JP4126058B2 - 無線パケット通信方法および無線パケット通信装置 - Google Patents

無線パケット通信方法および無線パケット通信装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線局間で空間分割多重を利用して複数のデータパケットを並列に伝送する無線パケット通信方法に関し、特にデータパケットが正常に伝送されなかった場合の再送処理にかかわる無線パケット通信方法および無線パケット通信装置に関する。
従来の無線パケット通信装置では、使用する無線チャネルを事前に1つだけ決めておき、データパケットの送信に先立って当該無線チャネルが空き状態か否かを検出(キャリアセンス)し、当該無線チャネルが空き状態の場合にのみ1つのデータパケットを送信していた。このような制御により、1つの無線チャネルを複数の無線局で互いに時間をずらして共用することができた(非特許文献1、非特許文献2) 。
一方、データパケットの伝送効率を高めるために、公知の空間分割多重技術(非特許文献3)を用い、1つの無線チャネルで複数のデータパケットを並列送信する無線パケット通信方法が検討されている。なお、空間分割多重(SDM)は、複数のアンテナから同じ無線チャネルで同時に異なるデータパケットを送信し、対向する無線局の複数のアンテナに受信された各データパケットの伝搬係数の違いに対応するディジタル信号処理により、同じ無線チャネルで同時に送信された複数のデータパケットを受信する方式である。
図14は、空間分割多重における送信信号と受信信号の関係を示す。送信信号と受信信号の関係は図14に示す行列式で表されるが、各伝搬係数hxxは受信側では未知の係数である。したがって、受信側では各伝搬係数を推定し、それらを含む伝達係数の逆行列を求め、求めた逆行列と受信値r1,r2,r3から送信値s1,s2,s3を算出する。
一般的に、各伝搬係数hxxは、時間とともに変化し、フェージングや信号強度の低下などの無線伝送路の変動によっても変わる。また、空間分割多重数を増やすと、無線伝送路の変動が伝送品質に与える影響が大きくなる。すなわち、空間分割多重数が増えるに従い、パケット誤り率やビット誤り率が高くなるので、伝搬係数等に応じて空間分割多重数が決定(制限)されることになる。
IEEE802.11"MAC and PHY Specification for Metropolitan Area Networks",IEEE 802.11,1999 小電力データ通信システム/広帯域移動アクセスシステム(CSMA)標準規格、ARIB STD-T71 1.0版、(社)電波産業会、平成12年策定 黒崎ほか、MIMOチャネルにより100Mbit/s を実現する広帯域移動通信用SDM−COFDM方式の提案、電子情報通信学会技術研究報告、A・P2001-96,RCS2001-135(2001-10)
ところで、データパケットの送信が失敗すると、受信側から応答パケットによってその旨が返送されるか、あるいは応答パケット自体が返送されない。この場合には、データパケットの送信が失敗したものと判断し、そのデータパケットについて再送処理が行われる。ここで、空間分割多重を用いた並列送信における再送処理は特に規定されていないが、従来の再送処理を並列送信に適用した場合の問題点について説明する。
図15は、一般的なデータパケットの交換処理を示す。送信側の無線局がデータパケットを送信した後で、受信側の無線局は受信したデータパケットに対するACK(肯定応答)パケットを返送し、受信局側でのデータパケット受信の成否情報を通知する。このような一般的なACKパケットの送信方法は、そのまま空間分割多重方式を用いた無線パケット通信方法に適用することも可能である。この場合は、図16に示すようなパケット交換シーケンスになると考えられる。
すなわち、空間分割多重された複数のデータパケットを受信した無線局が、受信成功したデータパケットの数だけACKパケットを作成し、これを空間分割多重してデータパケットの送信元無線局へ返送する。このとき、受信成功したデータパケットの数が多いほど、空間分割多重されるACKパケットの数が多くなる。その結果、ACKパケットの送信成功確率は、受信成功したデータパケットの数が多くなるほど低くなり、データパケットを空間分割多重して送信することによるスループット向上効果が薄れてしまうことになる。
これは、送信局側では、受信局側でデータパケットの受信に失敗したのか、それとも受信局から返信されたACKパケットの受信に失敗したのかを区別する手段がなく、ACKパケットを受信できなければ、データパケット送信失敗と判断し、データパケットの再送処理が行われるためである。したがって、ACKパケットの送信成功確率が低い場合、受信側でデータパケットの受信に成功しているにもかかわらず送信側ではデータパケットの送信が失敗したと誤認する確率が高くなる。その結果、再送する必要のないデータパケットを送信するといった非常に無駄な制御を行うこととなり、無線チャネルの利用効率が低下してしまう。
本発明の目的は、送信側の無線局が空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信する場合に、受信側からデータパケット受信の成否情報を含むパケットを確実に送信することにより、高スループットを実現するところにある。
請求項1,8の発明は、2つの無線局の間で、1つの無線チャネルと空間分割多重を用いて並列送信する複数のデータパケットに、それぞれを区別するための所定のシーケンスナンバーを含む。この空間分割多重を用いて並列送信された複数のデータパケットを受信した無線局は、受信に成功したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の肯定応答パケットを作成し、空間分割多重を用いずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから受信に成功した送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて肯定応答パケットを送信側の無線局に返信する。
請求項1,8の発明では、複数のデータパケットを受信した場合、受信結果を1つの肯定応答パケットにまとめて格納して空間分割多重せず、さらに送信レートを適宜設定して送信するので、肯定応答パケットの送信成功確率を高めることができる。これにより、データパケットを空間分割多重により並列送信することによるスループットの向上効果を確実なものにできる。なお、現在規定されている肯定応答パケット(ACKパケット)の長さはデータパケットと比べて極端に短く、複数データパケットの受信結果を追加した場合であってもACKパケットの長さの増大はわずかであるので、スループットの向上効果を妨げることにはならない。
