JP4135169B2 - 建築用開閉機におけるブレーキ制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の出入り口や通路等に建付けられ、煙感知器や火災感知器等の異常感知器の感知に伴い自重降下するように構成された建築用開閉機におけるブレーキ制御装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種建築用開閉機のなかには、これが例えばシャッター装置を構成する開閉機である場合、開閉機の駆動に伴う巻取り軸の回転によりシャッターカーテンが開口部を開閉するように構成されており、この場合に、開閉機にブレーキ装置を設け、開閉機の正逆駆動時にはブレーキ装置を解除状態とする一方、開閉機の停止状態ではブレーキ装置を制動状態にして、シャッターカーテンの自重に基づく巻取り軸の回転(シャッターカーテンの自重降下)を規制するようにしたものがある。そして、このようなシャッター装置を所謂防火シャッターとした場合、ブレーキ装置に、火災等の異常時に煙感知器等の異常感知器、周囲の人が緊急と判断したとき操作する手動操作レバー等を連動させ、火災が発生したようなときに感知器の感知やレバー操作に基づいてブレーキ装置を解除状態としてシャッターカーテンを自重降下させるように構成している。そしてこのようなものでは、ブレーキ装置に、該ブレーキ装置を解除状態と制動状態とに切換えるべく変姿するブレーキ制御装置を設け、該ブレーキ制御装置を異常感知器の感知や操作レバーの操作に基づいて変姿させるようにしており、このようなブレーキ制御装置としては、例えばブレーキ装置を構成する一方のブレーキ板に設けられたソレノイドが知られており、該ソレノイドを、異常感知器の感知や、手動操作レバーのレバー操作に基づいて励磁させることで、ブレーキ板を開閉機の出力軸方向に変位させて他方のブレーキ板に対して離間せしめ、これによって、ブレーキ装置を制動状態から解除状態に切換えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、このようにブレーキ制御装置をソレノイドで構成した場合、火災等が発生して異常感知器の感知やレバー操作の以前の段階で停電が生じてしまったような場合では、シャッターカーテンを閉鎖できなくなってしまう。そこで、ブレーキ板に手動用操作紐を取付け、該手動用操作紐の手動操作によりブレーキ板を出力軸の軸方向に強制的に変位させて、シャッターカーテンを手動で閉鎖できるようにすることが試みられている。ところが、このように構成した場合、手動用操作紐は下方に向けて引き操作されるのに対し、該引き操作により制動解除されるブレーキ板は出力軸の軸方向に変位する。このため、手動用操作紐を上下方向に作用する力は、左右方向(出力軸方向)に作用する力に変換された状態でブレーキ装置を解除することになり、この分、手動用操作紐による操作の円滑性が損なわれるうえ、大きな力が必要になって操作性に劣るという問題があり、ここに本発明が解決しようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、ブレーキ装置を備えた開閉機を巻取り軸に連結し、ブレーキ制御装置によるブレーキ解除に伴い巻取り軸が回転し、巻取り軸に連結された開閉体が自重降下して開口部を閉鎖してなる建築用開閉機におけるブレーキ制御装置において、前記ブレーキ制御装置を、係脱自在に構成された第一、第二の回転体で構成する一方、第一回転体の第二回転体に対する強制的な相対回転に基づいてブレーキ解除をするようブレーキ装置に連動するとともに、異常感知器の感知に基づいて作動する作動体に連動して回転し、第一回転体を強制回転せしめる第一解除体と、開口部に設けられる緊急閉鎖レバーの手動操作に連動して回転し、第一回転体を強制回転せしめる第二解除体とを設けて構成した建築用開閉機におけるブレーキ制御装置である。
そして、このようにすることにより、ブレーキ解除のためのブレーキ制御装置を操作性および作動性の優れたものにできる。
請求項2の発明は、請求項1において、第一解除体と第二解除体とは互いに相対回転自在に構成されている建築用開閉機におけるブレーキ制御装置である
