JP4133029B2 - 画像処理方法および装置 - Google Patents

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  • Picture Signal Circuits (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮された画像データを復元することにより得られる復元画像データに対して画質補正処理を施す画像処理方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル画像データ(以下略して画像データという)に対してサービスを提供する様々なシステムが出現している。例えば、ネガフィルムをスキャナでスキャンして得たもの、デジタルカメラにより撮影して得たものなどの画像データの保存、管理を行うシステムや、画像データに対して、望ましい画質になるように画質補正処理を行ってプリントするプリントサービスシステムなどがある。
【0003】
一方、コンピュータなどの端末装置の低価格化およびネットワーク技術の進歩に伴って、インターネットが急激に普及する背景において、上述した様々なシステムの殆どはネットワークを介してサービスを提供している。
【0004】
例えば、上述したプリントサービスシステムとしては、ユーザが端末装置を用いてサーバ装置にアップロードした画像データに対して画質補正処理を行ってからネットワークにより接続されたミニラボなどのプリンタに出力してプリントアウトさせる構成や、画質補正処理を施した画像データをサーバ装置において保持して、保持場所を示すURLなどのアドレスだけをミニラボなどに送信し、ミニラボからアクセスされた時に、プリント対象となる画像データをダウンロードさせる構成などはあるが、サーバ装置と端末装置との間、サーバ装置とプリントアウトを行うプリンタとの間の画像データの受渡しは、ネットワークを介して行われている。
【0005】
また、移動通信の分野において、携帯電話などの携帯端末の普及および携帯端末の機能の充実に伴って、携帯端末を対象とする画像サービスも盛んに行われている。例えば、携帯端末同士間の電子メールを中継する際に、送信側の携帯端末から送信された電子メールに添付された画像データに対して、階調補正や、ホワイトバランス補正、濃度補正処理、シャープネス補正処理などの画質補正処理を行ってから受信側の携帯端末に送信したり、受信側の携帯端末が添付ファイルを受信できない場合、画質補正処理を施した画像データを保持して、該画像データの保持場所を示すURLなどのアドレスだけを受信側の携帯端末に送信して、後に受信側の携帯端末からのアクセスを受け付けたときダウンロードさせたりするなど、画質補正機能を有する通信中継サーバ装置がある。これらのサーバ装置も、ネットワークを介して携帯端末と画像データの受渡しを行うものである。
【0006】
一方、ネットワークを介して画像データを受渡しする際に、通信時間の短縮など、端末装置およびネットワークの負担を軽減するように、これらの画像データを圧縮することが行われている。特に携帯電話機などの携帯端末の場合、撮影して得た画像データの殆どは他の携帯端末装置またはコンピュータなどに送信されるから、容量制限が厳しく、高圧縮されてから携帯電話機の記憶部に保存されるようになっている。
【0007】
上述した背景および画像データを記憶する記録媒体の容量制限などの理由から、デジタルカメラによって被写体を撮像することによって得られた画像データや、フィルムをスキャナなどによって読み取ることにより得られた画像データは、通常、圧縮されて記録媒体に記録される。
【0008】
すなわち、画像データに対して画質補正処理を行う画像処理装置に入力される画像データは、殆ど圧縮されており、画像処理装置は、圧縮された画像データに対して復元(伸長)処理を行ってから画質補正処理を施すようになっている。また、画質補正処理としては、階調補正処理、ホワイトバランス補正処理、濃度補正処理などがあり、そのうちの階調補正処理においては、階調を立てて硬調化することが通常行われている。
【0009】
