JP4121728B2 - バタフライバルブ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上水、農水、海水、薬液等の流体輸送配管ラインに使用されるバタフライバルブに関するものであり、さらに詳しくは、空気弁とセットで使用される補修弁として好適に使用することができるバタフライバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
流体輸送配管ラインで使用される空気弁は、補修弁を介して流体輸送配管ラインのフランジ部に取り付けられる。そして、空気弁を補修する場合、この補修弁を閉状態にすることによって、流体輸送配管ラインからの流体の流出を一時的に止めた状態で補修作業を行うことができるようになっている。
【0003】
従来、この補修弁の一例としてバタフライバルブが使用されており、特開2001−65733号公報に開示されたバタフライバルブや図9に示されるバタフライバルブが知られている。
【0004】
前者のバタフライバルブは、ハンドルに軸支されたロックレバーを操作することにより、ロックレバーの先端にあるロックバーを、弁本体のハンドル側フランジ部に設けられた開度板の歯車状ノッチに出し入れすることで、ハンドルの回動を許容して弁を開閉できるようにしたり、ハンドルの回動をロックして弁を開放又は閉鎖状態に維持できるようになっている(以下「レバーロック式」という)。
【0005】
一方、図9に示されるバタフライバルブは、ハンドル30の基部31(ハンドル30の取り付け側)及び弁本体36のハンドル側フランジ部32に設けられたピン止め用穴33に、弁開放時又は弁閉鎖時の位置で各々ロックピン34を差し込んでハンドル30をロックできるようになっている(以下「ピンロック式」という)。尚、図9中の符号35は空気弁を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のレバーロック式のバタフライバルブにおいては、ハンドルが空気弁に接近した位置にあり、かつ、バタフライバルブと空気弁をつなぐ軸線と平行な面上を動かすことになり、ハンドルが握りにくく、また操作しにくい場合があった。
【0007】
一方、上記従来のピンロック式バタフライバルブにおいては、ハンドルを回動させる都度ロックピンを抜かなければならないばかりか、ハンドルの位置固定時にロックピンを挿入してピン止めをしなければならず、操作が面倒であった。また、補修弁を備えた空気弁は、配管が埋設されている場合は空気弁室(マンホール)内に配置されるが、狭いスペースに配置されることになるので、ロックピンの差し込み時に、ハンドル側と弁本体側のピン止め用穴を合致させるのに時間がかかるという問題もあった。
【0008】
本発明は、以上のような従来の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、主に補修弁として使用された場合に、ハンドル操作を容易に行うことができるバタフライバルブを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、バタフライバルブのハンドル操作時に、空気弁とハンドル間の距離を拡大できるようにすることで上記問題点を解決したものである。
【0010】
すなわち、本発明を図1を参照しつつ説明すると、本発明は、弁本体1内に、スピンドル4に支承された円板状の弁体3を有し、弁本体1から突出したスピンドル4の一端部に取り付けられたハンドル12の回動によってスピンドル4を介して弁体3を回動させて弁の開閉を行うバタフライバルブにおいて、
ハンドル12が、弁本体1に対して前後方向に傾動可能にスピンドル4に取り付けられている一方、ハンドル12を前方に傾動させる方向に弾性的に付勢する弾性部材28と、
ハンドル12から弁本体1側へ突出し、弾性部材28によりハンドル12が前方に傾動したときに弁本体1に向かって傾動する係合突起20と、弁本体1に形成され、ハンドル12が、弾性部材28により、弁の閉鎖位置と開放位置で前方に傾動して係合突起20が弁本体1に向かって傾動したときに、それぞれ当該係合突起20を受け入れる係合溝10,11とから構成され、ハンドル12が弁の開放位置にあるときと閉鎖位置にあるときのそれぞれについて、弾性部材28により前方に傾動した状態でのハンドル12の回動を係止し、ハンドル12を上記弾性部材28の付勢力に逆らって後方に傾動させたときに係止を解除するロック機構と、
