JP4120592B2 - 膝保護用エアバッグ - Google Patents

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Description

本発明は、展開膨張して、運転者の膝を保護可能な膝保護用のエアバッグに関する。
従来、運転者の膝を保護する膝保護用エアバッグ装置のエアバッグは、運転者の前方側に配置されたケースに、折り畳まれて収納されていた。そして、エアバッグは、膨張用ガスの流入時、ステアリングコラムの下面に沿うように上昇しつつ、展開膨張を完了させて、運転者の膝を保護可能としていた。さらに、エアバッグは、展開膨張完了時に、キーシリンダ付近の領域の車両後方側を覆う膨張部位を、上縁側の左右方向の角部付近に、備えていた(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第02/04261号パンフレット
しかし、従来の膝保護用エアバッグ装置の搭載箇所では、キーシリンダに差し込まれたキーに、様々なサブキーやアクセサリー等のキー付属品が吊り下げられている場合がある。そして、その場合には、展開膨張するエアバッグの膨張部位がキー付属品の下端側と接触し、その際、特に、キー付属品の下端側が、膨張部位に対して直交方向で接触すると、ガス漏れを生ずるように、エアバッグが傷付けられる虞れが、生ずる。
本発明は、上述の課題を解決するもので、展開膨張時に傷付けられるようにキー付属品と干渉することを防止できて、運転者の膝を的確に保護できるエアバッグを提供することを目的とする。
本発明に係る膝保護用エアバッグは、運転者の前方側におけるステアリングコラムの下方で、かつ、付属品を吊り下げたキーを差し込み可能なキーシリンダの下方側に、折り畳まれて収納され、
膨張用ガスの流入時、収納部位から車両後方側へ突出するとともに上昇しつつ展開膨張を完了させて、運転者の膝を保護する膝保護用エアバッグであって、
展開膨張完了時にステアリングコラム側に位置するコラム側壁部と、運転者側に位置する運転者側壁部と、を備える略板形状とするとともに、展開膨張完了時の膨張部位として、上縁側における左右方向の角部付近に配設されて、キーシリンダ付近の領域の車両後方側を覆うカバー部と、一般部と、を有して構成されるエアバッグ本体と、
キーシリンダに差し込まれたキーから吊り下げられたキー付属品とエアバッグ本体のカバー部との間に介在されるカバー布と、
備えて構成され、
エアバッグ本体のカバー部が、破断可能な縫合糸によりコラム側壁部と運転者側壁部とを縫合させて、縫合糸の破断により、一般部の膨張完了時点付近から膨張し始めるように、構成され、
カバー布が、コラム側壁部の側に対して、一端側を固着させ、かつ、他端側を破断可能な縫合糸により運転者側・コラム側壁部と共縫いさせ、縫合糸の破断により、他端側を自由端として、コラム側壁部に対して揺動可能に、配設されていることを特徴とする。
本発明に係る膝保護用エアバッグでは、車両搭載状態で、膨張用ガスが流入されれば、収納部位から車両後方側へ突出するとともに上昇しつつ、エアバッグ本体の一般部とカバー部とが展開を完了させる。そしてその際、一般部が膨張を完了させるとともに、縫合糸を破断させて、エアバッグ本体のカバー部が一般部の膨張完了時点付近から膨張し始めて、膨張を完了させることとなる。
その際、キーシリンダに差し込んだキーにサブキーやアクセサリー等のキー付属品が吊り下げられていても、カバー部は、展開完了時、カバー布に覆われて、キー付属品と直接的に干渉せず、傷付けられ難い。さらに、展開完了前には、カバー部は、膨張用ガスの流入量を少なくして、薄い板状としており、キー付属品の下端側と直接干渉しても、傷付けられるように干渉せず、逆に、キー付属品を弾くような状態で、展開を完了させ、その後に、ガス漏れを生ずること無く、縫合糸を破断させて、厚く膨張できる。
そしてさらに、破断可能な縫合糸を破断させてカバー部が膨張すれば、カバー布が、自由端側をコラム側壁部に対して揺動させて、キー付属品と干渉し、キー付属品をエアバッグ本体から離すように移動させることができることから、エアバッグ本体は、一層、傷付けられるようにキー付属品と干渉することが防止される。
さらに、仮に、エアバッグ本体の膨張完了後に、キー付属品の下端側がエアバッグ本体のカバー部側に向いて侵入しようとしても、自由端を有したカバー布が、キー付属品の下端と接触して、エアバッグ本体に対し、キー付属品の下端とともにずれ移動し、エアバッグ本体自体が傷付けられるようにキー付属品と干渉することが、防止される。
