JP4121865B2 - 携帯端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯端末装置に関し、例えば、携帯電話機に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、表示部を有する筐体(以下、これを表示部筐体と呼ぶ)と操作部を有する筐体(以下、これを操作部筐体と呼ぶ)とがヒンジ部を介して折畳可能に構成されてなる携帯電話機(以下、これを折畳型携帯電話機と呼ぶ)が広く市販されている。
【0003】
この折畳型携帯電話機においては、例えばユーザによって、表示部が配設されている表示部筐体の一面(以下、これを表示部面と呼ぶ)と操作部が配設されている操作部筐体の一面(以下、これを操作部面と呼ぶ)とを向き合わせる力が加えられると、表示部筐体と操作部筐体とが重なり合った状態(以下、これを閉状態と呼ぶ)となる。
【0004】
そして、このような閉状態にある折畳型携帯電話機においては、例えばユーザによって、表示部筐体の表示部面を操作部筐体の操作部面から引離す力が加えられると、表示部筐体と操作部筐体とが所定角度を成して展開した状態(以下、これを開状態と呼ぶ)となり、表示部面及び操作部面が露出するようになされている。
【0005】
一方、表示部筐体と操作部筐体とが回転軸を介して連結されて構成された携帯電話機(以下、これを回転開閉型携帯電話機と呼ぶ)が考案されている(例えば、特許文献1)。
【0006】
この回転開閉型携帯電話機においては、例えば、表示部筐体と操作部筐体とが重なり合う閉状態時、表示部筐体の表示部面が露出し、当該表示部面の裏側の一面(以下、これを操作部被覆面と呼ぶ)が、操作部筐体の操作部面を覆うようになされている。
【0007】
そして、このような閉状態にある回転開閉型携帯電話機においては、例えばユーザによって、操作部筐体が固定されつつ表示部筐体に対して回転軸の軸回り方向への力が加えられると、表示部筐体が操作部筐体に対して回転することにより、この結果として、表示部筐体と操作部筐体とが展開した開状態となるようになされている。
【0008】
【特許文献1】
特開平7-288860号公報(図1、図2)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、閉状態にある回転開閉型携帯電話機は、その外観形状が一見して閉状態にある折畳型携帯電話機と近似していることにより、ユーザによって折畳型携帯電話機と勘違いされてしまう可能性がある。
【0010】
これにより、閉状態にある回転開閉型携帯電話機においては、例えばユーザによって開状態とされる際、操作部筐体が固定されつつ表示部筐体に対して軸回り方向への力が加えられるのではなく、表示部筐体の操作部被覆面を操作部筐体の操作部面から引離す力が加えられる可能性がある。
【0011】
ここで、回転開閉型携帯電話機においては、このように表示部筐体の操作部被覆面を操作部筐体の操作部面から引離す力が加えられたとしても、構造上の要因により表示部筐体及び操作部筐体がほとんど可動し得ず、かくして、回転開閉型携帯電話機にとって不正な負荷がかけられた状態となってしまう。
【0012】
そして、このような不正な負荷が過度にかけられてしまうと、回転開閉型携帯電話機の表示部筐体や操作部筐体、回転軸等が破損しかねないという問題があった。
【0013】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、不正な負荷による破損を格段と確実に防止し得る携帯端末装置を提案しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために本発明においては、第1の筐体と、第2の筐体と、第1の筐体及び第2の筐体を所定の回転方向へ回転可能に連結する回転軸と、第1の筐体及び第2の筐体に対して加えられた回転方向とは異なる方向への負荷を検知する検知手段と、当該検知手段によって負荷を検知したとき、所定の警告を発する警告手段とを設けるようにした。
【0015】
回転方向とは異なる方向への負荷を検知したとき所定の警告を発するようにしたことにより、当該負荷が過度にかけられてしまうことを格段と確実に回避することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0017】
(1)回転開閉型携帯電話機の構成
図1及び図2において、1は全体として回転開閉型携帯電話機を示し、当該回転開閉型携帯電話機1は、例えば、液晶ディスプレイ等でなる表示部2を有する筐体(以下、これを表示部筐体と呼ぶ)3の下端部と、「0」〜「9」、「#」及び「*」等の各種キーからなる操作部4を有する筐体(以下、これを操作部筐体と呼ぶ)5の上端部とが、回転軸6を介して当該回転軸6の軸回り方向(矢印D1で示す方向)へ回転可能に連結されている。
