JP4119179B2 - マルチベンダー対応smd搭載システム - Google Patents

マルチベンダー対応smd搭載システム Download PDF

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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子機器製造において,プリント配線基板に表面実装部品(Surface Mounting Device)を搭載する時にマルチベンダーの部品に対応するためのマルチベンダー対応SMD搭載システムに関する。
【0002】
電子機器の製造の技術分野では,多数の表面実装部品(SMD(Surface Mount Device) という)をプリント配線板(PCB(Print Circuit Board)という)上に高精度で,多数を搭載する技術が広く利用されている。
【0003】
各表面実装部品は一つのベンダー(メーカ)から供給されるとは限らず,同様の性能を持つ複数のベンダーからの部品が使用されたり,同じベンダーからの異なる型格の部品が使用されたりする,いわゆるマルチベンダー部品があり,製造効率化に障害となっている。
【0004】
【従来の技術】
電子機器を製造する工場等においては,設計部門において装置を構成する回路の設計を行って,各プリント配線板別にそれぞれに部品を自動搭載するために搭載すべき各表面実装部品の配置位置,使用する各部品の個数,等の種々のデータが作成されると共に,各表面実装部品をプリント配線板の決められた位置に自動的に搭載する作業を行う搭載機をプログラムにより動作させるための搭載プログラムが作成される。作成される搭載プログラム中には実装(搭載)される各部品図番(設計図において割り付けられた部品番号)に対する部品形状データ(部品のサイズ,ピンの配置,個数,ピッチ等を表し,これをPD(Parts Data)という)が含まれる。
【0005】
図13は従来例の動作フローを示す図である。
【0006】
最初に製造ラインではプリント配線基板の製品図番,製造数,完成予定日を含む製造オーダー(製造指示)の番号を選択し(図13のa),使用する部品は常にあるものとして搭載プログラムを作成する(同b)。この場合,以前に製造したものと同じプリント配線基板の場合は以前に作成した搭載プログラムを使用する。一方,部品の管理を行う部門では,各プリント配線基板の製造に必要な部品データとそれぞれの入庫,出庫,及び各製造オーダーのデータが登録処理され(図13のc),更にリール(表面実装される部品が順番に多数個取り付けられた長いテープを巻き回した円形の部品保持機構)に対してリールID(識別番号)を付与する(同d)。このリール内の部品は,部品の自動搭載機に取り付けられると,一つずつテープから外されてプリント配線基板上に搭載される。なお,部品によってはLSIのようにパレット(箱)に置いて,自動搭載機が一つずつ取り上げるものもある。この部品の場合もリールIDが付与される。
【0007】
次に,製造オーダーの基板を製造するのに必要な全ての部品について必要個数を計算して,部品引き当てを行う(図13のe)。次に各搭載部品をどの順番に搭載するか,各自動搭載機に対して割り当てる指示が書き込まれ段取指示書が作成され(図13のf),製造ラインにおいてこの段取指示書に従って,各表面実装部品を収集する(同g)。
【0008】
この時,同一の部品でも複数のベンダーから購入している場合や,同じベンダーでも型格が異なる部品等(以下,マルチベンダー部品という)が多く存在する。この場合,同一部品図番で複数のベンダーから購入した部品は,ベンダーによって,部品サイズ,色,荷姿等微妙に異なっており,自動搭載機でプリント配線基板上に搭載する場合,同じ搭載プログラム(特に搭載プログラム中の部品形状データ(PD))では搭載できない場合が多い。
【0009】
そのため,従来はマルチベンダー部品であるか判別し(図13のh),マルチベンダー部品であると搭載プログラムをマニュアルで修正し(同i),プリント配線基板への部品の搭載を開始する(同j)。この部品搭載が自動的に実行されている期間,製造ラインの各搭載機では部品切れが発生したか判別し(図13のk),部品切れがないと搭載終了かの判別(同p)に移行し,部品切れの場合は部品交換(空のリールを部品が詰まったリールに交換)を行う(同l)。部品交換を行った場合,PD名に変更があるか判別し(図13のm),PD名に変更がある(ベンダー型格が変わった)場合は,搭載プログラムをマニュアルで変更し(同n),搭載作業を再スタートさせる(同o)。またPD名に変更がない場合は,搭載作業を再スタートさせる。この作業フローは搭載作業が終了するまで行われる。
【0010】
