JP4128326B2 - 遊技装置、遊技装置の制御方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

遊技装置、遊技装置の制御方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技者がTVや映画、コマーシャル(以下CM:Commercial Messageという)等の有名なシーンをアフターレコーディングして楽しむ遊技装置、遊技装置の制御方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技者がカラオケ等で歌った歌に対して、その音程やリズムを採点し楽しむ遊技装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、遊技者は歌の得意な人ばかりではなく、また、遊技者には歌だけでなくもっと他の方法で自己をアピールしたいという願望があった。また、商品や情報の送り手側は、従来のTVや映画の途中に入るCM以上に顧客に対してアピールできる宣伝方法を求めていた。
【0004】
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、遊技者に自己をアピールする場を与えると共に、遊技者の発する内容が商品や情報の送り手側にとって有効な宣伝効果を生み出す遊技装置、遊技装置の制御方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、宣伝広告の題材を少なくとも記録した題材記録手段(例えば実施の形態のROM(B)3)と、前記題材記録手段の記録する題材を選択する選択手段(例えば実施の形態のステップS4とステップS5)と、筐体(例えば実施の形態の筐体50)内部に設けられ、ゲームの実行画面および宣伝広告の題材を表示する第1の表示手段(例えば実施の形態の筐体内部モニタ5)と、筐体内部に設けられ、遊技者が演技した音声を入力する音声入力手段(例えば実施の形態のマイク6)と、該音声入力手段に入力された音声を取得する音声取得手段(例えば実施の形態のステップS33)と、筐体外部に設けられ、前記宣伝広告の題材を表示する第2の表示手段(例えば実施の形態の筐体外部モニタ8)と、筐体外部に設けられ、前記音声取得手段で取得された遊技者の演技による音声を出力するスピーカ(例えば実施の形態のスピーカ9)を備え、前記第2表示手段および前記スピーカは、前記音声取得手段で取得した音声に基づいて遊技者の演技を宣伝広告として再生することを特徴とする。
以上の構成により、ゲームを行う遊技者に対して宣伝広告を提示し、宣伝したい情報や商品の宣伝効果を向上させることを可能とする。更に、ドラマの主人公やヒーローになりたいという遊技者の自己顕示欲を満足させ、遊技者が、題材記録手段に記録された宣伝広告を含む題材を模倣して演技する音声を自分で聞いて楽しむことを可能とする。また、宣伝広告題材を演技する場合、宣伝広告へ遊技者自らを参加させることで、より鮮明な情報や商品のイメージを遊技者の意識の中へ植え付けることを可能とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技装置において、前記選択手段で選択された題材の選択回数を計数する選択回数計数手段(例えば、実施の形態のステップS6)と、前記選択回数計数手段の計数結果に基づいて、宣伝広告の題材が続くか否かを判定する広告連続判定手段(例えば、実施の形態のステップS7)と、該広告連続判定手段により広告の題材以外の題材が続くと判定された場合に、強制的に宣伝広告の題材を挿入する広告題材挿入手段(例えば、実施の形態のステップS8)とを備えることを特徴とする。
【0006】
請求項に記載の発明は、請求項1、または請求項2に記載の遊技装置において、音声取得手段により取得された音声と、題材記録手段に記録された題材の音声のタイミングを比較・評価する音声評価手段(例えば実施の形態のステップS24からステップS25)と、音声評価手段の評価結果を遊技者の得点として計数する得点計数手段(例えば実施の形態のステップS26とステップS27)とを更に設けたことを特徴とする。
以上の構成により、遊技者は、ゲームとして該得点の高低を楽しみ、また、遊技者は演技の優劣を他人と競い合ったり、自らの演技レベル向上を目指す場合の具体的指標を持つことを可能とする。
【0007】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の遊技装置において、得点計数手段が計数した遊技者の得点と、遊技者に通知する得点を反映した情報を、第1の出力手段に表示する得点表示手段(例えば実施の形態のステップS28)を更に設けたことを特徴とする。
以上の構成により、遊技者が演技の評価をリアルタイムで認識することを可能とする。
【0008】
請求項に記載の発明は、請求項、または請求項に記載の遊技装置において、得点計数手段が計数した遊技者の得点に、予め定めたしきい値を設けたことを特徴とする。
