JP4126154B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4126154B2
JP4126154B2 JP2000385303A JP2000385303A JP4126154B2 JP 4126154 B2 JP4126154 B2 JP 4126154B2 JP 2000385303 A JP2000385303 A JP 2000385303A JP 2000385303 A JP2000385303 A JP 2000385303A JP 4126154 B2 JP4126154 B2 JP 4126154B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
roller
image
endless belt
intermediate transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000385303A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002189354A (ja
Inventor
貞之 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000385303A priority Critical patent/JP4126154B2/ja
Publication of JP2002189354A publication Critical patent/JP2002189354A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4126154B2 publication Critical patent/JP4126154B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Wet Developing In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表面に液状物質を担持する無端状ベルトと、該無端状ベルトを回転自在に張架して回転駆動するための複数の張架ローラを備えたベルト駆動手段とを有するベルト装置及び画像形成装置に関し、詳しくは、例えば、湿式電子写真方式の複写機、ファクシミリ、レーザビームプリンタ等の像担持体上に液体現像剤により現像されたトナー像を、転写搬送ベルトや中間転写ベルト等を用いて記録媒体としての転写材上に転写するベルト装置及び画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の湿式電子写真方式の画像形成装置では、感光体などの潜像坦持体上に形成された静電潜像を、帯電粒子であるトナーによって現像する現像装置が用いられている。この現像装置の小型化のために、従来、キャリアと称する絶縁性液体中にトナーを分散させた液体現像剤のトナー濃度を高めに設定した高濃度・高粘度の液体現像剤を用いることが提案されている。
【0003】
例えば、特開平7―20992号公報では、「画像支持体上に形成された静電潜像を、帯電した顕像化粒子であるトナーによって、現像する静電潜像の液体現像方法であって、導電性を有する現像剤支持体上に塗布された絶縁性液体中にトナーが高濃度に分散された、100〜10000mpa・sの高粘度の液体現像剤を、前記画像支持体の潜像面に前記液体現像剤を供給する現像行程を備えることを特徴とする静電潜像の液体現像方式。」が提案されている。
【0004】
一方、乾式電子写真方式のカラー画像形成装置として、感光体などの像坦持体上に形成した複数色のトナー像を、中間転写体上に重ね合せて1次転写した後、転写材上に一括して2次転写する、いわゆる中間転写方式の画像形成装置が知られている。この中間転写方式の画像形成装置においては、中間転写体を用いることで1つの感光体でカラー画像を形成でき、画像形成装置を小型に構成できる利点がある。特に、上記中間転写体として複数の張架ローラで回転自在に張架した構成の無端ベルト状の中間転写ベルトを用いることにより、画像形成装置本体のレイアウトの自由度が増し、画像形成装置をよりコンパクトに構成することが可能になる。
【0005】
このような中間転写ベルトの利点を生かして、前記の湿式電子写真方式の画像形成装置の転写手段として該中間転写ベルトを採用することが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような中間転写ベルトを使用した湿式電子写真方式の画像形成装置においては、その液体現像剤の液体成分であるキャリアが該中間転写ベルトの裏面(内周面)に付着して、該中間転写ベルトの回転(線速)が不安定になるという問題がある。すなわち、この湿式電子写真方式の画像形成装置では、上記感光体上の静電潜像が現像されることによって、感光体表面の画像形成領域に該潜像の顕像化粒子であるトナーが付着してトナー像が形成される。このとき、該感光体表面の画像領域にはトナーのみでなく液体成分であるキャリアも付着し、非画像領域にはキャリアのみが付着する。
【0007】