請求項3の発明は、請求項1または2において、作動体はプランジャで構成されている建築用開閉機におけるブレーキ制御装置である
請求項4の発明は、請求項2または3において、第一解除体と第二解除体とは、第二解除体に枢支された作動アームにより連結されて一体回転する構成とし、前記作動アームがプランジャの作動に伴い連結解除することで、第一、第二解除体とが相対回転するように構成されている建築用開閉機におけるブレーキ制御装置である
請求項5の発明は、請求項2、3または4において、ブレーキ制御装置の第一回転体は、第一解除体とのあいだに形成された係脱自在な係合部の係合に基づいて一体回転するように構成されている建築用開閉機におけるブレーキ制御装置である
請求項6の発明は、請求項2、3、4または5において、第一回転体には操作紐が連結され、該操作紐の引き操作により第一解除体との係合が回除される状態で、第二回転体に対する強制的な相対回転ができるように構成されている建築用開閉機におけるブレーキ制御装置である
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図1〜図11の図面に基づいて説明する。
図面において、1は建築物の開口部を開閉する自重閉鎖式シャッター装置のシャッターカーテンであって、該シャッターカーテン1は、手動式の開閉機2に連動連結された巻取りドラム(巻取り軸)3に巻装されており、開閉機2の正逆駆動に伴う巻取りドラム3の回転により、シャッターカーテン1を巻取り、巻出しするように構成され、これによって、シャッターカーテン1が開口部を開放する開放姿勢と、開口部を閉鎖する閉鎖姿勢とに姿勢変姿するが、これらの基本構成は何れも従来通りの構成となっている。
尚、4は開口部左右両側部に立設され、シャッターカーテン1の両側縁部を移動案内するためのガイドレール、5は開閉機2および巻取りドラム3を収納するべく、開口部上方の躯体に取付けられるシャッターケースである。
【0006】
前記開閉機2は角筒状のケーシング6に収納されており、ケーシング6の筒軸方向が左右方向を向き、巻取りドラム3に並列する状態で躯体に取付けられている。そして、ケーシング6の一方の筒端からは筒軸と同方向を向く出力軸7が回動自在な状態で突出しており、該出力軸7の突出先端部に形成された出力軸スプロケット7aと、巻取りドラム3の一方の筒端部から突出するドラム側スプロケット3aとがチェーンを8を介して連動連結され、これによって、開閉機出力軸7と巻取りドラム3との連動連結がなされている。
【0007】
前記ケーシング6の一方の端部(一端部)は、第一、第二軸受部6a、6bが一体形成された出力軸収納部Gに形成されており、これら第一、第二軸受部6a、6bに軸受7b、7cを介して出力軸7が軸承されるが、該出力軸7はケーシング6の軸芯とは上方に偏芯する状態で配設されている。前記出力軸収納部Gの他方側(他端部側)には、ケーシング6の下方に位置して第三、第四軸受部6c、6dが形成された第一減速軸収納部D1が形成されており、これら第三、第四軸受部6c、6dに第一減速軸9が軸受9a、9bを介して軸承されている。前記第一減速軸9は、一端側軸部外周面に出力軸7の他端部に一体的に形成された連結ギア部7dに噛合する小径ギア部9cが刻設される一方、他端側に大径の大径ギア9dが形成されている。さらに、第一減速軸収納部D1の他端側には、第五、第六軸受部6e、6fが形成された第二減速軸収納部D2が形成されており、これら第五、第六軸受部6e、6fに第二減速軸10が軸受10a、10bを介して軸承されているが、この第二減速軸10の一端に形成される小径ギア部10cが第一減速軸9の大径ギア部9dに噛合しており、これによって、第二減速軸10は、第一減速軸9を介して減速された状態で出力軸7に動力伝動されるように設定されている。
【0008】
前記第二減速軸収納部D2の他端側、即ち、ケーシング6の他端側部には、やや大径となった筒状空間に構成され、該筒状空間が、ブレーキ装置(制動装置)11を収納するブレーキ装置収納部Bになっている。そして、ブレーキ装置収納部Bには、第二減速軸10の他端部10dが突出しており、該突出他端部10dに、ブレーキ装置11を構成する円板状の第一ブレーキ板12が一体的に取付けられている。該第一ブレーキ板12は、一端側面にガバナ(調速機)12aが取付けられており、シャッターカーテン1の負荷が巻取りドラム3を介して伝動される出力軸7の回転速度を調整するように設定されており、また、第一ブレーキ板12の他端側の外径側面部に摩擦部12bが一体的に設けられている。
