液、有機溶剤系溶媒、水系溶媒等が挙げられる。ネガ型の感光性バインダー樹脂材料は、例えば、紫外線の照射により架橋重合するポリマー又はモノマー、及び重合開始剤等を含有する。感光性導電材料は、ネガ型の感光性バインダー樹脂材料に加えて、金属粒子(例えば、Ag、Ni、Pd又はCuからなる粒子)及び有機溶剤等を更に含有する感光性導電ペーストであることが好ましい。
導体層13aは、例えば以下のように形成される。まず、印刷機を用いて、ペースト状又はスラリー状の感光性導電材料をセラミック層5a上にパターン印刷する。この場合、セラミック層5a上の全面に導体層13aを形成する場合に比べて、感光性導電材料の使用量を抑制することができる。感光性導電材料は通常高価であるので、セラミックグリーンシートの製造コストを低減できる。さらに、後述する導体パターン部形成工程における溶媒の使用量、処理時間等を少なくできるので、製造コストを一層低減できる。続いて、通常は加熱による乾燥処理を行うことにより、感光性導電材料中の溶剤成分を除去する。また、加熱により感光性導電材料の感光性能を変化又は発現させるとしてもよい。
(露光工程)
次に、図1(d)に示されるように、導体層13aの所定部分13bに露光を施す。本実施形態では、所定のパターン形状を有する光透過部11aと、光透過部11aを取り囲む遮光部11bとを有するマスク11を用いて、導体層13aに紫外線等の光Lを照射する。紫外線は例えば高圧水銀灯から出射される。
導体層13aに照射する光Lとしては、波長が365nmの光(i線)、波長が405nmの光(h線)、波長が436nmの光(g線)、又はこれらの混合光等が挙げられる。また、連続した波長帯を有する光を導体層13aに照射するとしてもよい。
露光法としては、密着露光法、プロキシミティ露光法、プロジェクション露光法等が挙げられる。露光量は、導体層13aに含まれる感光性導電材料の感光性能、導体層13aの厚さ(高さ)等に応じて適宜調整され、例えば数百〜数千mJ/cmである。また、所望の解像度を得るために、後述の現像処理条件と露光量とを適宜設定することができる。
マスク11としては、例えばガラスマスク、フィルムマスク等が挙げられる。なお、マスク11を用いずに、導体層13aの所定部分13bにレーザ光を選択的に照射するとしてもよい。レーザ光を照射する際には、レーザ描画装置を好適に用いることができる。
(導体パターン部形成工程)
次に、図1(e)に示されるように、所定の溶媒を用いて、導体層13aを現像することにより導体パターン部13を形成すると共に、セラミック層5aをエッチングすることによりセラミックパターン部5を形成する。本実施形態では、導体パターン部13及びセラミックパターン部5は、マスク11の光透過部11aに対応するパターン形状を有する。このとき、溶媒は現像液又はエッチング液として機能する。露光が施された導体層13aの所定部分13bでは、感光性導電材料が架橋重合し、溶媒(現像液)に不溶となる。一方、露光が施されていない導体層13aの部分では、感光性導電材料が架橋重合せず、溶媒(現像液)に可溶となる。
上記溶媒としては、例えば、アルカリ溶液、アルカリ水溶液、有機溶剤系溶媒、水系溶媒等が挙げられる。溶媒は、感光性導電材料及びセラミック材料に含まれるバインダー樹脂材料との相溶性を考慮して選択されることが好ましい。一実施例において、溶媒はNaCOの1質量%水溶液である。この場合、まず、溶媒をスプレー圧0.01〜0.3MPaで数十秒〜数分間、セラミック層5a及び導体層13aに吹き付ける。続いて、純水をスプレー圧0.01〜0.3MPaで数十秒〜数分間、セラミック層5a及び導体層13aに吹き付ける。これにより、例えば、感光性導電材料に含まれる感光性樹脂側鎖等にあるカルボキシル基における水素原子(H)が溶媒中のナトリウム原子(Na)と置換されることにより、架橋重合していない部分がOHの存在下で溶解する。
導体パターン部13の厚さ(高さ)は、導体パターン部13の機能に応じて適宜設定されることが好ましい。導体パターン部13をコンデンサに適用する場合、導体パターン部13の厚さは1〜2μmであることが好ましい。導体パターン部13をインダクタに適用する場合、導体パターン部13の厚さは5〜50μmであることが好ましい。導体パターン部13を回路に適用する場合、導体パターン部13の厚さは5〜50μmであることが好ましい。
(第2のセラミック層形成工程)