したがって、本発明に係る膝保護用エアバッグでは、展開膨張途中や展開膨張完了後を含めた展開膨張時において、傷付けられるようにキー付属品と干渉することを防止できて、運転者の膝を的確に保護することができる。
そして、カバー布を共縫いした破断可能な縫合糸の縫合部位は、エアバッグ本体の一般部の膨張完了時に応力集中が生じて縫合糸の破断の起点となるように、カバー布から外れるとともに角部を設けてカバー布側に戻る応力集中部を、備えて構成することが望ましい。
このように構成されていれば、カバー部を膨張させる際に、縫合部位における応力集中部の縫合糸が確実に破断して、その部位のコラム側壁部と運転者側壁部とが分離し、その後、縫合糸の破断や抜けによって、その分離が縫合部位の全域に伝播し易く、カバー部を迅速に膨張させることができて、膨張を完了させたカバー部の領域によっても、膝を的確に保護可能となる。なお、この応力集中部は、角部を有した縫合部位としているとともに、カバー布を当て布のように介在させていないことから、一般部が膨張して、一般部の運転者側壁部とコラム側壁部とが大きな張力を発生させれば、この部位の縫合糸が破断し易く、容易に、縫合糸の破断の起点とすることができる。
また、カバー部は、破断可能な縫合糸による縫合部位を、カバー部の外縁付近とその内側とに、配設させて、構成することが望ましい。
このように構成されていれば、カバー部における破断可能な縫合糸による縫合部位が、カバー部の外縁付近の外縁部位とその内側の部位とを備えて構成されて、カバー部が、縫合糸の破断前には、確実に薄い板状として、展開を完了させることができることから、カバー部が、展開完了前にキー付属品と干渉しても、一層、傷付けられるように干渉しない。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態の膝保護用エアバッグ39が使用される膝保護用エアバッグ装置Sは、図1・8に示すように、運転者Dの膝Kを保護できるように、運転者Dの車両前方側のステアリングコラム2の下方に、配設されている。
なお、本明細書での上下・前後・左右の関係は、エアバッグ装置Sが車両に搭載された状態を基準とするもので、搭載時の車両の上下・前後・左右の関係と一致するものである。
ステアリングコラム2は、図1に示すように、ステアリングホイール1に連結されるメインシャフト3と、メインシャフト3の周囲を覆うコラムチューブ4と、それらの周囲を覆うコラムカバー5と、を備えて構成されている。
コラムカバー5は、略四角筒形状等の合成樹脂製として、ステアリングホイール1の下方のメインシャフト3やコラムチューブ4を覆うように、メインシャフト3の軸方向に沿って配設されている。コラムカバー5は、インストルメントパネル(以下、インパネとする)10から斜め上後方に突出するように、配設されている。そして、コラムカバー5の右側面5cには、エンジン始動用のイグニッションキーEを挿入させるキーシリンダ6が配設されている。なお、実施形態の場合、キーシリンダ6に挿入されたイグニッションキーEには、接続環等の接続具Jを使用して、サブキー等の付属品(キー付属品)Aが、吊り下げられるように接続されている。
膝保護用エアバッグ装置Sは、折り畳まれたエアバッグ39、エアバッグ39に膨張用ガスを供給するインフレーター21、折り畳まれたエアバッグ39とインフレーター21とを収納するとともに車両後方側を開口させたケース13、及び、ケース13の車両後方側を覆うエアバッグカバー29、を備えて構成されている。
ケース13は、図1〜3に示すように、板金製として、ステアリングコラム2の下方側に配置されており、略四角筒形状の周壁部14と、周壁部14の車両前方側を塞ぐ底壁部17と、を備えるとともに、車両後方側に略長方形形状の開口13aを備えて、構成されている。そして、ケース13の周壁部14における上下で対向する壁部14a・14bの外表面側には、それぞれ、エアバッグカバー29の側壁部31・32をケース13に組み付けるための複数の係止部15(15U・15D)が、配設されている。
上方側の壁部14aの外表面側に配設される係止部15Uは、エアバッグカバー29の上側壁部31の係止孔31aに挿入されて係止孔31aの周縁を係止可能な係止フックとして構成されている。係止フック15Uは、上側壁部31の係止孔31aに対応して、車両の左右方向に沿って複数配設されている。係止部15Dは、エアバッグカバー29の下側壁部32の係止孔32aに挿入可能な係止突起として構成され、この係止突起15Dも、下側壁部32の係止孔32aに対応して、車両の左右方向に沿って複数配設されている。そして、各係止突起15Dには、係止孔32aへの挿入後の係止孔32aからの抜け止めを図る閂材16が、挿入されている。閂材16は、挿入部16aを下側壁部32の外表面と各係止突起15Dの内周面との間に挿入させて、ケース13に固定されている。