また,プリント配線基板にSMDを搭載する工程は,通常,抵抗やコンデンサ等のチップを搭載するチップ搭載機とLSI等の異なる形状の部品を搭載する異形搭載機の2種の搭載機で構成されるが,ある1種のプリント配線基板を製造する場合,この1種の搭載機に数十種類(例えば80種)程度の部品をセットする必要がある。これらの部品は,以下の2つの手法で生産倉庫より出庫される。
【0011】
▲1▼一つはいわゆる「オーダー限定部品」(net部品ともいう)で以下のa,bの特徴を持ち,高価な部品などがこれに該当する。
【0012】
a.ある製造オーダー番号の基板に限定して使用される部品,b.使用数と同じ,または一定の割増した数で出庫される。
【0013】
▲2▼他の一つはいわゆる「オーダー限定なし部品」で以下のa,bの特徴を持つ。
【0014】
a.ある製造オーダー番号に限定して使用されるのではなく,種々の製造オーダー番号で使われる。
【0015】
b.出庫は例えばパンサイズ(例えば,部品を保持する帯状のものを巻き回したリール等の荷姿に含まれる部品数で一緒に扱われる部品個数の単位)の整数倍である。例えば,部品が6325個必要であっても,1リール(部品を10000個搭載)が出庫される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
マルチベンダー部品を使って表面実装部品を自動搭載する場合,部品を見ても,部品図番と倉庫から出材された部品上の表示及び捺印(ベンダー型格)とは殆ど関係がない場合が多いため,部品図番の識別が困難である。まして,表示・捺印の違う複数のベンダーから購入している場合は,部品購入仕様書を部品1点ずつ開いて見ることなしには部品の識別は,熟練者以外にはほとんど不可能である。同一部品図番で複数のベンダーから購入する部品は,ベンダーによって部品サイズ,色,荷姿等が微妙に異なっており,自動搭載機でプリント配線基板上に実装する場合に同じ搭載プログラム(特に搭載プログラム中の部品形状データ(PD))では搭載できない場合が多い。
【0017】
部品図番が同じなので従来のCAD/CAM(Computer Aided Design/Computer Aided Manufacturing) システムではベンダーの違いは全く認識できず, 実装の現場で出材された部品そのものを見てから搭載プログラムを修正して搭載せざるを得ないため,製造効率向上の大きな障害になっている。修正としては,具体的には,次のa,bである。
【0018】
a.搭載座標(X,Y,Z,θ)の変更
b.部品形状データ(PD)の変更
このような修正が必要な理由は次の▲1▼,▲2▼の通りである。
【0019】
▲1▼通常のCAD/CAMシステムにおいては部品ライブラリの部品図番1つに対し,1つの部品形状データ名(PD名)しか対応させていない。
【0020】
▲2▼搭載プログラムを作成する際は,1つのPD名に対応した「搭載プログラム作成に必要な情報」(以下,PDマスタという)を参照して搭載プログラムを作成するためである。
【0021】
従って,1つの部品から1つのPD名を引当て,そのPD名のPDマスタ内の情報をみて搭載プログラムを作るため,もしその部品がその時点で登録してあるPDとは違ったPD(PDマスタ内の情報)を必要とする別のベンダーからの部品だった場合は,部品ライブラリの部品−PD名の対応表を変更して,搭載プログラムを作り直さなければならない。問題は部品を見ただけでは,その部品がマルチベンダー部品かどうか,マルチベンダー部品だとしたらどのPD名で登録したらいいか,が分からない点である。
【0022】
もし,マルチベンダー部品であり,プログラム変更が必要であることに気づかず搭載プログラムを作ってしまった場合には,搭載ができない(搭載エラーが多い)か,間違った角度で搭載してしまう,等の間違いが発生し,最悪の場合は搭載機を壊してしまうという問題が発生する。
【0023】
上記したようにSMD搭載工程では,「オーダー限定部品」(net部品)や,「オーダー非限定部品」の何れについても出庫される数十種類の部品全てについて,確認のため購入仕様書を引っ張り出し,どの部品図番のものか,マルチベンダー部品かどうか,マルチベンダー部品だとしたらどこのベンダーから入荷したものか,PDを変更して搭載プログラムを作成する必要があるのか,等をチェックするのは大変な工数を要する。この作業はプリント配線基板の製造枚数によらず,1枚の生産でも必要な作業であり,極小ロットサイズ生産の場合には大幅な稼働率の低下を招くという問題があった。
【0024】
本発明は,電子機器のプリント基板に表面実装部品(SMD)を搭載する場合にマルチベンダー部品であることを容易に且つ間違いなく識別することができるマルチベンダー対応SMD搭載システムを提供することを第1の目的とする。
【0025】