請求項2,9の発明は、送信側の無線局が、空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信し、その送信後に、並列送信された全データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含み、受信側の無線局からの否定応答パケットを要求するための否定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに送信し、受信側の無線局は、空間分割多重を用いて並列送信された複数のデータパケットを受信し、否定応答要求パケットを受信して得たシーケンスナンバーのうち受信に失敗したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の否定応答パケットを作成し、空間分割多重を適用せずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから受信に成功した送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて否定応答パケットを送信側の無線局に返信する。
請求項2,9の発明では、否定応答要求パケットおよび否定応答パケットをそれぞれ空間分割多重せず、さらに否定応答パケットの送信レートを適宜設定して送信するので、送信成功確率を高めることができる。
請求項3,10の発明は、送信側の無線局は、空間分割多重を用いて複数のデータパケットを連続して並列送信し、その送信後に、連続して並列送信された全データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含み、受信側の無線局からの肯定応答パケットを要求するための肯定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに送信し、受信側の無線局は、空間分割多重を用いて連続して並列送信された複数のデータパケットを受信し、肯定応答要求パケットを受信して得たシーケンスナンバーのうち受信に成功したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の肯定応答パケットを作成し、空間分割多重を適用せずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから受信に成功した送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて肯定応答パケットを送信側の無線局に返信する。
請求項3,10の発明は、空間分割多重を用いて連続並列送信された複数のデータパケットを受信した場合にも、すべての受信結果を1つの肯定応答パケットにまとめて格納して空間分割多重せず、さらに送信レートを適宜設定して送信するので、肯定応答パケットの送信成功確率を高めることができる。さらに、肯定応答要求パケットについても空間分割多重せずに送信するので、送信成功確率を高めることができる。
請求項4,11の発明は、送信側の無線局は、空間分割多重を用いて複数のデータパケットを連続して並列送信し、その送信後に、連続して並列送信された全データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含み、受信側の無線局からの否定応答パケットを要求するための否定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに送信し、受信側の無線局は、空間分割多重を用いて連続して並列送信された複数のデータパケットを受信し、否定応答要求パケットを受信して得たシーケンスナンバーのうち受信に失敗したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の否定応答パケットを作成し、空間分割多重を適用せずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから受信に成功した送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて否定応答パケットを送信側の無線局に返信する。
請求項4,11の発明では、空間分割多重を用いて連続並列送信された複数のデータパケットを受信した場合にも、すべての受信結果を1つの否定応答パケットにまとめて格納して空間分割多重せず、さらに送信レートを適宜設定して送信するので、否定応答パケットの送信成功確率を高めることができる。さらに、否定応答要求パケットについても空間分割多重せずに送信するので、送信成功確率を高めることができる。
請求項5,12の発明は、送信側の無線局が、空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信し、その送信後に、並列送信された全データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含み、受信側の無線局からの否定応答パケットを要求するための否定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから送信に用いた送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて送信し、受信側の無線局は、空間分割多重を用いて並列送信された複数のデータパケットを受信し、否定応答要求パケットを受信して得たシーケンスナンバーのうち受信に失敗したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の否定応答パケットを作成し、空間分割多重を適用せずに送信側の無線局に返信する。
請求項6,13の発明は、送信側の無線局は、空間分割多重を用いて複数のデータパケットを連続して並列送信し、その送信後に、連続して並列送信された全データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含み、受信側の無線局からの肯定応答パケットを要求するための肯定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから送信に用いた送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて送信し、受信側の無線局は、空間分割多重を用いて連続して並列送信された複数のデータパケットを受信し、肯定応答要求パケットを受信して得たシーケンスナンバーのうち受信に成功したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の肯定応答パケットを作成し、空間分割多重を適用せずに送信側の無線局に返信する。