【0009】
一方、13は第一ブレーキ板摩擦部12bに離接自在に当接する制動面部13aを備えた第二ブレーキ板であって、該第二ブレーキ板13には、第一ブレーキ板12に固定された第二減速軸10と同芯状で、かつ、ケーシング6(ブレーキ装置収納部B)から基端側に突出する状態で伸長するブレーキ軸14の先端部が一体的に止着されている。また、第二ブレーキ板13の外周部には外径方向に突出するラチェット歯13bが周回り方向並列状に形成されており、該ラチェット歯13bがケーシング6に組込まれたラチェット15に係合するように構成されている。
そして、ラチェット15は、第二ブレーキ板13がシャッターカーテン1を開放する方向に回動することは許容するが、閉鎖する方向への回動は規制するように設定されている。これによって、第二ブレーキ板13が第一ブレーキ板12に弾圧状に当接する状態ではブレーキ装置11は制動状態となって、第二ブレーキ板13と第一ブレーキ板12とは、シャッターカーテン1の開放方向へは一体回動して出力軸7の開放作動を許容するが、閉鎖方向への回動は規制されて出力軸7の回動規制をするように設定されている。
これに対し、第二ブレーキ板13が第一ブレーキ板12と離れている状態(ブレーキ装置の解除状態)では、第二ブレーキ板12(出力軸7側)は、シャッターカーテン1を開閉する何れの方向へも回動でき、子の状態において、シャッターカーテン1の自重閉鎖がなされるように設定されている。
尚、6gは第二ブレーキ板12を外嵌するように配されたカップ体であって、該カップ体6gはケーシング6に固定されている。
【0010】
さて、ケーシング6の他端側には、ブレーキ装置収納部Bから突出するブレーキ軸14を外嵌するようにブレーキ制御装置Rが配されるが、該ブレーキ制御装置Rを構成する角筒状のハウジング16は、ケーシング6の端側部に一体的に固定されている。前記ハウジング16は、一端側に底面16aが形成され、該底面16aから端側に突出するようにして細筒部16bが形成されている。そして、細筒部16bに、ブレーキ装置収納部Bから突出するブレーキ軸14が遊嵌状に挿通されるが、細筒部16bの端側には支持筒部16cが一体的に形成されており、ブレーキ軸14は支持筒部16cにより、回動自在かつ、軸方向移動自在に支持されている。また、細筒部16b内にはブレーキ軸14に外嵌する付勢弾機14aが弾装されており、ブレーキ軸14を、一端側、つまり第二ブレーキ板13が第一ブレーキ板12に当接する方向であってブレーキ装置を制動状態とする方向に向けて付勢するように設定されている。
【0011】
そして、細筒部16bの外周に第一、第二リング体(本発明の第一、第二回転体に相当する)17、18、そして、第三リング体19が軸方向に並列する状態で外嵌されているが、最も一端側の第三リング体19は、ケーシング底面16aに対して固定される状態で配されている。また、第三リング体19の軸方向端側に隣接して配される第一リング体17は細筒部16b外周に対して遊嵌状に配されており、一端側のリング面が、第三リング体19の端側のリング面に対しコロ20を介して当接しており、第三リング体19に対して回転摺動自在となるように構成されている。一方、最も基端側に位置する第二リング体18は支持筒部16cの外周に軸方向基端側への移動が自在な状態で外嵌されているとともに、ストッパリング14bを介し、ブレーキ軸14に対して軸方向への移動が規制される状態で連結されている。
【0012】
