JP4127446B2 - 卵白複合体及びその製造方法、並びにその用途 - Google Patents
卵白複合体及びその製造方法、並びにその用途 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、優れた乳化力を有し、かつ耐熱性を有した卵白と脂肪酸からなる卵白複合体及びその製造方法、並びにその用途に関する。
【0002】
【従来の技術】
卵白は構成アミノ酸の配列により親水性部分と疎水性部分を有した両親媒性物質であり、これより乳化作用を有していることが知られている。ところが、卵白は乳化作用を有しているものの、一般的に乳化剤として使用されている物質に比べその効果が弱く、そのため乳化剤として使用されることが少なかった。
【0003】
この様な状況下、特開平9−3479号公報には、両親媒性を有する蛋白質と疎水性の脂肪酸とを複合化した蛋白複合体を乳化剤として用いることが提案されており、前記蛋白質として卵白が例示されている。しかしながら、前記公報に記載の蛋白複合体は、単に蛋白質と脂肪酸とを複合化したものであり、両親媒性の蛋白質として卵白を用いた場合、この卵白複合体は卵白単独に比べ乳化力が強くなっているものの、未だ満足できる程の十分な乳化力を有するとは言い難いものであった。また、乳化の際、あるいは乳化後において高温での加熱処理を伴うような乳化物の製造においては、前記複合体が熱変性により凝固し、乳化剤として機能を発現できないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明の目的は、優れた乳化力を有し、かつ耐熱性を有した卵白と脂肪酸からなる卵白複合体及びその製造方法、並びにその用途を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記の目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、(1)卵白と脂肪酸からなる複合体の製造方法であって、卵白と脂肪酸を複合化した後、該複合体の卵白固形分7%以下相当量の水溶液をpH9以上で加熱処理を施すことを特徴とする、該複合体の卵白固形分10%相当量の水溶液において80℃で10分間加熱してもゲル化しない卵白複合体の製造方法、(2)卵白固形分100部に対し脂肪酸が5〜30部である(1)記載の卵白複合体の製造方法(3)(1)または(2)記載の製造方法により得られる卵白複合体からなる乳化剤、(4)(1)または(2)記載の製造方法により得られる卵白複合体を含有する乳化組成物、(5)乳化組成物が乳化の際、あるいは乳化後において、70〜130℃で少なくとも1分以上の加熱処理を伴う組成物である(4)記載の乳化組成物、である。
【0006】
以下本発明を説明する。なお、本発明において「%」は「重量%」であり、また、「部」は「重量部」を意味する。
まず、本発明に用いる卵白としては、特に限定するものではないが、例えば、卵を割卵して卵黄と分離した生卵白、冷凍した冷凍卵白、濃縮した濃縮卵白、スプレードライやフリーズドライ等で乾燥した乾燥卵白等が挙げられる。さらに、本発明においては、卵白中の一成分、例えば、糖分やリゾチーム等を除去したいわゆる脱糖卵白、脱リゾ卵白と称されるもの、上述の各種卵白を加水分解したもの、あるいはこれらの処理を組み合わせて得られたもの等も本発明に用いる卵白に含まれる。
【0007】
また、本発明に用いる脂肪酸としては、食品、化粧品あるいは医薬品等の原料として用いられている脂肪酸であれば何れのものでもよく、例えば、炭素数10〜24の飽和あるいは不飽和のアルキル基を有する脂肪酸、具体的には、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、アラキドン酸、EPA、DHA等が挙げられる。また、本発明においては、これらの1種または2種以上の脂肪酸混合物、あるいは動植物油脂をリパーゼで処理した遊離脂肪酸を含有したものを用いてもよく、ナトリウム塩やカリウム塩等の脂肪酸塩を用いてもよい。
【0008】
