JP4137005B2 - 位相同期回路 - Google Patents

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Description

本発明は位相同期回路に関し、特に、多相クロック信号から信号を選択し、基準信号の位相に同期した信号を出力する位相同期回路に関する。
多くの電子機器において、基準信号に同期した信号を生成する回路が利用されている。例えば、コンピュータにおいて、CPUやチップセットに与えるクロック信号を生成するために、基準信号に応じて発振器から特定周波数のクロック信号を選んで出力する回路が利用されている。このように、基準信号に対する位相同期方法、特に、周期信号としての基準信号に対する位相同期方法としては、PLL(Phase-Locked Loop)やDLL(Delay-Locked Loop)等の方法が提案されている。
従来技術における位相同期回路は、例えば、特許文献1に開示されている。本文献は、周期信号としての基準信号に対する位相同期回路を開示している。図13は、この従来の技術における位相同期回路の概略構成を示すブロック図である。図13に示された位相同期回路はDLL帰還回路であり、EXCLKと位相が一致した出力信号DOUTを出力する。また、位相同期回路は、位相比較器710、遅延制御回路720、可変遅延回路730、レプリカ遅延回路740を備える。
位相同期回路の動作について説明する。位相比較器710は、基準クロック信号EXCLKとリカバリ・クロック信号RCLKとの位相を比較し、比較結果に応じた信号を遅延制御回路720に出力する。遅延制御回路720は、相比較器710の比較結果に応じて、これらの位相が一致するように可変遅延回路730の遅延を制御する。
可変遅延回路730からの出力は、データ出力制御回路750を介して外部に出力信号DOUTとして出力される。可変遅延回路730の出力タイミングと出力信号DOUTの出力タイミングの間に、データ出力制御回路750における遅延が発生する。基準信号EXCLKと出力信号DOUTの位相を一致させるため、レプリカ遅延回路740がデータ出力制御回路750と位相比較器710との間に接続されている。
レプリカ遅延回路740の遅延時間が、データ出力制御回路750における遅延時間と同一であり、基準信号EXCLKと出力信号DOUTの位相を一致させることができる。尚、製造ばらつきや使用条件によるデータ出力制御回路750との遅延誤差を少なくするため、典型的には、レプリカ遅延回路740は、データ出力制御回路750と同等の回路構成を備えている。
図14は、基準クロック信号EXCLK、リカバリ・クロック信号RCLK、可変遅延回路730の出力信号CLK2及び出力信号DOUTの各時間変化を示すタイミング・チャートである。図14に示すように、EXCLKとRCLKとの位相が一致するので、レプリカ遅延回路740の入力信号にあたるCLK2は、EXCLKよりレプリカ遅延回路740の遅延時間だけ位相が進んだ前倒しクロックとなる。また、データ出力制御回路750の遅延時間は前述の通りレプリカ遅延回路740の遅延時間と等しい。このため、データ出力制御回路750がCLK2から生成したDOUTの位相は、EXCLKの位相と同期することになる。
図13に示した従来回路の位相同期コンセプトは、レプリカ遅延後の信号RCLKと入力基準信号EXCLKとの位相を一致させ、レプリカ遅延前の信号CLK2をトリガとして出力回路を駆動することにより、内部遅延をキャンセルするというものである。
一方、位相の異なる複数のクロック信号を生成し、基準信号とタイミングのずれが最も小さいクロック信号を選択することによって、同期クロック信号を発生する同期クロック信号発生器が、特許文献2において提案されている。この同期クロック信号発生器は、プリンタの同期信号の生成に使用される。位相の異なる複数のクロック信号を生成するため、まず、通常のビットレートの周波数で、発振器がクロック信号を発振する。このクロック信号は複数段のバッファによって遅延され、各バッファが遅延時間の異なる遅延信号を出力する。これによって、位相の異なる複数のクロック信号が生成される。
また、ビームディテクタの出力信号が基準信号として入力される。基準信号と各バッファの出力タイミングを比較して、基準信号のタイミングに最も近いクロック信号が選択される。選択されたクロック信号は、基準信号に同期した同期クロック信号として出力される。これによって比較的低い周波数の発振器を使用した同期クロック信号発生装置を得ることができ、回路設計等を容易にすることができる。
特開2001−351381号公報 特開2000−315944号公報
上記特許文献1に開示されたDLL回路は、周期的な基準信号に対して位相同期した信号を生成することができる。しかし、基準信号が非周期信号でランダムに入力される場合、DLLのような帰還回路による位相同期を行うことはできない。一方、上記特許文献2に開示された同期クロック信号発生装置のように、基準信号に応じて位相の異なる多相クロック信号からクロック信号を選択することによって、基準信号が非周期信号である場合においても、基準信号に対して位相同期した信号を生成することができる。