請求項7,14の発明は、送信側の無線局は、空間分割多重を用いて複数のデータパケットを連続して並列送信し、その送信後に、連続して並列送信された全データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含み、受信側の無線局からの否定応答パケットを要求するための否定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから送信に用いた送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて送信し、受信側の無線局は、空間分割多重を用いて連続して並列送信された複数のデータパケットを受信し、否定応答要求パケットを受信して得たシーケンスナンバーのうち受信に失敗したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の否定応答パケットを作成し、空間分割多重を適用せずに送信側の無線局に返信する。
請求項5〜7,12〜14の発明では、肯定応答要求パケットまたは否定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに、さらに送信レートを適宜設定することにより、肯定応答要求パケットまたは否定応答要求パケットの送信成功確率を高めることができる。
本発明は、送達確認パケット(肯定応答パケット,否定応答パケット)および送達確認要求パケット(肯定応答要求パケット,否定応答要求パケット)を空間分割多重せず、さらに送信レートを適宜設定して送信することにより、送信成功確率が高まる。これにより、データパケットの送信局が、受信側の無線局におけるデータパケット受信状況を誤認することによる不要な再送処理が低減し、スループットを向上させることができる。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態を示すフローチャートである。図2は、本発明の第1の実施形態の動作例を示す。
なお、データパケットには、図11に示すように、データ部の他にパケット種別情報,宛先無線局の識別情報(ID),送信元無線局の識別情報(ID),並列送信される複数のデータパケットをそれぞれ区別するために付与されたシーケンスナンバー、並列送信される複数データパケットのシーケンスナンバーの中で最も若いシーケンスナンバーが含まれる。
また、本実施形態において、複数のデータパケットの受信成功をまとめて通知する1つのACKパケットを拡張ACKパケットとする。この拡張ACKパケットは、図12に示すように、例(1)では、パケット種別情報,宛先無線局(データパケットの送信元無線局)のID,受信成功したデータパケットのシーケンスナンバーが含まれる。また、例(2)では、受信成功したデータパケットのシーケンスナンバーを記述する代わりに、ビットマップが用意され、データパケットのシーケンスナンバーに対応するビットを受信成否に応じた値にすることでパケット受信成功を表現する。なお、ビットマップの先頭ビットは、並列送信された複数データパケットの中で最も若いシーケンスナンバーを有するデータパケットに対応する。ただし、例(2)は、後述する拡張ACK要求パケットに対する応答に利用される。
図1において、受信側の無線局は、受信信号の有無を識別し(S001)、受信信号を検知した場合には1つ以上のデータパケットを受信したか否かを識別する (S002)。ここで、1つでもデータパケットを受信できた場合には、受信した全データパケットに含まれる送信元無線局のID,宛先無線局のID,シーケンスナンバーの情報を取得する(S003)。
次に、受信したデータパケットが自局宛か否かを識別し、他の無線局に宛てたデータパケットを受信した場合には、そのデータパケットを廃棄する(S004,S008)。一方、受信したデータパケットが自局宛ての場合には、各データパケットの受信処理を行い(S005)、さらに各データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む拡張ACKパケットを作成する(S006)。次に、この拡張ACKパケットを空間分割多重を用いずに、データパケット送信元の無線局に対して送信する(S007)。
図2の動作例において、SG1〜SG4は空間分割多重の各系統の信号を示し、ここでは4系統の信号を空間分割多重する場合を想定している。また、SN1〜SN8は、各データパケットのシーケンスナンバーを示している。
送信元の無線局1は一定時間のキャリアセンスの後、空間分割多重を用いて1つの無線チャネルで4つのデータパケットを並列送信する。受信側の無線局2は、並列送信された4つのデータパケットのシーケンスナンバーSN1〜SN4のうち、受信成功したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を格納した拡張ACKパケットを作成し、この拡張ACKパケットを空間分割多重せずに、無線局1に対して送信する。このような動作が繰り返される。
[第2の実施形態]
図3は、本発明の第2の実施形態を示すフローチャートである。図4は、本発明の第2の実施形態の動作例を示す。
本実施形態において、複数のデータパケットの受信失敗をまとめて通知する1つのNACKパケットを拡張NACKパケットとする。この拡張NACKパケットは、図12に示す拡張ACKパケットと同様であり、例(1)では、パケット種別情報,宛先無線局(データパケットの送信元無線局)のID,受信失敗したデータパケットのシーケンスナンバーが含まれる。また、例(2)では、受信失敗したデータパケットのシーケンスナンバーを記述する代わりに、ビットマップが用意され、データパケットのシーケンスナンバーに対応するビットを受信成否に応じた値にすることでパケット受信失敗を表現する。なお、ビットマップの先頭ビットは、並列送信された複数データパケットの中で最も若いシーケンスナンバーを有するデータパケットに対応する。
NACKパケットは、データパケットの送信元無線局からその受信成否の確認を求めて送信されたNACK要求パケットを受けて返信されるものである。本実施形態において、並列送信した複数のデータパケットの受信成否を求める1つのNACK要求パケットを拡張NACK要求パケットとする。また、拡張ACKパケットを要求する拡張ACK要求パケットも同様である。
拡張ACK要求パケットおよび拡張NACK要求パケットは、図13に示すように、例(1)では、パケット種別情報,宛先無線局(データパケットの宛先無線局)のID,送信元無線局(データパケットの送信元無線局)のID,並列送信した全てのデータパケットのシーケンスナンバーが含まれる。また、例(2)では、並列送信した全てのデータパケットのシーケンスナンバーを記述する代わりに、並列送信したデータパケットのシーケンスナンバーの中で最も若いシーケンスナンバーと、並列送信したデータパケットの個数が記述される。