本発明の卵白複合体は、上述の卵白と脂肪酸からなる複合体である。本発明において複合体とは、卵白と脂肪酸とが静電気的、疎水的親和力と思われる物理的親和力により結合したものであり、具体的には、乾燥させた複合体からその10倍量のクロロホルム/メタノール=2/1(容量比)で3回処理し全脂肪酸を抽出したときのその量に対し、同様にn−ヘキサンで脂肪酸を抽出したとき約8割の脂肪酸が抽出されない状態にあるものをいう。
なお、卵白と脂肪酸とが共有結合したものは、その製造の際、反応性の高い脂肪酸塩化物を使うため、未反応物が残留した場合、毒性が危惧されることから、本発明には含まれない。
【0009】
また、本発明の卵白複合体は、卵白固形分10%相当量の複合体水溶液において80℃で10分間加熱してもゲル化しない特性を有する。具体的には、前記複合体水溶液5mLを試験管(内径15mm)に採取し、これを80℃の湯浴中で10分間加熱してもゲル化しないことをいう。後述の試験例で示すとおりこのような特性を有した本発明の卵白複合体は、有しないものに比べ更に優れた乳化力を有するばかりか、一般的に使用されている乳化剤に比べても優れている。よって本発明の卵白複合体は、油脂が乳化された状態にある食品、化粧品あるいは医薬品等の乳化組成物の原料として好適であり、乳化剤として用いることができる。特に、本発明の卵白複合体は、上述のような特性より耐熱性を有していることから、乳化の際、あるいは乳化後において高温での加熱処理を伴う乳化組成物、具体的には70〜130℃で少なくとも1分以上の加熱処理を伴う例えば、フラワーペースト、ホワイトソース、流動食、乳液、クリーム(化粧料)等のような乳化組成物に好適である。
【0010】
本発明の卵白複合体は、卵白の固形分100部に対し脂肪酸が5部以上である複合体が好ましい。後述の試験例で示すとおり脂肪酸が5部より少ないと良好な乳化状態のものが得られず好ましくない。本発明では脂肪酸の上限量を卵白の固形分100部に対し30部と規定しているが、これは30部より多くしたとしてもそれ以上の効果が得られず経済的でないためである。
【0011】
次に本発明の卵白複合体の代表的な製造方法について説明する。まず蛋白質濃度が1〜30%程度の液状の卵白を用意する。この卵白を攪拌させながら卵白の固形分100部に対し5〜30部となるように脂肪酸を添加する。添加方法は任意であるが、一般的に脂肪酸は水に溶解し難いことから、アルコール、含水アルコールあるいはアルカリ水溶液に溶解してから添加するとよい。アルコールあるいは含水アルコールを用いる場合は、アルコール濃度50〜100容量%のものを脂肪酸1部に対し4〜5部、アルカリ水溶液を用いる場合は、アルカリ濃度0.1〜3mol/Lのものを脂肪酸1部に対し8〜10部を目安にするとよい。また、脂肪酸の添加、その後の均質化処理の際、この液状の卵白を35〜55℃に加温しておくと脂肪酸が分散し易いことから好ましい。次に、脂肪酸を添加したものをホモミキサー、超音波発生機、高圧ホモゲナイザー等により均質化処理を施し、卵白と脂肪酸との複合体を形成させる。具体的には、例えば、ホモミキサーを用い1時間程度混合するとよい。
【0012】
このようにして得られた複合体にアルカリ処理を施すことにより本発明の卵白組成物が得られる。具体的には、まず、前記複合体の水溶液を卵白固形分7%以下となるように清水で希釈する。7%より高い濃度では次工程のpH9以上での加熱処理により前記水溶液がゲル化し本発明の卵白複合体が得られないからである。
【0013】
次に卵白固形分7%以下とした前記複合体水溶液をpH9以上、好ましくはpH9.5以上に調整し高温(約85〜100℃)で加熱処理することにより本発明の卵白複合体が得られる。pHが9より低いと本発明の特性である80℃でゲル化しないものが得られないばかりか乳化力が弱く好ましくない。
なお、以上の方法で得られた卵白複合体は液状であるが、取扱い、保存上の点からスプレードライ、フリーズドライ等で乾燥させた乾燥物が望ましい。
【0014】
本発明の乳化組成物は、水相と油相とが乳化状態にある、具体的には、水中油型、油中水型、水中油中水型、油中水中油型のいずれかの状態にあるものいう。このような乳化組成物としては、例えば、フラワーペースト、流動食、ホワイトソース等のパスタソース、ファットスプレッド、アイスクリーム、コーヒーホワイトナー、マヨネーズやドレッシング等の乳化調味料、乳液やエモリエントクリーム等の乳化状の皮膚外用剤、ヘアーコンディショナー、ヘアートリートメント、ヘアーパック、ヘアークリーム、医薬用軟膏等が挙げられる。