しかし、基準信号と多相クロック信号との間における位相同期において、内部回路における遅延についてこれまで検討されることがなかった。このため、基準信号あるいは多相クロック信号について内部回路による遅延が発生する場合、基準信号に同期した出力信号を生成することができなかった。従って、多相クロック信号を利用する位相同期回路において、内部遅延を必要な精度において補償する構成が必要とされる。また、半導体回路装置に対しては、回路面積あるいは消費電力の低減が恒常的に要求される。このため、より効率的な回路構成によって内部遅延を補償することが望ましい。
本発明は上記のような事情を背景としてなされたものであって、本発明の一つの目的は、多相クロック信号を使用する位相同期回路における内部遅延を効果的に補償し基準信号に同期した出力信号を生成することである。本発明の他の目的は、多相クロック信号と基準信号の位相同期において、効率的な回路構成によって内部遅延を補償することである。本発明の他の目的は、多相クロック信号を使用する位相同期回路において、内部遅延を高精度に補償することである。本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるだろう。
以下に課題を解決するための手段を開示する。本項目において、いくつかの構成要素は、実施の形態において説明された構成要素と対応付けられている。しかし、この対応付けは発明の理解の容易のためになされたものであって、各要素は実施の形態の対応要素にのみ限定されるものでない。
本発明の第1の態様は、入力された信号に同期した出力信号を生成する位相同期回路であって、入力クロック信号に応じて前記出力信号を出力する出力回路(例えば、図1もしくは4における、出力制御ロジック106及び出力バッファ107)と、前記入力された信号に同期した出力信号を前記出力回路が出力するように、多相クロック信号の中から前記出力回路に入力されるクロック信号を選択する選択回路(例えば図1もしくは図4におけるクロック選択回路105)と、前記入力された信号に応じた基準信号と多相クロック信号との位相を比較し、第1の同期クロック信号を決定する第1の同期判別回路(例えば、図4における第1同期判別回路201)と、前記基準信号よりも遅延した遅延基準信号を出力するレプリカ遅延回路(例えば、図4におけるレプリカ遅延回路203)と、前記レプリカ遅延回路によって出力された遅延基準信号と前記多相クロック信号との位相を比較し、第2の同期クロック信号を決定する第2の同期判別回路(例えば、図4における第2同期判別回路202)と、前記第1の同期判別回路と前記第2の同期判別回路との判別結果に基づき、前記多相クロック信号から、クロック信号を決定する決定回路(例えば、図4における演算回路204)と、を有する。さらに、前記選択回路は、前記決定回路の決定に基づき、前記多相クロック信号から前記クロック信号を選択する。この構成を有することによって、内部回路による遅延によらず入力された信号に同期した出力信号を出力することができる。また、これによって、多相クロックのそれぞれに対応するレプリカ遅延回路を用意することなく、位相同期回路を構成することができる。
前記入力された信号に同期するタイミングに対して、前記出力回路における遅延時間分早いタイミングのクロック信号が前記出力回路に入力される。これによって出力回路による遅延によらず入力された信号に同期した出力信号を出力することができる。あるいは、前記選択回路は、前記入力された信号に同期するタイミングに対して、前記選択回路及び前記出力回路における遅延時間分早いタイミングのクロック信号を選択する。これによって、選択回路及び出力回路による遅延によらず、入力された信号に同期した出力信号を出力することができる。
前記レプリカ遅延回路による遅延によって、前記選択回路による遅延時間及び前記出力回路による遅延が補償される。これによって、上記各回路における遅延を補償することができる。前記入力された信号が入力される入力回路をさらに備え、前記レプリカ遅延回路による遅延によって、さらに、前記入力回路による遅延が補償される。これによって、上記各回路における遅延を補償することができる。
前記決定回路は位相同期オフセットを調整することが好ましい。あるいは、前記決定回路は、前記レプリカ遅延回路による遅延時間の乗算値を使用して位相同期位置を調整することが好ましい。これによって、位相同期位置の調整を効果的に行うことができる。あるいは、前記多相クロック信号のそれぞれを特定するサフィックスが定義されており、前記判定回路は、前記第1の同期クロック信号のサフィックスと前記第2の同期クロック信号のサフィックスとに基づき、前記クロック信号を決定することが好ましい。これによって、効率的な演算処理によって決定回路がクロック信号を決定することができる。
本発明によれば、多相クロック信号を使用する位相同期回路における内部遅延を効果的に補償し基準信号に同期した出力信号を生成することができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態が説明される。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明が以下の実施形態に限定されるものではない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、当業者であれば、以下の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。尚、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略されている。
実施の形態1.