以上の構成により、遊技者の演技の内容により遊技装置を制御することを可能とする。
【0009】
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の遊技装置において、音声取得手段の記録した音声を題材の画面と共に遊技装置の周囲に表示する第2の表示手段(例えば実施の形態の筐体外部モニタ8とスピーカ9)を更に設けたことを特徴とする。
以上の構成により、遊技者が、題材記録手段に記録された宣伝広告を含む題材を模倣して演技する音声を他人に聞かせて楽しむことを可能とする。
【0010】
請求項6に記載の発明は、請求項2から請求項7のいずれかに記載の遊技装置において、選択手段で選択された題材毎の選択回数を計数する選択回数計数手段(例えば実施の形態のステップS6)と、選択回数計数手段で計数された題材毎の選択回数を、マーケティング情報、あるいは広告料金の従量課金情報として遊技装置の外部へ出力する選択回数出力手段とを更に設けたことを特徴とする。
以上の構成により、題材を提供する情報や商品の送り手側が、容易に情報や商品の人気や売れ筋等のマーケティング情報を入手すること、更には遊技装置の管理側が、題材を提供する情報や商品の送り手側へ、適切な費用請求を行うことを可能とする。
【0011】
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載の遊技装置において、得点計数手段、あるいは選択回数出力手段の出力を含むゲームの結果を記録するための外部記録手段(例えば実施の形態のプリンタ10やスロットリンク11)を更に設けたことを特徴とする。
以上の構成により、入手した情報を記録として保管することを可能とする。
【0012】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の遊技装置において、外部記憶手段に記録された記録内容に基づいて、題材記録手段に記録された宣伝広告の題材が所定の回数以上選択されたと判断された場合、遊技者に特典を与えることを特徴とする。
以上の構成により、遊技者に宣伝広告題材の選択を促し、宣伝効果の向上を図ることを可能とする。
【0013】
請求項9に記載の発明は、宣伝広告の題材を少なくとも記録した題材記録手段と、前記題材記録手段の記録する題材を選択する選択手段と、筐体内部に設けられ、ゲームの実行画面および宣伝広告の題材を表示する第1の表示手段と、筐体内部に設けられ、遊技者が演技した音声を入力する音声入力手段と、該音声入力手段に入力された音声を取得する音声取得手段と、筐体外部に設けられ、前記宣伝広告の題材を表示する第2の表示手段と、筐体外部に設けられ、前記音声取得手段で取得された遊技者の演技による音声を出力するスピーカとを備えた遊技装置の制御方法であって、前記音声取得手段で取得した音声に基づいて、前記第2表示手段および前記スピーカにより遊技者の演技を宣伝広告として再生する再生処理を含むことを特徴とする。
【0014】
請求項10に記載の発明は、宣伝広告の題材を少なくとも記録した題材記録手段と、前記題材記録手段の記録する題材を選択する選択手段と、筐体内部に設けられ、ゲームの実行画面および宣伝広告の題材を表示する第1の表示手段と、筐体内部に設けられ、遊技者が演技した音声を入力する音声入力手段と、該音声入力手段に入力された音声を取得する音声取得手段と、筐体外部に設けられ、前記宣伝広告の題材を表示する第2の表示手段と、筐体外部に設けられ、前記音声取得手段で取得された遊技者の演技による音声を出力するスピーカとを備えた遊技装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、前記プログラムは、前記音声取得手段で取得した音声に基づいて、前記第2表示手段および前記スピーカにより遊技者の演技を宣伝広告として再生する再生処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施形態による遊技装置の構成を示すブロック図である。図1において、ROM(A)1はプログラムや画像データ等、更新されないデータを記憶しており、CPU(中央処理装置)2は、ROM(A)1に記録された遊技装置制御プログラムを実行することにより、遊技装置の動作を制御する。また、ROM(B)3に記録された本実施の形態の遊技装置で実行されるアフターレコーディングの題材であるTVや映画、CM等のコンテンツデータを利用して、遊技者にアフターレコーディングのゲームを行わせる。なお、ROM(B)3に記録されたコンテンツデータ等の記憶内容は、差し替えることにより内容の更新が可能である。 コントロールパネル4は、遊技中の操作内容の表示や、遊技者が遊技装置の操作を行うパネルであり、CPU2は、コントロールパネル4を介した遊技者の指示を元にアフターレコーディングの題材を選択、筐体内部モニタ5上に表示する。遊技者は、遊技装置の指示に従い、筐体内部モニタ5を見ながらマイク6に向かって演技を行う。遊技者の演技は、音声データや採点結果となりRAM7へ格納される。また、RAM7には、どの題材が何回選択されたか等のマーケティングデータや、ゲームの状態も記録する。
