JP4123323B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、閉弁時に発生する着座の衝撃を低減する燃料噴射弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば電磁駆動式の燃料噴射弁において、電磁駆動部が有するコイルへの通電をオンするとノズルニードルが弁座から離座することにより噴孔から燃料を噴射し、コイルへの通電をオフするとスプリングの付勢力によりノズルニードルが弁座に着座することにより噴孔が閉塞され、燃料噴射が終了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、コイルへの通電がオフされ燃料の噴射を停止するとき、ノズルニードルが弁座に着座するときの衝撃により発生する音が問題である。
特開平8−189437号公報には、燃料のダンパ効果により閉弁時におけるノズルニードルの下降速度を低下し、二次噴射を抑制しようとしている。ノズルニードルの下降速度が低下することにより、結果として閉弁時の音の発生を防止できると考えられる。
【0004】
しかし、このダンパ効果をもたらす燃料絞り通路は、ノズルニードルの着座部の上流側において可動コアの外周面と弁ボディとの間に形成される。ノズルニードルが弁座に着座するとき、ノズルニードルと弁座との開口面積は減少し、ノズルニードルと弁座とが形成し燃料絞り通路よりも下流側に位置する開口が絞りになる。したがって、可動コアの外周面と弁ボディとの間にノズルニードルと弁座との間に形成される開口よりも上流側に形成される燃料絞り通路が閉弁時にノズルニードルの下降速度を低下するに十分なダンパ効果をもたらすとは考えにくい。
本発明の目的は、閉弁時に弁部材の動きを速やかにしつつ、弁部材の着座速度を低下することにより着座衝撃を低減でき、ひいては着座時の作動音の低減等にもつながる燃料噴射弁を提供することにある。
【0005】
本発明の請求項1、2または4記載の燃料噴射弁によると、弁座に着座可能な当接部と弁ボディに往復移動自在に支持される摺動部との間に、燃料流れから閉弁方向に力を受けるとともに、上流側から下流側に燃料が流れる燃料受け部を弁部材が有している。したがって、燃料受け部が燃料流れから受ける力と付勢手段の付勢力とにより弁部材を閉弁方向に移動させる。したがって、付勢手段の付勢力を小さくしても閉弁初期において閉弁方向への移動速度を確保できる。さらに、弁部材が弁座に近づき弁部材の当接部と弁座との間に形成される開口から流出する燃料量が減少すると、燃料受け部が燃料流れから受ける力が減少し、弁座に向け弁部材を移動させる力がほぼ付勢手段の付勢力になる。したがって、当接部が弁座に近づくにしたがい弁部材が弁座に着座する速度が低下するので、弁部材が弁座に及ぼす衝撃が低減する。また、燃料受け部は燃料上流側に向けて形成された凹部を有する。平板で燃料流れを受ける場合に比べ燃料流れから受ける力が増加するので、付勢手段の付勢力を低減しても、閉弁開始時における弁部材の移動速度を確保できる。
【0006】
本発明の請求項3記載の燃料噴射弁によると、燃料受け部は、燃料流れ方向に貫通する燃料通孔を有する。したがって、燃料通孔の径または数を調整することにより、付勢手段の付勢力を低減し閉弁時に発生する衝撃を低減するとともに、燃料受け部の上流側から下流側に流れる燃料流れ量を容易に調整できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を示す複数の実施例を図に基づいて説明する。
(第1参考例)
本発明の第1参考例による燃料噴射弁を図1および図2に示す。
図2に示すように、燃料噴射弁10の有底の円筒部材11内に、弁ボディ15、弁部材としてのノズルニードル20、可動コア30、固定コア31、付勢手段としてのスプリング32、アジャスティングパイプ33、フィルタ34が収容されている。円筒部材11は、有底筒部12、非磁性筒部13、磁性筒部14からなり、図2において下方の燃料噴射側からこの順で配置されている。円筒部材11の外周にスプール35に巻回されたコイル36が配設されており、コイル36から円筒部材11の上方を樹脂モールド40が覆っている。
【0010】
円筒部材11の有底筒部12は底部12aおよび側部12bからなり、底部12aの中央部に通孔12cが形成されている。通孔12cは、噴孔プレート18に形成された噴孔18bと、噴孔18bの燃料下流側で連通している。非磁性筒部13の内径は有底筒部12の内径よりも僅かに小さく、可動コア30を往復移動可能に支持している。磁性筒部14の反噴射側に燃料入口14aが形成されており、燃料中の異物を除去するフィルタ34が燃料入口14a内に取付けられている。
【0011】