さらに、周壁部14における右方側の壁部14cには、インフレーター21の本体22の端部を挿通可能な挿通孔14dが、形成されている(図3参照)。また、底壁部17には、インフレーター21の各ボルト23dを挿通させるための二つの挿通孔17aが、形成されている。
また、ケース13は、開口13aの周囲に、周壁部14から外方へ延びるフランジ部19を備えて構成されている。ケース13は、フランジ部19、周壁部14、及び、底壁部17の所定部位から図示しないブラケットを突出させて、車両のボディ側に固定されている。
インフレーター21は、図2・3に示すように、軸方向を車両の左右方向に沿って配設させるシリンダタイプとして構成され、略円柱状の本体22とディフューザー23とを備えて構成されている。本体22は、略円柱状の一般部22aと、一般部22aの端面から突出する小径の小径部22bと、を備え、小径部22bの外周面に複数のガス吐出口22cを配設させて、構成されている。そして、一般部22aにおける小径部22bから離れた端面に、作動信号入力用のリード線27を結線させたコネクタ26が、接続されている。
ディフューザー23は、本体22を覆い可能な略円筒状として、膨張用ガスを流出可能な複数のガス流出口23aを、車両搭載状態の後方側の面に配設させている。また、ディフューザー23は、車両前方側へ突出する複数(実施形態では二本)のボルト23dを備えて構成されている。さらに、ディフューザー23は、本体22を保持するための複数の挟持部23cを備えている。そして、本体22のディフューザー23への固定は、ディフューザー23内に、小径部22bを先頭にして、挿通孔23bから本体22を挿入させ、各挟持部23cを一般部22aの外周面側にさらに押圧すれば、本体22をディフューザー23に固定することができ、各ボルト23dをケース13の底壁部17の挿通孔17aに挿通させて、ナット24を締め付ければ、インフレーター21をケース13に固定することができる。
なお、インフレーター21は、車両に搭載されたエアバッグ作動回路が、車両の前面衝突を検知した際、リード線27を介して、作動信号が入力され、その際、同時に、ステアリングホイール1に搭載された図示しないエアバッグ装置も作動される。
エアバッグカバー29は、ケース13の開口13a付近とフランジ部19付近との車両後方側を覆い可能なように、構成されて、ケース13に連結保持されている。このエアバッグカバー29は、図1・8に示すように、アッパパネル10aとロアパネル10bとからなるインパネ10におけるコラムカバー5の周縁のロアパネル10b側に配置されて、インパネ10から突出するコラムカバー5の下側周縁を覆っている。
そして、エアバッグカバー29は、図2・3・8に示すように、ケース13の開口13aを車両後方側で覆っている二つの扉部37・38と、扉部37・38の周囲に配置されて車両への搭載時に周囲をロアパネル10bに囲まれる一般部30と、を備えて構成されている。このエアバッグカバー29は、扉部37・38や側壁部31・32・33・34を含めた部位を、ポリオレフィン系等の熱可塑性エラストマーから形成し、その周囲の一般部30を、ポリプロピレン等の合成樹脂から形成した二色成形品としている。
扉部37・38は、略長方形板状に形成されて、周囲に、略H字形状となる薄肉の破断予定部36を配設させて、構成されている。破断予定部36は、扉部37・38が膨張するエアバッグ39に押された際に容易に破断するように、エアバッグカバー29の車両前方側の面に連続的若しくは断続的な凹溝を設けて、形成されている。そして、破断予定部36がエアバッグ39に押されて破断した際には、扉部37は、上端側の上側壁部31付近をヒンジ部として上開きに開き、扉部38は、下端側の下側壁部32付近をヒンジ部として下開きで開く。
また、扉部37・38の周囲の部位には、ケース13の周壁部14の外周側において、周壁部14と隣接するように車両前方側に突出する4つの側壁部31・32・33・34が、形成されている。そして、ケース周壁部14の上部側に配置される上側壁部31と周壁部14の下部側に配置される下側壁部32とは、エアバッグカバー29をケース13に連結保持させる部位となり、これらの各壁部31・32には、既述したように、周壁部14に配設された各係止部15(15U・15D)を挿入させて、各係止部15に周縁を係止させる係止孔31a・32aが、それぞれ、形成されている。