【0018】
表示部筐体3において、その上端部にはLED(Light Emitting Diode)7が配設されている。また、表示部筐体3において、表示部2が配設されている一面(以下、これを表示部面と呼ぶ)SF1の上側にはスピーカ8が配設されており、当該表示部面SF1の下側には回転操作及び押圧操作可能なジョグダイヤル9が配設されている。
【0019】
一方、操作部筐体5において、操作部4が配設されている一面(以下、これを操作部面と呼ぶ)SF2の下側には、マイクロフォン10が配設されている。
【0020】
この回転開閉型携帯電話機1においては、表示部筐体3と操作部筐体5とが重なり合う閉状態(図1)となると、表示部筐体3の表示部面SF1が露出すると共に、操作部筐体5における操作部面SF2が、表示部筐体3における表示部面SF1の裏側の一面(図2:以下、これを操作部被覆面と呼ぶ)SF3によって覆われるようになされている。
【0021】
このような閉状態にある回転開閉型携帯電話機1においては、例えばユーザによって、操作部筐体5が固定されつつ表示部筐体3に対して軸回り方向D1への力が加えられると、表示部筐体3及び操作部筐体5が回転軸6を中心として展開することにより、表示部筐体3の表示部面SF1と共に操作部筐体5の操作部面SF2が露出した開状態(図2)となり、この結果、操作部4及びマイクロフォン10等をユーザに利用させ得るようになされている。
【0022】
そして、このような開状態にある回転開閉型携帯電話機1においては、例えばユーザによって操作部筐体5が固定されつつ表示部筐体3に対して軸回り方向D1への力が加えられると、表示部筐体3と操作部筐体5とが重なり合う閉状態に戻るようになされている。
【0023】
ところで、回転軸6は、例えば図3及び図4に示すように、表示部筐体3の内壁W1に対して固定されている固定板部6A及び円柱形状でなる軸部6Bを有し、当該軸部6Bは、固定板部6Aから当該表示部筐体3に穿設された第1の回転軸挿通孔3Aを通過して表示部筐体3の外部へ延長し、操作部筐体5に穿設された第2の回転軸挿通孔5Aを通過して操作部筐体5の内部へ挿入されている。
【0024】
ここで操作部筐体5の内部には、例えば、図5にも合わせて示すように、断面がほぼV字状でなる板ばね11が設けられており、当該板ばね11は、操作部筐体5内部の内部基板5Bに対して固着されている固着板部11Aと、浮動板部11Bとを有している。
【0025】
この浮動板部11Bに対しては、操作部筐体5に穿設された第2の回転軸挿通孔5Aと対応する位置に嵌合孔11Cが穿設されている。そしてこの嵌合孔11Cに対しては、回転軸6の軸部6Bの中央部分に形成されたくぼみ部6Cが嵌め合わされるようになされている。
【0026】
この結果、板ばね11の付勢力によって回転軸6全体が上方に持ち上げられ、これにより、操作部筐体5の操作部面SF2と表示部筐体3の操作部被覆面SF3との間に間隙GPが生じるようになされている。
【0027】
そして、閉状態にある回転開閉型携帯電話機1においては、例えば、図6に示すように、ユーザによって、操作部筐体5が固定されつつ表示部筐体3に対して当該表示部筐体3の操作部被覆面SF3を操作部筐体5の操作部面SF2から引離す方向(矢印D2で示す方向)への負荷がかけられると、表示部筐体3の内壁W1に固定されている回転軸6は、軸部6Bのくぼみ部6Cによって浮動板部11Bを下方へ押圧することにより、所定角度だけ傾き得るようになされている。
【0028】
また、開状態にある回転開閉型携帯電話機1においては、例えば、図7に示すように、ユーザによって、操作部筐体5が固定されつつ表示部筐体3に対して当該表示部筐体3の表示部面SF1と操作部筐体5の操作部面SF2とを向き合わせる方向(矢印D3で示す方向)への負荷がかけられると、表示部筐体3の内壁W1に固定されている回転軸6は、軸部6Bのくぼみ部6Cによって浮動板部11Bを上方へ引き上げることにより、所定角度だけ傾き得るようになされている。
【0029】
さらに、開状態にある回転開閉型携帯電話機1においては、例えば、図8に示すように、ユーザによって、操作部筐体5が固定されつつ表示部筐体3に対して当該表示部筐体3の表示部面SF1を操作部筐体5の操作部面SF2から引離す方向(矢印D4で示す方向)への負荷がかけられると、表示部筐体3の内壁W1に固定されている回転軸6は、軸部6Bのくぼみ部6Cによって浮動板部11Bを下方へ押圧することにより、所定角度だけ傾き得るようになされている。