アダプタ21から弁本体1側へ突出した係止突起26と、弁本体1に形成され、弁の閉鎖位置と開放位置間にハンドル12を回動させたときの係止突起26の回動範囲に亘って当該係止突起26を受け入れる係止溝7とから構成され、ハンドル12を上記ロック機構の係止を解除して回動させたときに、ハンドル12の回動を弁の閉鎖位置と開放位置とでそれぞれ係止するストッパー機構とを有し、
係合突起20より係止突起26の突出量が大きく、係合溝10,11より係止溝7の深さが深く、しかも係合溝10,11と係止溝7が連なっていることを特徴とするバタフライバルブを提供するものである。
【0011】
また、本発明は、図1及び図2に示されるように、ハンドル12が、当該ハンドル12を前後方向に傾動可能に保持し、しかもハンドル12と共周りするアダプタ21を介してスピンドル4に取り付けられていることをその好ましい態様として含むものである。
【0012】
なお、本発明において、弁本体1に対して前後方向とは、弁本体1に接近する方向(前方)と、弁本体1から離間する方向(後方)とを意味する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明するが、本発明が本実施態様に限定されないことは言うまでもない。
【0014】
図1は、本発明の参考例に係るバタフライバルブの縦断面図、図2は、図1におけるハンドル側フランジ部の拡大斜視図、図3は、図1におけるハンドルを示す図で、(a)は正面図、(b)は底面図、図4は、図1におけるアダプタを示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は底面図である。
【0015】
図1において、1は、内部中央に流路2を有する弁本体である。3は周側面にシールリングが嵌着された円板状の弁体で、弁本体1内に設けられている。この弁体3は、両端部がそれぞれ弁本体1に対して回動可能に支持されたスピンドル4に支承されており、スピンドル4の回動に伴って弁本体1内で回動して、流路2を開閉するものとなっている。
【0016】
5は、弁本体1のハンドル12の取り付け側に設けられ、スピンドル4の一端を支持している円形のハンドル側フランジ部である。
【0017】
図1及び図2に示されるように、ハンドル側フランジ部5には、後述する係止突起26の回動範囲に亘って当該係止突起26を受け入れる係止溝7が形成されている。
【0018】
具体的には、特に図2に示されるように、スピンドル4の一端が貫通される中央部の軸孔6を中心にして、90度の範囲でハンドル側フランジ部5の外面(図1における上面)が円弧状に切り欠かれて係止溝7が形成されている。この係止溝7の両側端面は、上記係止突起26に当接してこれを係止するストッパー面ストッパー8,9となっている。また、このストッパー面8,9とは軸孔6を挟んで反対側には、係止溝7よりも深さの浅い係合溝11,10がそれぞれ形成されている。
【0019】
図1及び図3に示されるように、ハンドル12は、基部13とそれに続く中間部14及び把手部15が一体となったものとなっており、基部13には、後述するアダプタ21が受容される空隙部16が設けられている。空隙部16の先端部側天井部分には、後述する弾性部材28を差し込んで支持するための弾性部材係止部17が環状リブ状に突出して形成されている。基部13の弁本体1と向き合う側の先端部は、先端に向かって徐々に弁本体1から離間する、10〜20度の角度の傾斜面18となっている。
【0020】
ハンドル12の基部13の後端側側面には、軸ピン29(図1参照)を挿入するための貫通孔19(図3参照)が設けられている。この軸ピン29は、後述するアダプタ21に設けられた貫通孔27(図4参照)をも貫通するもので、ハンドル12を前後方向に傾動可能にアダプタ21に保持させるためのものである。上記傾斜面18は、ハンドル12を後方に傾動させたとき(把手部15を弁本体1から離間する方向へ傾動させたとき)に、基部13の先端部が弁本体1に当接するのを防止するためのものである。また、基部13と中間部14の境界付近には、弁本体1側へ突出した係合突起20が形成されている。この係合突起20は、前記係合溝10,11に受け入れ可能な大きさとなっている。
【0021】