図1は、本実施形態における位相同期回路100の概略構成を示すブロック図である。位相同期回路100は、入力基準信号BDに同期した出力信号DOUTを、多相クロック信号CKLIPを使用して生成する。位相同期回路100は、例えば、プリンタの同期信号を生成する回路に利用することができる。尚、本例においては、多相クロック信号CKLIPの位相数が256である場合を例として、以下に説明を行う。図2は、多相クロック信号CKLIPのタイミングを示している。点線で示された1周期の間に256の位相の異なる信号が示されている。
位相同期回路100は、入力回路として、基準信号BDが入力する入力バッファ101及び入力制御ロジック102を備えている。入力制御ロジック102は、入力された基準信号についての極性制御などを実行する。同期判別回路103は、基準信号と多相クロック信号のそれぞれの位相を比較し、基準信号に同期するクロック信号(基準信号に最もタイミングの近いクロック信号)を決定する。レプリカ遅延回路104は、基準信号と多相クロック信号の内部回路における遅延を補償するため、多相クロック信号に所定の遅延を与える。レプリカ遅延回路104は、256の多相クロック信号のそれぞれに対応する256のレプリカ遅延素子を備えている。レプリカ遅延回路104の遅延によって、各内部回路における遅延が補償される。レプリカ遅延回路104による遅延時間については、後に説明する。
クロック選択回路105は、同期判別回路103の判別結果に基づき、多相クロック信号から一つのクロック信号を選択する。位相同期回路100は、さらに、選択されたクロック信号に応じて出力信号を出力する出力回路を備えている。本例において、出力回路は、出力制御ロジック106及び出力バッファ107で構成されている。出力制御ロジック106は出力信号の極性制御や出力レベル制御などを実行する。
位相同期回路100の全体的動作について説明する。外部から入力された基準信号BDは、入力バッファ101及び入力制御ロジック102を介して、同期判別回路103に入力される。基準信号は入力バッファ101及び入力制御ロジック102によって遅延される。入力バッファ101及び入力制御ロジック102によって遅延された基準信号は、図1において、符号BD2によって指示されている。
一方、256相の多相クロック信号CLKIPは、レプリカ遅延回路104を介して同期判別回路103に入力される。多相クロック信号CLKIPはレプリカ遅延回路104によって遅延され、多相クロック信号CLKDとなる。同期判別回路103は、基準信号BD2が多相クロック信号CLKDのいずれのクロック信号に最も位相が合っているか(同期するか)を判別し、位相が最も合っている(同期する)クロック信号を特定する8ビット信号DTを出力する。
クロック選択回路105は、同期判別回路103が決定したサフィックスDTに応じて、多相クロック信号CLKIPから一つのクロック信号CLKSを選択する。選択されたクロック信号CLKSは、出力制御ロジック106に入力される。出力制御ロジック106は、クロック信号CLKSをトリガとして、出力バッファ107を介して出力信号DOUTを出力する。
次に、本位相同期回路100における各信号のタイミングについて、図3のタイミング・チャートを参照して説明する。図3において、aは入力バッファ101の遅延時間、bは入力制御ロジック102の遅延時間、cはクロック選択回路105の遅延時間、dは出力制御ロジック106の遅延時間、eは出力バッファ107の遅延時間である。レプリカ遅延回路104の遅延時間は上記各内部回路の遅延時間を含む。レプリカ遅延回路104の遅延時間xは上記5つの回路部の遅延時間の総和であり、x=(a+b+c+d+e)の関係が満たされている。
また、図3においては、多相クロック信号CLKIPからサフィックス[n3]で示されるクロック信号CLKIP[n3]が選択される。レプリカ遅延回路104によって遅延され、同期判別回路103で選択されるクロック信号は、CLKD[n3]で示されている。CLKIP[n0]は、入力基準信号BDに同期した、仮想クロック信号である。入力基準信号BDに同期しているため、仮想クロック信号CLKIP[n0]は、出力信号DOUTと同期している。
