JP4126795B2 - 疑似積符号復号装置及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばディジタルビデオテープレコーダ、ディジタルオーディオレコーダ、ディジタル通信装置等、疑似積符号を用いたディジタル機器に適用して好適な疑似積符号復号装置及び方法に関し、詳しくは、疑似積符号を積符号に変換して復号処理を行うことで誤り訂正能力を向上させた疑似積符号復号装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、入力されたビデオ信号やオーディオ信号をディジタル化して記録する、ディジタルビデオテープレコーダ、ディジタルオーディオレコーダ等の記録再生装置が実用化されいる。
【0003】
この記録再生装置200は図15に示すように構成され、ビデオ信号符号化部201に例えばビデオ信号が入力されると、ビデオ信号符号化部201により符号化することでビデオデータを生成し、誤り訂正符号符号化部202によりビデオデータについて誤り訂正符号化を行い、誤り訂正符号符号化部202からのビデオデータを記録再生部203により回転ヘッド207を用いて磁気テープ206に記録するようになされている。
【0004】
また、この記録再生装置200は、磁気テープ206に記録されたビデオデータが回転ヘッド207により再生され、記録再生部203からのビデオデータを誤り訂正符号復号部204により誤り訂正し、誤り訂正されたビデオデータをビデオ信号復号部205によりビデオ信号として外部に出力するようになされている。
【0005】
上記誤り訂正符号符号化部202及び誤り訂正符号復号部204で用いられる誤り訂正符号としては様々なものがあるが、情報シンボル(symbol)を長方形状に配置し縦方向と横方向それぞれに線形組織誤り訂正符号が形成されてなる積符号があり、例えば図16に示すような積符号符号語が知られている。この積符号符号語において、磁気テープ206上で連続して配置される方向の符号をC1符号(内符号)と呼び、前記C1符号とは直交する方向の符号をC2符号(外符号)と呼ぶ。
【0006】
この図16に示した積符号符号語の一例では、符号長が10、パリティ(parity)数が4、最大2誤り訂正可能な線形組織誤り訂正符号をC1符号とし、符号長が14シンボル、パリティ数が4シンボル、最大2シンボル誤り訂正可能な線形組織誤り訂正符号をC2符号としている。このように線形組織誤り符号を要素として構成した積符号符号語は、C1符号を符号化した後にC2符号の符号化を行うような順序で符号化がなされても、C2符号を符号化した後にC1符号の符号化を行うような順序で符号化がなされても、同じ符号化結果が得られることが知られている。
【0007】
例えば、C2符号を符号化した後にC1符号の符号化を行うと、定義から図16に示すシンボル群212はC1符号のパリティシンボル(parity symbol)である。当然、図16に示すシンボル群213は、C2符号のパリティシンボルに付加されたC1符号のパリティシンボルである。一方、符号化を行う順序に依存せずに符号化結果は同じなので、図16に示すシンボル群213は、C1符号のパリティシンボルに付加されたC2符号のパリティシンボルにもなっている。結局、C2符号を符号化した後にC1符号の符号化を行っても、縦方向に見れば、シンボル群211だけでなく、シンボル群212もC2符号となる。
【0008】
このような積符号のパリティシンボルの特徴を活かして、複数回復号することにより積符号の誤り訂正能力を向上させることが可能であることが知られている。例えば、まず横方向においてC1符号の復号を行い、その後に縦方向においてC2符号の復号を行えば、C1符号の復号により訂正できなかった誤りもC2符号の復号により訂正することができる。さらに、C1符号の復号、C2符号の復号・・・と復号を行う回数を増加させることにより確実に訂正能力を向上させることが可能である。
【0009】
また、図15の誤り訂正符号符号化部202、及び誤り訂正符号復号部204に用いられる誤り訂正符号として、2系統の情報シンボル系列を格納できる疑似積符号も知られている。
【0010】
疑似積符号では、まず、第1系列の情報シンボルを長方形状に配置し、縦方向の線形組織誤り訂正符号を形成させた後に、第2系列の情報シンボルを付加する。そして、第1系列の情報シンボルを縦方向に符号化したものと第2系列の情報シンボルをまとめたものに対して、横方向の線形組織誤り訂正符号を形成させる。
【0011】
図17に、疑似積符号符号語の例を示す。この疑似積符号符号語においても、上述の積符号と同様に、磁気テープ207上で連続して配置される方向の符号をC1符号(内符号)と呼び、他方の符号をC2符号(外符号)と呼ぶ。
【0012】
この図17に示す疑似積符号符号語では、符号長が12シンボル、パリティ数が4シンボル、最大2シンボルが誤り訂正することが可能な線形誤り訂正符号をC1符号とし、符号長が14、パリティ数が4、最大2シンボルが誤り訂正することが可能な線形誤り訂正符号をC2符号としている。C1符号方向に6シンボル、C2符号方向に10シンボルの長方形状のシンボルに第1系列の情報シンボルが格納され、C1符号の情報シンボルのうち、最初の2シンボルに第2系列の情報シンボルが格納されている。このような疑似積符号は、上述した積符号の変形であるが完全な積符号ではない。
【0013】
図17に示すシンボル群222はC2符号を構成しているが、シンボル群223はC2符号にはなっていない。第1系列の情報シンボルはC2符号及びC1符号を構成しているが、第2系列の情報シンボルはC1符号のみを構成しているからである。
【0014】
また、第2系列の情報シンボルは、C2符号を復号する前に必要となる情報であることが多い。例えば、不連続に現れるC1符号を疑似積符号の形状に配列するために必要な位置情報などである。
【0015】
図15の誤り訂正符号符号化部202に相当する疑似積符号符号化装置は、C1符号が配列されている方向に従って入力される第1系列の情報シンボルをC2符号方向に並べ替え、C2符号化するとともにC2符号のパリティシンボルを付加する。また、この疑似積符号符号化装置は、第2系列の情報シンボルとC1符号方向に並べ替えられたC2符号化結果を適切に選択し、C1符号化するとともにC1符号のパリティシンボルを付加して疑似積符号を出力する。
【0016】
図15の誤り訂正符号復号部204に相当する従来の疑似積符号復号装置240の構成例を図18に示す。この図18に示す疑似積符号復号装置240は、入力端子241、C1符号復号部242、第2系列情報シンボル抽出部243、第1のインターリーブ部244、C2符号復号部245、第2のインターリーブ部246、符号繰り返し復号部247、第1系列情報シンボル抽出部248、出力端子249、及び出力端子250を備える。