なお、ハンドル部12及びアダプタ21において、先端とは、ハンドル部12の把手部15とは反対側の端部をいい、後端とは、ハンドル部12の把手部15側の端部をいう。
【0022】
図1に示されるように、ハンドル12の空隙部16にはアダプタ21が受容されている。このアダプタ21は、図1及び図4に示されるように、中央部には、スピンドル4(本実施態様では四角形)の上端部が挿入されて掴持される角孔22と、その軸方向外側に連なる円孔23が設けられている。アダプタ21は、角孔22にスピンドル4を挿入し、円孔23を介して突出するスピンドル4端部の外ネジ部にナットをねじ込むことでスピンドル4に取り付けられるものとなっている。
【0023】
アダプタ21の外面側(図1における上面側)先端部には、切欠段差部24が設けられ、該切欠段差部24の段差面中央部には、弾性部材28(本例ではスプリング)が係合される弾性部材係合部25が円柱状の突起として設けられている。この弾性部材係合部25の高さは切欠段差部24の高さよりも低くなっており、ハンドル12の傾動を阻害しないようになっている。また、アダプタ21の弁本体1側の先端部には、弾性部材係合部25相対した位置に、円弧状の係止突起26が弁本体1側に突出して設けられている。更に、特に図4(b)に示されるように、アダプタ21の側面の後端寄りには、前記軸ピン29が挿入される貫通孔27が設けられている。
【0024】
図1において符号28は弾性部材(本例ではスプリング)であり、前記ハンドル12の基部13に設けられた空隙部16内に、弾性部材係止部17と弾性部材係合部25に両端が保持されて設けられている。この弾性部材28は、アダプタ21とハンドル12の基部13間に介在し、ハンドル12を前方に傾動する方向に弾性的に付勢するものである。図示される例における弾性部材28(スプリング)は、弾性的に圧縮されてアダプタ21とハンドル12の基部13間に介在しており、基部13を押し上げる復帰力によって、ハンドル12を前方に傾動させる方向に付勢しているものである。
【0025】
次に、弁本体1のハンドル側フランジ部5にハンドル12及びアダプタ21を取り付ける手順について説明する。
【0026】
まず、弁本体1のハンドル側フランジ部5より突出しているスピンドル4を、アダプタ21の係止突起26がハンドル側フランジ部5の係止溝7のストッパー面8又は9と係合させた状態で、アダプタ21の角孔22に挿入し、アダプタ21の外面より突出したスピンドル4の外ネジ部にナットを螺合させ、スピンドル4にアダプタ21を固定する。次に、弾性部材28の一端をアダプタ21の弾性部材係合部25に係合固定し、アダプタ21上からハンドル12の基部13を被せて空隙部16に収容し、弾性部材28の他端を基部13の弾性部材係止部17に嵌め込み、その後、ハンドル12の基部13に設けられた貫通孔19とアダプタ21の貫通孔27とを同通させて軸ピン29を挿入する。この時、ハンドル12の係合突起20は、ハンドル12が弾性部材28によって前方に傾動されることによって弁本体1に向かって傾動し、弁本体1のハンドル側フランジ部5の係合溝10又は11に収容された状態となる。この軸ピン29により、ハンドル12はアダプタ21に前後方向に傾動可能に軸支され、しかもハンドルと共周りすることになるアダプタ21を介してスピンドル4に取り付けられることになる。
【0027】
次に、本例のバタフライバルブの作用について説明する。
【0028】
ハンドル12が弁の開放位置にあるときには、アダプタ21の係止突起26及びハンドル12の係合突起20のハンドル側フランジ部5に対する位置は、図5(a)の状態にある。図5において、係止突起26及び係合突起20の位置はハッチングで示してある。
【0029】
さらに説明すると、係止突起26は係止溝7に収容された状態で、ストッパー面9に当接している一方、ハンドル12に手を添えて力を加えていない場合、ハンドル12は、弾性部材28の付勢力によって前方に傾動しており、これによって係合突起20は、対応する位置にある係合溝10内に収容されている。この状態においては、係合突起20が係合溝10内に嵌まり合っていることから、ハンドルの回動が係止され、ロック状態にある。
【0030】