本発明の他の目的は,部品の荷姿(リールや,コンテナ等)の違いを検出することを可能とし,更に搭載プログラムを捺印(ロット番号)別に正しく作成することを可能とし,搭載プログラムの作成を自動化できることを他の目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理構成である。1は設計部門からの設計情報に基づいてプリント配線基板の回路をコンピュータ支援により設計(CAD(Computer Aided Design)/CAM(Computer Aided Manufacturing)) を行う設計システム,10は基板に搭載する各部品の搭載位置,角度等を格納したSMD搭載元データ,11は基板に搭載される各部品の個数を集計した基板別使用部品データ,2は設計により作成されたプリント配線基板を製作するための部品搭載ライン(製造工程)に対して必要な各部品を,搭載ラインの部品集積位置に用意するための段取指示書を作成し,部品の登録,部品の交換,搭載プログラムの作成を行う等の処理を行うライン段取システム,2aは各搭載機による自動搭載の制御を行う搭載プログラムを作成する搭載プログラム作成手段,2bは部品搭載ラインに対する部品の手配,補給等の指示書を作成する段取指示書作成手段である。
【0027】
3は倉庫を含む生産管理システム(図示省略)が備える生産管理データ格納部,30は倉庫へ入庫時に入庫番号に対して部品図番(部品番号を意味する),個数,ベンダーコード,ベンダー型格等が設定された入庫情報,31は部品搭載基板製造のオーダー(指示)番号,基板図番等が設定されたオーダー情報,32は出庫番号に対応して,オーダー番号,個数,入庫番号等が設定された出庫情報,4は部品データベース(またはサーバ),4a〜4dは部品データベース4が備えるデータであり,4aは各部品について部品形状データの名前や,ベンダー等のデータが設定された部品ライブラリ,4bは各部品形状データ名についてその特性が設定された部品形状データマスタ,4cは各部品について在庫のデータが設定された部品在庫マスタ,4dは各部品(リール等)を搭載機に取付けるためのパーツフィーダー(部品供給器)のデータを格納したパーツフィーダー在庫マスタである。5はプリント配線基板に部品を搭載する部品搭載ライン6の制御を行うライン制御システム,6はプリント配線基板供給部6aに対して移動しながらSMDの部品を順番に搭載する複数個の搭載機6b(搭載機1〜搭載機n),半田付け部6c,取り出し部6dを含む部品搭載ラインである。
【0028】
設計部門で作成した設計情報に基づいて設計システム1でプリント配線基板回路の設計が行われ,SMD搭載元データ10と基板別使用部品データ11が作成される。生産管理データ格納部3には,部品メーカ等の部品供給元から倉庫に部品が納入されると,入庫された部品について,入庫番号,部品図番,個数と共にベンダー(ベンダーの識別符号),ベンダー型格(ベンダーが当該部品に付与した部品図番)が登録され,プリント配線基板作成(製造)のオーダーが発生すると,ライン段取システム2は生産管理データ格納部3のデータを使用して製造のための段取指示書を段取指示書作成手段2bで作成する。生産管理データ格納部3は,製造するプリント配線基板に使用する部品を出庫すると,出庫時に取り扱い単位(例えば,部品のリール単位)に機械読み取り可能な出庫番号を付与し,出庫情報(入庫番号,オーダー番号等)が登録され,オーダー番号を含むオーダー情報31も登録される。
【0029】
このオーダー番号で指示された枚数の基板図番の基板を製作するのに必要な部品を,基板別使用部品データ11を用いてまとめて,引当てる。この時,倉庫から引当てる部品を出庫する際に,全ての部品について取り扱い単位(例えば,リール単位)に出庫番号を付加して出材する。一方,部品データベース4には,出材時の出庫番号から生産管理データ格納部3の対応するデータを取り込み,使用する全ての部品について,出庫番号単位で部品図番,マルチベンダー部品か否か,部品形状データ名,ベンダー(コード),ベンダー型格,捺印情報,等を部品ライブラリ4aに登録する。従って,マルチベンダー部品の場合,1つの部品図番に対し,ベンダー,ベンダー型格,捺印情報の違いにより複数の部品形状データ名が付与される。各部品形状データ名に対応して搭載プログラム作成に必要な全ての情報(部品タイプ,荷姿(リール等),その部品を搭載できる搭載機のタイプ等)を格納した部品形状データマスタ4bを設け,更に現在の製造ラインに存在する在庫を表す部品在庫マスタ4c,部品を取付けるパーツフィーダーの在庫を表すパーツフィーダー在庫マスタ4dも登録される。
【0030】
引当てられた各部品はそれぞれの取り扱い単位(リール等)で部品搭載ライン6の各部品搭載機の各設定位置に取付けられる。また,ライン段取システム2では搭載プログラム作成手段2aにより,基板に搭載される部品のリストから,それらの部品図番,出庫番号,部品形状データ名の中の部品形状データから搭載プログラム作成に必要な情報を部品形状データマスタ4bから取り出して搭載プログラムを作成し,段取指示書作成手段2bで段取指示書を作成して,部品搭載のプリント配線基板の枚数等を指示する。
【0031】