次に、図1(f)に示されるように、基材1上に第2のセラミック層9を形成する。これにより、セラミックパターン部5と導体パターン部13とセラミック層9とを有するセラミックグリーンシート10が離型層3上に形成される。その後、基材1を剥離してもよい。
なお、図2(a)に示されるように、基材1上にセラミック層91を形成するとしてもよい。これにより、セラミックパターン部5と導体パターン部13とセラミック層91とを有するセラミックグリーンシート10aが離型層3上に形成される。その後、基材1を剥離してもよい。
また、図2(b)に示されるように、基材1上にセラミック層92を形成するとしてもよい。これにより、セラミックパターン部5と導体パターン部13とセラミック層92とを有するセラミックグリーンシート10bが離型層3上に形成される。その後、基材1を剥離してもよい。セラミックグリーンシート10bでは、セラミック層92の表面位置を導体パターン部13の表面位置に略一致させることが好ましい。これにより、セラミックグリーンシート10bの表面を平坦化し易くなる。
表面1aに離型処理が施された基材1上に微細な導体パターン部を直接形成すると、当該導体パターン部は基材1から剥離し易くなる。これに対して、本実施形態のセラミックグリーンシートの製造方法では、基材1上にセラミック層5aを形成した後に導体層13aを形成し、その導体層13aを現像することによって導体パターン部13を形成する。よって、セラミック層5a及び導体層13aの溶媒に対する溶解性の組み合わせを調整することにより、セラミックパターン部5及び導体パターン部13の加工性及び基材1への保持性を両立又は微調整することができる。このため、導体パターン部13が微細化しても基材1から剥離し難い。また、セラミック層5aが所定の溶媒に対して可溶性を有するセラミック材料からなるので、導体パターン部形成工程において所定の溶媒に溶解した感光性導電材料がセラミック層5a上に残存し難くなる。このため、感光性導電材料がセラミック層5a上に残存することによって生じるコンタミネーションやショート等の不具合を防止できる。
また、セラミック層5a上に導体層13aを形成するので、導体層13aを小さい面積に形成しても導体層13aが剥離し難い。このため、現像時に導体層13aの溶解除去部分が少なくて済むので、溶媒の使用量が少なくて済む。よって、導体パターン部13が剥離しないようにセラミックパターン部5を形成することが容易になる。
また、導体層13aを大面積に形成しても、例えば、セラミック層5a及び導体層13aの溶解能を予め調整すること、又は、導体パターン部13が形成された時点でセラミック層5aのエッチング条件を変える(例えば弱いエッチングにする)ことにより、導体パターン部13が剥離しないようにセラミックパターン部5を形成することが容易になる。
したがって、本実施形態のセラミックグリーンシートの製造方法を用いると、表面1aに離型処理が施された基材1上に微細な導体パターン部13を形成できるので、導体パターン部13の小型化・高集積化を実現できる。
また、本実施形態のセラミックグリーンシートの製造方法を用いると、導体パターン部13のエッジの直線性を向上できる。また、薄く且つ均一の厚さで、高精度且つ確実に導体パターン部13を形成できる。さらに、導体層13aを広い面積にわたって形成する必要がなくなるので、感光性導電材料の使用量を抑制することができる。感光性導電材料は通常高価であるので、本実施形態のセラミックグリーンシートの製造方法を用いると、セラミックグリーンシートの製造コストを低減できる。
以下、上記セラミック層9,91,92の形成方法とは異なるセラミック層の形成方法(方法1〜方法4)について説明する。まず、図3及び図4を参照して、セラミック層9aを形成する方法1について説明する。
(方法1)
図3(a)〜図3(e)は、セラミック層9aを形成する方法1を模式的に示す工程断面図である。図3(a)は、図1(e)の後に続く図である。図4は、図3(d)に示される工程断面図の他の例を示す工程断面図である。
まず、図3(a)に示されるように、基材1上にセラミック層15aを形成する。このとき、セラミック層15aは導体パターン部13及びセラミックパターン部5を覆うように形成される。セラミック層15aは、所定の溶媒に対して可溶な絶縁材料からなることが好ましい。