【0017】
C1符号復号部242は、入力端子241からC1符号方向順に供給される疑似積符号を所定のC1符号として復号し、符号から定まる訂正可能な範囲の誤りを訂正する処理を行い、第2系列情報シンボル抽出部243及び第1のインターリーブ部244に出力する。
【0018】
第2系列情報シンボル抽出部243は、C1符号復号部242から供給されるC1符号としての疑似積符号の復号結果に含まれる第2系列の情報シンボルを抽出し、出力端子250に出力する。
【0019】
第1のインターリーブ部244は、C1符号復号部242から疑似積符号がC1符号として供給され、C2符号としての疑似積符号としてC2符号符号部245に出力する。
【0020】
C2符号復号部245は、第1のインターリーブ部244からC2符号方向順に供給される疑似積符号を所定のC2符号として復号し、符号から定まる訂正可能な範囲の誤りを訂正し、第2のインターリーブ部246に出力する。ここで、第1のインターリーブ部244から供給される疑似積符号のうち一部のみしかC2符号を構成していないので、C2符号復号部245はC2符号としての部分についてのみ復号を行い、他の部分は復号を行わないで第2のインターリーブ部246に出力する。
【0021】
C2符号復号部245は、例えば図17に示した疑似積符号符号語が入力されたときには、シンボル群222が第1のインターリーブ部244から入力されている間、疑似積符号をC2符号として誤り訂正を行い、第2のインターリーブ部246に出力する。
【0022】
図17に示すシンボル群221及びシンボル群223が第1のインターリーブ部244から供給されている間、C2符号復号部245は、誤り訂正を行わず疑似積符号をそのまま第2のインターリーブ部246に出力する。
【0023】
第2のインターリーブ部246は、C2符号復号部245から入力された疑似列符号をC1符号として繰り返し復号部247に出力する。
【0024】
繰り返し復号部247は、第2のインターリーブ部246からC1符号方向順に供給される疑似積符号を、繰り返して復号する処理を行う。この繰り返し復号部247は、例えばC1符号復号,C2符号復号,・・・,C1符号復号,C2符号復号と繰り返して復号する処理を行い、第1系列情報シンボル抽出部248へ出力する。
【0025】
第1系列情報シンボル抽出部248は、繰り返し復号部247からのC1符号方向順に供給される疑似積符号から、第1系列の情報シンボルのみを抽出し、出力端子249に出力する。
【0026】
このような疑似積符号復号装置240によれば、入力端子241からC1符号方向順に入力される疑似積符号符号語を復号することで誤りを訂正し、出力端子249に第1系列の情報シンボルを出力するとともに、出力端子250に第2系列の情報シンボルを出力する。
【0027】
上記繰り返し復号部247は、C1符号方向順に入力される疑似積符号符号語をC1符号として1回、C2符号として1回ずつ復号することで誤りを更に訂正し、C2符号をC1符号方向順に出力する。
【0028】
図18に示す従来の疑似積符号復号装置240は、繰り返し復号部247を備えることで、C1符号復号部242によるC1符号の復号、C2符号復号部245によるC2符号の復号、C1符号復号部262によるC1符号の復号、C2符号復号部264によるC2符号の復号と合計4回の復号処理を行うことになる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述の図16に示す疑似積符号符号語において、シンボル群222はC2符号語を構成しているが、シンボル群223はC2符号語とはなっていない。そのため、上述の図18の疑似積符号復号装置240に含まれるC2符号復号部245は、C2符号の復号を行っても、シンボル群222に含まれる誤りのみを訂正し、シンボル群221及びシンボル群223に含まれる誤りを訂正することはできない。
【0030】
疑似積符号復号装置240は、上述のように図17に示す疑似積符号符号語のシンボル群221及びシンボル群223に含まれる誤りがC2符号を復号しても訂正できないことにより、繰り返し復号により得られた積符号の誤り訂正能力が損なわれる。
【0031】
ここで、図16に示す積符号符号語に誤りが存在するときにおいて、当該積符号符号語について復号を行ったときの結果について図19を用いて説明する。この図19によれば、横方向に3個の誤りシンボルが存在し、最初のC1符号の復号では全く誤りを訂正できない。しかし、次のC2符号の復号によりC1符号のパリティシンボルに存在していた誤りが訂正でき、2回目のC1符号の復号で全ての誤りを訂正できる。
【0032】
これに対して、同様の誤りが図17に示す疑似積符号符号語に存在するときにおいて、当該疑似積符号符号語について復号を行ったときの結果を図20に示す。この図20によれば、図19の場合と異なり、図17に示すシンボル群223に存在するC1符号のパリティシンボル部分の誤りはC2符号の復号を行っても訂正されないので、結果として誤りを全く訂正できないことになる。このように、従来の疑似積符号復号装置240で疑似積符号を復号すると、ほぼ同じパラメータを持つ完全な積符号に対する誤り訂正能力と比較して、誤り訂正能力が低下してしまうという問題点がある。
【0033】
そこで、本発明は、上述したような実情に鑑みて提案されたものであり、疑似積符号についての誤り訂正能力を向上させることができる疑似積符号復号装置及び方法を提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決する本発明に係る疑似積符号復号装置及び方法は、情報シンボルが配列されてなる第1系列情報シンボルに、外符号についての第2の線形組織誤り訂正符号を付加し、第2系列情報シンボルを付加し、前記第2の線形組織誤り訂正符号及び第2系列情報シンボルが付加された第1系列情報シンボルに内符号についての第1の線形組織誤り訂正符号を付加してなる疑似積符号符号語をなす入力シンボル列に含まれる第1の線形組織誤り訂正符号のパリティシンボルを用いて誤り訂正を行う第1の誤り訂正符号復号処理と、第2の線形組織誤り訂正符号のパリティシンボルを用いて誤り訂正を行う第2の誤り訂正符号復号処理と、疑似積符号符号語をなすシンボル列から前記第2系列情報シンボルを抽出する第2系列情報シンボル抽出処理と、上記第2系列情報シンボル抽出処理で抽出した第2系列情報シンボルに、第1系列情報シンボル部分及び第2の線形組織誤り訂正符号部分が零符号とされた疑似積符号符号語の減算符号を作成する減算符号作成処理と、疑似積符号符号語のシンボル列から上記減算符号作成処理により作成した減算符号を減算処理することで疑似積符号符号語を積符号符号語に変換する変換処理と、上記変換処理により変換された積符号符号語をなすシンボル列について複数回繰り返して復号処理を施すことで誤り訂正処理を行う誤り訂正符号繰り返し復号処理と、上記誤り訂正符号繰り返し復号処理により復号された積符号符号語をなすシンボル列から第1系列情報シンボルを抽出する第1系列情報シンボル抽出処理とを行う。