ライン制御システム5では,ライン段取システム2で作成した搭載プログラムを部品搭載ライン6に供給し,SMDを搭載すべき基板を基板供給部6aからラインに投入すると,複数の搭載機6b(搭載機1〜搭載機n)で部品を自動搭載する。なお,搭載機6bの中にはリールの荷姿だけでなく,LSIのようにトレイの中に置く形式の搭載機もある。搭載機の何れかで部品切れが発生すると,交換前の部品の出庫番号と交換後の部品の出庫番号を比較して,部品形状データ名が変化していたら,対応する搭載プログラムを搭載プログラム作成手段2aにより部品データを用いて作成し,搭載機に伝送するか,または自動的に各部品(マルチベンダー部品)に対応したプログラムを作成して保存しておいて,部品交換の時に対応する搭載プログラムを取り出して転送する。こうして,交換した部品がマルチベンダーの部品であっても,交換した部品によるラインの搭載動作を直ぐに再開することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
図2は実施例の構成を示す図である。図中,1aは設計部門で作成した設計情報,1は上記図1の符号1に対応する設計システム(CAD/CAMシステム),10はSMD搭載元データ,11は基板別使用部品データ,2は上記図1の符号2と同様のライン段取システム,20はオーダーグルーピング部,21は部品引当部,22は搭載プログラム作成部,23は段取指示書作成部,24はライン段取システム2に設けられた操作者が操作する入力部と表示を行う表示部を備えた入出力部,200〜208はライン段取システム2による処理及び処理の対象及び処理結果を表し,200は作成された段取指示書,201は部品搭載ラインに対し部品をセットした後で確認する際に動作させる部品セット確認部,202は部品交換処理部,203は部品登録処理部,204は部品ストッカー制御部,205は部品ストッカー,206はパーツフィーダーストッカー制御部,207はパーツフィーダーストッカー,208は部品/パーツフィーダー分離結合処理部である。3は図1の符号3に対応する生産管理システムのデータ格納部,30は入庫番号対応のデータ,31は製造オーダー対応のデータ,32は出庫番号対応の登録データ,4及び40〜43は上記図1の符号4,4a〜4dに対応し,4は部品データベース(サーバ),40は部品ライブラリ,41はPDマスター,42は部品在庫マスタ,43はパーツフィーダー在庫マスタである。5はSMDを搭載するライン制御システム,50は搭載プログラム編集部,51は搭載プログラム伝送部,6は部品搭載ライン,60はプリント板を供給するローダー,61は半田印刷機,62は接着剤塗布機,63は搭載機(no.1〜no.N),64は半田付けを行うリフロー炉,65は部品の実装が完了したプリント配線基板をラインから取り出すアンローダーである。
【0033】
実施例の動作を説明すると,CAD/CAMシステム1は設計情報1aを受け取ると,プリント配線基板上の部品の搭載位置のデータであるSMD搭載元データ10及び基板別に使用する部品のリスト(一覧)を格納した基板別使用部品データ11を作成しておく。
【0034】
図3にSMD搭載元データ及び基板別使用部品リストの例を示す。A.はSMD搭載元データの例であり,最初の欄のM0001,M0002は基準マークを表し,P0001〜P0010は搭載シーケンス番号を表し,それぞれについて回路記号,X,Y座標,角度(θ,部品を搭載する角度),部品図番,搭載面(部品を搭載する面を表し,1は表面,2は裏面),ブロック番号(基板の表面をブロッに分けて付けた番号)とで構成される。図3のB.は基板別使用部品リストの例を示し,基板図番(基板の番号)に対して,11の部品図番と個数が設定されている(1つの基板に対し11種類の部品を搭載する例)。
【0035】
また,生産管理システムでは,データ格納部3に製造する基板のオーダーを持っているとともに,部品倉庫に入っている全ての部品の,入庫番号−部品図番−個数−ベンダー−ベンダー型格という入庫番号対応のデータ30を持っている。ある基板を製造するために,製造オーダーのデータ31を作成する。
【0036】
製造オーダーの具体例を図4に示す。この例では複数のオーダー番号に対し,それぞれ製品図番,版数,製造数,完成予定日の各項目で構成する。
【0037】
このような製造オーダー番号(製造する基板図番単位とする)別に部品を倉庫から,取り扱い単位(例えば部品リール単位)に出庫番号を付加(文字とバーコードで表示)し,出材する。出庫番号と部品図番,部品個数,オーダー番号,搭載される基板図番,入庫番号はリンクして出庫番号対応のデータ32として記憶されている。但し「オーダー限定なし部品」(高価で使用個数だけ入庫する部品)の場合は,オーダー番号,搭載される基板図番の情報はない。
【0038】
部品の登録
部品登録の処理(図2の203)について説明する。
【0039】
