JP4126663B2 - 立体映像視覚効果確認装置及び立体映像視覚効果確認方法 - Google Patents

立体映像視覚効果確認装置及び立体映像視覚効果確認方法 Download PDF

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Description

本発明は、記録再生装置及び立体映像視覚効果確認装置に関し、例えば複数系統の映像データを記録し、当該映像データに基づく映像を再生する記録再生装置に適用して好適なものである。
従来、複数のユーザからそれぞれ映像の再生要求を受けると、複数の記録媒体に記録された複数の映像データのうち、それぞれユーザ所望の複数の映像データを読み出して、直ちに当該複数の映像データに基づく複数の映像をそれぞれのユーザへ提供する多チャンネル再生装置が広く普及している。
しかしながらこのような多チャンネル再生装置においては、複数のユーザからそれぞれ映像の再生要求を受け付けてから、当該再生要求に対応した複数の映像データをそれぞれの記録媒体から読み出して出力するまでには、一定の待ち時間を必要とするという問題があった。
かかる問題を解決する1つの方法として、複数の記録媒体と並列に配置された複数のバッファに、当該複数の記録媒体に記録された複数の映像データにおける所定の先頭データを記憶しておき、複数のユーザからの再生要求がなされると直ちにバッファに記憶された先頭データを転送することにより、待ち時間なく所望する映像データに基づく映像を複数のユーザに提供し得るようになされた多チャンネル再生装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平8−9335号公報
ところで、かかる構成の多チャンネル再生装置において、一のユーザが各チャンネルの映像を同時に確認するためには、当該ユーザが各チャンネルの映像を同期させるように再生要求を出さなければならず、また各チャンネルの映像を同時に表示するに際し、当該各チャンネルの映像に色変換や画像変換等の特殊効果をそれぞれ施すには、そのためのスイッチャ及びエフェクタなどの外部装置を設けなければならないという問題がある。
また多チャンネル再生装置においては、各チャンネルの映像をそれぞれ別の複数の表示部に表示するようになされているため、色変換や画像変換等の特殊効果を施したときには、当該特殊効果を確認するためにそれぞれの表示部の色調や明るさ等の設定を完全に一致させなければならず、さらに別々の表示部では各チャンネルの映像を合成するようなときに、当該合成したときの視覚効果を直接目視確認することができないという問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、複数系統の映像による視覚効果を容易に目視確認させ得る立体映像視覚効果確認装置及び方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、入力される右眼視映像データ及び左眼視映像データを記録媒体に記録し、当該記録媒体から読み出して再生する記録再生手段と、記録再生手段により再生された右眼視映像データと左眼視映像データとを重ね合わせるようにして合成すると共に、右眼視映像データと左眼視映像データとの差分の絶対値を算出し、当該差分の絶対値が所定の閾値以上の部分に対する輝度レベルを増大させることにより強調した両目視差分映像を生成する合成手段と、両目視差分映像が意味する文字列データを生成し、合成手段により生成された両目視差分映像と文字列データとを重畳することにより重畳映像データを生成し、これを合成結果として出力する文字列データ生成重畳手段とを設けるようにした。
従って、右眼視映像データと左眼視映像データとを重ね合わせると共に、右眼視映像データと左眼視映像データとの差分の絶対値が所定の閾値以上となる部分の輝度レベルを増大させることにより、両目視差分映像の立体視部分が一段と飛び出して見えるように強調することが出来るので、複数系統の映像データに対応した映像を複数の表示手段に対してそれぞれ表示することなく、単一の表示手段だけに対して表示した両目視差分映像が意味する文字列を示しながら、立体映像における飛び出して見える部分をユーザに対して容易に目視確認させることができる。
また、入力される右眼視映像データ及び左眼視映像データを記録再生手段によって記録媒体に記録し、当該記録媒体から読み出して再生する記録再生ステップと、記録再生ステップにおいて再生された右眼視映像データと左眼視映像データとを合成手段によって重ね合わせるようにして合成すると共に、右眼視映像データと左眼視映像データとの差分の絶対値を算出し、当該差分の絶対値が所定の閾値以上の部分に対する輝度レベルを増大させることにより強調した両目視差分映像を生成する両目視差分映像生成ステップと、両目視差分映像が意味する文字列データを文字列データ生成重畳手段によって生成し、両目視差分映像生成ステップで生成された両目視差分映像と文字列データとを重畳することにより重畳映像データを生成し、これを合成結果として出力する重畳ステップとを設けるようにした。
従って、右眼視映像データと左眼視映像データとを重ね合わせると共に、右眼視映像データと左眼視映像データとの差分の絶対値が所定の閾値以上となる部分の輝度レベルを増大させることにより、両目視差分映像の立体視部分が一段と飛び出して見えるように強調することが出来るので、複数系統の映像データに対応した映像を複数の表示手段に対してそれぞれ表示することなく、単一の表示手段だけに対して表示した両目視差分映像が意味する文字列を示しながら、立体映像における飛び出して見える部分をユーザに対して容易に目視確認させることができる。
本発明によれば、右眼視映像データと左眼視映像データとを重ね合わせると共に、右眼視映像データと左眼視映像データとの差分の絶対値が所定の閾値以上となる部分の輝度レベルを増大させることにより、両目視差分映像の立体視部分が一段と飛び出して見えるように強調することが出来るので、複数系統の映像データに対応した映像を複数の表示手段に対してそれぞれ表示することなく、単一の表示手段だけに対して表示した両目視差分映像が意味する文字列を示しながら、立体映像における飛び出して見える部分をユーザに対して容易に目視確認させることができ、かくして複数系統の映像による視覚効果を容易に目視確認させ得る立体映像視覚効果確認装置及び方法を実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本実施の形態による記録再生装置の全体構成