また、画像データを圧縮する形式としては、JPEG、GIF、TIFF等種々の形式が存在するが、近年、JPEG(JPEGをベースとした、動画像の圧縮方式であるMPEGを含む。以下同じ)は、世界レベルでの標準方式として広く普及し、特にコンピュータやテレビジョンあるいはデジタルカメラなど画像を扱うあらゆるメディアで共通の方式として認められつつある。JPEG圧縮は、画像データのブロック毎の離散コサイン変換、量子化、符号化などの処理から構成される圧縮方式であるが、概していえば、画像データの周波数特性に基づいて、低周波成分に対して細かくサンプリングするが、人間に知覚されにくい高周波成分に対して比較的荒くサンプリングすることによって画像データを圧縮するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、JPEG圧縮を含む上述の画像圧縮処理は、程度の差はあるものの、圧縮率が高ければ高いほど画質を劣化させる傾向にあるものであり、復元された画像データにおいて、ブロック歪みや、アーチファクトなどが生じるのは、画像データのファイルサイズを小さくするために避けられない代償と考えられている。しかし、画像処理装置において、圧縮画像データに対して画質補正処理、例えば、階調補正処理を行う際に、圧縮率の低い比較的高画質の画像を再現可能な画像データに設定するような程度の階調硬調化処理を、圧縮率が高い画像データに対して施すと、画像、特に画像の高周波成分の部分にブロック歪みがより目立ってしまい、画質を一層劣化させてしまうという問題がある。
【0011】
ホワイトバランス補正処理、濃度補正処理などの画質補正処理においても、同様の問題が存在する。
【0012】
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、JPEGなどの圧縮画像データを復元することにより取得した復元画像データに対して画質補正を行う際に、画質劣化を軽減することができる画像処理方法および装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の画像処理方法は、圧縮画像データを復元することにより得られる復元画像データに対して画質補正処理を行う画像処理方法であって、
前記復元画像データを低周波成分と低周波成分以外の他の成分に分離し、
前記低周波成分に対して前記画質補正処理を行って補正済低周波成分を得、
該補正済低周波成分と前記他の成分とを合成することを特徴とするものである。
【0014】
ここで、「低周波成分以外の他の成分」は、1つの成分に限られるものではなく、例えば、1つの高周波成分であってもよいし、「高周波成分」と「中周波成分」のように2つまたは2つ以上に細かく分けられた成分であってもよい。
【0015】
また、本発明における画質補正処理は、階調補正処理、濃度補正処理、ホワイトバランス補正処理のうちいずれか1つまたは複数の組み合わせとすることができるが、階調補正処理が硬調化処理であるとき、ブロック歪みなどの画質劣化が最も顕著に現れるので、本発明の第1の画像処理方法を復元画像データに対して階調補正処理を行う画質補正処理に適用することによって、ブロック歪みなどの防止に最も効果を得ることができる。
【0016】
本発明の第1の画像処理装置は、圧縮画像データを復元することにより得られる復元画像データに対して画質補正処理を行う画像処理装置であって、
前記復元画像データを低周波成分と低周波成分以外の他の成分に分離する分離手段と、
前記低周波成分に対して前記画質補正処理を行って補正済低周波成分を得る補正手段と、
前記補正済低周波成分と前記他の成分とを合成する合成手段とを備えてなるものであることを特徴とするものである。
【0017】
本発明の第2の画像処理方法は、圧縮画像データを復元することにより得られる復元画像データに対して階調補正処理を行う画像処理方法であって、
前記階調補正処理として硬調化処理を行うか軟調化処理を行うかを決定し、
前記階調補正処理として硬調化処理を行うとき、前記復元画像データを低周波成分と他の成分に分離し、前記低周波成分に対して前記硬調化処理を行って補正済低周波成分を得、該補正済低周波成分と前記低周波成分以外の他の成分とを合成し、