図3において、受信側の無線局は、受信信号の有無を識別し(S001)、受信信号を検知した場合にはそれが自局宛ての拡張NACK要求パケットであるか否かを検出する(S101)。受信信号が自局宛ての拡張NACK要求パケットでない場合には、1つ以上のデータパケットを受信したか否かを識別する(S002)。ここで、1つでもデータパケットを受信できた場合には、受信した全データパケットに含まれる送信元無線局のID,宛先無線局のID,シーケンスナンバーの情報を取得する(S003)。
次に、受信したデータパケットが自局宛か否かを識別し、他の無線局に宛てたデータパケットを受信した場合には、そのデータパケットを廃棄する(S004,S008)。一方、受信したデータパケットが自局宛ての場合には、各データパケットの受信処理を行い(S005)、自局宛ての拡張NACK要求パケットを受信するためにステップS001に戻る。
ステップS101で拡張NACK要求パケットを受信すると、この拡張NACK要求パケットにより受信成否情報の要求がされている全データパケットの中で、受信に失敗したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含めた単一の拡張NACKパケットを作成する(S102)。次に、この拡張NACKパケットを空間分割多重を用いずに、データパケット送信元の無線局に対して送信する (S103)。なお、並列送信された全てのデータパケットが受信成功した場合には、拡張NACKパケットを作成しなくてもよい。
また、ステップS002において、1つもデータパケットの受信に成功しなかった場合には、自局宛ての拡張NACK要求パケットを受信し(S101)、ステップS102で並列送信された全てのデータパケットの受信失敗したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含めた単一の拡張NACKパケットを作成する。
図4の動作例において、SG1〜SG4は空間分割多重の各系統の信号を示し、ここでは4系統の信号を空間分割多重する場合を想定している。また、SN1〜SN4は、各データパケットのシーケンスナンバーを示し、シーケンスナンバーSN2のデータパケットが受信に失敗したものとする。
送信元の無線局1は一定時間のキャリアセンスの後、空間分割多重を用いて1つの無線チャネルで4つのデータパケットを並列送信し、その後に拡張NACK要求パケットを送信する。受信側の無線局2は、拡張NACK要求パケットを受信した後で、受信に失敗したデータパケットのシーケンスナンバーSN2の情報を格納した単一の拡張NACKパケットを作成し、この拡張NACKパケットを空間分割多重せずに、無線局1に対して送信する。このような動作が繰り返される。
[第3の実施形態]
図5は、本発明の第3の実施形態を示すフローチャートである。図6は、本発明の第3の実施形態の動作例を示す。
本実施形態では、送信元の無線局1は一定時間のキャリアセンスの後、空間分割多重を用いて1つの無線チャネルで4つのデータパケット(SN1〜SN4)を並列送信し、引き続き空間分割多重を用いて4つのデータパケット(SN5〜SN8)を並列送信する。すなわち、データパケットの連続並列送信を行う。データパケットの連続送信については、IEEE802.11TGe などで検討されているGroupACK手順などが利用可能である。
なお、本実施形態で用いる拡張ACK要求パケットおよび拡張ACKパケットは、それぞれ図13および図12に示す構成となる。
図5において、受信側の無線局は、受信信号の有無を識別し(S001)、受信信号を検知した場合にはそれが自局宛ての拡張ACK要求パケットであるか否かを検出する(S201)。受信信号が自局宛ての拡張ACK要求パケットでない場合には、1つ以上のデータパケットを受信したか否かを識別する(S002)。ここで、1つでもデータパケットを受信できた場合には、受信した全データパケットに含まれる送信元無線局のID,宛先無線局のID,シーケンスナンバーの情報を取得する(S003)。
次に、受信したデータパケットが自局宛か否かを識別し、他の無線局に宛てたデータパケットを受信した場合には、そのデータパケットを廃棄する(S004,S008)。一方、受信したデータパケットが自局宛ての場合には、各データパケットの受信処理を行い(S005)、連続して並列送信されるデータパケットあるいは自局宛ての拡張ACK要求パケットを受信するためにステップS001に戻る。連続して並列送信されたデータパケットは、ステップS001〜S005で受信処理が繰り返される。
ステップS201で拡張ACK要求パケットを受信すると、この拡張ACK要求パケットにより受信成否情報の要求がされている全データパケットの中で、受信に成功したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含めた単一の拡張ACKパケットを作成する(S202)。次に、この拡張ACKパケットを空間分割多重を用いずに、データパケット送信元の無線局に対して送信する(S203)。 なお、ステップS002において、1つもデータパケットの受信に成功しなかった場合には、自局宛ての拡張ACK要求パケットを受信し(S201)、並列送信された全てのデータパケットの受信失敗したことを示す単一の拡張ACKパケットを作成する(S202)。
図6の動作例において、SG1〜SG4は空間分割多重の各系統の信号を示し、ここでは4系統の信号を空間分割多重する場合を想定している。また、SN1〜SN8は、各データパケットのシーケンスナンバーを示し、シーケンスナンバーSN1〜SN4のデータパケットと、シーケンスナンバーSN5〜SN8のデータパケットが、連続かつ並列送信されるものとする。
送信元の無線局1は一定時間のキャリアセンスの後、空間分割多重を用いて1つの無線チャネルで8つのデータパケットを連続並列送信し、その後に拡張ACK要求パケットを送信する。受信側の無線局2は、拡張ACK要求パケットを受信した後で、受信に成功したデータパケットのシーケンスナンバーの情報を格納した単一の拡張ACKパケットを作成し、この拡張ACKパケットを空間分割多重せずに、無線局1に対して送信する。このような動作が繰り返される。
[第4の実施形態]
第4の実施形態は、図5に示す第3の実施形態において、送信側の無線局から送信する拡張ACK要求パケットを拡張NACK要求パケットに変え、受信側の無線局から送信する拡張ACKパケットを拡張NACKパケットに変えることを特徴とする。基本的な処理手順は第3の実施形態と同様である。図7は、本発明の第4の実施形態の動作例を示す。