次に、図3(b)に示されるように、上記所定の溶媒を用いてセラミック層15aを全面エッチングすることによりセラミック層15を形成する。このとき、導体パターン部13が露出し、セラミック層15の表面位置は、導体パターン部13の表面位置よりも低くなっている。なお、導体パターン部13上にセラミック層が残存していても構わない。このセラミック層は、後述の現像処理によって除去される。
次に、図3(c)に示されるように、セラミック層15上にネガ型の感光性絶縁材料からなる感光性絶縁層17aを形成する。感光性絶縁層17aは、所定の溶媒に対して可溶な感光性絶縁材料からなることが好ましい。このとき、感光性絶縁層17aの表面位置を導体パターン部13の表面位置に略一致させることが好ましい。これにより、得られるセラミックグリーンシートの表面を平坦化し易くなる。
次に、図3(d)に示されるように、マスク16を介して感光性絶縁層17aに露光を施す。マスク16は、導体パターン部13及びセラミックパターン部5に対応するパターン形状を有する遮光部16bと、遮光部16bを取り囲む光透過部16aとを備える。このため、感光性絶縁層17aにおける導体パターン部13上の部分には光Lが照射されない。
なお、図4に示されるように、マスク16を用いずに、基材1側から感光性絶縁層17aに光Lを照射するとしてもよい。照射する光Lに対して導体パターン部13及びセラミックパターン部5の少なくともいずれか一方が遮光性を有し、且つ、基材1、離型層3及びセラミック層15が光透過性を有している場合、感光性絶縁層17aにおける導体パターン部13上の部分には光Lが照射されない。
次に、図3(e)に示されるように、上記所定の溶媒を用いて、露光された感光性絶縁層17aを現像することにより、感光性絶縁層17aにおける導体パターン部13上の部分が除去され、感光性絶縁層17が形成される。その結果、セラミック層15及び感光性絶縁層17からなるセラミック層9aと、導体パターン部13と、セラミックパターン部5とを備えたセラミックグリーンシート20が得られる。この方法1では、セラミック層15aの厚さを厚くすることにより、感光性絶縁層17aの厚さを薄くすることができるので、感光性絶縁材料の使用量を抑制することができる。感光性絶縁材料(感光性セラミックスラリー)は、通常比較的高価であるため、特に感光性絶縁材料を多量に使用するセラミックグリーンシートの製造方法において、製造コストを低減できる。
続いて、図5及び図6を参照して、セラミック層9bを形成する方法2について説明する。
(方法2)
図5(a)〜図5(d)は、セラミック層9bを形成する方法2を模式的に示す工程断面図である。図5(a)は、図1(e)の後に続く図である。図6は、図5(c)に示される工程断面図の他の例を示す工程断面図である。
まず、図5(a)に示されるように、基材1上にセラミック層19aを形成する。このとき、セラミック層19aは導体パターン部13及びセラミックパターン部5を覆うように形成される。セラミック層19aの表面位置は、導体パターン部13の表面位置よりも低くなっている。セラミック層19aは、所定の溶媒に対して可溶な絶縁材料からなることが好ましい。
次に、図5(b)に示されるように、セラミック層19a上に、ネガ型の感光性絶縁材料からなる感光性絶縁層21aを全面に形成する。感光性絶縁層21aは、所定の溶媒に対して可溶な感光性絶縁材料からなることが好ましい。このとき、感光性絶縁層21aの表面位置を導体パターン部13の表面位置に略一致させることが好ましい。これにより、得られるセラミックグリーンシートの表面を平坦化し易くなる。
次に、図5(c)に示されるように、マスク16を介して感光性絶縁層21aに露光を施す。マスク16を用いると、感光性絶縁層21aにおける導体パターン部13上の部分には光Lが照射されない。
なお、図6に示されるように、マスク16を用いずに、基材1側から感光性絶縁層21aに光Lを照射するとしてもよい。照射する光Lに対して導体パターン部13及びセラミックパターン部5の少なくともいずれか一方が遮光性を有し、且つ、基材1、離型層3及びセラミック層19aが光透過性を有している場合、感光性絶縁層21aにおける導体パターン部13上の部分には光Lが照射されない。