そして、実施形態のエアバッグ39は、可撓性を有したポリエステルやポリアミド糸等からなる織布から形成されて、エアバッグ本体40とカバー布52とを備えて、構成されている。
エアバッグ本体40は、展開膨張完了時の形状を、図1・4〜6・8に示すように、運転者Dの両膝Kを保護可能な左右方向の幅寸法を備えた略長方形板状としている。さらに、このエアバッグ本体40は、展開膨張完了時に、運転者D側に運転者側壁部41を配置させ、コラムカバー5側にコラム側壁部42を配置させるように、構成されている。壁部41・42は、相互に略同形状に形成されている。なお、実施形態のエアバッグ本体40は、壁部41・42相互が下縁(下端)40b側で連なった一枚の織布を、下縁40bで二つ折りし、縫合糸55を使用して、外周縁相互を縫合して形成されている。
また、エアバッグ本体40の下縁40b側におけるコラム側壁部42の部位43には、図3・7に示すように、二つの挿通孔43a・43aと一つの挿通孔43bとが形成されている。挿通孔43a・43aは、インフレーター21の各ボルト23dを挿通させるものであり、挿通孔43bは、インフレーター21の本体22を挿通させるものである。そして、エアバッグ本体40は、挿通孔43bからインフレーター21の本体22を突出させて、各挿通孔43aの周縁43を、ディフューザー23とケース13の底壁部17とに挟持させて、ケース13に取り付けられている。すなわち、このエアバッグ本体40は、挿通孔43aの周縁を取付部43として、この取付部43が、ケース13の底壁部17に対して、取付固定されている。
さらに、エアバッグ本体40内には、左右方向に沿って配設されるテザー44・45が、上下二段に配設されている。各テザー44・45は、壁部41・42を連結して、膨張完了時のエアバッグ本体40を板形状に維持できるように、配設されている。なお、各テザー44・45は、それぞれ、二枚ずつの布材44a・45aから形成されている。また、上段側のテザー45は、左右に分離した二箇所に形成されている。さらに、各布材44a・45aの壁部41・42への結合は、壁部41・42に一枚ずつ配設される当て布46を介在させて、縫合糸55を使用した縫合により、行なわれている。
また、このエアバッグ本体40では、展開膨張完了時の膨張部位として、上縁側における左右方向の右角部C付近に配設される略直方体形状として、キーシリンダ6付近の領域の車両後方側を覆うカバー部49と、カバー部49を除いた一般部48と、を備えて構成されている。カバー部49は、展開膨張完了時、キーシリンダ6に挿入されたキーEから垂れ下がっている付属品Aの領域も、車両後方側から覆えるように構成されている。
このカバー部49は、図4・6・8のB・9に示すように、破断可能な縫合糸54により運転者側壁部41とコラム側壁部42とを縫合させて、縫合糸54の破断により、一般部48の膨張完了時点付近から膨張し始めるように、構成されている。そして、縫合糸54による縫合部位51は、図4に示すように、カバー部49の外縁付近に沿うU字状の部位51aと、その内側のU字状の部位51bと、を備えて、構成されている。なお、縫合部位51の外縁部位51aは、一部52を除いて、カバー布57と共縫いされている。
カバー布57は、エアバッグ本体40とともに、可撓性を有したポリエステルやポリアミド糸等からなる織布から形成されて、エアバッグ本体40の膨張完了時に、キーシリンダ6に差し込まれたキーEから吊り下げられたキー付属品Aとエアバッグ本体40のカバー部49との間に介在されるように、エアバッグ本体40のコラム側壁部42の側に配設されている。このカバー布57は、コラム側壁部42の側に対して、一端57a側を固着させ、かつ、他端57b側を破断可能な縫合糸54により運転者側・コラム側壁部41・42と共縫いさせている。そのため、縫合糸54が破断すれば、他端57b側を自由端として、コラム側壁部42に対して揺動可能としている。なお、固着端としての元部端57aは、テザー44・45の当て布46とコラム側壁部42とを重ねた部位に、縫合糸55によって、共縫いされて固定されている。
なお、縫合糸54の破断強度は、縫合糸55の破断強度より低くされて、破断可能としており、一般部48が膨張を完了させた後において、エアバッグ本体40の内圧が所定値以上に上昇した際、縫合部位51の縫合糸54を破断させて、カバー部49を急激に膨張させることができるように、設定されている。