図7の動作例において、SG1〜SG4は空間分割多重の各系統の信号を示し、ここでは4系統の信号を空間分割多重する場合を想定している。また、SN1〜SN8は、各データパケットのシーケンスナンバーを示し、シーケンスナンバーSN1〜SN4のデータパケットと、シーケンスナンバーSN5〜SN8のデータパケットが、連続並列送信され、シーケンスナンバーSN3,SN7のデータパケットが受信に失敗したものとする。
送信元の無線局1は一定時間のキャリアセンスの後、空間分割多重を用いて1つの無線チャネルで8つのデータパケットを連続並列送信し、その後に拡張NACK要求パケットを送信する。受信側の無線局2は、拡張NACK要求パケットを受信した後で、受信に失敗したデータパケットのシーケンスナンバーSN3,SN7の情報を格納した単一の拡張NACKパケットを作成し、この拡張NACKパケットを空間分割多重せずに、無線局1に対して送信する。このような動作が繰り返される。
[第5の実施形態]
図8は、本発明の第5の実施形態を示すフローチャートである。図9は、本発明の第5の実施形態の動作例を示す。
本実施形態では、第1の実施形態〜第4の実施形態において、空間分割多重する各系統が独立に送信レートを設定可能な場合に、拡張ACKパケットあるいは拡張NACKパケットの送信レートを選択する。例えば、受信に成功した複数のデータパケットの送信レートの中で最低の送信レート、あるいは予め設定されている各系統の送信レートの中で最低の送信レートを選択する。
図8に示すフローチャートは、第1の実施形態に対応するものであり、変更された部分について説明する。
図8のステップS003B では、送信元無線局のID,宛先無線局のID,シーケンスナンバーだけでなく、送信レート(送信時のビットレート)をデータパケット毎に取得する。そして、ステップS006の次にステップS301に進み、受信に成功した各データパケットの送信レートのうち、最低レートを超えない送信レートを自局の送信用に選択する。したがって、ステップS007で拡張ACKパケットを送信する際には、選択された送信レートに対応する系統で拡張ACKパケットが送信される。
なお、拡張ACKパケットの送信レートとして、予め設定されている各系統の送信レートの中で最低の送信レートを選択する場合には、ステップS003B で受信したデータパケットの送信レートを取得する必要はない。
図9の動作例において、SG1〜SG4は空間分割多重の各系統の信号を示し、ここでは4系統の信号を空間分割多重する場合を想定している。また、SN1〜SN8は、各データパケットのシーケンスナンバーを示している。また、SG1〜SG4の送信レートは、24Mbps ,18Mbps ,6Mbps ,12Mbps とする。
送信元の無線局1は一定時間のキャリアセンスの後、空間分割多重を用いて1つの無線チャネルで4つのデータパケットを並列送信する。受信側の無線局2は、並列送信された4つのデータパケットを受信し、それぞれの送信レートを取得する。次に、受信成功したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を格納した拡張ACKパケットを作成する。ここで、同時に受信した複数のデータパケットの送信レートの中で最低の送信レートとして、全データパケットが受信成功の場合には最低の送信レートである6Mbps を選択する。拡張ACKパケットは空間分割多重せずに、送信レート6Mbps で無線局1に対して送信される。このような動作が繰り返される。
[第6の実施形態]
第6の実施形態では、第2の実施形態〜第4の実施形態において、空間分割多重する各系統が独立に送信レートを設定可能な場合に、拡張ACK要求パケットあるいは拡張NACK要求パケットの送信レート、および拡張ACKパケットあるいは拡張NACKパケットの送信レートを選択する。例えば、拡張ACK要求パケットあるいは拡張NACK要求パケットの送信レートは、予め設定されている各系統の送信レートの中で最低レートを選択し、拡張ACKパケットあるいは拡張NACKパケットの送信レートは、受信に成功した複数のデータパケットの送信レートの中で最低レートを超えない送信レートを選択する。図10は、第6の実施形態に対応する動作例を示すタイムチャートである。
図10の動作例において、SG1〜SG4は空間分割多重の各系統の信号を示し、ここでは4系統の信号を空間分割多重する場合を想定している。また、SN1〜SN4は、各データパケットのシーケンスナンバーを示している。また、SG1〜SG4の送信レートは、24Mbps ,18Mbps ,6Mbps ,12Mbps とする。
送信元の無線局1は一定時間のキャリアセンスの後、空間分割多重を用いて1つの無線チャネルで4つのデータパケットを並列送信し、その後に各系統の送信レートの中で最低の送信レート6Mbps で、空間分割多重を用いずに拡張NACK要求パケットを送信する。受信側の無線局2は、並列送信された4つのデータパケットと、空間分割多重を用いずに送信された拡張NACK要求パケットを受信する。次に、受信失敗したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を格納した拡張NACKパケットを作成する。ここで、同時に受信した複数のデータパケットの送信レートの中で最低レートとして、全データパケットが受信成功の場合には最低レートである6Mbps を選択する。拡張ACKパケットは空間分割多重せずに、送信レート6Mbps で無線局1に対して送信される。このような動作が繰り返される。
本発明の第1の実施形態を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の動作例を示すタイムチャートである。 本発明の第2の実施形態を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の動作例を示すタイムチャートである。 本発明の第3の実施形態を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の動作例を示すタイムチャートである。 本発明の第4の実施形態の動作例を示すタイムチャートである。 本発明の第5の実施形態を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施形態の動作例を示すタイムチャートである。 本発明の第6の実施形態の動作例を示すタイムチャートである。 データパケットの構成を示す図である。 拡張ACKパケットおよび拡張NACKパケットの構成を示す図である。 拡張NACK要求パケットおよび拡張ACK要求パケットの構成を示す図である。 空間分割多重における送信信号と受信信号の関係を示す図である。 一般的なデータパケットの交換処理を示す図である。 空間分割多重におけるACKパケットの送信方法の例を示す図である。