次に、図5(d)に示されるように、上記所定の溶媒を用いて、露光された感光性絶縁層21aを現像することにより、感光性絶縁層21aにおける導体パターン部13上の部分が除去され、感光性絶縁層21が形成される。また、上記所定の溶媒を用いてセラミック層19aがエッチングされることにより、セラミック層19が形成される。その結果、セラミック層19及び感光性絶縁層21からなるセラミック層9bと、導体パターン部13と、セラミックパターン部5とを備えたセラミックグリーンシート30が得られる。方法2では、方法1における全面エッチング処理を省略することができる。
続いて、図7を参照して、セラミック層9cを形成する方法3について説明する。
(方法3)
図7(a)〜図7(c)は、セラミック層9cを形成する方法3を模式的に示す工程断面図である。図7(a)は、図1(e)の後に続く図である。
まず、図7(a)に示されるように、基材1上に、ネガ型の感光性絶縁材料からなる感光性絶縁層23aを全面に形成する。感光性絶縁層23aは、所定の溶媒に対して可溶な感光性絶縁材料からなることが好ましい。このとき、感光性絶縁層23aは導体パターン部13及びセラミックパターン部5を覆うように形成される。
次に、図7(b)に示されるように、基材1側から感光性絶縁層23aに光Lを照射する。照射する光Lに対して導体パターン部13及びセラミックパターン部5の少なくともいずれか一方が遮光性を有し、且つ、基材1及び離型層3が光透過性を有している場合、感光性絶縁層23aにおける導体パターン部13上の部分には光Lが照射されない。また、所望の解像度を得るために、後述の現像処理条件と露光量とを適宜設定することができる。
次に、図7(c)に示されるように、上記所定の溶媒を用いて、露光された感光性絶縁層23aを現像することにより、感光性絶縁層23aにおける導体パターン部13上の部分が除去され、セラミック層9cが形成される。このとき、現像処理条件及び露光量を調整することにより、セラミック層9cの表面位置を導体パターン部13の表面位置に略一致させることが好ましい。その結果、セラミック層9cと、導体パターン部13と、セラミックパターン部5とを備えたセラミックグリーンシート40が得られる。
続いて、図8及び図9を参照して、セラミック層9cを形成する方法4について説明する。
(方法4)
図8(a)〜図8(c)は、セラミック層9cを形成する方法4を模式的に示す工程断面図である。図8(a)は、図1(e)の後に続く図である。図9は、図8(b)に示される工程断面図の他の例を示す工程断面図である。
まず、図8(a)に示されるように、基材1上に、ネガ型の感光性絶縁材料からなる感光性絶縁層25aを全面に形成する。感光性絶縁層25aは、所定の溶媒に対して可溶な感光性絶縁材料からなることが好ましい。このとき、感光性絶縁層25aは導体パターン部13及びセラミックパターン部5を覆うように形成される。このとき、感光性絶縁層25aの表面位置を導体パターン部13の表面位置に略一致させることが好ましい。これにより、得られるセラミックグリーンシートの表面を平坦化し易くなる。
次に、図8(b)に示されるように、マスク16を介して感光性絶縁層25aに露光を施す。このため、感光性絶縁層25aにおける導体パターン部13上の部分には光Lが照射されない。
なお、図9に示されるように、マスク16を用いずに、基材1側から感光性絶縁層25aに光Lを照射するとしてもよい。照射する光Lに対して導体パターン部13及びセラミックパターン部5の少なくともいずれか一方が遮光性を有し、且つ、基材1及び離型層3が光透過性を有している場合、感光性絶縁層25aにおける導体パターン部13上の部分には光Lが照射されない。
次に、図8(c)に示されるように、上記所定の溶媒を用いて、露光された感光性絶縁層25aを現像することにより、感光性絶縁層25aにおける導体パターン部13上の部分が除去され、セラミック層9cが形成される。その結果、セラミック層9cと、導体パターン部13と、セラミックパターン部5とを備えたセラミックグリーンシート40が得られる。
図10(a)及び図10(b)は、他の実施形態に係るセラミックグリーンシートの製造方法を模式的に示す工程断面図である。図10(a)は、図1(d)に続く図である。
