JP4133774B2 - 液晶プロジェクタ装置および液晶プロジェクタ装置の冷却方法 - Google Patents

液晶プロジェクタ装置および液晶プロジェクタ装置の冷却方法 Download PDF

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Description

本発明は、液晶パネルを用いて映像を投写表示する液晶プロジェクタ装置に関し、特に液晶パネルおよび偏光板の冷却構造および冷却方法に関する。
液晶プロジェクタ装置は、光源の高輝度化や液晶ライトバルブの高精細化などにより画像品質を飛躍的に向上させてきており、現在ではホームシアター用途から業務用プレゼンテーションまで幅広く利用されている。
図21に、液晶プロジェクタ装置の基本的な構成を示す。液晶プロジェクタ装置1は、照明光学系2と、色分離光学系7と、結像光学系13との3つの光学系から編成されている。
照明光学系2は、メタルハライドランプや超高圧水銀ランプ等の高輝度ランプからなる光源3と、光源3の光を反射するリフレクタ4と、リフレクタ4からの反射光の照度分布を均一化する光インテグレータ5a,5bと、光源3からのランダム偏光を直線偏光に揃える偏光ビームスプリッタ(PBS)6とから構成されている。
色分離光学系7は、照明光学系2からの全光束を赤(R)・緑(G)・青(B)からなる各色光束に分離し、対応する各々の液晶パネルへ入射させるダイクロイックミラー8a,8bと、反射ミラー9a,9b,9c,9dと、リレーレンズ10a,10bとから構成されている。
結像光学系13は、色分離光学系7から入射される各色光束を与えられた画像情報にしたがって変調する光変調部14と、変調された各色光束を合成する色合成プリズム15と、合成された光束をスクリーン上に投影する投写レンズ16とから構成されている。
このうち結像光学系13の光変調部14は、透過型表示デバイスである液晶パネル17a,17b,17cと、液晶パネル17の入射面側に配置される入射側偏光板18a,18b,18cと、出射側面に配置される出射側偏光板19a,19b,19cから構成される。TN(Twisted Nematic)液晶パネルは特定の直線偏光成分しか取り扱えないため、入射側偏光板18a,18b,18cにおいて色分離光学系7からの各色光束を所定の偏光方向(P偏光)に揃え、そのP偏光光が液晶パネル17a,17b,17cで変調されたのち、変調光のS偏光成分のみが出射側偏光板19a,19b,19cから透過される。
ここでは、ランプ光を3原色に分離して3枚の液晶パネルで各々に変調を行う3板式の液晶プロジェクタ装置の光学構成を示したが、1枚の液晶パネルのみを用いた低輝度で安価な単板式の液晶プロジェクタ装置においても、同様の構成からなる光変調部が用いられている。
このような構成の光変調部14において、入射側偏光板18a,18b,18cと出射側偏光板19a,19b,19cは、各々1軸方向の偏光光のみを通過させ他の偏光光を遮蔽(吸収)するため発熱しやすく、また液晶パネル17a,17b,17cにおいてもパネル画素を囲むブラックマトリクスと呼ばれる格子状配線において透過光が遮光されるため、動作時には発熱を伴う。液晶パネル17a,17b,17cや入射側偏光板18a,18b,18c、出射側偏光板19a,19b,19cには有機材料が用いられることも多く、長時間にわたって波長の短い光が照射されたり高温環境に曝されると、パネル配向膜がダメージを受けたり、偏光選択特性が低下したりするなど、その機能が著しく損なわれてしまう。その結果、製品寿命が低下し、ユニット交換によるランニングコストの増加を招いたり、各色光特性の変動による合成投写画像の劣化を引き起こしたりするため、これらの光変調部には熱対策を施す必要がある。
以下に、入射側偏光板、出射側偏光板、および液晶パネル(以後、これらの部材をまとめて液晶ユニット23と呼称する。)の温度上昇を抑制するために従来用いられている冷却方法について説明する。
図22は強制空冷方式による液晶ユニットの冷却方法の一例を示す概略説明図である。図22(a)は、冷却構造ユニットの鳥瞰図を示しており、軸流ファンまたはラジアルファンからなる冷却ファン20は、液晶プロジェクタ筐体(図示せず)の吸気口から外気を取り入れ、ダクト21を介して冷却ファン20の出口から液晶ユニット直下のダクト開口部22まで冷却風を導風する。図22(b)に示すように、液晶ユニット23を構成する入射側偏光板18a,18b,18c、液晶パネル17a,17b,17c、出射側偏光板19a,19b,19cの各部材はそれぞれ離間して配置されており、その間隙を下方から上方へと冷却風が通過することにより、被冷却面の熱量を奪って冷却を行う。液晶ユニット23の排熱により高温になった空気流は、液晶プロジェクタ筐体の排気口から筐体外へ排出される。
液晶ユニットの冷却には空冷方式の他、液冷方式も用いられている。液冷方式は、冷媒液が充填された冷媒容器内に液晶ユニットの発熱部材を含浸させて、液晶ユニットに発生した熱を伝導性の高い冷媒液の自然対流によって輸送するものである。図23は、出射側偏光板の冷却に液冷構造を適用した一例を示す概念図である。図23(a)において、入射側偏光板18d、液晶パネル17d、出射側偏光板19d、色合成プリズム15が光の進行する順に間隙を設けて配置されている。出射側偏光板19dは、図23(b)の部分拡大図に示すように、金属フレーム24aの開口部に2枚の透明基板30aと30bとが隙間を設けて貼り合わせられ、その間に形成された内部空間に冷媒液31が充填されてなる冷却要素の透明基板30a面に貼付されて冷却される(例えば、特許文献1参照。)。
図24は、液冷構造の他の従来技術を示す概念図である。金属フレーム24b内に液晶パネル17eと出射側偏光板19eとが離間した状態で収納され、その内部空間に冷媒液31を充填・封入し、液晶パネル17eと出射側偏光板19eとが同時に冷却される(例えば、特許文献2参照。)。
いずれの例も、冷媒液を介して被冷却物から熱を奪い、対流により冷媒液を循環させて熱を金属フレームに輸送し、外部に設けた空冷ファンにより、冷媒液に含浸していない他の液晶ユニット材とともに金属フレームを冷却し放熱する構造である。
また、液晶ユニットを構成する液晶パネル自体の冷却能力を高める方法として、液晶パネルの入射面および出射面の片方もしくは両方に、液晶パネル構成部材よりも熱伝導率の大きな透過性薄板部材からなる放熱板等を接合する技術も開示されている(例えば、特許文献3参照。)。熱伝導率の高いプレートを発熱面に接合することにより、パネル面の熱拡散が大きくなり、冷却能力が向上する。
さらに、従来の液晶プロジェクタ装置では、各色光に対応した液晶パネルからの投射画像をスクリーン上で正確に重ね合わせるレジストレーション調整のために、液晶ユニットを構成する液晶パネルに上下・左右および回転方向の調整機能(光軸調整)を備えて、各パネル画素間のアライメントが可能なように構成されていることが多い。図25には、光学調整が可能な液晶パネルの支持方法の一例を示す。液晶パネル17cは、図25(a)に示すように、色合成プリズム15から離隔して支持されている。図25(b)の支持構造部の詳細断面図に示すように、液晶パネル17cは取付治具26cに保持・固定され、取付治具26cの4隅がホルダ突起部27で4点支持されており、光軸調整後に接着固定される。この結果、液晶パネル17c自体は、空中に固定されたような状態で支持される。このようなタイプの液晶パネルの放熱性を改善するために、液晶パネル(取付治具)とパネル固定枠(ホルダ突起部)とを熱伝導性接着用樹脂で固定する方法が開示されている(例えば、特許文献4参照。)。
特開2002−214596号 特開2002−357803号 特開2003−195421号 特開2003−75912号
以上説明した従来技術の液晶プロジェクタ装置において、まず冷却ファンによる強制空冷方式を用いた液晶プロジェクタ装置には次のような問題がある。
第1の問題点は騒音である。液晶プロジェクタ装置の高輝度化要求によりランプ出力が増加する一方で、装置の小型化要求により液晶パネルサイズは縮小傾向にあるため、必然的に液晶ユニットに入射される光束密度は増加し熱負荷が増大する。冷却ファンによる強制対流では、その平均熱伝達率が風速の1/2乗に比例するため、液晶ユニットで発生した熱を効果的に除熱するためには風速を増加させる必要がある。冷却風速の増加にはファンの大型化と高速化の2つの方法が考えられるが、前者は装置の小型化の要求に相反し、また、物理的に筐体内への実装が困難な場合も多い。そこで小型ファンを高速回転化して送風量を稼ぎ、冷却能力を確保することが行われるが、ファン回転数の増加は騒音の増加につながり利用者の快適性を阻害する。