従って、この湿式電子写真方式の画像形成装置では、上記感光体上に形成されたトナー像が上記中間転写ベルト上に1次転写される際に、この感光体表面の非画像領域に付着しているキャリアが該中間転写ベルトの両側端部に接して、該中間転写ベルトの両側端部にキャリアが付着することがある。この中間転写ベルトの両側端部に付着したキャリアは、上記張架ローラのローラ周面に接触することで、該中間転写ベルトの内周面に回り込み、該中間転写ベルトと該中間転写ローラを張架している各張架ローラとの間に広がる。
【0008】
そして、この中間転写ベルトの内周面に回り込んだキャリアが、該中間転写ベルトを駆動する駆動ローラの周面に付着すると、該中間転写ベルトと該駆動ローラとの間の摩擦力が低下する。
このため、このような中間転写ベルトを用いた湿式電子写真方式の画像形成装置においては、該中間転写ベルトの内周面へのキャリアの回り込みにより、該中間転写ベルトと該駆動ローラとがスリップして、該中間転写ベルトの回転(線速)が不安定になるという問題が生じる。そして、該中間転写ベルトの回転が不安定になると、上記感光体上に形成されたトナー像の画質が低下する虞がある。特に、カラー画像形成装置の場合には、上記感光体上に形成された各色のトナー像が該中間転写ベルト上に正確に重ね合せて1次転写されなくなって、上記転写材上に2次転写されたトナー像の画像品質が低下する虞がある。
【0009】
なお、上記液体現像剤のキャリアとして揮発性のキャリアを使用している場合には、上記中間転写ベルトの内周面に多少のキャリアが回り込んでも、該キャリアの蒸発により該中間転写ベルトと上記駆動ローラとのスリップが解消されるので、上述のような問題も少なかった。
しかし、近年提案されている湿式電子写真方式の画像形成装置では、揮発性のキャリアの蒸発による環境への影響を考慮して、不揮発性のキャリアの使用が提案されている。このような不揮発性のキャリアを用いた画像形成装置においては、上記中間転写ベルトの内周面に一度回り込んだキャリアの蒸発を期待できないため、該中間転写ベルトの安定駆動がいつまでも阻害されることになる。
【0010】
また、上記転写材を搬送して上記像担持体上に形成されたトナー像を該転写材上に転写するための転写搬送手段として、上記中間転写ベルトと同様な構成のベルト装置からなる転写搬送ベルトを用いた画像形成装置が知られている。このような転写搬送ベルトを使用した画像形成装置においても、上記中間転写ベルトの場合と同様に、該転写搬送ベルトの内周面への上記キャリアの回り込みにより、該転写搬送ベルトと該転写搬送ベルトを駆動する駆動ローラとがスリップして、該転写搬送ベルトの回転(線速)が不安定になるという問題がある。
【0011】
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、中間転写ベルトや転写搬送ベルトなどの無端状ベルトの内周面へのキャリアなどの液状物質の回り込みによる該無端状ベルトと該無端状ベルトを駆動する駆動ローラとのスリップを防止することができるベルト装置及び画像形成装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、表面に静電潜像を形成する像担持体と、該像担持体上の静電潜像を液体現像剤により現像して該像担持体上にトナー像を形成する現像手段と、該像担持体上に形成されたトナー像を転写材上に転写するための複数の張架ローラにより回転自在に張架された無端状ベルトを備えた転写手段とを有する画像形成装置において、上記無端状ベルトの内周面に接触する上記複数の張架ローラのローラ周面のローラ幅が、該無端状ベルトのベルト幅よりも小さく形成され、且つ、該複数の張架ローラのローラ周面の両側端部が、該無端状ベルトの両側端部よりも内側に位置するように配置されており、上記張架ローラの端部と対向し、上記無端状ベルト内周面の上記張架ローラの両側端部外側に位置する部分にのみに当接して、上記無端状ベルトの両側端部に付着して、該無端状ベルトの内周面に回り込んだ上記液体現像剤のキャリア成分を除去するクリーニング部材を有していることを特徴とするものである。
【0013】
このベルト装置においては、上記複数の張架ローラに張架された上記無端状ベルトの両側端部が、各張架ローラのローラ周面の両側端部よりも外側に突出した状態となる。これにより、該無端状ベルトの表面に担持されて該無端状ベルトの両側端部に付着した上記液状物質の液体成分が、該無端状ベルトの内周面と各張架ローラのローラ周面との間に回り込み難くなる。従って、このベルト装置においては、該無端状ベルトを駆動する駆動ローラと該無端状ベルトとのスリップが解消される。
また、この画像形成装置においては、上記液除去手段により、上記無端状ベルトの両側端部に付着した上記液体現像剤のキャリアが除去される。これにより、該無端状ベルトの内周面と各張架ローラのローラ周面との間への該キャリアの回り込みがなくなり、該無端状ベルトを駆動する駆動ローラと該無端状ベルトとのスリップが解消される。従って、この画像形成装置においては、該スリップを原因とする不良画像の発生が防止される。
【0020】
請求項の発明は、請求項の画像形成装置において、上記無端状ベルトは、上記転写材を搬送して上記像担持体上に形成されたトナー像を該転写材上に転写するための転写搬送ベルトであることを特徴とするものである。
【0021】