Claims (14)

  1. 2つの無線局の間で、1つの無線チャネルと空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信する無線パケット通信方法において、
    前記複数のデータパケットに、それぞれを区別するための所定のシーケンスナンバーを含み、
    空間分割多重を用いて並列送信された複数のデータパケットを受信した無線局は、受信に成功したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の肯定応答パケットを作成し、空間分割多重を用いずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから受信に成功した送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて前記肯定応答パケットを送信側の無線局に返信する
    ことを特徴とする無線パケット通信方法。
  2. 2つの無線局の間で、1つの無線チャネルと空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信する無線パケット通信方法において、
    前記複数のデータパケットに、それぞれを区別するための所定のシーケンスナンバーを含み、
    送信側の無線局は、空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信し、その送信後に、並列送信された全データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含み、受信側の無線局からの否定応答パケットを要求するための否定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに送信し、
    受信側の無線局は、空間分割多重を用いて並列送信された複数のデータパケットを受信し、前記否定応答要求パケットを受信して得たシーケンスナンバーのうち受信に失敗したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の否定応答パケットを作成し、空間分割多重を適用せずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから受信に成功した送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて前記否定応答パケットを送信側の無線局に返信する
    ことを特徴とする無線パケット通信方法。
  3. 2つの無線局の間で、1つの無線チャネルと空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信する無線パケット通信方法において、
    前記複数のデータパケットに、それぞれを区別するための所定のシーケンスナンバーを含み、
    送信側の無線局は、空間分割多重を用いて複数のデータパケットを連続して並列送信し、その送信後に、連続して並列送信された全データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含み、受信側の無線局からの肯定応答パケットを要求するための肯定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに送信し、
    受信側の無線局は、空間分割多重を用いて連続して並列送信された複数のデータパケットを受信し、前記肯定応答要求パケットを受信して得たシーケンスナンバーのうち受信に成功したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の肯定応答パケットを作成し、空間分割多重を適用せずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから受信に成功した送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて前記肯定応答パケットを送信側の無線局に返信する
    ことを特徴とする無線パケット通信方法。
  4. 2つの無線局の間で、1つの無線チャネルと空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信する無線パケット通信方法において、
    前記複数のデータパケットに、それぞれを区別するための所定のシーケンスナンバーを含み、
    送信側の無線局は、空間分割多重を用いて複数のデータパケットを連続して並列送信し、その送信後に、連続して並列送信された全データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含み、受信側の無線局からの否定応答パケットを要求するための否定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに送信し、
    受信側の無線局は、空間分割多重を用いて連続して並列送信された複数のデータパケットを受信し、前記否定応答要求パケットを受信して得たシーケンスナンバーのうち受信に失敗したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の否定応答パケットを作成し、空間分割多重を適用せずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから受信に成功した送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて前記否定応答パケットを送信側の無線局に返信する
    ことを特徴とする無線パケット通信方法。
  5. 2つの無線局の間で、1つの無線チャネルと空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信する無線パケット通信方法において、
    前記複数のデータパケットに、それぞれを区別するための所定のシーケンスナンバーを含み、
    送信側の無線局は、空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信し、その送信後に、並列送信された全データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含み、受信側の無線局からの否定応答パケットを要求するための否定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから送信に用いた送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて送信し、