第2の問題点は信頼性である。液晶プロジェクタ装置において光変調部を強制空冷によって冷却する場合、外気から取り込む冷却風の中に混入する塵埃が問題となる。液晶ライトバルブの画素サイズは1.3”のXGAで26μm四方程度であるため、数10μmオーダの埃がパネル結像側面に付着した場合、埃の拡大された影が映像とともにスクリーンに投影され画像品質を劣化させる。そこで、フィルタ機能を強化するために吸気口に目の細かいフィルタを装着することも考えられるが、ファンの吸気抵抗が増加し送風量が低下して十分な冷却性能が得られないという問題が生じる。
一方、液冷方式の液晶プロジェクタ装置には次のような問題がある。
第1の問題点は画像品質である。液晶ユニットの要素間(例えば図24における液晶パネル17eと出射側偏光板19eとの間)に冷媒液を充填すると光透過空間に液層が介在することになり、気泡の発生や熱輸送による冷媒密度変動、およびそれに起因した対流揺らぎ等で液層を透過する光の偏光が乱れ、出射側偏光板を通過する画像情報に齟齬が生じ、投写画像品質が劣化する。
第2の問題点は信頼性と実装性である。封入された冷媒液を介して液晶ユニットの放熱を行うため、冷媒液は使用に応じて膨張収縮を繰り返す。これに対応するため冷媒容器には調圧機構が設けられるが、長期使用に伴い調圧部材の破損による液漏れの危険が発生する。また冷媒容器の封止構造、調圧構造が複雑化すると光学エンジンの組立性が著しく阻害される。
さらに、上述した液晶パネルをホルダ部材で空中に固定するタイプの液晶プロジェクタ装置では、4点支持された突起部の接続面積では液晶パネルで発生した熱を吸熱するには不足し、かつ接着樹脂の熱伝導性能に制約されて十分な熱的接続が得られないという問題があった。また、他の偏光板と同様にホルダ部材の保持機構で固定すると、その剛性の影響を受けて、組立中もしくは動作中に液晶パネルのアライメントがずれる可能性があるが、空中に固定された液晶パネルの姿勢に影響を与えないように熱接続を行うことは困難であった。
以上の課題に鑑み、本発明の液晶プロジェクタ装置は、十分な冷却能力を有し低騒音で信頼性の高い液晶ユニットの冷却機構および冷却方法を提供することを目的とし、また、これによって、高輝度化と静音化を実現しつつ、長寿命で高い信頼性を有する液晶プロジェクタ装置および液晶プロジェクタ装置の冷却方法を提供することを目的とする。
本発明の液晶プロジェクタ装置は、光を変調する液晶パネルと、光軸に沿って、液晶パネルの前後に、液晶パネルと離隔して各々が配置された入射側偏光板および出射側偏光板と、液晶パネルと、入射側偏光板と、出射側偏光板とを保持する第1のホルダ部材と、冷媒液が通過する第1の水路を備え、第1のホルダ部材の、液晶パネル、入射側偏光板、および出射側偏光板を保持する面の反対側の面に設けられ、液晶パネル、入射側偏光板、または出射側偏光板から発生して第1のホルダ部材に伝達する熱を除熱する第1の熱交換器と、冷媒液を循環させる循環手段と、冷媒液を冷却する冷媒液冷却手段と、を有している。第1の水路は、液晶パネル、入射側偏光板、および出射側偏光板の各々と略対向する位置に設けられた受熱面を有している。
これによって、液晶パネルと、入射側偏光板と、出射側偏光板とから発生する熱は、これらを保持する第1のホルダ部材に伝達され、その熱を隣接する第1の熱交換器で除熱されるため、これらを除熱する強制空冷機構が不要となり、空冷方式で問題となる液晶ユニットへの塵埃の付着のおそれがなくなり、画像品質の劣化が生じない。また、大容量の空冷ファンがいらないため、静音性にも優れている。
本発明の液晶プロジェクタ装置においては、第1の熱交換器は、除熱のための冷媒液が通過する、内部に設けられた第1の水路を有し、冷媒液を循環させる循環手段と、冷媒液を冷却する冷媒液冷却手段とを有するように構成されており、このように液冷方式の冷却を行うことによって、冷却効率を一層高めることが可能となる。
第1の熱交換器は、第1のホルダ部材の、液晶パネル、入射側偏光板、および出射側偏光板を保持する面の反対側の面に設けられ、第1の水路は、液晶パネル、入射側偏光板、および出射側偏光板が第1のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置を通っている。したがって、液晶パネル等からの除熱は、第1のホルダ部材と第1の熱交換器とを介して行うため、光学系は基本的に冷媒液の影響を受けす、画像品質を損なうことがない。
また、本発明の液晶プロジェクタ装置は、液晶パネルと、入射側偏光板と、出射側偏光板とを、第1のホルダ部材との間で挟んで保持する第2のホルダ部材と、第2のホルダ部材に隣接配置されて、液晶パネル、入射側偏光板、または出射側偏光板から発生して第2のホルダ部材に伝達する熱を第2の熱交換器とをさらに有するように構成することもできる。この場合、第2の熱交換器は、除熱のための冷媒液が通過する、内部に設けられた第2の水路を有するように構成してもよい。
同様に、第2の熱交換器は、第2のホルダ部材の、液晶パネル、入射側偏光板、および出射側偏光板を保持する面の反対側の面に設けられ、第2の水路は、液晶パネル、入射側偏光板、および出射側偏光板が第2のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置を通るように構成することができる。
第1のホルダ部材と、液晶パネルの光入射側面および出射側面の少なくともいずれかとを接続し、液晶パネルで発生した熱を第1のホルダ部材に伝達する、可撓性のある熱伝導性シートをさらに有していてもよい。同様に、第2のホルダ部材と、液晶パネルの光入射側面および出射側面の少なくともいずれかとを接続し、液晶パネルで発生した熱を第2のホルダ部材に伝達する、可撓性のある熱伝導性シートをさらに有していてもよい。
さらに、液晶パネルの光入射側面および出射側面の少なくともいずれかに接合され、液晶パネルを構成するパネル構成部材よりも熱伝導率の大きな透過性薄板部材をさらに有してもよく、透明基板の少なくとも外周部を除いた部分に偏光フィルムを貼付して構成される入射側偏光板、または出射側偏光板、または双方の外周部に貼付され、透明基板よりも熱伝導率の大きなシート部材をさらに有するようにしてもよい。
第2のホルダ部材と第2の熱交換器の少なくともいずれかは、液晶パネルを制御する信号線が貫通する貫通孔を有しているので、信号線と第2のボルダ部材等との干渉を避けることができる。また、この場合、第2の水路は、貫通孔を避けて形成されている。
本発明の液晶プロジェクタ装置は、また、液晶パネルは、色光毎に変調する複数の液晶パネルを有し、第1の水路は、複数の液晶パネルのうち発生熱量の最も高い液晶パネルが第1のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置を最初に通るように構成されるので、液晶パネルをより効率的に冷却できる。同様に、第2の水路は、数の液晶パネルのうち発生熱量の最も高い液晶パネルが第2のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置を最初に通るように構成される。
ここで、複数の液晶パネルは青色光、緑色光、赤色光を各々変調する3枚の液晶パネルを有し、第1の水路は、青色光を変調する液晶パネルが第1のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置、緑色光を変調する液晶パネルが第1のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置、赤色光を変調する液晶パネルが第1のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置の順に通るようにすることで、発熱量の大きい青色光を変調する液晶パネルを効果的に冷却することができる。同様に、第2の水路は、青色光を変調する液晶パネルが第2のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置、緑色光を変調する液晶パネルが第2のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置、赤色光を変調する液晶パネルが第2のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置の順に通るようにしてもよい。