図1において、1は全体として本実施の形態による可搬型の記録再生装置を示し、第1の撮像部2及び第2の撮像部3から入力された複数の映像信号に基づく映像データを例えば磁気テープでなる記録媒体4に記録する一方、当該記録媒体4から複数の映像データを再生して出力し得るようになされている。
実際上、第1の撮像部2は、被写体の光学像を電気信号に変換することにより得られたアナログ波形の映像信号に対して、所定のサンプリングレートのディジタル信号に変換し、その結果得られた第1の映像データD1を記録再生装置1の第1の入力部5へ送出する。また第2の撮像部3は、上述の第1の撮像部2と同様のアナログ/ディジタル変換処理を施し、この結果得られた第2の映像データD2を記録再生装置1の第2の入力部6へ送出する。
第1の入力部5は、第1の撮像部2から供給された第1の映像データD1を例えば440[Mbps]の転送速度で記録再生部7へ送出する。また第2の入力部6は、上述の第1の出力部5と同様に第2の映像データD2を440[Mbps]の転送速度で記録再生部7へ送出する。
ところで、記録再生装置1においては、記録ボタン、再生ボタン及び停止ボタン等の他に、各種設定を行うためのメニューボタン、メニュー選択用のジョグレバー及び後述する複数の映像演算用ボタン等を有する操作部8が設けられており、当該操作部8を介してこれら各種操作ボタンが操作されると、これに応じた操作データD3を制御部9へ送出する。
制御部9は、記録再生装置1全体の制御を司る図示しないCPU(Central Processing Unit)と、各種制御プログラムが格納されたROM(Read Only Memory)と、CPUのワークメモリとしてのRAM(Random Access Memory)とを含むマイクロコンピュータ構成でなり、例えば操作部8の記録ボタンが操作されて、当該記録ボタンに応じた操作データD3が供給されると、タイミング同期部10を制御することにより、当該タイミング同期部10において、タイミング同期データD4を生成し、当該タイミング同期データD4を第1の入力部5及び第2の入力部6へ送出する。
これにより記録再生装置1では、タイミング同期データD4に従って、第1の撮像部2及び第2の撮像部3から供給された第1の映像データD1及び第2の映像データD2を同期させることによって、当該第1の映像データD1及び第2の映像データD2を同時に記録再生部7へ送出し得るようになされている。
図2に示すように、記録再生部7は、第1の記録再生部7A、第2の記録再生部7B、合成分離部7C及び単一の磁気ヘッド7Dから構成されており、第1の記録再生部7Aは、第1の映像データD1に対して、MPEG2(Moving Picture Experts Group Phase 2)等の所定の圧縮符号化規格に基づいて圧縮符号化し、その結果得られた第1の映像符号化データD5を合成分離部7Cへ送出する。また第2の記録再生部7Bは、第2の映像データD2に対して、上述の第1の記録再生部7Aと同様の圧縮符号化処理を施し、この結果得られた第2の映像符号化データD6を合成分離部7Cへ送出する。
合成分離部7Cは、第1の記録再生部7A及び第2の記録再生部7Bから同時に供給された第1の映像符号化データD5及び第2の映像符号化データD6をそれぞれフィールド単位で合成して、この結果得られた合成映像符号化データD7を例えば880[Mbps]に応じた走行速度で所定方向に駆動させた記録媒体4に磁気ヘッド7Dを介して同時に記録する。
すなわち合成分離部7Cは、合成映像符号化データD7のうち例えば第1の映像符号化データD5における(N−1)番目のフレーム((N-1)Frame)の奇数フィールド(1stField)、第2の映像符号化データD6における(N−1)番目のフレーム((N-1)Frame)の奇数フィールド(1stField)を同時に記録媒体4に記録し、この後第1の映像符号化データD5における(N−1)番目のフレーム((N-1)Frame)の偶数フィールド(2ndField)、第2の映像符号化データD6における(N−1)番目のフレーム((N-1)Frame)の偶数フィールド(2ndField)を同時に記録媒体4に記録する。
そして合成分離部7Cは、この後第1の映像符号化データD5における(N)番目のフレーム((N)Frame)の奇数フィールド(1stField)、第2の映像符号化データD6における(N)番目のフレーム((N)Frame)の奇数フィールド(1stField)を同時に記録媒体4に記録し、これ以降に与えられる合成映像符号化データD7においてもそれぞれ上述と同様に順次記録媒体4に記録するようになされている。
一方、図1のように制御部9は、操作部8の再生ボタンが操作されて、当該再生ボタンに応じた操作データD3が供給されると、記録再生部7を制御することにより、記録媒体4に記録された合成映像符号化データD7を読み出させる。
すなわち、図2のように記録再生部7の合成分離部7Cは、例えば第1の映像符号化データD5における(N−1)番目のフレーム((N-1)Frame)の奇数フィールド(1stField)、第2の映像符号化データD6における(N−1)番目のフレーム((N-1)Frame)の奇数フィールド(1stField)を同時に記録媒体4から読み出し、これ以降の合成映像符号化データD7においてもそれぞれ上述と同様に順次記録媒体4から読み出すようになされている。
また合成分離部7Cは、記録媒体4から同時に読み出される第1の映像符号化データD5における(N−1)番目のフレーム((N-1)Frame)の奇数フィールド(1stField)、第2の映像符号化データD6における(N−1)番目のフレーム((N-1)Frame)の奇数フィールド(1stField)を分離し、これ以降の合成映像符号化データD7においてもそれぞれ上述と同様に順次分離することによって、第1の映像符号化データD5及び第2の映像符号化データD6を再構成し、第1の映像符号化データD5を第1の記録再生部7Aへ送出し、第2の映像符号化データD6を第2の記録再生部7Bへ送出する。
第1の記録再生部7Aは、第1の映像符号化データD5に対応した復号化規格に基づいて復号化し、この結果得られた第1の映像復号化データD8を第1の出力部11(図1)を介して例えば高解像度のカラー液晶ディスプレイでなる第1の表示部13(図1)に出力する。また第2の記録再生部7Bは、第2の映像符号化データD6を上述の第1の記録再生部7Aと同様の復号化処理を施し、この結果得られた第2の映像復号化データD9を、図1に示すように、第2の出力部12を介して第1の表示部13と同様の構成でなる第2の表示部14に出力する。