前記階調補正処理として軟調化処理を行うとき、前記復元画像データ全体に対して前記軟調化処理を行うことを特徴とするものである。
【0018】
本発明の第2の画像処理装置は、圧縮画像データを復元することにより得られる復元画像データに対して階調補正処理を行う画像処理装置であって、
前記階調補正処理として硬調化処理を行うか軟調化処理を行うかを決定する階調補正種類決定手段と、
前記階調補正処理として硬調化処理を行うとき、前記復元画像データを低周波成分と他の成分に分離し、前記低周波成分に対して前記硬調化処理を行って補正済低周波成分を得、該補正済低周波成分と前記他の成分とを合成し、
前記階調補正処理として軟調化処理を行うとき、前記復元画像データ全体に対して前記軟調化処理を行う処理手段とからなることを特徴とするものである。
【0019】
【発明の効果】
本発明の第1の画像処理方法および画像処理装置によれば、人間の知覚が低周波成分に対して敏感で、低周波成分以外のほかの成分に対してそれほど敏感ではないことを利用し、JPEGなどの形式で圧縮処理された圧縮画像データを復元して得た復元画像データに対して画質補正処理を施す際に、復元画像データから低周波成分と他の成分とに分離し、人間の視覚が敏感な低周波成分のみに対して画質補正処理を行ってから、補正済の低周波成分と補正処理されていない他の成分とを合成するようにしているので、ブロック歪み成分が含まれる高周波成分は補正せず、低周波成分にのみホワイトバランス補正、濃度補正、階調補正などの画質補正処理がされるので、処理済の画像の画質向上を図ると共に、ブロック歪み成分が増幅するのを抑制することができる。
【0020】
本発明の第2の画像処理方法および画像処理装置によれば、JPEGなどの形式で圧縮処理された画像データを復元して得た復元画像データに対して階調補正処理を施す際に、硬調化処理がブロック歪みを強調することに着目し、復元画像データに対して硬調化処理を行うとき、前述の第1の画像処理方法および画像処理装置と同様に、低周波成分と他の成分とを分離し、低周波成分のみに対して硬調化処理を行って得た補正済低周波成分と他の成分とを合成し、復元画像データに対して軟調化処理を行うとき、復元画像データ全体に対して軟調化処理を行うようにしているので、硬調化処理を行う際のブロック歪みの強調に起因する画質劣化を抑制すると共に、ブロック歪みなどを強調しない軟調化処理を行うとき、成分の分離などを行わないので、処理時間を短縮することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
【0022】
図1は、本発明の画像処理装置の実施形態となる画質補正装置Aの構成を示す概略ブロック図である。図示のように、本実施形態の画質補正装置Aは、ユーザがデジタルカメラなどにより取得した画像データに対して画質補正処理を施してプリント出力するシステムに適用されるものであり、圧縮画像データS0が記録された記録媒体1から画像データS0を読み出す読出部10と、圧縮画像データS0を復元してRGB画像データとなる復元画像データS1を得る復元部12と、復元画像データS1を低周波成分Slと高周波成分Yhとに分離する分離部14と、低周波成分Slに対してホワイトバランス補正、濃度補正、階調補正を施して補正済低周波成分Sl3を得る第1の画質補正部20と、補正済低周波成分Sl3および高周波成分Yhとを合成して画像データS4を得る合成部30と、画像データS4に対してシャープネス補正処理を施す、第2の画質補正部となるシャープネス補正部34と、シャープネス補正部34によりシャープネス補正処理をして得た画像データS5をプリンタなどの再生装置に出力するための出力部36とからなる。なお、第1の画質補正部20は、ホワイトバランス補正、濃度補正、階調補正を夫々行うホワイトバランス補正部22と、濃度補正部24と、階調補正部26とを備えてなるものである。
【0023】
圧縮画像データS0は例えばデジタルカメラにより被写体を撮像して得たものであり、JPEG形式で圧縮されてメモリカードなどの記録媒体1に記録されて保管されるものである。
【0024】
分離部14は、下記のように復元画像データS1(R1、G1、B1)を低周波成分Sl(Rl1、Gl1、Bl1)と高周波成分Yhとに分離する。