RAM7に記録された遊技者の演技は、筐体外部モニタ8とスピーカ9により随時再生され、筐体(ボックス)の周囲にいる人間に対して、遊技者の演技が広告として放映される。また、演技の結果やアドバイス、企業広告等は、プリンタ10が印字した紙媒体や、同時にスロットリンク11に挿入されたデータ記録カードに記録される。
なお、ROM(B)3は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記録媒体、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されても良い。また、RAM7は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されても良い。
【0016】
図2は、本実施の形態の遊技装置の内観を示した一例で、遊技装置は、筐体(ボックス)50により囲われた防音空間に、中央に上述のコントロールパネル4と筐体内部モニタ5、及びマイク6とが配置され、更に、遊技者が筐体内部モニタ5に表示された題材の音を聞くためのヘッドホンが装備されている。コントロールパネル4には、上述したデータ記録カード52を接続するためのスロットリンク11が設けられており、この他遊技者が操作する操作部100と、操作内容を表示する表示部101とが設けられている。また、コントロールパネル4の近傍には上述のプリンタ10が設けられている。
図3は、本実施の形態の遊技装置の外観を示した一例で、遊技装置は、筐体(ボックス)50により囲われた防音空間の外側に、周囲にいる人に向けた上述の筐体外部モニタ8と、スピーカ9が設けられている。
【0017】
次に、図面を参照して、本実施の形態の動作について説明する。
まず、図4のフローチャートを用いて、本実施の形態の遊技装置の動作を説明する。
図4において、まず、遊技装置がスタートボタンの押下によりゲームが開始される(ステップS1)。
ゲーム開始と共に、遊技装置は遊技者にプレイモードを選択させる(ステップS2)。
プレイモードは1人用か、複数人用かを選択させるもので、1人用が選択された場合(ステップS3のYES)、1人用コンテンツ選択画面を表示し、遊技者に選択させる(ステップS4)。
また、複数人用が選択された場合(ステップS3のNO)、複数人用コンテンツ選択画面を表示し、遊技者に選択させる(ステップS5)。
ここで、コンテンツは、みんなが良く知っており、かつ遊技者の興味をそそるような題材で、一例を挙げると、
(1)ヒーロー・アニメ編 / ヒーローの登場、変身シーン等
(2)トーク番組の司会とゲスト編 / 軽妙なトークシーン等
(3)CM編 / 流行語を生み出すような有名CM等
(4)ニュース・討論編 / ナレーション、現場中継、討論シーン等
(5)ドラマ編 / 流行語を生み出すような有名シーン等
(6)その他、日常会話編
等がある。
【0018】
コンテンツが選択されたら、選択されたコンテンツの選択回数を計数する(ステップS6)。ここで、コンテンツの選択回数計数結果は、どのようなコンテンツが続けて選択されているか確認するステップS7以降の動作に用いられると共に、コンテンツを提供する情報や商品の送り手側に対するマーケティング結果として出力しても良い。また、コンテンツの選択回数計数結果は、コンテンツを遊技装置へ提供する情報や商品の送り手側に対する広告料金の従量課金情報として用いても良い。
コンテンツの選択回数を計数したら、上記のCM編以外のコンテンツが続くか否かを判定する(ステップS7)。
ステップS7において、上記のCM編以外のコンテンツが続くと判断した場合(ステップS7のYES)、遊技者の選択したコンテンツの前にCM編のコンテンツを強制的に挿入する(ステップS8)。
また、ステップS7において、上記のCM編以外のコンテンツが続かないと判断した場合(ステップS7のNO)、今回の遊技者がCM編のコンテンツを選択したか否かを判定する(ステップS9)。
もし、ステップS8においてCM編のコンテンツを強制的に挿入した場合か、またはステップS9において今回の遊技者がCM編のコンテンツを選択したと判定した場合(ステップS9のYES)、ゲーム料金を割り引く(ステップS10)。
ゲーム料金が決定したら、遊技者にゲーム料金の投入を促し(ステップS11)、ゲームを実行する(ステップS12)。なお、ゲームの詳細は、図5を用いて後述する。
ゲームが終了したら、収録作品は、筐体外部モニタ8とスピーカ9により筐体周囲に放映される(ステップS13)。
なお、筐体外部モニタ8とスピーカ9による収録作品の放映は、遊技者がゲーム終了後一定時間後に遊技者の確認用に放映した後は、任意の時間間隔で適当に放映するものとする。
【0019】