    受信側の無線局は、空間分割多重を用いて並列送信された複数のデータパケットを受信し、前記否定応答要求パケットを受信して得たシーケンスナンバーのうち受信に失敗したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の否定応答パケットを作成し、空間分割多重を適用せずに送信側の無線局に返信する
    ことを特徴とする無線パケット通信方法。
  6. 2つの無線局の間で、1つの無線チャネルと空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信する無線パケット通信方法において、
    前記複数のデータパケットに、それぞれを区別するための所定のシーケンスナンバーを含み、
    送信側の無線局は、空間分割多重を用いて複数のデータパケットを連続して並列送信し、その送信後に、連続して並列送信された全データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含み、受信側の無線局からの肯定応答パケットを要求するための肯定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから送信に用いた送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて送信し、
    受信側の無線局は、空間分割多重を用いて連続して並列送信された複数のデータパケットを受信し、前記肯定応答要求パケットを受信して得たシーケンスナンバーのうち受信に成功したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の肯定応答パケットを作成し、空間分割多重を適用せずに送信側の無線局に返信する
    ことを特徴とする無線パケット通信方法。
  7. 2つの無線局の間で、1つの無線チャネルと空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信する無線パケット通信方法において、
    前記複数のデータパケットに、それぞれを区別するための所定のシーケンスナンバーを含み、
    送信側の無線局は、空間分割多重を用いて複数のデータパケットを連続して並列送信し、その送信後に、連続して並列送信された全データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含み、受信側の無線局からの否定応答パケットを要求するための否定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから送信に用いた送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて送信し、
    受信側の無線局は、空間分割多重を用いて連続して並列送信された複数のデータパケットを受信し、前記否定応答要求パケットを受信して得たシーケンスナンバーのうち受信に失敗したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の否定応答パケットを作成し、空間分割多重を適用せずに送信側の無線局に返信する
    ことを特徴とする無線パケット通信方法。
  8. 2つの無線局の間で、1つの無線チャネルと空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信する無線パケット通信装置において、
    送信側の無線局は、前記複数のデータパケットに、それぞれを区別するための所定のシーケンスナンバーを含み、空間分割多重を用いて並列送信する手段を備え、
    受信側の無線局は、空間分割多重を用いて並列送信された複数のデータパケットを受信する手段と、受信に成功したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の肯定応答パケットを作成する手段と、当該肯定応答パケットを空間分割多重を用いずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから受信に成功した送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて送信側の無線局に返信する手段とを備えた
    ことを特徴とする無線パケット通信装置。
  9. 2つの無線局の間で、1つの無線チャネルと空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信する無線パケット通信装置において、
    送信側の無線局は、前記複数のデータパケットに、それぞれを区別するための所定のシーケンスナンバーを含み、空間分割多重を用いて並列送信する手段と、その送信後に、並列送信された全データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含み、受信側の無線局からの否定応答パケットを要求するための否定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに送信する手段とを備え、
    受信側の無線局は、空間分割多重を用いて並列送信された複数のデータパケットを受信する手段と、前記否定応答要求パケットを受信して得たシーケンスナンバーのうち受信に失敗したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の否定応答パケットを作成する手段と、当該否定応答パケットを空間分割多重を適用せずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから受信に成功した送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて送信側の無線局に返信する手段とを備えた
    ことを特徴とする無線パケット通信装置。
  10. 2つの無線局の間で、1つの無線チャネルと空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信する無線パケット通信装置において、
    送信側の無線局は、前記複数のデータパケットに、それぞれを区別するための所定のシーケンスナンバーを含み、空間分割多重を用いて連続して並列送信する手段と、その送信後に、連続して並列送信された全データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含み、受信側の無線局からの肯定応答パケットを要求するための肯定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに送信する手段とを備え、