【0035】
このような疑似積符号復号装置及び方法によれば、積符号符号語をなすシンボル列に第2系列情報シンボルが付加されている場合であっても、積符号符号語に変換して、繰り返して復号を行うことで第1系列情報シンボルに含まれる誤りを訂正する。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。本発明は、例えば図1に示すように構成された記録再生装置1に適用される。
【0037】
この記録再生装置1は、例えばビデオ信号が入力されるビデオ信号符号化部2と、ビデオ信号符号化部2から符号化されたビデオデータが入力される誤り訂正符号符号化部3と、誤り訂正されたビデオデータが誤り訂正符号符号化部3から入力される記録再生部4と、磁気テープ4aに記録されたビデオデータが回転ヘッド4bにより再生されて記録再生部4から入力される誤り訂正符号復号部5と、誤り訂正されたビデオデータが誤り訂正符号復号部5から入力され外部にビデオ信号を出力するビデオ信号復号部6とを備えて構成される。
【0038】
このような記録再生装置1は、ビデオ信号がビデオ信号符号化部2に入力されたときにはビデオ信号をディジタル方式のビデオデータとして磁気テープ4aに記録するとともに、磁気テープ4aに記録されたビデオデータを再生してビデオデータをアナログ方式のビデオ信号として出力するようになされている。
【0039】
ビデオ信号符号化部2は、入力されたビデオ信号に符号化処理を施す。このビデオ信号符号化部2は、符号化処理を施すことでビデオ信号を「0」と「1」からなるディジタル方式のビデオデータに変換して誤り訂正符号符号化部3に出力する。
【0040】
誤り訂正符号符号化部3は、ビデオ信号符号化部2から入力されるビデオデータを疑似積符号語の誤り訂正符号として用いることで符号化し、誤り訂正用の冗長記号(parity symbol:パリティシンボル)を付加する処理を行う。
【0041】
上記疑似積符号は、図2に示すように、情報シンボル(symbol)を長方形状に配置し、縦方向と横方向それぞれに線形組織誤り訂正符号としてパリティシンボルを形成することでシンボル群12及びシンボル群13とからなる積符号と、当該積符号に第2系列の情報シンボルからなるシンボル群11とからなる符号である。この疑似積符号符号語において、磁気テープ4a上で連続して配置される方向の符号をC1符号(内符号)と呼び、前記C1符号とは直交する方向の符号をC2符号(外符号)と呼ぶ。また、この疑似積符号においては、第1系列の情報シンボルの横方向に付加されたパリティシンボルをC1符号のパリティシンボルと呼び、第1系列の情報シンボルの縦方向に付加されたパリティシンボルをC2符号のパリティシンボルと呼ぶ。
【0042】
このような疑似積符号では、まず、第1系列の情報シンボルを長方形状に配置し、C1符号のパリティシンボルを形成させた後に、第2系列の情報シンボルを付加する。そして、第1系列の情報シンボルを縦方向に符号化したものと第2系列の情報シンボルをまとめたものに対して、C2符号のパリティシンボルを形成させる。
【0043】
この図2に示す疑似積符号符号語では、符号長が12シンボル、パリティ数が4シンボル、最大2シンボルが誤り訂正することが可能な線形誤り訂正符号をC1符号とし、符号長が14、パリティ数が4、最大2シンボルが誤り訂正することが可能な線形誤り訂正符号をC2符号としている。C1符号方向に6シンボル、C2符号方向に10シンボルの長方形状のシンボルに第1系列の情報シンボルが格納され、C1符号の情報シンボルのうち、最初の2シンボルに第2系列の情報シンボルが格納されている。
【0044】
図2に示すシンボル群12はC2符号を構成しているが、シンボル群13はC2符号にはなっていない。このことは、第1系列の情報シンボルはC2符号及びC1符号を構成しているが、第2系列の情報シンボルはC1符号のみを構成していることによる。
【0045】
また、第2系列の情報シンボルは、C2符号を復号する前に必要となる情報であることが多い。例えば、不連続に現れるC1符号を疑似積符号の形状に配列するために必要な位置情報などである。
【0046】
上記誤り訂正符号符号化部3は、図3に示すように、ビデオ信号符号化部2から第1系列の情報シンボルが入力される入力端子20、第2系列の情報シンボルが入力される入力端子21を備え、第1のインターリーブ部22、C2符号符号化部23、第2のインターリーブ部24で第1系列の情報シンボルにC2符号のパリティシンボルを付加し、選択部25により第1系列の情報シンボルと第2系列の情報シンボルとを適切に選択し、C1符号化部26によりC1符号のパリティシンボルを付加して出力端子27に出力するように構成される。
【0047】
第1のインターリーブ部22は、入力端子20から供給されるC1符号方向順の第1系列の情報シンボルを疑似積符号1符号語分蓄え、C2符号方向順にC2符号符号化部23に第1系列の情報シンボルを出力する。
【0048】
C2符号符号化部23は、第1のインターリーブ部22から供給されるC2符号方向順の第1系列の情報シンボルを所定のC2符号として符号化し、C2符号のパリティシンボルを付加する処理を行って、第2のインターリーブ部24に出力する。
【0049】
第2のインターリーブ部24は、C2符号符号化部23から供給されるC2符号方向順のC2符号を疑似積符号1符号語分蓄え、C1符号方向順に選択部25に出力する。
【0050】
選択部25は、第2のインターリーブ部24からC1符号方向順に従って供給されるC2符号化結果の前に、入力端子21から供給される第2系列の情報シンボルを所定のシンボル数だけ選択して付加する処理を行う。すなわち、この選択部25は、C1符号方向順に供給されるC2符号化結果に入力端子21から供給される第2系列の情報シンボルを挿入するように付加する。そして、この選択部25は、第2の系列の情報シンボルが付加されたC2符号をC1符号符号化部26に出力する。
【0051】
C1符号符号化部26は、選択部25からC1符号方向に従って供給される第1系列及び第2系列の情報シンボルをC1符号として符号化し、C2符号のパリティシンボルに対してC1符号のパリティシンボルを付加する処理を行って、出力端子27に出力する。