次に、図5のフローチャートを用いて、本実施の形態の遊技装置のゲームの実行動作を説明する。
図5において、まず、選択されたコンテンツのステージ情報の読み出しが行われる(ステップS21)。
ステージ情報を取得したら、プレビュー画面を起動して遊技者に選択したコンテンツの内容を確認、あるいは練習させる(ステップS22)。なお、上述のステップS7において、CM編のコンテンツを強制的に挿入された場合、ここでは、まず、その挿入されたCM編のコンテンツからゲームを実行することになる。
次に、コンテンツが決定したら、遊技者に実際に演技を行わせる(ステップS23)。ここで、ゲームの実行は、例えば、図6に示す模式図のように、筐体内部モニタ5に映されたコンテンツの放映画面を見ながら、ヘッドホンから聞こえるバックの音楽等でタイミングを見計らい、画面下に現れる台詞をマイク6に向かって発する。
遊技者の演技は、題材のオリジナルの音声とのタイミングのズレにより評価される(ステップS24)。図6は、2人で行うCM編のコンテンツの例であり、画面下に、それぞれ1P、2Pとして2人の台詞が表示されている。また、台詞の採点は、図7に示す評価基準に従い評価し、指定の動作を行う。図7(a)のタイミング表には、台詞の評価基準として、発声するべき音声のタイミングに、マージンA、マージンB、マージンCの3種類のタイミングマージンが比較対象として用意され、それぞれ
(1)マージンA:評価が「ピッタリ」となる幅 =入力の開始値±05
(2)マージンB:評価が「まあまあ」となる幅 =入力の開始値±10
(3)マージンC:評価が「遅い/早い」となる幅=入力の開始値±20
と定義される。
【0020】
遊技者の演技が終了すると、遊技装置は、題材の音声と遊技者の演技のタイミングがあったか否かを判定し(ステップS25)、題材の音声と演技のタイミングがあっていた場合(ステップS25のYES)、遊技者の持ち点の増加を行う(ステップS26)。
逆に、題材の音声と演技のタイミングがあっていない場合(ステップS25のNO)、遊技者の持ち点の減少を行う(ステップS27)。
持ち点の計算が終了したら、遊技者の得点と、遊技者に通知する得点を反映した情報を画面に表示する(ステップS28)。ここで、評価結果は、図6に示す模式図のように、画面の両側に、遊技者の点数を棒グラフ状に表した「ゲージ」により表示される。各ゲージの表示と画面への評価結果の反映は、図7(b)に示すように、評価結果に合わせ、
(1)早い/FAST =ゲージを減らす ・画面に「FAST!」表示
(2)遅い/LATE =ゲージを減らす ・画面に「LATE!」表示
(3)まあまあ/OK! =ゲージを少し増加 ・画面に「OK!」表示
(4)ピッタリ/JUST!=ゲージを増加させる・画面に「JUST!」表示
となる。図6の例では、発声するタイミングが遅かったので、遊技者に通知する得点を反映した情報は「LATE!」と表示されている。
なお、遊技者の演技した音声は、タイミングを変更しなければ、音質等を加工して好みの音声に変換するようにしても良い。
【0021】
遊技者の演技の評価が終了すると、遊技装置は、残りの点数があるか否かを判定する(ステップS29)。
ステップS29において、残り点数がない場合(ステップS29のNO)、ゲームを終了する(ステップS34)。ただし、複数人数用のコンテンツの場合、1人でも残り点数がある場合、ゲームは続行する。
ステップS29において、残り点数がある場合(ステップS29のYES)、選択されたステージの全場面を終了したか否かを判定する(ステップS30)。
ステップS30において、選択されたステージの全場面を終了していない場合(ステップS30のNO)、ステップS22へ戻り、次の場面のプレビュー画面表示を行い、ゲームを続行する。
ステップS30において、選択されたステージの全場面を終了していた場合(ステップS30のYES)、ステージの総合評価を行う(ステップS31)。ここで、ステージの総合評価は上述の各場面毎の評価の累計で、図8に示すように、各遊技者毎のトータルスコアが表示される。また、画面下には総評としてのコメントが表示される。
【0022】
ステージの総合評価が終了すると、遊技装置は、遊技者の演技が基準点を満足したか否かを判定する(ステップS32)。
ステップS32において、遊技者の演技が基準点を満足していない場合(ステップS32のNO)、ゲームを終了する(ステップS34)。ただし、複数人数用のコンテンツの場合、1人でも遊技者の演技が基準点を満足した場合、ゲームは続行する。
ステップS32において、遊技者の演技が基準点を満足した場合(ステップS32のYES)、演技の音声を記録する(ステップS33)と共に、ステップS21へ戻り、次のステージの情報を読み出して、ゲームを続行する。
なお、遊技者はゲームの終了後、プリンタ10やスロットリンク11に挿入されたデータ記録カード52等へゲームの評価結果の出力を行う。この時、情報や商品の提供側の宣伝広告をゲームの評価結果と共に出力しても良い。また、データ記録カード52にはゲームの進行状況を記録し、次のゲーム実行時は、そのデータを読み込むことで、その続きを実行しても良い。