上記状態でハンドル12の把手部15を後方に引くと、図1に示されるように、ハンドル12は係止ピン29を支点として後方(図1における上方)に傾動し、ハンドル12の基部13の傾斜面18は、ハンドル側フランジ5に対してほぼ水平になり、かつ、係合突起20は係合溝10から外れ、ハンドル側フランジ部5の外面より高い位置になる。
【0031】
次に、ハンドル12を右回転方向に回動させると、ハンドル12と共周りするアダプタ21の係止突起26が係止溝7に沿って回動してストッパー面8に接触するまで90度回動させることができる。これによって、ハンドル12は弁の閉鎖位置へと回動すると共に、アダプタ21及びスピンドル4を介して弁体3が回動(90度回動)し、弁が閉鎖状態となる。この状態でハンドル12の把手部15から手を離すと、弾性部材28の付勢力によってハンドルが前方(図1における下方)に傾動し、係合突起20が係合溝11に嵌まり合って、ハンドル12の回動を係止したロック状態となる。この弁の閉鎖状態におけるアダプタ21の係止突起26及びハンドル12の係合突起20のハンドル側フランジ部5に対する位置は、図5(b)の状態となる。
【0032】
一方、上記弁の閉鎖状態から開放状態へは、上記と同様にハンドル12を後方に傾動させてロックを解除した後、上記とは逆方向に回動させればよい。
【0033】
本発明のバタフライバルブを、図6に示されるように、空気弁35の補修弁として使用した場合、弁の開放状態から閉鎖状態あるいはその逆のハンドル操作が、図7(a),(b)に示されるように、ハンドル12を後方に傾動させてロックを解除してからハンドル12を回動させることになるので、ロック解除時にハンドル12と空気弁35との間隔を広げることになり、ハンドル12と空気弁35との間隔を大きくとりやすくなって、ハンドル操作が非常にやり易くなる。特に、空気弁室等に配置された場合については、従来品よりも有利となる。
【0034】
なお、図6において、1は弁本体、3は弁体、4はスピンドル、21はアダプタで、図示されるように、本発明に係るバタフライバルブは空気弁35の下部の接続されている。また、図7(a)は弁の閉鎖状態でハンドル12がロックされている状態、図7(b)は図7(a)の状態からハンドルを後方に傾動させて弁の開放位置までハンドル12を回動させた状態を示す。
【0035】
次に、本発明に係るバタフライバルブにおける弁本体1のハンドル側フランジ部5の実施態様を図8に基づいて説明する。
【0036】
図8に示されるハンドル側フランジ部5も、基本的には図2に示されるものと同様であるが、係合溝10,11がそれぞれ係止溝7に連なって形成されている点が図2のハンドル側フランジ部5とは相違している。この図8に示されるハンドル側フランジ部5を用いる場合、図1及び図3に示される係合突起20より図1及び図4に示される係止突起26の突出量が大きく、係合溝10,11より係止溝7の深さが深いことが必要となる。すなわち、このようにすることによって、係合溝10,11をそれぞれ係止溝7に連ねても、係止溝7の両側にストッパー面8,9を残すことができ、このストッパー面8,9で係止突起26を係止することができる。
【0037】
上記のような図8に示されるハンドル側フランジ部5とすると、係合溝10,11に塵や埃が入り込んでも、これを係止溝7側に掻き出すことができ、塵や埃が係合溝10,11に詰まるのを防止しやすくなる。
【0038】
以上の例は、アダプタ21を使用するものとして説明したが、例えばハンドル12を直接スピンドル4に傾動可能に取り付けると共に、スピンドル4に座部を設けて、この座部とハンドル12間に弾性部材28を介在させ、さらに基部13先端側に係止突起26を形成することで、アダプタ21を省略することも可能である。ただし、アダプタ21を設けると、弾性部材28の設置やハンドル12の取り付けが容易となるので好ましい。
【0039】
また、弾性部材28は、ハンドル12の基部13先端側とアダプタ21の先端側間に弾性的に圧縮して介在させたものとして説明したが、ハンドル12の基部13後端側とアダプタ21の後端側に、弾性的に伸張された状態で介在させ、引き付け力により、ハンドル12を前方に傾動させる方向に付勢するものとすることもできる。
【0040】