これにより記録再生装置1では、第1の映像復号化データD8に基づく第1の映像を第1の表示部13に表示させ、第2の映像復号化データD9に基づく第2の映像を第2の表示部14に表示させ得るようになされている。
かかる構成に加えてこの記録再生装置1には、演算部15、ルックアップテーブル(Look Up Table)16、表示用文字列生成部17、重畳部18及び第3の出力部19が設けられており、記録再生部7から供給された第1の映像復号化データD8及び第2の映像復号化データD9を演算部15に対しても送出するようになされている。
このとき制御部9は、操作部8を介して複数の映像演算用ボタンのうち所定の映像演算用ボタンが操作されて、当該映像演算用ボタンに応じた操作データD3が供給されると、演算部15を制御することにより、当該演算部15において、記録再生部7から供給された第1の映像復号化データD8と第2の映像復号化データD9とに対して所定の演算処理を施し、この結果得られた演算映像データD10をルックアップテーブル16へ送出する。
また制御部9は、演算部15において、所定の映像演算用ボタンの操作に応じた演算の方法を示す演算方法明示データD11を生成し、当該演算方法明示データD11を表示用文字列生成部17へ送出する。
ルックアップテーブル16は、演算映像データD10に対して所定のテーブルを用いることにより色変換や画像変換等の種々のデータ変換処理を施し、この結果得られた変換演算映像データD12を重畳部18へ送出する。
表示用文字列生成部17は、演算方法明示データD11に基づいて所定の映像演算用ボタンの操作に応じた文字列を明示するための所定の表示用文字列データD13を生成し、当該表示用文字列データD13を重畳部18へ送出する。
重畳部18は、ルックアップテーブル16から供給された変換演算映像データD12と、表示用文字列生成部17から供給された表示用文字列データD13とに対して、例えばスーパーインポーズ等の重畳処理を施し、この結果得られた重畳演算映像データD14を第3の出力部19を介して第1の表示部13と同様の構成でなる第3の表示部20へ出力する。これにより記録再生装置1では、重畳演算映像データD14に基づく重畳演算映像を第3の表示部20に表示させ得るようになされている。
ちなみに記録再生装置1においては、第1の表示部13、第2の表示部14及び第3の表示部20を収録環境に応じて自在に接続する、又は取り外すことができるようになされている。
このとき制御部9は、タイミング同期部10を制御することにより、当該タイミング同期部10において、タイミング同期データD4を生成し、当該タイミング同期データD4を第1の出力部11、第2の出力部12及び第3の出力部19へ送出する。
これにより記録再生装置1では、タイミング同期データD4に従って、記録再生部7から供給された第1の映像復号化データD8及び第2の映像復号化データD9並びに重畳部18から供給された重畳演算映像データD14を同期させることによって、当該第1の映像復号化データD8、第2の映像復号化データD9及び重畳演算映像データD14を同時に第1の表示部13、第2の表示部14及び第3の表示部20に出力させ得るようになされている。
このようにして記録再生装置1では、第1の映像復号化データD8及び第2の映像復号化データD9の演算結果に基づく変換演算映像データD12と表示用文字列データD13とを重畳することにより生成した重畳演算映像データD14を第3の表示部20へ出力することにより、第1の映像を表示する第1の表示部13、第2の映像を表示する第2の表示部14といったような複数の表示部を用いる必要がなく、第3の表示部20に対して重畳演算映像データD14を演算結果として出力するだけで演算結果を示す変換演算映像データD12と演算方法を示す表示用文字列データD13とを重畳した重畳演算映像をユーザに目視確認させることができる。
(2)記録再生装置1による各種制御処理手順
次に、この記録再生装置1により実行される各種制御処理手順について説明する。
(2−1)出力切換制御処理手順
この記録再生装置1においては、重畳演算映像データD14に基づく重畳演算映像、すなわち第1の映像復号化データD8に対応する第1の重畳映像及び第2の映像復号化データD9に対応する第2の重畳映像を第3の表示部20に順次切り換えて表示するための出力切換制御処理手順について、図3のフローチャートを用いて説明する。
記録再生装置1の制御部9は、操作部8の映像演算用ボタンのうち出力切換ボタンが操作されて、当該出力切換ボタンに応じた操作データD3が供給されると、出力切換モードに遷移して、予め当該制御部9のROM(図示せず)に格納された出力切換制御プログラムに従って、出力切換制御処理手順を実行するようになされており、ルーチンRT1の開始ステップから入って次のステップSP1へ移る。
ステップSP1において記録再生装置1の制御部9は、演算部15において、例えば第1の映像復号化データD8を『A』、第2の映像復号化データD9を『B』とすると、次式
Figure 0004126663
となるように演算する。ここで、f(A,B)は、『A』と『B』との2変数の関数を示し、AorBは、A又はBを出力するということを示している。すなわち制御部9は、入力された第1の映像復号化データD8又は第2の映像復号化データD9のいずれか一方を演算映像データD10とし、次のステップSP2へ移る。ちなみに制御部9は、初期設定として第1の映像復号化データD8を演算映像データD10とするようになされている。
ステップSP2において記録再生装置1の制御部9は、ルックアップテーブル16において、演算映像データD10に対して、次式
Figure 0004126663
となるようにデータ変換する。この場合、制御部9は、演算映像データD10をそのまま変換演算映像データD12とし、次のステップSP3へ移る。
ステップSP3において記録再生装置1の制御部9は、表示用文字列生成部17において、出力切換ボタンの操作に応じて生成された演算方法明示データD11に基づいて『出力切換』という文字列からなる表示用文字列データD13と、『第1の映像』又は『第2の映像』という文字列からなる表示用文字列データD13とをそれぞれ生成し、次のステップSP4へ移る。
ステップSP4において記録再生装置1の制御部9は、重畳部18において、変換演算映像データD12と表示用文字列データD13とを重畳する。すなわち制御部9は、変換演算映像データD12における第1の映像復号化データD8に対応するデータに『第1の映像』及び『出力切換』の表示用文字列データD13を重畳し、又は第2の映像復号化データD9に対応するデータに『第2の映像』及び『出力切換』の表示用文字列データD13を重畳することにより重畳演算映像データD14を生成し、次のステップSP5へ移る。