図1(d)に示される露光工程の後、図10(a)に示されるように、所定の溶媒を用いて、導体層13aを現像することにより導体パターン部13を形成すると共に、セラミック層5aをエッチングすることによりセラミック層5bを形成する。本実施形態では、導体パターン部13は、マスク11の光透過部11aに対応するパターン形状を有する。このとき、溶媒は現像液又はエッチング液として機能する。セラミック層5bは、現像処理条件と露光量とを適宜設定することにより形成される。本実施形態では、セラミック層5bは導体パターン部13よりも広い面積にわたって形成される。ここで、セラミック層5bが所定の溶媒に対して可溶性を有するセラミック材料からなるので、所定の溶媒に溶解した感光性導電材料がセラミック層5b上に残存し難くなる。このため、感光性導電材料がセラミック層5b上に残存することによって生じるコンタミネーションやショート等の不具合を防止できる。
次に、図10(b)に示されるように、セラミック層5b及び導体パターン部13上にセラミック層9dを形成する。これにより、セラミック層5bと導体パターン部13とセラミック層9dとを有するセラミックグリーンシート50が離型層3上に形成される。その後、基材1を剥離してもよい。
続いて、図11を参照して、セラミック層9dとは異なるセラミック層を形成する方法について説明する。
図11(a)〜図11(c)は、セラミック層9eを形成する方法を模式的に示す工程断面図である。図11(a)は、図10(a)の後に続く図である。
まず、図11(a)に示されるように、セラミック層5b上に、ネガ型の感光性絶縁材料からなる感光性絶縁層27aを全面に形成する。感光性絶縁層27aは、所定の溶媒に対して可溶な感光性絶縁材料からなることが好ましい。このとき、感光性絶縁層27aは導体パターン部13を覆うように形成される。
次に、図11(b)に示されるように、基材1側から感光性絶縁層27aに光Lを照射する。照射する光Lに対して導体パターン部13が遮光性を有し、且つ、基材1、離型層3及びセラミック層5bが光透過性を有している場合、感光性絶縁層27aにおける導体パターン部13上の部分には光Lが照射されない。また、所望の解像度を得るために、後述の現像処理条件と露光量とを適宜設定することができる。
次に、図11(c)に示されるように、上記所定の溶媒を用いて、露光された感光性絶縁層27aを現像することにより、感光性絶縁層27aにおける導体パターン部13上の部分が除去され、セラミック層9eが形成される。このとき、現像処理条件及び露光量を調整することにより、セラミック層9eの表面位置を導体パターン部13の表面位置に略一致させることが好ましい。その結果、セラミック層9eと、導体パターン部13と、セラミック層5bとを備えたセラミックグリーンシート60が得られる。
上記各実施形態に係るセラミックグリーンシートの製造方法により製造されるセラミックグリーンシート(例えば、セラミックグリーンシート10,10a,10b,20,30,40,50,60)を焼成すると、例えば図12に示されるようにセラミック電子部品を製造することができる。このようなセラミック電子部品の製造方法を用いれば、微細で高アスペクト比の導体パターン部を有するセラミック電子部品が得られる。
セラミック電子部品としては、例えば、回路基板;インダクタ;コンデンサ;バリスタ;NTC(Negative Temperature Coefficient)サーミスタ、PTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスタ等のサーミスタ;アクチュエータ;及びこれらの積層品又は複合部品等が挙げられる。上記積層品としては、例えば多層基板等が挙げられ、上記複合部品としては、例えばLCフィルタ等が挙げられる。バリスタやサーミスタの場合、積層数が数十程度と少ないので、セラミックグリーンシートの表面の平坦性はそれ程要求されない。よって、平坦化されていないセラミックグリーンシート(例えばセラミックグリーンシート10a,10b)を用いてセラミック電子部品を製造することができる。この場合、セラミックグリーンシート及びセラミック電子部品の製造コストを大幅に低減できる。
図12(a)〜図12(e)は、コンデンサの製造方法の一例を模式的に示す工程断面図である。
(積層体形成工程)
まず、図12(a)及び図12(b)に示されるように、上記セラミックグリーンシートの製造方法により製造されるセラミックグリーンシート30、及び、セラミックグリーンシート101を積層することにより、積層体100を形成する。セラミックグリーンシート30は、予め基材1から剥離されており、複数積層される。セラミックグリーンシート101は、例えば絶縁材料からなる。