さらに、前記第一、第二リング体17、18とは、互いに対向(隣接)するリング面17a、18aに、それぞれ互いに係脱する凹凸部(菊座状部)17b、18bが周回り方向に複数形成されており、これらのあいだに複数のコロ20が介装されている。尚、これら凹凸部17b、18bは、ともに軸方向長さHのストロークに設定されている。そして、これら第一、第二リング体17、18は、リング面17a、18aの凹凸部17b、18bが互いに係合して軸方向の対向間距離がゼロ(0)になっている係合姿勢では、第二リング体18に一体取付けされた第二ブレーキ板13が、第一ブレーキ板12に当接してブレーキ装置11を制動状態とするように設定されている。これに対し、後述するように第一リング体17が第二リング体18に対しコロ20を介して回転(図4において矢印X方向に回転)した場合、凹凸部17b、18b同志の係合が解除され、リング面17a、18aの凹凸部17b、18bが位置ズレする状態で当接することにより、第二リング体18が基端側に変位するように設定されており、これによって、第一、第二リング体17、18同志の軸方向の対向間に所定間隔が存する離間姿勢となり、第二リング体18に連結の第二ブレーキ板13が第一ブレーキ板12から離間してブレーキ装置を解除状態とするように設定されている。
【0013】
さらに、前記第一リング体17の外周部には、外径側に突出しするとともに周回り方向に長く、かつ、径方向に略対向する一対の第一、第二の取付け突部17c、17dと、外径方向に突出する第一突部17eと、第二リング体18外周部に向けて(軸方向他端側に向けて)突出する第二突部17fとが一体形成されている。
また、第二リング体18の外周部には、第一リング体17外周部側に向けて(軸方向一端側に向けて)突出し、その突出端部が折曲されて上方に向いて延出される姿勢保持用突部18cが形成されているとともに、該姿勢保持用突部18cの矢印X方向の外周部に、外径方向に突出する突部18dとが一体形成されている。
【0014】
前記第二リング体18は、姿勢保持用突部18cが、ハウジング16の上側面に設けられた規制片16dによって、第二リング体18は軸回り方向両方向への回転が規制されるように設定されている。さらに、ハウジング16の上側面には下方に突出するストッパ片16eが設けられ、姿勢保持用突部18cに係合している。
これこれに対し、第一リング体17は、第二取付け突部17dとハウジング16の下側面とのあいだに介装された第一付勢弾機21により、矢印反X方向に向けて付勢されており、第一リング体17の第二突部17fが第二リング体18の突部18dに対して矢印反X方向から弾圧状に係合することで、図4に示す非作動状態に姿勢保持されるように設定されており、この状態において、第一、第二リング体17、18同志は、凹凸部17b、18bが係合する係合姿勢となっており、ブレーキ装置11は制動状態となっている。
【0015】
そして、第一リング体17の第一取り付け突部17cには、下方に垂下する手動用操作紐22の基端部が固着されており、該手動用操作紐22を前記第一付勢弾機21の付勢力に抗して下方に引き操作することで、第一リング体17は矢印X方向に強制的に回転するように設定されている。このとき、第一リング体17の回転に伴い他端側に変位する第二ブレーキ板13がケーシング16の底面16aに当接することで、第一リング体17の回転は回転規制を受けるように設定されており、この状態において、第一回転体第一突部17eがケーシングストッパ片16eに係合している。これによって、手動用操作紐22を引き操作し続けているあいだは、図9に示すように、第一リング体17が強制回転している作動状態に姿勢保持されるように設定されている。そして、このように手動用操作紐22が引き操作されているあいだにおいて、第一、第二リング体17、18同志は、凹凸部17b、18bの係合が解除されて離間する離間姿勢となり、ブレーキ装置11が解除状態となって、シャッターカーテン1の閉鎖作動がなされるように設定されている。
【0016】
一方、23、24は第三リング体19の外周に互いに相対回動自在な状態で外嵌する第一、第二解除体であって、これら各第一、第二解除体23、24は、プレート状のリング体に形成されている。前記第一解除体23は、中央部に一端側に突出する貫通筒孔23aが形成され、該貫通筒孔23aが第三リング体19の外周部に外嵌し、該第三リング体19の外周にガイドされる状態で回動するように設定されている。さらに、第一解除体23は、図7に示すように、左上方部位には凹溝状の切欠き部(カム溝)23bが形成され、右上方部位には右側に突出する復帰レバー23cが一体形成されており、該復帰レバー23cの先端部が、ハウジング16の右側面に穿設された貫通孔16fを介して外部に突出されている。そして、第一解除体23は、復帰レバー23cが貫通孔16fの上下ストローク内における移動範囲に対応する範囲の回転が許容されるように設定されている。尚、25は、復帰レバー部23cに設けられた第二付勢弾機であって、第一解除体23を矢印X方向への回転方向に向けて付勢するように設定され、この付勢状態において、第一解除体23は、復帰レバー23cが貫通孔16fの下側孔端に移動規制を受ける後述する作用姿勢となるように設定されている。