また、カバー布57は、コラム側壁部42のカバー部49の領域を覆える形状の略長方形形状として、エアバッグ本体40の上縁40a側に位置する自由端57b側の左右方向の幅寸法を、カバー部49の左右方向の幅寸法より広くし、元部端57a側の左右方向の幅寸法を、自由端57b側より狭くしている。
そして、幅広部から幅挟部に移行する際の左右の凹んだ段差部57cの部位には、縫合部位51の外縁部位51aの部位52が、カバー布57から外れるとともに角部を設けてカバー布57側に戻るように、形成されている。この部位は、エアバッグ本体40の一般部48の膨張完了時に応力集中が生じて縫合糸54の破断の起点となるように、カバー布57を共縫いした破断可能な縫合糸54の縫合部位51における応力集中部52としている。
なお、エアバッグ39の製造は、挿通孔43a・43bを設けたエアバッグ本体40用の一枚のシート材を、エアバッグ本体40の下縁40b側の部位で二つ折りする前に、そのシート材の所定位置に、当て布46を介在させ、縫合糸55を使用して、布材44a・45a・カバー布57の元部端57aを縫合し、そして、布材44a相互と布材45a相互とをそれぞれ縫合するとともに、下縁40bの部位で二つ折りして、運転者側壁部41とコラム側壁部42との外周縁相互を縫合糸55によって縫合し、さらに、縫合糸54を使用して、縫合部位51を形成すれば、エアバッグ39を製造することができる。ちなみに、壁部41・42の外周縁相互の縫合は、インフレーター21を挿入可能に、一部を縫合しないで残しておき、インフレーター21を挿入後、未縫合部位を縫合することとなる。
つぎに、このエアバッグ装置Sの組み立てについて説明する。まず、各挿通孔43aからボルト23dを突出させ、挿通孔43bから本体22の端部を突出させるように、エアバッグ本体40内に、組付済みのインフレーター21を、収納する。ついで、壁部41・42の外周縁相互の残していた縫合部位を縫合して、エアバッグ39を、ケース13内に収納可能に、折り畳む。
このエアバッグ39の折り畳みは、左右方向の折目を付ける横折り行程と、前後方向(上下方向)の折目を付けてエアバッグ本体40の左右方向の幅寸法を整える縦折り行程と、によって、行なっている。そして、実施形態の場合、横折り行程を行なった後、縦折り工程を行って、エアバッグ39を折り畳んでいる。すなわち、図7のAに示すように、コラム側壁部42と運転者側壁部41とを重ねて平らにした状態として、まず、横折り行程では、図7のA・Bに示すように、左右方向に折目を付けるように、エアバッグ本体40の上縁40a側を、カバー布57とともに、コラム側壁部42の側で巻いて、下縁40b側に接近させるロール折りにより、折り畳む。ついで、縦折り行程では、ケース13に収納できる左右方向の幅寸法とするために、図7のB・Cに示すように、ロール折りした折り畳み部位59の左右の両端部59b・59bを、折り畳み部位59の中央部59aの下方に配置させるように折り畳む。
そして、折り畳み行程の終了後には、折り崩れ防止用の破断可能な図示しないラッピングフィルムにより、エアバッグ39をくるむ。この時、挿通孔43a・43bから突出したインフレーター21のボルト23dや本体22の端部は、ラッピングフィルムから突出させておく。なお、ラッピングフィルムとしては、樹脂製のシート材の他、エアバッグ本体40を形成した織布等の布材・テープ材・紐材を利用してもよい。
その後、インフレーター21の各ボルト23dを挿通孔17aから突出させるとともに、インフレーター本体22の端部を挿通孔14dから突出させるようにして、インフレーター21を、折り畳まれたエアバッグ39とともに、ケース13内に収納させ、各ボルト23dに図示しないスプリングナットを締結すれば、インフレーター21とエアバッグ39とを、ケース13に収納させるとともに、ケース13に取り付けることができる。
ついで、エアバッグカバー29を、ケース13に組み付ける。このエアバッグカバー29のケース13への組み付けは、エアバッグカバー29の各側壁部31・32・33・34を、開口13a側のケース周壁部14に外装させ、各係止フック15Uを、上側壁部31の係止孔31aに挿入係止させるとともに、各係止突起15Dを、下側壁部32の各係止孔32aに挿入させて、下側壁部32の外表面側に突出させ、下側壁部32の外表面と各係止突起15Dの内周面との間に、閂材16の挿入部16aを挿入させ、閂材16にボルト23dを貫通させて、ナット24をボルト23dに締結すれば、エアバッグカバー29をケース13に連結保持させることができて、エアバッグ装置Sを組み立てることができる。