また、遊技者によるゲームの終了後は、上述のステップS33で記録された演技の音声は、前述の図4のステップS13で説明したように、題材の映像に記録された音声との組み合わせにより、収録作品として筐体外部モニタ8とスピーカ9により筐体周囲に放映される。
【0023】
なお、上述の実施の形態では、CM編のコンテンツが続けて選択された場合、CM編のコンテンツを強制的に挿入する例を説明したが、複数記録されているCM編のコンテンツの全てを演技したら、遊技者に対して、例えば隠しモードのゲームの実行権利を与える等の特典を用意し、これにより、CM編のコンテンツの選択を促しても良い。
【0024】
また、上述の遊技装置で記録された各遊技者の演技した音声は、各遊技者の個性が如実に表現されているので、例えば、コンテンツを遊技装置へ提供する情報や商品の送り手側(CM制作者)、あるいはニュース番組やドラマの制作者が、各遊技者を次のCM、ニュース番組、ドラマ等の演技者とするオーディションに用いても良い。ここで、オーディションの実行は遊技者に知らされても良いし、知らされなくても良い。なお、遊技者の音声データはスロットリンクからデータ記録カードへ出力して使用する。
【0025】
また、上述の遊技装置は、ROM(A)1に記録された遊技装置制御プログラムと、ROM(B)3に記録された本実施の形態の遊技装置で実行されるアフターレコーディングの題材であるTVや映画、CM等のコンテンツデータとを、コンピュータ読みとり可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムとデータをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、その機能を実現しても良い。
【0026】
ここで、上記「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含み、さらにWWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読みとり可能な記録媒体」とは、フロッピーディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。更に、「コンピュータ読みとり可能な記録媒体」とは、インターネット等のコンピュータネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体もしくは伝送波)、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0027】
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、更に前述した機能をコンピュータシステムに既に記憶されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0028】
【発明の効果】
以上の如く本発明によれば、ドラマやCM、その他の題材において、その台詞を演じるという行為を通して、遊技者の非日常、非現実へのあこがれや、遊技者の自己顕示欲を満たす効果が得られると共に、遊技者が選択する題材の人気を分析することで、題材に関連する情報や商品に関するマーケティング情報を得ることができるという効果が得られる。
更に、遊技者自らが宣伝広告に参加するという形をとることで、演技者の意識の中に宣伝広告の内容を強く植え付けることができ、宣伝効果がより強くなるので情報や商品の販売促進効果が得られ、本発明の装置は、遊技装置という効果のみならず、宣伝装置として活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の遊技装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施の形態の遊技装置の内観を示す模式図である。
【図3】 同実施の形態の遊技装置の外観を示す模式図である。
【図4】 同実施の形態の遊技装置の制御動作を示すフローチャートである。
【図5】 同実施の形態の遊技装置のゲームの実行動作を示すフローチャートである。
【図6】 同実施の形態の遊技装置のゲームの実行時の表示画面を示す図である。
【図7】 同実施の形態の遊技装置のゲームの評価基準とその動作を示す図である。
【図8】 同実施の形態の遊技装置のゲームの評価結果表示画面を示す図である。
【符号の説明】
3 ROM(B)
5 筐体内部モニタ
6 マイク
8 筐体外部モニタ
9 スピーカ
10 プリンタ
11 スロットリンク
51 ヘッドホン
ステップS4〜ステップS5 選択手段
ステップS6 選択回数計数手段
ステップS8、ステップS22 広告挿入手段
ステップS24〜ステップS25 音声評価手段