多相クロック信号CLKIPの位相に対して、出力信号DOUTの位相は、クロック選択回路105、出力制御ロジック106及び出力バッファ107による遅延(c+d+e)が存在する。このため、入力基準信号BDに同期した出力信号DOUTを出力するため、クロック信号CLKIP[n3]の位相は、仮想クロック信号CLKIP[n0](出力信号DOUT)に対して、(c+d+e)の時間分進んでいる必要がある。
ここで、各信号間の位相差(タイミングのずれ)を見ると、入力された基準信号BDに対して、入力回路101、102で遅延された基準信号BD2は、(a+b)時間分遅れている。同期判別回路103は基準信号BD2と同期したクロック信号を選択するため、クロック信号CLKD[n3]は基準信号BD2に位相同期している。レプリカ遅延回路104の遅延時間はx(=(a+b+c+d+e))であるので、クロック信号CLKIP[n3]の位相は、クロック信号CLKD[n3]に対して、遅延時間x分進んでいる。
一方、入力基準信号BDの位相は、基準信号BD2に対して(a+b)時間分進んでいる。このため、クロック信号CLKIP[n3]と入力基準信号BDの位相差は、x−(a+b)で表すことができる。つまり、クロック信号CLKIP[n3]の位相は、入力基準信号BDに対して、(x−(a+b))=(c+d+e)時間分進んでいる。入力基準信号BDと仮想クロック信号CLKIP[n0]は同期しているので、クロック信号CLKIP[n3]の位相は、仮想クロック信号CLKIP[n0]に対して、(c+d+e)時間分進んでいる。これは、上記した要求される関係を満たしている。
上記のように本実施形態によれば、内部遅延が生ずる場合において、非周期的なタイミングで入力される基準信号の位相に出力信号を同期させて出力することができる。尚、入力及び出力回路を含む回路構成は、設計によって適宜変更されるものであって、本例の記載に限定されるものではない。例えば、入力制御回路等を省く回路構成も可能である。この点は以下の記載において同様である。
実施の形態2.
図4は本実施形態における位相同期回路200の概略構成を示すブロック図である。本位相同期回路200は、多相クロック信号と基準信号の同期を判別する2つの異なる同期判別回路を備えている。各同期判別回路は基準信号と多相クロック信号の同期判別を実行する。一方の同期判別回路には、レプリカ遅延回路によって遅延された基準信号が入力される。各同期判別回路の判別結果から、演算処理によって、多相クロック信号から選択すべきクロック信号を決定することができる。
図4を参照して、位相同期回路200は、第1の同期判別回路201及び第2の同期判別回路202を備えている。第1及び第2の同期判別回路201、202は、入力される多相クロック信号と基準信号の位相を比較し、基準信号に最も位相が近い(基準信号に同期した)クロック信号を選択する。第2の同期判別回路には、レプリカ遅延回路203によって遅延された基準信号BD2Dが入力される。レプリカ遅延回路203の遅延によって、各内部回路による遅延が補償される。レプリカ遅延回路203の遅延時間については後に説明される。
第1及び第2の同期判別回路201、202は、選択したクロック信号を特定するサフィックスを出力する。本例においてサフィックスは8ビット・データによって示され、第1の同期判別回路201はサフィックスDTEを出力し、第2の同期判別回路202はサフィックスDDEを出力する。演算回路204は、第1及び第2の同期判別回路201、202の出力信号に基づき、多相クロック信号から選択するクロック信号を決定し、そのクロック信号を特定するサフィックスDTをクロック選択回路105に出力する。演算回路204による演算処理については、後に説明される。