(1) 出庫された部品は以下のようにしてライン段取システム2により部品搭載ライン6に対して登録される。なお,部品データベース4には予め部品ライブラリ40が登録され,図5にその具体例が示され,部品図番に対応して,マルチベンダー部品か否かのフラグ,オーダー限定部品か否かのフラグ,部品形状データ(PD)名,ベンダーコード,ベンダー型格,捺印情報,パンサイズ(取り扱う1まとめの部品数)等が含まれる。
【0040】
▲1▼ライン段取システム2で,出庫される部品に添付された出庫番号を表すバーコードをバーコードリーダで読むと,生産管理システムのデータ格納部3を参照することにより,出庫番号から部品図番,部品個数,オーダー番号,入庫番号,ベンダーコード,ベンダー型格を取り込む。図6は部品登録時の画面表示の例であり,出庫番号から各項目が取り込まれた状態を表す。
【0041】
▲2▼部品登録は,ライン段取システム2の入出力部24の登録のための画面を開く時にIDを入力すると登録日時(端末装置)が自動記入される。
【0042】
▲3▼必要があると,部品個数を変更して登録する。
【0043】
(2) 上記の出庫番号の,部品図番,ベンダー,ベンダー型格,からライン段取システム2の部品ライブラリを参照して,出庫番号に該当する捺印情報,部品形状データを取得する。
【0044】
(3) 以後,出庫番号単位にアドレスと部品個数とともにライン段取システム2で管理される。アドレスは登録した直後はアドレスフリーで,以後例えばリールストッカーに入れればリールストッカーの棚番になり,パーツフィーダー(パーツ供給機構)につけるとパーツフィーダーのアドレスになり,搭載機に付ければ搭載機の部品セットチャネル番号になる。部品個数は出庫直後は出庫された個数だが,部品が消費される度に減算される。
【0045】
使用部品の引き当て
使用部品の引き当ては次の(1) 〜(3) により構成する。
【0046】
(1) ライン段取システム2で,生産管理システムのデータ格納部3から製造オーダー対応のデータ31を受け取り,その中から製造するオーダー番号を決定したらCAD/CAMシステム1からその基板のSMD搭載元データ10と基板別使用部品データ11を取得する。
【0047】
(2) 使用する全ての部品について必要部品数を計算する。
【0048】
(3) 上記の部品登録の処理で登録されている部品の中から,部品を検索し「出庫番号」単位に部品を引き当てる。この時複数の出庫番号(部品)がある場合は登録日時の古い方から引き当てる。1つの出庫番号では足りない場合は,必要なだけ引き当て,使用順を決める。ベンダーが異なっても可とする。
【0049】
段取指示書及び搭載プログラムの作成
使用部品の引き当てられた出庫番号から,部品形状データ名(捺印情報を含む)を参照して,該当部品形状データ名をキーにして部品形状データマスタ41((図2)から,搭載プログラム作成に必要な全ての情報を引き出し,図7に示す処理フローにより段取指示書と搭載プログラムを作成する。なおこの段取指示書の作成機能と搭載プログラム作成機能は図2のライン段取システム2中の段取指示書作成部23と搭載プログラム作成部22に対応する。
【0050】
部品形状データ(PD)マスタ41の具体例を図8に示す。部品形状名(PD名で表示)には捺印情報(1651TD10等)を含み,このPD名に対して,部品タイプ,荷姿(リール,トレイ,スティック等),搭載機区分(チップまたはそれ以外の機種),荷姿角度補正,パーツフィーダータイプ,占有チャネル数(部品を保持するテープ幅に依存する)等の各項目が設けられている。
【0051】
図7の処理フローを説明すると,最初に出庫番号から部品形状データ(以下,PDという)名を引き当てる(図7のS1)。この時,複数の出庫番号(部品)が必要な場合は使用順を決め,使用順1の出庫番号のPD名を引き当てる。次にPD名を元にしてPDマスタ(図8)を参照して部品を複数の搭載機のいずれかに振り分け(図7のS2),更にPDマスタの荷姿,パーツフィーダータイプ,占有チャネル数を参照して,搭載機の中のどのセット位置(チャネル)に部品をセットするかを決める(同S3)。複数の部品を必要とする場合は同一チャネル上に使用順に補充部品として位置付ける。続いて,引き当てられた出庫番号(部品)について,PD名,部品個数,部品使用数,現在のアドレス,対応するパーツフィーダータイプ等の情報,ベンダー型格,捺印情報を付加して,搭載機単位に段取指示書を作成する(図7のS4)。このようにして作成された段取指示の具体例を図9に示す。次に上記S3で決定した搭載機への部品毎のセットチャネル番号及びそれらのPD名(搭載機の画像処理データ名に対応)及びSMD搭載元データ(図3のA.)を基に搭載機毎の搭載プログラムを作成する(図7のS5)。
【0052】
このようにして搭載プログラムを作成することで,出庫番号(部品)と対応したPD名は既にベンダーの区別がつけられているので,ベンダーの区別を正しく反映した搭載プログラムとなる。搭載機の部品画像処理用のデータもPD名とリンクすることで対応することができる。
【0053】