【0015】
また、本発明の乳化組成物は、上述の卵白複合体を含有したものであり、常法に則り製造するとよい。卵白複合体の添加は水相、油相いずれでもよく、その含有量としては、特に限定するものではないが、油脂に対し固形分換算で0.1〜20%含有させるとよい。0.1%より少ないと十分な乳化作用を発現できず、また20%より多く含有させたとしてもそれ以上の効果が得られず経済的でないからである。
【0016】
次に、本発明を実施例及び試験例に基づき、さらに詳細に説明する。
【実施例】
実施例1
卵白液(キユーピー(株)製)1kgに酵母2gを添加して35℃で脱糖処理を行った。この脱糖卵白(卵白固形分10%)をホモミキサーで攪拌させながら0.4mol/L水酸化ナトリウム水溶液90gにオレイン酸10g溶解させたものを注加し、さらに1時間攪拌して卵白と脂肪酸とを複合化させた。次に、この複合体の水溶液に清水を添加して全重量1.5kg(卵白固形分6.7%)とし、次に水酸化ナトリウム水溶液でpH10に調整後、攪拌しながら約95℃で10分間加熱しアルカリ処理を施した。次に、この処理液をクエン酸水溶液でpH7とした後、フリーズドライで乾燥し、卵白複合体を製造した。
得られた卵白複合体は、卵白固形分100部に対し脂肪酸を10部含有したものであり、10倍量のクロロホルム/メタノール=2/1(容量比)で3回処理して脂肪酸を抽出したところ、殆どの脂肪酸が抽出されたのに対し、同様にn−ヘキサンで抽出したところ、約3%しか抽出されず、このことから、複合体を形成していることが判った。
また、得られた卵白複合体を卵白固形分10%となるように加水後、均一に溶解させ、この溶解液5mLを試験管(内径15mm)に採取し、これを80℃の湯浴中で10分間加熱したが、ゲル化しなかった。
【0017】
比較例1
卵白液(キユーピー(株)製)1kgに酵母2gを添加して35℃で脱糖処理を行った。この脱糖卵白(卵白固形分10%)をホモミキサーで攪拌させながら0.4mol/L水酸化ナトリウム水溶液90gにオレイン酸10g溶解させたものを注加し、さらに1時間攪拌して卵白と脂肪酸とを複合化させた後、フリーズドライで乾燥し、卵白複合体を製造した。
得られた卵白複合体は、卵白固形分100部に対し脂肪酸を10部含有したものであり、10倍量のクロロホルム/メタノール=2/1(容量比)で3回処理して脂肪酸を抽出したところ、殆どの脂肪酸が抽出されたのに対し、同様にn−ヘキサンで抽出したところ、約3%しか抽出されず、このことから、複合体を形成していることが判った。
また、得られた卵白複合体を卵白固形分10%となるように加水後、均一に溶解させ、この溶解液5mLを試験管(内径15mm)に採取し、これを80℃の湯浴中で10分間加熱したところゲル化した。
【0018】
実施例2(フラワーペースト)
約60℃に加温した清水245gをミキサー(T.K.オートホモミクサー、特殊機化工業(株)製)で攪拌させながら実施例1の卵白複合体1.5gを添加し、均一に分散させた。この分散液を5000rpmで攪拌させながらサラダ油100gを注加し、粗乳化を行った。この粗乳化物を高圧ホモゲナイザーを用いて100kg/cm2下で精乳化を行った。この精乳化物をミキサーで攪拌させながら上白糖80g、コーンスターチ30g、脱脂粉乳30g及び乾燥卵黄5gを添加し、均一に分散させた。次に、澱粉を糊化するため100℃の油浴で攪拌させながら4分間加熱処理し、フラワーペーストを製造した。
【0019】
<製法>
常法に則り、油相及び水相をそれぞれ加熱溶解し約80℃まで昇温させた。次に、水相をミキサー(T.K.オートホモミクサー、特殊機化工業(株)製)を用い5000rpmで攪拌させながら油相を注加し、注加後さらに5分間処理した。次にパドル型ミキサーを用い低速で攪拌させながら室温まで冷却し、エモリエントクリーム200gを製造した。なお、品温50℃のとき水分補正を行った。
【0020】
【試験例】
試験例1
実施例1及び比較例1で得られたそれぞれの卵白複合体を乳化剤として用いた乳化物を下記の方法で調製し、得られた乳化物を1時間静置したときの油滴の平均粒子径により乳化力を比較した。