【0052】
このような誤り訂正符号符号化部3によれば、入力端子20からC1符号が配列されている方向に従って入力される第1系列の情報シンボルをC2符号方向に並べ替え、C2符号のパリティシンボルを付加することでC2符号化し、入力端子21から入力される第2系列の情報シンボルとC1符号方向に並べ替えられたC2符号化結果を適切に選択し、C1符号のパリティシンボルを付加することでC1符号化して、出力端子27に疑似積符号を出力することで記録再生部4に出力する。
【0053】
記録再生部4は、誤り訂正符号符号化部3からビデオデータが入力される回転ヘッド4bと、回転ヘッド4bによりビデオデータが記録されるとともに読み込まれる磁気テープ4aとを備えている。回転ヘッド4bは、記録時には、図示しない回転機構に複数個搭載された記録用磁気ヘッドを用いて、誤り訂正符号符号化部3から入力される誤り訂正符号化済のビデオデータを磁気テープ4aに記録する。また、回転ヘッド4bは、図示しない回転機構に複数個搭載された再生用磁気ヘッドを用いて、磁気テープ4aに記録されたビデオデータを再生して誤り訂正符号復号部5へ出力する。
【0054】
誤り訂正符号復号部5は、回転ヘッド4bから入力されるビデオデータを誤り訂正符号として復号し、訂正可能な範囲において記録時、及び再生時に発生した誤りを訂正する処理を行うとともに、訂正不能なビデオデータの検出情報を生成する処理を行う。そして、このビデオ信号復号部5は、復号したビデオデータ及び当該ビデオデータについての検出情報をビデオ信号復号部6に出力する。なお、この誤り訂正符号復号部5の詳細な構成については後述する。
【0055】
ビデオ信号復号部6は、誤り訂正符号復号部5から入力されたビデオデータを復号することでビデオ信号を生成する。このとき、ビデオ信号復号部6は、誤り訂正符号復号部5から入力される訂正不能なビデオデータを示す検出情報に基づいて、誤りのあるビデオデータは復号に使用せず、誤りが検出されていないビデオデータから補完する等の処理を施して、誤りの影響を最小限に止める処理を行う。そして、ビデオ信号復号部6は、生成したビデオ信号を外部に出力する。
【0056】
このような記録再生装置1に備えられる上記誤り訂正符号復号部5は、図4に示すように、入力端子30から疑似積符号を入力し、C1符号復号部31、第2系列情報シンボル補償部32、第1のインターリーブ部33、C2符号復号部34、第2のインターリーブ部35、繰り返し復号部36、第1系列情報シンボル抽出部37により第1系列の情報シンボルの誤りを訂正して出力端子38から出力するとともに、第2系列情報シンボル抽出部39から第2系列の情報シンボルを出力端子40から出力するようになされている。
【0057】
C1符号復号部31は、入力端子30からC1符号方向順に供給される疑似積符号を所定のC1符号として復号し、符号から定まる訂正可能な範囲の誤りを訂正する処理を行い、第2系列情報シンボル補償部32及び第2系列情報シンボル抽出部39に出力する。
【0058】
第2系列情報シンボル抽出部39は、C1符号復号部31から供給されるC1符号としての疑似積符号の復号結果に含まれる第2系列の情報シンボルを抽出する処理を行い、出力端子40に出力するとともに、第2系列情報シンボル補償部32に出力する。
【0059】
第2系列情報シンボル補償部32は、第2系列情報シンボル抽出部39からの第2系列の情報シンボルを用いて、C1符号復号部31からの疑似積符号を積符号に変換する処理を行って第1のインターリーブ部33にC1符号順に出力する。
【0060】
この第2系列情報シンボル補償部32は、例えば図5に示すように構成される。すなわち、図5に示す第2系列情報シンボル補償部32は、C1符号復号部31からの疑似積符号を入力する入力端子50、遅延部51、減算部52を備えるとともに、第2系列情報シンボル抽出部39からの第2系列の情報シンボルを入力する入力端子53、零符号付加部54、C1符号符号化部55を備え、減算部52からの出力を出力端子56を介して第1のインターリーブ部33に出力するようになされている。
【0061】
遅延部51は、C1符号復号部31から入力端子50を介して疑似積符号が入力される。この遅延部51は、入力された疑似積符号を一旦格納する処理を行う。また、この遅延部51は、図示しないタイミング制御機構からの制御命令に応じて減算部52に疑似積符号を出力するときの出力タイミングが制御される。
【0062】
零符号付加部54は、第2系列情報シンボル抽出部39から入力端子53を介して第2系列情報シンボルが入力される。この零符号付加部54は、第2系列情報シンボルを用いて、上述の図2に示した疑似積符号における第1系列情報シンボル部分及びC2符号のパリティシンボル部分を零符号とするように零符号を付加する処理を行う。
【0063】
C1符号符号化部55は、零符号付加部54からの処理結果にC1符号のパリティシンボルを付加する処理を行って、図6に示す疑似積符号を作成する処理を行って減算部52に出力する処理を行う。
【0064】
この図6に示す疑似積符号は、第1系列の情報シンボルが零符号であることからC2符号として付加されるC2符号のパリティシンボルも零符号となされている。すなわち、図6に示す疑似積符号は、C1符号順で考えれば、第2系列の情報シンボルの後方に零符号を付加しC1符号としてパリティシンボルを付加したC1符号語群と考えられる。
【0065】
減算部52は、C1符号符号化部55から図6に示すような疑似積符号が入力されるとともに、遅延部51から疑似積符号が入力されることに応じて、遅延部51からの疑似積符号から、C1符号符号化部55からの疑似積符号を減算する処理を行う。これにより減算部52は、第1系列の情報シンボルからは零符号を減算処理するとともに、第2系列の情報シンボルを減算処理することで零符号とすることにより、図7に示すような疑似積符号を生成する。
【0066】
ここで、図7に示す減算処理された結果は、C1符号復号部31及び第2系列情報シンボル抽出部39から入力された信号がともに疑似積符号であるので、疑似積符号となる。そして、上述の減算処理において、図6のシンボル群62を構成する第1系列の情報シンボル及びC2符号のパリティシンボルが零符号であることから、図2に示す疑似積符号のシンボル群12の情報シンボルは、演算処理されても、全く変化せずそのまま図7のシンボル群72となる。また、図2に示すシンボル群11の情報シンボルは図6のシンボル群61の情報シンボルを用いて減算処理されることで相殺され、図7のシンボル群71の情報シンボルは零符号となる。また、図2に示すシンボル群13のパリティシンボルは図6のシンボル群63のパリティシンボルを用いて減算処理されることで、図7のシンボル群73はシンボル群13ともシンボル群63とも異なるパリティシンボル群となされる。