ステップSP5において記録再生装置1の制御部9は、第3の出力部19において、重畳演算映像データD14を第3の表示部20へ出力し、図4に示すように、重畳演算映像データD14に基づく重畳演算映像M1を第3の表示部20に表示させる。
具体的に制御部9は、初期設定として第1の映像復号化データD8に基づく第1の重畳映像M1Aを表示させるようになされている。このとき制御部9は、図4からも明らかなように、表示用文字列データD13に基づく『第1の映像』の文字列からなる第1の映像表示用文字列C1を第1の重畳映像M1Aの左下部に重畳し、表示用文字列データD13に基づく『出力切換』の文字列からなる出力切換表示用文字列C2を第1の重畳映像M1Aの左上部に重畳している。このように制御部9は、第1の重畳映像M1Aを第3の表示部20に表示させて、次のステップSP6へ移る。
因みに、図4における白色部分P1については、例えば画素の輝度レベルが「0」〜「255」の256階調で示されたときに輝度レベル「255」を示し、第1のハッチング部分P2については、輝度レベル「223」を示し、第2のハッチング部分P3については、輝度レベル「0」を示している。
ステップSP6において記録再生装置1の制御部9は、この後さらに出力切換ボタンが操作されて、当該出力切換ボタンに応じた操作データD3が供給されたか否かを判断し、出力切換ボタンが操作されてない場合にはステップSP8へ移り、出力切換ボタンが操作された場合には次のステップSP7へ移る。
ステップSP7において記録再生装置1の制御部9は、図5に示すように、操作部8の出力切換ボタンが操作された場合には、第3の表示部20での表示を図5(A)に示す第1の重畳映像M1Aから、図5(B)に示す第2の映像復号化データD9に基づく第2の重畳映像M1Bに切り換え、又は第2の重畳映像M1Bから第1の重畳映像M1Aに切り換え、次のステップSP8へ移る。
このとき制御部9は、図5(B)からも明らかなように、表示用文字列データD13に基づく『第2の映像』の文字列からなる第2の映像表示用文字列C3を第2の重畳映像M1Bの右下部に重畳し、出力切換表示用文字列C2を第2の重畳映像M1Bの左上部に重畳している。
このように記録再生装置1では、第1の重畳映像M1Aに第1の映像表示用文字列C1を重畳し、第2の重畳映像M1Bに第2の映像表示用文字列C3を重畳しているため、第1の重畳映像M1Aと第2の重畳映像M1Bとを誤認させることなくユーザに目視確認させることができる。また記録再生装置1では、第1の重畳映像M1A及び第2の重畳映像M1Bに出力切換表示用文字列C2を重畳しているため、出力切換モードであることを誤認させることなくユーザに目視確認させることができる。
ステップSP8において記録再生装置1の制御部9は、操作部8の停止ボタンが操作されて、当該停止ボタンに応じた操作データD3が供給されたか否かを判断し、停止ボタンが操作されてないときにはステップSP1に戻り、停止ボタンが操作されたときには、次のステップSP9へ移って処理を終了する。
(2−2)ワイプ(Wipe)制御処理手順
一方、この記録再生装置1においては、第3の表示部20の所定の位置を区切り位置として、当該第3の表示部20の左側領域に第1の重畳映像の左側部分を表示すると共に、右側領域に第2の重畳映像の右側部分を表示するためのワイプ制御処理手順について、図6のフローチャートを用いて説明する。
記録再生装置1の制御部9は、操作部8の映像演算用ボタンのうちワイプボタンが操作されて、当該ワイプボタンに応じた操作データD3が供給されると、ワイプモードに遷移して、予め当該制御部9のROM(図示せず)に格納されたワイプ制御プログラムに従って、ワイプ制御処理手順を実行するようになされており、ルーチンRT2の開始ステップから入って次のステップSP11へ移る。
ステップSP11において記録再生装置1の制御部9は、演算部15において、例えば第1の映像復号化データD8を『A』、第2の映像復号化データD9を『B』とし、第3の表示部20の横方向の画面長さを『M』、第1の映像復号化データD8と第2の映像復号化データD9との横方向の区切り位置を『m』、横方向の位置座標を『x』(0≦x≦M)とすると、次式
Figure 0004126663
となるように合成演算する。ここで、g(A,m−x)は、(m−x)が「0」より大きい画面領域を、『A』として表示し、(m−x)が「0」以下の画面領域を、『0』、すなわち表示しないことを示している。また、g(B,x−m)は、(x−m)が「0」以上の画面領域を、『B』として表示し、(x−m)が「0」より小さい画面領域を、『0』、すなわち表示しないことを示している。すなわちこのことは、『m』を区切り位置として、第3の表示部20の画面領域のうち『m』の左側部分の画面領域を第1の映像復号化データD8、『m』の右側部分の画像領域を第2の映像復号化データD9とすることを示している。
このように制御部9は、所定の位置を区切り位置として第1の映像復号化データD8と第2の映像復号化データD9とを合成演算して演算映像データD10を生成し、次のステップSP12へ移る。
ステップSP12において記録再生装置1の制御部9は、ルックアップテーブル16において、演算映像データD10に対して、次式
Figure 0004126663
となるようにデータ変換する。この場合、制御部9は、演算映像データD10をそのまま変換演算映像データD12とし、次のステップSP13へ移る。
ステップSP13において記録再生装置1の制御部9は、表示用文字列生成部17において、ワイプボタンの操作に応じて生成された演算方法明示データD11に基づいて『第1の映像』、『第2の映像』及び『ワイプ』という文字列からなる表示用文字列データD13をそれぞれ生成すると共に、第1の映像復号化データD8と第2の映像復号化データD9との区切り位置を示すカーソルデータD15(図1)を生成し、次のステップSP14へ移る。
ステップSP14において記録再生装置1の制御部9は、重畳部18において、変換演算映像データD12と表示用文字列データD13及びカーソルデータD15とを重畳する。すなわち制御部9は、変換演算映像データD12のうち第1の映像復号化データD8に対応するデータに『第1の映像』及び『ワイプ』の文字列の表示用文字列データD13を重畳し、第2の映像復号化データD9に対応するデータに『第2の映像』の文字列の表示用文字列データD13を重畳し、第1の映像復号化データD8に対応するデータと第2の映像復号化データD9に対応するデータとの区切り位置にカーソルデータD15を重畳することにより重畳演算映像データD14を生成し、次のステップSP15へ移る。