この画像形成装置においては、上記複数の張架ローラに張架された上記無端状ベルトとしての上記転写搬送ベルトの両側端部が、各張架ローラのローラ周面の両側端部よりも外側に突出した状態となる。これにより、該転写搬送ベルトの表面に担持されて該転写搬送ベルトの両側端部に付着した上記液体現像剤のキャリアが、該転写搬送ベルトの内周面と各張架ローラのローラ周面との間に回り込み難くなる。従って、この画像形成装置においては、該転写搬送ベルトを駆動する駆動ローラと該転写搬送ベルトとのスリップが解消される。
【0022】
請求項の発明は、請求項の画像形成装置において、上記無端状ベルトは、上記像担持体上から1次転写されたトナー像を上記転写材上に2次転写するための中間転写ベルトであることを特徴とするものである。
【0023】
この画像形成装置においては、上記複数の張架ローラに張架された上記無端状ベルトとしての上記中間転写ベルトの両側端部が、各張架ローラのローラ周面の両側端部よりも外側に突出した状態となる。これにより、該中間転写ベルトの表面に担持されて該中間転写ベルトの両側端部に付着した上記液体現像剤のキャリアが、該中間転写ベルトの内周面と各張架ローラのローラ周面との間に回り込み難くなる。従って、この画像形成装置においては、該中間転写ベルトを駆動する駆動ローラと該中間転写ベルトとのスリップが解消される。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、湿式電子写真方式の画像形成装置に適用した実施形態について説明する。
図1に、中間転写ベルトを用いた湿式電子写真方式の画像形成装置の概略的な構成を示す。なお、この画像形成装置では、液体現像剤として高粘性・高濃度トナー(以下、単に「トナー」という)を用いている。また、この画像形成装置は、現像手段としての1つの現像器を用いて単色の画像形成を行うように構成されている。なお、カラー画像形成装置の場合には、上記現像手段として、例えば、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色のトナーを用いた4つの現像器を使用して画像形成を行う構成となるが、その画像形成の基本的な原理は、図示の画像形成装置と同じである。
【0027】
図1において、まず、潜像担持体としての感光体1の表面を、帯電手段としての帯電ローラ2により一様に帯電する。そして、この感光体1の帯電領域に、図示しない露光装置から原稿画像の画像光3を照射して、該感光体1上に静電潜像を形成する。その後、該感光体1上に形成した静電潜像を、現像ユニット4から供給されるトナーで現像する。
【0028】
上記現像ユニット4は、複数の従動ローラ4a、駆動ローラ4b及びバックアップローラ4cによって上記感光体1に対して接触回転自在に張架された現像ベルト41と、該現像ベルト41の表面(外周面)に上記液体現像剤としてのを塗布するためのトナー塗布装置42とを備えている。該トナー塗布装置42は、トナー容器4d内に収容されているトナーTを汲み上げる汲み上げローラ4e、該汲み上げローラ4eにより汲み上げられた余剰のトナーを掻き落とすスクイズローラ4f、該汲み上げローラ4eにより汲み上げられたトナーTを上記現像ベルト41の表面に塗布する塗布ローラ4gなどで構成されている。
【0029】
上記塗布ローラ4gにより上記現像ベルト41の表面に塗布されたトナーTは、該現像ベルト41が図1において矢印方向に回転することにより、該現像ベルト41と上記感光体1との接触部(現像部)において、該感光体1の表面に供給される。これにより、該感光体1の表面に形成された静電潜像が該トナーTにより現像されて、該感光体1上にトナー像が形成される。
具体的には、上記静電潜像が形成され感光体1の表面に、上記現像ユニット4の現像剤担持体としての現像ベルト41上に均−に塗布した高粘度の現像剤(塗布の方法にもよるが0.5μm〜20μm程度の厚さとなっている)を接触させ、該現像剤中のトナーを感光体1上の静電潜像に電界の力で移行させて現像する。なお、上記現像剤坦持体としては、ローラ形状のものを使用してもよい。
ここで、該現像に寄与しなかったトナーTは、上記現像ベルト41の外周面に接触配置された現像クリーニングブレード4hにより、該現像ベルト41の外周面から掻き落とされて除去される。
【0030】
このようにして上記感光体1上に形成された上記トナー像は、上記現像ベルト41と同様に、複数の張架ローラ(1次転写ローラ5a、駆動ローラ5b、対向ローラ5c)により張架されて矢印方向に回転する中間転写ユニット5の中間転写ベルト51と、上記感光体1との接触部(1次転写部)において、該中間転写ベルト51の外周面上に1次転写される。なお、上記カラー画像形成装置の場合には、上記感光体1上に、各色のトナー像が順次形成され、この各色のトナー像が上記1次転写部において上記中間転写ベルト51上に順次重ね合わされて1次転写される。
具体的には、上記中間転写ベルト51を上記感光体1に接触させ、上記トナーのもつ電気的極性と逆の極性のバイアスを該中間転写ベルト51に印加して、上記現像で形成された感光体1上のトナー像を該中間転写ベルト51上に1次転写する。カラー画像を形成する場合には、望みの画像が得られるまで、該1次転写行程が複数回繰り返す。
【0031】