【0025】
分離部14は、まず、復元画像データS1のRGB値を輝度値Y1に変換し、輝度値Y1に対して下記の式(1)と式(2)に従ってローパスフィルタAを適用してアンシャープマスキング輝度値Y1usを取得する。アンシャープマスキングYusを用いて、分離部14は次に式(3)に従って復元画像データS1を低周波成分Sl(Rl,Gl,Bl)と高周波成分Yhとに分離する。
【0026】
【数1】
Figure 0004133029
【数2】
Figure 0004133029
【数3】
Figure 0004133029
第1の画質補正部20を構成するホワイトバランス補正部22、濃度補正部24、階調補正部26は、夫々ホワイトバランス補正処理、濃度補正処理、階調補正処理を行うものであり、以下夫々の動作について説明する。
【0027】
ホワイトバランス補正部22は、下記の式(4)に従って、ホワイトバランス補正値ΔR、ΔBを算出すると共に、これらの補正値を用いて式(5)に従って低周波成分Sl(Rl,Gl,Bl)に対してホワイトバランス補正を行ってホワイトバランス補正済画像データSl1(Rl1,Gl1,Bl1)を得る。
【0028】
【数4】
Figure 0004133029
【数5】
Figure 0004133029
濃度補正部24は、低周波成分Slの各画素のRGB値の平均値(以下RGB平均値という)Wlを算出すると共に、下記の式(6)に従って低周波成分Slに対する濃度補正値ΔDを求め、式(7)に従って濃度補正を行って濃度補正済画像データSl2(Rl2,Gl2,Bl2)を得る。
【0029】
【数6】
Figure 0004133029
【数7】
Figure 0004133029
なお、式(6)における定数Wmidは、画像データのビット数と関連した定数であり、8ビットの画像データの場合、128とすることができる。
【0030】
階調補正部26は、濃度補正部24により得られた各画素のRGB平均値Wlの最大値と最小値の差を低周波成分Slにより表される画像のコントラストCとし、このコントラストCおよび予め設定された好ましいコントラストCsを用いて下記の式(8)に従って階調補正倍率γを算出する。
【0031】
γ=Cs/C (8)
但し、C:コントラスト
Cs:予め設定された好ましいコントラスト
次に階調補正部26は、下記の式(9)に従って濃度補正部24により得られた濃度補正済画像データSl2のR,G,B成分に対して夫々階調補正を行って補正済低周波成分Sl3を得る。
【0032】
Rl3=γ×(Rl2−Ys)+Ys
Gl3=γ×(Gl2−Ys)+Ys (9)
Bl3=γ×(Bl2−Ys)+Ys
但し、Ys:基準となる輝度値
合成部30は、下記の式(10)に従って第1の画質補正部20により得られた補正済低周波成分Sl3と、分離部14により得られた高周波成分Yhとを合成して、画像データS4(R4,G4,B4)を得る。
【0033】
R4=Rl3+Yh
G4=Gl3+Yh (10)
B4=Bl3+Yh
シャープネス補正部34は、合成部30により得られた画像データS4に対してシャープネス補正処理を行って画像データS5を得るものである。シャープネス補正処理の方式は様々あるが、例えば画像データに含まれる所定の空間周波数成分に作用させて、ノイズを抑制したり、強調したりするものがある。通常、シャープネス処理は、粒状(ノイズ)を抑制する処理以外に、画像の輪郭のボケを抑制する鮮鋭度強調処理なども含まれるものであり、鮮鋭度強調処理によれば、画像の鮮鋭度は向上する反面、画像の粒状も強調されてざらつき感が残り、粒状を抑制する処理によれば、画像の粒状は抑制されてざらつき感を低減できる反面、画像の鮮鋭度が低下するという問題がある。本実施形態の画像処理装置におけるシャープネス補正部34は、粒状度と鮮鋭度を夫々独立にして制御することのできるコントラスト依存USM(アンシャープマスキング)処理方式を用いてシャープネス補正処理を行うものである。すなわち、画像データに含まれる周波数成分を高周波数成分と低周波数成分とに分け、コントラストに依存して高周波成分を調整して、粒状度と鮮鋭度を夫々独立に制御するものである。一般に、粒状成分はコントラストが低く、エッジ成分はコントラストが高いので、コントラスト依存USM処理方式によるシャープネス補正処理は、コントラストの高い領域と低い領域に対して、異なる高周波成分の強調度(シャープネスゲイン)を用いることによって、粒状度と鮮鋭度を独立して制御するようにするものである。以下、シャープネス補正部34の動作について具体的に説明する。