そして、エアバッグ装置Sの車両への搭載は、リード線27を結線させたコネクタ26をインフレーター21の本体22に接続させるとともに、ケース13から延びる所定のブラケットを、車両のボディ側に連結固定させるとともに、リード線27をエアバッグ作動回路に接続させれば、エアバッグ装置Sを車両に搭載することができる。
なお、この時、車両には、既に、アッパパネル10aやロアパネル10b等が取り付けられている。また、アンダーカバー11は、エアバッグ装置Sを車両に搭載した後に取り付ければよい。
エアバッグ装置Sの車両への搭載後、リード線27を経て、インフレーター21の本体22に作動信号が入力されれば、インフレーター21のガス吐出口22cから膨張用ガスが吐出され、膨張用ガスが、ディフューザー23のガス流出口23aを経て、エアバッグ39内に流入することとなる。そして、エアバッグ39は、膨張して、図示しないラッピングフィルムを破断するとともに、エアバッグカバー29の扉部37・38を押し、破断予定部36を破断させる。そして、エアバッグ39は、扉部37・38を開かせて、図1の二点鎖線に示すように、収納部位としてのケース13の開口13aから車両後方側へ突出し、さらに、ステアリングコラム2のコラムカバー下面5aに沿って上方へ向かって大きく突出するように、展開膨張することとなる。
そして、実施形態では、エアバッグ39のエアバッグ本体40が、膨張用ガスを流入させてケース13から突出すれば、エアバッグ本体40の折り畳み行程の略逆の行程で、折りを解消して、展開膨張する。そのため、図8のA・Bや図9のA・B・図10に示すように、展開膨張するエアバッグ本体40は、折り畳み部位59の端部59b・59bを上昇させ、かつ、ロール折りの折りを解消しつつ、エアバッグ本体40の上縁40a側を、コラムカバー5の下面(後面)5aに沿わせて、コラムカバー5の上端5b付近まで、上昇させて、展開膨張することとなる。この時、エアバッグ本体40では、一般部48が膨張を完了させるとともに、縫合糸54を破断させて、カバー部49が一般部48の膨張完了時点付近から膨張し始めて、展開膨張を完了させることとなる。
その際、キーシリンダ6に差し込んだキーEにサブキーやアクセサリー等のキー付属品Aが吊り下げられていても、カバー部49は、展開完了時、図9のBの二点鎖線に示すように、カバー布57に覆われて、キー付属品Aと直接的に干渉せず、傷付けられ難い。さらに、展開完了前には、カバー部49は、膨張用ガスの流入量を少なくして、薄い板状としており、図9のAの二点鎖線に示すように、運転者側壁部41をキー付属品Aの下端Ab側と直接干渉させても、傷付けられるように干渉せず、逆に、キー付属品Aを弾くような状態で、展開を完了させ、その後に、ガス漏れを生ずること無く、図9のBや図10に示すように、縫合糸54を破断させて、厚く膨張できる。なお、図9のAに二点鎖線で示したキー付属品Aは、図示したその位置まで下降するわけではなく、エアバッグ本体40の上縁40a側の展開が、キー付属品Aに接近して行なわれた際の、その上縁40a側に対するキー付属品Aを図示したものであり、展開状態の上縁40a側を基準として、図示している。
そしてさらに、カバー部49の展開完了後、破断可能な縫合糸54を破断させてカバー部49が膨張すれば、カバー布57が、自由端57b側をコラム側壁部42に対して揺動させて、図10に示すように、キー付属品Aと干渉し、キー付属品Aをエアバッグ本体40から離すように押し移動させることができることから、エアバッグ本体40は、一層、傷付けられるようにキー付属品Aと干渉することが防止される。
さらに、仮に、エアバッグ本体40の膨張完了後に、キー付属品Aの下端Ab側がエアバッグ本体40のカバー部49側に向いて侵入しようとしても、自由端57bを有したカバー布57が、図10の二点鎖線に示すように、キー付属品Aの下端Abと接触して、エアバッグ本体40に対し、キー付属品Aの下端Abとともにずれ移動し、エアバッグ本体40自体が傷付けられるようにキー付属品Aと干渉することが、防止される。
したがって、実施形態の膝保護用エアバッグ39では、展開膨張途中や展開膨張完了後を含めた展開膨張時において、傷付けられるようにキー付属品Aと干渉することを防止できて、運転者Dの膝Kを的確に保護することができる。