また、第1の水路は、液晶パネルと、入射側偏光板と、出射側偏光板とが第1のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置で、幅が広がっていように構成することができ、同様に、第2の水路は、液晶パネルと、入射側偏光板と、出射側偏光板とが第2のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置で、幅が広がっているように構成することができる。
ここで、複数の液晶パネルは青色光、緑色光、赤色光を各々変調する3枚の液晶パネルを有し、第1の水路は、青色光を変調する液晶パネルが第1のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置、緑色光を変調する液晶パネルが第1のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置、赤色光を変調する液晶パネルが第1のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置の順に大きな幅を有するようにすれば、より一層大きな冷却効果を得ることができる。同様に、第2の水路は、青色光を変調する液晶パネルが第2のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置、緑色光を変調する液晶パネルが第2のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置、赤色光を変調する液晶パネルが第2のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置の順に大きな幅を有するようにしてもよい。
本発明の液晶プロジェクタ装置は、また、第1のホルダ部材と第1の熱交換器との間に、発熱面が第1の熱交換器に、吸熱面が第1のホルダ部材に向いた熱電素子をさらに有してもよく、同様に、第2のホルダ部材と第2の熱交換器との間に、発熱面が第2の熱交換器に、吸熱面が第2のホルダ部材に向いた熱電素子をさらに有するようにしてもよい。
さらに、第1のホルダ部材は、液晶パネル、入射側偏光板、および出射側偏光板を一体に保持する単一の部材として構成することができ、同様に、第2のホルダ部材は、液晶パネル、入射側偏光板、および出射側偏光板を一体に保持する単一の部材として構成することができる。
さらに、液晶パネルは、液晶パネルを構成するセル別に所定の色光を通過させるカラーフィルタを有する1枚の液晶パネルを有するようなものであってもよい。
さらに、第1のホルダ部材を外面の一部とし、液晶パネルと、入射側偏光板と、出射側偏光板とを、光を供給する照明光学系、光を複数の色光に分光する色分離光学系、および色光別に変調された光を合成する結像光学系の少なくとも1つとともに密閉する光学系保持部材をさらに有していてもよい。同様に、第1および第2のホルダ部材を外面の一部とし、液晶パネルと、入射側偏光板と、出射側偏光板とを、光を供給する照明光学系、光を複数の色光に分光する色分離光学系、および色光別に変調された光を合成する結像光学系の少なくとも1つとともに密閉する光学系保持部材をさらに有していてもよい
本発明の液晶プロジェクタ装置の冷却方法は、光を変調する液晶パネルと、光軸に沿って、液晶パネルの前後に、液晶パネルと離隔して各々が配置された入射側偏光板および出射側偏光板と、液晶パネルと、入射側偏光板と、出射側偏光板とを保持する第1のホルダ部材とを有する液晶プロジェクタ装置の冷却方法であって、第1のホルダ部材の、液晶パネル、入射側偏光板、および出射側偏光板を保持する面の反対側の面に、冷媒液が通過する第1の水路を備えた第1の熱交換器を配置するステップと、冷媒液を循環させる循環手段と、冷媒液を冷却する冷媒液冷却手段と、を配置するステップと、液晶パネル、入射側偏光板、または出射側偏光板から発生し、第1のホルダ部材に伝達した熱を、第1の水路の、液晶パネル、入射側偏光板、および出射側偏光板の各々と略対向する位置に設けられた受熱面を介して、第1の水路の冷媒液に伝達するステップと、循環手段および冷媒液冷却手段によって、第1の水路の冷媒液に伝達した熱を除熱するステップとを有している。
本発明の液晶プロジェクタ装置の冷却方法は、また、光を変調する液晶パネルと、光軸に沿って、液晶パネルの前後に、液晶パネルと離隔して各々が配置された入射側偏光板および出射側偏光板と、液晶パネルと、入射側偏光板と、出射側偏光板とを間に挟んで保持する第1および第2のホルダ部材とを有する液晶プロジェクタ装置の冷却方法であって、第1のホルダ部材の、液晶パネル、入射側偏光板、および出射側偏光板を保持する面の反対側の面に、冷媒液が通過する第1の水路を備えた第1の熱交換器を配置するステップと、第2のホルダ部材の、液晶パネル、入射側偏光板、および出射側偏光板を保持する面の反対側の面に、冷媒液が通過する第2の水路を備えた第2の熱交換器を配置するステップと、冷媒液を循環させる循環手段と、冷媒液を冷却する冷媒液冷却手段と、を配置するステップと、液晶パネル、入射側偏光板、または出射側偏光板から発生し、第1のホルダ部材に伝達した熱を、第1の水路の、液晶パネル、入射側偏光板、および出射側偏光板の各々と略対向する位置に設けられた受熱面を介して、第1の水路の冷媒液に伝達するステップと、液晶パネル、入射側偏光板、または出射側偏光板から発生し、第2のホルダ部材に伝達した熱を、第2の水路の、液晶パネル、入射側偏光板、および出射側偏光板の各々と略対向する位置に設けられた受熱面を介して、第2の水路の冷媒液に伝達するステップと、循環手段および冷媒液冷却手段によって、第1および第2の水路の冷媒液に伝達した熱を除熱するステップとを有している。
以上説明したように、本発明の液晶プロジェクタ装置およびその冷却機構は液冷方式の冷却を行うため、無塵冷却が容易に実現できる。すなわち、空冷方式で問題となる液晶ユニットへの塵埃の付着のおそれがなくなり、画像品質の劣化が生じない。また、大容量の空冷ファンがいらないため、静音性にも優れる。
また、液晶ユニットを直接冷媒液に含浸させて対流放熱させる構造ではなく、ホルダ部材と熱交換器とを介して液冷モジュール側へ排熱する構造を採用した結果、光学系は基本的に冷媒液の影響を受けない。このため、画像品質を損なうことがなく、また、実装性にも優れている。
さらに、冷却部を液晶ユニットから独立した構造としているため、熱交換器や水路設計等を最適化することが容易となる。このため、液晶ユニットの構成や発熱量に応じた個々の条件に合わせて高い冷却能力を得ることができる。
以上により、高輝度化、静音化の要求に対応しつつ、長寿命で高い信頼性を有する液晶プロジェクタ装置およびその冷却機構ならびに冷却方法を提供することができる。
以下に、本発明に係る液晶プロジェクタ装置の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、液晶プロジェクタ装置の光学系および液晶ユニット冷却系を取り出して示した斜視図である。図2は、図1に示す液晶プロジェクタ装置を別の方向から見た斜視図である。図3は、液晶ユニットおよび液晶ユニット冷却系の一部を示す分解斜視図である。図4は、図3に示す液晶ユニットおよび液晶ユニット冷却系の正面図である。図5は、図1に示す液晶プロジェクタ装置の第1の熱交換器の内部構造を示す平面図である。
図1および図2において、液晶ユニット冷却系32aは、液晶ユニット23と液冷モジュール部33aとを有している。
液晶ユニット23は、図3および図4に詳細を示すように、各色光に対応した液晶パネル17a,17b,17cと、入射側偏光板18a,18b,18cと、出射側偏光板19a,19b,19cと、色合成プリズム15と、それらを一体保持する第1のホルダ部材34aとを有している。液晶パネル17a,17b,17c、入射側偏光板18a,18b,18c、出射側偏光板19a,19b,19cは、それぞれ各色光の入射面に対応して配置されており、従来の液晶プロジェクタ装置で用いられているものと共通である。各液晶パネル17a、17b、17cには、液晶パネル制御用の信号線であるフレキシブルプリント基板(以下、FPC25a、25b、25cという。)が各々取り付けられている。また、液晶ユニット23には、色合成プリズム15で合成された光束を画像として投射する投写レンズ16が接続している。なお、以下の説明で、液晶ユニット23の構造部材という場合、液晶パネル17a,17b,17c、入射側偏光板18a,18b,18c、出射側偏光板19a,19b,19c、および色合成プリズム15を意味する。