【0034】
シャープネス補正部34は、まず、合成部30により得られた画像データS4の画素毎のRGB値を輝度値Y4に変換し、下記の式(11)に従って、輝度値Y4に対してローパスフィルタA’を適用してアンシャープマスキング輝度値Y4usを得る。
【0035】
【数8】
Figure 0004133029
次いでシャープネス補正部34は、画像データS4の画素毎に輝度値Y4とアンシャープマスキング輝度値Y4usとの差(Y4―Y4us)を算出して画像データS4の各画素のコントラストCとし、コントラストCに基づいてシャープネス補正処理のパラメータ、いわばシャープネスゲインを決定して、画像データS4に対してシャープネス補正を行う。上述したように、本実施形態におけるシャープネス補正部34は、画像データのコントラストに依存してシャープネス処理を行うものであり、まず、図2に示すように、低コントラスト部(所定の低コントラスト閾値C以下のコントラストを有する部分)に対して固定のシャープネスゲインαを、高コントラスト部(所定の高コントラスト閾値Ch以上のコントラストを有する部分)に対して固定のシャープネスゲインαを、中間コントラスト部(CとChとの間のコントラストを有する部分)に対しては、αとαとの間にコントラストに依存して直線的に変化するシャープネスゲインαを用いるように、コントラストCに依存したシャープネスゲインαを決定する。決定されたシャープネスゲインを用いて、シャープネス補正部34は、式(12)に従って画像データS4に対してシャープネス補正を行って画像データS5(R5,G5,B5)を得る。
【0036】
【数9】
Figure 0004133029
図3は、本実施形態の画質補正装置Aの動作を示すフローチャートである。図示のように、本実施形態の画質補正装置Aは、まず、読出部10により記録媒体1からJPEG圧縮された画像データS0を読み出し(S2)、復元部12によって復元処理を行って復元画像データS1を得る(S4)。分離部14は、復元画像データS1を低周波成分Slと高周波成分Yhとに分け(S6)、夫々第1の画質補正部20と合成部30に出力する(S6)。第1の画質補正部20は、低周波成分S1に対してホワイトバランス補正処理、濃度補正処理、階調補正処理を施し、得られた補正済低周波成分Sl3を合成部30に出力する(S8)。合成部30は、第1の補正部により処理されて得た補正済低周波成分Sl3と高周波成分Yhとを合成して画像データS4を得(S10)、シャープネス補正部34は、画像データS4に対してシャープネス補正処理を施して画像データS5を得る(S12)。画像データS5は出力部36によりプリンタに出力され、プリント画像として再生される(S14)。
【0037】
このように、本実施形態の画質補正装置Aによれば、圧縮された画像データを復元して得た画像データに対して画質補正を行う際に、復元画像データS1を低周波成分Slと高周波成分Yhとに分け、第1の画質補正部20により低周波成分Slに対してホワイトバランス補正処理、濃度補正処理、階調補正処理を行って得た補正済低周波成分Sl3と高周波成分Yhとを合成して画像データS4を得るようにしているので、ブロック歪み成分が含まれる高周波成分は補正せず、低周波成分にのみホワイトバランス補正、濃度補正、階調補正などの画質補正処理がされるので、処理済の画像の画質向上を図ると共に、ブロック歪み成分が増幅するのを抑制することができる。
【0038】