ステップSP15において記録再生装置1の制御部9は、第3の出力部19において、重畳演算映像データD14を第3の表示部20へ出力し、図7に示すように、重畳演算映像データD14に基づく重畳演算映像M1を第3の表示部20に表示させ、次のステップSP16へ移る。
具体的に制御部9は、第3の表示部20における画面領域のうちカーソルデータD15に基づくカーソルC4を区切り位置として、第1の重畳映像M1Aの左側部分と第2の重畳映像M1Bの右側部分とを同時に表示させるようになされている。
このとき制御部9は、図7からも明らかなように、第1の映像表示用文字列C1を第1の重畳映像M1Aの下部に重畳し、表示用文字列データD13に基づく『ワイプ』の文字列からなるワイプ表示用文字列C5を第1の重畳映像M1Aの上部に重畳し、第2の映像表示用文字列C3を第2の重畳映像M1Bの下部に重畳している。
ステップSP16において記録再生装置1の制御部9は、例えばワイプ制御処理中に操作部8のジョグレバーが左方向又は右方向に操作されて、当該ジョグレバーに応じた操作データD3が供給されたか否かを判断し、ジョグレバーが操作されてない場合にはステップSP18へ移り、ジョグレバーが操作された場合には次のステップSP17へ移る。
ステップSP17において記録再生装置1の制御部9は、図8(A)に示すように、ジョグレバーが左方向に操作された場合には、第1の重畳映像M1Aの左側部分を小さくし、第2の重畳映像M1Bの右側部分を大きくするように第3の表示部20におけるカーソルC4の位置を変更し、又は図8(B)に示すように、ジョグレバーが右方向に操作された場合には、第1の重畳映像M1Aの左側部分を大きくし、第2の重畳映像M1Bの右側部分を小さくするように第3の表示部20におけるカーソルC4の位置を変更し、次のステップSP18へ移る。
このとき記録再生装置1では、第1の重畳映像M1Aと第2の重畳映像M1Bとの間にはカーソルC4が重畳されているため、第1の重畳映像M1Aと第2の重畳映像M1Bとの区切り箇所をユーザに認識させ、この結果カーソルC4の左側部分が第1の重畳映像M1Aで、右側部分が第2の重畳映像M1Bであることを直感的にユーザに認識させることができる。
ステップSP18において記録再生装置1の制御部9は、操作部8の停止ボタンが操作されて、当該停止ボタンに応じた操作データD3が供給されたか否かを判断し、停止ボタンが操作されてないときにはステップSP11に戻り、停止ボタンが操作されたときには、次のステップSP19へ移って処理を終了する。
実際上、従来の記録再生装置では、第1の映像を表示する第1の表示部13、第2の映像を表示する第2の表示部14といったような複数の表示部を用意しなければならず、複数の映像をユーザに比較させるために、当該ユーザに複数の表示部の色調を全く同一に設定させなければならないという煩雑な操作を強いるという問題があった。
そこで記録再生装置1においては、カーソルC4を区切り位置として、第1の重畳映像M1Aの左側部分と第2の重畳映像M1Bの右側部分とを同時に表示させることにより、1つの第3の表示部20だけで第1の重畳映像M1Aの左側部分と第2の重畳映像M1Bの右側部分とを同時に目視確認させることができるため、当該第1の重畳映像M1Aと第2の重畳映像M1Bとの色調の差をユーザに瞬時に比較させることができる。
また、記録再生装置1においては、第1の重畳映像M1Aと第2の重畳映像M1BとをカーソルC4を左右方向に移動させることにより第1の重畳映像M1Aと第2の重畳映像M1Bとの画面領域を変更することができるため、とりわけカーソルC4の移動前の部分の映像と移動後の部分の映像との色調の差を一段と容易にユーザに目視確認させることができる。
(2−3)立体映像視覚効果確認処理制御手順
この場合、前提として記録再生装置1においては、第1の撮像部2と第2の撮像部3とを人間の眼幅程度の間隔、すなわち被写体からの距離に応じた適正な距離で、かつ第1の撮像部2と第2の撮像部3とを平行に配置するようになされており、第1の撮像部2により撮像された第1の映像データD1を左眼視映像データD1とし、第2の撮像部3により撮像された第2の映像データD2を右眼視映像データD2として用いるようになされている。
これをふまえて、この記録再生装置1においては、左眼視映像データD1及び右眼視映像データD2に基づく立体映像の視覚効果を確認するための立体映像視覚効果確認処理制御手順について、図9のフローチャートを用いて説明する。
この場合、記録再生装置1の制御部9は、映像演算用ボタンのうち立体映像視覚効果確認ボタンが操作されて、当該立体映像視覚効果確認ボタンに応じた操作データD3が供給されると、立体映像視覚効果確認モードに遷移して、予め当該制御部9の内部のROM(図示せず)に格納された立体映像視覚効果確認制御プログラムに従って、立体映像視覚効果確認制御処理手順を実行するようになされており、ルーチンRT3の開始ステップから入って次のステップSP21へ移る。
ステップSP21において記録再生装置1の制御部9は、演算部15において、例えば左眼視映像データD1に基づく左眼視映像復号化データD8を『A』、右眼視映像データD2に基づく右眼視映像復号化データD9を『B』とすると、次式
Figure 0004126663
となるように合成演算する。このことは、入力される左眼視映像復号化データD8と右眼視映像復号化データD9とを重ね合わせるように合成すると共に、所定の画素ごとに差分の絶対値を算出することを示している。すなわち制御部9は、左眼視映像復号化データD8と右眼視映像復号化データD9とを合成演算して合成映像データD10を生成し、次のステップSP22へ移る。
このとき、図10に示す左眼視映像復号化データD8に基づく左眼視映像M2の被写体については、図11に示す通常視映像M3の被写体に比して右側に傾いた映像となり、図12に示す右眼視映像復号化データD9に基づく右眼視映像M4の被写体については、図11に示す通常視映像M3に比して左側に傾いた映像となっている。
そして、図13に示す合成映像データD10に基づく合成映像M5については、左眼視映像M2の被写体と右眼視映像M4の被写体が重ね合わせるように合成されていると共に、左眼視映像復号化データD8と第2の映像復号化データD9との差分の絶対値が合成演算された両眼視差分映像となっている。因みに、図12における第3のハッチング部分P4については、画素の輝度レベル「32」を示している。
ステップSP22において記録再生装置1の制御部9は、ルックアップテーブル16において、合成映像データD10に対して、次式
Figure 0004126663