ここで、該1次転写部で上記中間転写ベルト51上に1次転写されずに、上記感光体1上に残留した残留トナーは、該感光体1の外周面に接触配置された感光体クリーニングブレード6により、該現像ベルト41の外周面から掻き落とされて除去される。また、感光体1の表面上に残留した電荷も、除電手段としてのクェンチングランプ7により除去される。これにより、該感光体1の表面が、次の画像形成に備える。
【0032】
次いで、上記中間転写ベルト51上に1次転写されたトナー象は、該中間転写ベルト51の上記対向ローラ5cにより張架されている部分に接離自在に配置された2次転写手段としての2次転写ローラ8と、該中間転写ベルト51とのニップ部(2次転写部)において、図示しない給紙装置から給紙された記録媒体としての転写紙やOHPシートなどの転写材9上に2次転写される。
【0033】
ここで、該2次転写部で該転写材9上に1次転写されずに、上記中間転写ベルト51上に残留した残留トナーは、次の1次転写に備えて、該中間転写ベルト51の外周面に接触配置された中間転写ベルトクリーニングブレード10により、該中間転写ベルト51の外周面から掻き落とされて除去される。また、上記2次転写ローラ8の周面に付着したトナーも、2次転写ローラクリーニングブレード11により除去される。
このようにしてトナー像が2次転写された転写材9は、図示しない定着装置により該トナー像の定着処理を受けた後、機外に排出される。
【0034】
なお、図1に示した画像形成装置においては、上記2次転写手段として、上記2次転写ローラ8を用いた例を示したが、この2次転写手段としては、例えば、図2に示すように、一対の張架ローラ12a、12bにより回転自在に張架された2次転写ベルト12と、転写ローラ13とで構成されたものを使用してもよい。ここで、該2次転写ベルト12の周面に付着したトナーは、2次転写ベルトクリーニングブレード14により除去される。
【0035】
また、図1及び図2には、上記中間転写ベルト51を用いた画像形成装置を示したが、本実施形態に係る画像形成装置としては、例えば、図3に示すように、一対の張架ローラ15a、15bにより回転自在に張架された転写搬送ベルト15と、転写ローラ13とで、上記転写材9を搬送・転写する搬送手段及び転写手段を構成し、上記転写材9を該転写搬送ベルト15で搬送して上記感光体1上に形成されたトナー像を該転写材9上に直接転写するようにしてもよい。なお、図3では、1つの感光体1上のトナー像を該転写材9上に直接転写する例を示したが、このような転写搬送ベルト15を使用することで、例えば、4つの感光体を使用してカラー画像形成するタンデム方式の画像形成装置を構成することができる。
【0036】
上記中間転写ベルト51を構成する代表的な中間転写体としては、ポリイミドやPET(ポリエチレンテレフタレート)、PVDF樹脂などに導電性の物質(カーボンや金属粉等)を一定割合で混入させ所定の導電性を持たせたものを無端状ベルト(厚さ30〜150μm)として使用している。また、体積抵抗は10〜10Ωcmのものを主に用いている。更に、2次転写性を良くさせるために、該中間転写体のトナー粒子が付着する側をフッ素系、もしくはシリコン系の導電性樹脂で1〜10μm程度被覆して離型性を上げている場合もある。最近では、上記のような樹脂のベルト層の表面に、厚さが150〜1000μm程度のゴムベルト層を設けることによって、上記無端状ベルトの表面に弾性を持たせ、凹凸の激しい紙の表面にも良好に転写できるようにした無端状ベルトも提案されている。
【0037】
また、上記中間転写ベルト51は、複数の張架ローラ5a,5b,5cによって懸架されることによって、適度な張力が与えられている。該複数の張架ローラ5a,5b,5cのうちの1次転写ローラ5aは、該中間転写ベルト51に1次転写バイアスを与える電極の役目を兼ねている。この電極の役目を兼ねた1次転写ローラ5aは、上記感光体1と直接接触しない位置に設置されていても、あるいは該感光体1と該1次転写ローラ5aとで該中間転写ベルト51を挟み込むような配置になっていても構わない。
また、本実施形態では、上記トナーの極性を正極性とし、該1次転写ローラ5aには負のバイアスを印加して、上記トナーを感光体1上から中間転写ベルト51上へ引き寄せいている。該1次転写ローラ5aの印加電圧は、−350V程度である。
【0038】
更に、上記中間転写ベルト51上に転写されたトナーは、上記転写材9と接触して上記2次転写ローラ8によってバイアスをかけられ、該転写材9に引き寄せられる。このとき、転写材9と中間転写ベルト51との間の電位差は、約300Vであり、2次転写ローラ8側の方が低電圧になっている。
【0039】
ところで、上述のような中間転写ベルト51を使用した湿式電子写真方式の画像形成装置においては、その液体現像剤の液体成分であるキャリアが該中間転写ベルト51の裏面(内周面)に付着して、該中間転写ベルト51の回転(線速)が不安定になるという問題がある。
図4に、上記キャリアが中間転写ベルト51の両側端部に付着して、該中間転写ベルト51を張架する各張架ローラ5a,5b,5cと該中間転写ベルト51との間に該キャリア広がっていく様子を示した。
【0040】