また,作成された段取指示書に従って,各搭載機にそれぞれ指示された部品(パーツフィーダーの指示されたチャネルに部品のリールや,トレイ)を取り付けて部品搭載ラインの動作を開始する。
【0054】
搭載機に部品切れが発生して部品を補充した場合
(1) 上記図9に示す段取指示書の具体例により説明すると,搭載機番号1(No.1) のチャネル1には補充1と補充2の部品が割り当てられている。初めにセットした出庫番号の部品がなくなり,補充1で表す出庫番号の部品に変える場合は,まずライン段取システム(図2の2)で部品交換処理部(図2の202)を選択し,交換前と交換後の出庫番号をバーコードリーダで読ませる。出庫番号とPD名は対応付けられており,この例では交換前と後でPD名が変わっていないので搭載プログラムを変更する必要がない。
【0055】
(2) 次に図9の段取指示書の具体例において,補充1(交換前の部品)から補充2(交換後の部品)に変わる場合は,PD名が変わっているので変わった後のPD名で搭載プログラムを再作成し,搭載機に伝送する必要がある。この実施例の説明では搭載機自体にプログラムの自動変更機能がないものとして,作業者に搭載プログラムを交換するようアラームを出す。
【0056】
図10は部品交換処理の画面表示の例を示す。これは図2のライン段取システムの部品交換処理部202により実行され,入出力部24に表示される。この画面では,部品図番,部品数,出庫番号(No.) ,マルチベンダー部品であるか否か,オーダー限定部品か否か,PD名,製造オーダー番号(No.) やそれぞれの一覧が表示される。
【0057】
(3) 予測外の部品切れが出た場合は,補充部品が用意されていないので,作業者が探してきて上記の(1),(2) と全く同様に部品交換処理を実施する。
【0058】
上記搭載機に部品切れが発生して部品を補充した場合の(2) の説明では,搭載機にプログラムの自動変更機能がないので,作業者に搭載プログラムを交換するようアラームを出したが,搭載機にプログラムの自動変更機能がある場合は,自動的に搭載プログラムを作成し,搭載機に伝送する。その後,部品を搭載機にセットして搭載動作を継続するように変形することができる。これを変形例1とする。
【0059】
具体的には,部品交換の際に,PD名が変わったら,自動的に搭載プログラム再作成ソフトが起動するように設定しておき,新しいPD名を使用して搭載プログラムを作成する。それを自動的に搭載機に上書きで伝送すればよい。この場合,搭載機に部品切れ発生時の搭載シーケンス番号を保持する機能が必要である。その理由は,例えば100個まで部品を搭載し,101個目で部品がなくなったら,リール交換後101個目から搭載を継続しなくてはならないからである。
【0060】
この変形例1(搭載プログラムの自動変更を行う例)のSMD搭載の動作フローを図11に示す。
【0061】
予め出庫番号を含む部品登録処理を行った状態(図11のS1)で,製造オーダー番号の選択をし(同S2),生産管理システムのデータ格納部3の製造オーダー番号から基板に搭載すべき各部品の出庫番号を読み込み(同S3),部品の引き当てが行われる(同S4)。これにより搭載プログラムが作成され(図11のS5),段取指示書が作成される(同S6)。この段取指示書により作業者が実際の部品を収集し(図11のS7),部品をラインに取り付けてプリント配線基板への部品の搭載を開始する(同S8)。この後,部品切れが発生したか判別し(図11のS9),部品切れがないとS14に移行し,部品切れが発生すると部品交換を行い(同S10),マルチベンダー部品か判別する(同S11)。マルチベンダー部品でPD名が変わった場合は搭載プログラムの自動変更を行い(図11のS12),その他の場合は,搭載プログラムはそのままで,搭載再スタートする(同S13)。その後,搭載が終了したか判別し(図11のS14),終了しないとS8の処理に戻り,終了すると搭載を終了する。
【0062】
上記の実施例の説明では,同一部品図番で複数のベンダーから購入した部品を,同一部品図番ではなく別の部品と区別して管理する手順を示したが,その手法を部品の製造ロット番号の管理まで拡大するのが変形例2である。以下にその方法を説明する。
【0063】
(1) 上記の生産管理システムのデータ格納部(図2の3)では,入庫番号−部品図番−個数−ベンダー−ベンダー型格のデータしか持っていなかったが,この変形例2では,図12に変形例2の生産管理データの具体例として示すように,上記図2に示す実施例のデータ格納部3の入庫番号に対応するデータ30が,図12のデータ30’に変更されている。すなわち,発注番号−入庫番号−部品図番−個数−ベンダーコード−ベンダー型格−ベンダー出荷番号−製造ロット番号1(No.1) ,製造ロット番号2(No.2) ,……,製造ロット番号n(No.n) というように,入庫番号別にベンダー出荷番号と製造ロット番号を対応付けて登録しておく。
【0064】
この場合,製造ロット番号は1つとは限らないので,複数の製造ロット番号を登録できるようにしておく。なお,入庫番号とベンダー番号は1対1に対応する。