となるようにデータ変換する。ここで、テーブルgは、供給された映像のうち所定の閾値以上の輝度レベルを強調することを示すルックアップテーブルである。このとき制御部9は、例えばテーブルgの閾値を「200」とすると、当該画素の輝度レベルが「200」以上の場合には、当該輝度レベルを「255」にデータ変換する一方、所定画素の輝度レベルが「200」よりも小さい場合には、当該輝度レベルを「0」にデータ変換して変換合成映像データD12を生成し、次のステップSP23へ移る。
このとき、図14に示す変換合成映像データD12に基づく変換映像M6については、上述のように「200」以上の輝度レベルの画素を「255」に変換し、「200」よりも小さい輝度レベルの画素を「0」に変換した両眼視差分映像となっている。
ステップSP23において記録再生装置1の制御部9は、立体映像視覚効果確認ボタンの操作に応じて生成された演算方法明示データD11に基づいて、『立体映像視覚効果確認』という文字列からなる表示用文字列データD13を生成し、次のステップSP24へ移る。
ステップSP24において記録再生装置1の制御部9は、変換合成映像データD12と表示用文字列データD13とを重畳する。すなわち制御部9は、変換合成映像データD12に『立体映像視覚効果確認』の表示用文字列データD13を重畳して立体視確認映像データD14を生成して、次のステップSP25へ移る。
ステップSP25において記録再生装置1の制御部9は、立体視確認映像データD14を第3の表示部20へ送出し、図15に示すように、立体視確認映像データD14に基づく立体視確認映像M7を第3の表示部20において表示させ、次のステップSP26へ移る。
このとき、制御部9は、図15からも明らかなように、表示用文字列データD13に基づく『立体映像視覚効果確認』の文字列からなる立体映像視覚効果確認表示用文字列C6を立体視確認映像M7の左上部に重畳している。
ステップSP26において記録再生装置1の制御部9は、操作部8の停止ボタンが操作されて、当該停止ボタンに応じた操作データD3が供給されたか否かを判断し、停止ボタンが操作されてないときにはステップSP21に戻り、停止ボタンが操作されたときには、次のステップSP27へ移って処理を終了する。
実際上、従来の記録再生装置では、所定部分があたかも飛び出して見える立体映像を生成するにあたって、左眼視映像データD1及び右眼視映像データD2に対して特殊効果処理を施す必要があり、そのためには偏光メガネ等を含む専用の特殊効果処理装置を用いなければならない。とりわけ、従来の記録再生装置では、屋外における収録等において立体映像の視覚効果、すなわち立体映像における飛び出して見える部分(以下、これを立体視部分と呼ぶ)を目視確認することができないという問題があった。
これに対してこの記録再生装置1では、左眼視映像データD1に基づく左眼視映像M2と右眼視映像データD2に基づく右眼視映像M4とを重ね合わせるようにして合成することにより、例えば外部における収録後に、専用の特殊効果処理装置を用いてしか視覚効果を確認できなかった立体映像における立体視部分を収録中に簡易かつその場でユーザに目視確認させることができる。
このとき立体映像については、左眼視映像データD1に基づく左眼視映像M2と右眼視映像データD2に基づく右眼視映像M4との画素ごとにおける差分の絶対値が大きくなるほど、立体視部分が一段と飛び出して見えるという性質がある。
そこで、この記録再生装置1では、左眼視映像データD1に基づく左眼視映像M2と右眼視映像データD2に基づく右眼視映像M4とを重ね合わせるようにして合成すると共に、左眼視映像データD1と右眼視映像データD2との差分の絶対値を算出し、当該差分の絶対値が所定の閾値以上の部分を強調表示し、当該合成結果に基づく変換合成映像データD12と表示用文字列データD13とを重畳することにより生成した立体視確認映像データD14を第3の表示部20へ出力することにより、立体視部分を一段と簡易かつ直感的にユーザに確認させることができる。
このとき記録再生装置1においては、立体視部分を収録中にユーザに目視確認させながら記録再生することができ、また第1の撮像部2及び第2の撮像部3の配置及び位置を変えたときにも、立体視確認映像M7の視覚効果をその場でユーザに目視確認させながら記録再生することができるため、撮影しながら立体視部分の視覚効果を調整することができる。
(3)動作及び効果
以上の構成において、この記録再生装置1では、第1の映像復号化データD8及び第2の映像復号化データD9の演算結果に基づく変換演算映像データD12と表示用文字列データD13とを重畳することにより生成した重畳演算映像データD14を第3の表示部20へ出力する。
従って、第1の映像を表示する第1の表示部13、第2の映像を表示する第2の表示部14といったような複数の表示部を用意する必要がなく、第3の表示部20に対して重畳演算映像データD14を演算結果として出力するだけで演算結果を示す変換演算映像データD12と演算方法を示す表示用文字列データD13とを重畳した重畳演算映像をユーザに目視確認させることができる。
またこの記録再生装置1では、カーソルC4を区切り位置として、第1の重畳映像M1Aの左側部分と第2の重畳映像M1Bの右側部分とを同時に表示させることにより、第3の表示部20だけで第1の重畳映像M1Aの左側部分と第2の重畳映像M1Bの右側部分とを同時に目視確認させることができるため、当該第1の重畳映像M1Aと第2の重畳映像M1Bとの色調の差をユーザに瞬時に比較させることができる。
さらにこの記録再生装置1では、左眼視映像データD1に基づく左眼視映像M2と右眼視映像データD2に基づく右眼視映像M4とを重ね合わせるようにして合成すると共に、左眼視映像データD1と右眼視映像データD2との差分の絶対値を算出し、当該差分の絶対値が所定の閾値以上の部分を強調表示し、当該合成結果に基づく変換合成映像データD12と表示用文字列データD13とを重畳することにより生成した立体視映像データD14を第3の表示部20へ出力することにより、例えば外部における収録後に、専用の特殊効果処理装置を用いてしか視覚効果を確認できなかった立体映像における立体視部分を収録中に簡易かつその場でユーザに目視確認させることができる。
以上の構成によれば、第1の映像復号化データD8及び第2の映像復号化データD9の演算結果に基づく変換演算映像データD12と表示用文字列データD13とを重畳することにより生成した重畳演算映像データD14を第3の表示部20へ出力することにより、第1の映像を表示する第1の表示部13、第2の映像を表示する第2の表示部14といったような複数の表示部を用意する必要がなく、第3の表示部20に対して重畳演算映像データD14を演算結果として出力するだけで演算結果を示す変換合成映像データD12と演算方法を示す表示用文字列データD13とを重畳した重畳演算映像をユーザに目視確認させることができ、かくして複数系統の映像による視覚効果を容易に目視確認させ得ることができる。