すなわち、この画像形成装置では、図4(a)に示すように、上記感光体1上に形成されたトナー像が上記中間転写ベルト1上に1次転写される際に、この感光体1の表面の非画像領域に付着しているキャリアCが、図4(b)に示すように、該中間転写ベルト51の両側端部に接して、該中間転写ベルト51の両側端部にキャリアCが付着する。そして、この中間転写ベルト51の両側端部に付着したキャリアCは、該中間転写ベルト51の回転に伴う震動や毛管現象などにより、該中間転写ベルト51の内周面に回り込んで、図4(c)に示すように、該中間転写ベルト51と該中間転写ローラ51を張架している各張架ローラ5a,5b,5cとの間に広がる。
【0041】
このように、上記中間転写ベルト51の内周面に回り込んだキャリアCが、該中間転写ベルト51を駆動する駆動ローラ5bの周面に付着すると、該中間転写ベルト51と該駆動ローラ5bとの間の摩擦力が低下し、該中間転写ベルト51と該駆動ローラ5bとがスリップして、該中間転写ベルト51の回転(線速)が不安定になる。そして、該中間転写ベルト51の回転が不安定になると、上記感光体1上に形成されたトナー像の画質が低下する。特に、カラー画像形成装置の場合には、各色のトナー像が該中間転写ベルト51上に正確に重ね合せて1次転写されなくなり、上記転写材9上に2次転写されたトナー像の画像品質が低下するという問題が発生する。
【0042】
なお、図4には、上記中間転写ベルト51の両側端部にキャリアCが付着した場合の問題について説明したが、このような問題は、図2及び図3に示した2次転写ベルト12や転写搬送ベルト15においても発生する。
【0043】
ところで、上述したように、上記中間転写ベルト51、2次転写ベルト12、及び転写搬送ベルト15などの無端状ベルトの両側端部に付着したキャリアCは、該無端状ベルトを張架している張架ローラの周面に接触することで押し広げられる。従って、該無端状ベルトの両側端部になにも接触しないように構成すれば、該無端状ベルトの両側端部に付着したキャリアCが押し広げられることがなくなる。
【0044】
また、上記中間転写ベルト51、2次転写ベルト12、及び転写搬送ベルト15などの無端状ベルトは、その外周面を一定の形状に保持するために、複数の張架ローラで懸架することが必要である。従って、これらの各張架ローラが上記無端状ベルトの両側端部に接触しないように構成されることで、該無端状ベルトの両側端部に付着したキャリアCが、各張架ローラによって押し広げられることがなく、該無端状ベルトの内周面への該キャリア液の裏周りが助長されることがなくなる。
【0045】
そこで、本実施形態に係る画像形成装置のベルト装置においては、図5に示すように、上記中間転写ベルト51、2次転写ベルト12、及び転写搬送ベルト15などのような、表面(外周面)上に上記液体現像剤などの液状物質を担持する無端状ベルト100の内周面に接触して、該無端状ベルト100を張架する上記各張架ローラ5a,5b,5c,12a,12b,15a,15bなどのような張架ローラ200のローラ周面のローラ幅Aを、該無端状ベルト100のベルト幅Bよりも小さく形成する。また、該張架ローラ200は、そのローラ周面の両側端部200aが該無端状ベルト100の両側端部100aよりも内側に位置するように配置する。
【0046】
このように構成したベルト装置は、図5に示すように、上記張架ローラ200に張架された無端状ベルト100の両側端部100aが、張架ローラ200のローラ周面の両側端部200aよりも外側に突出した状態となる。これにより、該無端状ベルト100の表面に担持されて該無端状ベルト100の両側端部100aに付着した液状物質の液体成分(例えば、上記キャリアC)が、該無端状ベルト100の内周面と上記張架ローラ200のローラ周面との間に回り込み難くなる。
【0047】
すなわち、例えば、図4に示したように、上記感光体1と接触して上記中間転写ベルト51の端部に付着したキャリアCが、該中間転写ベルト51を架け回している各張架ローラ5a,5b,5cによって引き延ばされることがなく、該中間転写ベルト51と各張架ローラ5a,5b,5cと間に侵入し難くなる。従って、このベルト装置においては、該無端状ベルト100を駆動する駆動ローラ(例えば、上記駆動ローラ5bなど)と該無端状ベルト100とのスリップが解消される。
【0048】
なお、上記無端状ベルト100は、張架ローラ200に架け回されて回転駆動する際に、次第に該張架ローラ200の軸方向のどちらか一方に片寄って蛇行するのが常である。一般的に、このような無端状ベルト100の蛇行を防止する方法としては、例えば、図6(a)、(b)に示すように、該無端状ベルト100の両側端部に、寄り止めもしくはリブと呼ばれるゴム状の突起状部材300を設け、この突起状部材300を上記張架ローラ200に形成した段部200bに係合させる方法が採られている。また、該無端状ベルト100の寄りを検知するセンサーを設け、該無端状ベルト100が片寄った場合に、該無端状ベルト100を張架する張架ローラ200のテンションや配置を左右で異なった状態にすることで、該無端状ベルト100を任意の方向に片寄らせて寄りを解消する装置を用いる方法もある。
【0049】
上記突起状部材300を設けた無端状ベルトにおいても、その両側端部に寄り止め処理が施されていない通常の無端状ベルトと同様、図7(a)、(b)に示すように、張架ローラ200に張架された無端状ベルト100の両側端部100aを、張架ローラ200のローラ周面の両側端部200aよりも外側に突出させて、該無端状ベルト100の内周面へのキャリアCの回り込みに対する対策を構じることが必要である。
