JP4136846B2 - ダイブダウンシート - Google Patents

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本発明は自動車用シート、詳しくは、シートバックの前倒れに連動させてシートクッションを前方に移動させながら車内のフロア上に下降させて前倒したシートバックの背面を荷物の積載面とするダイブダウンシートに関する。
この種のダイブダウンシートは、例えば、特開2002ー154360号公報に開示されるように、シートクッションの後端をシートバックの下端部に回動可能に連結し、シートバックの下端をフロアに固定し、前記シートクッションの前端をフロアにリンクで連結すると共に、シートクッションの後部とシートバックとをヒンジアームで連結している。
特開2002ー154360号公報
従って、以上の従来品はシートバックの前倒れに連動してシートクッションが前方に下降するが、シートバックを前倒れさせると、そのシートバック又はヘッドレストが前席のシートバックに干渉する虞れがあった。
そのため、斯る干渉を避けるために、前倒れさせるシートバックからヘッドレストを取り外したり、前席を前方に退避させたりしなければならない不具合があった。
そこで、本発明は斯様な従来品のダイブダウンシートの不具合を除去することを目的とする。
以上の目的を達成するための本発明に係るダイブダウンシートは、フロア上に設置してシートバックの下部をフロアに対して前後方向にスライド自在且つロック可能に支持すると共にシートバックを前倒可能に取付けるスライド部材と、シートバックの前倒れに連動して前記スライド部材のロックを解除するロック解除手段と、シートクッションの後部を前記シートバックの側部中央に設けた縦長の長孔内にスライド自在に軸支するアーム部材と、前記シートクッションとフロア間に連結してシートクッションを前方および下降位置に案内するリンク部材とを有する構成である。
シートバックを前倒させるために前傾させると、それに連動してスライド部材のロックが解除され、シートクッションが前方にアーム部材により移動する。そしてシートバックはアーム部材の軸支部回りに後方回転するため、スライド部材により後方に移動する。そして、更に、シートバックの前傾させると前席のシートバックと干渉するが、その反力でシートバックの下部は更に後方にスライドする。そのため、自動的に前席のシートバックとの干渉を避けることができ、シートバックは支障なく下降したシートクッション上に前倒れすることができる。
また、前記アーム部材を前記シートバックの側部中央に設けた縦長の長孔内にスライド自在に軸支しているため、シートバックが前傾して前席シートバックと干渉すると、シートバックはアーム部材の軸支部の長によって、シートクッションと独立して移動することが可能となり、前席シートバックからの反力、およびシートバックの重力によって、シートバック下部は自動的に後方に移動する。
本請求項1の発明によれば、シートクッションが前方および下方に移動するダイブダウンシートでありながらシートの前後調整ができる。また、シートバックの前倒れ操作に連動して自動的に前席シートバックとの干渉を避けることができるので、前席シートを予め前方に退避させて置く必要もなく、使い勝手、および操作性が向上する。加えて、前席のシートバックとの干渉を避けるために、ヘッドレストを取り外す必要もない。
加えて、本発明によれば、シートバックがシートクッションに対して独立して移動できる。従って、シートバックを前倒させるために前傾させた状態で、前席のシートバックに干渉すると、その前席のシートバックからの反力及び前傾状態のシートバックの重力によってシートバックの下部は後方に移動して前席のシートバックに対する干渉を避け支障なく前倒れできる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1、図2はダイブダウンシートの使用状態を示し、図中SCはシートクッション、SBはシートバック、1は可動レール11と固定レール10とからなるスライド部材、2はスライド部材1のロック解除手段、3はシートクッションの後部をシートバックの側部中央に軸支するアーム部材、4はシートクッションSCの底部前側とフロアF1とを連結するリンク部材を各々示す。
従って、シートバックSBはスライド部材によってシートクッションSC方向にスライド自在に取付けられ、スライド部材1を構成する可動レール11と、シートバックSBを構成するサイドフレーム5の下端部との間に配設したリクライニング装置(不図示)によって前倒可能及び後傾可能に取付けられている。
スライド部材1はシートバックSBの後方フロアF3に対して低く、且つシートクッションSCを格納するフロアF1に対して高いフロアF2に締結した左右一対の固定レール10と、この固定レール10にスライド自在に係合する可動レール11とから構成されているスライドレールで、従来自動車用シートの前後位置調節用として使用されているスライドレールと同様なものである。
従って、固定レール10側には多数のロック孔10A…が開孔され、このロック孔10Aに挿入係止するロック片20が可動レール11側に設けてあり、図示するロック片20は上下方向にスライド自在に可動レール11側に取付けられ、ばね(不図示)の弾力により、ロック方向に付勢されている。図中11A…は、固定レール10内を転動する可動レール11のローラを示す。
なお、前記ロック片20は操作レバー(不図示)の操作力によってロック解除方向である上方に移動するように構成されている。
以上の可動レール11にはシートバックSBのフレーム、例えば、前記サイドフレーム5の下端部が従来周知の構造のリクライニング装置(不図示)によって取付けられている。そのため、シートバックSBは前倒及び後傾可能に、しかも、前後方向にスライド自在にスライド部材1に取付けられている。