【0030】
かくするにつき、例えばユーザによって閉状態から開状態とされる際又は開状態から閉状態とされる際、操作部筐体5が固定されつつ表示部筐体3に対して回転軸6の軸回り方向D1への力が加えられるべきところ、当該軸回り方向D1以外の方向(例えば、方向D2、D3又はD4)への不正な負荷がかけられてしまった場合であっても、この方向に応じて回転軸6が傾くことにより、操作部筐体5や表示部筐体3、回転軸6等が容易に破損してしまうことを回避し得るようになされている。
【0031】
ところで、図3に示すように、操作部筐体5の操作部面SF2において、第2の回転軸挿通孔5Aの上側及び下側には、それぞれプッシュスイッチ(以下、これを上側プッシュスイッチと呼ぶ)12A及びプッシュスイッチ(以下、これを下側プッシュスイッチと呼ぶ)12Bが配設されている。
【0032】
一方、同じく図3に示すように、表示部筐体3の操作部被覆面SF3において、第1の回転軸挿通孔3Aの上側及び下側には、上側プッシュスイッチ12A又は下側プッシュスイッチ12Bを押下するための突起がスイッチ押下部(以下、これを上側スイッチ押下部と呼ぶ)13A及びスイッチ押下部(以下、これを下側スイッチ押下部と呼ぶ)13Bとして設けられている。
【0033】
そして開状態(図3)においては、上側スイッチ押下部13Aが上側プッシュスイッチ12Aと、下側スイッチ押下部13Bが下側プッシュスイッチ12Bと僅かな距離を置いてほぼ対向するようになされており、閉状態(図4)においては、上側スイッチ押下部13Aが下側プッシュスイッチ12Bと、下側スイッチ押下部13Bが上側プッシュスイッチ12Aと僅かな距離を置いてほぼ対向するようになされている。
【0034】
従って、閉状態にある回転開閉型携帯電話機1においては、例えば、図6に示すように、ユーザによって、操作部筐体5が固定されつつ表示部筐体3に対して当該表示部筐体3の操作部被覆面SF3を操作部筐体5の操作部面SF2から引離す方向D2への不正な負荷がかけられると、下側スイッチ押下部13Bによって上側プッシュスイッチ12Aが押下されるようになされている。
【0035】
また、開状態にある回転開閉型携帯電話機1においては、例えば、図7に示すように、ユーザによって、操作部筐体5が固定されつつ表示部筐体3に対して当該表示部筐体3の表示部面SF1と操作部筐体5の操作部面SF2とを向き合わせる方向D3への不正な負荷がかけられると、下側スイッチ押下部13Bによって下側プッシュスイッチ12Bが押下されるようになされており、これに対して、図8に示すように、操作部筐体5が固定されつつ表示部筐体3に対して当該表示部筐体3の表示部面SF1を操作部筐体5の操作部面SF2から引離す方向D4への不正な負荷がかけられると、上側スイッチ押下部13Aによって上側プッシュスイッチ12Aが押下されるようになされている。
【0036】
次に、回転開閉型携帯電話機1の回路構成について図9を用いて説明する。すなわち、回転開閉型携帯電話機1は、当該回転開閉型携帯電話機1全体を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)20に対し、制御ライン21を介してRAM(Random Access Memory)22、ROM(Read Only Memory)23、操作部4、スイッチ押下検知部24及び無線通信を行うための通信処理部25が接続されて構成されている。またCPU20、RAM22、ROM23、通信処理部25、表示部2、マイクロフォン10及びスピーカ8はデータライン26を介して互いに接続されている。
【0037】
ここでROM23には、基本プログラムや不正負荷警告プログラム(後述する)等の各種プログラムが格納されている。CPU20は、ROM23に格納されたこれら各種プログラムを適宜読み出し、これをRAM22に展開して実行することにより、回転開閉型携帯電話機1の各回路部を制御して各種処理を実行するようになされている。
【0038】
スイッチ押下検知部24は、上側プッシュスイッチ12A及び下側プッシュスイッチ12Bのそれぞれが押下された旨及びその押下量を検知し、当該検知結果をCPU20に対して通知する。これによりCPU20は、スイッチ押下検知部24を介して上側プッシュスイッチ12A及び下側プッシュスイッチ12Bのそれぞれが僅かに押下されたのか又は全て押下されたのかを認識し得るようになされている。
【0039】
(2)不正負荷警告処理手順
次に、回転開閉型携帯電話機1に対して不正な負荷がかけられているときにこれを警告する不正負荷警告処理について説明する。
【0040】