図1に示すように、弁ボディ15は有底筒部12に圧入されており、有底筒部12と弁ボディ15との間で軸方向に噴孔プレート18を挟持した状態で有底筒部12の側部12bと弁ボディ15の外側壁15aとの隣接部分がレーザ溶接により溶接位置50において固定されている。弁ボディ15の底部内壁は噴孔プレート18に向けて縮径する円錐状の弁座面16を有している。弁座面16にノズルニードル20の当接部21が着座可能な弁座16aが形成されている。内周面17は弁座面16の燃料上流側に位置し、円筒状である。
【0012】
噴孔プレート18は薄板状に形成されたプレート部18bを有し、プレート部18aは有底筒部12の底部12aと弁ボディ15の底部外壁15cとの間で軸方向に挟持されている。噴孔18bはプレート部18aの中央部に同一円周上に4個形成されている。
図2に示す樹脂製の保護キャップ19は有底筒部12に圧入されている。保護キャップ19は、燃料噴射弁10を吸気管に取り付ける際に吸気管のストッパと燃料噴射弁10とが金属接触することを防止するためのものである。
【0013】
ノズルニードル20はスプリング32の付勢力により弁座16aに向けて付勢されており、ノズルニードル20の先端部に形成された当接部21は弁座16aに着座可能である。摺動部22は、当接部21の燃料上流側、つまり図2の上方に形成されており、弁ボディ15の内壁に往復移動自在に支持されている。摺動部22の外側壁は弁ボディ15の内周壁との間に燃料通路を形成するため四面取りが施されている。
【0014】
摺動部22のさらに燃料上流側に接合部23が形成されている。接合部23と可動コア30とがレーザ溶接されていることによりノズルニードル20と可動コア30とが一体に往復移動する。接合部23の外側壁は可動コア30の内周壁と燃料通路を形成するために面取りが施されている。
【0015】
図1に示すように、燃料受け部であり仕切部でもあるフランジ24は、当接部21と摺動部22との間に平板な円環状に形成されている。フランジ24は、ニードル本体と一体に切削等により形成してもよいし、ニードル本体と別部品で形成しておき、溶接等で接続してもよい。フランジ24と弁ボディ15の内側壁との間に上流側から下流側に燃料が流れる環状のクリアランス60が形成されている。クリアランス60の流路面積は、ノズルニードル20が最大リフトしたときに当接部21と弁座16aとの間に形成される開口面積よりも大きくなるように設定されている。また、フランジ24、弁座面16、内周面17および当接部21により燃料空間61が形成されている。
【0016】
図2に示す燃料入口14aからフィルタ34を通して流入した燃料は、アジャスティングパイプ33および固定コア31内、ノズルニードル20の接合部23に形成された面取部と可動コア30の内周壁との隙間、弁ボディ15の円周壁とノズルニードル20の摺動部22に形成された四面取部との隙間、さらにクリアランス60を通過し、ノズルニードル20の当接部21と弁座16aとの当接位置に到る。当接部21が弁座16aに着座すると噴孔18bからの燃料噴射が遮断され、当接部21が弁座16aから離座すると噴孔18bから燃料が噴射される。
【0017】
可動コア30は磁性材料からなり筒状に形成されている。可動コア30の上端面は、固定コア31の下端面と所定の隙間を介して対向するように設けられている。固定コア31は強磁性材料からなり、内壁にアジャスティングパイプ33が圧入固定されている。アジャスティングパイプ33の圧入量を調整することにより、スプリング32の付勢力を調整することができる。アジャスティングパイプ33を固定コア31にねじ結合する構成でもよい。
【0018】
樹脂製のスプール35は円筒部材11の外周に装着されており、スプール35の外周にコイル36が巻回されている。樹脂モールド40の外壁から突出するようにコネクタ部40aが設けられており、コイル36に電気的に接続されるターミナル41がコネクタ部40aに埋設されている。スプール35およびコイル36は電磁駆動部を構成している。
【0019】
次に、燃料噴射弁10の作動について説明する。
(1) コイル36への通電をオンすると、可動コア30はスプリング32の付勢力に抗して固定コア31側に吸引されるのでノズルニードル20がリフトする。これにより当接部21が弁座16aから離座すると、噴孔18bから燃料が噴射される。
【0020】