【0050】
ここで、上記中間転写ベルト51、2次転写ベルト12、及び転写搬送ベルト15などの無端状ベルト100両側端部に付着したキャリアCを、それらの回転時に拭き取る方法も、該無端状ベルト100の裏面へのキャリアCの進入を防ぐ上で有効な手段である。この無端状ベルト100の両側端部に付着したキャリアCを拭き取る方法としては、例えば、図8(a)に示すように、無端状ベルト100の両側端部に、ウレタンゴム、スポンジ、メタルなどで作られたブレード形状のクリーニング部材400を当接するように設置して、キャリアCを拭き取るようにする。
【0051】
また、上記無端状ベルト100の両側端部に付着したキャリアCを拭き取る他の方法としては、図8(b)に示すように、上記無端状ベルト100の端部に接触するように、ローラ形状の接触部材400を設置する。これにより、該無端状ベルト100の両側端部に付着したキャリアCが、該接触部材400に写し取られる。この接触部材400に写し取られたキャリアCは、該接触部材400に当接配置したクリーニングブレード400aで除去される。
【0052】
ここで、上記接触部材400としては、ソリッドなゴムや樹脂などの材料を用いることができる。このように、無端状ベルト100の両側端部にローラ形状の接触部材400を押し当てることによって、該無端状ベルト100上に付着したキャリアCを物理的に除去することができる。
しかしながら、このような接触部材400を配置することは、部品増加によるコストアップにつながる。また、スポンジやウレタンゴムなどの接触部材400は、それに自体に付着したキャリアCを効率よく取り除ける構成としないと、該接触部材400で拭き取ったキャリアCを、逆に無端状ベルト100の両側端部に付着させることになりかねない。
【0053】
そこで、本実施形態に係る画像形成装置のベルト装置においては、上記中間転写ベルト51に接触する上記2次転写ローラ8や2次転写ベルト12、あるいは転写搬送ベルト15を上記キャリアCの除去手段として利用する構成とする。
図9(a)、(b)に、上記2次転写ローラ8を上記キャリアCの除去手段として利用した例を示す。ここで、上記2次転写ローラ8の幅は、上記中間転写ベルト51の幅よりも広くしておく。このベルト装置では、該中間転写ベルト51の両側端部に付着したキャリアCが、該2次転写ローラ8により擦られて、該2次転写ローラ8の表面に転移していく。この2次転写ローラ8の表面に転移したキャリアCは、該2次転写ローラ8の表面に接触する2次転写ローラクリーニングブレード11により除去される。
これにより、上記キャリアCを除去するための新たな部材を配設することなく、該中間転写ベルト51の両側端部のキャリアCの付着量の増加を防止できる。
【0054】
ところで、上記中間転写ベルト51や2次転写ベルト12、あるいは転写搬送ベルト15などの無端状ベルト100の表面は、前述したように、転写材9へのトナー像の2次転写が終了した後、個々のクリーニングブレードで毎回クリーニングするように構成されている。
しかしながら、図10(a)に示すように、クリーニングブレード500のブレード幅Dが、上記無端状ベルト100のベルト幅Bよりも大きい場合には、該クリーニングブレード500のエッジに溜まったキャリアCや廃トナーが、無端状ベルト100の両側端部に付着することになり、該無端状ベルト100の内周面への該キャリアCの裏周りを助長することになってしまう。
そこで、本実施形態に係る画像形成装置においては、図10(b)に示すように、上記クリーニングブレード500のブレード幅Dを、無端状ベルト100の画像領域および最大転写材サイズの領域よりも大きくし、且つ、該無端状ベルト100のベルト幅Bよりも小さくなるように設定する。これにより、該無端状ベルト100の裏面へのキャリアCの裏周りが助長されなくなる。
【0055】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、無端状ベルトの表面に担持されて該無端状ベルトの両側端部に付着した上記液状物質の液体成分が、該無端状ベルトの内周面と各張架ローラのローラ周面との間に回り込み難くなって、該無端状ベルトを駆動する駆動ローラと該無端状ベルトとのスリップが解消されるので、該無端状ベルトの駆動が安定するという優れた効果がある。
【0056】
請求項2または3の発明によれば、無端状ベルトを駆動する駆動ローラと該無端状ベルトとのスリップが解消され、該スリップを原因とする不良画像の発生が防止されるので、良好な画像が得られるようになるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る中間転写ベルトを用いた湿式電子写真方式の画像形成装置を示す概略構成図。
【図2】上記画像形成装置の2次転写手段として2次転写ベルトを使用した例を示す概略構成図。
【図3】上記画像形成装置の転写材の搬送手段及び転写手段として転写搬送ベルトを使用した例を示す概略構成図。
【図4】(a),(b)、(c)は、液体現像剤中のキャリアが、中間転写ベルトの両側端部に付着して、該中間転写ベルトを張架する各張架ローラと該中間転写ベルトとの間に広がっていく様子を示す説明図。