実際上、CPU20は、回転開閉型携帯電話機1が閉状態、若しくは開状態となっているのかを常時検知しており、閉状態と検知しているときには、不正負荷警告プログラムに従って閉状態時の不正負荷警告処理手順RT1(図10)を実行し、これに対して開状態と検知しているときには、不正負荷警告プログラムに従って開状態時の不正負荷警告処理手順RT2(図11)を実行するようになされている。
【0041】
(2−1)閉状態時の不正負荷警告処理手順
ここでは最初に、閉状態時の不正負荷警告処理手順RT1について図10を用いて説明する。
【0042】
すなわちステップSP1においてCPU20は、スイッチ押下検知部24を介して上側プッシュスイッチ12Aが押下されたか否かを判定する。
【0043】
ここで肯定結果が得られると、このことは、例えば、ユーザによって操作部筐体5が固定されつつ表示部筐体3に対し軸回り方向D1への力が加えられているのではなく、図6に示すように、操作部筐体5が固定されつつ表示部筐体3に対して表示部筐体3の操作部被覆面SF3を操作部筐体5の操作部面SF2から引き離す方向D2への力が加えられている状態であることを意味しており、このときCPU20は、回転開閉型携帯電話機1に対して不正な負荷がかけられていると判断し、次のステップSP2へ移る。
【0044】
これに対して否定結果が得られると、このことは、例えば、表示部筐体3及び操作部筐体5に対して力が加えられていない、若しくは操作部筐体5が固定されつつ表示部筐体3に対して軸回り方向D1への力が加えられている状態であることを意味しており、このときCPU20は、回転開閉型携帯電話機1に対して不正な負荷がかけられていないと判断して、ステップSP1へ戻るようになされている。
【0045】
ステップSP2においてCPU20は、例えば図12(A)に示すように、表示部2に対して「その方向に開けないで下さい」という警告文が記された警告画面40を表示すると共に、スピーカ8から「その方向に開けないで下さい」という警告音を出力し、加えてLED7を点滅発光させることにより、ユーザに対して回転開閉型携帯電話機1にかけられている不正な負荷を解除するように警告した後、ステップSP1に戻るようになされている。
【0046】
このように回転開閉型携帯電話機1においては、例えば、ユーザが当該回転開閉型携帯電話機1を閉状態から開状態とする際、操作部筐体5を固定しつつ表示部筐体3に対して回転軸6の軸回り方向D1への力を加えるべきところ、誤って表示部筐体3の操作部被覆面SF3を操作部筐体5の操作部面SF2から引き離す方向D2への力を加えてしまい、この結果として、回転開閉型携帯電話機1に不正な負荷がかけられた状態となると、ユーザに対して当該負荷を解除するように警告するようになされている。この結果、このような不正な負荷が過度にかけられてしまうことを回避することができる。
【0047】
(2−2)開状態時の不正負荷警告処理手順
次に、開状態時の不正負荷警告処理手順について図11を用いて説明する。
【0048】
すなわちステップSP10においてCPU20は、スイッチ押下検知部24を介して下側プッシュスイッチ12Bが押下されたか否かを判定する。
【0049】
ここで肯定結果が得られると、このことは、例えば、操作部筐体5が固定されつつ表示部筐体3に対して軸回り方向D1への力が加えられているのではなく、図7に示すように、表示部筐体3の表示部面SF1と操作部筐体5の操作部面SF2とを向き合わせる方向D3への力が加えられている状態であることを意味しており、このときCPU20は、回転開閉型携帯電話機1に対して不正な負荷がかけられていると判断し、次のステップSP11へ移る。
【0050】
これに対して否定結果が得られると、このことは、表示部筐体3の表示部面SF1と操作部筐体5の操作部面SF2とを向き合わせる方向D3への力が加えられていない状態であることを意味しており、このときCPU20は、次のステップSP11をスキップしてステップSP12へ移るようになされている。
【0051】
ステップSP11においてCPU20は、例えば図12(B)に示すように、表示部2に対して「その方向に閉めないで下さい」という警告文が記された警告画面41を表示すると共に、スピーカ8から警告音として「その方向に閉めないで下さい」という警告音を出力し、加えてLED7を点滅発光させることにより、ユーザに対して回転開閉型携帯電話機1にかけられている不正な負荷を解除するように警告し、次のステップSP12へ移る。
【0052】