なお、油滴の平均粒子径は、島津製作所製レーザー散乱光粒度分布計(SALD−2000A型)で測定した。
<乳化物の調製方法>
清水139.0gに卵白複合体1.0gを添加し高速攪拌機(ヒスコトロンNS−50、(株)日音医理科機器製作所製)を用い20目盛りで30秒間分散させ、次に分散液を同回転数で攪拌させながらサラダ油80.0gを30秒間で注加し、さらに30秒間処理して予備乳化を行った。次に、回転数を40目盛りに上げ180秒間処理して仕上げ乳化を行い、乳化物を得た。
【0021】
【表1】
【0022】
表1より、耐熱性を有した実施例1の卵白複合体のほうが耐熱性を有しない比較例1のものに比べ、粒子径が小さい乳化物が得られていることから、耐熱性を有した実施例1の卵白複合体は乳化剤として優れた乳化力を有することが理解される。
【0023】
試験例2
実施例1において、脂肪酸(オレイン酸)の添加量を変えて表2に示すよう卵白固形分と脂肪酸の割合となるように卵白複合体を調製した。得られた卵白複合体を用い実施例2に準じフラワーペーストを調製し、その乳化状態を観察した。また、実施例2において、卵白複合体1.5gに代えて一般的に使用されている乳化剤、グリセリン脂肪酸エステル(第一工業(株)製、商品名「MGパウダー」)0.9g及びショ糖脂肪酸エステル(第一工業(株)製、商品名「DKエステルF−160」)0.7gとを用いてフラワーペーストを調製し、その乳化状態を観察した。
【0024】
【表2】
【0025】
乳化状態
○:油脂が分離しておらず、良好な乳化状態である
△:少量の油脂が分離している。
×:多量の油脂が分離している。
【0026】
表2より、卵白固形分100部に対し脂肪酸が5部以上である卵白複合体を用いた乳化物は、良好な乳化状態であり好ましいことが理解される。また、本発明の卵白複合体は、一般的に使用されている乳化剤に比べ、乳化状態が良いものが得られることから、乳化力に優れていることが理解される。
【0027】
試験例3
実施例1の清水による希釈において、卵白固形分の濃度を表3に示す濃度とし、次工程のアルカリ処理を施したときの状態を観察した。
【0028】
【表3】
【0029】
表3より、卵白固形分の濃度が7%以下でないと次工程のアルカリ処理でゲル化し本発明の卵白複合体が製造出来ないことが理解される。
【0030】
実施例1のアルカリ処理において、表4に示すpHに調整して卵白複合体を製造し、得られた卵白複合体について、実施例1に記載の方法で耐熱性を調べるとともに、実施例2に準じフラワーペーストを調製し、その乳化状態を観察した。
なお。表中の耐熱性に関する記号は、○は「ゲル化していない」ことを、×は「ゲル化した」ことを意味し、乳化状態を示す記号は試験例2と同じである。
【0031】
【表4】
【0032】
表4より、pH9.0以上でないと耐熱性を有した卵白複合体は得られず、また、比較的良好な乳化物も得られないことが理解される。
【0033】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の卵白複合体は、従来品に比べ優れた乳化力と耐熱性を有していることから、加熱処理を伴うような乳化組成物であっても良好な乳化状態のものが得られる。
Claims (5)
- 卵白と脂肪酸からなる複合体の製造方法であって、卵白と脂肪酸を複合化した後、該複合体の卵白固形分7%以下相当量の水溶液をpH9以上で加熱処理を施すことを特徴とする、該複合体の卵白固形分10%相当量の水溶液において80℃で10分間加熱してもゲル化しない卵白複合体の製造方法。
- 卵白固形分100部に対し脂肪酸が5〜30部である請求項1記載の卵白複合体の製造方法。
- 請求項1または2記載の製造方法により得られる卵白複合体からなる乳化剤。
- 請求項1または2記載の製造方法により得られる卵白複合体を含有する乳化組成物。
- 乳化組成物が乳化の際、あるいは乳化後において、70〜130℃で少なくとも1分以上の加熱処理を伴う組成物である請求項4記載の乳化組成物。
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