ステップS26〜ステップS27 得点計数手段
ステップS28 得点表示手段
ステップS33 音声取得手段

Claims (10)

  1. 宣伝広告の題材を少なくとも記録した題材記録手段と、
    前記題材記録手段の記録する題材を選択する選択手段と、
    筐体内部に設けられ、ゲームの実行画面および宣伝広告の題材を表示する第1の表示手段と、
    筐体内部に設けられ、遊技者が演技した音声を入力する音声入力手段と、
    該音声入力手段に入力された音声を取得する音声取得手段と、
    筐体外部に設けられ、前記宣伝広告の題材を表示する第2の表示手段と、
    筐体外部に設けられ、前記音声取得手段で取得された遊技者の演技による音声を出力するスピーカとを備え
    前記第2表示手段および前記スピーカは、前記音声取得手段で取得した音声に基づいて遊技者の演技を宣伝広告として再生することを特徴とする請求項1に記載の遊技装置。
  2. 前記選択手段で選択された題材の選択回数を計数する選択回数計数手段と、
    前記選択回数計数手段の計数結果に基づいて、宣伝広告の題材が続くか否かを判定する広告連続判定手段と、
    該広告連続判定手段により広告の題材以外の題材が続くと判定された場合に、強制的に宣伝広告の題材を挿入する広告題材挿入手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技装置。
  3. 前記音声取得手段により取得された音声と、前記題材記録手段に記録された題材の音声のタイミングを比較・評価する音声評価手段と、
    前記音声評価手段の評価結果を遊技者の得点として計数する得点計数手段と、
    を更に設けたことを特徴とする請求項1、または請求項2に記載の遊技装置。
  4. 前記得点計数手段が計数した遊技者の得点と、遊技者に通知する得点を反映した情報を、前記第1の表示手段に表示する得点表示手段を更に設けたことを特徴とする請求項3に記載の遊技装置。
  5. 前記得点計数手段が計数した遊技者の得点に、予め定めたしきい値を設けたことを特徴とする請求項、または請求項に記載の遊技装置。
  6. 前記選択手段で選択された題材毎の選択回数を計数する選択回数計数手段と、
    前記選択回数計数手段で計数された題材毎の選択回数を、マーケティング情報、あるいは広告料金の従量課金情報として遊技装置の外部へ出力する選択回数出力手段と、
    を更に設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の遊技装置。
  7. 前記得点計数手段、あるいは前記選択回数出力手段の出力を含むゲームの結果を記録するための外部記録手段を更に設けたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の遊技装置。
  8. 前記外部記憶手段に記録された記録内容に基づいて、前記題材記録手段に記録された前記宣伝広告の題材が所定の回数以上選択されたと判断された場合、遊技者に特典を与えることを特徴とする請求項7に記載の遊技装置。
  9. 宣伝広告の題材を少なくとも記録した題材記録手段と、前記題材記録手段の記録する題材を選択する選択手段と、筐体内部に設けられ、ゲームの実行画面および宣伝広告の題材を表示する第1の表示手段と、筐体内部に設けられ、遊技者が演技した音声を入力する音声入力手段と、該音声入力手段に入力された音声を取得する音声取得手段と、筐体外部に設けられ、前記宣伝広告の題材を表示する第2の表示手段と、筐体外部に設けられ、前記音声取得手段で取得された遊技者の演技による音声を出力するスピーカとを備えた遊技装置の制御方法であって、前記音声取得手段で取得した音声に基づいて、前記第2表示手段および前記スピーカにより遊技者の演技を宣伝広告として再生する再生処理を含むことを特徴とする遊技装置の制御方法。
  10. 宣伝広告の題材を少なくとも記録した題材記録手段と、前記題材記録手段の記録する題材を選択する選択手段と、筐体内部に設けられ、ゲームの実行画面 よび宣伝広告の題材を表示する第1の表示手段と、筐体内部に設けられ、遊技者が演技した音声を入力する音声入力手段と、該音声入力手段に入力された音声を取得する音声取得手段と、筐体外部に設けられ、前記宣伝広告の題材を表示する第2の表示手段と、筐体外部に設けられ、前記音声取得手段で取得された遊技者の演技による音声を出力するスピーカとを備えた遊技装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、前記プログラムは、前記音声取得手段で取得した音声に基づいて、前記第2表示手段および前記スピーカにより遊技者の演技を宣伝広告として再生する再生処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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