(プレス・切断工程)
次に、必要に応じて、積層体100を積層方向にプレスし、積層体100の端面を切断除去することにより、図12(c)に示される積層体110が得られる。
(焼成工程)
次に、積層体110を焼成することにより、図12(d)に示される焼成体120が得られる。焼成体120は、例えば、板状の導体部120bと、導体部120bを取り囲む絶縁部120aとからなる。焼成体120の側面120cには導体部120bが露出している。導体部120bは、コンデンサの電極板として機能する。
(端子形成工程)
次に、焼成体120の側面120c上に一対の端子121を形成することにより、導体部120bと端子121とを電気的に接続する。これにより、図12(e)に示される積層型のコンデンサ130が得られる。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されない。
図1(a)〜図1(f)は、実施形態に係るセラミックグリーンシートの製造方法を模式的に示す工程断面図である。 図2(a)及び図2(b)は、いずれも、図1(f)に示される工程断面図の他の例を示す工程断面図である。 図3(a)〜図3(e)は、セラミック層を形成する方法1を模式的に示す工程断面図である。 図3(d)に示される工程断面図の他の例を示す工程断面図である。 図5(a)〜図5(d)は、セラミック層を形成する方法2を模式的に示す工程断面図である。 図5(c)に示される工程断面図の他の例を示す工程断面図である。 図7(a)〜図7(c)は、セラミック層を形成する方法3を模式的に示す工程断面図である。 図8(a)〜図8(c)は、セラミック層を形成する方法4を模式的に示す工程断面図である。 図8(b)に示される工程断面図の他の例を示す工程断面図である。 図10(a)及び図10(b)は、他の実施形態に係るセラミックグリーンシートの製造方法を模式的に示す工程断面図である。 図11(a)〜図11(c)は、セラミック層を形成する方法を模式的に示す工程断面図である。 図12(a)〜図12(e)は、コンデンサの製造方法の一例を模式的に示す工程断面図である。
符号の説明
1a…表面、1…基材、3…離型層、5a…セラミック層(第1のセラミック層)、11,16…マスク、L…光、13a…導体層、13b…導体層の所定部分、13…導体パターン部、9,9a,9b,9c,9d,9e,91,92…セラミック層(第2のセラミック層)、10,10a,10b,20,30,40,50,60…セラミックグリーンシート、100,110…積層体、130…コンデンサ(セラミック電子部品)。

Claims (4)

  1. 表面に離型処理が施された基材上に、所定の溶媒に対して可溶性を有するセラミック材料からなる第1のセラミック層を形成する第1のセラミック層形成工程と、
    前記第1のセラミック層上に、感光性導電材料からなる導体層を形成する導体層形成工程と、
    前記導体層の所定部分に露光を施す露光工程と、
    前記露光工程の後、前記所定の溶媒を用いて前記導体層を現像すると共に前記第1のセラミック層をエッチングすることにより、導体パターン部及び当該導体パターン部に対応する形状を有するセラミックパターン部を形成する導体パターン部形成工程と、
    前記導体パターン部形成工程の後、前記基材上に第2のセラミック層を形成する第2のセラミック層形成工程と、
    を含む、セラミックグリーンシートの製造方法。
  2. 前記導体パターン部形成工程において、前記導体パターン部が形成された時点で、前記第1のセラミック層のエッチングが弱まるようにエッチング条件を変える、請求項1に記載のセラミックグリーンシートの製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載のセラミックグリーンシートの製造方法により製造されるセラミックグリーンシートを焼成する焼成工程を含む、セラミック電子部品の製造方法。
  4. 請求項1又は2に記載のセラミックグリーンシートの製造方法により製造されるセラミックグリーンシートを、前記基材から剥離し、複数積層することにより積層体を形成する積層体形成工程と、
    前記積層体を焼成する焼成工程と、
    を含む、セラミック電子部品の製造方法。
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