液晶ユニット23を保持する第1のホルダ部材34aは、例えばアルミやマグネシウム合金等の熱伝導性に優れ加工性の良好な材質で製作されており、液晶ユニット23の構造部材を所定の位置で一体的に固定する保持機構51aを備えている。第1のホルダ部材34aは、保持機構51aを介して、後述する第1の熱交換器36aと、液晶パネル、入射側偏光板、および出射側偏光板を保持する面の反対側の面で隣接配置され、熱的に接続している。
保持機構51aは、例えば固定溝や押さえ板等によって構成することができるが、これに限定されるものではなく、液晶ユニット23の構造部材を確実に固定し、かつ、第1のホルダ部材34aと第1の熱交換器36aとを熱的に接続できるものであればよい。液晶ユニット23の構成部材と保持機構51aとの接触面には、高熱伝導シートやシリコングリス、相変化シート等のサーマルインターフェイスを設けて接触熱抵抗をより小さくするようにしてもよい。
液冷モジュール33aは、冷媒液31を循環させる循環手段である配水ポンプ35と、冷却対象物に接続して受熱を行う第1の熱交換器36aと、冷媒液量を保証し熱膨張による体積変動を吸収するリザーバタンク40と、高温になった冷媒液31を冷却する冷媒液冷却手段であるラジエータ50とを有している。
液冷モジュール33aを構成する配水ポンプ35は、遠心ポンプや圧電ポンプが用いられる。配水ポンプ35は配管を介して第1の熱交換器36aに接続している。
第1の熱交換器36aは、図5に示すように、内部に冷媒液31が流れる第1の水路55aが設けられており、第1の水路55aは入口から入った冷媒液31が順次、各色の液晶パネルと対向する位置に設けられた受熱面56aを流れるように形成されている。
第1の熱交換器36aの下流にはラジエータ50が設置されている。ラジエータ50は直上に設けられたヒートシンク53と空冷ファン54とを有している。ヒートシンク53は、内部に冷媒液31が流れるラジエータ内水路(図示せず)を有し、また、周囲に多数のフィンが設けられている。空冷ファン54はフィンの近くに設けられ、冷媒液31の冷却を促進する。
ラジエータ50の下流には、リザーバタンク40が設置されている。リザーバタンク40は、配管接続部に使用される樹脂パイプ繊維孔からの冷媒抜け(蒸発)による冷媒液量損失を補填するとともに、熱膨張による冷媒液31の体積変動を吸収して、配管損傷や、気泡混入による配水ポンプ35の送水能力の低下や、配管詰まりを防止する。リザーバタンク40の出口は配水ポンプ35に接続して、全体として閉ループを形成している。なお、リザーバタンク40の位置はラジエータ50の下流に限定されず、全体のレイアウトを考慮して適宜定めることができる。
冷媒液31としては、プロピレンアルコールやプロピレングリコール等の不凍液を用いることが望ましい。
次に、液晶ユニット23の冷却動作について説明する。
第1のホルダ部材34aに一体保持された液晶ユニット23は、動作中、透過光の吸収により発熱する。発生した熱は、保持機構51aを介して第1のホルダ部材34aへ伝えられる。発熱源は入射側偏光板18a,18b,18c、出射側偏光板19a,19b,19c、および液晶パネル17a,17b,17cであるが、第1のホルダ部材34aにはこれらの発生熱が一括して伝達される。
一方、冷媒液31が配水ポンプ35によって第1の熱交換器36aに送られる。冷媒液31は第1の熱交換器36a内で、第1のホルダ部材34aを介して、液晶ユニット23の発生熱を除熱する。より詳細には、液晶ユニット23から第1のホルダ部材34aに伝達された熱が、第1の熱交換器36a表面から受熱面56aを介して冷媒液31へと輸送される。熱交換されて高温になった冷媒液31は、第1の熱交換器36a出口から排水され、ラジエータ50に送られる。冷媒液31は、ラジエータ50内のラジエータ内水路を循環している間に、ヒートシンク53と空冷ファン54により除熱されてリザーバタンク40を経由して、配水ポンプ35に戻る。以上の作用を繰り返して、液晶ユニット23で発生した熱は、冷媒液31を介して、最終的に大気に放出される。
冷媒液31の温度は外気温に依存するが、一例を示すと以下のようになる。例えば、外気温が30℃の場合、第1の熱交換器36a内部に循環流入する冷媒液温度は、定常時で40℃前後であり、受熱後は、液晶ユニット23の発熱量により、50℃〜60℃の高温になる。冷媒液31は、ラジエータ50で放熱され、外気温近く(ラジエータ容量により、35〜40℃)まで下がる。また、第1の熱交換器36aの受熱面56aの温度は冷媒液31の温度に依存するが、40℃程度となる。
以上説明したとおり、本実施形態の液晶プロジェクタ装置は、液冷方式を用いているため、空冷方式で問題となる塵埃による画像品質の劣化がなく、ファンも小型のものでよいため、静音化にも有利である。また、冷却構造が液晶ユニットと独立して設置されているため、液晶ユニットの機能が影響を受けにくく、高画質の映像を実現することができる。
次に、本発明に係る液晶プロジェクタ装置の第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。図6は、本発明の第2の実施形態の液晶プロジェクタ装置の液晶ユニットおよび液晶ユニット冷却系の一部を示す斜視図である。図6(a)は、液晶ユニット冷却系の組立斜視図を、図6(b)は、液晶ユニット冷却系の分解斜視図を各々示している。図7は、図6に示す液晶プロジェクタ装置の液晶ユニットおよび液晶ユニット冷却系の正面図である。
本実施形態の液晶プロジェクタ装置の液晶ユニット冷却系32bは、ホルダ部材および熱交換器を、液晶ユニットの上下面に1対で配置した点が第1の実施形態と異なっており、その他の点は同様である。
液晶ユニット23の下面と上面には、各々第1のホルダ部材34b、第2のホルダ部材34cが設置されている。また、第1のホルダ部材34b、第2のホルダ部材34cは各々、第1の熱交換器36b、第2の熱交換器36cと接続されている。第1のホルダ部材34b、第2のホルダ部材34cと第1の熱交換器36b、第2の熱交換器36cは、第1の実施形態で示した第1のホルダ部材34aおよび第1の熱交換器36aと同様の構造である。また、同様の保持機構51b、51cによって、液晶ユニット23は上下から保持固定され、かつ、第1のホルダ部材34b、第2のホルダ部材34cと第1の熱交換器36b、第2の熱交換器36cとが熱的に接続されている。なお、第1の熱交換器36b、第2の熱交換器36cと配水ポンプ35、ラジエータ50とを結ぶ配管構成も第1の実施形態から変更されている(図示せず)。その他の部分は実施形態1と同様に構成されており、第2の熱交換器36cの内部にも第1の熱交換器36bと同様の第2の水路(図示せず)が設けられている。なお、図6において、FPC25が第2のホルダ部材34c、第2の熱交換器36cを貫通しているが、この点は第4の実施形態で詳述する。
これにより、液晶ユニット23で発生した熱は、保持機構51b,51cを介して第1のホルダ部材34bおよび第2のホルダ部材34cへと伝えられ、さらに、受熱面56bおよび56c(図示せず)を介して一対の第1の熱交換器36bおよび第2の熱交換器36cによって除熱される。
このように液晶ユニットを上下面から同時に冷却することにより、液晶ユニットの冷却能力が一層向上し、液晶ユニットの温度を低く保つことができるとともに、液晶パネルや偏光板の光透過面温度分布をほぼ均等に保つことができ、色ムラの少ない良好な投写画像品質を得ることができる。
次に、本発明に係る液晶プロジェクタ装置の第3の実施形態について図面を参照しながら説明する。図8は、本発明の第3の実施形態の液晶プロジェクタ装置の液晶ユニットの一部を示す側方図である。以下の説明は、青色光用の液晶パネル17cを例に行うが、他色の液晶パネルにも適用できることは勿論である。
背景技術において説明したとおり、液晶プロジェクタ装置では、レジストレーション調整のために、液晶ユニットを構成する液晶パネルに上下・左右および回転方向の調整機能(光軸調整)を備えることが多い。第3の実施形態は、このような液晶プロジェクタ装置に適用できるものである。図8に示すように、液晶パネル17cは、色合成プリズム15から離隔して支持されている。液晶パネル17cは取付治具26cに保持・固定され、取付治具26cの4隅がホルダ突起部27で4点支持されて、光軸調整後に接着固定される。