さらに、このエアバッグ39のエアバッグ本体40では、一般部48の膨張完了が、カバー部49の容積分が無いことから、迅速に行なわれる。そして特に、一般部48が膨張を完了させれば、エアバッグ本体40は、上端40a側の少なくともカバー部49を除いた一部40aaが、膨張完了時の配置位置付近まで、配置されることから、図1や図8のBの二点鎖線に示すように、運転者Dの膝Kが大きく前進してくる前に、エアバッグ本体40の全体を膝Kの前方側に配置させることが可能となる。そして、既に膨張を完了させた一般部48やその後に膨張を完了させるカバー部49によって、運転者Dの膝Kを的確に保護することが可能となる。
したがって、実施形態のエアバッグ39では、運転者Dの膝Kの前進速度が速くとも、運転者Dの膝Kとコラムカバー5やロアパネル10bの部位との間に割り込ませて、容易にエアバッグ本体40を配設させることができて、的確に運転者Dの膝Kを保護することが可能となる。
また、実施形態では、カバー布57を共縫いした破断可能な縫合糸54の縫合部位51が、エアバッグ本体40の一般部48の膨張完了時に応力集中が生じて縫合糸54の破断の起点となるように、カバー布57から外れるとともに角部を設けてカバー布57側に戻る応力集中部52を、備えて構成されている。
そのため、このエアバッグ39では、カバー部49を膨張させる際に、縫合部位51における応力集中部52の縫合糸54が確実に破断して、その部位52のコラム側壁部42と運転者側壁部41とが分離し、その後、縫合糸54の破断や抜けによって、その分離が縫合部位51の全域に伝播し易く、カバー部49を迅速に膨張させることができて、膨張を完了させたカバー部49の領域によっても、膝Kを的確に保護可能となる。
なお、この応力集中部52は、縫合部位51aの略直角に曲る部位としているとともに、カバー布57を当て布のように介在させていないことから、一般部48が膨張して、一般部48の運転者側壁部41とコラム側壁部42とが大きな張力を発生させれば、この部位52の縫合糸54が破断し易く、容易に、縫合糸54の破断の起点とすることができる。
また、実施形態の場合、応力集中部52が、縫合部位51の外縁部位51aに形成されており、内側部位51bに形成されていないが、外縁部位51aの下端側に位置する応力集中部52の縫合糸54が破断すれば、外縁部位51aでは、エアバッグ本体40の上縁40a側となる上方側に、壁部41・42相互の分離が伝播され、その分離の慣性力により、内側部位51bでも、下端側の縫合糸54が容易に破断して、壁部41・42の分離が伝播されることとなる。
さらに、実施形態では、エアバッグ本体40のカバー部49において、破断可能な縫合糸54による縫合部位51が、カバー部49の外縁付近の外縁部位51aとその内側部位51bとを備えて、構成されて、カバー部49が、縫合糸54の破断前には、確実に薄い板状として、展開を完了させることができることから、カバー部49が、展開完了前にキー付属品Aと干渉しても、一層、傷付けられるように干渉しない。
なお、カバー部49の縫合部位51に関して、カバー部49の外縁付近の外縁部位51aより内側の部位51bとしては、外縁部位51aより内側のエリアで、壁部41・42が縫合糸54により、縫合されていれば良く、実施形態のようなU字状の他、V字状や、単なる、I字状や一文字状としたり、あるいは、点状に配設させてもよい。勿論、U字状・V字状・I字状等を内側にかけて二重や三重等の複数列、配設させてもよい。また、カバー部49の外縁付近の外縁部位51aも、内側部位51bとともに、縫合糸54の破断前、すなわち、カバー部49の膨張前に、カバー部49を板状に維持できれば良く、カバー部49の外縁付近に、部分的に分離されて線状に、例えば、カバー部49の左右の縁付近に、相互に平行な直線状の縫合部位を設けたり、あるいは、カバー部49の下縁付近に一本の直線状や曲線状の縫合部位を設けて、構成してもよい。但し、外縁部位51aは、カバー部49の全域を板状に維持するためには、エアバッグ本体40の縫合部位51aのように、エアバッグ本体40における上縁40aや右縁40dの外周縁の一部とともに、カバー部49の外縁を連続的に囲むように、配設することが望ましい。
また、実施形態では、カバー布57の下端側を元部端57aとして、コラム側壁部42に固着させて、上端側を自由端57bとしたが、カバー布57は、一端側を固定端として他端側を自由端とできればよく、例えば、図11・12に示す膝保護用エアバッグ39Aのように、カバー布57の上端側を元部端57aとして、壁部41・42の外周縁相互の縫合時に、縫合糸55によって共縫いして、コラム側壁部42に固着させ、カバー布57の下端側を自由端57bとしてもよい。あるいは、カバー布57の左右方向の一方の端部を固定端とし、他方の端部を自由端としてもよい。