図4は、本発明の画像処理装置の実施形態となる画質補正装置Bの構成を示すブロック図である。図示のように、本実施形態の画質補正装置Bは、ユーザがデジタルカメラなどにより取得した画像データに対して階調補正処理を施してプリント出力するシステムに適用されるものであり、圧縮画像データS0が記録された記録媒体1から画像データS0を読み出す読出部50と、圧縮画像データS0を復元してRGB画像データとなる復元画像データS1を得る復元部52と、復元画像データS1に対して硬調化処理を行うか軟調化処理を行うかを決定すると共に、硬調化処理を行う場合には復元画像データS1を後述する硬調化処理部56に、軟調化処理を行う場合には復元画像データS1を後述する硬調化処理部58に出力する階調補正種類決定部54と、復元画像データS1対して硬調化処理を施して画像データS6を得る硬調化処理部56と、復元画像データS1に対して軟調化処理を施して画像データS6を得る軟調化処理部58と、硬調化処理部56により得られた画像データS6または軟調化処理部58により得られた画像データS7をプリンタに出力する出力部60とからなるものである。
【0039】
階調補正種類決定部54は、復元画像データS1の全体のコントラストに基づいて階調補正の種類を決定するものである。まず、復元画像データS1の各画素のRGB値を輝度値Y1に変換し、各々の画素の輝度値Y1のうちの最大値と最小値との差を復元画像データS1のコントラストとする。復元画像データS1のコントラストが所定の閾値以上であれば、すなわち復元画像データS1が高コントラスト画像データであるとき、階調を寝かせる階調補正処理が望ましいので、復元画像データS1に対して行う階調補正処理を軟調化処理に決定し、復元画像データS1のコントラストが所定の閾値より小さければ、すなわち復元画像データS1が低コントラスト画像データであるとき、階調を立てる階調補正処理が望ましいので、復元画像データS1に対して行う階調補正処理を硬調化に決定する。
【0040】
軟調化処理に決定された復元画像データS1は、軟調化処理部58に出力され、軟調化処理部58は、復元画像データS1全体に対して軟調化処理となる階調補正処理を施して出力部60に出力する。
【0041】
一方、硬調化処理に決定された復元画像データS1は、硬調化処理部56に出力され、硬調化処理部56は、復元画像データS1を低周波成分と高周波成分とに分離し、低周波成分のみに対して硬調化処理となる階調補正処理を施して階調補正済低周波成分を得、この階調補正済低周波成分と高周波成分とを合成して出出力部60に出力する。なお、硬調化処理部56において、復元画像データS1を低周波成分と高周波成分に分離する処理や、階調補正処理や、合成処理などは、前述した実施形態の画質補正装置Aの分離部14、階調補正部26、合成部30などと同様の処理であるので、ここで説明を省略する。
【0042】
すなわち、本実施形態の画質補正装置Bにおいて、復元画像データに対して階調補正処理を行う際に、この復元画像データに行うべき階調補正の種類をまず決定し、軟調化処理に決定されれば、軟調化処理がブロック歪みなどを強調しないことを利用し、低周波成分と高周波成分との分離などの処理を行わず、直接復元画像データに対して軟調化処理となる階調補正処理を行い、硬調化処理に決定されたときにのみ、復元画像データを高周波成分と低周波成分に分離し、低周波成分のみに対して硬調化処理を施し、この硬調化処理により得られた階調補正済低周波成分と階調補正されていない高周波成分とを合成するようにしているので、画質補正装置Aと同様な効果を得ることができると共に、軟調化処理を行う場合、分離、合成などの手間を省き、処理時間の短縮を図ることができる。
【0043】
上述において、本発明の画像処理装置の望ましい実施形態について説明したが、本発明の画像処理装置は、上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の主旨を変えない限り、各々の補正処理の態様、順番など様々な変更、増減を加えることができる。
【0044】
例えば、上述した画質補正装置Aは、復元画像データS1に対して階調補正処理、ホワイトバランス処理、濃度補正処理を行うようにしているが、この3つのうちの1つまたは任意の2つの組み合わせだけを行うようにしてもよい。
【0045】