本実施形態の特徴は、液晶パネル17cが固定される取付治具26に、可撓性を有する熱伝導性シート28aが貼付され、他端が第1のホルダ部材34aと接続している点にある。熱伝導性シート28aは例えば、厚さ100μm程度の片面粘着性グラファイトシートで製作することができる。
これによって、空中に固定された液晶パネル17cの保持姿勢に影響を及ぼすことなく、液晶パネル17cを、吸熱機能を有する第1のホルダ部材34aに熱的に接続し、冷却することが可能になる。すなわち、液晶パネル17cのアライメントを損なうことなく、第1のホルダ部材34aで効率的に吸熱することができるため、液晶パネル17cの冷却能力が向上し、パネル温度が抑制されて長寿命化が可能となる。また、パネル面温度分布が均質化されて、投写画像品質の改善にも役立つ。
本実施形態は、図8に示したものに限定されず、例えば、図9に示すように、図8と同様の可撓性の熱伝導性シート28a,28bを液晶パネル17cの前後面(入射面側および出射面側)に貼付してもよい。ここで、図9(a)は、液晶パネルの一部を取り出した側方図であり、図9(b)は、液晶パネルの一部を示す斜視図である。図9に示した実施形態は、特に、液晶パネル17cが厚み方向に顕著な温度勾配を持つ場合に、液晶パネル17cの前後から吸熱することができるため、より効果的に冷却することができる。また、熱伝導性シートは、実施形態2で説明した、液晶ユニット23の上面にある第2のホルダ部材34cと接続するように設けることも可能である。
次に、本発明に係る液晶プロジェクタ装置の第4の実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態は上述した第2の実施形態と組み合わせて適用される。図10A(a)は、本実施形態による液晶ユニットの一部を示す側方図、図10A(b)は、図10A(a)の図中Aで示した部分の部分拡大側方図である。また、図10Bは、本実施形態による液晶ユニットおよび液晶ユニット冷却系の一部を示す斜視図である。図11は、ホルダ部材の外形図を、図12は熱交換器の外形図を各々示す。また、図11、12において、(a)は上面から見た斜視図を、(b)は背面図を、(c)は上面から見た平面図を各々示している。
図10A(a)、(b)において、可撓性の熱伝導性シート28a、28bが液晶パネル17cの下方の前後面に貼付されている。同時に液晶パネル17cの上方の1面にも熱伝導性シート28cが貼付されている。熱伝導性シート28a、28bの他端は第1のホルダ部材34bに、熱伝導性シート28cの他端は第2のホルダ部材34cに各々接続している。
図11に示すように、液晶ユニット23を上下から保持する一対のホルダ部材のうち、FPC25a、25b、25cが伸張する側の第2のホルダ部材34cには、FPC25a、25b、25cが貫通する位置に貫通孔29R,29G,29Bが設けられている。また、図12に示すように、上下一対の熱交換器のうち、FPC25a、25b、25cが伸張する側の第2の熱交換器36cには、FPC25a、25b、25cが貫通する位置に貫通孔29R’、29G’、29B’が設けられている。図10BのA部に示すように、FPC25a、25b、25cはこれらの貫通孔を貫通して上に延びている(図10BにはFPC25cのみ示す。)。
液晶ユニット23の上面側の熱伝導性シート28cは、ホルダ部材34cおよび第2の熱交換器36cを貫通するFPC貫通孔29B、29B’からいったん上部に取り回されて、第2の熱交換器36cの上面(液晶ユニット23から見ると背面側)に接続している。
また、図12(b)には、ジャケット内の水路配置を示す。第2の熱交換器36cの水路は、各FPC貫通孔との干渉を避けて形成されるため、上下一対の第1の熱交換器36b、第2の熱交換器36cの水路配置は鏡面対象とはならない。すなわち、図5と比較して明らかなとおり、水路配置が上下の熱交換器で異なっている。
なお、上面側の熱伝導性シート28cは液晶パネル出射面側にしか貼付していないが、下面側と同様に入射面側にも貼付することができることは勿論である。
このようにして、FPC25が上部に張り出している場合においても、ホルダ部材や熱交換器と干渉することなく、FPC25を外部制御基板(図示せず)と接続することが可能になる。なお、熱伝導性シート28cがFPC25と干渉しない場合には、貫通孔を設けずに、第2のホルダ部材34cに直接接続してもよい。
次に、本発明に係る液晶プロジェクタ装置の第5の実施形態について図面を参照しながら説明する。図13は、本実施形態の液晶プロジェクタ装置の液晶パネルを示し、図13(a)は透過性薄板部材を取り付ける前の側方図、図13(b)はその斜視図、図13(c)は、透過性薄板部材を取り付けた後の斜視図である。また、以下の説明は、赤色光用の液晶パネル17aを例に行うが、他色の液晶パネルにも適用できることは勿論である。
図13各図に示すように、液晶ユニット23を構成する液晶パネル17aの入射側パネル面および出射側パネル面の両方に、液晶パネル17aのパネル構成部材37よりも熱伝導率の大きな透過性薄板部材38a,38bが接合されている。透過性薄板部材はいずれか1つの面だけに貼付してもよい。
透過性薄板部材38a,38bは、液晶パネル17aのパネル面に熱拡散を励起させる部材、すなわち熱特性的には、パネル構成部材37よりも熱伝導率の高い透過性部材であればよい。従来は、液晶パネル自体の冷却能力を高めるために液晶パネルに熱伝導率の高い放熱板を接合する場合、放熱板はサファイア基板に限定されており、コスト的に不利であったが、本実施形態では、例えば、熱伝導率が高く、サファイア基板よりも安価で、加工性に優れた水晶基板が利用可能である。また、所定の熱特性が得られれば、他の透過性のシート状部材を利用してもよい。
これによって、パネル面の熱拡散が大きくなり、液晶パネル17aのパネル面内温度分布がより平均化されるため、液晶パネル17aのパネル面内の最高温度が低下して、局所的な温度上昇を抑えることができる。また、これと同時に、液晶パネル17aのパネル面の外周部の温度が熱拡散によって上昇して、液晶パネル17aと第1のホルダ部材34aとの間の温度差が増加するため、液晶パネル17aの外周部と第1のホルダ部材34aとの熱交換がより一層促進されて、液晶パネル17aの平均温度も下がる。第3の実施形態で詳述した可撓性の熱伝導性シートをパネル面周囲に取り付けてホルダ部材に吸熱させても同様の効果を奏することができる。
次に、本発明に係る液晶プロジェクタ装置の第6の実施形態について図面を参照しながら説明する。図14は、本実施形態の液晶プロジェクタ装置の出射側偏光板を示すものであり、図14(a)はシート部材を取り付ける前の出射側偏光板の斜視図、図14(b)は、シート部材を取り付けた後の出射側偏光板の斜視図、14(c)は、出射側偏光板をホルダ部材に取り付けた状態を示す斜視図である。また、以下の説明は、緑色光用の出射側偏光板19bを例に行うが、他色の出射側偏光板や入射側偏光板にも適用できることは勿論である。
出射側偏光板19bは、ガラス基板39と偏光フィルム41とから構成されている。偏光フィルム41はガラス基板39の中央に貼付されており、ガラス基板39の外周部は、偏光フィルム41のない領域となっている。そして、偏光フィルム41のないガラス基板39の外周部に、ガラス基板39よりも熱伝導率の大きなシート部材42が貼付されている。シート部材42は、例えば第3の実施形態で例示したグラファイトシート等の片面粘着性の熱伝導性シートを用いることできる。シート部材42は偏光フィルム41の周囲に貼付されるので、透過性は不要であるが、迷光を励起しないものが望ましい。また、シート部材42を貼付する面は、出射側偏光板19bの入射側面、出射側面のどちらでもよいが、第1のホルダ部材34aの保持機構51dに押圧される側に貼付することが望ましい。
これにより、第5の実施形態と同様に、ガラス基板39面の熱拡散性能が向上し、偏光フィルム41を含むガラス基板39面内の温度分布が平均化され、偏光フィルム41の最高温度が低下する。また、偏光フィルム41の周囲温度、すなわちシート部材42を貼付したガラス基板39の外周部の温度が上昇するため、保持機構51dを介した第1のホルダ部材34aへの吸熱が促進される。しかも、保持機構51dとの接続面には、偏光フィルム41周辺に貼付したシート部材42が介在するため、出射側偏光板19bと第1のホルダ部材34aとの間の接触熱抵抗が低下し、吸熱効率がより一層向上する。このため、偏光フィルム41の平均温度も低下し、偏光板のより一層の長寿命化が図れる。