    受信側の無線局は、空間分割多重を用いて連続して並列送信された複数のデータパケットを受信する手段と、前記肯定応答要求パケットを受信して得たシーケンスナンバーのうち受信に成功したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の肯定応答パケットを作成する手段と、当該肯定応答パケットを空間分割多重を適用せずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから受信に成功した送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて送信側の無線局に返信する手段とを備えた
    ことを特徴とする無線パケット通信装置。
  11. 2つの無線局の間で、1つの無線チャネルと空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信する無線パケット通信装置において、
    送信側の無線局は、前記複数のデータパケットに、それぞれを区別するための所定のシーケンスナンバーを含み、空間分割多重を用いて連続して並列送信する手段と、その送信後に、連続して並列送信された全データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含み、受信側の無線局からの否定応答パケットを要求するための否定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに送信する手段とを備え、
    受信側の無線局は、空間分割多重を用いて連続して並列送信された複数のデータパケットを受信する手段と、前記否定応答要求パケットを受信して得たシーケンスナンバーのうち受信に失敗したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の否定応答パケットを作成する手段と、当該否定応答パケットを空間分割多重を適用せずに、無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから受信に成功した送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて送信側の無線局に返信する手段とを備えた
    ことを特徴とする無線パケット通信装置。
  12. 2つの無線局の間で、1つの無線チャネルと空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信する無線パケット通信装置において、
    送信側の無線局は、前記複数のデータパケットに、それぞれを区別するための所定のシーケンスナンバーを含み、空間分割多重を用いて並列送信する手段と、その送信後に、並列送信された全データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含み、受信側の無線局からの否定応答パケットを要求するための否定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから送信に用いた送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて送信する手段とを備え、
    受信側の無線局は、空間分割多重を用いて並列送信された複数のデータパケットを受信する手段と、前記否定応答要求パケットを受信して得たシーケンスナンバーのうち受信に失敗したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の否定応答パケットを作成する手段と、当該否定応答パケットを空間分割多重を適用せずに送信側の無線局に返信する手段とを備えた
    ことを特徴とする無線パケット通信装置。
  13. 2つの無線局の間で、1つの無線チャネルと空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信する無線パケット通信装置において、
    送信側の無線局は、前記複数のデータパケットに、それぞれを区別するための所定のシーケンスナンバーを含み、空間分割多重を用いて連続して並列送信する手段と、その送信後に、連続して並列送信された全データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含み、受信側の無線局からの肯定応答パケットを要求するための肯定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから送信に用いた送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて送信する手段とを備え、
    受信側の無線局は、空間分割多重を用いて連続して並列送信された複数のデータパケットを受信する手段と、前記肯定応答要求パケットを受信して得たシーケンスナンバーのうち受信に成功したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の肯定応答パケットを作成する手段と、当該肯定応答パケットを空間分割多重を適用せずに送信側の無線局に返信する手段とを備えた
    ことを特徴とする無線パケット通信装置。
  14. 2つの無線局の間で、1つの無線チャネルと空間分割多重を用いて複数のデータパケットを並列送信する無線パケット通信装置において、
    送信側の無線局は、前記複数のデータパケットに、それぞれを区別するための所定のシーケンスナンバーを含み、空間分割多重を用いて連続して並列送信する手段と、その送信後に、連続して並列送信された全データパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含み、受信側の無線局からの否定応答パケットを要求するための否定応答要求パケットを空間分割多重を用いずに、さらに無線局が有する送信レートの中の最低の送信レートから送信に用いた送信レートの中の最低の送信レートの範囲にある送信レートを用いて送信する手段とを備え、
    受信側の無線局は、空間分割多重を用いて連続して並列送信された複数のデータパケットを受信する手段と、前記否定応答要求パケットを受信して得たシーケンスナンバーのうち受信に失敗したデータパケットのシーケンスナンバーに相当する情報を含む単一の否定応答パケットを作成する手段と、当該否定応答パケットを空間分割多重を適用せずに送信側の無線局に返信する手段とを備えた
    ことを特徴とする無線パケット通信装置。
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