また、画質補正装置Aにおいて、合成部30により得た画像データ30に対してシャープネス補正を行うようにしている。こうすることによって、分離部14とシャープネス補正部34は高周波成分を取得する際に夫々異なるローパスフィルタ(ローパスフィルタAとローパスフィルタA’)を適用し、異なる帯域の高周波成分を取得することができるので、より微細な調整を可能とする利点があるが、例えば、分離部14により得られた高周波成分に対してシャープネス処理を行ってから第1の画質補正部20により得られた画像データ(第1の画質補正部20により補正処理された低周波成分)とを合成するようにしてもよく、この場合、シャープネス処理を行う際に再度高周波成分を取得する必要がないので、処理時間の短縮を図ることができる。
【0046】
また、上述した実施形態の画質補正装置Aおよび画質補正装置Bにおいて、高周波成分を取得する際にローパスフィルタを適用したが、ブロック歪みなどをカットするのに有効なフィルタであればよく、例えばサイズの異なるローパスフィルタや、エッジを保存する平滑化フィルタとして知られるメディアンフィルタを用いてもよい。
【0047】
また、上述した実施形態においては、圧縮画像データとしてJPEG形式で圧縮された画像データとしたが、本発明の画像処理装置はJPEGの他の圧縮方式で圧縮された画像データを復元して得た復元画像データに対して画質補正を行う装置としても適用することができる。
【0048】
また、上述した実施形態の画像処理装置は、処理済みの画像データがプリンタに出力されるシステムに適用されているが、処理済みの画像データを再圧縮してネットワークを介して送信したり、ハードディスクなどの記憶装置に保存したりするなどのシステムにも適用することができる。
【0049】
勿論、この画像処理装置はネットワークを介して受信した圧縮画像データに対して画質補正処理を行うシステムにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態となる画質補正装置Aの構成を示すブロック図
【図2】図1に示す画質補正装置Aのシャープネス補正部34の動作を説明するための図
【図3】図1に示す画質補正装置Aの動作を示すフローチャート
【図4】本発明の実施形態となる画質補正装置Bの構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 記録媒体
10,50 読出部
12,52 復元部
14 分離部
20 第1の補正部
22 ホワイトバランス補正部
24 濃度補正部
26 階調補正部
30 合成部
34 シャープネス補正部
36,60 出力部
54 階調補正種類決定部
56 硬調化処理部
58 軟調化処理部
S0 圧縮画像データ
Sl 低周波成分
Yh 高周波成分
γ 階調補正倍率
α シャープネスゲイン

Claims (2)

  1. 圧縮画像データを復元することにより得られる復元画像データに対して階調補正処理を行う画像処理方法であって、
    前記階調補正処理として硬調化処理を行うか軟調化処理を行うかを決定し、
    前記階調補正処理として硬調化処理を行うとき、前記復元画像データを低周波成分と他の成分に分離し、前記低周波成分に対して前記硬調化処理を行って補正済低周波成分を得、該補正済低周波成分と前記低周波成分以外の他の成分とを合成し、
    前記階調補正処理として軟調化処理を行うとき、前記復元画像データ全体に対して前記軟調化処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  2. 圧縮画像データを復元することにより得られる復元画像データに対して階調補正処理を行う画像処理装置であって、
    前記階調補正処理として硬調化処理を行うか軟調化処理を行うかを決定する階調補正種類決定手段と、
    前記階調補正処理として硬調化処理を行うとき、前記復元画像データを低周波成分と他の成分に分離し、前記低周波成分に対して前記硬調化処理を行って補正済低周波成分を得、該補正済低周波成分と前記他の成分とを合成し、
    前記階調補正処理として軟調化処理を行うとき、前記復元画像データ全体に対して前記軟調化処理を行う処理手段とからなることを特徴とする画像処理装置。
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