次に、本発明に係る液晶プロジェクタ装置の第7の実施形態について図面を参照しながら説明する。図15は、本実施形態の液晶プロジェクタ装置の熱交換器の内部構造を示す平面図である。
本実施形態の第1の熱交換器36dは、第1の水路55cの流入口43aおよび流出口44aが、共に投写レンズ16側に配置されており、流入口43aを青色光液晶パネル(図中Bで表記)側に、流出口44aを赤色光液晶パネル(図中Rで表記)側にしてU字形の第1の水路55cが形成されている(なお、本実施形態の以下の説明では、液晶パネルには入射側偏光板、出射側偏光板を含む。)。また、緑色光液晶パネル(図中Gで表記)はこれらの中間に位置している。このため、全体としては、青色、緑色、赤色の順に冷却されることになる。
このように水路を構成した理由は以下のとおりである。一般に光エネルギは短波長側で強くなるため、3板式の液晶プロジェクタ装置における光変調部では、光学素子(偏光板および液晶パネル)の吸光による発熱は青色光側が最も大きく、次いで光量の豊富な緑色光側が高温になり易い傾向にある。液晶パネルにおける色光毎の温度特性の不均衡は、液晶材料の動作速度特性を変化させ、R・G・B表示速度のばらつきによる高速表示画像品質の劣化を招く。また、偏光板についても、ユニット交換寿命は最も高温となる部材温度で律則されるため、各色光に対応した光変調部の温度特性はできるだけ一定に保つ必要がある。そこで、液晶ユニット23を搭載したホルダ部材と接続する第1の熱交換器36dにおいて、冷媒液31が青色光液晶パネル相当位置側から流入して、緑色光液晶パネル相当位置を通過し、最後に赤色光液晶パネル相当位置側から流出して液冷モジュール放熱部(図示せず)へ循環するように第1の水路55cを構成した。
これにより、より高温となる青色光液晶ユニット側に流入直後の低温な冷媒液31を供給し、比較的発熱の少ない赤色光液晶ユニット側は、受熱後に温度の上がった冷媒液31で冷却して、各色の発熱と冷却をバランスさせている。
また、図16に示すように、第1の水路55dの流入口43bおよび流出口44bを投写レンズ16の左右に配置し、同様に、流入口43bを青色用液晶パネル(図中Bで表記)側に、流出口44bを赤色用液晶パネル(図中Rで表記)側にして概略T字形の第1の水路55dを形成するようにしてもよい。
さらに、図17に示すように、第1の水路55eの水路幅を、青色用液晶パネル相当位置で最も広く(WB)、次いで緑色用液晶パネル相当位置(WG)、赤色用液晶パネル相当位置(WR)の順で狭くなるように設定してもよい。このような水路幅の設定は、各色光に対応した液晶ユニットの発熱比が大きく偏る場合には特に有効であり、より高温となる青色用液晶ユニット相当位置の冷媒液循環水路の水路面積(すなわち冷媒への吸熱面積)を広く設定することで冷却能力(ジャケット受熱能力)を大きく割り振っている。水路幅比率(WB:WG:WR)あるいは水路面積比率は各色光の液晶パネル発熱比率に応じて決定される。
なお、以上の実施形態は、実施形態2で説明した、液晶ユニット23の上面にある第2の熱交換器36cに対しても同様に適用できる。
次に、本発明に係る液晶プロジェクタ装置の第8の実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の液晶プロジェクタ装置は、液晶ユニットのさらなる長寿命化を目的として、液晶ユニットを常温以下まで冷却したい場合に適用可能なものである。図18Aは、液晶プロジェクタ装置の液晶ユニットおよび液晶ユニット冷却系の一部を示す斜視図である。図中(a)は斜視図を、(b)は側面図を示す。また、図18Bは図18A(a)に示す液晶ユニットおよび液晶ユニット冷却系の一部の分解斜視図である。
液晶ユニット23を保持する第1のホルダ部材34aと第1の熱交換器36aとの間に、低温側を第1のホルダ部材34a面に向けたペルチェ素子45aが挟み込まれている点が本実施形態の特徴である。ペルチェ素子吸熱面側46aに接続された第1のホルダ部材34aは外気温以下に冷却され、ペルチェ素子発熱面側47aに接続された第1の熱交換器36aは熱電素子の発熱を受熱する。そして、第1の熱交換器36aの熱は、冷媒液31を介して、最終的に液冷モジュールのラジエータ(図示せず)に放熱される。
ペルチェ素子吸熱面温度は、熱電素子部や光学素子部に結露が生じない温度範囲(>露点)に設定し、それ以上の冷却が必要な場合は結露対策を取ることが望ましい。また、ペルチェ素子発熱面温度は、冷媒液の沸点以下(<120℃)になるように設定することが望ましい。
一般的に、液晶ユニット冷却構造は、液冷モジュールの熱輸送プロセスの関係上、熱交換器部の温度を外気温以下まで下げることができず、前述したとおり、例えば外気温が30℃の場合、熱交換器の受熱面温度は40℃程度となり、液晶ユニット23の温度はこのジャケット表面温度に支配されることになる。しかし、ペルチェ素子を用いることで、液晶ユニットを外気温度以下まで下げることが可能となる。
図19は、前述した第2の実施形態で示した液晶ユニット冷却構造に対してペルチェ素子を適用したものである。液晶ユニット23を上下から保持する一対の第1のホルダ部材34b,第2のホルダ部材34cと、それに対応した上下一対の第1の熱交換器36b,第2の熱交換器36cとの間に、各々低温側をホルダ部材面に向けた一対のペルチェ素子45a,45bが接合されている。
これにより、ペルチェ素子吸熱面側46a,46bに接続された上下一対の第1のホルダ部材34b,第2のホルダ部材34cを外気温以下に冷却し、ペルチェ素子発熱面側47a,47bに接続された同じく一対の第1の熱交換器36b,第2の熱交換器36cから熱電素子の発熱を受熱し液冷モジュールのラジエータ(図示せず)で冷媒液31の冷却を行うことができる。
以上説明したように、ペルチェ素子を用いた液晶ユニット冷却構造を採用することにより、液晶ユニットの動作温度を大幅に下げることができ、液晶ユニットのさらなる長寿命化を達成することが可能になる。
次に、本発明に係る液晶プロジェクタ装置の第9の実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の液晶プロジェクタ装置は、液晶ユニット等への塵埃混入の防止を一層徹底するために用いることができる。図20は、液晶プロジェクタ装置の液晶ユニットおよび液晶ユニット冷却系の一部を裏側から示す斜視図である。
本実施形態の液晶プロジェクタ装置は、液晶ユニットをはじめとする光学エンジン部、すなわち、図21に示す照明光学系2、色分離光学系7、結像光学系13から構成される光学エンジン部を密閉構造としている点が特徴である。
光学系保持部材48は、光学エンジン部を構成する多数のレンズやミラーを保持・固定すると同時に、これらの光学エンジン部を密閉して取り囲み、液晶プロジェクタ装置1の筐体内部に隔離された空間部を形成している。また、光学系保持部材48の底面の一部はホルダ部材34aから構成されている。したがって、液晶ユニット23の冷却は実施形態1で示したのと同様な方法、すなわち、発生熱を固体熱伝導によって第1のホルダ部材34aに吸熱し、第1の熱交換器36aを介して冷媒液10によりラジエータ50から外気へ排熱することによって実現される。
本実施形態では、電源冷却や基板冷却、あるいはランプ冷却等を目的として従来技術と同様の方法により筐体内に外気を導入する場合でも、光学エンジン部は光学系保持部材48によって閉鎖され、筐体内循環気とほぼ隔離された状態で液晶ユニット23の冷却が行える。このため、液晶ユニット23への塵埃混入を遮断することができ、より一層信頼性に優れた液晶プロジェクタ装置を提供することが可能になる。本実施形態は、上述した第2〜第8の実施形態と適宜組み合わせて適用できることは勿論である。
以上、各実施形態の詳細な説明においては、液冷方式の冷却方式を前提に説明したが、本発明の液晶プロジェクタ装置はこれに限定されず、例えば空冷方式を採用することも可能である。空冷方式においては例えば、水冷ジャケットの替わりにアルミヒートシンクを吸熱ホルダに接続して放熱するような簡単な構造の空冷ユニットを用いることができる。ここでいう空冷ユニットは、従来技術のような液晶ユニットそのものに送風する構造ではなく、上述の第1の熱交換器や第2の熱交換器自体を空冷方式として構成することをいう。このような空冷方式の液晶プロジェクタ装置は、例えば、小型・低コストが要求される一方、輝度が低く発熱が少ない普及モデルのプロジェクタの放熱部において、液冷ユニットを用いる代わりに、放熱容量の小さな空冷ユニットで代替することが考えられる。