このように回転開閉型携帯電話機1においては、例えば、ユーザが当該回転開閉型携帯電話機1を開状態から閉状態とする際、操作部筐体5を固定しつつ表示部筐体3に対して回転軸6の軸回り方向D1への力を加えるべきところ、誤って表示部筐体3の表示部面SF1と操作部筐体5の操作部面SF2とを向き合わせる方向D3への力を加えてしまい、この結果として、回転開閉型携帯電話機1に不正な負荷がかけられた状態となると、ユーザに対して当該負荷を解除するように警告するようになされている。この結果、このような不正な負荷が過度にかけられてしまうことを回避することができる。
【0053】
ステップSP12においてCPU20は、スイッチ押下検知部24を介して上側プッシュスイッチ12Aが僅かに押下されたか否かを判定する。
【0054】
ここで肯定結果が得られると、このことは、例えば、ユーザによって、操作部筐体5が固定されつつ表示部筐体3に対して軸回り方向D1への力が加えられているのではなく、図8に示すように、操作部筐体5が固定されつつ表示部筐体3に対して表示部筐体3の表示部面SF1を操作部筐体5の操作部面SF2から引き離す方向D4への力が僅かに加えられている状態であることを意味しており、このときCPU20は、僅かながらも回転開閉型携帯電話機1に対して不正な負荷がかけられていると判断し、次のステップSP13へ移る。
【0055】
これに対して否定結果が得られると、このことは、表示部筐体3の表示部面SF1を操作部筐体5の操作部面SF2から引き離す方向D4への力が加えられていない状態であることを意味しており、このときCPU20は、ステップSP10へ戻るようになされている。
【0056】
ステップSP13においてCPU20は、例えば、「その方向に開けないで下さい」という警告文が記された警告画面40(図12(A))を表示部2に対して表示すると共に、スピーカ8から「その方向に開けないで下さい」という警告音を出力し、加えてLED7を点滅発光させることにより、ユーザに対して回転開閉型携帯電話機1にかけられている不正な負荷を解除するように警告し、次のステップSP14へ移る。
【0057】
ステップSP14においてCPU20は、スイッチ押下検知部24を介して上側プッシュスイッチ12Aが全て押下されたか否かを判定する。
【0058】
ここで肯定結果が得られると、このことは、例えば、ユーザによって、操作部筐体5が固定されつつ表示部筐体3に対して表示部筐体3の表示部面SF1を操作部筐体5の操作部面SF2から引き離す方向D4への力が僅かに加えられていた状態から、当該引き離す方向D4への力が更に加えられている状態となったことを意味しており、このときCPU20は、回転開閉型携帯電話機1に対して更なる不正な負荷がかけられたことによって表示部筐体3、操作部筐体5及び回転軸6等が破損する可能性が高まったと判断し、次のステップSP15へ移る。
【0059】
ステップSP15においてCPU20は、例えば図12(C)に示すように、表示部2に対して「壊れる可能性があるのでその方向に開けないで下さい」という警告文が記された警告画面42を表示すると共に、スピーカ8から「壊れる可能性があるのでその方向に開けないで下さい」という警告音を出力し、加えてLED7を更に速く点滅発光させることにより、ユーザに対して回転開閉型携帯電話機1にかけられている不正な負荷を解除するように強く警告した後、ステップSP10へ戻るようになされている。
【0060】
このように回転開閉型携帯電話機1においては、開状態時、例えばユーザによって、操作部筐体5を固定しつつ表示部筐体3に対して回転軸6の軸回り方向D1への力が加えられるのではなく、表示部筐体3の表示部面SF1を操作部筐体5の操作部面SF2から引き離す方向D4への力が僅かに加えられることにより、回転開閉型携帯電話機1に僅かながらも不正な負荷がかけられた状態となると、この時点でユーザに対し当該負荷を解除するように警告する。
【0061】
この後、当該警告を発したのにもかかわらず、ユーザによって、表示部筐体3の表示部面SF1を操作部筐体5の操作部面SF2から引き離す方向D4への力が更に加えられることにより、回転開閉型携帯電話機1に更なる不正な負荷がかけられた状態となると、ユーザに対して当該不正な負荷を解除するように強く警告するようになされている。この結果、このような不正な負荷が過度にかけられてしまうことを格段と確実に回避することができる。
【0062】
(3)動作及び効果
以上の構成において、例えば、閉状態にある回転開閉型携帯電話機1を折畳型携帯電話機と勘違いしたユーザが、操作部筐体5を固定しつつ表示部筐体3に対して当該表示部筐体3の操作部被覆面SF3を操作部筐体5の操作部面SF2から引離す方向D2への力を加えることにより、軸回り方向D1とは異なる方向D2への不正な負荷がかけられると、当該負荷を解除するようにユーザに対して警告する。これにより、ユーザによってこのような不正な負荷が過度にかけられることを格段と確実に回避することができる。