【0067】
上述したように減算処理することで作成した図7に示す疑似積符号は、シンボル群71の構成する全ての第2系列の情報シンボルが零符号であるので、C1符号方向においてはシンボル群71を短縮化したC1符号となされている。すなわち、図7の疑似積符号は、第1系列の情報シンボルをC2符号について符号化処理し、第2系列の情報シンボル部分が短縮化されてなるC1符号で符号化処理したものになっており、C2符号、短縮化されたC1符号の順で符号化された積符号と同じ構成となっている。
【0068】
そして、この減算部52は、第2系列の情報シンボルを出力端子56に出力させないようにすることで、疑似積符号を図7に示すような積符号として出力端子56に出力する。
【0069】
これにより、第2系列情報シンボル補償部32は、線形符号において符号語から符号語を減算した結果も符号語となるという性質を利用して、C1符号復号部31からの疑似積符号を積符号に変換する処理を行い、出力端子56を介して第1のインターリーブ部33に出力する。
【0070】
また、第2系列情報シンボル補償部32は、上述した一例に限らず、例えば図8に示すように構成されたものであっても良い。この図8に示した第2系列情報シンボル補償部32は、C1符号復号部31から疑似積符号を入力する入力端子80と、入力端子80を介して疑似積符号が入力される減算部81を備えるとともに、第2系列情報シンボル抽出部39から第2系列情報シンボルが入力される入力端子82と、入力端子82を介して第2系列情報シンボルが入力される第2系列情報シンボルC1符号符号化部83を備え、減算部81からの出力を出力端子84を介して第1のインターリーブ部33に出力するようになされている。
【0071】
第2系列情報シンボルC1符号符号化部83は、入力端子82を介して入力される第2系列情報シンボル抽出部39からの第2系列情報シンボルが入力されたことに応じて、直接C1符号のパリティシンボルを作成する処理を行って、上述の図6に示すような疑似積符号を作成して減算部52に出力する処理を行う。
【0072】
また、上記第2系列情報シンボルC1符号符号化部83は、入力端子82からの第2系列の情報シンボルが入力されると、C1符号のパリティシンボルを作成することで図6に示すような疑似積符号を生成して、入力端子80から入力される疑似積符号と同じタイミングで、減算部81に出力する処理を行う。
【0073】
減算部81は、入力端子80からの疑似積符号から、上記第2系列情報シンボルC1符号符号化部83で作成した疑似積符号を減算する減算処理を行う。この減算部81は、減算処理を行うことで、図7に示すような積符号を作成して出力端子84を介して第1のインターリーブ部33に出力する。
【0074】
この図8に示す第2系列情報シンボル補償部32は、図5に示した第2系列情報シンボル補償部32とは異なり、第2系列の情報シンボルをC1符号として符号化するための第2系列情報シンボルC1符号符号化部83が必要になるが、C1符号を符号化するのに要する遅延をなくすことができるので、遅延装置を設ける必要がない。
【0075】
すなわち、図8に示す第2系列情報シンボル補償部32によれば、図5に示した第2系列情報シンボル補償部32と比較して高速に疑似積符号を積符号に変換して第1のインターリーブ部33に出力することができる。
【0076】
また、この図8に示す第2系列情報シンボル補償部32では、誤り訂正符号を復号するC1符号復号部31等の装置規模と比較して、第2系列情報シンボルC1符号符号化部83等の装置規模が方が非常に小さいので、第2系列情報シンボルC1符号符号化部83に上述の図6に示す疑似積符号を生成する処理等を含めて構成しても、第2系列情報シンボルC1符号符号化部83の装置規模が非常に大きくなるようなことがない。
【0077】
第1のインターリーブ部33は、第2系列情報シンボル補償部32から積符号がC1符号として供給され、上述した第1のインターリーブ部22と同様の処理を行ってC2符号順に積符号をC2符号符号部34に出力する。
【0078】
C2符号復号部34は、第1のインターリーブ部33からC2符号順に供給される積符号を所定のC2符号として復号し、符号から定まる訂正可能な範囲の誤りを訂正し、第2のインターリーブ部35に出力する。従来のC2符号復号部145とは異なり、第1のインターリーブ部33から供給される積符号全体に対してC2復号を行い第2のインターリーブ部35に出力する。
【0079】
第2のインターリーブ部35は、C2符号復号部34から供給されるC2符号方向順のC2符号を疑似積符号1符号語分蓄え、C1符号順に積符号を繰り返し復号部36に出力する。
【0080】
繰り返し復号部36は、第2のインターリーブ部35からC1符号順に供給される積符号を、複数回繰り返して復号する処理を行う。この繰り返し復号部35は、例えばC1符号復号,C2符号復号,・・・,C1符号復号,C2符号復号と繰り返して復号する処理を行い、第1系列情報シンボル抽出部37に出力する。
【0081】
上記繰り返し復号部36は、例えば図9に示すように、第2のインターリーブ部35からC1符号順に積符号が入力される入力端子90を備え、C1符号復号部91、第1のインターリーブ部92、C2符号復号部93、第2のインターリーブ部94及び出力端子95の順に配列されてなる。上記C1符号復号部91、第1のインターリーブ部92、C2符号復号部93、第2のインターリーブ部94は、それぞれ図4に示すC1符号復号部31、第1のインターリーブ部33、C2符号復号部34、第2のインターリーブ部36と同様の動作を行うのでその詳細な説明は省略する。
【0082】
このような繰り返し復号部36は、入力端子90からC1符号方向順に入力される積符号をC1符号として1回、C2符号として1回ずつ復号することで誤りを更に訂正し、出力端子95にC1符号順に出力する。
【0083】
図4に示す誤り訂正符号復号部5は、上記図9に示す繰り返し復号部36を備えることで、C1符号復号部31によるC1符号の復号、C2符号復号部34によるC2符号の復号、C1符号復号部91によるC1符号の復号、C2符号復号部93によるC2符号の復号と合計4回の復号処理を行うことになる。
【0084】
また、上記繰り返し復号部36は、上述した一例に限られず、図10に示すように構成されたものであっても良い。この繰り返し復号部36は、入力端子100を介して入力される第2のインターリーブ部35からのC1符号方向順に入力される積符号を復号するC1符号復号部101を備える。
【0085】
このC1符号復号部101は、上述のC1符号復号部31と同様の処理を行い、入力された積符号を復号することで誤り訂正を行って出力端子102を介して第1系列情報シンボル抽出部37に出力する。