【図5】本発明の実施形態に係るベルト装置の概略的な構成を示す側面図。
【図6】(a),(b)は、上記中間転写ベルトなどの無端状ベルトの寄り止め方法を説明するための従来のベルト装置の要部側面図。
【図7】(a),(b)は、上記中間転写ベルトなどの無端状ベルトの寄り止め方法を説明するための本実施形態に係るベルト装置の要部側面図。
【図8】(a),(b)は、上記無端状ベルトの両側端部に上記キャリアを物理的に除去する接触部材を配置したベルト装置の要部側面図。
【図9】(a),(b)は、上記中間転写ベルトに接触する2次転写ローラを上記キャリアの除去手段として利用したベルト装置の要部斜視図及び要部側面図。
【図10】(a),(b)は、上記無端状ベルトをクリーニングするクリーニングブレードについて説明するための要部平面図。
【符号の説明】
1 感光体
2 帯電ローラ
4 現像ユニット
5 中間転写ユニット
5a 1次転写ローラ
5b 駆動ローラ
5c バックアップローラ
8 2次転写ローラ
9 転写材
10 中間転写ベルトクリーニングブレード
11 2次転写ローラクリーニングブレード
12 2次転写ベルト
13 転写ローラ
14 2次転写ベルトクリーニングブレード
15 転写搬送ベルト
41 現像ベルト
42 トナー塗布装置
51 中間転写ベルト
100 無端状ベルト
100a 無端状ベルトの両側端部
200 張架ローラ
200a 張架ローラの両側端部
400 接触部材
500 クリーニングブレード
A 張架ローラのローラ幅
B 無端状ベルトのベルト幅
C キャリア
D クリーニングブレードのブレード幅
T トナー

Claims (3)

  1. 面に静電潜像を形成する像担持体と、該像担持体上の静電潜像を液体現像剤により現像して該像担持体上にトナー像を形成する現像手段と、該像担持体上に形成されたトナー像を転写材上に転写するための複数の張架ローラにより回転自在に張架された無端状ベルトを備えた転写手段とを有する画像形成装置において、
    上記無端状ベルトの内周面に接触する上記複数の張架ローラのローラ周面のローラ幅が、該無端状ベルトのベルト幅よりも小さく形成され、且つ、該複数の張架ローラのローラ周面の両側端部が、該無端状ベルトの両側端部よりも内側に位置するように配置されており
    上記張架ローラの端部と対向し、上記無端状ベルト内周面の上記張架ローラの両側端部外側に位置する部分にのみに当接して、上記無端状ベルトの両側端部に付着して、該無端状ベルトの内周面に回り込んだ上記液体現像剤のキャリア成分を除去するクリーニング部材を有していることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項の画像形成装置において、
    上記無端状ベルトは、上記転写材を搬送して上記像担持体上に形成されたトナー像を該転写材上に転写するための転写搬送ベルトであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項の画像形成装置において、
    上記無端状ベルトは、上記像担持体上から1次転写されたトナー像を上記転写材上に2次転写するための中間転写ベルトであることを特徴とする画像形成装置。
JP2000385303A 2000-12-19 2000-12-19 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4126154B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000385303A JP4126154B2 (ja) 2000-12-19 2000-12-19 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000385303A JP4126154B2 (ja) 2000-12-19 2000-12-19 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002189354A JP2002189354A (ja) 2002-07-05
JP4126154B2 true JP4126154B2 (ja) 2008-07-30

Family

ID=18852590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000385303A Expired - Fee Related JP4126154B2 (ja) 2000-12-19 2000-12-19 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4126154B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007121395A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP4853616B2 (ja) * 2005-10-25 2012-01-11 セイコーエプソン株式会社 現像装置及び画像形成装置