【0017】
一方、前記第二解除体24は、第一解除体23の基端側に配されており、リング状の貫通孔24aが第三リング体19の外周に外嵌し、該第三リング体19の外周にガイドされる状態で回動するように設定されている。この第二解除体24の左方部位には、左側取付け突部24bが左方に突出するように形成されており、該左側取付け突部24bに、L字形に形成された作動アーム26のコーナー部が枢軸26aを介して枢支されている。前記作動アーム26の上方に延出される一片部26bは断面略冂字形に形成され、上端部の対向脚片間に係合ピン26cが支架されており、該係合ピン26cは、前記第一解除体23に形成された切欠き部23bの矢印X方向への回転方向手前側に位置する肩部23eに係脱自在に係合するように設定されている。さらに、第二解除体左側取付け突部24bの左端部には長孔24eが形成されており、該長孔24eと前記作動アーム一片部26bとのあいだに図示しない弾機が介装されている。これによって作動アーム26は、係合ピン26cが第一解除体肩部23eに係合する側に向けて付勢され、係合ピン26cが第一解除体23と係合している状態において、第一、第二解除体23、24とは、互いに矢印X方向への回転については一体回転する連結状態となり、係合解除されている状態において互いに相対回転する非連結状態となるように設定されている。
また、第二解除体24の右方部位には、右側取付け部24cが右方に突出するように形成されており、該右側取付け部24cに開設された孔24dに、ワイヤ取付けユニット27のホルダ部27aを支持するピン27bが遊嵌状に支持されている。
【0018】
前記ワイヤ取付けユニット27は、開口部に設けられた手動操作レバー28に一端が連結されたワイヤ29の他端部が固定される部材であって、前記ホルダ部27aと、該ホルダ部27aに対し上下方向位置調整自在に一体化されたワイヤ連結部27cとで構成されている。因みに、27dはワイヤ連結部26bの下端部に弾装された緩衝弾機である。前記ワイヤ連結部27cは上下方向に長く形成され、上端部はハウジング16の上側面に上下方向移動に貫通ガイドされる一方、下端部には一端がハウジング16の下側面に取付けられた第三付勢弾機30の他端部が取付けられ、これによって、ワイヤ取付けユニット26を下方に向けて付勢するように設定されている。そして、前記手動操作レバー28が操作されていない非操作状態においてワイヤ29は緊張状態に引っ張られており、この状態では、ワイヤ取付けユニット27は、前記第三付勢弾機29に抗してワイヤ29の引っ張り力により上側に引っ張られ、ホルダ部27aがハウジング16の上側面に当接する移動規制状態となっており、これによって、手動操作レバー28が非操作状態では、第二解除体24は非作用姿勢に姿勢保持されるように設定さている。
【0019】
一方、31はハウジング16の下側面に設けられた継電器であって、該継電器31は、内装されるソレノイドの励磁に伴い突出状に設けられたプランジャ(本発明の作動体に相当する)31aが所定量だけ没入するように構成されているものであるが、前記ソレノイドは、煙感知器や温度感知器等の異常感知器Sに接続され、異常感知に基づいて励磁するように設定されている。そして、プランジャ31aの先端部には係合部31bが形成されており、第二解除体24に枢支された作動アーム26の他片部先端26dは、第二解除体24が前記非作用姿勢において、前記係合部31bの没入軌跡上に位置するように設定されている。そして、ソレノイドの励磁に伴い、プランジャ31aは、該プランジャ31aを突出方向に付勢する弾機31cに抗して没入し、これによって係合部31bが作動アーム他片部先端26dを矢印Y方向へ変位させるように設定されている。