さらに、本発明は単板式の液晶パネル、すなわち、液晶パネルを構成するセル別に所定の色光を通過させるカラーフィルタを有する1枚の液晶パネルを有する液晶プロジェクタ装置にも全く同様に適用できることができる。
本発明の第1の実施形態における液晶プロジェクタ装置の光学系および液晶ユニット冷却系を取り出して示した斜視図である。 図1に示す液晶プロジェクタ装置を別の方向から見た斜視図である。 図1に示す液晶プロジェクタ装置の液晶ユニットおよび液晶ユニット冷却系の一部を示す分解斜視図である。 図3に示す液晶ユニットおよび液晶ユニット冷却系の正面図である。 図1に示す液晶プロジェクタ装置の熱交換器の内部構造を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態の液晶プロジェクタ装置の液晶ユニットおよび液晶ユニット冷却系の一部を示す斜視図である。 図6に示す液晶プロジェクタ装置の液晶ユニットおよび液晶ユニット冷却系の正面図である。 本発明の第3の実施形態の液晶プロジェクタ装置の液晶ユニットの一部を示す側方図である。 本発明の第3の実施形態の液晶プロジェクタ装置の液晶ユニットの一部を示す側方図である。 本発明の第4の実施形態の液晶プロジェクタ装置の液晶ユニットの一部を示す側方図および拡大側方図である。 本発明の第4の実施形態の液晶プロジェクタ装置の液晶ユニットの一部を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態の液晶プロジェクタ装置のホルダ部材の外形図である。 本発明の第4の実施形態の液晶プロジェクタ装置の熱交換器の外形図である。 本発明の第5の実施形態の液晶プロジェクタ装置の液晶パネルの外形図である。 本発明の第6の実施形態の液晶プロジェクタ装置の出射側偏光板の外形図である。 本発明の第7の実施形態における液晶プロジェクタ装置の熱交換器の内部構造を示す平面図である。 本発明の第7の実施形態における液晶プロジェクタ装置の熱交換器の内部構造を示す平面図である。 本発明の第7の実施形態における液晶プロジェクタ装置の熱交換器の内部構造を示す平面図である。 本発明の第8の実施形態における液晶プロジェクタ装置の液晶ユニットおよび液晶ユニット冷却系の一部を示す斜視図である。 図18Aに示す液晶ユニットおよび液晶ユニット冷却系の一部の分解斜視図である。 本発明の第8の実施形態における液晶プロジェクタ装置の液晶ユニットおよび液晶ユニット冷却系の一部を示す斜視図である。 本発明の第9の実施形態における液晶プロジェクタ装置の液晶ユニットおよび液晶ユニット冷却系の一部を示す斜視図である。 従来の液晶プロジェクタ装置の光学系基本構成を示す概略図である。 従来の液晶プロジェクタ装置の液晶ユニット冷却構造(空冷)を示す斜視図および断面図である。 従来の液晶プロジェクタ装置の液晶ユニット冷却構造(液冷)を示す断面図である。 従来の液晶プロジェクタ装置の液晶ユニット冷却構造(液冷)を示す断面図である。 従来の液晶プロジェクタ装置の液晶パネル保持部の側面図および詳細図である。
符号の説明
1 液晶プロジェクタ装置
2 照明光学系
3 光源
4 リフレクタ
5a、5b 光インテグレータ
6 PBS
7 色分離光学系
8a、8b ダイクロイックミラー
9a、9b、9c、9d 反射ミラー
10a、10b リレーレンズ
13 結像光学系
14 光変調部
15 色合成プリズム
16 投写レンズ
17a、17b、17c 液晶パネル
18a、18b、18c 入射側偏光板
19a、19b、19c、19d、19e 出射側偏光板
20 冷却ファン
21 ダクト
22 ダクト開口部
23 液晶ユニット
24a、24b 金属フレーム
25 FPC
26a、26b、26c 取付治具
27 ホルダ突起部
28a、28b、28c 熱伝導性シート
29a、29b、29c、29a’、29b’、29c’ FPC貫通孔
30a、30b 透明基板
31 冷媒液
32a、32b 液晶ユニット冷却構造
33a、33b 液冷モジュール部
34a、34b 第1のホルダ部材
34c 第1のホルダ部材
35 ポンプ
36a、36b、36d 第1の熱交換器
36c 第2の熱交換器
37 パネル構成部材
38a、38b 透過性薄板部材
39 ガラス基板
40 リザーバタンク
41 偏光フィルム
42 シート部材
43a、43b、43c 流入口
44a、44b、44c 流出口
45a、45b ペルチェ素子
46a、46b ペルチェ素子吸熱面
47a、47b ペルチェ素子発熱面
48 光学系保持部材
49 ランプボックス
50 ラジエータ
51a、51b、51c、51d ホルダ保持機構
53 ヒートシンク
54 空冷ファン
55a、55b、55c、55d、55e 第1の水路
56a、56b、56c 受熱面


Claims (27)

  1. 光を変調する液晶パネルと、
    光軸に沿って、前記液晶パネルの前後に、該液晶パネルと離隔して各々が配置された入射側偏光板および出射側偏光板と、
    前記液晶パネルと、前記入射側偏光板と、前記出射側偏光板とを保持する第1のホルダ部材と、
    冷媒液が通過する第1の水路を備え、前記第1のホルダ部材の、前記液晶パネル、前記入射側偏光板、および前記出射側偏光板を保持する面の反対側の面に設けられ、前記液晶パネル、前記入射側偏光板、または前記出射側偏光板から発生して前記第1のホルダ部材に伝達する熱を除熱する第1の熱交換器と
    前記冷媒液を循環させる循環手段と、
    前記冷媒液を冷却する冷媒液冷却手段と、
    を有し、
    前記第1の水路は、前記液晶パネル、前記入射側偏光板、および前記出射側偏光板の各々と略対向する位置に設けられた受熱面を有する、液晶プロジェクタ装置。
  2. 前記液晶パネルと、前記入射側偏光板と、前記出射側偏光板とを、前記第1のホルダ部材との間で挟んで保持する第2のホルダ部材と、
    該第2のホルダ部材に隣接配置されて、前記液晶パネル、前記入射側偏光板、または前記出射側偏光板から発生して該第2のホルダ部材に伝達する熱を除熱する第2の熱交換器とをさらに有する、請求項1に記載の液晶プロジェクタ装置。
  3. 前記第2の熱交換器は、除熱のための冷媒液が通過する、内部に設けられた第2の水路を有する、請求項に記載の液晶プロジェクタ装置。
  4. 前記第2の熱交換器は、前記第2のホルダ部材の、前記液晶パネル、前記入射側偏光板、および前記出射側偏光板を保持する面の反対側の面に設けられ、
    前記第2の水路は、前記液晶パネル、前記入射側偏光板、および前記出射側偏光板が前記第2のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置を通る、請求項に記載の液晶プロジェクタ装置。
  5. 前記第1のホルダ部材と、前記液晶パネルの光入射側面および出射側面の少なくともいずれかとを接続し、該液晶パネルで発生した熱を該第1のホルダ部材に伝達する、可撓性のある熱伝導性シートをさらに有する、請求項1またはに記載の液晶プロジェクタ装置。
  6. 前記第2のホルダ部材と、前記液晶パネルの光入射側面および出射側面の少なくともいずれかとを接続し、該液晶パネルで発生した熱を該第2のホルダ部材に伝達する、可撓性のある熱伝導性シートをさらに有する、請求項に記載の液晶プロジェクタ装置。
  7. 前記液晶パネルの光入射側面および出射側面の少なくともいずれかに接合され、前記液晶パネルを構成するパネル構成部材よりも熱伝導率の大きな透過性薄板部材をさらに有する、請求項1またはに記載の液晶プロジェクタ装置。
  8. 透明基板の少なくとも外周部を除いた部分に偏光フィルムを貼付して構成される前記入射側偏光板、または前記出射側偏光板、または双方の該外周部に貼付され、前記透明基板よりも熱伝導率の大きなシート部材をさらに有する、請求項1またはに記載の液晶プロジェクタ装置。
  9. 前記第2のホルダ部材と前記第2の熱交換器の少なくともいずれかは、前記液晶パネルを制御する信号線が貫通する貫通孔を有している、請求項に記載の液晶プロジェクタ装置。
  10. 前記第2の水路は、前記貫通孔を避けて形成されている、請求項に記載の液晶プロジェクタ装置。
  11. 前記液晶パネルは、色光毎に変調する複数の液晶パネルを有し、
    前記第1の水路は、前記複数の液晶パネルのうち発生熱量の最も高い液晶パネルが前記第1のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置を最初に通る、請求項に記載の液晶プロジェクタ装置。