さらに、実施形態では、キーシリンダ6がステアリングコラム2(コラムカバー5)自体の右側面5cに配置されている場合について、説明したが、キーシリンダ6が、コラム2の左側面、あるいは、コラムカバー5から離れた位置に配置されている場合にも、そのキーシリンダ6に挿入されたキーEの付属品Aと干渉するカバー布やカバー部を、エアバッグに設けて、本発明を適用することができる。
本発明の一実施形態である膝保護用エアバッグを使用したエアバッグ装置の使用状態を示す車両前後方向の概略縦断面図である。 実施形態の膝保護用エアバッグ装置の車両前後方向の概略拡大縦断面図である。 実施形態の膝保護用エアバッグ装置における車両前後方向の概略拡大横縦断面図であり、図2のIII−III部位に対応する。 実施形態のインフレーターを内蔵させた展開状態のエアバッグを示す概略背面図である。 図4のV−V部位の概略断面図である。 エアバッグの一般部の膨張完了後におけるカバー部の膨張前の状態を示す概略部分断面図であり、図4のVI−VI部位に対応する。 実施形態のエアバッグの折り畳み行程を説明する図である。 実施形態の膝保護用エアバッグ装置における作動状態を順に説明する概略正面図である。 実施形態の膝保護用エアバッグ装置における作動状態を順に説明する概略側面図である。 実施形態の膝保護用エアバッグ装置における図9に示した後の作動状態を説明する概略側面図である。 実施形態の変形例のエアバッグを使用した膝保護用エアバッグ装置の作動状態を順に説明する概略側面図である。 図11に示した膝保護用エアバッグ装置における図11に示した後の作動状態を説明する概略側面図である。
符号の説明
2…ステアリングコラム、
5…コラムカバー、
6…キーシリンダ、
39・39A…エアバッグ、
40…エアバッグ本体、
40a…(エアバッグ本体の)上端・上縁、
41…運転者側壁部、
42…コラム側壁部、
48…一般部、
49…カバー部、
51…縫合部位、
51a…外縁部位、
51b…内側部位、
52…応力集中部、
54…縫合糸、
57…カバー布、
57a…(固着端)元部端、
57b…自由端、
E…キー、
A…(キー付属品)付属品、
D…運転者、
K…膝。

Claims (3)

  1. 運転者の前方側におけるステアリングコラムの下方で、かつ、付属品を吊り下げたキーを差し込み可能なキーシリンダの下方側に、折り畳まれて収納され、
    膨張用ガスの流入時、収納部位から車両後方側へ突出するとともに上昇しつつ展開膨張を完了させて、運転者の膝を保護する膝保護用エアバッグであって、
    展開膨張完了時に前記ステアリングコラム側に位置するコラム側壁部と、運転者側に位置する運転者側壁部と、を備える略板形状とするとともに、展開膨張完了時の膨張部位として、上縁側における左右方向の角部付近に配設されて、キーシリンダ付近の領域の車両後方側を覆うカバー部と、一般部と、を有して構成されるエアバッグ本体と、
    前記キーシリンダに差し込まれたキーから吊り下げられたキー付属品と前記エアバッグ本体のカバー部との間に介在されるカバー布と、
    備えて構成され、
    前記エアバッグ本体のカバー部が、破断可能な縫合糸により前記コラム側壁部と前記運転者側壁部とを縫合させて、前記縫合糸の破断により、前記一般部の膨張完了時点付近から膨張し始めるように、構成され、
    前記カバー布が、前記コラム側壁部の側に対して、一端側を固着させ、かつ、他端側を破断可能な前記縫合糸により前記運転者側・コラム側壁部と共縫いさせ、前記縫合糸の破断により、前記他端側を自由端として、前記コラム側壁部に対して揺動可能に、配設されていることを特徴とする膝保護用エアバッグ。
  2. 前記カバー布を共縫いした破断可能な縫合糸の縫合部位が、前記エアバッグ本体の一般部の膨張完了時に応力集中が生じて前記縫合糸の破断の起点となるように、前記カバー布から外れるとともに角部を設けて前記カバー布側に戻る応力集中部を、備えて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の膝保護用エアバッグ。
  3. 前記カバー部が、破断可能な前記縫合糸による縫合部位を、前記カバー部の外縁付近とその内側とに、配設させて、構成されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の膝保護用エアバッグ。
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