【0020】
そして、第一、第二解除体23、24とは、第二付勢弾機25により矢印X方向に回転して作用姿勢になっている第一解除体23を強制的に矢印反X方向に回転せしめ、前記肩部23eに作動アーム26の係合ピン26cを係合させ、第二解除体24を前記非作用姿勢にセットすることで、ともに非作用姿勢に姿勢保持されるように設定されている(図10(A)参照)。
この第一解除体23の非作用姿勢において、一端側面の外周下方部位には、基端側(第一リング体17側)に向けて突出する係合突片23dが折曲形成されているが、該係合突片23dは、前記非作動状態における第一リング体17一端側面の下部位と右下方部位とから突出形成された第一、第二係合突片17g、17hとのあいだに位置するように設定されている。そして、非作動状態の第一リング体17の第一係合突片17gに対し、非作用姿勢の第一解除体係合突片23dが、矢印X方向への回転方向手前側から当接しており、後述するように、第一解除体23が非作用姿勢から矢印X方向に回転して作用姿勢に変姿する場合では、非作動状態の第一リング体17を第一係合突片17gを介して矢印X方向に強制回転させるように設定されており、このようにして、ブレーキ装置11とブレーキ制御装置Rとの連動がなされるように構成されている。
【0021】
そしてこのものにおいて、手動操作レバー27の操作がなされず、異常感知器Sが異状を感知してソレノイドが励磁され、継電器31のプランジャ31aが所定量没入した場合では、プランジャ31aが没入して係合部31bにより作動アーム他片部先端26dが矢印Y方向へ変位し、これによって、作動アーム26が弾機に抗して枢軸26aを支点として矢印Y方向に揺動し、係合ピン26cの第一解除体肩部23eとの係合が解除されるように設定されている。このようになると、第一解除体23は、第二付勢弾機25の付勢力を受けて第二解除体24に対して矢印X方向に相対回転して作用姿勢に変姿し、これに伴い、第一リング体17は、第一付勢弾機21の付勢力に抗して第一係合突片部17gが係合片23dにより押しやられる状態で矢印X方向に強制回転するように設定されており、もって、異常感知器Sの感知に伴いブレーキ装置11が制動状態から解除状態に切換わり、シャッターカーテン1の閉鎖を行うように設定されている(図10(B)参照)。
【0022】
一方、異常感知器Sからの感知はなく、手動操作レバー28のみが手動操作された場合、ワイヤ29の引っ張り力が緩む状態になり、これによって、ワイヤ取付けユニット26は第三付勢弾機30の付勢力を受ける状態で下動し、該下動に伴い、第二解除体24が矢印X方向に回転して作用姿勢となるように設定されている。このとき、第二解除体24は作動アーム26を介して第一解除体23と矢印X方向への回転は一体に回転するように連結されているため、第一解除体23も第二解除体24とともに矢印X方向に回転し、これによって、第一リング体17は、第一係合突片部17gが係合片23dにより第一弾機21の付勢力に抗して押しやられる状態で矢印X方向に強制回転するように設定されており、もって、手動操作レバー28の手動操作に伴いブレーキ装置11が制動状態から解除状態に切換わり、シャッターカーテン1の閉鎖を行うように設定されている(図11参照)。このとき、作動アーム26は第二解除体24とともに一体に回転しており、係合ピン26cと第一解除体肩部23eとの係合は解除されない状態となっている。
【0023】
そして、このブレーキ装置11の制動状態を制動解除状態に復帰する操作は次のようにして行うことができる。
つまり、手動操作レバー28の操作を行った後では、第一、第二解除体23、24の両者が矢印X方向に回転しており、これらは作動アーム26の係合ピン26cにより連結された状態になっている。このため、第一解除体23の復帰レバー23cを上方に強制的に押し上げることで、第一、第二解除体23、24が一体に矢印反X方向に回転して非作用姿勢に復帰するように設定され、該第一解除体23の非作用姿勢への変姿に伴い、第一リング体17が第一付勢弾機21の付勢力に基づいて矢印反X方向に回転して、ブレーキ装置11を制動状態に復帰するように設定されている。この状態では、ワイヤ取付けユニット27は前記上側位置に変位するがワイヤ29は緩んだ状態のままであり、手動操作レバー28を元状態に戻すことで元状態に復帰できるようになっている。