JP2007121397A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Seiko Epson Corp 画像形成装置
US7493066B2 (en) 2005-10-25 2009-02-17 Seiko Epson Corporation Developing device
JP2007121396A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP2007121393A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP2007121394A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP2007147974A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Seiko Epson Corp 画像形成装置
US7590368B2 (en) 2005-11-28 2009-09-15 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus and method of cleaning intermediate transfer belt
US7792440B2 (en) 2005-12-02 2010-09-07 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus and method that changes toner compression roller condition depending on toner density or recording medium type
US7657210B2 (en) 2005-12-20 2010-02-02 Seiko Epson Corporation Developer collection system and image forming apparatus using the same
US7630671B2 (en) 2005-12-20 2009-12-08 Seiko Epson Corporation Developing system that distributes carrier to developer containers in a manner to achieve stable image formation

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002189354A (ja) 2002-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7590368B2 (en) Image forming apparatus and method of cleaning intermediate transfer belt
JP4126154B2 (ja) 画像形成装置
US20090232536A1 (en) Image Forming Apparatus and Image Forming Method
JPH09244425A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP4054496B2 (ja) 画像形成装置
JP2004029054A (ja) 画像形成装置
KR100438717B1 (ko) 정전전사형 습식 전자사진방식 인쇄기
JP2002333784A (ja) 画像形成装置
JP4208287B2 (ja) 画像形成装置
JP2001337543A (ja) 湿式画像形成装置
JP3502565B2 (ja) 一成分現像装置
JPH11272124A (ja) 画像形成装置
JP3733270B2 (ja) 画像形成装置
JP3993935B2 (ja) 画像形成装置
JP3722183B2 (ja) 画像形成装置
JP3434071B2 (ja) 画像形成装置の転写装置
JP3620565B2 (ja) 画像形成装置
JP3620564B2 (ja) 画像形成装置
JP3857863B2 (ja) 液体現像方式の電子写真装置
JP2002049212A (ja) 画像形成装置
JP3695133B2 (ja) 画像形成装置
JP3695134B2 (ja) 画像形成装置
JP3666009B2 (ja) 画像形成装置
JP3695135B2 (ja) 画像形成装置
JP2002189353A (ja) ベルト装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080418

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080512

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130516

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140516

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees