JP4128267B2 - ポリオール部分エステルの製造法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はポリオール部分エステルの製造法に関し、詳しくは、不飽和脂肪酸残基を有するポリオール部分エステルから、高選択的にポリオール部分エステルを製造する方法に関する。
【0002】
ポリオール部分エステルは、その起泡性、溶質溶解性、乳化性、保湿性、皮膚浸透性、低刺激性、潤滑性から、食品、化粧品、医薬若しくはその原料となる化学品として、産業上極めて重要である。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
ポリオール部分エステルの製造法としては、ポリオールフルエステルと脂肪酸誘導体とのトランスエステル化、若しくはポリオールと当量以下の脂肪酸誘導体とのエステル化が一般的である。この際、触媒としてアルカリを用いる方法、又はリパーゼなどの酵素触媒を用いる方法が知られている。
【0004】
この2種の触媒を用いて製造されるポリオール部分エステルの特徴について説明すると、前者のアルカリ触媒を用いた場合は選択性の低いランダムエステルが得られ、後者の酵素触媒を用いた場合は選択性の高いエステルが得られる。ここで選択性の高いエステルとは、個々のポリオールのエステル化度の分布が少ないエステルを意味する。即ち、例を挙げて説明すれば、平均エステル化度2の部分エステルにおいては、選択性の高いエステルとはジエステルを多く含有し、選択性の低いエステルとは、未エステル化ポリオール、モノエステル、トリエステル等を多く含有する。
【0005】
任意の脂肪酸誘導体及びポリオールを原料として、これらの触媒を区別して用いることによって、即ち、アルカリ触媒を用いることによって、選択性の低いポリオール部分エステルを、また、酵素触媒を用いることによって、選択性の高いポリオール部分エステルを製造できることから、様々なポリオール部分エステルの製造が可能である。しかしながら、酵素触媒では反応温度を上げることは、選択性の低下及び触媒寿命の低下を引き起こすため、高選択的なポリオール部分エステルの製造においては、原料の脂肪酸、ポリオール、及び製造されるポリオール部分エステルの凝固点には制限があり、高凝固点で選択性の高いエステルの製造は困難とされていた。勿論、適当な有機溶剤を用いることによって、これは可能であるが、製造設備への負担及び危険性が大きくなるという問題点を有している。
【0006】
従って、本発明が解決しようとする課題は、凝固点が高く、高いエステル選択性を有するポリオール部分エステルを製造する方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究の結果、不飽和脂肪酸残基を有するポリオール部分エステルを特定の触媒の存在下、低温下で水素化することによって、エステル交換反応を併発することなく、高凝固点の選択性の高いエステルを製造できることを見い出し、本発明を完成した。
【0008】
即ち、本発明は、不飽和脂肪酸残基を有するポリオール部分エステルを、白金族の触媒存在下、水素雰囲気中 100℃以下で水素化することを特徴とする高選択的なポリオール部分エステルの製造法を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
本発明において用いられる不飽和脂肪酸残基を有するポリオール部分エステルとは、エチレングリコール、プロピレングリコール等のアルキレングリコール;グリセリン;ペンタエリスリトール;トリメチロールプロパン等のポリオールの水酸基の一部に不飽和脂肪酸残基がエステル結合してなるものであり、具体的にはモノアシルグリセロール、ジアシルグリセロール、モノアシルアルキレングリコール等が挙げられる。
【0011】
ここで不飽和脂肪酸としては、炭素数16〜22の不飽和脂肪酸が好ましく、具体的には、ヘキサデセン酸、オクタデセン酸、オクタデカジエン酸、オクタデカトリエン酸、あるいはこれらの混合物や、これらを含有する例えば牛脂、豚脂等の動物油、パーム油、菜種油、大豆油等の植物油から誘導される脂肪酸等が挙げられ、不飽和脂肪酸だけでなく、飽和の脂肪酸を含んでいても良い。
【0012】
また本発明で用いられる白金属の触媒としては、パラジウム、白金、ルテニウム、ロジウム等の触媒が挙げられ、パラジウム触媒が特に好ましい。またこれらの金属はカーボン、アルミナ、シリカアルミノ、シリカ、ゼオライト等の担体に担持されていてもよい。
本発明において、白金属の触媒の添加量は、反応速度及びコストの点から、不飽和脂肪酸残基を有するポリオール部分エステルに対して10〜1000ppm が好ましく、50〜500 ppm がより好ましい。
【0013】