因みに、第一解除体23の外周に形成されている切欠き部23bは、前述したように、復帰レバー23cを押し上げて第一解除体23を非作用姿勢にしたとき、いまだ非作用姿勢に復帰していない第二解除体24の作動アーム26の係合ピン26dを受けるために形成されているものである。
【0024】
また、異常感知器Sのみが作動した状態では、図10(B)に示すように第一解除体23のみが回転した状態となっており、この状態では、復帰レバー23cを上動させることにより元状態に復帰できるようになっている。
【0025】
そして、本実施の形態の自閉式シャッター装置は、シャッターカーテン1が閉鎖され、かつ、ブレーキ装置11が制動状態に復帰された状態とすることにより、シャッターカーテン1を開放作動することができるが、この場合に、ブレーキ軸14の基端部に設けられる手動開放装置32の操作紐32aを操作してブレーキ軸14を開放方向に回転させることで、シャッターカーテン1の開放ができるように構成されている。
尚、33は第一リング体17の第一取り付け突部17cに対向して配設されたマイクロスイッチであって、該マイクロスイッチ33は第一リング体17の回転状態を、第一解除体23の外周部に設けた検出用突片23fに当接することで検出し、ブレーキ装置11が制動状態であるか否かを監視するように設定されている。
【0026】
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、ブレーキ装置11の設けられた開閉機2に連結されたシャッターカーテン1は、ブレーキ制御装置Rを構成する第一リング体17の外周に設けられた手動用操作紐22を下方に引き操作することで強制回転させることによって閉鎖作動が行われるが、この場合に、ブレーキ制御装置Rは、前述したように、第一、第二リング体17、18を用いて構成され、第一リング体17の第二リング体に対する相対的な強制回転に基づいてブレーキ装置11のブレーキ解除を行うように構成されている。このため、手動用操作紐22を下方に引き操作する方向が、第一リング体17外周の接線方向となって第一リング体17の強制回転のための作動を軽快なものとすることができ、従来の操作紐を下方に引き操作することでブレーキ制御装置を左右方向(軸方向)に変位させるもののように、操作紐の操作が重くなってしまうことがない。この結果、手動用操作紐22の操作を円滑かつ軽快に操作することができて、操作性の優れたものにすることができる。
【0027】
さらにこのものでは、開口部に設けられた手動操作レバー28に基づくブレーキ装置11の解除と、異常感知器Sの感知に基づくブレーキ装置11の解除とができるような構成となっているが、この場合に、ブレーキ制御装置Rを構成する第一リング体17を強制回転せしめる第一、第二解除体23、24もリング体で構成され、手動操作レバー27や異常感知器Sの作動に基づいて回転作動を行う構成となっているので、第一リング体17の強制回転方向と略一致していて、必要以上に大きな作動力を必要とすることがなく、作動性および操作性に優れたものにできる。
【0028】
しかもこのものでは、ブレーキ装置11を制動状態に復帰させるべくブレーキ制御装置Rの第一、第二解除体23、24を非作用姿勢に復帰させる操作は、開口部に設けられた手動操作レバー28を操作した状態で第一解除体23の復帰レバー23cを上動させるようにして行うことができ、その後、手動操作レバー28を元状態(ワイヤ29を引っ張る状態)にセットすることで、容易に行うことができる。
【0029】
尚、本発明は前記実施の形態に限定されないことは勿論であり、第一、第二リング体とは、互いに相対回転することにより互いの対向間隔が変化する構成であればよい。