以上のスライド部材1とサイドフレーム5とに、リリース片21と突片22とからなるスライド部材1のロック解除手段2が設けてある。
即ち、ロック解除手段2はシートバックの前倒れに連動してスライド部材のロックを解除するウォークイン機構と同一のもので、例えば、スライド部材1の可動レール11には、L字状のリリース片21がその略中央をピン21Aで回動自在に枢着され、このリリース片21の一端側に前記ロック片20がピン21Bによって枢支され、他端側にサイドフレーム5側に固着した突片22の下部22Bが突き当たる突当部21Cが設けてある。
そのため、シートバックSBを軸着部5Aを回転中心に前傾させると、突片22の下部22Bが後方に回動するため、リリース片21の突当部21Cが同方向に回動する。そのため、リリース片21の一端側が上方に回動する。これにより、ロック片20が上方にばねの弾力に抗してスライドして、スライド部材1のロックが解除される。
シートバックSBのサイドフレーム5には、縦長の長孔51が開孔され、この長孔51内にスライド自在に前記アーム部材3の後端が支軸3Aによって軸支されている。
従って、アーム部材の後端をサイドフレーム5に設けた縦長の長孔51内にスライド自在に軸支することにより、シートバックSBがシートクッションSCに対して独立して移動可能となる。
アーム部材3の前端は、シートクッションSCの後部内に配設したクッションフレーム(不図示)に一体に溶接又はクッションフレームの一部を延設して形成している。
従って、シートクッションSCの後部は、アーム部材3によってシートバックSBの側部中央に支持されている。
シートクッションSCの前部は前記リンク部材4によって支持され、リンク部材4はフロアF2とシートクッションSCのクッションフレーム前部とを回動自在に連結している。
従って、シートクッションSCは、リンク部材4の下端を中心に前方且つ下方に移動してフレームF2上に折り畳まれて格納されるように構成されている。
以上の如く構成されているため、図1、図2に示すダイブダウンシートの使用状態において、スライド部材1のロックを操作部材を操作して解除すると、ダイブダウンシートの前後位置が前後に調節可能となる。
また、リクライニング装置により、シートバックSBの傾動角度も調節できる。なお、図1において、図中FSBは前席のシートバックを示す。
そして、ダイブダウンシートの不使用時に、ダイブダウンシートを折り畳み格納し、シートバックの背面を荷物の積載面とする場合は、まず、図3に示すように、リクライニング装置により、シートバックSBのスライド部材1に対するロックを解除して、シートバックSBを前倒させる。
これにより、図4に示すように、シートバックSBのサイドフレーム5が前方に回動するため、突片22の下部22Bは後方に回動してリリース片21を回動させる。そのため、ロック片20が上方に移動してスライド部材1のロックが解除される。
そして、シートバックSBを前傾させると、シートバックSBの下部はスライド部材1上を前方にスライドし、それに伴ってシートクッションSCも前方且つ下方に移動する。
以上のシートバックSBの前倒れによってシートバックSBに設けたヘッドレストHが前席のシートバックFSBに干渉すると、図示するように、アーム部材3がシートバックSBの長孔51にスライド自在に軸支しているものにおいては、シートバックSBがシートクッションSCに対して独立して自動的に移動する。
この移動は、前席のシートバックFSBからの反力およびシートバックSB自体の重力によってなされる。
そのため、シートバックSBは前席のシートバックFSBに干渉することなく、更に支障なくシートバックSBを前傾でき、図5に示すように格納され、格納状態のシートバックSBの背面が荷物の積載面となる。
以上のシートバックSBにアーム部材3によってシートクッションSCは連結されているため、シートバックSBの前倒れに連動してシートクッションSCはフロアF2上に折り畳まれて格納される。
この状態において、シートバックSBは図6に示すようにスライド部材1の後方にスライドする。
そして、シートバックSBが後方にスライドすると、ロック片20が固定レール10の係止孔10A内に挿入してロックするように形成されている(不図示)。
本発明に係るシートの使用状態を示す説明図である。 図1の部分拡大断面図である。 図1の状態よりシートバックを前傾させた状態を示す説明図である。 図3の部分拡大断面図である。 図3の状態よりシートバック、シートクッションを格納した状態を示す説明図である。 図5の部分拡大断面図である。
符号の説明
SB…シートバック SC…シートクッション 1…スライド部材 2…ロック解除手段 3…アーム部材 4…リンク部材

Claims (2)

  1. フロア上に設置してシートバックの下部をフロアに対して前後方向にスライド自在且つロック可能に支持すると共にシートバックを前倒可能に取付けるスライド部材と、
    シートバックの前倒れに連動して前記スライド部材のロックを解除するロック解除手段と、
    シートクッションの後部を前記シートバックの側部中央に設けた縦長の長孔内にスライド自在に軸支するアーム部材と、
    前記シートクッションとフロア間に連結してシートクッションを前方および下降位置に案内するリンク部材とを有するダイブダウンシート。
  2. 前記アーム部材は前記シートバックの側部中央に設けた縦長の長穴内に軸支してなる請求項1記載のダイブダウンシート。
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