【0063】
また本実施の形態においては、開状態時、例えばユーザが操作部筐体5を固定しつつ表示部筐体3に対して当該表示部筐体3の表示部面SF1を操作部筐体5の操作部面SF2から引き離す方向D4への力を僅かに加えることにより、僅かながらも軸回り方向D1とは異なる方向D4への不正な負荷がかけられた状態となると、この時点で当該負荷を解除するようにユーザに対して警告し、そして、この警告にもかかわらず当該負荷が更に加えられると、ユーザに対して当該負荷を解除するように更に強く警告する。これにより、ユーザによってこのような不正な負荷が過度にかけられることを一段と確実に回避することができる。
【0064】
さらに本実施の形態における回転開閉型携帯電話機1では、例えば、開状態時(図7及び図8)、ユーザによって、表示部筐体3の表示部面SF1と操作部筐体5の操作部面SF2とを向き合わせる方向D3への力が加えられる又は表示部筐体3の表示部面SF1を操作部筐体5の操作部面SF2から引き離す方向D4への力が加えられることにより、方向D3又は方向D4への不正な負荷がかけられたとき、当該方向D3又は方向D4に応じた内容の警告を発する。
【0065】
つまり、表示部筐体3の表示部面SF1と操作部筐体5の操作部面SF2とを向き合わせる方向D3への負荷がかけられると、表示部2に対して「その方向に閉めないで下さい」という警告文を表示すると共に、スピーカ8から「その方向に閉めないで下さい」という警告音を出力し、表示部筐体3の表示部面SF1を操作部筐体5の操作部面SF2から引き離す方向D4への負荷がかけられると、表示部2に対して「その方向に開けないで下さい」という警告文を表示すると共に、スピーカ8から「その方向に開けないで下さい」という警告音を出力する。
【0066】
これにより、表示部筐体3に対して方向D3や方向D4への力を加えるとこれが不正な負荷となるということをユーザに対して強く印象づけることができるので、この結果、当該不正な負荷が繰り返しかけられることを格段と確実に回避することができる。
【0067】
以上の構成によれば、回転軸6の軸回り方向D1への力ではなく、当該軸回り方向D1とは異なる方向(例えば、方向D2、D3又はD4)への不正な負荷がかけられると、当該負荷を解除するように警告するようにした。これにより、このような不正な負荷が過度にかけられてしまうことを格段と確実に回避することができる。この結果、不正な負荷による破損を格段と確実に防止し得る回転開閉型携帯電話機1を実現することができる。
【0068】
(4)他の実施の形態
なお本実施の形態においては、表示部筐体3と操作部筐体5とが回転軸6を介して所定の回転方向(つまり、回転軸6の軸回り方向D1)へ回転可能に連結された回転開閉型携帯電話機1を携帯端末装置として適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、2つの筐体を有し、当該2つの筐体が所定の回転軸を介して所定の回転方向へ回転可能に連結された構成であれば、ノート型パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistance)等を携帯端末装置として適用するようにしても良い。
【0069】
また本実施の形態においては、第1の筐体(又は第2の筐体)として、表示部2を有する表示部筐体3を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、表示部2を有しない筐体を適用するようにしても良い。
【0070】
さらに本実施の形態においては、第2の筐体(又は第1の筐体)として、操作部4を有する操作部筐体5を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、操作部4を有しない筐体を適用するようにしても良い。
【0071】
さらに本実施の形態においては、表示部筐体3及び操作部筐体5に対して加えられた所定の回転方向(つまり、回転軸6の軸回り方向D1)とは異なる方向(例えば、方向D2、D3又はD4)への負荷を検知する検知手段として、上側プッシュスイッチ12A、下側プッシュスイッチ12B、上側スイッチ押下部13A、下側スイッチ押下部13B及びスイッチ押下検知部24を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、上側プッシュスイッチ12A、下側プッシュスイッチ12B、上側スイッチ押下部13A、下側スイッチ押下部13B等の代わりとして、図13に示すように、表示部筐体3における第1の回転軸挿通孔3Aの周辺に磁石50を配設すると共に、操作部筐体5における当該磁石50と対向する位置にホール素子51を配設することにより、当該磁石50及びホール素子51からなる磁気センサを設けるようにしても良く、この他種々の検知手段を適用するようにしても良い。