また、本実施の形態では、第4、9図の仮想線で示されるように、第二取り付け突部17dに上方に延出する第二ワイヤ34が連結されており、該ワイヤ34が、別途設けた異常感知器等の警報装置の感知に伴い駆動する電動モータの巻取り部に連結されている。そして、前記異常感知に伴い電動モータを所定時間のあいだ駆動せしめることで、ワイヤ34を所定量だけ上方に引っ張り第一リング体17を矢印X方向に強制回転させ、ブレーキ装置11を解除状態とするように設定されている。そして、前記異常感知時では、電動モータの駆動時間を、シャッターカーテン1が全閉になるために必要な時間に設定しておくことで、シャッターカーテン1が全閉になることに伴い、ワイヤ34の引っ張り作動が停止され、ブレーキ装置11を制動状態に復帰して、シャッターカーテン1の閉鎖作動を自動的に停止できるようになっている。
さらに、開閉機としては、前記実施の形態のように手動により駆動されるものの他、ブレーキ装置と減速機構とのあいだに電動モータを組込んだ電動式のものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】自重閉鎖式シャッター装置を説明する概略正面図である。
【図2】開閉機の断面正面図である。
【図3】図3(A)、(B)はそれぞれ開閉機のブレーキ制御装置部の側面図、正面図である。
【図4】開閉機の側面図である。
【図5】図5(A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれ第一リング体の側面図、側面図、正面図、図5(A)のA−A断面図である。
【図6】図6(A)、(B)、(C)はそれぞれ第二リング体の側面図、図6(A)のA−A断面図、側面図である。
【図7】第一解除体の側面図である。
【図8】第二解除体の側面図である。
【図9】開閉機の側面図である。
【図10】図10(A)、(B)はそれぞれブレーキ制御装置の作動状態を説明する側面図である。
【図11】ブレーキ制御装置の作動状態を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 シャッターカーテン
2 開閉機
7 出力軸
11 ブレーキ装置
13 第二ブレーキ板
14 ブレーキ軸
16 ハウジング
17 第一リング体
18 第二リング体
20 コロ
21 第一付勢弾機
22 手動用操作紐
23 第一解除体
23e
24 第二解除体
25 第二付勢弾機
26 作動アーム
26c 係合ピン
27 ワイヤ取付けユニット
28 手動操作レバー
29 ワイヤ
30 第三付勢弾機
31a プランジャ
R ブレーキ制御装置

Claims (6)

  1. ブレーキ装置を備えた開閉機を巻取り軸に連結し、ブレーキ制御装置によるブレーキ解除に伴い巻取り軸が回転し、巻取り軸に連結された開閉体が自重降下して開口部を閉鎖してなる建築用開閉機におけるブレーキ制御装置において、前記ブレーキ制御装置を、係脱自在に構成された第一、第二の回転体で構成する一方、第一回転体の第二回転体に対する強制的な相対回転に基づいてブレーキ解除をするようブレーキ装置に連動するとともに、異常感知器の感知に基づいて作動する作動体に連動して回転し、第一回転体を強制回転せしめる第一解除体と、開口部に設けられる緊急閉鎖レバーの手動操作に連動して回転し、第一回転体を強制回転せしめる第二解除体とを設けて構成した建築用開閉機におけるブレーキ制御装置。
  2. 請求項において、第一解除体と第二解除体とは互いに相対回転自在に構成されている建築用開閉機におけるブレーキ制御装置。
  3. 請求項1または2において、作動体はプランジャで構成されている建築用開閉機におけるブレーキ制御装置。
  4. 請求項2または3において、第一解除体と第二解除体とは、第二解除体に枢支された作動アームにより連結されて一体回転する構成とし、前記作動アームがプランジャの作動に伴い連結解除することで、第一、第二解除体とが相対回転するように構成されている建築用開閉機におけるブレーキ制御装置。
  5. 請求項2、3または4において、ブレーキ制御装置の第一回転体は、第一解除体とのあいだに形成された係脱自在な係合部の係合に基づいて一体回転するように構成されている建築用開閉機におけるブレーキ制御装置。
  6. 請求項2、3、4または5において、第一回転体には操作紐が連結され、該操作紐の引き操作により第一解除体との係合が回除される状態で、第二回転体に対する強制的な相対回転ができるように構成されている建築用開閉機におけるブレーキ制御装置。
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