また、本発明に係るバタフライバルブのスピンドルは、強度が得やすいことから、金属製であるのが好ましいが、プラスチック製とすることもできる。その他の部材は、金属の他、硬質塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン、フッ素系樹脂(例えばPVDF)等のプラスチックも好適に使用することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のバタフライバルブは、特に空気弁の補修弁として使用した場合に有効で、ハンドル操作が非常にやり易くなるという効果が得られる。また、バタフライバルブの弁本体のハンドル側フランジ部における係合溝の一方端をそれぞれ係止溝まで拡張して切り欠いておくと、塵や埃が詰まることが少なくなり、弁の開放及び閉鎖時のハンドルのロックを確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例に係るバタフライバルブの縦断面図である。
【図2】図1における弁本体のフランジ部の拡大斜視図である。
【図3】図1におけるハンドルを示す図である。
【図4】図1におけるアダプタを示す図である。
【図5】弁の開放時と閉鎖時におけるアダプタの係止突起とハンドルの係合突起の位置を示したハンドル側フランジ部の平面図である。
【図6】本発明のバタフライバルブが補修弁としてセットされた補修弁付空気弁の縦断面図である。
【図7】図6に示される補修弁付空気弁におけるハンドルと空気弁の位置関係の説明図である。
【図8】本発明に係るバタフライバルブにおける弁本体のハンドル側フランジ部の実施態様を示す拡大斜視図である。
【図9】従来のバタフライバルブ(補修弁)付空気弁の正面図である。
【符号の説明】
1 弁本体
2 流路
3 弁体
4 スピンドル
5 ハンドル側フランジ部
6 軸孔
7 係止溝
8 ストッパー面
9 ストッパー面
10 係合溝
11 係合溝
12 ハンドル
13 基部
14 中間部
15 把手部
16 空隙部
17 弾性部材係止部
18 傾斜面
19 貫通孔
20 係合突起
21 アダプタ
22 角孔
23 円孔
24 切欠段差部
25 弾性部材係合部
26 係止突起
27 貫通孔
28 弾性部材(スプリング)
29 軸ピン
30 ハンドル
31 基部
32 ハンドル側フランジ部
33 ピン止め用穴
34 ロックピン
35 空気弁

Claims (2)

  1. 弁本体1内に、スピンドル4に支承された円板状の弁体3を有し、弁本体1から突出したスピンドル4の一端部に取り付けられたハンドル12の回動によってスピンドル4を介して弁体3を回動させて弁の開閉を行うバタフライバルブにおいて、
    ハンドル12が、弁本体1に対して前後方向に傾動可能にスピンドル4に取り付けられている一方、ハンドル12を前方に傾動させる方向に弾性的に付勢する弾性部材28と、
    ハンドル12から弁本体1側へ突出し、弾性部材28によりハンドル12が前方に傾動したときに弁本体1に向かって傾動する係合突起20と、弁本体1に形成され、ハンドル12が、弾性部材28により、弁の閉鎖位置と開放位置で前方に傾動して係合突起20が弁本体1に向かって傾動したときに、それぞれ当該係合突起20を受け入れる係合溝10,11とから構成され、ハンドル12が弁の開放位置にあるときと閉鎖位置にあるときのそれぞれについて、弾性部材28により前方に傾動した状態でのハンドル12の回動を係止し、ハンドル12を上記弾性部材28の付勢力に逆らって後方に傾動させたときに係止を解除するロック機構と、
    アダプタ21から弁本体1側へ突出した係止突起26と、弁本体1に形成され、弁の閉鎖位置と開放位置間にハンドル12を回動させたときの係止突起26の回動範囲に亘って当該係止突起26を受け入れる係止溝7とから構成され、ハンドル12を上記ロック機構の係止を解除して回動させたときに、ハンドル12の回動を弁の閉鎖位置と開放位置とでそれぞれ係止するストッパー機構とを有し、
    係合突起20より係止突起26の突出量が大きく、係合溝10,11より係止溝7の深さが深く、しかも係合溝10,11と係止溝7が連なっていることを特徴とするバタフライバルブ。
  2. ハンドル12が、当該ハンドル12を前後方向に傾動可能に保持し、しかもハンドル12と共周りするアダプタ21を介してスピンドル4に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のバタフライバルブ。
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