次に、位相同期回路200の全体的動作について説明する。外部から入力された基準信号BDは、入力バッファ101及び入力制御ロジック102を介して、第1の同期判別回路201に入力される。入力バッファ101及び入力制御ロジック102によって遅延された基準信号は、図1と同様に符号BD2によって示されている。遅延された基準信号BD2は分岐され、レプリカ遅延回路203に入力される。レプリカ遅延回路203によって遅延された基準信号BD2Dは、第2の同期判別回路202に入力される。
第1の同期判別回路201には多相クロック信号CLKIPが入力されており、基準信号BD2と同期するクロック信号を多相クロック信号CLKIPの中から判別する。判別されたクロック信号のサフィックスDTEは、第1同期判別回路201から演算回路204に入力される。第2の同期判別回路202にも多相クロック信号CLKIPが入力されており、基準信号BD2Dと同期するクロック信号を多相クロック信号CLKIPの中から判別する。判別されたクロック信号のサフィックスDDEは、第2同期判別回路202から演算回路204に入力される。
演算回路204はDTE及びDDEに基づき多相クロック信号CKLIPから選択するクロック信号を決定する。決定されたクロック信号のサフィックスDTは、演算回路204からクロック選択回路105に入力される。クロック選択回路105は、DTに応じて、多相クロック信号CKLIPから一つのクロック信号CLKSを選択する。選択されたクロック信号CLKSは、出力制御ロジック106に入力される。出力制御ロジック106は、クロック信号CLKSをトリガとして、出力バッファ107を介して出力信号DOUTを出力する。これによって、入力された同期信号BDに同期した出力信号DOUTが出力される。
次に、本位相同期回路200における各信号のタイミングについて、図5のタイミング・チャートを参照して説明する。CKLIP[n1]は、第1の同期判別回路201によって決定されたクロック信号、CKLIP[n2]は、第2の同期判別回路202によって決定されたクロック信号である。CKLIP[n3]は、クロック選択回路105によって選択されたクロック信号である。CKLIP[n0]は、実施の形態1と同様に、入力された基準信号BDに同期する仮想的なクロック信号を示している。
[]内の数字はクロック信号を特定するサフィックスを示しており、クロック選択回路105に選択されるクロック信号のサフィックス(n3)と、第1同期判別回路201及び第2同期判別回路のそれぞれに選択されるクロック信号のサフィックス(n1)、(n2)は、(n3=n1−(n2−n1)=2*n1−n2)の関係を満たしている。つまり、(DT=DTE−(DDE−DTE))である。なお、この演算においてキャリーは切り捨てられる。a、b、c、d、eの各遅延時間は、図3に示された時間と同様である。また、xはレプリカ遅延回路203の遅延時間であり、x=(a+b+c+d+e)の関係を満たし、各内部回路の遅延時間を含んでいる。このように、レプリカ遅延回路203によって、内部回路による各遅延が補償される。尚、遅延を生ずる回路要素は回路構成によって変化するものであり、本形態の回路構成に限定されるものではないことはいうまでもない。
多相クロック信号CLKIPの位相に対して、出力信号DOUTの位相は、クロック選択回路105、出力制御ロジック106及び出力バッファ107による遅延(c+d+e)が存在する。このため、入力基準信号BDに同期した出力信号DOUTを出力するため、クロック信号CLKIP[n3]の位相は、仮想クロック信号CLKIP[n0](出力信号DOUT)に対して、(c+d+e)の時間分進んでいる必要がある。
ここで、各信号間の位相差(タイミングのずれ)を見ると、入力された基準信号BDに対して、入力回路101、102で遅延された基準信号BD2は、(a+b)時間分遅れている。また、レプリカ遅延回路203は、基準信号BD2Dを、基準信号BD2に対して、x(=(a+b+c+d+e))の時間分遅れさせる。第1の同期判別回路201によって選択されるCKLIP[n1]はBD2と同期し、第2の同期判別回路202によって選択されるCKLIP[n2]はBD2Dと同期している。