本発明の水素化反応の温度は、原料の不飽和脂肪酸残基を有するポリオール部分エステル及び水素化後のポリオール部分エステルの凝固点以上であることが必要であるが、100 ℃を超えるとエステル交換が併発し選択性が悪くなることから、100 ℃以下、望ましくは60℃以下で水素化反応を行なうことが好ましい。反応の温度は低すぎると反応速度が遅くなるが、反応系内が固化せずに液状である限りは問題はない。
【0014】
また、水素化反応は必ずしも完結させる必要はなく、反応時間、反応温度、触媒量、水素圧力等を調整することで、任意の凝固点の生成物を得ることができる。しかしながら、ポリオール部分エステルの脂肪酸残基中に含有されるエチレン結合を3個有する不飽和脂肪酸残基は、安定性が低く、色相、匂いの劣化を引き起こすこと、また、高温下では重合し易く、粘度上昇等の好ましくない物性の変化を引き起こすことから、不飽和脂肪酸残基中のエチレン結合を3個有する不飽和脂肪酸残基の割合が1重量%以下になるまで水素化を行なうことが好ましい。また、水素化率(反応率)が低いと、凝固点の調整という観点において効果が小さく、水素化反応は反応率15%以上、即ち、水素化後のポリオール部分エステルのヨウ素価が、原料の不飽和脂肪酸残基を有するポリオール部分エステルのヨウ素価の85%以下となるまで水素化を行なうことが効果的である。
本発明の水素化反応は、設備への負担低減や安全性の面から無溶媒下で行なうことが望ましい。
【0015】
本発明の方法によると、凝固点が高く、高いエステル選択性を有するポリオール部分エステルを製造することができる。
【0016】
【実施例】
以下、実施例及び比較例をもって本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0017】
実施例1
菜種油由来の不飽和脂肪酸残基を有するジアシルグリセロール(ヨウ素価120 、アシルグリセロール組成:モノ体2モル%, ジ体91モル%, トリ体7モル%) 500gにパラジウムカーボン触媒(パラジウム担持量5重量%)を10g加え、60℃、4時間、常圧水素雰囲気下で水素添加反応を行った。反応終了後、濾過にて触媒を除去し、水素添加された反応終了物を得た。
得られた反応終了物のヨウ素価及びアシルグリセロール組成を表1に示す。尚、ヨウ素価は油脂基準試験法に従ってウィイス法で測定し、アシルグリセロールの組成はガスクロマトグラフィーにて測定した。
【0018】
また、水素添加反応の1時間毎のポリオール部分エステル中のオクタデカトリエン酸残基含量、凝固点、相対重合度及び匂いを評価した。結果を表2に示す。尚、オクタデカトリエン酸残基含量はアシルグリセロールをエステル交換にてメチルエステルとし、ガスクロマトグラフィーにて測定し、凝固点は油脂基準試験法に従ってタイターを測定した。匂いについては、得られたポリオール部分エステルと、これを300 ℃で24時間加熱したものを、官能試験にて比較した。相対重合度については、300 ℃、24時間加熱したものをGPCにて測定し、算出した。
【0019】
比較例1
実施例1と同様の菜種油由来の不飽和脂肪酸残基を有するジアシルグリセロール 500gにニッケル触媒を 0.5g加え、60℃、4時間、常圧水素雰囲気下で水素添加反応を行った。反応終了後、濾過にて触媒を除去し、水素添加された反応終了物を得た。
得られた反応終了物のヨウ素価及びアシルグリセロール組成を表1に示す。
【0020】
比較例2
実施例1と同様の菜種油由来の不飽和脂肪酸残基を有するジアシルグリセロール 500gにニッケル触媒を 0.5g加え、 170℃、 0.5時間、0.39MPa(ゲージ圧)の水素雰囲気下で水素添加反応を行った。反応終了後、濾過にて触媒を除去し、水素添加された反応終了物を得た。
得られた反応終了物のヨウ素価及びアシルグリセロール組成を表1に示す。
【0021】
比較例3
実施例1と同様の菜種油由来の不飽和脂肪酸残基を有するジアシルグリセロール 500gにパラジウムカーボン触媒(パラジウム担持量5重量%)を10g加え、170 ℃、 0.5時間、常圧水素雰囲気下で水素添加反応を行った。反応終了後、濾過にて触媒を除去し、水素添加された反応終了物を得た。
得られた反応終了物のヨウ素価及びアシルグリセロール組成を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
実施例2
菜種油由来の不飽和脂肪酸残基を有するモノアシルグリセロール(ヨウ素価104 、アシルグリセロール組成:モノ体98モル%, ジ体2モル%, トリ体0モル%) 500gにパラジウムカーボン触媒(パラジウム担持量5重量%)を10g加え、60℃、4時間、常圧水素雰囲気下で水素添加反応を行った。反応終了後、濾過にて触媒を除去し、水素添加された反応終了物を得た。