【0086】
更に、上記繰り返し復号部36は、上述した一例に限られず、図11に示すように構成されたものであっても良い。この繰り返し復号部36は、入力端子110を介して入力される第2のインターリーブ部35からのC1符号方向順に入力される積符号を復号するC1符号復号部111、第1のインターリーブ部112、C2符号復号部113、第2のインターリーブ部114、C1符号復号部115、第1のインターリーブ部116、C2符号復号部117、第2のインターリーブ部118の順に配設されることで当該順序で積符号が入力されるように構成されている。上記C1符号復号部111,115は上述のC1符号復号部31と同様の処理を行い、第1のインターリーブ部112,116は上述の第1のインターリーブ部33と同様の処理を行い、第2のインターリーブ部114,118は上述の第2のインターリーブ部35と同様の処理を行う。
【0087】
このような図11に示す繰り返し復号部36を備えた誤り訂正符号復号部5は、入力端子30から入力された積符号をC1符号として3回、C2符号として3回復号する処理を行うことで更に誤り訂正率を向上させる。
【0088】
第1系列情報シンボル抽出部37は、繰り返し復号部36からのC1符号方向順に供給される積符号から、第1系列の情報シンボルのみを抽出し、出力端子38に出力する。
【0089】
このように構成された誤り訂正符号復号部5は、第1系列の情報信号を含む積符号を出力端子38を介してビデオ信号復号部6に出力するとともに、第2系列の情報シンボルを第2系列情報シンボル抽出部39から出力端子40を介してビデオ信号復号部6に出力するようになされている。
【0090】
この誤り訂正符号復号部5によれば、例えば図2に示すような誤りシンボルを含む疑似積符号語は、図12に示すように、図5の零符号付加部54及びC1符号符号化部55又は図8の第2系列情報シンボルC1符号符号化部83により、先ず図12(a)示す疑似積符号から、図12(b)に示すように第1系列情報シンボル部分及びC2符号のパリティシンボル部分を零符号を付加する処理及び第1のパリティシンボルを作成して付加する処理がなされる。
【0091】
次に、図12(b)に示す疑似積符号は、減算部52又は減算部81により、図12(a)に示した疑似積符号から減算処理がなされる。これにより入力端子30から入力された疑似積符号は、図12(c)に示すように第2系列の情報シンボルが零符号とされ、結果的に図13中の(a)に示すような積符号に変換される。
【0092】
次に、図13(a)に示す積符号は、C1符号復号部31においてC1符号として復号されることで図13(b)に示す積符号となされる。次に、図13(b)に示す積符号は、C2符号復号部34によりC2符号として復号されることで図13(c)に示すようにC1符号のパリティシンボルの誤りシンボルが訂正される。次に、図13(c)に示す積符号は、更に繰り返し復号部36でC1符号として復号されることで図13(d)に示すように第1系列の情報シンボルの誤りシンボルが訂正される。そして、図12(a)に示す疑似積符号は、結果的に誤りシンボルが存在しない積符号に変換される。
【0093】
このような誤り訂正符号復号部5は、図5又は図8に示して説明したような第2系列情報シンボル補償部32を備え、C1符号復号部31からの疑似積符号を積符号に変換するので、C1符号のパリティシンボルについてもC2符号として復号することで誤りシンボルを訂正することができ、疑似積符号としてC2符号の復号を行う場合のようにC1符号のパリティシンボルに含まれる誤りシンボルが訂正できないということがない。
【0094】
すなわち、この誤り訂正符号復号部5によれば、復号を行うことで誤り訂正したときにC1符号のパリティシンボルについてもC2符号として復号を行うことができ、疑似積符号のままで誤り訂正を行うときと比較して誤り訂正能力を向上させることができる。
【0095】
なお、上述の誤り訂正符号復号部5においては、第2系列の情報シンボルに誤りシンボルが存在する場合には、誤りシンボルが存在する第2系列の情報シンボルを用いて図6に示す疑似積符号を作成するので、誤りシンボルに対応するC1符号のパリティシンボルはほとんど全て誤っていることになり、このような図3の疑似積符号を用いて減算処理を行うと、第2系列の情報シンボルでの1誤りシンボルがC1符号のパリティシンボル個数分の誤りシンボルに増えてしまう。これに対応すべく上述の誤り訂正符号復号部5は、C1符号復号部31によりC1符号として誤りシンボルを訂正した後に、図6に示す疑似積符号を第2系列情報シンボル補償部32及び第2系列情報シンボル抽出部39により作成することにより、第2系列の情報シンボルに誤りシンボルが存在する確率を減らすことができる。
【0096】
また、上述の誤り訂正符号復号部5において扱う疑似積符号の第2系列の情報シンボルにはC1符号符号語を疑似積符号の所定形状に配列するための番号情報を格納しているが、例えば第2系列の情報シンボルに誤りシンボルが存在したとすると、そのC1符号を疑似積符号内の正しい位置に配列することができなくなり、C1符号語全体が誤りシンボルとなる。すなわち、上述した場合において、図6の疑似積符号を減算することにより増加する誤りシンボルは、減算する前から誤りシンボルであるので、減算により誤りシンボルが増加することはない。これに対し上述の誤り訂正符号復号部5によれば、第2系列の情報シンボルにC1符号符号語を上記所定形状に配列する番号情報を格納している疑似積符号を積符号に変換して誤り訂正を行うので、減算処理しても、誤りシンボルが増加することを抑制することができる。
【0097】
更に、上述の誤り訂正符号復号部5の第2系列情報シンボル補償部32において、第2系列の情報シンボルをC1符号として符号化する際には、第1系列の情報シンボル及びC2符号のパリティシンボルは全て0である。このような場合、図8に示す第2系列情報シンボル補償部32によれば、第2系列の情報シンボルのみから直ちに、付加するC1符号のパリティシンボルを算出することが可能である。
【0098】
つぎに、図14に示す誤り訂正符号復号部5の他の一例について説明する。なお、この図14に示す誤り訂正符号復号部5の説明において、図4に示した誤り訂正符号復号部5と同一部分については同一符号を付することによりその詳細な説明を省略する。
【0099】
図14に示す誤り訂正符号復号部5は、上述の図4に示した誤り訂正符号復号部5とは異なり、C1符号順に入力された疑似積符号が入力端子30を介して第2系列情報シンボル補償部32及び第2系列情報シンボル抽出部39に入力され、第2系列情報シンボル補償部32からの出力がC1符号復号部31に入力される構成となされている。