演算回路204は、DTEとDBの位相差及びDDEとDTEの位相差に基づいてDTを決定することによって、基準信号BDに同期した主力信号DOUTを出力することができる。本例において、演算回路204によって選択されるクロック信号CKLIP[n3]は、(n3=n1−(n2−n1)=2*n1−n2)によって決定される。CKLIP[n3]は、CKLIP[n1]に対して、CKLIP[n2]とCKLIP[n1]の位相差分の時間だけ進んでいる。CKLIP[n2]とCKLIP[n1]の位相差分の時間はxであるので、CKLIP[n3]は、CKLIP[n1]に対して、xだけ進んでいる。CKLIP[n1]は、入力された基準信号BDに対して、(a+b)の時間分遅れている。従って、CKLIP[n3]は、基準信号BDに対して、(c+d+e)の時間分進んでいる。
仮想クロック信号CLKIP[n0]は入力された基準信号BD及び出力信号DOUTと同期している。CKLIP[n3]は、基準信号BD、仮想クロック信号CLKIP[n0]及び出力信号DOUTに対して、(c+d+e)の時間分進んでいる。これは、上記した要求される関係を満たしている。
上記のように本実施形態によれば、多相クロック信号を使用して、入力された基準信号に同期した出力信号を生成することができる。レプリカ遅延回路には基準信号が入力され、基準信号を所定の遅延時間分遅らせる。多相クロック信号を遅延させる場合と比較し、レプリカ遅延要素を多相クロック分用意することが必要とされないため、回路面積及び消費電流を小さくすることができる。また、レプリカ遅延要素間の素子特性ばらつきによる問題を避けることができる。
尚、上記例においては、2つの同期判定回路201、202には同一の多相クロック信号が入力されているが、例えば、一方に入力される多相クロック信号は遅延されていてもよい。また、レプリカ遅延回路203に入力される基準信号と第1の同期判別回路201に入力される基準信号が同期していることは必要とされない。これらの場合においては、レプリカ遅延回路203の遅延時間を適切に設定することによって、入力された基準信号に同期した出力信号を生成することができる。これらの点は、以下の実施形態の説明において同様である。
ここで、第1の同期判別回路201の構成例を、図6を参照して説明する。また、図7には、第1の同期判別回路201のタイミング・チャートが示されている。本例においては、CLKIP[253]が選択される例が示される。第1の同期判別回路201は、複数(本例では256)のフリップ・フロップから構成されるフリップ・フロップ群211と、フリップ・フロップ群211からの出力信号FFに応じて8ビット信号DTEを生成するエンコーダ212を備えている。フリップ・フロップ群211のそれぞれのフリップ・フロップに、多相クロック信号CLKIPのそれぞれと、クロック信号としての基準信号BD2が入力される。
図7に示すように、フリップ・フロップ群211の出力信号FFは、BD2の立ち上がりで変化する。多相クロック信号CLKIPのうち、基準信号BD2と位相の合う(同期する)クロック信号が入力されるフリップ・フロップ(FF[253])の出力はHとなる。また、フリップ・フロップ(FF[253])の後のフリップ・フロップ(FF[254])の出力はLとなる。このように、基準信号BD2と同期するクロック信号が入力されるフリップ・フロップ及びその後のフリップ・フロップの出力信号によって“H”、“L”のビット・パターンが生成される。
エンコーダ212はこのビット・パターンを検出し、いずれのクロック信号が基準信号BD2と位相が合っているかを判別し、結果を8ビット・データにエンコードする。本例においては、CLKIP[253]とBD2の位相が合っていると判別し、CLKIP[253]のサフィックスである253を8ビットにエンコードして出力する。
実施の形態3.