得られた反応終了物のヨウ素価及びアシルグリセロール組成を表3に示す。
【0025】
比較例4
実施例2と同様の菜種油由来の不飽和脂肪酸残基を有するモノアシルグリセロール 500gにニッケル触媒を 0.5g加え、60℃、4時間、常圧水素雰囲気下で水素添加反応を行った。反応終了後、濾過にて触媒を除去し、水素添加された反応終了物を得た。
得られた反応終了物のヨウ素価及びアシルグリセロール組成を表3に示す。
【0026】
比較例5
実施例2と同様の菜種油由来の不飽和脂肪酸残基を有するモノアシルグリセロール 500gにニッケル触媒を 0.5g加え、 170℃、 0.5時間、0.39MPa(ゲージ圧)の水素雰囲気下で水素添加反応を行った。反応終了後、濾過にて触媒を除去し、水素添加された反応終了物を得た。
得られた反応終了物のヨウ素価及びアシルグリセロール組成を表3に示す。
【0027】
比較例6
実施例2と同様の菜種油由来の不飽和脂肪酸残基を有するモノアシルグリセロール 500gにパラジウムカーボン触媒(パラジウム担持量5重量%)を10g加え、 170℃、 0.5時間、常圧水素雰囲気下で水素添加反応を行った。反応終了後、濾過にて触媒を除去し、水素添加された反応終了物を得た。
得られた反応終了物のヨウ素価及びアシルグリセロール組成を表3に示す。
【0028】
【表3】
【0029】
実施例3
菜種油由来の不飽和脂肪酸残基を有するモノアシルエチレングリコール(ヨウ素価120 、アシルエチレングリコール組成:モノ体98モル%, ジ体2モル%) 500gにパラジウムカーボン触媒(パラジウム担持量5重量%)を10g加え、60℃、4時間、常圧水素雰囲気下で水素添加反応を行った。反応終了後、濾過にて触媒を除去し、水素添加された反応終了物を得た。
得られた反応終了物のヨウ素価及びアシルエチレングリコール組成を表4に示す。
【0030】
比較例7
実施例3と同様の菜種油由来の不飽和脂肪酸残基を有するモノアシルエチレングリコール 500gにニッケル触媒を 0.5g加え、60℃、4時間、常圧水素雰囲気下で水素添加反応を行った。反応終了後、濾過にて触媒を除去し、水素添加された反応終了物を得た。
得られた反応終了物のヨウ素価及びアシルエチレングリコール組成を表4に示す。
【0031】
比較例8
実施例3と同様の菜種油由来の不飽和脂肪酸残基を有するモノアシルエチレングリコール 500gにニッケル触媒を 0.5g加え、 170℃、 0.5時間、0.39MPa(ゲージ圧)の水素雰囲気下で水素添加反応を行った。反応終了後、濾過にて触媒を除去し、水素添加された反応終了物を得た。
得られた反応終了物のヨウ素価及びアシルエチレングリコール組成を表4に示す。
【0032】
比較例9
実施例3と同様の菜種油由来の不飽和脂肪酸残基を有するモノアシルエチレングリコール 500gにパラジウムカーボン触媒(パラジウム担持量5重量%)を10g加え、 170℃、 0.5時間、常圧水素雰囲気下で水素添加反応を行った。反応終了後、濾過にて触媒を除去し、水素添加された反応終了物を得た。
得られた反応終了物のヨウ素価及びアシルエチレングリコール組成を表4に示す。
【0033】
【表4】
【0034】
上記実施例及び比較例の結果から明らかなように、本発明の方法によると高選択性の水素化されたポリオール部分エステルが得られたが、ニッケル触媒を用い、100 ℃以下の温度で水素化反応を行なうと水素化反応はほとんど進行しなかった。また、ニッケル触媒あるいは白金属触媒を用い、100 ℃より高い温度で水素化反応を行なうと、高選択性のポリオール部分エステルは得られなかった。
Claims (5)
- 炭素数 16 〜 22 の不飽和脂肪酸残基を有するポリオール部分エステルを、白金族の触媒存在下、水素雰囲気中100℃以下で、水素化後のポリオール部分エステルのヨウ素価が、原料の不飽和脂肪酸残基を有するポリオール部分エステルのヨウ素価の 85 %以下となるまで水素化を行なうことを特徴とするポリオールのエステル化度の分布が少ない高選択的なポリオール部分エステルの製造法。
- 不飽和脂肪酸残基中のエチレン結合を3個有する不飽和脂肪酸残基の割合が1重量%以下になるまで水素化を行なう請求項1記載の製造法。
- 白金族の触媒を不飽和脂肪酸残基を有するポリオール部分エステルに対して10〜1000ppm 添加する請求項1又は2記載の製造法。
- 白金族の触媒がパラジウム触媒である請求項1〜3のいずれか一項に記載の製造法。
- 不飽和脂肪酸残基を有するポリオール部分エステルが、モノアシルグリセロール、ジアシルグリセロール又はモノアシルアルキレングリコールである請求項1〜4のいずれか一項に記載の製造法。
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