(2) コイル36への通電をオフすると、スプリング32から閉弁方向に受ける力に加え、摺動部22と弁ボディ15の内側壁とが形成する燃料通路を通過し整流された燃料が所定の流速Vでフランジ24に衝突することによりフランジ24が受ける力により、ノズルニードル20は閉弁方向に力を受ける。フランジ24が燃料流れから受ける力は、フランジ24の燃料上流側と燃料下流側との静差圧ΔP、ならびに摺動部22の周囲を通過した燃料流れが有する動圧であるρV2/2の和とをフランジ24の受圧面積で積分した値により求められる。ρは燃料の密度である。このように、スプリング32の付勢力と、フランジ24が燃料流れから受ける力とにより、ノズルニードル20は図2の下方に付勢され、当接部21が弁座16aに着座する。これにより、噴孔18bからの燃料噴射は遮断される。
【0021】
次に、第1参考例、フランジをもたない従来例1および従来例2における、時間経過とノズルニードルのリフト量との関係を図3に示す。図3において、実線は第1参考例、点線はフランジをもたず従来と同じ大きさの付勢力のスプリングを有する従来例1、二点鎖線はフランジをもたず従来よりも小さい付勢力のスプリングを有する従来例2を示している。
【0022】
第1参考例では、コイル36への通電をオフすると、閉弁初期において従来例と同じ速度で閉弁する。そして、ノズルニードル20の当接部21が弁座16aに近づき当接部21と弁座16aとが形成する開口の面積が減少すると、開口における圧損が上昇する。すると、フランジ24の燃料上流側と燃料下流側との差圧が低下し、フランジ24が燃料流れから閉弁方向に受ける力が小さくなるので、ノズルニードル20の下降速度が低下する。
【0023】
また、ノズルニードル20とともにフランジ24が下降することにより燃料空間61から燃料が押し出され燃料空間61の容積は減少する。しかし、当接部21が弁座16aに近づき当接部21と弁座16aとが形成する開口の面積が減少すると開口から排出される燃料量が減少するので、(フランジ24の移動量×フランジ24の面積)で表される燃料空間61の容積減少量が減少する。したがって、フランジ61の下降速度、つまりノズルニードル20の下降速度が低下する。
【0024】
これにより、フランジ24をもたない従来例1と比較し、閉弁後期において当接部21が弁座16aに向かう速度が低下するので、当接部21が弁座16aに着座するときに発生する衝撃が低減する。内周面17と微小なクリアランス60を形成するフランジ24をノズルニードル20に設けるという簡単な構成で、閉弁時において、ノズルニードル20が着座する時の衝撃を低減することができる。
フランジ24をもたずスプリングの付勢力を弱めた従来例2では、当接部が弁座に及ぼす衝撃は小さくなるが、コイルへの通電をオフしてから閉弁するまでに噴射される燃料量が多いので、炭化水素(HC)やカーボン等の排出量が増加する。
【0025】
(第実施例、第実施例)
本発明の第実施例、第実施例をそれぞれ図4、図5に示す。第1参考例と実質的に同一構成部分に同一符号を付し、説明を省略する。
実施例の燃料受け部であり仕切部でもあるフランジ65および第実施例の燃料受け部であり仕切部でもあるフランジ70は、燃料上流側に向けそれぞれ凹部66、71が形成されている。フランジ65の厚みは凹部66よりも外周縁67が厚くなっており、フランジ70の厚みは全体に均一である。第1参考例の平板状なフランジ24に比べ、燃料流れからフランジ65、70が受ける力が大きくなる。したがって、閉弁方向にノズルニードルを付勢するスプリングの付勢力を小さくすることができるので、閉弁時の衝撃が低減する。
【0026】
(第2参考例)
本発明の第2参考例を図6に示す。第1参考例と実質的に同一構成部分に同一符号を付し、説明を省略する。
2参考例の燃料受け部であり仕切部でもあるフランジ75は、燃料上流側の外周縁角部が突曲面状に形成されている。したがって、ノズルニードル20がリフトするときにフランジ75、つまりノズルニードル20が受ける抵抗が小さくなる。したがって、図7の二点鎖線に示すように第1参考例に比べノズルニードル20のリフト速度が上昇し、開弁応答性が上昇する。
【0027】
以上説明した第1、2実施例及び1、2参考例の各フランジ24、65、70、75は燃料受け部と仕切部とを兼ねている。しかし、仕切部としての機能だけを満たすなら、内周面17とのクリアランス60を微小に設定することにより、上記各実施例及び参考例の形状に限らず仕切部としてのフランジをどのような形状にすることも可能である。また、摺動部22が弁座16aに近い位置に形成されているのであれば、摺動部の上流側にフランジを配置しても、仕切部を弁座近傍に配置できるので仕切部としての機能を満たすことができる。
【0028】
(第実施例、第実施例)
本発明の第実施例、第実施例を図8、図9に示す。第1参考例と実質的に同一構成部分に同一符号を付し、説明を省略する。第1、2実施例及び1、2参考例の各フランジ24、65、70、75は、燃料受け部と仕切部とを兼ねているが、第実施例および第実施例の各フランジ80、85は燃料受け部としての機能だけを有する。
【0029】