図8は、他の実施形態に係る位相同期回路300の概略構成を示すブロック図である。位相同期回路300は、実施の形態2で説明された位相同期回路200の構成において、演算回路301が位相同期オフセットを調整する機能を備えている。その他の点は位相同期回路200と同様である。演算回路301における演算処理は、(DT=DTE−(DDE−DTE)+OFFSET=2*DTE−DDE+OFFSET)に従って実行される。OFFSETを外部もしくは内部回路から与えることによって、位相同期位置を調整することが可能となる。尚、DTEは演算回路301によって2倍され、キャリーは切り捨てられるので演算回路301への入力は[6:0]でよく、演算回路301の入力端子が一つ削除されている。
図9は位相同期回路300のタイミング・チャートを示している。レプリカ遅延回路203の遅延時間xに遅延誤差yが加算されている。入力信号のスルーレートや出力付加容量などの外部要因の変動が大きい場合、高精度のレプリカ遅延回路を構成することが困難な場合がある。このようなケースにおいて、レプリカ遅延回路203の遅延時間には遅延誤差yが生ずる。図9に示すように、演算回路301のOFFSETの値は、遅延誤差yを補償する値に設定される。具体的には、y=周期/多相クロック数×OFFSETの関係となる。その他の点は、実施の形態2において説明されたタイミング・チャートと同様である。
演算式から理解されるように、CKLIP[n3]は、CKLIP[n1]に対して、CKLIP[n2]とCKLIP[n1]の位相差分からOFFSETを差し引いた時間だけ進んでいる(OFFSET分遅れる)。CKLIP[n2]とCKLIP[n1]の位相差分の時間はxであるので、CKLIP[n2]は、CKLIP[n1]に対して、x=(a+b+c+d+e+y)だけ進んでいる。CKLIP[n1]は、入力された基準信号BDに対して、(a+b)の時間分遅れている。
従って、CKLIP[n3]は、基準信号BDに対して、(c+d+e+y)からOFFSETを差し引いた時間分進んでいる。ここで、OFFSETが遅延誤差yを補償する値であるので、CKLIP[n3]は、基準信号BDに対して、(c+d+e)の時間分進んでいることとなり、必要とされる条件が満たされる。このように、OFFSETを適切な値に設定することによって、位相同期回路300内の誤差を補償することができる。あるいは、45°シフト、90°シフトなどのオフセットを付けた同期も容易に実現することができる。
図10は、図8に示された演算回路301の補正機能を向上した演算回路401を備える位相同期回路400が示されている。演算回路401の演算式は、(DT=DTE−(DDE−DTE)×MUL+OFFSET)と表される。レプリカ遅延回路203によるレプリカ遅延時間(DDE−DTE)にMULを乗じることによって、位相同期位置を調整する。尚、MULは必ずしも整数である必要はない。
MULは可変値として外部から与えることによって、OFFSETと共に位相同期位置の調整に使用することができる。あるいは演算回路401内において固定値として設定することができる。例えば、MUL=2と設定することによって、レプリカ遅延回路203の遅延時間を半分にすることができる。これにより、レプリカ遅延回路203の面積を低減することが可能となる。尚、MULはOFFSETと共に使用する必要はない。
その他の実施形態.
図11は、実施の形態2において説明された第1の同期判別回路201の他の構成例を説明するタイミング・チャートである。図11においては、クロック信号CLKIP[253]が基準信号BD2と同期する例が示されている。本例におけるフリップ・フロップ分211の構成は、上記説明と同様である。本例においては、エンコーダ212のエンコード処理が上記例と異なる。本例において、エンコーダ212は3ビット以上のビット・パターンを検出することによって、同期クロック信号を判別する。
図11の例において、エンコーダ212は4ビットのビット・パターンによって同期信号を判別する。本例においては、クロック信号CLKIP[253]が基準信号BD2と同期するが、エンコーダ212はフリップ・フロップの出力FF[251:254]に基づいて同期クロック信号を判別する。FF[251:253]は、それぞれHレベルであり、FF[254]はLレベルとなる。このため、4ビット・パターン“H、H、H、L”を検出することによって、BD2はCLKIP[253]と同期していると判別する。このように、3ビット以上のビット・パターンによって同期クロック信号を判別することによって、フリップ・フロップのばらつきによって期待した以外のフリップ・フロップから“H、L”のビット・パターンが出力された場合であっても、正確に同期クロック信号を判別することができる。