【0100】
この図14に示す誤り訂正符号復号部5は、入力端子30からの疑似積符号を積符号に変換してC1符号復号部31に出力して、第1のインターリーブ部33、C2符号復号部34、第2のインターリーブ部35、繰り返し復号部36及び第1系列情報シンボル抽出部37により上述した処理を行うことで、誤りシンボルが訂正された積符号を出力端子38から出力する。
【0101】
このように構成された誤り訂正符号復号部5は、図4の誤り訂正符号復号部5と比較して誤りシンボルを訂正する能力が低下するが、C1符号復号部31、第1のインターリーブ部33、C2符号復号部34、第2のインターリーブ部35、繰り返し復号部36及び第1系列情報シンボル抽出部37を積符号復号ブロックとすることができる。すなわち、この図14の誤り訂正符号復号部5は、上記積符号復号ブロックの前段に第2系列情報シンボル補償部32及び第2系列情報シンボル抽出部39を付加する構成となされることで、従来の積符号復号装置をそのまま利用することが可能である。
【0102】
また、上述の図4及び図14の誤り訂正符号復号部5は、C1符号復号部31、第1のインターリーブ部33、C2符号復号部34、第2のインターリーブ部35等を同種の処理ブロックを備えて構成されているが、入力端子30から入力される疑似積符号の入力速度に対して十分に高速に処理を行うC1符号復号部31、第1のインターリーブ部33、C2符号復号部34、第2のインターリーブ部35等の処理ブロックを備えることにより、各処理ブロックの処理時間を時分割共有として構成することができ、装置全体の規模を抑制して疑似積符号を復号することができる。
【0103】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る疑似積符号復号装置及び方法は、第2系列情報シンボル抽出処理で抽出した第2系列情報シンボルに、第1系列情報シンボル部分及び第2の線形組織誤り訂正符号部分が零符号とされた疑似積符号符号語の減算符号を作成する減算符号作成処理と、疑似積符号符号語のシンボル列から上記減算符号作成処理により作成した減算符号を減算処理することで疑似積符号符号語を積符号符号語に変換する変換処理と、上記変換処理により変換された積符号符号語をなすシンボル列について複数回繰り返して復号処理を施すことで誤り訂正処理を行う誤り訂正符号繰り返し復号処理を行うので、積符号符号語をなすシンボル列に第2系列情報シンボルが付加されている場合であっても、積符号符号語に変換して、繰り返して復号を行うことで第1系列情報シンボルに含まれる誤りを訂正する復号を行うことができ、誤り訂正したときに第1の線形組織誤り訂正符号についても外符号語として復号を行うことができ、疑似積符号のままで復号して誤り訂正を行うときと比較して誤り訂正能力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】疑似積符号語について説明するための図である。
【図3】本発明を適用した記録再生装置に備えられる誤り訂正符号符号化部の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明を適用した記録再生装置に備えられる誤り訂正符号復号部の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明を適用した記録再生装置に備えられる誤り訂正符号復号部に備えられる第2系列情報シンボル補償部の構成を示すブロック図である。
【図6】図2に示した疑似積符号における第1系列情報シンボル部分及びC2符号のパリティシンボル部分を零符号とする処理がなされた疑似積符号について説明するための図である。
【図7】図2に示した疑似積符号から図6に示した疑似積符号を減算処理することで、疑似積符号を積符号に変換することを説明するための図である。
【図8】本発明を適用した記録再生装置に備えられる誤り訂正符号復号部に備えられる第2系列情報シンボル補償部の他の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明を適用した記録再生装置の誤り訂正符号復号部に備えられる繰り返し復号部の構成を示す図である。
【図10】本発明を適用した記録再生装置の誤り訂正符号復号部に備えられる繰り返し復号部の他の構成を示す図である。
【図11】本発明を適用した記録再生装置の誤り訂正符号復号部に備えられる繰り返し復号部の他の構成を示す図である。
【図12】本発明を適用した記録再生装置に備えられる誤り訂正符号復号部により疑似積符号を復号する過程について説明するための図である。
【図13】本発明を適用した記録再生装置に備えられる誤り訂正符号復号部により疑似積符号を復号する過程について説明するための図である。
【図14】本発明を適用した記録再生装置に備えられる誤り訂正符号復号部の他の構成を示すブロック図である。
【図15】従来の記録再生装置について説明するための図である。
【図16】積符号について説明するための図である。
【図17】疑似積符号語について説明するための図である。
【図18】従来の記録再生装置に備えられる誤り訂正符号復号部の構成を示すブロック図である。
【図19】積符号符号語に誤りが存在するときにおいて、積符号符号語について復号を行ったときの過程について説明するための図である。
【図20】 疑似積符号符号語に誤りが存在するときにおいて、疑似積符号符号語について従来の誤り訂正符号復号部により復号を行ったときの過程について説明するための図である。
【符号の説明】
1 記録再生装置、5 誤り訂正符号復号部、11,12,13 シンボル群、31 C1符号復号部、32 第2系列情報シンボル補償部、34 C2符号復号部、39 第2系列情報シンボル抽出部、52,81 減算部、55 C1符号符号化部、83 第2系列情報シンボルC1符号符号化部

Claims (12)

  1. 情報シンボルが配列されてなる第1系列情報シンボルに、外符号についての第2の線形組織誤り訂正符号を付加し、第2系列情報シンボルを付加し、前記第2の線形組織誤り訂正符号及び第2系列情報シンボルが付加された第1系列情報シンボルに内符号についての第1の線形組織誤り訂正符号を付加してなる疑似積符号符号語をなす入力シンボル列に含まれる第1の線形組織誤り訂正符号のパリティシンボルを用いて誤り訂正を行う第1の誤り訂正符号復号手段と、
    第2の線形組織誤り訂正符号のパリティシンボルを用いて誤り訂正を行う第2の誤り訂正符号復号手段と、
    疑似積符号符号語をなすシンボル列から第2系列情報シンボルを抽出する第2系列情報シンボル抽出手段と、