(4)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、第1の入力部5を介して入力される第1の映像データD1及び第2の入力部6を介して入力される第2の映像データD2の2系統の映像データを入力した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば3系統の映像データやそれ以上の系統の映像データを入力するようにしても良く、この他種々の複数系統の映像データを入力することができる。
また上述の実施の形態においては、画素の輝度レベルが「200」以上の場合には、当該輝度レベルを「255」にデータ変換する一方、画素の輝度レベルが「200」よりも小さい場合には、当該輝度レベルを「0」にデータ変換した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば画素の輝度レベルが「128」以上の場合には、当該輝度レベルを「255」にデータ変換する一方、画素の輝度レベルが「200」よりも小さい場合には、当該輝度レベルを「0」にデータ変換するようにしても良く、要は、所定の閾値以上の部分を強調表示するようにすれば良い。
さらに上述の実施の形態においては、画素の輝度レベル「200」以上の場合には、当該輝度レベルを「255」にデータ変換する一方、画素の輝度レベルが「200」よりも小さい場合には、当該輝度レベルを「0」にデータ変換した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば画素の輝度レベルが「200」以上の場合には、当該画素を赤色にデータ変換するようにしても良く、要は、所定の閾値以上の部分を強調表示するようにすれば良い。
さらに上述の実施の形態においては、例えば第1の映像符号化データD5における(N−1)番目のフレーム((N-1)Frame)の奇数フィールド(1stField)、第2の映像符号化データD6における(N−1)番目のフレーム((N-1)Frame)の奇数フィールド(1stField)を同時に記録媒体4に記録し、又は同時に記録媒体4から読み出した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばフレーム毎に同時に記録し、又は読み出す等の複数系統の映像データを同時に記録し、又は読み出すこの他種々の方法を用いるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、記録再生装置として可搬型の記録再生装置1に適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば据え置き型等のこの他種々の記録再生装置に適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、第1の重畳映像M1Aと第2の重畳映像M1Bとの色調の差をユーザに瞬時に比較させた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば第1の重畳映像M1Aと第2の重畳映像M1Bとのコントラストや明るさ等のこの他種々のパラメータの差を比較させるようにしても良く、要は、1つの表示部だけで第1の映像と第2の映像との差を比較させるようにすれば良い。
さらに上述の実施の形態においては、記録再生部7、制御部9、演算部15、表示用文字列生成部16、重畳部18を記録再生装置1として適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、記録再生装置、制御装置、演算装置、表示用文字列生成装置、重畳装置等のそれぞれ独立の装置を統合した記録再生システムであっても良く、例えば外部から有線または無線で接続されるようにしても良く、この他種々の接続形態で接続するようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、記録ボタン、再生ボタン及び停止ボタン等の他に、各種設定を行うためのメニューボタン、メニュー選択用のジョグレバー及び後述する複数の映像演算用ボタン等を有する操作部8を設けた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、記録を行いながら再生を行なう記録再生ボタンを設けるようにしても良い。これにより、立体視部分を収録中にユーザに目視確認させながら記録することができる。
さらに上述の実施の形態においては、第1の映像復号化データD8を『A』、第2の映像復号化データD9を『B』とし、上述の(1)式を用いて演算した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、次式
Figure 0004126663
となるように演算するようにしても良く、この他種々の演算方法において複数系統の映像データを演算するようにしても良い。ここで、f(A,B)は、『A』と『B』との2変数の関数を示し、AandBは、A及びBの全画面をを同時に出力するということを示している。すなわち、上述の(7)式を用いて演算することにより、図16に示すように、この場合第1の重畳映像M1Aと第2の重畳映像M1Bとを切り換えるのではなく、第1の重畳映像M1Aと第2の重畳映像M1Bとを同時に第3の表示部20に表示させることもできる。
さらに上述の実施の形態においては、第1の映像復号化データD8を『A』、第2の映像復号化データD9を『B』とし、第3の表示部20の横方向の画面長さを『M』、第1の映像復号化データD8と第2の映像復号化データD9との横方向の区切り位置を『m』、横方向の位置座標を『x』とし、上述の(3)式を用いて演算した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第3の表示部20の縦方向の画面長さを『H』、第1の映像復号化データD8と第2の映像復号化データD9との縦方向の区切り位置を『h』、縦方向の位置座標を『y』とすると、例えば、次式
Figure 0004126663
となるように演算するようにしても良く、この他種々の演算方法において複数系統の映像データを演算するようにしても良い。すなわち、上述の(8)式を用いて演算することにより、図17に示すように、この場合第1の重畳映像M1Aの左側部分と第2の重畳映像M1Bの右側部分とを同時に表示させるのではなく、第1の重畳映像M1Aの上側部分と第2の重畳映像M1Bの下側部分とを同時に表示させることもできる。