最後に、図12は、本発明の位相同期回路400に多相クロック信号生成回路501を付加した回路構成を示している。多相クロック信号生成回路501は、広く知られた回路構成を使用することができ、説明は省略される。多相クロック信号生成回路501は、1相のクロックCLKRに同期して多相クロック信号CLKIPを出力する。位相同期回路400の構成及び動作については上に説明した通りである。これによれば、1相のクロックCLKRを入力として、基準信号BDに同期した出力信号DOUTを出力することができる。
第1の実施形態における位相同期回路100の概略構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における多相クロック信号CKLIPのタイミングを示している。 第1の実施形態における位相同期回路における各信号のタイミングを示すタイミング・チャートである。 第2の実施形態における位相同期回路の概略構成を示すブロック図である。 第2の実施形態における位相同期回路の各信号のタイミングを示すタイミング・チャートである。 第2の実施形態における第1の同期判別回路の構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態における第1の同期判別回路のタイミング・チャートである。 他の実施形態における位相同期回路の概略構成を示すブロック図である。 他の実施形態における位相同期回路のタイミング・チャートである。 他の実施形態における補正機能を向上した演算回路を備える位相同期回路の概略構成を示すブロック図である。 第1の同期判別回路の他の構成例を説明するタイミング・チャートである。 本発明の位相同期回路に多相クロック信号生成回路を付加した回路構成を示すブロック図である。 従来の技術における位相同期回路の概略構成を示す回路図である。 従来の技術における位相同期回路のタイミング・チャートである。
符号の説明
100 位相同期回路、101 入力バッファ、102 入力制御ロジック、
103 同期判別回路、104 レプリカ遅延回路、
105 クロック選択回路、106 出力制御ロジック、
107 出力バッファ、200 位相同期回路、201 第1同期判定回路、
202 第2同期判別回路、203 レプリカ遅延回路、204 演算回路、
211 フリップ・フロップ、212 エンコーダ、300 位相同期回路、
301 演算回路、400 位相同期回路、401 演算回路、
410 可変遅延回路、501 多相クロック信号生成回路、
710 位相比較器、720 遅延制御回路、730 可変遅延回路、
740 レプリカ遅延回路、750 データ出力制御回路

Claims (8)

  1. 入力された信号に同期した出力信号を生成する位相同期回路であって、
    入力クロック信号に応じて前記出力信号を出力する出力回路と、
    前記入力された信号に同期した出力信号を前記出力回路が出力するように、多相クロック信号の中から前記出力回路に入力されるクロック信号を選択する選択回路と、
    前記入力された信号に応じた基準信号と前記多相クロック信号との位相を比較し、第1の同期クロック信号を決定する第1の同期判別回路と、
    前記基準信号よりも遅延した遅延基準信号を出力するレプリカ遅延回路と、
    前記遅延基準信号と前記多相クロック信号との位相を比較し、第2の同期クロック信号を決定する第2の同期判別回路と、
    前記第1の同期判別回路と前記第2の同期判別回路との判別結果に基づき、前記多相クロック信号から、クロック信号を決定する決定回路と、
    を備え、
    前記選択回路は、前記決定回路の決定に基づき、前記多相クロック信号から前記クロック信号を選択する、
    位相同期回路。
  2. 前記入力された信号に同期するタイミングに対して、前記出力回路における遅延時間分早いタイミングのクロック信号が前記出力回路に入力される、請求項1に記載の位相同期回路。
  3. 前記レプリカ遅延回路による遅延によって、前記選択回路による遅延及び前記出力回路による遅延が補償される、請求項1又は2に記載の位相同期回路。
  4. 前記入力された信号が入力される入力回路をさらに備え、
    前記レプリカ遅延回路による遅延によって、さらに、前記入力回路による遅延が補償される、請求項に記載の位相同期回路。
  5. 前記決定回路は位相同期オフセットを調整する、請求項1又は2に記載の位相同期回路。
  6. 前記決定回路は、前記レプリカ遅延回路による遅延時間の乗算値を使用して位相同期位置を調整する、請求項1又は5に記載の位相同期回路。
  7. 前記選択回路は、前記入力された信号に同期するタイミングに対して、前記選択回路及び前記出力回路における遅延時間分早いタイミングのクロック信号を選択する、請求項1に記載の位相同期回路。
  8. 前記多相クロック信号のそれぞれを特定するサフィックスが定義されており、
    前記判定回路は、前記第1の同期クロック信号のサフィックスと前記第2の同期クロック信号のサフィックスとに基づき、前記クロック信号を決定する、
    請求項に記載の位相同期回路。
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