【0065】
(2) 出庫の際は,取り扱い単位(例えば,部品リール単位)に,出庫番号を付加(文字とバーコードで表示)して,出庫する。ここで,出庫番号は入庫番号を介してベンダー出荷番号と対応付けされている。また,一つの入庫番号が複数の出庫番号となる場合もある。
【0066】
(3) 部品の登録は,ライン段取システム2において,出庫番号単位に,バーコードリーダーで読み,出庫番号から入庫番号を経由してベンダー出荷番号−製造ロット番号1,製造ロット番号2,…製造ロット番号nが分かる。
【0067】
(4) 以下,使用部品の引き当て,段取指示書の作成・搭載プログラムの作成,部品リールが変わったときの対応までは,上記実施例と同じである。
【0068】
(5) 以上のようにシステムを作っておけば,どのオーダー番号の基板でもライン段取システム2から段取指示書により出庫番号単位で使用される部品が指示され,また部品が交換された場合でも部品交換記録が残るので,すべて部品について使用された部品の製造ロット番号が特定できることになる。ただし,1つの部品について複数の製造ロット番号となる場合は,その区別はつけられない。この場合,ある製造ロット番号で問題があったら可能性のある出庫番号のものは,全てその製造ロットであるとして扱えばよい。
【0069】
例えば,あるベンダーのある製造ロット番号の部品に問題があると分かった場合,製造ロット番号→ベンダー出荷番号→入庫番号→出庫番号→オーダー番号とたどり,どのオーダー番号の基板に該当製造ロット番号の部品が使用されたか直ちにリストアップできる。
【0070】
上記の変形例2では搭載が実行されている時に現在までに搭載が完了した枚数等が把握できないという問題があり,この欠点を補うのが次に説明する変形例3(図示されない)である。この変形例3では,搭載機から1枚の基板の搭載が完了する毎に,搭載プログラム名と完了のログ(記録)がライン段取システムに上げるようにすると共に,製造する基板にシリアル番号を付加することを前提条件とする。
【0071】
(1) ライン段取システムに,搭載機から搭載プログラム名と搭載完了のログを上げ,時間と共に記録する。この記録により,何月何日の何時何分何秒には何枚搭載が完了したことが分かる。
【0072】
(2) ライン段取システムに,オーダー番号毎に搭載開始を入力する。搭載機への部品セット確認にバーコードリーダーでパーツフィーダー識別番号(ID)を読むので,これにより搭載開始とすることができる。
【0073】
(3) 何回目の完了かで,何枚目の基板で搭載が完了したかが分かる。
【0074】
(4) リール交換が発生すると出庫番号が変わるので,部品の製造スロット番号も変わる。その時のリール交換記録の時間より,以前に搭載完了したものは,交換前の製造ロット番号の部品が載っているものとする。
【0075】
(5) 以後,次のリール交換が発生するまで製造ロット番号は変わらない。
【0076】
以上の手順で,同一オーダ番号の中でも,基板の何枚から何枚まではこの製造ロットの部品が搭載されたことが分かる。
【0077】
(付記1) プリント配線基板へのマルチベンダー対応SMD搭載システムにおいて,設計情報に基づいて部品の搭載位置等の情報を格納したSMD搭載元データと基板別の使用部品データを作成する設計システムと,各部品について入庫番号に対応してベンダーを表す情報を含む入庫情報と,基板作成のオーダーの番号等を含むオーダー情報及び各部品の出庫番号に対応してオーダー番号,入庫番号を含む出庫情報を保持する生産管理データ格納部と,基板作成のオーダーに対し部品搭載ラインに大して必要部品を引当て,搭載機のプログラムを作成し,段取指示書を作成する機能を備えるライン段取システムと,部品を搭載するプログラム制御の複数の搭載機を含む部品搭載ラインを備え,前記ライン段取システムは部品図番に対応して捺印情報を含む部品形状データ名を格納した部品ライブラリと,各部品形状データ名に対応する部品形状を設定したデータを含むデータベースを備え,部品を登録する際に部品に印刷された出庫番号を読み取ることで,マルチベンダー部品を区別して部品図番の確認,搭載プログラムを作成することを特徴とするマルチベンダー対応SMD搭載システム。
【0078】
(付記2) 付記1において,前記データベースの部品ライブラリに各部品図番毎にオーダー限定部品か否かを表すフラグを設け,オーダー限定部品を特定のオーダー番号の基板に誤り無く搭載する機能を設けたことを特徴とするマルチベンダー対応SMD搭載システム。
【0079】
(付記3) 付記1において,マルチベンダー部品を部品捺印が異なる単位に区別して,搭載プログラムを作成,搭載を開始した後で部品が不足して交換する際にマルチベンダー部品である場合に部品形状データ名が変わると搭載プログラムの変更を促すアラームを発生することを特徴とするマルチベンダー対応SMD搭載システム。
【0080】