実施例のフランジ80、第実施例のフランジ85は、平板な円環状に形成されている。そして、フランジ80、85を貫通する燃料通孔81、86がそれぞれ形成されている。これら燃料通孔81、86の流路面積と、フランジ80、85が弁ボディとの間に形成するクリアランスの流路面積との合計は、フランジ80、85が燃料流れから十分な力を閉弁方向に受ける範囲内において、ノズルニードルが最大リフトしたときに当接部と弁座との間に形成される開口面積よりも大きくなるように設定されている。第実施例および第実施例においてフランジ80、85が弁ボディと形成するクリアランスの流路面積は、第1実施例、第2実施例、第1参考例および第2参考例においてフランジが弁ボディ15の内周面17と形成するクリアランス60の流路面積よりも小さくなる。
【0030】
実施例および第実施例では、平板な円環状に形成されたフランジ80、85に燃料通孔81、86を形成したが、第実施例および第実施例に示した凹部66、71を有するフランジ65、70に燃料通孔を形成してもよい。
実施例および第実施例では、クリアランス60で流路面積を調整するよりも、燃料通孔の径または数を変更することにより燃料流量を容易に調整できる。
【0031】
以上説明した本発明の実施の形態を示す上記複数の実施例では、ノズルニードルの当接部と摺動部との間に燃料流れから閉弁方向に力を受けるフランジを形成している。これにより、ノズルニードルを閉弁方向に付勢するスプリングの付勢力を小さくすることができる。したがって、コイルへの通電をオフした閉弁初期において燃料噴射量が多い間、スプリングの付勢力とフランジが受ける力とによりノズルニードルは十分なな速度で閉弁方向に向かう。さらに、当接部が弁座に近づき燃料噴射量が減少する閉弁後期においてフランジが燃料流れから閉弁方向に受ける力が小さくなるので、当接部が弁座に及ぼす衝撃が低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1参考例による燃料噴射弁の主要部を示す断面図である。
【図2】 第1参考例による燃料噴射弁を示す断面図である。
【図3】 第1参考例、従来例1および従来例2における時間経過とノズルニードルのリフト量との関係を示す特性図である。
【図4】 本発明の第実施例による燃料噴射弁の主要部を示す断面図である。
【図5】 本発明の第実施例による燃料噴射弁の主要部を示す断面図である。
【図6】 本発明の第2参考例による燃料噴射弁の主要部を示す断面図である。
【図7】 第1参考例、第2参考例および従来例1における時間経過とノズルニードルのリフト量との関係を示す特性図である。
【図8】 本発明の第実施例による燃料受け部を示す平面図である。
【図9】 本発明の第実施例による燃料受け部を示す平面図である。
【符号の説明】
10 燃料噴射弁
15 弁ボディ
16 弁座面
16a 弁座
17 内周面
18 噴孔プレート
18b 噴孔
20 ノズルニードル(弁部材)
21 当接部
22 摺動部
24、65、70、75 フランジ(燃料受け部、仕切部)
60 クリアランス
66、71 凹部
80、85 フランジ(燃料受け部)
81、86 燃料通孔

Claims (4)

  1. 弁座を有する弁ボディと、
    前記弁座に着座することにより噴孔を閉塞し前記弁座から離座することにより前記噴孔を開放する当接部、ならびに前記当接部の燃料上流側において前記弁ボディに往復移動自在に支持されるとともに前記弁ボディとの間に燃料通路を形成している摺動部を有する弁部材と、
    前記弁部材を閉弁方向に付勢する付勢手段と、
    前記付勢手段の付勢力に抗し前記弁座から前記当接部を離座させる電磁駆動部と、
    を備える燃料噴射弁であって、
    前記弁部材は、前記燃料通路を通過し前記当接部と前記弁座とが形成する開口に向け流れる燃料から閉弁方向に力を受ける燃料受け部であって、前記燃料受け部の上流側から下流側に燃料が流れる燃料受け部を前記当接部と前記摺動部との間に有し、
    前記燃料受け部は燃料上流側に向け形成された凹部を有することを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記燃料受け部は、前記弁ボディとの間に燃料通路を形成していることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 前記燃料受け部は、燃料流れ方向に貫通する燃料通孔を有することを特徴とする請求項1または2記載の燃料噴射弁。
  4. 前記燃料受け部はフランジ状に形成されていることを特徴とする請求項1、2または3記載の燃料噴射弁。
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