    上記第2系列情報シンボル抽出手段からの第2系列情報シンボルに、第1系列情報シンボル部分及び第2の線形組織誤り訂正符号部分が零符号とされた疑似積符号符号語の減算符号を作成する減算符号作成手段と、
    疑似積符号符号語のシンボル列から上記減算符号作成手段で作成した減算符号を減算処理することで疑似積符号符号語を積符号符号語に変換する変換手段と、
    上記変換手段からの積符号符号語をなすシンボル列について複数回繰り返して復号処理を施すことで誤り訂正処理を行う誤り訂正符号繰り返し復号手段と、
    上記誤り訂正符号繰り返し復号手段からの積符号符号語をなすシンボル列から第1系列情報シンボルを抽出する第1系列情報シンボル抽出手段と
    を備えることを特徴とする疑似積符号復号装置。
  2. 上記第1の誤り訂正符号復号手段からの第1の線形組織誤り訂正符号の順に配列されたシンボル列を、第2の線形組織誤り訂正符号の順に配列させて第2の誤り訂正符号復号手段に出力する第1のインターリーブ手段と、
    上記第2の誤り訂正符号復号手段からの第2の線形組織誤り訂正符号の順に配列されたシンボル列を、第1の線形組織誤り訂正符号の順に配列させて誤り訂正符号繰り返し復号手段に出力する第2のインターリーブ手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の疑似積符号復号装置。
  3. 上記第2系列情報シンボル抽出手段は、上記第1の誤り訂正符号復号手段からの疑似積符号符号語をなすシンボル列から第2系列情報シンボルを抽出すること
    を特徴とする請求項1記載の疑似積符号復号装置。
  4. 上記減算符号作成手段は、
    上記第2系列情報シンボル抽出手段からの第2系列情報シンボルに第1系列情報シンボル部分及び第2の線形組織誤り訂正符号部分を零符号とするように付加する零符号付加手段と、上記零符号付加手段からの出力について符号化することで第1の線形組織誤り訂正符号を付加して疑似積符号符号語の減算符号を作成する符号化手段とを備えること
    を特徴とする請求項1記載の疑似積符号復号装置。
  5. 上記減算符号作成手段は、第1系列情報シンボル部分及び第2の線形組織誤り訂正符号部分が零符号であるとして上記第2系列情報シンボル抽出手段からの第2系列情報シンボルを符号化することで、第1の線形組織誤り訂正符号を付加した減算符号を作成すること
    を特徴とする請求項1記載の疑似積符号復号装置。
  6. 上記減算符号作成手段は、上記第1の誤り訂正符号復号手段により復号された疑似積符号符号語から第2系列情報シンボルを抽出した第2系列情報シンボルの第1系列情報シンボル部分及び第2の線形組織誤り訂正符号部分が零符号として符号化することで、第1の線形組織誤り訂正符号を付加した減算符号を作成すること
    を特徴とする請求項1記載の疑似積符号復号装置。
  7. 情報シンボルが配列されてなる第1系列情報シンボルに、外符号についての第2の線形組織誤り訂正符号を付加し、第2系列情報シンボルを付加し、前記第2の線形組織誤り訂正符号及び第2系列情報シンボルが付加された第1系列情報シンボルに内符号についての第1の線形組織誤り訂正符号を付加してなる疑似積符号符号語をなす入力シンボル列に含まれる第1の線形組織誤り訂正符号のパリティシンボルを用いて誤り訂正を行う第1の誤り訂正符号復号処理と、
    第2の線形組織誤り訂正符号のパリティシンボルを用いて誤り訂正を行う第2の誤り訂正符号復号処理と、
    疑似積符号符号語をなすシンボル列から前記第2系列情報シンボルを抽出する第2系列情報シンボル抽出処理と、
    上記第2系列情報シンボル抽出処理で抽出した第2系列情報シンボルに、第1系列情報シンボル部分及び第2の線形組織誤り訂正符号部分が零符号とされた疑似積符号符号語の減算符号を作成する減算符号作成処理と、
    疑似積符号符号語のシンボル列から上記減算符号作成処理により作成した減算符号を減算処理することで疑似積符号符号語を積符号符号語に変換する変換処理と、
    上記変換処理により変換された積符号符号語をなすシンボル列について複数回繰り返して復号処理を施すことで誤り訂正処理を行う誤り訂正符号繰り返し復号処理と、
    上記誤り訂正符号繰り返し復号処理により復号された積符号符号語をなすシンボル列から第1系列情報シンボルを抽出する第1系列情報シンボル抽出処理と
    を有することを特徴とする疑似積符号復号方法。
  8. 上記第1の誤り訂正符号復号処理により復号した第1の線形組織誤り訂正符号の順に配列されたシンボル列を、第2の線形組織誤り訂正符号の順に配列する第1のインターリーブ処理と、
    上記第2の誤り訂正符号復号処理により復号した第2の線形組織誤り訂正符号の順に配列したシンボル列を、第1の線形組織誤り訂正符号の順に配列する第2のインターリーブ処理とを有し、
    上記第1のインターリーブ処理により配列したシンボル列に第2の線形組織誤り訂正符号処理を施し、上記第2のインターリーブ処理により配列したシンボル列に上記誤り訂正符号繰り返し復号処理を施すこと
    を特徴とする請求項7記載の疑似積符号復号方法。
  9. 上記第2系列情報シンボル抽出処理では、上記第1の誤り訂正符号復号処理により復号した疑似積符号符号語をなすシンボル列から第2系列情報シンボルを抽出すること
    を特徴とする請求項7記載の疑似積符号復号方法。
  10. 上記減算符号作成処理は、
    上記第2系列情報シンボル抽出処理により抽出した第2系列情報シンボルに第1系列情報シンボル部分及び第2の線形組織誤り訂正符号部分に零符号を付加し、上記零符号を付加した符号に符号化することで第1の線形組織誤り訂正符号を付加して疑似積符号符号語の減算符号を作成すること
    を特徴とする請求項7記載の疑似積符号復号方法。
  11. 上記減算符号作成処理は、第1系列情報シンボル部分及び第2の線形組織誤り訂正符号部分が零符号であるとして上記第2系列情報シンボル抽出処理により抽出した第2系列情報シンボルを符号化することで、第1の線形組織誤り訂正符号を付加した減算符号を作成すること
    を特徴とする請求項7記載の疑似積符号復号方法。
  12. 上記減算符号作成処理は、上記第1の誤り訂正符号復号処理により復号した疑似積符号符号語から第2系列情報シンボルを抽出した第2系列情報シンボルの第1系列情報シンボル部分及び第2の線形組織誤り訂正符号部分が零符号として符号化することで、第1の線形組織誤り訂正符号を付加した減算符号を作成すること
    を特徴とする請求項7記載の疑似積符号復号方法。
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