(付記4) 付記1において,マルチベンダー部品を部品捺印が異なる単位に区別して,搭載プログラムを作成,搭載を開始した後で部品が不足して交換した際に部品形状データ名が変更したことを検出すると,変更された部品形状データ名に対応する新たな搭載プログラムを作成し,搭載機に伝送するライン制御システムを備えることを特徴とするマルチベンダー対応SMD搭載システム。
【0081】
(付記5) 付記1において,前記生産管理データ格納部の中のデータとして,入庫番号別にベンダー出荷番号と製造ロット番号を対応付けて登録し,前記出庫番号から対応する入庫番号単位を探索することにより,どのベンダーのどの製造番号の部品が使われたか追跡することを特徴とするマルチベンダー対応SMD搭載システム。
【0082】
【発明の効果】
本発明によれば,マルチベンダー部品で捺印が多種ある場合でも,段取指示書において出庫番号,部品図番,部品形状データ(PD)名などとともに,ベンダー型格,捺印情報も示してくれるので,作業初心者でも部品識別が容易に且つ正確にできる。
【0083】
また,変形例1により搭載プログラムを捺印別に正しく作成できるため,搭載プログラムを完全自動化でき,またできた搭載プログラムに間違いがないため,搭載プログラムチェックの省略が可能となるため工数の削減が実現できる。
【0084】
また変形例2によれば製造オーダー番号単位に使用される部品の製造ロット番号が完全に管理できるため,部品障害発生時の波及範囲が確定でき,品質管理を効率良く行うことができる。
【0085】
更に変形例3によれば,指定された製造オーダー番号のプリント配線基板の製造を,例えば何枚目から何枚目までと絞りこんで特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】実施例の構成図である。
【図3】SMD搭載元データ及び基板別使用部品リストの例を示す図である。
【図4】製造オーダーの具体例を示す図である。
【図5】部品ライブラリの具体例を示す図である。
【図6】部品登録時の画面表示の例を示す図である。
【図7】段取指示書と搭載プログラム作成の処理フローを示す図である。
【図8】部品形状データ(PD)マスタの具体例を示す図である。
【図9】段取指示書の具体例を示す図である。
【図10】部品交換処理の画面表示の例を示す図である。
【図11】変形例1のSMD搭載の動作フローを示す図である。
【図12】変形例2の生産管理データの具体例を示す図である。
【図13】従来例の動作フローを示す図である。
【符号の説明】
1 設計システム
2 ライン段取システム
3 生産管理データ格納部
4 部品データベース
5 ライン制御システム
6 部品搭載ライン
6a 基板供給部
6b 搭載機1〜搭載機n
6c 半田付け部
6d 取り出し部

Claims (3)

  1. プリント配線基板への同一部品図番で且つ部品サイズや色や荷姿が異なるマルチベンダー部品を搭載可能なマルチベンダー対応SMD搭載システムにおいて,
    設計情報に基づいて部品の搭載位置等の情報を格納したSMD搭載元データと基板別の使用部品データを作成する設計システムと,
    各部品について入庫番号に対応してベンダーを表す情報を含む入庫情報と,基板作成のオーダーの番号等を含むオーダー情報及び出庫時に取り扱い単位に付与された各部品の出庫番号に対応してオーダー番号,入庫番号を含む出庫情報を保持する生産管理データ格納部と,
    基板作成のオーダーに対し部品搭載ラインに対して必要部品を用意するための段取指示書を作成し,搭載機のプログラムを作成する機能を備えるライン段取システムと,部品を搭載するプログラム制御の複数の搭載機を含む部品搭載ラインを備え,
    前記ライン段取システムは部品図番に対応して部品形状データ名を格納した部品ライブラリと,各部品形状データ名に対応する部品形状を設定したデータを含むデータベースを備え,
    前記出庫時に部品の取り扱い単位に付与された出庫番号を読み取ることで,マルチベンダー部品を区別して部品図番の確認,搭載プログラムを作成することを特徴とするマルチベンダー対応SMD搭載システム。
  2. 請求項1において,
    前記データベースの部品ライブラリに各部品図番毎にオーダー限定部品か否かを表すフラグを設け,当該フラグを,オーダー限定部品を特定のオーダー番号の基板に誤り無く搭載するための処理に利用する機能を設けたことを特徴とするマルチベンダー対応SMD搭載システム。
  3. 請求項1において,
    マルチベンダー部品を部品形状データ名が異なる単位に区別して,搭載プログラムを作成,搭載を開始した後で部品が不足して交換する際にマルチベンダー部品である場合に部品形状データ名が変わると搭載プログラムの変更を促すアラームを発生することを特徴とするマルチベンダー対応SMD搭載システム。
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