  12. 前記液晶パネルは、色光毎に変調する複数の液晶パネルを有し、
    前記第2の水路は、前記複数の液晶パネルのうち発生熱量の最も高い液晶パネルが前記第2のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置を最初に通る、請求項に記載の液晶プロジェクタ装置。
  13. 前記複数の液晶パネルは青色光、緑色光、赤色光を各々変調する3枚の液晶パネルを有し、
    前記第1の水路は、青色光を変調する該液晶パネルが前記第1のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置、緑色光を変調する該液晶パネルが前記第1のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置、赤色光を変調する該液晶パネルが前記第1のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置の順に通る、請求項11に記載の液晶プロジェクタ装置。
  14. 前記複数の液晶パネルは青色光、緑色光、赤色光を各々変調する3枚の液晶パネルを有し、
    前記第2の水路は、青色光を変調する該液晶パネルが前記第2のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置、緑色光を変調する該液晶パネルが前記第2のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置、赤色光を変調する該液晶パネルが前記第2のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置の順に通る、請求項1に記載の液晶プロジェクタ装置。
  15. 前記第1の水路は、前記液晶パネルと、前記入射側偏光板と、前記出射側偏光板とが前記第1のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置で、幅が広がっている、請求項に記載の液晶プロジェクタ装置。
  16. 前記第2の水路は、前記液晶パネルと、前記入射側偏光板と、前記出射側偏光板とが前記第2のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置で、幅が広がっている、請求項に記載の液晶プロジェクタ装置。
  17. 前記複数の液晶パネルは青色光、緑色光、赤色光を各々変調する3枚の液晶パネルを有し、
    前記第1の水路は、青色光を変調する該液晶パネルが前記第1のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置、緑色光を変調する該液晶パネルが前記第1のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置、赤色光を変調する該液晶パネルが前記第1のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置の順に大きな幅を有する、請求項1に記載の液晶プロジェクタ装置。
  18. 前記複数の液晶パネルは青色光、緑色光、赤色光を各々変調する3枚の液晶パネルを有し、
    前記第2の水路は、青色光を変調する該液晶パネルが前記第2のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置、緑色光を変調する該液晶パネルが前記第2のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置、赤色光を変調する該液晶パネルが前記第2のホルダ部材に保持される位置に略対向する位置の順に大きな幅を有する、請求項1に記載の液晶プロジェクタ装置。
  19. 前記第1のホルダ部材と前記第1の熱交換器との間に、発熱面が該第1の熱交換器に、吸熱面が該第1のホルダ部材に向いた熱電素子をさらに有する、請求項1に記載の液晶プロジェクタ装置。
  20. 前記第2のホルダ部材と前記第2の熱交換器との間に、発熱面が該第2の熱交換器に、吸熱面が該第2のホルダ部材に向いた熱電素子をさらに有する、請求項に記載の液晶プロジェクタ装置。
  21. 前記第1のホルダ部材は、前記液晶パネル、前記入射側偏光板、および前記出射側偏光板を一体に保持する単一の部材である、請求項1に記載の液晶プロジェクタ装置。
  22. 前記第2のホルダ部材は、前記液晶パネル、前記入射側偏光板、および前記出射側偏光板を一体に保持する単一の部材である、請求項に記載の液晶プロジェクタ装置。
  23. 前記液晶パネルは、該液晶パネルを構成するセル別に所定の色光を通過させるカラーフィルタを有する1枚の液晶パネルを有する、請求項1またはに記載の液晶プロジェクタ装置。
  24. 前記第1のホルダ部材を外面の一部とし、前記液晶パネルと、前記入射側偏光板と、前記出射側偏光板とを、光を供給する照明光学系、光を複数の色光に分光する色分離光学系、および該色光別に変調された光を合成する結像光学系の少なくとも1つとともに密閉する光学系保持部材をさらに有する、請求項1に記載の液晶プロジェクタ装置。
  25. 前記第1および第2のホルダ部材を外面の一部とし、前記液晶パネルと、前記入射側偏光板と、前記出射側偏光板とを、光を供給する照明光学系、光を複数の色光に分光する色分離光学系、および該色光別に変調された光を合成する結像光学系の少なくとも1つとともに密閉する光学系保持部材をさらに有する、請求項に記載の液晶プロジェクタ装置。
  26. 光を変調する液晶パネルと、光軸に沿って、前記液晶パネルの前後に、該液晶パネルと離隔して各々が配置された入射側偏光板および出射側偏光板と、前記液晶パネルと、前記入射側偏光板と、前記出射側偏光板とを保持する第1のホルダ部材とを有する液晶プロジェクタ装置の冷却方法であって、
    前記第1のホルダ部材の、前記液晶パネル、前記入射側偏光板、および前記出射側偏光板を保持する面の反対側の面に、冷媒液が通過する第1の水路を備えた第1の熱交換器を配置するステップと、
    前記冷媒液を循環させる循環手段と、前記冷媒液を冷却する冷媒液冷却手段と、を配置するステップと、
    前記液晶パネル、前記入射側偏光板、または前記出射側偏光板から発生し、前記第1のホルダ部材に伝達した熱を、前記第1の水路の、前記液晶パネル、前記入射側偏光板、および前記出射側偏光板の各々と略対向する位置に設けられた受熱面を介して、該第1の水路の冷媒液に伝達するステップと、
    前記循環手段および前記冷媒液冷却手段によって、前記第1の水路の冷媒液に伝達した熱を除熱するステップと
    を有する冷却方法。
  27. 光を変調する液晶パネルと、光軸に沿って、前記液晶パネルの前後に、該液晶パネルと離隔して各々が配置された入射側偏光板および出射側偏光板と、前記液晶パネルと、前記入射側偏光板と、前記出射側偏光板とを間に挟んで保持する第1および第2のホルダ部材とを有する液晶プロジェクタ装置の冷却方法であって、
    前記第1のホルダ部材の、前記液晶パネル、前記入射側偏光板、および前記出射側偏光板を保持する面の反対側の面に、冷媒液が通過する第1の水路を備えた第1の熱交換器を配置するステップと、
    前記第2のホルダ部材の、前記液晶パネル、前記入射側偏光板、および前記出射側偏光板を保持する面の反対側の面に、冷媒液が通過する第2の水路を備えた第2の熱交換器を配置するステップと、
    前記冷媒液を循環させる循環手段と、前記冷媒液を冷却する冷媒液冷却手段と、を配置するステップと、
    前記液晶パネル、前記入射側偏光板、または前記出射側偏光板から発生し、前記第1のホルダ部材に伝達した熱を、前記第1の水路の、前記液晶パネル、前記入射側偏光板、および前記出射側偏光板の各々と略対向する位置に設けられた受熱面を介して、該第1の水路の冷媒液に伝達するステップと、
    前記液晶パネル、前記入射側偏光板、または前記出射側偏光板から発生し、前記第2のホルダ部材に伝達した熱を、前記第2の水路の、前記液晶パネル、前記入射側偏光板、および前記出射側偏光板の各々と略対向する位置に設けられた受熱面を介して、該第2の水路の冷媒液に伝達するステップと、
    前記循環手段および前記冷媒液冷却手段によって、前記第1および第2の水路の冷媒液に伝達した熱を除熱するステップと
    を有する冷却方法。
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