さらに上述の実施の形態においては、記録媒体4を単一の磁気ヘッド7Dを介して磁気テープに記録した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ、磁気ディスク等の種々の記録媒体に適用することができる。
さらに上述の実施の形態においては、一連の処理をそれぞれの機能を有するハードウェアにより実行させた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ソフトウェアにより実行させるようにしても良い。このとき、一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータに対して、各種プログラムをインストールすることで各種の機能を実行することが可能となり、汎用のパーソナルコンピュータなどに記録媒体からインストールされる。そしてこの記録媒体は、例えば光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ、磁気ディスク等の種々の記録媒体を含むことは言うまでもない。また汎用のパーソナルコンピュータなどに例えばインターネット等のネットワークを介してダウンロードすることによって、各種プログラムをインストールするようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、記録再生手段としての記録再生部7と、演算手段でなる演算部15及びルックアップテーブル16と、重畳手段としての表示用文字列生成部17及び重畳部18とによって記録再生装置及び立体映像視覚効果確認装置としての記録再生装置1を構成した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成でなる記録再生手段と、演算手段と、重畳手段とによって記録再生装置を構成するようにしても良い。
本発明は、単一の磁気ヘッドを介して磁気テープに記録する記録記録再生装置のほか、この他種々の記録媒体に記録する記録再生装置に適用することができる。
本実施の形態による記録再生装置の構成を示す略線図である。 記録再生部における記録再生処理の説明に供する概念図である。 出力切換制御処理手順を示すフローチャートである。 出力切換制御処理時の第3の表示部での表示の説明に供する概念図である。 出力切換制御処理時の表示切換の説明に供する概念図である。 ワイプ制御処理手順を示すフローチャートである。 ワイプ制御処理時の第3の表示部での表示の説明に供する概念図である。 ワイプ制御処理時のカーソル移動の説明に供する概念図である。 立体映像視覚効果確認制御処理手順を示すフローチャートである。 立体映像視覚効果確認制御処理時の左眼視映像の説明に供する概念図である。 立体映像視覚効果確認制御処理時の通常視映像の説明に供する概念図である。 立体映像視覚効果確認制御処理時の右眼視映像の説明に供する概念図である。 立体映像視覚効果確認制御処理時の両眼視差分映像の説明に供する概念図である。 立体映像視覚効果確認制御処理時の両眼視差分映像の説明に供する概念図である。 立体映像視覚効果確認制御処理時の第3の表示部での表示の説明に供する概念図である。 他の形態による第3の表示部での表示の説明に供する概念図である。 他の形態による第3の表示部での表示の説明に供する概念図である。
符号の説明
1……記録再生装置、2……第1の撮像部、3……第2の撮像部、4……記録媒体、7……記録再生部、8……操作部、9……制御部、15……演算部、16……ルックアップテーブル、17……表示用文字列生成部、18……重畳部、20……第3の表示部、C1……第1の映像表示用文字列、C2……出力切換表示用文字列、C3……第2の映像表示用文字列、C4……カーソル、C5……ワイプ表示用文字列、C6……立体映像視覚効果確認表示用文字列、M1……重畳演算映像、M1A……第1の重畳映像、M1B……第2の重畳映像、M2……左眼視映像、M3……通常視映像、M4……右眼視映像、M5……合成映像、M6……変換映像、M7……立体視確認映像、P1……白色部分、P2……第1のハッチング部分、P3……第2のハッチング部分、P4……第3のハッチング部分。

Claims (4)

  1. 入力される右眼視映像データ及び左眼視映像データを記録媒体に記録し、当該記録媒体から読み出して再生する記録再生手段と、
    上記記録再生手段により再生された上記右眼視映像データと上記左眼視映像データとを重ね合わせるようにして合成すると共に、上記右眼視映像データと上記左眼視映像データとの差分の絶対値を算出し、当該差分の絶対値が所定の閾値以上の部分に対する輝度レベルを増大させることにより強調した両目視差分映像を生成する合成手段と、
    上記両目視差分映像が意味する文字列データを生成し、上記合成手段により生成された上記両目視差分映像と上記文字列データとを重畳することにより重畳映像データを生成し、これを合成結果として出力する文字列データ生成重畳手段と
    を具える立体映像視覚効果確認装置。
  2. 上記合成手段は、
    上記差分の絶対値が上記閾値よりも小さい部分に対する輝度レベルを低減させる
    求項に記載の立体映像視覚効果確認装置。
  3. 入力される右眼視映像データ及び左眼視映像データを記録再生手段によって記録媒体に記録し、当該記録媒体から読み出して再生する記録再生ステップと、
    上記記録再生ステップにおいて再生された上記右眼視映像データと上記左眼視映像データとを合成手段によって重ね合わせるようにして合成すると共に、上記右眼視映像データと上記左眼視映像データとの差分の絶対値を算出し、当該差分の絶対値が所定の閾値以上の部分に対する輝度レベルを増大させることにより強調した両目視差分映像を生成する両目視差分映像生成ステップと、
    上記両目視差分映像が意味する文字列データを文字列データ生成重畳手段によって生成し、上記両目視差分映像生成ステップで生成された上記両目視差分映像と上記文字列データとを重畳することにより重畳映像データを生成し、これを合成結果として出力する重畳ステップと
    を具える立体映像視覚効果確認方法。
  4. 上記両目視差分映像生成ステップでは、
    上記差分の絶対値が上記閾値よりも小さい部分に対する輝度レベルを低減させる
    求項に記載の立体映像視覚効果確認方法。
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