【0072】
ここで、ホール素子50とは、所定の条件下において磁界の強弱や磁極を判別できる半導体素子である。かくしてCPU20は、ホール素子51を介して磁石50がホール素子51に接近したか否かを判断し得、この結果、上側プッシュスイッチ12A、下側プッシュスイッチ12B、上側スイッチ押下部13A及び下側スイッチ押下部13B等を適用したときと同様に回転開閉型携帯電話機1にかけられた不正な負荷を検知することができる。
【0073】
さらに本実施の形態においては、検知手段によって負荷を検知したとき、所定の警告を発する警告手段として、警告画面40、41、42を表示する表示手段としての表示部2、警告音を発する放音手段としてのスピーカ8、光を発光する発光手段としてのLED7を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、表示部筐体2や操作部筐体5を振動させるためのバイブレータ等を適用するようにしても良い。また、表示部2、スピーカ8、LED7、バイブレータの何れか、又は組み合わせによって警告手段を構成するようにしても良い。
【0074】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、回転方向とは異なる方向への負荷を検知したとき所定の警告を発するようにしたことにより、当該負荷が過度にかけられてしまうことを格段と確実に回避することができる。この結果、不正な負荷による破損を格段と確実に防止し得る携帯端末装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における回転開閉型携帯電話機の全体構成(閉状態)を示す略線図である。
【図2】回転開閉型携帯電話機の全体構成(開状態)を示す略線図である。
【図3】回転開閉型携帯電話機の側断面構造(開状態)を示す略線図である。
【図4】回転開閉型携帯電話機の側断面構造(閉状態)を示す略線図である。
【図5】板ばねの構造を示す略線図である。
【図6】負荷がかけられた回転開閉型携帯電話機の様子(1)を示す略線図である。
【図7】負荷がかけられた回転開閉型携帯電話機の様子(2)を示す略線図である。
【図8】負荷がかけられた回転開閉型携帯電話機の様子(3)を示す略線図である。
【図9】回転開閉型携帯電話機の回路構成を示す略線図である。
【図10】閉状態時の不正負荷警告処理手順を示すフローチャートである。
【図11】開状態時の不正負荷警告処理手順を示すフローチャートである。
【図12】警告画面を示す略線図である。
【図13】他の実施の形態を示す略線図である。
【符号の説明】
1……回転開閉型携帯電話機、2……表示部、3……表示部筐体、4……操作部、5……操作部筐体、6……回転軸、7……LED、8……スピーカ、12A、12B……プッシュスイッチ、13A、13B……スイッチ押下部、20……CPU、24……スイッチ押下検知部。
Claims (4)
- 第1の筐体と、
第2の筐体と、
上記第1の筐体及び上記第2の筐体を所定の回転方向へ回転可能に連結する回転軸と、
上記第1の筐体及び上記第2の筐体に対して加えられた上記回転方向とは異なる方向への負荷を検知する検知手段と、
上記検知手段によって上記負荷を検知したとき、所定の警告を発する警告手段と
を具えることを特徴とする携帯端末装置。 - 上記検知手段は、
上記第1の筐体における上記回転軸の接続部分の周辺に設けられたスイッチと、
上記第2の筐体における上記スイッチと対向する位置に設けられたスイッチ押下部と
を有し、
上記スイッチ押下部によって上記スイッチが押下されると、上記第1の筐体及び上記第2の筐体に対して上記負荷が加えられたと判断することにより、上記負荷を検知する
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。 - 上記警告手段は、
上記検知手段によって検知した上記負荷の方向に応じた内容の警告を発する
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。 - 上記警告手段は、
警告画面を表示する表示手段、警告音を放音する放音手段、光を発光する発光手段の何れか、又はこれらの組み合わせによって構成される
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
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